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熱傷 ねっしょう (ねっしょう)とは、火 ひ や高温 こうおん の液体 えきたい などの熱 ねつ 、放射線 ほうしゃせん 、化学 かがく 物質 ぶっしつ 、または電気 でんき の接触 せっしょく によって生 しょう じる損傷 そんしょう を言 い う。通称 つうしょう は火傷 かしょう (やけど )である。より低 ひく い温度 おんど で長時間 ちょうじかん 晒 さら されることによる低温 ていおん やけど もある。化学 かがく 物質 ぶっしつ ・放射線 ほうしゃせん などが原因 げんいん で生 しょう じる組織 そしき の損傷 そんしょう は化学 かがく 損傷 そんしょう という。
概要 がいよう
症状 しょうじょう はその重症 じゅうしょう 度 ど で診断 しんだん され、強 つよ い日焼 ひや け などは一般 いっぱん にI度 ど 、それ以上 いじょう では浅 あさ 達 たち 性 せい II度 ど 、深 ふか 達 たち 性 せい II度 ど 、III度 ど までの診断 しんだん 基準 きじゅん が一般 いっぱん 的 てき である。浅 あさ 達 たち 性 せい II度 ど では、発赤 はっせき に加 くわ え水疱 すいほう や腫 は れを生 しょう じ傷跡 きずあと は残 のこ らず、深 ふか 達 たち 性 せい II度 ど からやや白 しろ くなり痛覚 つうかく も損傷 そんしょう し、III度 ど では白 しろ や茶色 ちゃいろ などに変色 へんしょく し痛覚 つうかく もやられているため逆 ぎゃく に無痛 むつう となる。
手 て のひらが全身 ぜんしん の1%とされる。II度 ど で15%、III度 ど で2%以上 いじょう で入院 にゅういん が考慮 こうりょ される[1] 。応急 おうきゅう 処置 しょち は、ただちに水道 すいどう 水 すい などで20分 ふん ほど冷 ひ やすことであり、濡 ぬ れタオルなども第 だい 二 に の選択肢 せんたくし となる。冷 ひ やした後 のち のラップは応急 おうきゅう のドレッシング材 ざい として優 すぐ れている。一般 いっぱん に1cm以上 いじょう の水疱 すいほう を除去 じょきょ し、予防 よぼう を目的 もくてき として抗生 こうせい 物質 ぶっしつ の投与 とうよ を所定 しょてい とするのは推奨 すいしょう されていない。火傷 かしょう を覆 おお うドレッシング材 ざい は、理想 りそう 的 てき には、湿潤 しつじゅん 環境 かんきょう を維持 いじ し、形 かたち を合 あ わせやすく、非 ひ 粘着 ねんちゃく 性 せい であり、つけ外 はず ししやすく、それは痛 いた みなく行 おこな え、感染 かんせん から保護 ほご され、費用 ひよう 対 たい 効果 こうか がいいドレッシング材 ざい が適 てき する。
治療 ちりょう は、浅 あさ 達 たち 性 せい II度 ど では湿潤 しつじゅん 環境 かんきょう で保護 ほご 、より深度 しんど が深 ふか い場合 ばあい には植皮 しょくひ などほかの治療 ちりょう も考慮 こうりょ される。
予防 よぼう
熱傷 ねっしょう (やけど)の8割 わり は、家庭 かてい での生活 せいかつ (部屋 へや 、台所 だいどころ )で起 お こる。原因 げんいん 別 べつ には、食品 しょくひん 類 るい (熱湯 ねっとう 、油 あぶら 含 ふく む)、ストーブ、電気 でんき ポット、花火 はなび 、電気 でんき アイロンが上位 じょうい 5位 い を占 し める(国民 こくみん 生活 せいかつ センター)[3] 。この他 ほか にも、浴室 よくしつ での高温 こうおん の湯 ゆ による火傷 かしょう の事故 じこ が高齢 こうれい 者 しゃ や幼児 ようじ に起 お こりやすい[4] 。
乳幼児 にゅうようじ (3歳 さい 以下 いか )の家庭 かてい 内 ない 事故 じこ では、熱傷 ねっしょう が最 もっと も多 おお い。そのため、テーブルクロスや、熱 あつ い食品 しょくひん 類 るい (熱湯 ねっとう 、油 あぶら 含 ふく む)、加湿 かしつ 器 き 、温水 おんすい 器 き その他 た に近 ちか づけない事 こと である[3] 。
安全 あんぜん 対策 たいさく が重要 じゅうよう である。可燃 かねん 物 ぶつ (灯油 とうゆ 、ガソリンなど)の安全 あんぜん 管理 かんり の徹底 てってい 、焚 た き火 び や花火 はなび の際 さい に安全 あんぜん を考 かんが えバケツに水 みず を用意 ようい 、子供 こども だけで火気 かき (ライターを含 ふく む)を扱 あつか わせない、高齢 こうれい 者 しゃ がゆるい服装 ふくそう で調理 ちょうり をしない(気 き づかず着火 ちゃっか するので)、など。
