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棚橋たなはし弘ひろし至いたり

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
棚橋たなはし 弘ひろし至いたり
棚橋 弘至の画像
2023.11.4 撮影さつえい
プロフィール
リングネーム 棚橋たなはし 弘ひろし至いたり
マスクド・デビロック
本名ほんみょう 棚橋たなはし 弘ひろし至いたり
ニックネーム 100年ねんに一人ひとりの逸材いつざい[1]
太陽たいようのエース[1]
太陽たいようの天才てんさい児じ
ACE
ハイフライング・スター
和製わせいHBK
ミスター東京とうきょうドーム[2]
身長しんちょう 181cm[1]
体重たいじゅう 101kg[1]
誕生たんじょう日び (1976-11-13) 1976年ねん11月13日にち（47歳さい）[1]
出身しゅっしん地ち 岐阜ぎふ県けん大垣おおがき市し[1]
所属しょぞく 新しん日本にっぽんプロレス
スポーツ歴れき 学生がくせいプロレス
レスリング[3]
野球やきゅう[3]
トレーナー 武藤むとう敬たかし司し
佐々木ささき健介けんすけ
藤波ふじなみ辰たつ爾なんじ
山本やまもと小しょう鉄てつ
デビュー 1999年ねん10月がつ10日とおか[1]
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棚橋たなはし 弘ひろし至いたり（たなはし ひろし、1976年ねん11月13日にち - ）は、日本にっぽんの男性だんせいプロレスラー、実業じつぎょう家か。岐阜ぎふ県けん大垣おおがき市し出身しゅっしん。血液けつえき型がたO型がた。新しん日本にっぽんプロレスリング代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう兼けんレスラー。

来歴らいれき[編集へんしゅう]

少年しょうねん時代じだい[編集へんしゅう]

1976年ねん11月13日にち、岐阜ぎふ県けん大垣おおがき市しに生うまれる。幼おさないころにプロレス好すきな祖母そぼの影響えいきょうでプロレスの存在そんざいを知しり、テレビで『ワールドプロレスリング』を見みるようになり[4]、学校がっこうの休やすみ時間じかんではプロレスごっこに興きょうじていた[5]。一方いっぽうで大垣おおがき市しが中京ちゅうきょう圏けんという土地とち柄がらから中日ちゅうにちドラゴンズの大だいファンで野球やきゅうにも熱中ねっちゅうし、速球そっきゅう派は投手とうしゅの小松こまつ辰雄たつおと郭かく源治げんじに憧あこがれていた[6]。岐阜ぎふ県立けんりつ大垣西高等学校おおがきにしこうとうがっこうでは野球やきゅう部ぶに入部にゅうぶ。左翼さよく手しゅを務つとめながら、将来しょうらいの夢ゆめとしてプロ野球やきゅう選手せんしゅになることを掲かかげていた[5][7]。そんな中なか、高校こうこう1年生ねんせいのころに見みた闘魂とうこん三さん銃じゅう士しと小橋こはし建太けんたの試合しあいに感銘かんめいを受うけた棚橋たなはしは、「プロレスラーになれば、心しんも体からだも強つよい人ひとになれるのではないか」と思おもうようになり、次第しだいにプロレスラーへの憧あこがれを強つよく抱いだき始はじめるようになった[5]。

その後ご、プロ野球やきゅう選手せんしゅになる夢ゆめを諦あきらめた棚橋たなはしは、プロ野球やきゅう選手せんしゅになれないならば、伝つたえる側がわの新聞しんぶん記者きしゃになることを考かんがえ、マスコミ関係かんけいに強つよそうな学部がくぶをいろいろ受うけた結果けっか、一般いっぱん入試にゅうしで立命館大学りつめいかんだいがく法学部ほうがくぶに入学にゅうがくした[8]。入学にゅうがく式しき後ご、構内こうないで新入生しんにゅうせいをサークルに勧誘かんゆうするブースが数かずある中なかでプロレス同好どうこう会かい（RWF[注釈ちゅうしゃく 1]）に入はいり、クラスの自己じこ紹介しょうかいの時間じかんではクラスメイトが将来しょうらいの夢ゆめとして弁護士べんごしや公認こうにん会計士かいけいしを挙あげる中なか、「将来しょうらいはプロレスラーになります!」と宣言せんげんした[注釈ちゅうしゃく 2][10][注釈ちゅうしゃく 3]。

プロレス同好どうこう会かいに在籍ざいせきする一方いっぽう、レスリング部ぶにも参加さんかし、1996年ねん春はるに行おこなわれた新しん日本にっぽんプロレスの入門にゅうもんテストを受うけ、与あたえられたメニューを全すべてこなしたものの、結果けっかは不ふ合格ごうかくだった[11]。同年どうねん秋あきに2度目どめの入門にゅうもんテストを受うけるも、体調たいちょう不良ふりょうによる脱水だっすい症状しょうじょうに陥おちいりメニューをこなすことができずここでも不ふ合格ごうかくとなった[11]。大学だいがく3年ねん当時とうじ、1998年ねん2月がつに行おこなわれた3度目どめの入門にゅうもんテストでようやく合格ごうかくを果はたしたため大学だいがくを辞やめるつもりだったが、長州ちょうしゅう力りょくから「この仕事しごとは怪我けがするかもしれないし、将来しょうらいのために大学だいがくだけは卒業そつぎょうしておけ」と言いわれ大学だいがく生活せいかつを継続けいぞく[12]。法学部ほうがくぶの公務こうむ行政ぎょうせいコースで政治せいじについて学まなび、大量たいりょうに残のこっていた58単位たんいを残のこりの1年間ねんかんですべて取得しゅとくし、留年りゅうねんすることなく無事ぶじ卒業そつぎょうした[13][注釈ちゅうしゃく 4]。卒業そつぎょう後ごの1999年ねん4月がつ、晴はれて新日本しんにほんに入寮にゅうりょうした[14]。

新しん日本にっぽんプロレス[編集へんしゅう]

1999年ねん - 2000年ねん[編集へんしゅう]

肉体にくたい的てきにほぼ完成かんせいされていた棚橋たなはしは入寮にゅうりょうから半年はんとし後ごの10月がつ10日とおか、後楽園こうらくえんホール大会たいかいにて真壁まかべ伸也しんや（現げん：真壁まかべ刀がたな義よし）を相手あいてにデビュー。試合しあいは6分ふん55秒びょう、逆ぎゃくエビ固かために敗やぶれた[15]。後のちにデビュー戦せんについて棚橋たなはしは「自分じぶん自身じしんより（対戦たいせん相手あいての）真壁まかべさんの先輩せんぱいとしてのすごさ」が印象いんしょう的てきだったことを語かたっており、プロレスラーはデビュー戦せんこそが本当ほんとうのスタートであることを改あらためて実感じっかんした[16]。同月どうげつ19日にち、福岡ふくおか国際こくさいセンター大会たいかいのデビュー3戦せん目めで井上いのうえ亘わたるを相手あいてに逆ぎゃくエビ固がためでプロ入いり初はつ勝利しょうりを収おさめた[15]。12月23日にちの選手せんしゅ会かい主催しゅさい興行こうぎょうでは、新しん日にちジュニアのトップ戦線せんせんで活躍かつやくする高岩たかいわ竜一りゅういちとシングルマッチで対戦たいせんした[15]。

2000年ねんに入はいり、ヤングライオンとしてパワーを生いかした勢いきおいのある攻撃こうげきを身上しんじょうに前座ぜんざ戦線せんせんを賑にぎやかせる一方いっぽう、メキシコのトップ戦線せんせんで活躍かつやくするネグロ・カサスから勝利しょうりを収おさめる活躍かつやくを見みせて勢いきおいに乗のっていたが、9月9日にち栃木とちぎ大会たいかいにて試合しあい中ちゅうに左手ひだりて中手なかて骨こつ骨折こっせつを負おい長期ちょうき欠場けつじょうへと突入とつにゅうした[15]。

2001年ねん[編集へんしゅう]

2001年ねん4月がつ19日にちの後楽園こうらくえん大会たいかいにて復帰ふっき[15]。欠場けつじょう期間きかん中ちゅうのトレーニングにより足あしが太ふとくなった棚橋たなはしは、それを強調きょうちょうするためにコスチュームを黒くろのタイツから赤あかのスパッツに変更へんこう[17][18]。さらに髪型かみがたも長髪ちょうはつにして、ヤングライオン卒業そつぎょうを宣言せんげんした[17]。5月18日にち後楽園こうらくえん大会たいかいから同期どうき入門にゅうもんの鈴木すずき健三けんぞう（後のちに鈴木すずき健けん想そうに改名かいめい）とタッグとして活動かつどうを開始かいし[15]。健三けんぞうとのタッグはタナケンという愛称あいしょうで親したしまれていたが、6月22日にちよりタッグチーム名めいをキング・オブ・ザ・ヒルズ（King Of The Hills、略称りゃくしょう : KOTH）と発表はっぴょうした[15]。9月8日にちに全日本ぜんにほんプロレスの日本武道館にほんぶどうかん大会たいかいで初はじめて新しん日本にっぽん以外いがいの団体だんたいに参戦さんせん、10月8日にちには東京とうきょうドーム大会たいかいの舞台ぶたいに初はじめて足あしを踏ふみ入いれ、G1 TAG LEAGUEではKOTHとして初はつ出場しゅつじょうを果はたすなど、様々さまざまな経験けいけんを積つんでいく[15]。KOTHは当時とうじの新しん日本にっぽんのいち若手わかてとしては珍めずらしくストロングスタイルが連想れんそうされないライトなタッグであったことから注目ちゅうもくを受うけるようになり、次第しだいに棚橋たなはしも新日本しんにほんのトップ戦線せんせんに身みを投とうじることとなる[17]。

2002年ねん[編集へんしゅう]

健けん想そうが肺はい気胸ききょうのため欠場けつじょうに入はいると、3月より佐々木ささき健介けんすけともタッグを組くみようになり新しんタナケンコンビを結成けっせい、5月2日にち東京とうきょうドーム大会たいかいでは健介けんすけと共ともにスタイナー・ブラザーズ（リック・スタイナー & スコット・スタイナー）と対戦たいせん[19]。6月20日にちに健介けんすけ、復帰ふっきした健けん想おもえ、ブルー・ウルフを加くわえた4人にんで新しんユニット発足ほっそくを発表はっぴょうし、同月どうげつ29日にちにスウィング・ロウズ（SWING-LOWS）と名なづけた[20]。7月31日にち、初はつ出場しゅつじょうを果はたすG1 CLIMAX開幕かいまくを前まえに藤波ふじなみ辰たつ爾なんじに師事しじを仰あおぎ、ドラゴン殺ころせ法ほうを伝授でんじゅされると[20]、G1公式こうしきリーグ戦せんでは越中えっちゅう詩し郎ろう、健介けんすけから殊勲しゅくんの勝利しょうりを挙あげた[20]。10月、健介けんすけが新日本しんにほんに辞表じひょうを提出ていしゅつしたことで存続そんぞくが危あやぶまれていたスウィング・ロウズについて棚橋たなはしは「存続そんぞく」を宣言せんげんしたものの、翌日よくじつに健けん想そうが「解散かいさん」を一部いちぶのマスコミに告白こくはくしたことで一時いちじ混乱こんらん状態じょうたいに陥おちいっていたが[20]、11月14日にちにスウィング・ロウズの解散かいさんを正式せいしきに発表はっぴょう。さらに健けん想そうが高山たかやま善よし廣ひろとタッグを組くみたい意向いこうを示しめしたことで、KOTHも年内ねんないでの解消かいしょうを宣言せんげんした[20]。

11月28日にち、都内とない目黒めぐろ区くのマンションにて別わかれ話ばなしのもつれから交際こうさい関係かんけいにあった女性じょせいに刃物はもので背中せなか2か所しょを刺さされて重傷じゅうしょうを負おった。棚橋たなはしは負傷ふしょうしたまま原動機げんどうき付づけ自転車じてんしゃを運転うんてんして最寄もよりの病院びょういんに駆かけ込こみ、緊急きんきゅう治療ちりょうを受うけて一命いちめいを取とり留とめたものの、総そう血液けつえき量りょうの約やく3分ぶんの1にあたる1.7リットルの血液けつえきを失うしない、一時いちじは意識いしき不明ふめいに陥おちいった[20][21]。12月20日にち、刺傷ししょう事件じけん後ご初はじめて公おおやけの場ばに姿すがたを現あらわし、丸坊主まるぼうず姿すがたで騒動そうどうについて謝罪しゃざいした[20]。

2003年ねん[編集へんしゅう]

2月がつ16日にち両国りょうこく国技こくぎ館かん大会たいかいで中西なかにし学まなぶとのシングルマッチで復帰ふっき戦せんを行おこないジャーマン・スープレックス・ホールドに敗やぶれる[20]。この試合しあい以降いこうから赤あかを基調きちょうとしたロングタイツにコスチュームを変更へんこうした[18]。

欠場けつじょうしたブランクを埋うめるべく若手わかての底上そこあげをテーマに掲かかげた棚橋たなはしは、同月どうげつ21日にちに30歳さい以下いかの選手せんしゅらで争あらそうU-30王座おうざ争奪そうだつリーグ戦せんの提唱ていしょうを発表はっぴょう[20]。自みずからもリーグ戦せんに参加さんかすると、4月がつ23日にち広島ひろしまサンプラザホール大会たいかいの優勝ゆうしょう決定けってい戦せんで真壁まかべからドラゴン・スープレックス・ホールドで勝利しょうりを収おさめ優勝ゆうしょう、U-30無む差別さべつ級きゅう王座おうざを獲得かくとくし自身じしん初はつとなるタイトル奪取だっしゅとなった[22]。6月13日にち日本武道館にほんぶどうかん大会たいかいでは吉江よしえ豊ゆたかと共ともにIWGPタッグ王座おうざを奪取だっしゅ、他た団体だんたいでは永田ながた裕志ひろしとのタッグでプロレスリング・ノア（以下いか「NOAH」）に参戦さんせんしGHCタッグ王座おうざを奪取だっしゅするなど、これまでチャンピオンベルトに縁えんがなかった棚橋たなはしにとって、一気いっきに実績じっせきをあげた年としとなった[22]。

2004年ねん[編集へんしゅう]

1月がつ24日にち沖縄おきなわ県立けんりつ武道館ぶどうかん大会たいかいの試合しあい後ご、真壁まかべの呼よびかけに呼応こおうし、吉江よしえと共ともに新しん世代せだい軍ぐんとして結託けったくすると、上世じょうせい代だいとの世代せだい闘争とうそうを提唱ていしょう[23]。2月29日にちに村上むらかみ和成かずなりとシングルマッチを行おこなった際さい、村上むらかみの度重たびかさなる暴挙ぼうきょに激怒げきどし遺恨いこんが勃発ぼっぱつ[23]。3月28日にち両国りょうこく大会たいかいにて観客かんきゃく不在ふざいのノーピープル・マッチとして、村上むらかみとU-30王座おうざを賭かけた金網かなあみデスマッチで対戦たいせん。最後さいごは村上むらかみの顔面がんめんを金網かなあみの角かくに据すえてから後頭部こうとうぶを踏ふみつけるという荒あら技わざでK.O.勝かちを収おさめた[23]。6月5日にち大阪おおさか府立ふりつ体育たいいく会館かいかん大会たいかいにてIWGPヘビー級きゅう王座おうざを保持ほじするボブ・サップと対戦たいせんすることが予定よていされていたが、サップが大会たいかい3日にち前まえに同どう王座おうざを返上へんじょうしたことでカードが消滅しょうめつ。急遽きゅうきょIWGPヘビー級きゅう王者おうじゃ決定けってい戦せんとして藤田ふじた和之かずゆきと対戦たいせんしたが、顔面がんめん蹴けりを食くらいK.O.負まけを喫きっした[23]。その後ご、3度目どめの出場しゅつじょうとなるG1では予選よせんリーグ戦せんをトップで通過つうかし、8月がつ15日にちに天龍てんりゅう源一郎げんいちろうを下くだして決勝けっしょう戦せんで天山あまやま広吉ひろきちと対戦たいせんしたがアナコンダバイスに敗やぶれ準じゅん優勝ゆうしょうに終おわった[23]。

9月15日にちにはファッションブランド「デビロック」とのコラボ大会たいかいにて覆面ふくめんレスラーマスクド・デビロックに変身へんしんし、THE APEMANと対戦たいせん。ドラゴンスープレックスホールドで勝利しょうりを収おさめた[24]。

また、年頭ねんとうより中ちゅう邑真輔、柴田しばた勝頼かつよりらと共ともに将来しょうらいを嘱望しょくぼうされている意味合いみあいを込こめて、新しん闘魂とうこん三さん銃じゅう士しと会社かいしゃから売うり出だされるようになったが、年齢ねんれいやキャリア、性格せいかくも違ちがう3人にんは三さん銃じゅう士しという括くくりで縛しばられることに反発はんぱつ。10月1日にち後楽園こうらくえん大会たいかいにて初はじめてトリオを結成けっせいして試合しあいに出場しゅつじょうすることになったが、最後さいごは柴田しばたがピンフォール負まけを喫きっした[24]。試合しあい後ご、世代せだい闘争とうそうを一時いちじ中断ちゅうだんし、外敵がいてき撃退げきたいのため中ちゅう邑と共ともに、上世じょうせい代だいの天山あまやま、永田ながたらと共闘きょうとうを宣言せんげん。11月3日にち両国りょうこく大会たいかいにて外敵がいてき・健介けんすけを相手あいてにIWGPヘビー級きゅう王座おうざを賭かけたタイトルマッチに挑いどんだがノーザンライト・ボムに敗やぶれた[24]。12月11日にち大阪おおさか大会たいかいで中ちゅう邑と共ともに健介けんすけ & 鈴木すずきみのる組くみから勝利しょうりを収おさめ、IWGPタッグ王座おうざ奪還だっかんに成功せいこうした[24]。

2005年ねん[編集へんしゅう]

1月がつ4日にち東京とうきょうドーム大会たいかいのメインイベントにて中ちゅう邑と初はじめてシングルマッチで対戦たいせん。腕うでひしぎ十じゅう字じ固かために敗やぶれ、長ながらく保持ほじしたU-30王座おうざから陥落かんらく。試合しあい後ごに涙なみだを流ながしながら退場たいじょうした[24]。2月16日にち、全日本ぜんにほんプロレス主催しゅさいの国立こくりつ代々木よよぎ競技きょうぎ場じょう・第だい二に体育館たいいくかん大会たいかいに参戦さんせんし、かつて付つき人びとを務つとめていた武藤むとう敬たかし司しとシングルマッチで対戦たいせんしたがムーンサルトプレスに敗北はいぼく[24]。4月、新設しんせつされたトーナメント戦せん、NEW JAPAN CUP（以下いか「NJC」）で優勝ゆうしょう[24]。さらに6月がつ、中ちゅう邑がU-30王座おうざを返上へんじょうしたことで行おこなわれた王座おうざ決定けっていリーグ戦せんを全勝ぜんしょうで突破とっぱし、U-30王座おうざに返かえり咲ざくことに成功せいこう[24]。7月18日にちにはNOAH東京とうきょうドーム大会たいかいに参戦さんせんし、力ちから皇すめらぎ猛たけしの保持ほじするGHCヘビー級きゅう王座おうざに初はつ挑戦ちょうせんしたが敗北はいぼくした[24]。