ガソリン は極 きわ めて容易 たやす かつ激烈 げきれつ に発火 はっか するため、ガソリンスタンド では厳格 げんかく な取扱 とりあつかい を徹底 てってい する。ストーブ、ガス器具 きぐ も同様 どうよう である。オートバイや自動車 じどうしゃ のマフラーにも注意 ちゅうい する。
ガス器具 きぐ の爆発 ばくはつ 、ガソリンによる着火 ちゃっか 、建物 たてもの 火災 かさい に巻 ま き込 こ まれたり、何 なん らかにより髪 かみ や衣服 いふく に火 ひ が燃 も え移 うつ った場合 ばあい などにおいては、熱傷 ねっしょう が重度 じゅうど 、広範囲 こうはんい に渡 わた る場合 ばあい が多 おお いため、重 じゅう 篤 あつし な症状 しょうじょう あるいは死亡 しぼう に繋 つな がりやすい。直 ただ ちに応急 おうきゅう 処置 しょち と救急 きゅうきゅう 要請 ようせい が求 もと められる。
ストップ、ドロップ&ロール (英語 えいご 版 ばん )
衣服 いふく に着火 ちゃっか した場合 ばあい 、気 き を付 つ け式 しき の姿勢 しせい で横 よこ になり、燃 も えている部分 ぶぶん が地面 じめん に接触 せっしょく するように地面 じめん を転 ころ がることで消火 しょうか できる[5] 。
低温 ていおん 熱傷 ねっしょう
温熱 おんねつ 熱傷 ねっしょう の1つ。皮膚 ひふ 表面 ひょうめん に赤 あか 紫色 むらさきいろ の網目 あみめ 状 じょう の模様 もよう を呈 てい することから大理石 だいりせき 様 さま 皮 がわ 斑 むら とも呼 よ ばれる[6] [注釈 ちゅうしゃく 1] 。低温 ていおん やけど 、ひだこ 、ナモミ [注釈 ちゅうしゃく 2] などの別称 べっしょう がある。低温 ていおん 熱源 ねつげん に長時間 ちょうじかん 直接 ちょくせつ 接触 せっしょく 、あるいは輻射 ふくしゃ 熱 ねつ により皮膚 ひふ 表面 ひょうめん に近 ちか い表 おもて 在 ざい 性 せい 血管 けっかん が持続 じぞく 的 てき に拡張 かくちょう によって発症 はっしょう し、発症 はっしょう までの時間 じかん は接触 せっしょく 部 ぶ の温度 おんど が44℃だと約 やく 6 - 10時 じ 間 あいだ で受傷 じゅしょう するが、熱源 ねつげん がより高温 こうおん になるに従 したが い短時間 たんじかん でも受傷 じゅしょう する。
溶鉱炉 ようこうろ や精錬 せいれん 所 ところ 等 とう の職業 しょくぎょう 従事 じゅうじ に起因 きいん することもあるが、一般人 いっぱんじん が日常 にちじょう 生活 せいかつ で使用 しよう する炉 ろ や冬季 とうき の暖房 だんぼう 器具 きぐ (炬燵 こたつ 、湯 ゆ たんぽ 、懐炉 かいろ 、ストーブ )などで長時間 ちょうじかん 曝露 ばくろ されることでも発症 はっしょう が見 み られる。温度 おんど 調整 ちょうせい が可能 かのう な電気 でんき コタツ 、電気 でんき 毛布 もうふ 、ホットカーペット などで比較的 ひかくてき 低温 ていおん に設定 せってい している場合 ばあい でも、熟睡 じゅくすい や運動 うんどう 不随 ふずい 、高齢 こうれい による知覚 ちかく 緩慢 かんまん 、泥酔 でいすい 、一酸化 いっさんか 炭素 たんそ 中毒 ちゅうどく 、糖尿 とうにょう 病 びょう による循環 じゅんかん 器 き 不良 ふりょう などで無 む 知覚 ちかく なまま受傷 じゅしょう してしまうケースも多 おお い。体温 たいおん 調節 ちょうせつ が未 み 発達 はったつ な乳幼児 にゅうようじ では併 あわ せて熱中 ねっちゅう 症 しょう の危険 きけん も伴 ともな う。近年 きんねん では、ノートパソコン をひざ上 じょう に乗 の せて長時間 ちょうじかん 使 つか うことで下面 かめん からの放熱 ほうねつ で受傷 じゅしょう したり、キーボードやパームレストからの放熱 ほうねつ で手 て のひらを受傷 じゅしょう してしまったとの報告 ほうこく がある。
重症 じゅうしょう になりやすい低温 ていおん 熱傷 ねっしょう
低温 ていおん 熱傷 ねっしょう は極端 きょくたん に熱源 ねつげん の接触 せっしょく 時間 じかん が長 なが いため、発赤 はっせき や水疱 すいほう 形成 けいせい だけに見 み えても深部 しんぶ に深 ふか い損傷 そんしょう を負 お っていることが多 おお い。睡眠 すいみん 時 じ は痛 いた みに気 き づかないため深 ふか 達 たち 性 せい II度 ど (DDB)まで傷 きず を負 お い、さらに進行 しんこう 性 せい に深 ふか くなりIII度 ど (DB)まで達 たっ することもまれにはある。深 ふか くなる理由 りゆう としては、皮膚 ひふ の血 ち 流量 りゅうりょう より脂肪 しぼう 層 そう の血 ち 流量 りゅうりょう が少 すく なく、皮膚 ひふ の血 ち 流 りゅう で受傷 じゅしょう した創 そう が冷 ひ やされて軽症 けいしょう に見 み えても脂肪 しぼう 層 そう では血 ち 流 りゅう により冷却 れいきゃく されないことが挙 あ げられる。
低温 ていおん 熱傷 ねっしょう の予防 よぼう
就寝 しゅうしん 時 じ 低温 ていおん 熱傷 ねっしょう では湯 ゆ たんぽ によるものが圧倒的 あっとうてき に多 おお い。電子 でんし サーモスタットを有 ゆう しない構造 こうぞう が要因 よういん の1つにある。近年 きんねん の湯 ゆ たんぽブームにより、使用 しよう 中 ちゅう の発症 はっしょう が増加 ぞうか する傾向 けいこう にある。
体 からだ の同 どう 一 いち 箇所 かしょ を暖房 だんぼう 器具 きぐ に長時間 ちょうじかん 触 ふ れさせないようにする。
暖房 だんぼう 器具 きぐ を使用 しよう する人 ひと の状態 じょうたい によっては周囲 しゅうい の人 ひと が配慮 はいりょ する。
温熱 おんねつ 以外 いがい で生 しょう じる主 おも な皮膚 ひふ 軟部組織 そしき の損傷 そんしょう
化学 かがく 熱傷 ねっしょう ・化学 かがく 損傷 そんしょう
化学 かがく 熱傷 ねっしょう (chemical burn)・化学 かがく 損傷 そんしょう (chemical injury)は、薬 くすり 傷 きず とも称 しょう され、酸 さん 、アルカリ などの化学 かがく 薬品 やくひん 、腐食 ふしょく 性 せい 芳香 ほうこう 族 ぞく 化合 かごう 物 ぶつ 、脂肪 しぼう 族 ぞく 化合 かごう 物 ぶつ 、芳香 ほうこう 族 ぞく 炭化 たんか 水素 すいそ 、石油 せきゆ 関連 かんれん 製品 せいひん による熱 ねつ 作用 さよう を伴 ともな わない損傷 そんしょう [7] 。数時間 すうじかん にわたって徐々 じょじょ に組織 そしき が壊疽 えそ (gangrene)するのが特徴 とくちょう 。
人体 じんたい を含 ふく め多 た 細胞 さいぼう 生物 せいぶつ の細胞 さいぼう はごく限 かぎ られた環境 かんきょう でしか生存 せいぞん できないので、化学 かがく 物質 ぶっしつ に晒 さら されて体 からだ 表 ひょう の細胞 さいぼう の機能 きのう が損 そこ なわれると結果 けっか として熱傷 ねっしょう と同 おな じ状況 じょうきょう になる。粘膜 ねんまく 以外 いがい の皮膚 ひふ 表面 ひょうめん では角質 かくしつ 層 そう に覆 おお われている為 ため 、付着 ふちゃく した量 りょう や角質 かくしつ 層 そう に対 たい する透過 とうか 性 せい の差 さ が化学 かがく 的 てき 腐食 ふしょく の強度 きょうど の差 さ として現 あらわ れる。
電撃 でんげき 傷 きず
電撃 でんげき 傷 きず (electrical injury)は、電流 でんりゅう による損傷 そんしょう 。電流 でんりゅう への抵抗 ていこう によって生 しょう じる5000℃ほどの熱 ねつ で組織 そしき が破壊 はかい される。また、組織 そしき が出 だ す水蒸気 すいじょうき により、内部 ないぶ からの水蒸気 すいじょうき 爆発 ばくはつ により損傷 そんしょう する。体内 たいない に電流 でんりゅう が流 なが れることにより火傷 かしょう は非常 ひじょう に深部 しんぶ まで及 およ ぶことが多 おお い。
重症 じゅうしょう 度 ど は電圧 でんあつ 、電流 でんりゅう 、伝導 でんどう 体 たい への接触 せっしょく 時間 じかん に左右 さゆう される。交流 こうりゅう 電源 でんげん は直流 ちょくりゅう 電源 でんげん より危険 きけん 度 ど が高 たか い。送配 そうはい 電線 でんせん など6600V以上 いじょう で感電 かんでん した場合 ばあい は高熱 こうねつ により瞬時 しゅんじ 炭化 たんか 、又 また は原形 げんけい をとどめず破壊 はかい される場合 ばあい も多 おお い。筋 すじ 損傷 そんしょう 、血管 けっかん 損傷 そんしょう 、心 しん 停止 ていし (心室 しんしつ 細 ほそ 動 どう )のおそれがあり、また絶縁 ぜつえん 後 ご も進行 しんこう 性 せい 壊死 えし が見 み られる。主 おも に深部 しんぶ 組織 そしき が損傷 そんしょう するため、体 からだ 表 ひょう からの観察 かんさつ で重症 じゅうしょう 度 ど を判定 はんてい するのは困難 こんなん である。
雷 かみなり によって起 お こる事例 じれい は雷撃 らいげき 傷 きず とも呼 よ ばれる。
放射線 ほうしゃせん 熱傷 ねっしょう