一方いっぽうタッグでは、中ちゅう邑と共ともに前年ぜんねん12月がつに獲得かくとくしたIWGPタッグ王座おうざの防衛ぼうえい戦せんで数々かずかずのタッグチームを撃破げきは。同どうタッグでCMLLにも参戦さんせんするなど、タッグ戦線せんせんに新風しんぷうを巻まき起おこしてきたが、10月30日にち神戸こうべワールド記念きねんホール大会たいかいにて蝶ちょう野の正洋まさひろ & 天山あまやま広吉ひろきち組ぐみに敗やぶれタッグ王座おうざから陥落かんらく[25]。試合しあい後ご、中ちゅう邑と別々べつべつに退場たいじょうしタッグ解消かいしょうを宣言せんげんし[25]、11月3日にち後楽園こうらくえん大会たいかいにて中ちゅう邑と共ともに永田ながた & 中西なかにし組ぐみと対戦たいせん。中ちゅう邑が中西なかにしから逆ぎゃく十字じゅうじ固かためでギブアップ勝がちを収おさめた[25]。試合しあい後ごに棚橋たなはしは「お互たがい違ちがう道みちを通とおって上うえを目指めざして行いく」と、1年ねん近ちかく共闘きょうとうしてきたパートナーとの決別けつべつを改あらためて宣言せんげんした。

2006年ねん[編集へんしゅう]

パートナーの中なか邑と袂たもとを分わかち、この年としより棚橋たなはしはシングルプレーヤーに転向てんこう。1月にTNAに遠征えんせいしAJスタイルズ、ロデリック・ストロングとシングルマッチを行おこないいずれも敗北はいぼくを喫きっしてしまったが、現地げんち関係かんけい者しゃよりその躍動やくどう感かん溢あふれるファイトスタイルから「ハイフライングスター」と呼よばれ高たかい評価ひょうかを受うけた[25]。遠征えんせい先さきでの試合しあいを生いかした棚橋たなはしは、2月がつ5日にちの月寒つきさむグリーンドーム大会たいかいで初はじめて中ちゅう邑からシングル初はつ勝利しょうりを飾かざり[25]、19日にち両国りょうこく大会たいかいでは永田ながたからも初はつ勝利しょうりを収おさめ、次つぎなる目標もくひょうとしてIWGPヘビー級きゅう王座おうざに標的ひょうてきを定さだめた。6月7日にちにブロック・レスナーが保持ほじするIWGP王座おうざに挑戦ちょうせんすることが発表はっぴょうされ、それに伴ともない自みずから保持ほじしていたU-30王座おうざを返上へんじょう[26]。しかしタイトルマッチ2日にち前まえに迫せまった7月がつ15日にち、レスナーが契約けいやく上じょうのトラブルを理由りゆうに来日らいにち不能ふのうとなり、それに伴ともないタイトルマッチの中止ちゅうしが決定けってい。17日にち月寒つきさむ大会たいかいにて急遽きゅうきょ行おこなわれた新しん王者おうじゃ決定けっていトーナメントに出場しゅつじょうし、決勝けっしょう戦せんでジャイアント・バーナードをスリング・ブレイドで破やぶり、IWGP王座おうざ初はつ戴冠たいかんを果はたした[注釈ちゅうしゃく 5][26]。多事多難たじたなんの中なか、3度目どめの正直しょうじきでようやく手てにしたベルトを腰こしに巻まいた棚橋たなはしは、観衆かんしゅうに向むけて「愛あいしてます」と涙なみだながらに絶叫ぜっきょうした[26]。

2007年ねん[編集へんしゅう]

4月がつ13日にち大阪おおさか大会たいかいにて永田ながたのバックドロップホールドに敗やぶれIWGP王座おうざから陥落かんらく[27]。さらに5月1日にちの試合しあい後ごに右みぎ膝ひざ半月はんつき板ばん損傷そんしょうおよび内側うちがわ側がわ副ふく靭帯じんたい損傷そんしょうのため欠場けつじょう[27]となり、上半期かみはんきは思おもうような結果けっかが残のこせずに苦くるしんだ。7月26日にち、G1開幕かいまくを控ひかえた棚橋たなはしは洒水の滝たきに訪おとずれ、2004年ねん以来いらいとなる滝たき修行しゅぎょうを敢行かんこう[27]。修行しゅぎょう後ごの囲かこみ取材しゅざいで「これを機きに一気いっきにスターダムへとのし上あがります！」と、力強ちからづよく決意けついを述のべた[28]。8月、6年ねん連続れんぞくでG1に出場しゅつじょう。予選よせんを勝かち抜ぬき決勝けっしょうトーナメントに進出しんしゅつを決きめた棚橋たなはしは、同月どうげつ12日にちの準決勝じゅんけっしょう戦せんで真壁まかべ、決勝けっしょう戦せんで永田ながたを破やぶり、悲願ひがんのG1初はつ制覇せいはを成なし遂とげた[27]。G1を制覇せいはした棚橋たなはしは次つぎなる標的ひょうてきとしてIWGP王座おうざに狙ねらいを定さだめ、10月8日にち両国りょうこく大会たいかいにてIWGP王座おうざを保持ほじする永田ながたと再ふたたび対戦たいせん。ハイフライフローで勝利しょうりを収おさめ、約やく半年はんとしぶりにIWGP王座おうざに返かえり咲ざくことに成功せいこうした[27]。

翌よく9日にち、一いち夜明よあけ記者きしゃ会見かいけんの場ばで結婚けっこんしていたことを明あきらかにした[29]。

2008年ねん[編集へんしゅう]

レッスルキングダムIIのメインにて中ちゅう邑と対戦たいせんしたがランドスライドに敗やぶれIWGP王座おうざから陥落かんらく[27]。3月1日にちの全日本ぜんにほんプロレス両国りょうこく大会たいかいにて武藤むとうとタッグを結成けっせいし、川田かわた利明としあき & 太陽たいようケア組くみを相手あいてに勝利しょうり。メイン終了しゅうりょう後ごのリングでチャンピオン・カーニバルに参戦さんせんを表明ひょうめいした[30]。ホームである新日本しんにほんでは、同月どうげつ8日にちより開催かいさいされたNEW JAPAN CUPを史上しじょう初はつとなる2度目どめの制覇せいはを果はたしIWGP王座おうざ挑戦ちょうせん権けんを獲得かくとく[30]、3月30日にち後楽園こうらくえん大会たいかいにて中ちゅう邑と対戦たいせんしたが腕うでひしぎ逆ぎゃく十字じゅうじ固がために敗やぶれた[30]。4月、全日本ぜんにほん主催しゅさいのチャンピオン・カーニバルに初はつ出場しゅつじょう。9日にちの公式こうしきリーグ最終さいしゅう戦せんで小島こじま聡さとしから勝利しょうりを収おさめ決勝けっしょうに進出しんしゅつし、決勝けっしょう戦せんで諏訪すわ魔まと対戦たいせんしたがラストライドに敗やぶれ準じゅん優勝ゆうしょう[30]。17日にち、左ひだり膝ひざ前ぜん十字じゅうじ靭帯じんたい断だん裂きれおよび外側そとがわ半月はんつき板ばん損傷そんしょうにより以後いご欠場けつじょう[30]。8月に開幕かいまくされたG1の舞台ぶたいで復帰ふっきを果はたすも、精彩せいさいを欠かき予選よせん落おちに終おわった[30]。9月には新しん日本にっぽん内ないで急激きゅうげきに勢力せいりょくを拡大かくだいさせるG・B・Hに対抗たいこうすべく、対立たいりつ関係かんけいにあった中なか邑がリーダーを務つとめるユニット、RISEと本隊ほんたいとの橋渡はしわたし役やくとなるも、その後ごは然さしたる活躍かつやくもないままトップ戦線せんせんから遠とおのいた存在そんざいにまで陥おちいる。10月26日にちにスランプ打破だはのため、無む期限きげんアメリカ遠征えんせいに出発しゅっぱつ[30]。現地げんちTNAの一員いちいんとして試合しあいをこなしていく中なか、菅かん林はやし直樹なおき社長しゃちょうから全日本ぜんにほん・武藤むとうが保持ほじするIWGP王座おうざを奪回だっかいするため、次期じきIWGP王座おうざ挑戦ちょうせん者しゃとして直々じきじきに指名しめいを受うける[30]。「打開だかい策さくを自分じぶんが納得なっとくするまで見みつけ続つづけたい」と、当初とうしょは答こたえを保留ほりゅうしていた[31]が、最終さいしゅう的てきに翌年よくねん東京とうきょうドーム大会たいかいでのIWGP王座おうざ挑戦ちょうせんを受理じゅりした[30]。

2009年ねん[編集へんしゅう]

レッスルキングダムIIIの舞台ぶたいで武藤むとうを破やぶり、長ながらく他た団体だんたいに流出りゅうしゅつしていたIWGP王座おうざの奪還だっかんに成功せいこうし、3度目どめの戴冠たいかんを果はたす[32]。その後ご、中ちゅう邑、カート・アングル、後藤ごとう洋ひろし央ひさし紀きと対戦たいせんし3度どの防衛ぼうえいに成功せいこう[32]。一時いちじは中西なかにし学まなぶに敗やぶれて王座おうざを手放てばなす[32] が、DOMINION 6.20にて中西なかにしに勝利しょうりし再ふたたび王座おうざを奪還だっかん[32]。以後いご、NOAH所属しょぞくの杉浦すぎうら貴たか、ZERO1所属しょぞくの田中たなか将すすむ斗と、ハッスル所属しょぞくのTAJIRIといった外敵がいてきらと抗こう争そうを繰くり広ひろげ始はじめ、特とくにTAJIRIにはグリーンミストを浴あびせられたことから強つよい敵意てきいを示しめした。8月13日にちの愛知あいち大会たいかいG1公式こうしきリーグ戦せんにてTAJIRIと対戦たいせんしたがレフェリーのブラインドを突ついたグリーンミストからのバズソーキックに敗やぶれた[32]。TAJIRIに土どをついた棚橋たなはしだったが、G1では公式こうしきリーグ最終さいしゅう戦せんで田中たなかを破やぶり決勝けっしょうトーナメントに進出しんしゅつ[32]。準決勝じゅんけっしょう戦せんで中ちゅう邑と対戦たいせんしたがボマイェに敗やぶれ優勝ゆうしょうを逃のがした[32]。さらに試合しあい中ちゅうに中ちゅう邑が放はなったハイキックによって眼窩がんか内ない側壁そくへき骨折こっせつとなり欠場けつじょう、それに伴ともないIWGP王座おうざの返上へんじょうを発表はっぴょうした[32][33]。

9月27日にち神戸こうべ大会たいかいのメインで行おこなわれたIWGP王座おうざ決定けってい戦せん＝真壁まかべvs中ちゅう邑のゲスト解説かいせつを務つとめるため放送ほうそう席せきで試合しあいを見守みまもる。試合しあいに勝利しょうりした中なか邑が「（IWGP）ベルトに輝かがやきがない」「猪木いのき」とリング上じょうで発言はつげんしたことに対たいして「ストロングスタイルの呪のろいにかかっている」と不快ふかい感かんをあらわにした[34]。10月12日にち両国りょうこく大会たいかいにてIWGP王座おうざの防衛ぼうえい戦せんを終おえた中なか邑の前まえに姿すがたを現あらわす。自身じしんを避さける中なか邑の眼前がんぜんにしつこく立たちはだかると、「どうだ、うっとうしいだろ？」と開ひらき直なおり、続つづけて中ちゅう邑に対たいして「暫定ざんてい王者おうじゃ」と挑発ちょうはつしIWGP王座おうざ次期じき挑戦ちょうせん者しゃとしてアピール[34]。DESTRUCTION'09にて中ちゅう邑と対戦たいせんしたがボマイェに敗やぶれ王座おうざ奪取だっしゅとはならず。試合しあい後ご、バックステージで倒たおれていると、突如とつじょとしてTAJIRIが現あらわれグリーンミストを喰くらったことから遺恨いこんが再発さいはつ[35]。11月23日にち後楽園こうらくえん大会たいかいで後藤ごとうと共ともにTAJIRI & 田中組たなかぐみと対戦たいせん。G1参戦さんせん以降いこうピンフォール負まけを許ゆるさなかったTAJIRIから勝利しょうりを収おさめた[36]。その後ごのシリーズでは立たて続つづけにTAJIRIにフォール負まけを喫きっするも、12月5日にち愛知あいち大会たいかいで再ふたたびシングルマッチで激突げきとつし、ハイフライフローで勝利しょうりを収おさめ抗こう争そうに終止符しゅうしふ[37]。同月どうげつ9日にち、東京とうきょうスポーツ制定せいていのプロレス大賞たいしょうで最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅ賞しょう（MVP）を受賞じゅしょうした[38]。

2010年ねん[編集へんしゅう]

2月がつ14日にち両国りょうこく大会たいかいにて矢野やの通とおるとシングルマッチで対戦たいせん。ハイフライフローで勝利しょうりを収おさめたが、試合しあい後ごに矢野やのからハサミで髪かみを切きられる暴挙ぼうきょに遭あい激怒げきど[39]。以後いご、矢野やのとの髪かみ切ぎり抗争こうそう劇げきを繰くり広ひろげると、DOMINION 6.19にてルーザー・ボールド・ルールと銘打めいうたれた試合しあい形式けいしきで完全かんぜん決着けっちゃくを果はたすべく矢野やのと対戦たいせん。回転かいてん十字架じゅうじか固かためで勝利しょうりを収おさめたが、試合しあい後ごに矢野やのから急所きゅうしょ攻撃こうげきを受うけてしまい逆ぎゃくに髪かみを切きられる危機ききに陥おちいる。そこにかつて敵対てきたい関係かんけいにあったTAJIRIが救援きゅうえんに駆かけつけ、矢野やのに対たいしてグリーンミストを吹ふきつけると、ダウンする矢野やのを羽はね交かい絞しめにして拘束こうそく。バリカンを手てに取とった棚橋たなはしはようやく矢野やのの髪かみを刈かることに成功せいこうした[40]。

下半期しもはんきからは昨年さくねん12月がつに凱旋がいせんした内藤ないとう哲也てつやと抗こう争そうに明あけ暮くれ、年内ねんないで4度どのシングルマッチで対戦たいせん。最終さいしゅう的てきに2勝しょう1敗はい1分ふんという戦績せんせきで勝かち越こしに成功せいこう。内藤ないとうとの世代せだい闘争とうそうを制せいした棚橋たなはしはその後ご、フリーとして新日本しんにほんに参戦さんせんし始はじめIWGP王座おうざに就ついた小島こじま聡さとしに対たいして挑戦ちょうせんをアピール。12月11日にち大阪おおさか大会たいかいにて同おなじくIWGP王座おうざに挑戦ちょうせんを表明ひょうめいした後藤ごとうと対戦たいせん。ハイフライフローでピンフォふぉール勝るがちを収おさめて[41]、熱望ねつぼうしていたIWGP戦線せんせんへ一いち歩ほ近ちかづくと、翌よく12日にち愛知あいち大会たいかいの全ぜん試合しあい終了しゅうりょう後ごに改あらためて小島こじまに対たいして挑戦ちょうせんを表明ひょうめいした[42]。

2011年ねん[編集へんしゅう]

レッスルキングダムVにてIWGP王座おうざを奪還だっかんした棚橋たなはしは、その後ご年内ねんないで10度どの防衛ぼうえいに成功せいこうした。

レッスルキングダムVにて小島こじまから勝利しょうりを収おさめIWGP王座おうざ5度目どめの戴冠たいかんを果はたす[43]。試合しあい後ごのマイクで「もう一度いちど、これからのプロレス界かいをオレに任まかせてください！」と、並々なみなみならぬ決意けついで2011年ねんの闘たたかいに足あしを踏ふみ入いれた棚橋たなはしは以後いご、破竹はちくの快かい進撃しんげきで防衛ぼうえいロードを驀進ばくしん。防衛ぼうえい戦せんではクオリティの高たかい試合しあい内容ないようで観衆かんしゅうを魅了みりょうしていく。特とくに6月がつ18日にちの後藤ごとう戦せん、9月19日にちの中なか邑戦、10月がつ10日とおかの内藤ないとう戦せんの3試合しあいは年間ねんかんベストバウト候補こうほに挙あがるなど、安定あんていしたファイトを見みせつけ[44]、王座おうざ防衛ぼうえい数すうもそれまで最多さいた記録きろくを保持ほじしていた永田ながたに並ならぶ10度どの防衛ぼうえいに成功せいこう。さらには、アメリカで史上しじょう初はつとなるIWGPヘビー級きゅう選手権せんしゅけんを開催かいさいするなど、国内こくないのみならず海外かいがいでも存在そんざい感かんを大おおいにアピールし、他たの追随ついずいを許ゆるさない活躍かつやくぶりが讃たたえられた棚橋たなはしは、2009年ねん以来いらい2度目どめとなるプロレス大賞たいしょうMVPを受賞じゅしょう。プロレス界かい全体ぜんたいに棚橋たなはし時代じだいを印象いんしょう付つけた年としとなった[44][45]。

2012年ねん[編集へんしゅう]

レッスルキングダムVIで鈴木すずきみのるを撃破げきはし最多さいた記録きろくとなる11度目どめの防衛ぼうえいに成功せいこう。年頭ねんとうより最高さいこうのスタートを切きったかに思おもわれたが、その1か月げつ後ごのTHE NEW BEGINNINGにて新鋭しんえいのオカダ・カズチカのレインメーカーに敗やぶれ、長ながらく保持ほじし続つづけたベルトを明あけ渡わたしてしまう。それでもDOMINION6.16にて、前回ぜんかいとは逆ぎゃくのシチュエーションでオカダと再戦さいせんした際さいに勝利しょうりを収おさめて同どう王座おうざに返かえり咲ざき、オカダへの雪辱せつじょくを果はたすことに成功せいこうした。このIWGP王座おうざ奪還だっかんを果はたしたオカダ戦せんはプロレス大賞たいしょう年間ねんかん最高さいこう試合しあい賞しょう（ベストバウト）を受賞じゅしょう。オカダとの対戦たいせんは新しん日本にっぽんのドル箱ばこカードとなり、以後いご2人にんはIWGP王座おうざを巡めぐって幾いく度どとなく激闘げきとうを繰くり広ひろげていった。