放射線 ほうしゃせん 熱傷 ねっしょう (radiation burn)は、放射線 ほうしゃせん 被曝 ひばく やX線 せん の過剰 かじょう 照射 しょうしゃ [8] による損傷 そんしょう で、多 おお くは放射線 ほうしゃせん 治療 ちりょう を行 おこな う医療 いりょう 現場 げんば で発生 はっせい する[9] 。高 こう 線量 せんりょう の放射線 ほうしゃせん により皮膚 ひふ を構成 こうせい する細胞 さいぼう や血管 けっかん が傷害 しょうがい され、熱傷 ねっしょう に類似 るいじ した症状 しょうじょう を呈 てい する。「核 かく 焼 や け」とも言 い われ、チェルノブイリ原子力 げんしりょく 発電 はつでん 所 しょ 事故 じこ で消火 しょうか 活動 かつどう に当 あ たった消防 しょうぼう 士 し に見 み られた。また原爆 げんばく の被爆 ひばく では主 おも にこのタイプである。
日焼 ひや け も厳密 げんみつ に言 い えば熱傷 ねっしょう である。太陽光 たいようこう 線 せん に含 ふく まれる紫外線 しがいせん (UVA, UVB)に曝露 ばくろ すると、皮膚 ひふ 組織 そしき の破壊 はかい が起 お こる。日焼 ひや けといえども、照射 しょうしゃ 時間 じかん ・範囲 はんい のいかんによっては重態 じゅうたい になる可能 かのう 性 せい がある。
ベータ熱傷 ねっしょう
放射 ほうしゃ 性 せい 核種 かくしゅ が露出 ろしゅつ した皮膚 ひふ や眼球 がんきゅう に付着 ふちゃく すると、高 たか い運動 うんどう エネルギー を持 も つ電子 でんし であるベ べ ータ線 たせん がその表面 ひょうめん にエネルギーを与 あた え、熱傷 ねっしょう させる。このことをベータ熱傷 ねっしょう と言 い う[10] 。
また放射線 ほうしゃせん の熱傷 ねっしょう は染色 せんしょく 体 たい 破壊 はかい など遺伝子 いでんし レベルで損傷 そんしょう を受 う けていることがしばしば見 み られる。
症状 しょうじょう ・診断 しんだん
熱傷 ねっしょう の重症 じゅうしょう 度 ど は、その深 ふか さと面積 めんせき で決定 けってい される。
熱傷 ねっしょう 深度 しんど
皮膚 ひふ は表皮 ひょうひ と真皮 しんぴ からなる。熱傷 ねっしょう の深 ふか さは皮膚 ひふ のどの層 そう まで損傷 そんしょう が及 およ んでいるかで表 あらわ される。
I度 ど は、農作業 のうさぎょう 、日光浴 にっこうよく など、太陽 たいよう への暴露 ばくろ によって起 お こり、最 もっと も外側 そとがわ の皮膚 ひふ (表皮 ひょうひ )が火傷 かしょう した場合 ばあい である。肌 はだ は、そのままであり、赤 あか く、温 あたた かく、触 さわ ると痛 いた い感 かん じ、水疱 すいほう はないか小 ちい さい。[11]
II度 ど では、皮膚 ひふ の第 だい 2層 そう である真皮 しんぴ まで達 たっ しており、非常 ひじょう に赤 あか く、水疱 すいほう があり、非常 ひじょう に痛 いた く、腫 は れもある。一般 いっぱん に7cmより小 ちい さい場合 ばあい 軽症 けいしょう とする。これより大 おお きいか、顔 かお 、目 め 、関節 かんせつ など身体 しんたい 機能 きのう に関 かん する部分 ぶぶん を含 ふく んでいる場合 ばあい 、外観 がいかん や機能 きのう の喪失 そうしつ の懸念 けねん のため医学 いがく 的 てき な注意 ちゅうい が必要 ひつよう となるため、救急 きゅうきゅう に行 い く。[11]
III度 ど では、皮膚 ひふ のすべての層 そう に達 たっ しており、皮膚 ひふ は、黒 くろ や白 しろ くなり乾燥 かんそう し、永久 えいきゅう 的 てき な損傷 そんしょう を起 お こす可能 かのう 性 せい がある。大 おお きさに関 かか わらず、ただちに医師 いし によって評価 ひょうか される。[11]
深度 しんど
傷害 しょうがい 組織 そしき
外見 がいけん
症状 しょうじょう
治癒 ちゆ 期間 きかん
瘢痕 はんこん
I度 ど (EB:epidermal burn)
表皮 ひょうひ ・角質 かくしつ 層 そう まで
発赤 はっせき 、充血 じゅうけつ
痛 いた み、熱 ねつ 感 かん
数日 すうじつ
残 のこ らない
浅 あさ 達 たち 性 せい II度 ど (SDB:superficial dermal burn)
表皮 ひょうひ ・有 ゆう 棘 とげ 層 そう 、基底 きてい 層 そう まで
水疱 すいほう 、発赤 はっせき 、腫 は れ、湿潤 しつじゅん
強 つよ い痛 いた み、灼熱 しゃくねつ 感 かん 、知覚 ちかく 鈍麻 どんま
約 やく 10日間 にちかん
ほぼ残 のこ らない
深 ふか 達 たち 性 せい II度 ど (DDB:deep dermal burn)
真皮 しんぴ ・乳頭 にゅうとう 層 そう 、乳頭 にゅうとう 下層 かそう まで
浅 あさ 達 たち 性 せい II度 ど とほぼ同 おな じだが、やや白 しろ くなる。
浅 あさ 達 たち 性 せい II度 ど とほぼ同 おな じだが、知覚 ちかく 鈍麻 どんま が著 いちじる しい
2週 しゅう 以上 いじょう
残 のこ る可能 かのう 性 せい 有 ゆう
III度 ど (DB:deep burn)
真皮 しんぴ 全 ぜん 層 そう 、皮下 ひか 組織 そしき 、極度 きょくど の場合 ばあい は骨 ほね まで
白 しろ や茶色 ちゃいろ などに変色 へんしょく 、ひどく焼 や けただれる、乾燥 かんそう 、壊死 えし 、場合 ばあい により炭化 たんか
無痛 むつう 、知覚 ちかく なし
1ヵ月 かげつ 以上 いじょう
ケロイド などになり残 のこ る
足 あし のII度 ど の熱傷 ねっしょう 。緊満性 せい 水疱 すいほう がみられる。
III度 ど の熱傷 ねっしょう 。黒 くろ い部分 ぶぶん は壊死 えし した皮膚 ひふ である。
浅 あさ 達 たち 性 せい II度 ど 熱傷 ねっしょう (SDB)と深 ふか 達 たち 性 せい II度 ど 熱傷 ねっしょう (DDB)について
SDB、DDBは水疱 すいほう を作 つく る点 てん で共通 きょうつう であるが瘢痕 はんこん を残 のこ すか残 のこ さないかの点 てん で予 よ 後 ご が異 こと なる。皮膚 ひふ が薄 うす い場合 ばあい 、初期 しょき の判定 はんてい が困難 こんなん で、受傷 じゅしょう 後 ご 数日 すうじつ から2週 しゅう で判別 はんべつ するケースもある。通常 つうじょう 、ピンセットなどで患部 かんぶ を圧迫 あっぱく し、ピンセットを離 はな した時 とき 白 しろ くなった部位 ぶい が元 もと に戻 もど ったらSDB、そのまま血 ち 流 りゅう が滞 とどこお り白 しろ かったらDDBである。また一般 いっぱん 論 ろん としてDDBから植皮 しょくひ を治療 ちりょう 法 ほう として検討 けんとう するが、救命 きゅうめい や感染 かんせん 対策 たいさく 以外 いがい の目的 もくてき で手術 しゅじゅつ をおこなう場合 ばあい は、年齢 ねんれい ・部位 ぶい ・面積 めんせき ・社会 しゃかい 的 てき 背景 はいけい などを考慮 こうりょ する。
深 ふか 達 たち 性 せい II度 ど 熱傷 ねっしょう (DDB)とIII度 ど 熱傷 ねっしょう (DB)について
DDBとの見極 みきわ めは受傷 じゅしょう 後 ご 数日 すうじつ あるいは手術 しゅじゅつ 時 じ に判明 はんめい するケースもある。
日本 にっぽん 熱傷 ねっしょう 学会 がっかい では熱傷 ねっしょう 深度 しんど をI・II・III度 ど と分類 ぶんるい する。日本 にっぽん 熱傷 ねっしょう 学会 がっかい でいうIII度 ど 熱傷 ねっしょう をIII・IV・V度 ど と細分 さいぶん 化 か して表記 ひょうき する場合 ばあい もみられる。
熱傷 ねっしょう 面積 めんせき
熱傷 ねっしょう 面積 めんせき にI度 ど 熱傷 ねっしょう は含 ふく めない。熱傷 ねっしょう 面積 めんせき はII・III度 ど 熱傷 ねっしょう で計測 けいそく する。単位 たんい は%BSA。(BSA:body surface area)[注釈 ちゅうしゃく 3] 。
熱傷 ねっしょう 面積 めんせき を大 おお まかに計測 けいそく する方法 ほうほう として以下 いか の法則 ほうそく がよく知 し られている。
手 て 掌 てのひら 法 ほう
成人 せいじん に適用 てきよう
手 て 掌 てのひら の面積 めんせき [注釈 ちゅうしゃく 4] を全身 ぜんしん の1% として計算 けいさん する
9の法則 ほうそく
成人 せいじん に適用 てきよう
頭部 とうぶ ・左上 ひだりうえ 肢 し ・右 みぎ 上肢 じょうし をそれぞれ9%、体 からだ 幹 みき 前面 ぜんめん ・後 こう 面 めん ・左下 ひだりした 肢 し ・右 みぎ 下肢 かし をそれぞれ18%、陰部 いんぶ を1%で計算 けいさん する。
5の法則 ほうそく
乳幼児 にゅうようじ に適用 てきよう
乳児 にゅうじ の場合 ばあい 、頭部 とうぶ ・体 からだ 幹 みき 前面 ぜんめん ・後 こう 面 めん をそれぞれ20%、四肢 しし をそれぞれ10%で計算 けいさん する。
幼児 ようじ の場合 ばあい 、頭部 とうぶ を15%、左上 ひだりうえ 肢 し ・右 みぎ 上肢 じょうし をそれぞれ10%、体 からだ 幹 みき 前面 ぜんめん を20%、体 からだ 幹 みき 後 ご 面 めん ・左下 ひだりした 肢 し ・右 みぎ 下肢 かし をそれぞれ15%で計算 けいさん する。
II度 ど 以上 いじょう の熱傷 ねっしょう 面積 めんせき が成人 せいじん の場合 ばあい 20%、小児 しょうに の場合 ばあい 10%を超 こ えると重症 じゅうしょう 化 か するため、速 すみ やかに医師 いし の処置 しょち を受 う けねばならない。
精密 せいみつ な熱傷 ねっしょう 面積 めんせき の計測 けいそく にはランド・ブロウダー図表 ずひょう が使用 しよう される。