2013年ねん[編集へんしゅう]

4月がつ7日にち、INVASION ATTACKにてオカダのレインメーカーに敗やぶれ、IWGP王座おうざから陥落かんらく。

再ふたたびIWGP戦線せんせんへ舞まい戻もどろうとする棚橋たなはしは、レスリングどんたく 2013にて同おなじ志こころざしを持もつカール・アンダーソンと対戦たいせん。ハイフライフローで勝利しょうりを収おさめたが、試合しあい終了しゅうりょう直後ちょくごにプリンス・デヴィット率ひきいるBULLET CLUB（以下いか「BC」）の襲撃しゅうげきに遭あってしまい新あらたな遺恨いこんが勃発ぼっぱつ。

DOMINION 6.22にてデヴィットとシングルマッチで対戦たいせんするがBCメンバーの再三さいさんに渡わたる介入かいにゅうでペースを掴つかめず、最後さいごはブラディ・サンデーに敗やぶれた。

ウニベルサル王座おうざを腰こしに巻まく棚橋たなはし

8月がつ、CMLLが開催かいさいするカンペオン・ウニベルサルに出場しゅつじょうし、決勝けっしょう戦せんでルーシュから勝利しょうりを収おさめて日本人にっぽんじん史上しじょう2人にん目めの優勝ゆうしょう者しゃとなった[注釈ちゅうしゃく 6]。

ホーム新日本しんにほんでは引ひき続つづきBCとの抗こう争そうに明あけ暮くれたが、G1公式こうしきリーグ戦せんでデヴィットと再戦さいせんした際さいも敗北はいぼくを喫きっし、獣しし神しんサンダー・ライガーと共ともに7月がつ5日にちに獲得かくとくしたCMLL世界せかいタッグチーム王座おうざもBCの乱入らんにゅうがキッカケでタマ・トンガ & レイ・ブカネロ組くみを相手あいてに陥落かんらく。悪あくの限かぎりを尽つくすBCのダーティファイトに憤慨ふんがいした棚橋たなはしは「介入かいにゅうできない形かたちで決着けっちゃくをつけてやる!!」と、DESTRUCTIONにてデヴィットとランバージャック・デスマッチで対戦たいせん。本隊ほんたいとBCの両りょうチームメンバーがリングに入はいり混こんじる中なか、最後さいごはハイフライフローで勝利しょうりを収おさめて一連いちれんの抗こう争そうに終止符しゅうしふを打うたせた。

10月14日にち、KING OF PRO-WRESTLINGにてオカダの保持ほじするIWGP王座おうざに挑戦ちょうせん。棚橋たなはしはここで負まけたらIWGP戦線せんせんから離脱りだつを公言こうげんしており、リスクを背負せおった中なかでの挑戦ちょうせんとなったが、最後さいごはオカダのレインメーカーでピンフォール負まけ。試合しあい後ごに「さらばだ、IWGP!!」と、公約こうやく通どおりIWGP戦線せんせんから撤退てったいを表明ひょうめい。目指めざすべき頂いただきを失うしなってしまった棚橋たなはしだったが、11月9日にちのPOWER STRUGGLEにてIWGPインターコンチネンタル王座おうざ（以下いか「IC王座おうざ」）を保持ほじする中なか邑真輔よりインターコンチネンタル王座おうざ次期じき挑戦ちょうせん者しゃとして指名しめいを受うける。これまでIWGPヘビーとインターコンチネンタル王座おうざという別べつ路線ろせんを歩あゆんでいた両者りょうしゃが久々ひさびさに対決たいけつする可能かのう性せいが急きゅう浮上ふじょうした。

なお、この時期じきの棚橋たなはしは試合しあい内容ないように関かんして世界せかい的てき評価ひょうかが高たかく、2021年ねんから3年ねん連続れんぞくでアメリカ『レスリング・オブザーバー』誌しにおいてレスラー・オブ・ザ・イヤー（年間ねんかん最高さいこう選手せんしゅ）に選えらばれている[46]。

2014年ねん[編集へんしゅう]

前年ぜんねんに中ちゅう邑とのインターコンチネンタル選手権せんしゅけんが決定けっていした同日どうじつ、IWGPヘビー級きゅう選手権せんしゅけんとどちらがメインイベントに相応ふさわしいかファン投票とうひょうが行おこなわれた結果けっか、インターコンチネンタル選手権せんしゅけんが最終さいしゅう試合しあいに組くまれることとなり、レッスルキングダム8に4年ねん連続れんぞくでメインに登場とうじょう。インターコンチネンタル王座おうざを保持ほじする中なか邑からハイフライフローで勝利しょうりを収おさめて、王座おうざ初はつ奪取だっしゅを果はたした。その後ご、THE NEW BEGINNING in HIROSHIMAにてリマッチを申もうし入いれてきた中なか邑を相手あいてに初はつ防衛ぼうえいに成功せいこうする。しかし、NEW JAPAN CUPに優勝ゆうしょうした中なか邑が再ふたたびIC王座おうざに挑戦ちょうせんすることをアピール。INVASION ATTACK 2014にて再ふたたび中ちゅう邑を相手あいてにインターコンチネンタル王座おうざの防衛ぼうえい戦せんを行おこなったが、ボマイェに敗やぶれ同どう王座おうざから陥落かんらくした。

4月がつ19日にち後楽園こうらくえん大会たいかいにて真壁まかべと共ともにIWGPタッグ王座おうざを保持ほじするカール・アンダーソン & ドク・ギャローズ組くみとのノンタイトルマッチに勝利しょうり、さらにレスリングどんたく 2014ではイリミネーションマッチで最後さいご一いち人にん生いき残のこったギャローズからピンフォールを奪うばい、真壁まかべと共ともに二に人にん残のこりで勝利しょうり。タッグ王座おうざ獲えりも見みえてきた真壁まかべとのタッグ、エースとキングとしてタッグ王座おうざへの挑戦ちょうせんを表明ひょうめいしたが、その直後ちょくごに後藤ごとう洋ひろし央ひさし紀きと柴田しばた勝頼かつよりがリング上じょうに現あらわれ、自分じぶんたちこそがタッグ王座おうざの次期じき挑戦ちょうせん者しゃ組ぐみだとアピール。その傍かたわらで柴田しばたは「ベルト・・・それよりも、棚橋たなはし。オマエと勝負しょうぶだ」と挑発ちょうはつを受うけたが、「眼中がんちゅうに無むぇよ」と軽かるくあしらった。5月25日にちの横浜よこはまアリーナ大会たいかいにて後藤ごとう & 柴田しばた組ぐみとタッグ王座おうざコンテンダーマッチを行おこない、真壁まかべが後藤ごとうから勝利しょうりを収おさめ挑戦ちょうせん権けんを獲得かくとく。DOMINION 6.21にてアンダーソン & ギャローズ組ぐみに挑戦ちょうせんしたが王座おうざ奪取だっしゅとはならなかった。

その後ごは柴田しばたとイデオロギー闘争とうそうを勃発ぼっぱつさせ、7月がつのG1公式こうしきリーグ戦せんで対戦たいせんするも敗北はいぼく。9月21日にちのDESTRUCTION in KOBEにて柴田しばたとシングルマッチで三さん度ど対戦たいせんし、最後さいごはハイフライフロー二に連発れんぱつで勝利しょうりを収おさめ、G1での借かりを返かえした。試合しあい後ご、これまで舌戦ぜっせんを繰くり広ひろげた柴田しばたと額がくを合あわせて言葉ことばを掛かけあうと最後さいごは握手あくしゅを交かわし、長ながらく続つづいた遺恨いこんに終止符しゅうしふを打うたせた。

10月13日にち、KING OF PRO-WRESTLINGにてIWGP王座おうざを保持ほじするAJスタイルズから指名しめいを受うける形かたちで挑戦ちょうせん。試合しあい終盤しゅうばんにAJのセコンドについたジェフ・ジャレットによる介入かいにゅうに遭あうも、突如とつじょとして現あらわれたヨシタツがジャレットを蹴け散ちらすという助太刀すけだちを受うけ、最後さいごはハイフライフローで勝利しょうりを収おさめ、IWGP王座おうざ史上しじょう最多さいたとなる7度目どめの戴冠たいかんを果はたした。

2015年ねん[編集へんしゅう]

2月がつ11日にち、THE NEW BEGINNING in OSAKAにてAJに敗戦はいせんしIWGP王座おうざから陥落かんらく。その後ご王座おうざ復権ふっけんを誓ちかうため、3月5日にちに開催かいさいされたNEW JAPAN CUPに3年ねんぶりに出場しゅつじょうし一いち回戦かいせんで矢野やの通どおりと対戦たいせんしたが、わずか2分ふん47秒びょうで敗やぶれ早々そうそうに脱落だつらく。矢野やのに足元あしもとをすくわれてしまったことでIWGP戦線せんせんから一気いっきに後退こうたいした棚橋たなはしは、以後いご矢野やのと長期ちょうきに渡わたる抗こう争そうを展開てんかい。

7月がつ5日にち、DOMINION 7.5 in OSAKA-JO HALLにて再ふたたび矢野やのとシングルマッチにこぎ着つけることに成功せいこうし、試合しあいはハイフライフローで勝利しょうりを収おさめ、抗こう争そうに終止符しゅうしふを打うった。矢野やの戦せんを制せいした棚橋たなはしは「全部ぜんぶ取とり戻もどす気持きもちで『G1』行いきます」と、巻まき返かえしを誓ちかいG1 CLIMAX 25に出場しゅつじょう。

8月がつ16日にち、両国りょうこく国技こくぎ館かんで行おこなわれたG1 CLIMAX 25決勝けっしょう戦せんで、公式こうしきリーグ戦せんAブロックを1位いで通過つうかした棚橋たなはしは、Bブロック1位いの中ちゅう邑真輔をハイフライフロー2連弾れんだんで制せいし、2007年ねん以来いらい8年ねんぶり2度目どめの優勝ゆうしょうを収おさめた。優勝ゆうしょうセレモニーの中なかで、棚橋たなはしが勢いきおい余あまって優勝旗ゆうしょうきを折おってしまうというアクシデントがあった。

その後ご、G1優勝ゆうしょう者しゃに手渡てわたされる東京とうきょうドーム・IWGP王座おうざ挑戦ちょうせん権利けんり証しょうを獲得かくとくした棚橋たなはしは、G1公式こうしきリーグ戦せんで敗北はいぼくしたバッドラック・ファレ、内藤ないとう哲也てつやを相手あいてに権利けんり書しょ争奪そうだつ戦せんとして再戦さいせん。いずれも勝利しょうりを収おさめたことで、翌よく東京とうきょうドーム大会たいかいでオカダの保持ほじするIWGP王座おうざに挑戦ちょうせんすることが決定けっていした。

2016年ねん[編集へんしゅう]

2016年ねん

2016年ねん1月がつ4日にち、レッスルキングダム10のメインイベントで、オカダ・カズチカの保持ほじするIWGPヘビー級きゅう王座おうざに挑戦ちょうせん。35分ふんを超こえる激闘げきとうの末すえ、最後さいごはレインメーカーでピンフォール負まけ。5年ねん連続れんぞく東京とうきょうドーム大会たいかいのメインイベント勝利しょうり記録きろくが途絶とだえることとなった。

1月がつ30日にち、中ちゅう邑真輔の退団たいだんにより空位くういとなったIWGPインターコンチネンタル王座おうざの王座おうざ決定けってい戦せんとして、ケニー・オメガと対戦たいせんすることを発表はっぴょうした。2月14日にち、THE NEW BEGINNING in NIIGATAにてオメガと対戦たいせんしたが、片かた翼つばさの天使てんしでピンフォール負まけを喫きっし王座おうざ奪取だっしゅに至いたらなかった。

5月21日にち、後楽園こうらくえんホールでの試合しあい後ごにBCに襲撃しゅうげきされてしまい左肩ひだりかたを負傷ふしょう。検査けんさの結果けっか、左肩ひだりかた剥離はくり骨折こっせつ、二に頭とう筋すじ断だん裂きれと診断しんだんされ欠場けつじょうを余儀よぎなくされる。

7月がつ18日にち、G1の舞台ぶたいで復帰ふっきを果はたすも、精彩せいさいを欠かき予選よせん落おちに終おわる。その後ごはG1開幕かいまく戦せんで敗北はいぼくを喫きっしたロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのSANADAと抗こう争そうを繰くり広ひろげ、11月5日にち、POWER STRUGGLEにて、SANADAと対戦たいせん。ハイフライフローでピンフォふぉール勝るがちを収おさめて抗こう争そうに終止符しゅうしふを打うち、同どう興行こうぎょうのメインイベント終了しゅうりょう後ご、内藤ないとうの保持ほじするIWGPインターコンチネンタル王座おうざに挑戦ちょうせんを表明ひょうめいした。

2017年ねん[編集へんしゅう]

1月がつ4日にち、レッスルキングダム11にて、内藤ないとう哲也てつやの保持ほじするIWGPインターコンチネンタル王座おうざに挑戦ちょうせん。デスティーノでピンフォール負まけを喫きっし王座おうざ奪取だっしゅに至いたらなかった[47]。

1月がつ5日にち、東京とうきょう・後楽園こうらくえんホールで行おこなわれた「NEW YEAR DASH!!」にて田口たぐち隆たかし祐ゆう、中西なかにし学まなぶとのタッグでロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン（LIJ）のBUSHI、EVIL、SANADA組くみが持もつNEVER無む差別さべつ級きゅう6人にんタッグ王座おうざに挑戦ちょうせんし勝利しょうり。第だい10代王者おうじゃに戴冠たいかん[48]。これを機きに、田口たぐちを"監督かんとく"としたユニット「タグチジャパン」を結成けっせいし、活動かつどうを開始かいしする。

2月がつ11日にち、大阪おおさか・大阪おおさか府立ふりつ体育たいいく会館かいかんで行おこなわれた「THE NEW BEGINNING in OSAKA」にて、LIJ（BUSHI、EVIL、SANADA）組ぐみに敗やぶれ、NEVER無む差別さべつ級きゅう6人にんタッグ王座おうざ陥落かんらく[49]。

3月11日にち、愛知あいち・愛知あいち県けん体育館たいいくかんで開幕かいまくした「NEW JAPAN CUP 2017」ではEVILに敗戦はいせんし、1回戦かいせん敗退はいたいとなる[50]。

4月がつ4日にち、東京とうきょう・後楽園こうらくえんホールで行おこなわれた「Road to SAKURA GENESIS 2017」にて、田口たぐち隆たかし祐ゆう、リコシェとのタッグで、NEVER無む差別さべつ級きゅう6人にんタッグ王座おうざを懸かけてLIJ（BUSHI、EVIL、SANADA）組ぐみとリマッチ、勝利しょうりし第だい12代だい王者おうじゃとなる[51]。

6月11日にち、大阪城おおさかじょうホールで行おこなわれた「DOMINION 6.11 in OSAKA-JO HALL」でIWGPインターコンチネンタル王座おうざの内藤ないとう哲也てつやに挑戦ちょうせん、テキサスクローバーホールドで内藤ないとうからギブアップ勝がちを収おさめ、第だい16代だい王者おうじゃとなった。ICのベルトを投なげたり踏ふんだりという暴挙ぼうきょを行おこなう内藤ないとうを批判ひはんし、「このベルトは僕ぼくが救すくいます」と宣言せんげんした通とおりの結果けっかとなった[52]。

7月がつ2日にち、アメリカ・ロングビーチ コンベンション アンド エンターテイメント センターで行おこなわれた「G1 Special in USA」で、ビリー・ガンの挑戦ちょうせんを受うけた。戦前せんぜんに棚橋たなはしが、ガンをカリスマ的てきな存在そんざいとして待望たいぼうの挑戦ちょうせん者しゃであるかのように発言はつげんした。しかし、現地げんちではWWE時代じだいはタッグプレイヤーだった上うえに53歳さいと高齢こうれいのガンが挑戦ちょうせん者しゃとしては物足ものたりないという微妙びみょうな空気くうきが漂ただよった。試合しあいは、棚橋たなはしがハイフライフローでガンを一蹴いっしゅうして初はつ防衛ぼうえいを飾かざった[53]。

9月16日にち、広島ひろしま・広島ひろしまサンプラザホールで行おこなわれた「DESTRUCTION in HIROSHIMA」で、ザック・セイバーJr.を相手あいてに2度目どめのIWGPインターコンチネンタル王座おうざ防衛ぼうえい戦せんを行おこなった。終盤しゅうばん、鈴木すずきみのるが乱入らんにゅうするも、エルガンが排除はいじょして棚橋たなはしをアシスト。最後さいごはハイフライフローを炸裂さくれつさせ、激闘げきとうを制せいした[54]。試合しあい後ご、棚橋たなはしは次期じき挑戦ちょうせん者しゃとして飯めし伏ふく幸さいわい太ふとしを指名しめい[55]。

11月5日にち、大阪おおさか府立ふりつ体育たいいく会館かいかんで行おこなわれた「POWER STRUGGLE」で、飯めし伏ふく幸さいわい太ふとしを相手あいてに3度目どめのIC王座おうざ防衛ぼうえい戦せんを行おこなった。カミゴェを執念しゅうねんで防ふせいだ棚橋たなはしが、最後さいごはハイフライフローを炸裂さくれつさせ、激闘げきとうを制せいした[56]。試合しあい後ご、ジェイ・ホワイトがリングに登場とうじょうし、棚橋たなはしをKOに追おい込こんだ[57]。

2018年ねん[編集へんしゅう]

1月がつ4日にち、「WRESTLE KINGDOM 12 in 東京とうきょうドーム」にて、ジェイ･ホワイトを相手あいてにIWGPインターコンチネンタル王座おうざ防衛ぼうえい戦せんを行おこない、4度目どめの防衛ぼうえいを果はたした。

1月がつ27日にち、「THE NEW BEGINNING in SAPPORO ～雪せつの札幌さっぽろ2連戦れんせん～」にて、鈴木すずきみのるに敗やぶれインターコンチネンタル王座おうざから陥落かんらく。