気道 きどう 熱傷 ねっしょう ・気道 きどう 損傷 そんしょう
火災 かさい などで高温 こうおん の気体 きたい やススを吸 す い込 こ んだ場合 ばあい 、上気 じょうき 道 どう や気管 きかん に熱傷 ねっしょう を負 お うことがあり、これを気道 きどう 熱傷 ねっしょう 、気道 きどう 損傷 そんしょう (Inhalation Injury) と称 しょう する。熱傷 ねっしょう を負 お った気道 きどう は徐々 じょじょ に浮腫 ふしゅ を起 お こして狭窄 きょうさく し、窒息 ちっそく を招 まね くため非常 ひじょう に危険 きけん である。気道 きどう の熱傷 ねっしょう は外見 がいけん からはわかりにくいので特 とく に注意 ちゅうい が必要 ひつよう である。気道 きどう 熱傷 ねっしょう のおそれがある場合 ばあい は一見 いっけん 全身 ぜんしん 状態 じょうたい が良 よ くてもあとから気道 きどう 狭窄 きょうさく を起 お こす場合 ばあい があるため挿管の必要 ひつよう がある。狭窄 きょうさく を起 お こした状態 じょうたい での挿管は困難 こんなん もしくは不可能 ふかのう である。
気道 きどう 熱傷 ねっしょう の可能 かのう 性 せい を示 しめ す徴候 ちょうこう として、口腔 こうくう ・鼻腔 びこう のススの付着 ふちゃく が挙 あ げられる。
熱傷 ねっしょう 重症 じゅうしょう 度 ど の基準 きじゅん
いずれも治療 ちりょう 上 じょう の目安 めやす であり現実 げんじつ の判断 はんだん は医療 いりょう 機関 きかん により異 こと なる。基礎 きそ 疾患 しっかん 群 ぐん (循環 じゅんかん 器 き 系 けい 、糖尿 とうにょう 病 びょう 、慢性 まんせい 腎 じん ほか)はより重症 じゅうしょう と捉 とら えるべきである。
BSA、BI、PBIの正確 せいかく な算出 さんしゅつ には形成 けいせい 外科 げか 医 い により、期間 きかん を要 よう することもあるが、重症 じゅうしょう 熱傷 ねっしょう につき受診 じゅしん 時 じ 白血球 はっけっきゅう 数 すう が入院 にゅういん 死亡 しぼう 率 りつ と相関 そうかん 性 せい があるとする報告 ほうこく がある。日本 にっぽん 国外 こくがい でSCORTENを採用 さいよう する所 ところ もある[12] 。Arzの基準 きじゅん 、BSA、BI、PBIともトリアージ への使用 しよう を意図 いと していない。
Arzの基準 きじゅん
Artz CP, Moncrief JA : The Treatment of Burns. W. B. Saunders, Philadelphia, 1969. 94―98.[13]
基準 きじゅん
備考 びこう
重症 じゅうしょう 熱傷 ねっしょう
II度 ど 30%BSA以上 いじょう
III度 ど 10%BSA以上 いじょう
顔面 がんめん 、手 て 、足 あし のIII度 ど
気道 きどう 熱傷 ねっしょう 合併 がっぺい
軟部組織 そしき の損傷 そんしょう や骨折 こっせつ の合併 がっぺい
電撃 でんげき 熱傷 ねっしょう
派生 はせい [14]
小児 しょうに 、高齢 こうれい 者 しゃ につき
II度 ど 20%BSA以上 いじょう
III度 ど 5%BSA以上 いじょう
陰部 いんぶ 、肛門 こうもん 、主要 しゅよう 関節 かんせつ と周囲 しゅうい のIII度 ど を加 くわ える
化学 かがく 熱傷 ねっしょう ほか特種 とくしゅ な熱傷 ねっしょう を加 くわ える
中 ちゅう 程度 ていど 熱傷 ねっしょう
II度 ど 15 - 30%BSA
III度 ど 2 - 10%BSA(顔面 がんめん 、手 て 、足 あし を除 のぞ く)
派生 はせい [14]
小児 しょうに 、高齢 こうれい 者 しゃ につき
II度 ど 10 - 20%BSA
III度 ど 2 - 5%BSA
陰部 いんぶ 、肛門 こうもん 、主要 しゅよう 関節 かんせつ と周囲 しゅうい のIII度 ど も除外 じょがい
軽度 けいど 熱傷 ねっしょう
II度 ど 15%BSA以下 いか
III度 ど 2%BSA以下 いか
派生 はせい [14]
熱傷 ねっしょう 指数 しすう (BI)
Burn Index (BI)。下記 かき を満 み たす場合 ばあい を重症 じゅうしょう 熱傷 ねっしょう とする。[15]
Burn Index (BI ) = 1 ⁄2 II度 ど 熱傷 ねっしょう 面積 めんせき + III度 ど 熱傷 ねっしょう 面積 めんせき ≧ 10 から 15
(単位 たんい :%BSA)
熱傷 ねっしょう 予 よ 後指 うしろゆび 数 すう (PBI)
Prognostic Burn Index (PBI)。[15] [16]
Prognostic Burn Index (PBI ) = 年齢 ねんれい + Burn Index (BI)
PBI
評価 ひょうか
120以上 いじょう
致命 ちめい 的 てき
100 - 120
救命 きゅうめい 率 りつ は低 ひく い
80 - 100
死亡 しぼう 例 れい あり
80以下 いか
生存 せいぞん 可能 かのう
熱傷 ねっしょう の治療 ちりょう
応急 おうきゅう 処置 しょち
ただちにぬるま湯 ゆ や、水道 すいどう 水 すい (12-18度 ど )で冷却 れいきゃく し、熱 ねつ を除去 じょきょ することが、火傷 かしょう の進行 しんこう を防止 ぼうし し、痛 いた みを緩和 かんわ し、清潔 せいけつ にすることにもなる。濡 ぬ れタオルなどは第 だい 二 に の選択肢 せんたくし となる。氷 こおり や非常 ひじょう に冷 つめ たい水 みず は、血管 けっかん 収縮 しゅうしゅく を起 お こし逆 ぎゃく に傷 きず を深 ふか くする可能 かのう 性 せい があり避 よ けられる。化学 かがく 熱傷 ねっしょう では、pHが正常 せいじょう となるまでより長 なが い流水 りゅうすい を必要 ひつよう とする。目 め は減 げん 菌 きん された生理 せいり 食 しょく 塩水 えんすい で十分 じゅうぶん に洗 あら う 。または水道 すいどう 水 すい でもよい。広範囲 こうはんい (あるいは内 うち ももなど体 からだ 幹 みき )を長時間 ちょうじかん 冷 ひ やしすぎは不整脈 ふせいみゃく や意識 いしき 障害 しょうがい を起 お こす場合 ばあい もある[1] 。寒 さむ くて震 ふる えはじめたらやめる[11] 。イギリスの熱傷 ねっしょう 学会 がっかい の2015年 ねん の声明 せいめい では、流水 りゅうすい 時間 じかん は5分 ふん でも30分 ふん でもなく、20分 ふん が最適 さいてき とし、また子供 こども の低 てい 体温 たいおん の注意 ちゅうい を促 うなが している[17] 。流水 りゅうすい は早 はや いほどよいが、3時間 じかん 以内 いない まで有益 ゆうえき である[17] 。衣服 いふく や装飾 そうしょく 品 ひん を外 はず す[11] [17] 。
日本 にっぽん 皮膚 ひふ 科 か 学会 がっかい の2017年 ねん のガイドラインは、小 しょう 範囲 はんい では水 みず 治療 ちりょう を推奨 すいしょう するが、広範囲 こうはんい 重症 じゅうしょう では、公共 こうきょう 施設 しせつ などでは感染 かんせん の原因 げんいん ともなるため、感染 かんせん 対策 たいさく を施 ほどこ したうえで推奨 すいしょう している。
国際 こくさい 的 てき なガイドラインでは、冷 ひ やした後 のち 、ラップなどのドレッシング材 ざい を用 もち い、乾燥 かんそう や細菌 さいきん コロニーの形成 けいせい を防止 ぼうし し、曝露 ばくろ した末端 まったん 神経 しんけい の痛 いた みを緩和 かんわ する。ポリ塩化 えんか ビニールのフィルム(ラップ・サランラップ)は応急 おうきゅう のドレッシング材 ざい として優 すぐ れており、締 し め付 つ けず火傷 かしょう に被 かぶ せるように覆 おお う。次 つぎ の選択肢 せんたくし は、清潔 せいけつ なコットン製 せい シーツやこれに似 に たものである。セロファン製 せい フィルムは化学 かがく 熱傷 ねっしょう の場合 ばあい に悪化 あっか させる可能 かのう 性 せい がある。水 みず や生理 せいり 食 しょく 塩水 えんすい に浸 ひた した包帯 ほうたい でもよい。亜熱帯 あねったい の熱 あつ く湿気 しっけ の多 おお い気候 きこう では、細菌 さいきん 感染 かんせん しやすいため、火傷 かしょう を露出 ろしゅつ したままか、清潔 せいけつ なタオルで緩 ゆる く覆 おお うか、保湿 ほしつ 性 せい 軟膏 なんこう を用 もち いる。
イギリスの声明 せいめい では、ラップを用 もち い、なければ代替 だいたい として清潔 せいけつ な布 ぬの 、あるいは非 ひ 粘着 ねんちゃく 性 せい の被覆 ひふく 材 ざい を用 もち いる[17] 。ラップは顔 かお に用 もち いない[17] 。
手近 てぢか にあるコップの水 みず でもお茶 ちゃ でもまずかけること。15分 ふん ほど冷 ひ やしたら速 すみ やかに医師 いし の診察 しんさつ を受 う けること。
服 ふく は脱 ぬ がせず、そのまま水 みず をかけること。無理 むり に脱 ぬ がそうとすると皮膚 ひふ が剥 は がれ、損傷 そんしょう が酷 ひど くなる。
水疱 すいほう (水 みず ぶくれ)は破 やぶ らないこと。破 やぶ ると感染 かんせん を起 お こしやすくなる。
乳幼児 にゅうようじ や老人 ろうじん は低 てい 体温 たいおん を起 お こしやすい。ひととおり冷 ひ やしたらすぐに病院 びょういん へ搬送 はんそう する。