1月がつ28日にち、右みぎ膝ひざ変形へんけい関節かんせつ症しょうのため欠場けつじょうが発表はっぴょうされた[58]。

8月がつ12日にち、日本武道館にほんぶどうかんで開催かいさいされた『G1 CLIMAX 28』決勝けっしょうで、飯めし伏ふく幸さいわい太ふとしをG-1決勝けっしょう史上しじょう最長さいちょうとなる35分ぶんの熱闘ねっとうの末すえにピンフォふぉール勝るがちを奪うばい、3年ねんぶり3度目どめのG1 CLIMAX優勝ゆうしょうを果はたした[59]。終盤しゅうばんはエルボーの打うち合あいとなったが、飯めし伏ふくのカミゴェ狙ねらいを悉ことごとく切きり替かえし、最後さいごは背中せなかへのハイライフロー、ハイフライアタック、正調せいちょうのハイフライフローの3連打れんだで3カウント。敗やぶれた飯めし伏ふくは棚橋たなはしと握手あくしゅを交かわすことはなかった[60]。棚橋たなはしの番ばん記者きしゃに言いわせれば、過去かこの功績こうせきが未来みらいへの期待きたいを上回うわまわっていた中なかでの優勝ゆうしょうであった[61]。

8月がつ13日にち、『G1 CLIMAX 28』優勝ゆうしょう決定けってい戦せんの一いち夜明よあけ会見かいけんが行おこなわれ、IWGPヘビー級きゅう王座おうざ挑戦ちょうせん権利けんり証しょう争奪そうだつ戦せんの相手あいてとして、5月4日にちの『レスリングどんたく』で負まけ、『G1 CLIMAX 28』公式こうしき戦せんで時間切じかんぎれで引ひき分わけている、オカダ・カズチカを逆ぎゃく指名しめいした[62]。

9月23日にち、兵庫ひょうご・神戸こうべワールド記念きねんホールで行おこなわれた「DESTRUCTION in KOBE」の第だい9試合しあいで、オカダ・カズチカと東京とうきょうドーム・IWGPヘビー級きゅう王座おうざ挑戦ちょうせん権利けんり証しょう争奪そうだつ戦せんを行おこない、ハイフライフローでオカダにとどめを刺さし、挑戦ちょうせん権利けんり証しょうの防衛ぼうえいに成功せいこうした[63]。試合しあい終了しゅうりょう後ご、ジェイ・ホワイトがリングに乱入らんにゅうし、ブレードランナーで棚橋たなはしをKO。場内じょうないが大だいブーイングに包つつまれる中なか、ジェイは同おなじCHAOSのオカダにも襲おそい掛かかってストンピングを連射れんしゃした[64]。

10月8日にち、東京とうきょう・両国りょうこく国技こくぎ館かんで行おこなわれた「九州きゅうしゅう三国志さんごくし presents KING OF PRO-WRESTLING」の第だい8試合しあいで、ジェイ・ホワイトと東京とうきょうドーム・IWGPヘビー級きゅう王座おうざ挑戦ちょうせん権利けんり証しょう争奪そうだつ戦せんを行おこない、電光石火でんこうせっかの首くび固がためでジェイから3カウントを奪うばい、挑戦ちょうせん権利けんり証しょうの防衛ぼうえいに成功せいこうした[65]。試合しあい後ご、結果けっかに納得なっとくがいかないジェイは棚橋たなはしにストンピングを連発れんぱつ。ヤングライオンが制止せいしに入はいるも、これを蹴け散ちらしたジェイはさらにブレードランナーを狙ねらう。しかし、そこでオカダ・カズチカが棚橋たなはしの救出きゅうしゅつに登場とうじょう。慌あわててジェイは場外じょうがいへ。場内じょうないは大おおきな「オカダ」コールに包つつまれるが、突然とつぜん現あらわれたBULLET CLUB OGの罠わなにかかり、オカダもKOされた[66]。

10月17日にち、東京とうきょう・後楽園こうらくえんホールで行おこなわれた「九州きゅうしゅう三国志さんごくし presents Road to POWER STRUGGLE ～SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018～」第だい2戦せんの第だい3試合しあい、CHAOS組ぐみ（オカダ・カズチカ&矢野やの通とおる&バレッタ&チャッキーT）対たいBULLET CLUB OG組ぐみ（ジェイ・ホワイト&バッドラック・ファレ&タマ・トンガ&タンガ・ロア）の試合しあいは、BULLET CLUB OGの反則はんそく負まけとなったが[67]、試合しあい後ごもジェイはオカダにストンピングを連発れんぱつ。ジェイはブレードランナーを狙ねらうが、そこで棚橋たなはしがリングインし、オカダを救出きゅうしゅつした[68]。

10月27日にち、東京とうきょう・後楽園こうらくえんホールで行おこなわれた「九州きゅうしゅう三国志さんごくし presents Road to POWER STRUGGLE ～SUPER Jr. TAG LEAGUE 2018～」第だい8戦せんの第だい4試合しあい、CHAOS組ぐみ（オカダ・カズチカ&矢野やの通とおる&バレッタ&チャッキーT&ロッキー・ロメロ）対たいBULLET CLUB OG組ぐみ（ジェイ・ホワイト&バッドラック・ファレ&タマ・トンガ&タンガ・ロア&外道げどう）の試合しあいは、外道げどうがロメロから3カウントを奪うばった[69]。試合しあい終了しゅうりょう後ご、オカダがジェイに襲おそい掛かかったが、それをファレが妨害ぼうがいし、ジェイとタンガがオカダにストンピングを浴あびせる。その後ご、ジェイがブレードランナーの体勢たいせいに入はいったところ、棚橋たなはしが登場とうじょうし、オカダを救出きゅうしゅつした。ここで棚橋たなはしがオカダへ声こえをかけ、2人ふたりでタマにダブルバックエルボーをお見舞みまい。館内かんないが棚橋たなはしコールに包つつまれる中なか、ジェイは場外じょうがいからリング上じょうの棚橋たなはし&オカダを激はげしくののしって退場たいじょう。すると、棚橋たなはしとオカダが向むき合あい、棚橋たなはしが両手りょうての人差ひとさし指ゆびを立たててから握手あくしゅの手てを差さし出だす。これで場内じょうないが「オカダ」コールに包つつまれると、オカダも同おなじように左右さゆうの人差ひとさし指ゆびを立たて、そこから棚橋たなはしとガッチリ握手あくしゅ。まさかの展開てんかいで場内じょうないが大だい歓声かんせいに包つつまれた[70]。

2019年ねん[編集へんしゅう]

2019年9月12日　ブリティッシュヘビーのベルトを掲げる棚橋弘至
2019年ねん9月がつ12日にち　ブリティッシュヘビーのベルトを掲かかげる棚橋たなはし弘ひろし至いたり

1月がつ4日にち、「WRESTLE KINGDOM 13 in 東京とうきょうドーム」にてIWGPヘビー級きゅう王座おうざのオメガに挑戦ちょうせん、ハイフライフローで39分ふん13秒びょうの激闘げきとうを制せいし第だい67代だい王者おうじゃとなった。これで8回かい目めの戴冠たいかんとなり、自身じしんの持もつ最多さいた戴冠たいかん記録きろくを更新こうしんした。

2月がつ2日にち、オカダとのタッグでジェイ、ファレ組ぐみに挑いどむも、棚橋たなはしがジェイの新あらたなるフィニッシュホールド、T・T・O（タナハシ・タップ・アウト）を喰くらってしまい、敗北はいぼくを喫きっしてしまった。

しかし2月がつ11日にち、大阪おおさか府立ふりつ体育たいいく会館かいかん大会たいかいでのホワイトとのIWGPヘビー級きゅう選手権せんしゅけん試合しあいにおいてホワイトのブレードランナーでピンフォールを奪うばわれ初はつ防衛ぼうえいに失敗しっぱい。同どう王座おうざから陥落かんらくした。

2月がつ19日にち、ヨシタツと組くみ「ジャイアント馬場ばば没ぼつ20年ねん追善ついぜん興行こうぎょう～王者おうじゃの魂たましい～」メインイベントに出場しゅつじょうし、宮原みやはら健けん斗と、関本せきもと大介だいすけと対戦たいせん[71]。試合しあい後ご、宮原みやはらの「プロレス最高さいこうですか！」「プロレスを最高さいこうに！」の声こえに合あわせ「愛あいしてまーす！」と声こえを合あわせ絶叫ぜっきょうした[72]。

3月、NEW JAPAN CUP2019に出場しゅつじょう。準決勝じゅんけっしょうまで進出しんしゅつするもSANADAに敗やぶれ、決勝けっしょう進出しんしゅつとはならなかった。その後ご、準々じゅんじゅん決勝けっしょうで勝利しょうりしたブリティッシュヘビー級きゅう王者おうじゃのザック・セイバーJr．から同どう王座おうざの挑戦ちょうせん者しゃに指名しめいされる。

表彰ひょうしょう式しきに臨のぞむ棚橋たなはし（2019年ねん12月中山なかやま競馬けいば場じょう）

4月がつ、マディソンスクエアガーデン大会たいかいにてブリティッシュヘビー王座おうざに挑いどむも、変形へんけいジムブレイクス・アームバーでギブアップ負まけを喫きっする。また、これにより左ひだり肘ひじを負傷ふしょう。次期じきシリーズ、Road to レスリングどんたくの欠場けつじょうを発表はっぴょうした。

5月、レスリングどんたく最終さいしゅう日びに会場かいじょうに現あらわれ、6月がつに復帰ふっきすることを発表はっぴょう。だが、そこにジェイ・ホワイトが現あらわれ、「お前まえは列れつの後うしろに並ならんどけ！」などと挑発ちょうはつをされ、復帰ふっき戦せんスペシャルシングルマッチが決定けっていした。そして6月がつ5日にち、両国りょうこく国技こくぎ館かん大会たいかいでのスペシャルシングルマッチでは、ジェイに首くび固がためで丸まるめ込こまれ、復帰ふっき戦せん勝利しょうりとはならなかった。

7月がつ、G1 CLIMAX 29に出場しゅつじょう。開幕かいまく戦せんでオカダに敗やぶれ、2戦せん目めには迷子まいご扱あつかいしていた初はつ出場しゅつじょうのKENTAに敗やぶれる。そこから、4連勝れんしょうと巻まき返かえすも、3連敗れんぱいを喫きっし、結果けっかは4勝しょう5敗はいと11年ねんぶりに負まけ越こしで終了しゅうりょうした。

9月1日にち、イギリス・ロンドン・ザ・カッパー ボックスで開催かいさいされた NJPW Royal Questの第だい7試合しあいでザック・セイバーJr.が持もつブリティッシュヘビー級きゅう王座おうざに挑戦ちょうせん。ハイフライフローを完璧かんぺきに決きめて3カウントで決着けっちゃく。ブリティッシュヘビー初はつ戴冠たいかんを成なし遂とげた[73]。 9月15日にち、大分おおいた・別府べっぷビーコンプラザで開催かいさいされたDESTRUCTION in BEPPUのメインイベントでザック・セイバーJr.とブリティッシュヘビー戦せんのリターンマッチを行おこなう。試合しあいはザックがグラウンドコブラで3カウントを奪うばい棚橋たなはしは防衛ぼうえいに失敗しっぱい。ザックが新しんチャンピオンとなる[74]。

11月16日にち〜12月8日にちに開催かいさいされたWORLD TAG LEAGUE 2019にトーア・ヘナーレをパートナーに出場しゅつじょう。3勝しょう12敗はいの勝かち点てん6でシリーズを終おえた[75]。

2020年ねん[編集へんしゅう]

1月がつ4日にちのいわゆるイッテンヨンの東京とうきょうドームでは試合しあいが組くまれなかった。1月5日にち、WRESTLE KINGDOM 14 in 東京とうきょうドーム第だい7試合しあいでクリス・ジェリコと対戦たいせん。ジェリコが持もつAEW王座おうざへの挑戦ちょうせんがかかった試合しあいだったがウォールズ・オブ・ジェリコでタップアウト負まけ[76]。

2月がつ9日にち、大阪城おおさかじょうホールで開催かいさいされたTHE NEW BEGINNING in OSAKAの第だい3試合しあいジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー&棚橋たなはし弘ひろし至いたり&飯めし伏ふく幸さいわい太ふとしvsタマ・トンガ&タンガ・ロア&高橋たかはし裕ひろし二郎じろう&チェーズ・オーエンズの対戦たいせんで棚橋たなはしがロアを丸まるめ込こみで3カウントを獲えったことを受うけ、棚橋たなはしは飯めし伏ふくと共ともにG.o.DのIWGPタッグ挑戦ちょうせんをアピール[77]。

2月がつ21日にち、後楽園こうらくえんホール4連戦れんせんの三さん日にち目めとして開催かいさいされたNEW JAPAN ROADのメインイベントでIWGPタッグ王者おうじゃのG.o.D（タマ・トンガ&タンガ・ロア）に、飯めし伏ふくとのタッグ[注釈ちゅうしゃく 7]で挑戦ちょうせん。棚橋たなはしがハイフライフローをタマに決きめ、3カウント。棚橋たなはし&飯めし伏ふく組ぐみが新しん王者おうじゃとなった[79]。試合しあい後ごにはタイチとザック・セイバーJr.のタッグチーム「DANGEROUS TEKKERS」の襲撃しゅうげきに遭あった。

6月22日にちに行おこなわれたNEW JAPAN CUP 2020第だい3戦せんのメインイベントでタイチとの一いち回戦かいせんを戦たたかう。DOUKIの乱入らんにゅうで流ながれが変かわり、最後さいごは天翔あまがけ十字じゅうじ鳳おおとりからのブラックメフィストで3カウントを奪うばわれ一いち回戦かいせん敗退はいたい[80]。

7月がつ12日にち、大阪城おおさかじょうホールDOMINION in OSAKA-JO HALLの第だい6試合しあいでIWGPタッグ王座おうざを賭かけて、タイチ&ザック・セイバーJr.組くみと対戦たいせん。最後さいごは棚橋たなはしが天翔あまがけザックドライバーを決きめられ3カウントを奪うばわれ初はつ防衛ぼうえいに失敗しっぱいした[81]。

8月がつ6日にち～8月がつ9日にちの後楽園こうらくえんホール4連戦れんせんで開催かいさいされ、飯めし伏ふく幸さいわい太ふとしとマスター・ワトをパートナーに出場しゅつじょう、8月がつ8日にちに行おこなわれた2回戦かいせんで後藤ごとう洋ひろし央ひさし紀き&石井いしい智宏ともひろ&YOSHI-HASHI組くみに敗やぶれた[82]。

8月がつ29日にち、SUMMER STRUGGLE in JINGUの第だい5試合しあい（セミファイナル）でIWGPタッグ選手権せんしゅけん試合しあいが行おこなわれ王者おうじゃ組ぐみ（タイチ&ザック・セイバーJr.組くみ）に棚橋たなはし弘ひろし至いたり&飯めし伏ふく幸さいわい太ふとし組ぐみで挑戦ちょうせんしたが棚橋たなはしが王者おうじゃ組ぐみにザックメフィストを決きめられ敗退はいたい。試合しあい後ご、飯めし伏ふくとのタッグの一時いちじ解散かいさんを表明ひょうめいした[83]。

9月、G1 CLIMAX 30にエントリー。結果けっかは4勝しょう5敗はいで2年ねん連続れんぞく負まけ越こしでリーグ戦せんを終おえるも、IWGP USヘビー級きゅう王座おうざ挑戦ちょうせん権利けんり証しょうを持もつKENTAから勝利しょうりしたため、11月の大阪おおさか大会たいかいで権利けんり証しょう争奪そうだつ戦せんが決定けっていした。

11月、大阪おおさか大会たいかいにてUSヘビー級きゅう王座おうざ挑戦ちょうせん権利けんり証しょうを懸かけてKENTAと対戦たいせんするもGAME OVERでギブアップ負まけを喫きっする。その後ご、トーア・ヘナーレとのタッグでWORLD TAG LEAGUEにエントリー。開幕かいまく戦せんにてグレート-O-カーンとの遺恨いこんが勃発ぼっぱつし、1月がつ4日にち東京とうきょうドーム大会たいかいでシングルマッチが決定けっていした。

2021年ねん[編集へんしゅう]

1月がつ4日にち、東京とうきょうドーム大会たいかいでグレート-O-カーンとシングルマッチで対戦たいせん。最後さいごはハイフライフロー2連発れんぱつで勝利しょうりを収おさめた。その2日にち後ご、NEVER無む差別さべつ級きゅう王座おうざを保持ほじする鷹木たかぎ信しん悟さとると10人にんタッグマッチで激突げきとつ。お互たがいが次つぎのターゲットだと意識いしきし始はじめる。これにより1月がつ30日にち愛知あいち県けん体育館たいいくかん大会たいかいでNEVER無む差別さべつ級きゅう王座おうざに初はつ挑戦ちょうせんすることが決定けっていした。

1月がつ30日にち、愛知あいち県けん体育館たいいくかん大会たいかいで鷹木たかぎ信しん悟さとるとのタイトルマッチに勝利しょうり。NEVER無む差別さべつ級きゅう王座おうざ初はつ戴冠たいかんを果はたした。しかしマイクで締しめようとしたところをグレート-O-カーンに急襲きゅうしゅうされ、王座おうざ挑戦ちょうせんをアピールされた。

2月がつ28日にち、NEVER王座おうざを懸かけ、グレート-O-カーンと2度目どめのシングルマッチを行おこなう。最後さいごはエリミネーターを十字架じゅうじか固がためで切きり返かえし勝利しょうり。初はつ防衛ぼうえいに成功せいこうした。

3月、NEW JAPAN CUP 2021にエントリー。NEVER王者おうじゃであるため、シードで2回戦かいせんに進出しんしゅつし、ジェイ・ホワイトと対戦たいせん。ドラゴンスクリューを掛かけようとしたところを踏ふん張ばられてしまい、そのままブレードランナーで敗北はいぼくした。その後ご、ホワイトが準々じゅんじゅん決勝けっしょうで敗退はいたいし、標的ひょうてきを棚橋たなはしに切きり替かえたことにより、抗こう争そうが始はじまる。

そして4月がつ4日にちのタッグマッチにて、棚橋たなはしが英語えいごで「ジェイ！、俺おれはお前まえの挑戦ちょうせんを受うけてやる。なぜなら、お前まえはタップアウトした、俺おれのテキサスクローバーホールドに、またの名なをJ・T・O（ジェイ・タップ・アウト）」と言いって挑戦ちょうせんを受うけることを決定けっていし、5月3日にち福岡ふくおか大会たいかいにて王座おうざを懸かけて対戦たいせんすることが決定けっていした。この日ひの試合しあいからテキサスクローバーホールドにJ・T・O（ジェイ・タップ・アウト）と名付なづけられた。

5月3日にち、ジェイとNEVER王座おうざを懸かけて対戦たいせん。かねてから「ジェイをタップアウトさせる」ことを宣言せんげんしており、ハイフライフローからのテキサスクローバーホールドでタップアウトを取とるもレフェリーが見みておらず、最後さいごはブレードランナーで敗北はいぼくし、王座おうざから陥落かんらくした。

7月がつ24日にち、昨年さくねんUSヘビー級きゅう王座おうざ挑戦ちょうせん権利けんり証しょうが入はいったブリーフケースが破壊はかいされたと因縁いんねんをつけられたKENTAと、愛知あいち県けん体育館たいいくかん大会たいかいのメインイベントにてスペシャルシングルマッチとして対戦たいせん。棚橋たなはし、KENTA両者りょうしゃと関係かんけいが深ふかい柴田しばた勝頼かつよりが立会たちあい人じんとして見守みまもる中なか、柴田しばたの得意とくい技わざである低空ていくうのドロップキックを披露ひろうし、ハイフライフローからの片かたエビ固がためで勝利しょうりを収おさめる。マイクアピールにて、翌日よくじつの東京とうきょうドーム大会たいかいメインイベントについて飯めし伏ふく幸さいわい太ふとしの容態ようだい次第しだいで代替だいたい挑戦ちょうせん可能かのうなことを「準備じゅんびできてまーす！」と宣言せんげん。

7月がつ25日にち、東京とうきょうドーム大会たいかいメインイベントにて鷹木たかぎ信しん悟さとるが持もつIWGP世界せかいヘビー級きゅうに挑戦ちょうせん予定よていだった飯めし伏ふく幸さいわい太ふとしが誤あやま嚥えん性せい肺炎はいえんで欠場けつじょうとなったため、棚橋たなはしが代替だいたい挑戦ちょうせん者しゃとなったことが当日とうじつ発表はっぴょうされた[84]。飯めし伏ふくの得意とくい技わざカミゴェを放はなつなど善戦ぜんせんをしたが、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンからの片かたエビ固がためで鷹木たかぎに敗やぶれた[85]。

7月がつ28日にち（米べい時間じかん）、AEWの番組ばんぐみ『AEW DYNAMITE』内ないにメッセージVTRで登場とうじょうしIWGP USヘビー級きゅう王座おうざ挑戦ちょうせんを表明ひょうめい[86]。日本にっぽん時間じかん8月がつ15日にちのロサンゼルス大会たいかいで王者おうじゃであるランス・アーチャーに挑戦ちょうせんすることが決定けっていした[87]。

現地げんち時間じかん8月がつ14日にち、ロサンゼルスで行おこなわれた久々ひさびさとなるアメリカ有ゆう観客かんきゃく大会たいかいにて、IWGP USヘビー級きゅう王座おうざを懸かけてランス・アーチャーと対戦たいせん。最後さいごはハイフライフロー3連発れんぱつ（アタック→背面はいめん→正面しょうめん）で勝利しょうり。初はつの日本人にっぽんじんUSヘビー級きゅう王者おうじゃとなった。また、ジェイ・ホワイトに続つづき史上しじょう2人にん目めとなる新しん日本にっぽんプロレスが管理かんりする4大だいシングル王座おうざ全ぜん戴冠たいかんを達成たっせいした。

9月4日にち、飯めし伏ふく幸さいわい太ふとしとIWGP USヘビー級きゅう王座おうざの初はつ防衛ぼうえい戦せんを行おこない勝利しょうり。

11月6日にち、IWGP USヘビー級きゅう選手権せんしゅけん試合しあい2度目どめの防衛ぼうえい戦せんでKENTAと対戦たいせん。敗北はいぼくし王座おうざから陥落かんらくした。

11月14日にちから開幕かいまくのWORLD TAG LEAGUE 2021に出場しゅつじょう。今こん大会たいかいではかつて敵対てきたいしていた矢野やの通とおるとのタッグでエントリー。チーム名めいは『ヒロシとトオル』。また、ビーバップハイスクールの主人公しゅじんこうである中間なかま徹とおる・加藤かとう浩志ひろしと同おなじ名前なまえであることから、2人ふたりで学がくランを着用ちゃくようして試合しあいに臨のぞんだ。

2022年ねん[編集へんしゅう]

2022.10.30 Noah 有明アリーナ
2022.10.30 Noah 有明ありあけアリーナ

1月がつ5日にち、東京とうきょうドーム大会たいかいにてKENTAとIWGP USヘビー級きゅう王座おうざを懸かけてノーDQマッチで再戦さいせん。勝利しょうりを収おさめて同どう王座おうざに返かえり咲ざいたが、試合しあい後ごのバックステージでは複雑ふくざつな心境しんきょうを吐露とろし「コテコテの60分ふんフルタイムドローのレスリングをやりたい」と語かたった。

プロレスリング・ノアとの対抗たいこう戦せんとして行おこなわれた1月がつ8日にちの横浜よこはまアリーナ大会たいかいでは、オカダとのタッグで武藤むとう敬たかし司し&清きよし宮海みやうみ斗と組くみと対戦たいせん。オカダが清宮きよみやをレインメーカーで下くだし勝利しょうりした。

2月がつ19日にち、札幌さっぽろ大会たいかいでSANADAとUS王座おうざの初はつ防衛ぼうえい戦せんに挑いどむも敗やぶれた。

3月1日にち、日本武道館にほんぶどうかんで行おこなわれた旗揚はたあげ記念きねん日び興行こうぎょうでは、オカダ、藤波ふじなみ辰たつ爾なんじとのタッグで鈴木すずきみのる、ザック・セイバーJr.、藤原ふじわら喜明よしあきと対戦たいせんし勝利しょうり。その後ごのシリーズで行おこなわれたNEW JAPAN CUPでは、1回戦かいせんでYOH、2回戦かいせんでバッドラック・ファレを下くだすも、3回戦かいせんで内藤ないとう哲也てつやに敗やぶれ優勝ゆうしょうはならなかった。

4月がつ16日にち、後楽園こうらくえんホール60周年しゅうねんを記念きねんして開催かいさいされた「還暦かんれき祭さい」のメインイベントで宮原みやはら健けん斗ととのタッグでタイチ、ジェイク・リーと対戦たいせん。30分ふんフルタイムドローに終おわり勝敗しょうはいはつかなかった。試合しあい後ごにはジェイクに対たいし、「新日本しんにほんに上あがってこいよ」と勧誘かんゆうした。

4月がつ16日にち（米国べいこく時間じかん）、アメリカ・シカゴ大会たいかいのメインイベントでウィル・オスプレイを下くだしたジョン・モクスリーに、5月14日にち（米国べいこく時間じかん）のワシントン大会たいかいでの対戦たいせんを要求ようきゅうされる。

5月1日にち、福岡ふくおかPayPayドーム大会たいかいにて、SANADAの王座おうざ返上へんじょうにより行おこなわれたUSヘビー級きゅう王座おうざの新しん王者おうじゃ決定けってい戦せんが行おこなわれ、石井いしい智宏ともひろ[注釈ちゅうしゃく 8]を下くだし、3度目どめの戴冠たいかんを果はたす。しかし、試合しあい後ごに本隊ほんたいを裏切うらぎりBULLET CLUBに加入かにゅうしたジュース・ロビンソンにベルトを奪うばわれてしまった。

5月12日にち、後楽園こうらくえんホールで行おこなわれたドラディションに初はつ参戦さんせんし、藤波ふじなみ辰たつ爾なんじデビュー50周年しゅうねん記念きねん大会たいかいのメインイベントに出場しゅつじょうし勝利しょうり。試合しあい後ご、藤波ふじなみが12月1日にち代々木よよぎ大会たいかいでのシングルマッチを熱望ねつぼうし、これに対たいして対戦たいせん相手あいてとして名乗なのり上あげた。

5月15日にち（現地げんち時間じかん・5月14日にち）、アメリカ・ワシントンDC大会たいかいにて、ジュース・ロビンソン、ウィル・オスプレイ、ジョン・モクスリーとのIWGP USヘビー級きゅう選手権せんしゅけん試合しあい4WAYマッチを行おこなう。最後さいごはジュースがオスプレイから勝利しょうりし、わずか2週間しゅうかんで王座おうざ陥落かんらく。

6月12日にち、大阪城おおさかじょうホール大会たいかいにて、AEW暫定ざんてい世界せかい王座おうざ戦せんへの進出しんしゅつを懸かけて後藤ごとう洋ひろし央ひさし紀きと対戦たいせん。最後さいごはハイフライフローで後藤ごとうから勝利しょうりし、現地げんち時間じかん・6月26日にちにアメリカ・シカゴで行おこなわれるAEWと新しん日本にっぽんプロレスの合同ごうどう興行こうぎょう『FORBIDDEN DOOR』にて行おこなわれるAEW暫定ざんてい世界せかい王座おうざ戦せんへの進出しんしゅつが決きまった。

6月27日にち（現地げんち時間じかん・6月26日にち）、アメリカ・シカゴにて行おこなわれたAEWと新しん日本にっぽんプロレスの合同ごうどう興行こうぎょう『FORBIDDEN DOOR』にて、AEW暫定ざんてい世界せかい王座おうざを懸かけてジョン・モクスリーと対戦たいせん。最後さいごはデスライダー（パラダイムシフト）に敗やぶれた。

7月がつ、G1 CLIMAX 32にCブロックでエントリー。初戦しょせんにてアーロン・ヘナーレに敗やぶれるも、内藤ないとう哲也てつやに首くび固かため、ザック・セイバーJr.にジャックナイフ式しきエビ固かため、EVILにグラウンドコブラツイストホールドと、全すべて丸まるめ込こみで勝利しょうり。3連勝れんしょうで勝かち点てん6まで伸のばすが、大阪城おおさかじょうホール大会たいかいで勝利しょうりした後藤ごとう洋ひろし央ひさし紀き、東京とうきょうドーム大会たいかいで勝利しょうりしたKENTAにそれぞれ敗やぶれ、3勝しょう3敗はい勝がち点てん6でリーグ戦せんを終了しゅうりょう。決勝けっしょうトーナメント進出しんしゅつとはならなかった。また、今こん大会たいかいは出場しゅつじょうした28選手せんしゅで棚橋たなはしが最もっともメインイベントの多おおい選手せんしゅであった（Cブロック公式こうしき戦せん6試合しあい中ちゅう5試合しあい）。

8月がつ18日にち、タッグマッチにてNEVER無む差別さべつ級きゅう王者おうじゃのカール・アンダーソンに勝利しょうり。9月25日にちの神戸こうべ大会たいかいにてタイトル挑戦ちょうせんが決定けっていした。

9月5日にち、新しん日本にっぽんプロレスが声こえ出だし応援おうえん可か大会たいかい（場所ばしょ：後楽園こうらくえんホール）のメインイベントにて、オカダ・カズチカとのタッグで勝利しょうり。約やく2年ねん半はんぶりとなる声こえ出だし応援おうえんの中なかで最後さいごは『愛あいしてま～す』の大だい合唱がっしょうを行おこなった。試合しあい後ごのバックステージでは、「2年ねん半はんという月日つきひは長ながかったです。長ながかったですが、2年ねん半はんの時間じかんを皆みなさんの声援せいえんがたった一いち日にちで埋うめてくれました。まずは本当ほんとうに第一歩だいいっぽです。最後さいごに言いわせてください。2年ねん半はん、ちゃんとルールを守まもって、拍手はくしゅを届とどけて、会場かいじょうに来きてくれて、（新しん日本にっぽんプロレス）ワールドで見みてくれて、応援おうえんしてくれた新しん日本にっぽんプロレスファンの皆みなさんを心しんの底そこから誇ほこりに思おもいます」と、涙なみだながらに感謝かんしゃの言葉ことばを口くちにした[88]。

9月25日にち、神戸こうべワールド記念きねんホール大会たいかいにてNEVER無む差別さべつ級きゅう王座おうざに挑戦ちょうせんするも最後さいごはガン・スタンで敗北はいぼくした。

10月23日にち、新しん青森あおもり総合そうごう運動公園うんどうこうえんマエダアリーナ大会たいかいにて田口たぐち隆たかし祐ゆう、ヒクレオとのタッグでNEVER無む差別さべつ級きゅう6人にんタッグ王座おうざに挑戦ちょうせんするも敗北はいぼくした。

11月、WORLD TAG LEAGUE 2022に出場しゅつじょう。2年ねん連続れんぞく矢野やの通どおりとの『ヒロシとトオル』タッグでエントリー。

12月1日にち、国立こくりつ代々木よよぎ競技きょうぎ場じょう第だい二に体育館たいいくかんで行おこなわれた『藤波ふじなみ辰たつ爾なんじ50周年しゅうねん記念きねん試合しあいFINAL』のメインイベントにて、師しである藤波ふじなみ辰たつ爾なんじとシングルマッチで対戦たいせん。最後さいごはハイフライフローで偉大いだいなる師しから勝利しょうりを収おさめた[89]。

2023年ねん[編集へんしゅう]

第だい26代だいNEVER無む差別さべつ級きゅう6人にんタッグ王座おうざのベルトを巻まく棚橋たなはし弘ひろし至いたり

5月3日にちに開催かいさいされた『レスリングどんたく 2023』にて、鈴木すずき みのる＆エル・デスペラード＆成田なりた 蓮れん組ぐみが持もつNEVER無む差別さべつ級きゅう6人にんタッグ王座おうざに挑戦ちょうせんし勝利しょうり。第だい27代だいNEVER6人にんタッグ王座おうざを戴冠たいかん[90]。6月4日にちに開催かいさいされた『DOMINION 6.4 in OSAKA-JO HALL』にてジョン・モクスリー&クラウディオ・カスタニョーリ&海野うみの翔太しょうた組ぐみを相手あいてに防衛ぼうえい戦せんを行おこない勝利しょうり。初はつ防衛ぼうえいに成功せいこうする[91]。9月9日にちに開催かいさいされた『Road to DESTRUCTION』にて天山あまやま広吉ひろきち&真壁まかべ刀がたな義よし&タイガーマスク組ぐみと防衛ぼうえい戦せんを行おこない勝利しょうり。2度目どめの防衛ぼうえいに成功せいこう[92]。10月9日にちに開催かいさいされた『カンタン酢す™ Presents DESTRUCTION in RYOGOKU』にてIMPACT! WRESTLINGのアレックス・シェリー&クリス・セイビン&ジョシュ・アレクキサンダー組ぐみ相手あいてに3度目どめの防衛ぼうえいに成功せいこう[93]。11月4日にち、ザック・セイバーJr.&マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト組ぐみ相手あいてに4度目どめの防衛ぼうえいに成功せいこう[94]。11月11日にち、SANADA＆タイチ＆上村うえむら組ぐみ相手あいてに5度目どめの防衛ぼうえいに成功せいこう[95]。11月17日にち、本間ほんま&成田なりた&田口たぐち組ぐみ相手あいてに6度目どめの防衛ぼうえいに成功せいこう[96]。12月21日にち、ジェフ・コブ&グレート-O-カーン&HENARE組ぐみ相手あいてに7度目どめの防衛ぼうえいに成功せいこうした[97]。

12月23日にち、新しん日本にっぽんプロレスリング株式会社かぶしきがいしゃの臨時りんじ株主かぶぬし総会そうかい及および取締役とりしまりやく会かいに於おいて、同社どうしゃの第だい11代だい代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょうに就任しゅうにんした[98][99]。

2024年ねん[編集へんしゅう]

第だい27代だいNEVER無む差別さべつ級きゅう6人にんタッグ王座おうざのベルトを巻まく棚橋たなはし弘ひろし至いたり

1月がつ2日にち、社長しゃちょう就任しゅうにん後ごの初陣ういじんとして、プロレスリング・ノアの有明ありあけ大会たいかいに参戦さんせん。HAYATAとのタッグでザック・セイバーJr.、小川おがわ良成よしなりと対戦たいせんした。1月4日にち、東京とうきょうドーム大会たいかいにて、16度どの防衛ぼうえいを誇ほこっていたザックからNJPW WORLD認定にんていTV王座おうざを奪取だっしゅ[100]。翌よく5日にちには急遽きゅうきょ組くまれた田口たぐち隆たかし祐ゆうとの防衛ぼうえい戦せんに勝利しょうりし、試合しあい後ごのVTRでは元もとWWEのマット・リドルから宣戦せんせん布告ふこくを受うけた[101]。1月24日にち、マイキー・ニコルス＆シェイン・ヘイスト＆藤田ふじた晃生あきお組ぐみを相手あいてに8度目どめの防衛ぼうえい戦せんを闘たたかい勝利しょうり。オカダの新しん日本にっぽん所属しょぞくラストマッチに花はなを添そえた。試合しあい後ご、オカダが王座おうざ返上へんじょうを宣言せんげんしNEVER無む差別さべつ級きゅう6人にんタッグ王座おうざを返上へんじょうした[102]。2月23日にちに開催かいさいされた『THE NEW BEGINNING in SAPPORO』にてマット・リドルを相手あいてに2度目どめの防衛ぼうえい戦せんを闘たたかい敗北はいぼく。NJPW WORLD認定にんていTV王者おうじゃから陥落かんらくした[103]。2月29日にち、右足みぎあし関節かんせつ捻挫ねんざの回復かいふくに専念せんねんする為ため、 4・6両国りょうこくで「IWGP　GLOBALヘビー級きゅう」王者おうじゃニック・ネメス戦せんへの挑戦ちょうせんが決きまっていたが開催かいさい延期えんきとなった[104]。

4月がつ14日にち、台湾たいわん・Zepp New Taipeiで開催かいさいされた『WEICKER presents WRESTLING WORLD 2024 IN TAIWAN』のNEVER無む差別さべつ級きゅう6人にんタッグ王座おうざ 新しん王者おうじゃチーム決定けっていトーナメントに棚橋たなはし弘ひろし至いたり＆矢野やの通とおる＆ボルチン・オレッグ組ぐみで参戦さんせん。メインイベントの決勝けっしょう戦せんでEVIL＆SHO＆金丸かねまる組ぐみに勝利しょうりし第だい27代だいNEVER6人にんタッグ王者おうじゃに輝かがやいた[105]。

得意とくい技わざ[編集へんしゅう]

師しである藤波ふじなみ辰たつ爾なんじのドラゴン殺ころせ法ほうや武藤むとう敬たかし司しから影響えいきょうを受うけた技わざが多おおく、これら以外いがいにクイック技わざを好このんで使用しようする。ナルシストキャラの確立かくりつ後ごは要所ようしょで手てを広ひろげながらファンに歓声かんせいを求もとめるといった行動こうどうや、棚橋たなはしも大だいファンである仮面かめんライダーから影響えいきょうを受うけたアピールなどが目立めだつ。棚橋たなはし曰いわく、「オールドスタイルのアメリカンスタイルが好すき」と公言こうげんしている。

フィニッシュ・ホールド[編集へんしゅう]

ハイフライフロー
フロッグスプラッシュと同おなじ技わざ。
元々もともと使つかわれていた技わざだが、2006年ねん6月がつよりハイフライフローと名なづけフィニッシャーとして使用しようされ始はじめ、棚橋たなはしの代名詞だいめいし的てきな技わざとして知しられるようになる。棚橋たなはし曰いわく「ボディプレスにカッコいい名前なまえをつけただけです」と語かたる（タモリ倶楽部くらぶ 2011年ねん2月がつ11日にち放送ほうそう分ぶんより[出典しゅってん無効むこう]）ほど単純たんじゅん明快めいかいな技わざだが、ゆえにその汎用はんよう性せいが高たかく、うつ伏ぶせ状態じょうたいの相手あいてへ落下らっかしたり、立たっている相手あいてに放はなつ（形かたちとしてはダイビングボディアタックと同型どうけい）などして応用おうようし、2008年ねんからはコーナーポストに頭あたまを向むけて倒たおれている相手あいてへの対策たいさくとして、空中くうちゅうで90度ど旋回せんかいして方向ほうこう転換てんかんしながら落下らっかしていく改良かいりょうを施ほどこしている。足あし殺ごろしの一環いっかんとして相手あいての両りょう膝ひざに向むかって落下らっかしていくパターンも使用しようしており、大だい一番いちばんでは確実かくじつに勝利しょうりを奪うばえるよう連発れんぱつで繰くり出だしたり、場外じょうがいにいる相手あいてに対たいして放はなつこともある。
その他たにも、2015年ねん8月がつ16日にちG1CLIMAX25優勝ゆうしょう決定けってい戦せんの中なか邑戦では、雪崩なだれ式しきランドスライドを狙ねらいセカンドロープに立たった中なか邑を潰つぶすように、トップロープから放はなったり、2018年ねん9月がつ23日にち東京とうきょうドーム・IWGPヘビー級きゅう王座おうざ挑権利けんり証しょう争奪そうだつ戦せんのオカダ戦せんでは、雪崩なだれ式しきツームストンパイルドライバーを狙ねらいセカンドロープに立たったオカダを張はり手てで落下らっかさせながら、トップロープから時間じかん差さで放はなったりするなど近年きんねんではコーナー上じょうでの攻防こうぼうから仕掛しかける場合ばあいもある。
棚橋たなはしは、この技わざをフィニッシュ・ホールドとして選択せんたくした理由りゆうとして、「初はじめて見みに来くる客きゃくに対たいしてインパクトがあって痛いたみが伝つたわる」という点てんを挙あげており、技わざ名めいの由来ゆらいは「高たかく飛とんで集中しゅうちゅうした状態じょうたい」という意いで、技わざの名前なまえからその形かたちと破壊はかい力りょくがイメージできること念頭ねんとうに置おきながら名付なづけたとされている。
ドラゴン・スープレックス・ホールド
藤波ふじなみに師事しじする棚橋たなはしが2002年ねんより使用しようし始はじめたスープレックス技わざ。
ドラゴン殺ころせ法ほうを藤波ふじなみから直接ちょくせつ指導しどうを受うけて以降いこう、大だい一番いちばんでのフィニッシュとして用もちいられていた決きめ技わざだったが、ハイフライフローを使つかい始はじめてからはその座ざを譲ゆずる形かたちで使用しよう頻度ひんどが低ひくくなった。それでも未いまだに説得せっとく力りょくのある必殺ひっさつ技わざとして大事だいじな場面ばめんで用もちいられており、2014年ねん2月がつ9日にち広島ひろしま大会たいかいでハイフライフローを返かえした中なか邑から同どう技わざを決きめて勝利しょうりしている。
スリング・ブレイド
旋回せんかい式しきフライング・ネックブリーカー・ドロップ。
2005年ねんの年頭ねんとうから使用しようし始はじめ、フィニッシュ・ホールドとして用もちいられた技わざ。
自みずからロープの反動はんどうで助走じょそうを付つけて走はしり込こんで相手あいての首くび元もとに左腕さわんで飛とびつき、相手あいての首くびを支点してんに空中くうちゅうで360°旋回せんかいしながら右腕うわんを相手あいての首くびに巻まきつけて相手あいての後頭部こうとうぶをマットに叩たたきつける変型へんけいのランニング・ネックブリーカー。ロープの反動はんどうで助走じょそうを付つける従来じゅうらいの型かたやカウンター式しき、その場ば飛とび式しきとあらゆる場面ばめんで使用しようされており、コーナーポスト最さい上段じょうだんから飛とびついて放はなつ「ダイビング式しき」は数すう度どだけ使用しよう。相手あいての背後はいごから繰くり出だすリバース式しき、応用おうよう編へんとして投なげ技わざを仕掛しかけられた際さいに切きり返かえしで使つかわれることも多おおく、ペースチェンジとして現在げんざいも使用しようしている。完全かんぜんなオリジナル技わざではなく、棚橋たなはしが開発かいはつする以前いぜんからDRAGON GATEの吉野よしの正人まさとが繋つなぎ技わざとして使用しようしていた。
技わざ名めいを命名めいめいしたのは、当時とうじ棚橋たなはしのタッグパートナーを務つとめていた中なか邑であり、名前なまえの由来ゆらいはアメリカ映画えいがの『スリング・ブレイド』から来きている。
リバース・スリング・ブレイド
相手あいての背後はいごからスリング・ブレイドの形かたちで相手あいての首くびに腕うでを掛かけ、支点してんにしながら旋回せんかいして最終さいしゅう的てきはフェイスクラッシャーの形かたちで叩たたきつける。
棚橋たなはし弘ひろし至いたりのオリジナル技わざで、得意とくいのスリング・ブレイドを進化しんかさせたもの。
2006年ねんのNEW JAPAN CUPに一いち回戦かいせん蝶ちょう野の正洋まさひろ戦せんで、初はつ公開こうかいしている。フィニッシュに移うつるまでの、繋つなぎとしての使用しようだったが見事みごと、この後のちの正調せいちょうスリング・ブレイドで初はつの蝶ちょう野の越こえを、果はたしている。だが、それ以降いこう使つかうことは無なく幻まぼろしの技わざとなってしまった。
レインメーカー式しきスリングブレイド
棚橋たなはし弘ひろし至いたりがオカダ戦せんで披露ひろうした技わざ。
ジャーマンスープレックスの体勢たいせいで相手あいての腕うでを引ひいて、自身じしんの得意とくい技わざスリングブレイドを決きめる技わざ。
ABSOLUTE
相手あいてを上向うわむきにしたリバース・ヘッドロックで頭部とうぶを捕とらえ、右腕うわんを振ふり上あげてから自みずから反転はんてんすると同時どうじにファイナルカットに移動いどうして右腕うわんを首くび元もとに打うち下おろし、そのまま体重たいじゅうを浴あびせて相手あいての後頭部こうとうぶからマットに叩たたきつける、文字通もじどおり変形へんけいのスリング・ブレイド。
テキサスクローバーホールド
テキサスクローバーホールド（2021年ねん4月がつ4日にちのタッグマッチではJ・T・O「ジェイ・タップ・アウト」で使用しよう）
2007年ねん11月11日にちの後藤ごとう洋ひろし央ひさし紀き戦せんでフィニッシュとなった技わざ。
棚橋たなはしが使用しようする技わざの中なかでも派手はでな分類ぶんるいに入はいる技わざではないが、前述ぜんじゅつ後藤ごとう戦せんでインパクトを残のこしたことからフィニッシュ技わざとしての頻度ひんどを格段かくだんに高たかめた。相手あいてによって背中せなかを反そらす角度かくどを変かえており、数多かずおおい足あし殺ころし技わざの中なかでも非常ひじょうに重宝ちょうほうされている。大だい一番いちばんではこの技わざの体勢たいせいからスタイルズクラッシュへ繋つなげることもある。2021年ねん4月がつ4日にちのタッグマッチではジェイをこの技わざで仕留しとめた時ときに、J・T・O（ジェイ・タップ・アウト）と名付なづけた。

打撃だげき技わざ[編集へんしゅう]

ドラゴン式しき張はり手て
藤波ふじなみ式しきのモーションが小ちいさい張はり手て。
エルボー
エルボー・スタンプ
バックエルボー
クローズライン
へッドバット
フライング・フォーアーム
助走じょそうをつけて、体からだを横よこに流ながしつつジャンピング・エルボーを繰くり出だす。技わざを決きめた後のち、雄叫おたけびをあげて観衆かんしゅうにアピールすることが多おおい。
青天井あおてんじょうエルボー
棚橋たなはしが使用しようするフラッシング・エルボーの名称めいしょう。かつて付つき人びとを務つとめた武藤むとうの得意とくい技わざであり、棚橋たなはしの場合ばあいはその場ばで飛とび上あがりながら空中くうちゅうで足あしをバタつかせて肘ひじを落おとしていくアレンジが施ほどこされている。
太陽たいようブロー
左手ひだりてで放はなつボディブローで、名城めいじょう信男のぶおとの合同ごうどうトレーニングを経へて使用しよう。エルボー・スマッシュとのコンボで相手あいてを畳たたみ掛かけるときに見みられる。
名前なまえの由来ゆらいは当時とうじの棚橋たなはしのニックネーム「太陽たいようの天才てんさい児じ」からとっている。
低空ていくう式しきドロップキック
足あし殺ごろしの一環いっかんとして使用しようされる技わざで、各種かくしゅドラゴン・スクリューを足あし殺ころし技わざとの組くみ合あわせや、ペースチェンジとしても好このんで用もちいられる。
ドロップキック
若手わかて時代じだいより使用しようしており正面しょうめん飛とび式しきを得意とくいとしている。

投なげ技わざ[編集へんしゅう]

ジャーマン・スープレックス・ホールド
若手わかて時代じだいより得意とくいとしていた技わざのひとつで、2002年ねんから2003年ねんごろのフィニッシャー。当時とうじは大だい一番いちばんでドラゴンスープレックス、それ以外いがいではジャーマンと使つかい分わけが成なされていた。
クロススパイク・スープレックス
クラッチ時じに相手あいての両りょう腕うでを取とりながら後方こうほうへ反そり投なげる。棚橋たなはしはフルネルソンの状態じょうたいから相手あいてが強引ごういんに振ふりほどいた後のちに即座そくざに両りょう腕うでを抱かかえ込こんでから仕掛しかける。ドラゴンスープレックスよりも使用しよう頻度ひんどが高たかく、フィニッシュ技わざに至いたったこともある。
ツイスト・アンド・シャウト
ブレーンバスターの体勢たいせいから相手あいてを持もち上あげずに、そのまま自身じしんの体からだを高速こうそくで右みぎ方向ほうこうへ捻ねじりながら、相手あいてを後頭部こうとうぶから背中せなかにかけてマットに叩たたきつける。技わざ名めいの由来ゆらいは、「ツイスト」した後のちに「シャウト＝叫さけぶ」ことと、ビートルズによるカヴァーが有名ゆうめいな、（バート・ラッセル）・（バーンズとフィル・メドレー）による楽曲がっきょく「Twist and Shout」とをかけている。2007年ねんごろから使用しようされ、2015年ねんより再ふたたび使用しよう。
トゥエルブ・シックス
相手あいての頭部とうぶを脇わき下かに差さし込こみ、左足ひだりあしを内側うちがわから抱かかえるようにクラッチして相手あいてを逆さかさまに担かつぎ上あげ、ファルコンアローのように首くびから背中せなかに掛かけて相手あいてをマットに叩たたきつける。ハイフライフローへの繋つなぎとして使用しようされる。変形へんけいファルコンアロー。ハイフライフローへの繋つなぎとして使用しようされる。初はつ披露ひろうされて以降いこう変形へんけいファルコンアロー、変形へんけいキャプチュードと呼よび名なが統一とういつされなかったが、2011年ねん12月27日にち放送ほうそうされたフジテレビのバラエティ番組ばんぐみ『ネームズ・ディーン』にて命名めいめい[出典しゅってん無効むこう]。「12時じ（上うえ）から6時じ（下した）の方向ほうこうへ落おとす」という意味いみで、重じゅう盛もりさと美みの案あんから採用さいようされた[出典しゅってん無効むこう]。
TANAHASHI BOMBⅡ
オールアウト
裏うら投なげ
ハーフハッチ・スープレックス・ホールド
ドラゴン・スクリュー
グラウンド・ドラゴン・スクリュー
ドラゴンスイング
ツームストン・パイルドライバー

関節かんせつ技わざ[編集へんしゅう]

ACE CLUTCH
レッグブリーカー
ドラゴン・スリーパー
スパイラル・ドラゴン・スリーパー・ホールド
胴締どうじめ式しきドラゴン・スリーパー・ホールド
キャメルクラッチ（ラクダ固かため）
トライアングル・スコーピオン

飛とび技わざ[編集へんしゅう]

ミサイルキック
ダイビング・サンセット・フリップ
ドラゴン・ロケット
トペ・コン・ヒーロ
スカイツイスタープレス

フォール技わざ[編集へんしゅう]

フォーリン・ラブ
首くび固かため（スモール・パッケージ・ホールド）

タイトル歴れき[編集へんしゅう]

新しん日本にっぽんプロレス
IWGPヘビー級きゅう王座おうざ（左ひだり）、IWGPインターコンチネンタル王座おうざ（右みぎ）を腰こしに巻まく棚橋たなはし
最多さいた戴冠たいかん記録きろく保持ほじ者しゃ。
パートナーは吉江よしえ豊ゆたか→中ちゅう邑真輔→飯めし伏ふく幸さいわい太ふとし。
  • U-30王座おうざ争奪そうだつリーグ戦せん 優勝ゆうしょう : 1回かい（2003年ねん）
  • U-30タッグトーナメント 優勝ゆうしょう : 1回かい（2004年ねん）
パートナーは石森いしもり太ふとし二に。
  • G1 CLIMAX 優勝ゆうしょう : 3回かい（2007年ねん、2015年ねん、2018年ねん）
  • NEW JAPAN CUP 優勝ゆうしょう : 2回かい（2005年ねん、2008年ねん）
プロレスリング・ノア
パートナーは永田ながた裕志ひろし。
CMLL
パートナーは獣しし神しんサンダー・ライガー。
パートナーはタイチ & OKUMURA。
RPW
プロレス大賞たいしょう
  • 2003年度ねんどプロレス大賞たいしょう 敢闘かんとう賞しょう
  • 2006年度ねんどプロレス大賞たいしょう 敢闘かんとう賞しょう
  • 2007年度ねんどプロレス大賞たいしょう 殊勲賞しゅくんしょう
  • 2009年度ねんどプロレス大賞たいしょう 最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅ賞しょう
  • 2011年度ねんどプロレス大賞たいしょう 最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅ賞しょう
  • 2012年度ねんどプロレス大賞たいしょう 年間ねんかん最高さいこう試合しあい賞しょう（6月がつ16日にち大阪おおさか府立ふりつ体育たいいく会館かいかん、IWGPヘビー級きゅう選手権せんしゅけん試合しあい、オカダ・カズチカ vs 棚橋たなはし弘ひろし至いたり）
  • 2014年度ねんどプロレス大賞たいしょう 最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅ賞しょう
  • 2018年度ねんどプロレス大賞たいしょう 最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅ賞しょう

入場にゅうじょうテーマ曲きょく[編集へんしゅう]

曲名きょくめい 作曲さっきょく者しゃ 備考びこう
STRANGE N.J.P. UNIT デビュー当時とうじに使用しよう。[CD：WBSS-8000]
DO IT MYSELF SUPER STUPID 2004年ねん12月がつまで使用しよう。大学生だいがくせい時代じだいに京都きょうとの古着ふるぎ屋やで同どう曲きょくが流ながれていて、プロレスラーになったら「この曲きょくで入場にゅうじょうする」と、入場にゅうじょう曲きょくとして使用しようした経緯けいいを後のちに語かたっている[106]。下記かきHIGH ENERGYに入場にゅうじょう曲きょくを変更へんこうして以降いこう、新しん日本にっぽんとは別べつブランドとなるWRESTLE LANDで使用しようされている。[CD：SRCL-3692]
HIGH ENERGY 作曲さっきょく：JULIA CLARIS 編曲へんきょく：棚橋たなはし弘ひろし至いたり、NJPW SOUNDS
LOVE & ENERGY 北村きたむら陽よう之の介かい
トオルとヒロシメドレー intoxication? LOVE & ENERGY 北村きたむら陽よう之の介かい（LOVE & ENERGY）✗NJPW

決きめ台詞ぜりふ[編集へんしゅう]

  • 「○○の皆みなさん、愛あいしてま〜す!」
勝利しょうりを収おさめた試合しあいの締しめで発言はつげんする台詞せりふ。○○には会場かいじょう・大会たいかいの開催かいさい地名ちめいが入はいる（イベントの締しめに言いうこともある）。
初はつ公開こうかいは2006年ねん7月がつ17日にちの月寒つきさむグリーンドーム大会たいかい。当時とうじのIWGP王者おうじゃであるブロック・レスナーの来日らいにちが不能ふのうとなり、急遽きゅうきょ開催かいさいされたIWGP王者おうじゃ決定けっていトーナメントを制せいした後のちの勝利しょうり者しゃインタビューにて。王者おうじゃの来日らいにちドタキャンという緊急きんきゅう事態じたいの中なかでIWGP王者おうじゃとなった棚橋たなはしは、「今日きょう、集あつまってくれたファンの皆みなさん、愛あいしてます。そしてやっぱり俺おれは新しん日本にっぽんプロレスを愛あいしてます！」と、観衆かんしゅうに対たいして涙なみだながらに訴うったえかけ、この時ときはまだ「ま」と「す」の間あいだに「〜」が入はいることはなかった[107]。同年どうねん10月がつ9日にちの両国りょうこく国技こくぎ館かん大会たいかいより、現在げんざいのような観衆かんしゅうへの愛あいを明確めいかくにした絶叫ぜっきょうスタイルが定着ていちゃくした[107]。ただし、この決きめ台詞ぜりふは昔むかしながらのプロレスファンには刺ささらず、言いった直後ちょくごに客席きゃくせきから「（俺おれたちは棚橋たなはしを）愛あいしてませ〜ん！」と野次やじで返かえされることも時々ときどきあるという[4]。
大だい日本にっぽんプロレス所属しょぞくのアブドーラ・小林こばやしが非ひ公認こうにんでこの台詞せりふを使用しようしていたが、後のちにサムライTVの放送ほうそう番組ばんぐみ内ないで行おこなわれた対談たいだんにて棚橋たなはし本人ほんにんにより公認こうにんされた。
立命館大学りつめいかんだいがくの同級生どうきゅうせいである角田つのだ龍平りゅうへいがMCを務つとめる『角田つのだ龍平りゅうへいのオールナイトニッポンR』にてジングルのドナリに上記じょうきの肉声にくせいを使用しようしている。
マイク無なしで行おこなうサイレントバージョンも存在そんざいしていたが、現在げんざいではあまり見みられない。
  • 「100年ねんに1人ひとりの逸材いつざい、棚橋たなはし弘ひろし至いたりです!」
自己じこ紹介しょうかいの際さいに使用しよう。
元もとネタは『仮面かめんライダーキバ』の紅べに音おん也が発はっした台詞せりふ「100年ねんに一いち度どの天才てんさい」から。
  • 「まぁ、俺おれのカッコ良よさは反則はんそくだけど」
以前いぜん、反則はんそく攻撃こうげきを受うけた試合しあいの後のちのインタビューにて、反則はんそく行為こういを行おこなった相手あいてに向むかって文句もんくを言いった後のちの捨すて台詞ぜりふ。
  • 「お前まえの罪つみを数かぞえろ!」
元もとネタは『仮面かめんライダーW』の台詞せりふ[108]。特とくに矢野やのとの抗こう争そう時じに多用たようし、煽あおりPVでは矢野やのが「テメェで数かぞえろ!」とい返いかえす、という編集へんしゅうが行おこなわれている。
  • 「○○にキター!!」
『仮面かめんライダーフォーゼ』のセリフが元もとネタ（○○には地名ちめいなどが入はいる）。
  • 「俺おれ、生うまれてから一いち回かいも疲つかれたこと無ないから」
この決きめ台詞せりふを言いうようになったのは、とある試合しあい後ごの食事しょくじ会かいで「お疲つかれ様さまです」と言いう女性じょせいに対たいし、「ありがとう。でも大丈夫だいじょうぶ、疲つかれてないから」と答こたえたことが最初さいしょ[注釈ちゅうしゃく 9][注釈ちゅうしゃく 10]。
公おおやけの場ばでこのフレーズを初はじめて言いったのは、2012年ねんのレッスルキングダムVIにて、IWGPヘビー級きゅう王座おうざ防衛ぼうえい後ごのこと[4]。その時とき挑戦ちょうせんを表明ひょうめいしてきたオカダ・カズチカの「これからは新日本しんにほんは自分じぶんが引ひっ張ぱっていく、棚橋たなはしさんお疲つかれさまでした。あなたの時代じだいは終おわりです」、というセリフに、「悪わるいなオカダ、オレは生うまれてから疲つかれたことがないんだよ」と返答へんとうし、会場かいじょうがドッと沸わいた[注釈ちゅうしゃく 11]。以降いこう「疲つかれ」が話題わだいになる時ときには必かならず言いうようになった[注釈ちゅうしゃく 12]が、毎年まいとし4月がつ1日にちのエイプリルフールには「あー疲つかれた！」とツイートするのがお約束やくそくである。
  • 「IWGPは遠とおいぞ」
上記じょうきと同おなじく2012年ねんのレッスルキングダムVIにて、IWGPヘビー級きゅう王座おうざ防衛ぼうえい後ごに挑戦ちょうせんを表明ひょうめいしてきたオカダ・カズチカに向むかって放はなった台詞せりふ。この言葉ことばは後のちに棚橋たなはしにまつわる選手せんしゅがこの件けんを意識いしきして使つかうことが多おおい。
後のちにオカダからIWGP王座おうざを奪うばわれ、同どう王座おうざに挑戦ちょうせんを表明ひょうめいしたとき、オカダから逆ぎゃくにこの台詞せりふを吐はかれた[109]。
  • 「お前まえが俺おれの最後さいごの希望きぼうだ」
『仮面かめんライダーウィザード』からの引用いんようで、2016年ねん末まつIWGPヘビー級きゅう戦線せんせんに絡からめず東京とうきょうドーム連続れんぞくメインイベント記録きろくが途絶とだえそうになった棚橋たなはしが内藤ないとう哲也てつやの持もつIWGPインターコンチネンタル王座おうざに挑戦ちょうせん表明ひょうめいした時ときに発はっした。

決きめポーズ[編集へんしゅう]

  • 逸材いつざいポーズ[110]
右手みぎての親指おやゆびと人差ひとさし指ゆびを突つき立たてた状態じょうたいから、人差ひとさし指ゆびで天てんをかざすように手てを顔かおより少すこし上じょうの位置いちまで上あげる[110]。初はつ公開こうかいは2008年ねん後半こうはん[110]。初期しょき段階だんかいでは親指おやゆびと人差ひとさし指ゆびだけ立たてて他たの3本ほん指ゆびはしっかり握にぎっていたが、後のちに中指なかゆび、薬指くすりゆび、小指こゆびの3本ほんは完全かんぜんに握にぎらずに微妙びみょうな握にぎり具合ぐあいのままでポーズを決きめるようになった[110]。リングインした後のちコーナーポストに登のぼり、リングアナウンサーのコールに合あわせて決きめることが多おおい。
本人ほんにん曰いわく『仮面かめんライダーカブト』へのオマージュである」と公言こうげんしており、後のちにカブトのスーツアクターである高岩たかいわ成しげる二にから直伝じきでんされたことからポーズの拝借はいしゃくは無む許可きょかではないことを明あきらかにしている[110]。

パフォーマンス[編集へんしゅう]

入場にゅうじょう時じには入場にゅうじょう曲きょくにあわせて、試合しあい終了しゅうりょう後ごには『仮面かめんライダー響ひびき鬼おに』の挿入そうにゅう曲きょくである「雷電らいでん激震げきしん」に合あわせてパフォーマンスを行おこなう。
2014年ねんの東京とうきょうドーム大会たいかいから新あらたにHIGH ENERGYバージョンを披露ひろうした。

人物じんぶつ・エピソード[編集へんしゅう]

プロレスのプロモーション活動かつどうとブーイング[編集へんしゅう]

新しん日本にっぽんプロレスに入門にゅうもんした1999年ねんごろは総合そうごう格闘技かくとうぎの人気にんきが高たかまり、先輩せんぱい人気にんきレスラーたちの離脱りだつも相あいまってプロレス自体じたいの人気にんきが落おちたころだった[4]。しかし本人ほんにんは前向まえむきにプロレス界かいを盛もり上あげるため、様々さまざまな形かたちで宣伝せんでん活動かつどうをほぼ休やすみなしで行おこなった[注釈ちゅうしゃく 13]。しかし、本人ほんにんが金髪きんぱつロン毛げスタイルで飛とび抜ぬけて軟派なんぱなレスラーだった[注釈ちゅうしゃく 14]ため、従来じゅうらいのプロレスファンからは「棚橋たなはしは新日本しんにほんらしくない」と否定ひてい的てきに思おもわれた[4]。

その後ごも信念しんねんを持もってプロモーション活動かつどうをしたが、2006年ねんごろから試合しあい時じに棚橋たなはしに対たいしてブーイングが起おき[注釈ちゅうしゃく 15]、ネットでは誹謗ひぼう中傷ちゅうしょうされるようになった[注釈ちゅうしゃく 16]。2009年ねんに大阪おおさかで行おこなわれた中西なかにし学まなぶとのタイトルマッチで、棚橋たなはしへの大だいブーイング&中西なかにしへの声援せいえんの中なかで試合しあいが始はじまったが、少すこしずつ棚たな橋きょうへの声援せいえんが加くわわり、試合しあい終了しゅうりょう時じには“大棚おおたな橋きょうコール”に変かわっていた[注釈ちゅうしゃく 17]。これがきっかけとなり、以降いこう全国ぜんこくの他ほかの会場かいじょうでも徐々じょじょに声援せいえんの数かずが増ふえ、2010年ねんごろにはブーイングが収おさまった[4]。

その他た[編集へんしゅう]

  • 中部電力ちゅうぶでんりょくでサラリーマンをする父ちちと、母ははのもとに生うまれ、3兄弟きょうだいの長男ちょうなんとして育そだつ。子供こどものころは先述せんじゅつの通とおり祖母そぼとプロレスを楽たのしく見みていたが、将来しょうらいプロレスラーになりたいとは特とくに思おもっていなかった[4]。小中しょうちゅう高だかと野球やきゅうに熱中ねっちゅうしたが、ポジションはレフトで7番ばんで守備しゅびが下手へただった。高校生こうこうせいのころ、2つ下したの弟おとうとが見みていたプロレス番組ばんぐみを一緒いっしょに見みたところ、改あらためてプロレスに衝撃しょうげきを受うけた[4]。
  • 名なづけのエピソードとして、父親ちちおやは最初さいしょ、豊臣とよとみ秀吉ひでよしの「秀吉ひでよし」を逆さかさにして「吉秀よしひで」と名付なづけようとしたらしいが、母親ははおやから猛もう反対はんたいされ「弘ひろし至いたり」という名ながつけられた。「弘ひろし」の一文字ひともじでも「ひろし」と読よむことができるが、父親ちちおやがアントニオ猪木いのきの大だいファンであることから、猪木いのきの本名ほんみょうである「猪木いのき寛ひろし至いたり」から一文字ひともじいただいたという[111]。
  • 本人ほんにんによると、高校こうこう入試にゅうしでは1番ばんの成績せいせきで合格ごうかくしたが、部活ぶかつの野球やきゅうに熱中ねっちゅうするあまり成績せいせきが徐々じょじょに下さがった。3年生ねんせいの8月がつの時点じてんで偏差へんさ値ち50ほどになったが半年はんとしで65まで上あげ、最終さいしゅう的てきに再ふたたび1番ばんの成績せいせきで卒業そつぎょうした[4]。
  • 大学だいがく入学にゅうがく時じの体重たいじゅうは65kgだったが、プロレス同好どうこう会かいに入会にゅうかいしたあと日々ひびの食事しょくじで体重たいじゅうを増ふやし[注釈ちゅうしゃく 18]、1年生ねんせいの終おわりには80kgになった[4]。
  • 大学だいがく3年生ねんせいのプロレス入団にゅうだんテスト合格ごうかく直後ちょくご、大学だいがくの就職しゅうしょく課かで就職しゅうしょく先さきを記しるすカードに「新しん日本にっぽんプロレスリング株式会社かぶしきがいしゃ」と記入きにゅうした[注釈ちゅうしゃく 19]。その後ご両親りょうしんにプロレスラーになることを告つげたところ、明あかるくて楽たのしいことが好すきな母ははは喜よろこんでくれたが、父ちちからはすごく心配しんぱいされたという[4]。
  • ジュニアモデルの呼よび春はるは棚橋たなはしの娘むすめ。
  • 憧あこがれのプロレスラーとして、ダイナマイト・キッド、カート・アングル、ショーン・マイケルズの名なを挙あげている。中なかでもマイケルズのファンであり、2009年ねん当時とうじIWGP王者おうじゃだったころ、挑戦ちょうせん者しゃとしてアングルを迎むかえ撃うった際さい、前日ぜんじつ記者きしゃ会見かいけんにてアングルから「タナハシは日本にっぽんのショーン・マイケルズだ」[112]と言いわれたときは、死しぬほど嬉うれしかったと答こたえている[113]。
  • 1997年ねんに行おこなわれた入門にゅうもんテストに合格ごうかくしたものの、長州ちょうしゅうより「大学だいがく卒業そつぎょう」の指示しじを下くだされた棚橋たなはしは当時とうじ、プロレスラーになるのに大卒だいそつの肩書かたがきが必要ひつようなのか疑念ぎねんを抱だいていたが、大学だいがく時代じだいに得えた知識ちしきはコメントを発表はっぴょうするときの言葉ことば選えらびに役立やくだっていることや「立命館大学りつめいかんだいがく卒そつ」という肩書かたがきでクイズ番組ばんぐみに出演しゅつえんできているのは長州ちょうしゅうのおかげであると、のちに感謝かんしゃの意いを表あらわしている[12]。
  • 入門にゅうもん当時とうじに新しん日本にっぽんの現場げんば監督かんとくであった長州ちょうしゅう力りょくが「学生がくせいプロレス嫌ぎらい」を公言こうげんしていたことから、当初とうしょ棚橋たなはし自身じしんは立命館大学りつめいかんだいがくレスリング部ぶ出身しゅっしんを名乗なのり、学生がくせいプロレス経験けいけん者しゃであることを公言こうげんせず、2006年ねん4月がつに東京とうきょうスポーツ紙上しじょうでレイザーラモンHGと対談たいだんした際さい、自みずからが学生がくせいプロレス出身しゅっしんであることを初はじめて公言こうげんした（サークルの先輩せんぱいにユリオカ超ちょう特とくQ・レイザーラモンRGがいる）。学生がくせいプロレス時代じだいのリングネームは、メイ牛山うしやま、ハメ浩ひろしを経へて、ターナー・ザ・インサート[注釈ちゅうしゃく 20]。
  • 仮面かめんライダーシリーズの大だいファンであり、現在げんざいのスタイルに多大ただいなる影響えいきょうを与あたえている。2016年ねん8月がつ4日にちには『アメトーーク!』の「仮面かめんライダー芸人げいにん」に出演しゅつえんし、仮面かめんライダーへの熱あつい思おもいを語かたった。このアメトーークの出演しゅつえんが反響はんきょうを呼よび遂ついに仮面かめんライダーの映画えいがに出演しゅつえんすることになった。平成へいせいライダーシリーズは『仮面かめんライダーカブト』から見み始はじめ、平成へいせいライダーシリーズの中なかでも『仮面かめんライダーW』が一番いちばん好すきだという。
  • また、上記じょうきの『アメトーーク!』で過去かこに『仮面かめんライダークウガ』の主人公しゅじんこう役やくのオファーがあったエピソードを明あかしたが、番組ばんぐみ放送ほうそう後ごに当時とうじ東映とうえいのチーフプロデューサーであった髙寺成紀しげのりがTwitter上うえで事実じじつ誤認ごにんであることを語かたっている。実際じっさいはテレビ番組ばんぐみの主役しゅやくではなく、獣しし神しんサンダー・ライガーを手本てほんにした“プロレスラーの仮面かめんライダークウガ”を番組ばんぐみのプロモーションの一環いっかんとして登場とうじょうさせようと、当時とうじテレビ朝日てれびあさひのプロデューサーであった清水しみず祐美ひろみが過去かこにスポーツ局きょくに所属しょぞくし、新しん日にち側がわと繋つながりがあったことから交渉こうしょう、棚橋たなはしが候補こうほの一人ひとりであったことを明あかしている[114][115][116]。棚橋たなはしは2009年ねんのインタビューの時点じてんで新しん日にち側がわから「バイクの運転うんてんは出来できるか？」と聞きかれたことを明あかしているが、東映とうえいやテレビ朝日てれびあさひ側がわからの棚たな橋きょうへの直接的ちょくせつてきな交渉こうしょうはなく[117]、最終さいしゅう的てきに新しん日にち側がわの判断はんだんでレスラークウガの件けんを断たっている[118]。
  • CMLLではルード（ヒール）として登場とうじょうしており、試合しあいでは顔かおの右側みぎがわをフェイスペイントし、日本にっぽんではまれにしか見みられないラフ殺ころせ法ほうをしている。2011年ねんの矢野やのとのIWGP戦せんでも、この状態じょうたいで試合しあいをしている（解説かいせつはこれを黒くろ棚橋たなはしと呼よんでいた）。
  • 忘わすれえぬ日本人にっぽんじんレスラーは誰だれかという質問しつもんに対たいし、棚橋たなはしは決きまってヒロ斉藤さいとうの名前なまえを出だすという。プロレス界かいにおいて、危険きけん技わざを使つかわずに定番ていばんのムーブで会場かいじょうを盛もり上あげることが難むずかしい中なか、ヒロは自身じしんの得意とくい技わざであるセントーンを繰くり出だすだけで観衆かんしゅうを沸わかし、ベテランになってから会場かいじょう人気にんきが高たかくなったのも「プロレスは積つみ重かさねの競技きょうぎ」ということを証明しょうめいするいい例れいだと語かたっている[119]。
  • 『G1 CLIMAX 28』の翌日よくじつの8月がつ13日にち、新しん日本にっぽんプロレス事務所じむしょで一いち夜明よあけ会見かいけんが行おこなわれ、2019年ねん1月がつ4日にちの東京とうきょうドームでのIWGPヘビー級きゅう王座おうざ挑戦ちょうせん権利けんり証しょうを授与じゅよされる身みとしてケニー・オメガに関かんして「オレはオマエのプロレス好すきじゃないよっていうイデオロギーで、対立たいりつ構造こうぞうを作つくるしかない。運動うんどう能力のうりょくもすごいし、日本語にほんごも上手じょうずにしゃべれるし、みんな好すきなんだろうけど、オレは彼かれのプロレスはあまり好すきじゃない。そういうことですね」と辛辣しんらつな言葉ことばを吐はいた[120]。
  • 2018年ねん、映画えいが『パパはわるものチャンピオン』で映画えいが初はつ主演しゅえんを飾かざった[121][122]。この出演しゅつえんにより、子供こどものファンも増ふえた[4]。2019年ねん1月がつ21日にちの後楽園こうらくえんホールでは映画えいがの世界せかい観かんを再現さいげんしたスペシャルマッチが行おこなわれた[123]。
  • プロレスライターの堀江ほりえガンツは2019年ねんの記事きじで棚橋たなはしを「猪木いのきイズムの呪縛じゅばくを払拭ふっしょくし、プロレス本来ほんらいの面白おもしろさを追求ついきゅうしたレスラーの1人ひとり」と評ひょうしている[124]。
  • 芸能げいのう活動かつどうはマセキ芸能げいのう社しゃがマネジメントを行おこなっていたが、2016年ねんに新日本しんにほんとアミューズの業務ぎょうむ提携ていけいにより、同社どうしゃへ移行いこうしている。
  • プロレス界かいきっての牛丼ぎゅうどん好すき。新しん日本にっぽんプロレスのスポンサーに吉野家よしのやがついている関係かんけいで、コラボメニューその他た縁えんが深ふかい。学生がくせい時代じだい、「吉野家よしのやの看板かんばんを見みたら中なかに入はいって必かならず牛丼ぎゅうどん並なみ盛もりを食たべる」と決きめており、道中どうちゅうに3店舗てんぽあったため、結構けっこうな量りょうを食たべていた。またその縁えんで『超ちょう逆境ぎゃっきょうクイズバトル!! 99人にんの壁かべ』にも出演しゅつえんしたことがある。
  • 本人ほんにん曰いわく「日本にっぽん男子だんしプロレス界かいで体からだ作づくりのためにプロテインやサプリを、最初さいしょに活用かつようし始はじめたのはたぶん俺おれ」とのこと。棚橋たなはしが栄養えいように関かんする知識ちしきを持もっていたのは、元々もともとボディビル好すきで関連かんれん雑誌ざっしを読よんでいたのが理由りゆう[注釈ちゅうしゃく 21]。
  • プロレスについて、「試合しあい中ちゅうの対戦たいせん相手あいてに喜怒哀楽きどあいらくや感情かんじょうを爆発ばくはつさせながらも、常つねに冷静れいせいに上うえから見みているもう一人ひとりの自分じぶんがいる。本気ほんきで怒おこってるんですけど、感情かんじょうのままに暴あばれることはしない」と語かたっている[4]。また、「プロレスには、相手あいてが技わざを繰くり出だした瞬間しゅんかん、“まだ技わざに耐たえられるor今こんこれを食くらったらヤバいから避さける”という判断はんだんを瞬時しゅんじにしていく、即興そっきょう芸術げいじゅつのような趣おもむきがある」との考かんがえを持もっている[4]。
  • 弁護士べんごしの角田つのだ隆平りゅうへいとは大学だいがくの同級生どうきゅうせいで、1年生ねんせいの英語えいごの授業じゅぎょうの初回しょかい、席せきが隣となりで、お互たがいプロレス好すきで盛もり上あがったという[125]。

出演しゅつえん[編集へんしゅう]

TVドラマ[編集へんしゅう]

TVバラエティ[編集へんしゅう]

ミュージックビデオ[編集へんしゅう]

映画えいが[編集へんしゅう]

劇場げきじょうアニメ[編集へんしゅう]

テレビアニメ[編集へんしゅう]

Webアニメ[編集へんしゅう]

ラジオ[編集へんしゅう]

  • 棚橋たなはし 弘ひろし至いたりのカウント2.99（2016年ねん2月がつ6日にち、ABCラジオ）[138]
  • FMシアター　ラジオドラマ「カウント2．9！」（2019年ねん6月がつ22日にち、NHK-FM） - 高崎たかさき弘毅こうき 役やく[139]
  • FMシアター　ラジオドラマ「ビギンズナイト　俺おれたちのカウント2.99！」（2020年ねん3月がつ28日にち、NHK-FM） - 主演しゅえん・高崎たかさき弘毅こうき 役やく[140]

Webラジオ[編集へんしゅう]

  • 棚橋たなはし弘ひろし至いたりのpodcast off!!（不定期ふていき更新こうしん）

CM[編集へんしゅう]

DVD[編集へんしゅう]

  • 棚橋たなはし弘ひろし至いたりのハイエナジー エクササイズ HIGH ENERGY EXERCISES For men 〜手てに入いれろ! 魅みせBODY ★1日にち10分ふん7日間にちかん肉体にくたい改造かいぞう計画けいかく〜（TCエンタテインメント、2014年ねん3月がつ12日にち発売はつばい）
  • 棚橋たなはし弘ひろし至いたりのハイエナジー エクササイズ HIGH ENERGY EXERCISES For women 〜目指めざせ! 美よしBODY 誰だれでも簡単かんたん速攻そっこうダイエット★1日にち10分ふん7日間にちかんプログラム（TCエンタテインメント、2014年ねん3月がつ12日にち発売はつばい）
  • 「太ふとし腕うで世直よなおし繁盛はんじょう記き〜大江戸おおえどプロレスラー計画けいかく」（テレビ朝日てれびあさひ・ビデオ・パック・ニッポン、2014年ねん7月がつ18日にち発売はつばい） - 若旦那わかだんな / 太ふとし腕うで仮面かめん役やく（主演しゅえん）

連載れんさい[編集へんしゅう]

著書ちょしょ[編集へんしゅう]

  • 『オレはプロレスラー―みなさん!愛あいしてまーす!!』（2007年ねん8月がつ1日にち、カンゼン）ISBN 978-4-8625-5003-3
  • 『棚橋たなはし弘ひろし至いたりデビュー10周年しゅうねん記念きねんBOOK（1）HIGH』（2009年ねん10月がつ1日にち、ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ）※前述ぜんじゅつの「ドラゴンノート」連載れんさいvol.1〜vol.63収録しゅうろく。
  • 『棚橋たなはし弘ひろし至いたりデビュー10周年しゅうねん記念きねんBOOK（2）FLY』（2009年ねん11月2日にち、ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ）※「ドラゴンノート」vol.63〜vol.119まで収録しゅうろく。
  • 『棚橋たなはし弘ひろし至いたりの100年ねんに1人ひとりの逸材いつざいBODYのつくりかた』（2012年ねん3月がつ14日にち、ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ）ISBN 978-4-5831-0425-6
  • 『棚橋たなはし弘ひろし至いたりはなぜ新しん日本にっぽんプロレスを変かえることができたのか』（2014年ねん4月がつ23日にち、飛鳥新社あすかしんしゃ）ISBN 978-4-8641-0311-4
  • 『棚橋たなはし弘ひろし至いたりの100年ねんに1人ひとりの逸材いつざい★BODYのつくりかたビギナーズ!』（2014年ねん6月がつ7日にち、ベースボールマガジン社しゃ）ISBN 978-4-5831-0690-8
  • 『1/100 The one-hundredth』（2015年ねん6月がつ7日にち、扶桑社ふそうしゃ）ISBN 978-4-594-07277-3
  • 『全力ぜんりょくで生いきる技術ぎじゅつ』（2015年ねん8月がつ25日にち、飛鳥新社あすかしんしゃ）ISBN 978-4-8641-0425-8
  • 『棚橋たなはし弘ひろし至いたりはなぜ新しん日本にっぽんプロレスを変かえること（文庫ぶんこ版ばん）』（2015年ねん12月がつ10日とおか、飛鳥新社あすかしんしゃ）ISBN 978-4-86410-448-7
  • 『疲つかれない男おとこ・棚橋たなはし弘ひろし至いたりが教おしえる！　史上しじょう最強さいきょうのメンタル・タフネス　どんなことにもびくともしない「心しん」が手てに入はいる』（2017年ねん3月がつ8日にち、PHP研究所けんきゅうじょ）ISBN 978-4-569-83556-3
  • 『カウント2.9から立たち上あがれ 逆境ぎゃっきょうからの「復活ふっかつ力りょく」』（2019年ねん6月がつ13日にち、マガジンハウス）ISBN 978-4-8387-3055-1

受賞じゅしょう歴れき[編集へんしゅう]

日本にっぽんメンズファッション協会きょうかい
ビートたけしのエンターテインメント賞しょう
  • 第だい19回かい（2019年ねん）特別とくべつ賞しょう[146]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ OBにプロレスマニア芸人げいにんとして知しられる、ユリオカ超ちょう特とくQ、レイザーラモンRG（出渕いずぶち誠まこと）がいる[9]。
  2. ^ 当時とうじの同好どうこう会かい会長かいちょうに棚橋たなはしは「サークルに入はいったらプロレスラーになれるんですか？」という質問しつもんを投なげかけたところ、「なれるぞ！」という会長かいちょうの回答かいとうをすっかり信しんじ込こんでしまい、さらには新入生しんにゅうせいによる自己じこ紹介しょうかいの際さいに将来しょうらいの夢ゆめとしてプロレスラーになると宣言せんげんしたことから後のちに引ひけなくなったと、述懐じゅっかいしている[10]
  3. ^ また、入学にゅうがく直後ちょくご「『将来しょうらいの夢ゆめはプロレスラー』と答こたえた途端とたん、周まわりの学生がくせいから“この人ひと何なにしに立命館大学りつめいかんだいがくに来きたんだ？”という感かんじで引ひかれてしまい、しばらくの間あいだ誰だれも話はなしかけて来こなかった」と回想かいそうしている[4]。
  4. ^ 58単位たんいの中なかには、本来ほんらいなら1年生ねんせいで取得しゅとくしているはずの、卒業そつぎょうに必要ひつような必修ひっしゅう授業じゅぎょうも残のこっていた。以降いこうは新入生しんにゅうせいに混まじって最さい前列ぜんれつで授業じゅぎょうを受うけるなど、懸命けんめいに大学だいがくに通とおった[4]。
  5. ^ 学生がくせいプロレス出身しゅっしん者しゃのIWGPヘビー級きゅう王座おうざ戴冠たいかんは史上しじょう初はつである。
  6. ^ 史上しじょう初はつは2010年ねんに優勝ゆうしょうした獣しし神しんサンダー・ライガー。
  7. ^ 後のちにチーム名めいは「ゴールデン☆エース」として定着ていちゃくした[78]。
  8. ^ 当初とうしょの対戦たいせん相手あいてはウィル・オスプレイであったが、オスプレイが新型しんがたコロナウイルスに感染かんせんし欠場けつじょうすることとなり、石井いしいに変更へんこうされた。
  9. ^ すると女性じょせいに「すご〜い！」と褒ほめられたことで、“疲つかれないとモテるんだな”ということを知しって使つかうようになった[4]。
  10. ^ また2022年ねんに9月がつには、「僕ぼくが疲つかれる時ときは死しぬ時ときです。『疲つかれてない』って言いい続つづけてたのに、死因しいんが過労かろう死しだったら最高さいこうに面白おもしろくないですか？人生じんせいを賭かけたブラックジョークというか（笑）」と語かたっている[4]。
  11. ^ 本人ほんにんは、「オカダとしては『あなたの時代じだいは終おわり』の部分ぶぶんに反応はんのうしてほしかったんでしょうけど、『お疲つかれ様さま』の方ほうについ反応はんのうしちゃいました（笑）」と回想かいそうしている[4]。
  12. ^ 「約やく4万まん人にんの前まえであの発言はつげんをしてしまったため、あの日ひから疲つかれられない十字架じゅうじかを背負せおって生いきてます（笑）」と語かたっている[4]。
  13. ^ 当時とうじ本人ほんにんは、「プロレスを見みたことがない人ひとが多おおいということは、伸のびしろがあるということ」と考かんがえた。以降いこう試合しあいや練習れんしゅう日びには積極せっきょく的てきにSNSやテレビを活用かつようし、元々もともと休日きゅうじつの予定よていだった日ひも地方ちほうを回まわりながらプロモーション活動かつどうに邁進まいしんした。このため実際じっさいに休やすみを取とれたのは、月つきに1日にちあるかないかだった[4]。
  14. ^ 対たいして当時とうじの他ほかの新しん日本にっぽんレスラーは派手はですぎない黒色こくしょくなどのショートタイツを着用ちゃくようし、硬派こうはなイメージを持もたれていた。
  15. ^ 本人ほんにん曰いわく「全国ぜんこくの試合しあい会場かいじょうの中なかでも、特とくに大阪おおさかの試合しあいでのブーイングがひどかった」という
  16. ^ 本人ほんにんによると、「それらを見聞みききした時ときは部屋へやで一人ひとりになった時ときに、自分じぶんの顔かおに向むけて人差ひとさし指ゆびを回まわしながら「わーすれろ！」と言いった後のち、指ゆびを“パチン！”と鳴ならして気持きもちを切きり替かえていた」とのこと[4]。
  17. ^ 本人ほんにんは、「身体しんたいの大おおきい中西なかにしさんの攻撃こうげきに、僕ぼくが耐たえて諦あきらめずに向むかっていく姿勢しせいが観客かんきゃくに響ひびいたのかもしれません。観客かんきゃくの中西なかにしコールに、徐々じょじょに僕ぼくを応援おうえんする声こえが混まじって“なかはし”って聞きこえてきて、最後さいごはほとんどが僕ぼくへの声援せいえんになっていました」と回想かいそうしている[4]。
  18. ^ 主おもに学まなべ食しょくとプロテインで体重たいじゅうを増ふやした。学がく食しょくでは400円えん程度ていどの学がく食しょくの定食ていしょくに、丼物どんぶりものと納豆なっとう3パックを追加ついかして食たべていた。このため一いち回かいの食事しょくじに1,000円えんほどかかり、その費用ひようは実家じっかからの仕送しおくりと足たりない分ぶんはバイト代だいで賄まかなった。
  19. ^ 本人ほんにん曰いわく「同どう年度ねんどの卒業生そつぎょうせいの中なかでは、恐おそらく内定ないてい一番乗いちばんのりだったと思おもいます」とのこと[4]。
  20. ^ ただし前述ぜんじゅつの東京とうきょうスポーツの対談たいだんにおいては、学生がくせい時代じだいのリングネームとされている「ターナー・ザ・インサート」と棚橋たなはしが同どう一人物いちじんぶつかどうかについては明言めいげんを避さけている。
  21. ^ 本人ほんにんによると、それまでの男子だんしプロレス界かいでは、身体しんたいを大おおきくするために「とにかくいっぱい食くえ」と言いわれていた時代じだいだった。昔むかしは、今いまほどタンパク質たんぱくしつと炭水化物たんすいかぶつと脂質ししつのバランスが重要じゅうよう視しされていなかったという[4]。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c d e f g “選手せんしゅ名鑑めいかん”. 新しん日本にっぽんプロレス公式こうしきサイト. 2018年ねん8月がつ14日にち閲覧えつらん。
  2. ^ ““ミスター東京とうきょうＤ”棚橋たなはしＩＷＧＰ初はつ防衛ぼうえい”. デイリースポーツ online. 2015年ねん1月がつ5日にち閲覧えつらん。
  3. ^ a b 『週刊しゅうかんプロレス』2016年ねん12月6日にち号ごう増刊ぞうかん、プロレスラー写真しゃしん名鑑めいかん号ごう 2017、頁ぺーじ4。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 週刊文春しゅうかんぶんしゅん2022年ねん9月がつ15日にち号ごう・阿川あがわ佐和子さわこの「この人ひとに会あいたい」・第だい1409回かい・棚橋たなはし弘ひろし至いたりp108-113
  5. ^ a b c 棚橋たなはし2014、21頁ぺーじ。
  6. ^ ““100年ねんに一人ひとりの逸材いつざい”棚橋たなはし弘ひろし至いたりに100の質問しつもん #2 「プロ野球やきゅう、思おもい出での外国がいこく人じん選手せんしゅは誰だれですか？」(3ページ)”. 文春ぶんしゅんオンライン. (2017年ねん7月がつ2日にち). https://bunshun.jp/articles/-/3096?page=3 2019年ねん8月がつ4日にち閲覧えつらん。 
  7. ^ 棚橋たなはし2009（1）HIGH、4頁ぺーじ。
  8. ^ 棚橋たなはし2014、22頁ぺーじ。
  9. ^ 『想おもい出でのプロレス会場かいじょう物語ものがたり』P104 - P107（2016年ねん、ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ、ISBN 978-4-583-62437-2）
  10. ^ a b 棚橋たなはし2014、23頁ぺーじ。
  11. ^ a b 棚橋たなはし2014、28頁ぺーじ。
  12. ^ a b 棚橋たなはし2014、29頁ぺーじ。
  13. ^ テリー伊藤いとう対談たいだん「棚橋たなはし弘ひろし至いたり」（3）法学部ほうがくぶ時代じだいは「アウェイ」でした
  14. ^ 棚橋たなはし2014、35頁ぺーじ。
  15. ^ a b c d e f g h 棚橋たなはし2009（1）HIGH、11頁ぺーじ。
  16. ^ 棚橋たなはし2009（1）HIGH、5頁ぺーじ。
  17. ^ a b c 棚橋たなはし2009（1）HIGH、6頁ぺーじ。
  18. ^ a b 棚橋たなはし2009（2）FLY、26頁ぺーじ。
  19. ^ 棚橋たなはし2009（1）HIGH、12頁ぺーじ。
  20. ^ a b c d e f g h i 棚橋たなはし2009（1）HIGH、13頁ぺーじ。
  21. ^ 東京とうきょう地方裁判所ちほうさいばんしょ平成へいせい14年ねん（合ごうわ）第だい620号ごう
  22. ^ a b 棚橋たなはし2009（1）HIGH、14頁ぺーじ。
  23. ^ a b c d e 棚橋たなはし2009（1）HIGH、15頁ぺーじ。
  24. ^ a b c d e f g h i 棚橋たなはし2009（1）HIGH、16頁ぺーじ。
  25. ^ a b c d e 棚橋たなはし2009（1）HIGH、17頁ぺーじ。
  26. ^ a b c 棚橋たなはし2009（1）HIGH、18頁ぺーじ。
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  139. ^ “NHK オーディオドラマ過去かこ作品さくひんアーカイブ / FMシアター「カウント２．９！」(初回しょかい放送ほうそう 2019年ねん6月がつ22日にち)”. NHK 日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかい. 2022年ねん9月がつ22日にち閲覧えつらん。
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  142. ^ “中京ちゅうきょう地区ちく限定げんてい！4月がつ23日にち(土)ど〜中京ちゅうきょう地区ちくTV CM「ボートピア名古屋なごや」に、棚橋たなはし弘ひろし至いたり&真壁まかべ刀がたな義よし&本間ほんま朋とも晃あきらの3選手せんしゅが出演しゅつえん！！”. 新しん日本にっぽんプロレスリング. 2016年ねん5月がつ5日にち閲覧えつらん。
  143. ^ “石田いしだゆり子こさんでおなじみ ＢＩＧの新しんＣＭに今度こんどは新しん日本にっぽんプロレス・棚橋たなはし弘ひろし至いたり選手せんしゅが来店らいてん！ ＭＥＧＡ ＢＩＧ新しんＴＶてれび-ＣＭ『新あたらしい技わざ』篇へん ２０２３年ねん１月がつ４日にち(水)すいより放送ほうそう開始かいし”. PR TIMES (2023年ねん1月がつ4日にち). 2023年ねん1月がつ6日にち閲覧えつらん。
  144. ^ “ユージ、28歳さいでベスト・ファーザー賞しょう 息子むすこの手紙てがみに「感動かんどう」”. ORICON STYLE (2016年ねん6月がつ8日にち). 2016年ねん6月がつ9日にち閲覧えつらん。
  145. ^ a b “棚橋たなはし弘ひろし至いたりが“第だい35回かい ベスト・ファーザー イエローリボン賞しょう”＆“第だい8回かい ベスト・ネクタイスト賞しょう”をダブル受賞じゅしょう！！”. 新しん日本にっぽんプロレスリング (2016年ねん6月がつ8日にち). 2016年ねん6月がつ8日にち閲覧えつらん。
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参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

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選手せんしゅ
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ヘビー級きゅう
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フリーランス・その他た団体だんたい
ヘビー級きゅう
ジュニアヘビー級きゅう
ユニット
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  • JRクレイトス
  • ダニー・ライムライト
  • ロイス・アイザックス
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TMDK
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派生はせいユニット・タッグチーム
スタッフ
レフェリー
リングアナウンサー
IWGP実行じっこう委員いいん
他た
役員やくいん
タイトル
IWGP
NEVER
STRONG
その他た
廃止はいしされた王座おうざ
大会たいかい・興行こうぎょう
リーグ戦せん・トーナメント
ビッグイベント
別べつブランド
その他た
故人こじん
交流こうりゅう団体だんたい
関連かんれん項目こうもく
カテゴリ カテゴリ
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ミュージシャン
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俳優はいゆう・タレント・モデル・声優せいゆう（女性じょせい）
スペシャリスト
キッズ
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過去かこ
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IGF
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