気道 きどう 熱傷 ねっしょう のおそれがある場合 ばあい は、息 いき ができなくなってからでは手遅 ておく れになってしまうので、直 ただ ちに救急 きゅうきゅう 搬送 はんそう を依頼 いらい する。
電撃 でんげき 傷 きず などで心肺 しんぱい 停止 ていし 状態 じょうたい にある場合 ばあい は心肺 しんぱい 蘇生 そせい が優先 ゆうせん される。
オーストラリアの研究 けんきゅう 者 しゃ は、応急 おうきゅう 処置 しょち に、唾液 だえき 、アロエベラ 、ティーツリー 含有 がんゆう ジェル Burnaid、の使用 しよう は推奨 すいしょう していない[19] 。これらは以前 いぜん の豚 ぶた を使 つか った真皮 しんぴ までの深 ふか い熱傷 ねっしょう 治癒 ちゆ 研究 けんきゅう [20] により、治癒 ちゆ 期間 きかん の短縮 たんしゅく や、外観 がいかん に差 さ を生 しょう じなかった[19] 。アロエベラは、ジェル状 じょう となり鎮痛 ちんつう 作用 さよう はあるようだが、もっと治癒 ちゆ 効果 こうか としては浅 あさ い火傷 かしょう において有益 ゆうえき だと考 かんが えられる[19] 。ティーツリー含有 がんゆう 冷却 れいきゃく 材 ざい のBurnaid ジェルも、期待 きたい できるのは主 おも に鎮痛 ちんつう 作用 さよう だが、広範囲 こうはんい の熱傷 ねっしょう では低 てい 体温 たいおん のリスクがある[19] 。
I度 ど 熱傷 ねっしょう (EB)
減 げん 菌 きん された包帯 ほうたい や、清潔 せいけつ な布 ぬの で覆 おお う。皮膚 ひふ にアロエベラ成分 せいぶん を含 ふく むローションを塗 ぬ る。脱水 だっすい しているようであれば、電解 でんかい 質 しつ を含 ふく む水 みず を飲 の む。通常 つうじょう さらなる治療 ちりょう を必要 ひつよう としない[11] 。痛 いた みがあり、知覚 ちかく は鋭敏 えいびん である[21] 。
湿潤 しつじゅん 療法 りょうほう を普及 ふきゅう させてきた夏井 なつい 睦 あつし によれば、ラップで覆 おお えば痛 いた みはおさまる[22] 。
局所 きょくしょ 治療 ちりょう
火傷 かしょう から6時 じ 間 あいだ までの病院 びょういん への到着 とうちゃく では、火傷 かしょう が綺麗 きれい であれば、洗 あら い、プラスチック製 せい の粘着 ねんちゃく ラップで覆 おお う。火傷 かしょう の評価 ひょうか を容易 ようい にし、外 はず す際 さい に不快 ふかい 感 かん を与 あた えないためである。それ以上 いじょう かかり綺麗 きれい な場合 ばあい は、低 てい 粘着 ねんちゃく 性 せい のシリコン製 せい のドレッシング材 ざい を使 つか う (つまり時間 じかん と共 とも に滲出 しんしゅつ 液 えき によって全体 ぜんたい 的 てき に水疱 すいほう として膨 ふく れてきたりする)。
汚 よご れているか燃 も えていた場合 ばあい には、水道 すいどう 水 すい や減 げん 菌 きん 水 すい で洗 あら い、銀 ぎん 含有 がんゆう ドレッシング材 ざい や、スルファジアジン銀 ぎん クリームを使 つか う。
Wounds Internationalの2014年 ねん のガイドラインでは、抗菌 こうきん 材 ざい としてスルファジアジン銀 ぎん のクリームは、一般 いっぱん 的 てき に使用 しよう されるが、治癒 ちゆ 自体 じたい は遅 おく らせる可能 かのう 性 せい があるとする。日本 にっぽん 皮膚 ひふ 科 か 学会 がっかい の2017年 ねん のガイドラインは、選択肢 せんたくし のひとつとしており、予 よ 後 ご をよくするか不明 ふめい であり、すべきとする意見 いけん 、すべきでないという意見 いけん の両方 りょうほう があるとし、III度 ど の熱傷 ねっしょう では使用 しよう を推奨 すいしょう している。(また日本 にっぽん では、医薬品 いやくひん 添付 てんぷ 文書 ぶんしょ で、軽症 けいしょう の火傷 かしょう には疼痛 とうつう を起 お こすため禁忌 きんき とされている)
また、2017年 ねん のシステマティック・レビューは9つのランダム化 か 比較 ひかく 試験 しけん (RCT) を発見 はっけん し、ハチミツ・ドレッシングはスルファジアジン銀 ぎん ドレッシングより良好 りょうこう とした(銀 ぎん クリーム6、銀 ぎん 含浸 がんしん ガーゼ3)[23] 。同様 どうよう に2015年 ねん のシステマティック・レビューは、6つのRCTを見出 みいだ し同 おな じ結論 けつろん を下 くだ した[24] 。ハチミツ・ドレッシングはスルファジアジン銀 ぎん ドレッシングと比較 ひかく して、I度 ど とII度 ど の熱傷 ねっしょう に良好 りょうこう であり、短期間 たんきかん で減 げん 菌 きん し治癒 ちゆ 期間 きかん を短縮 たんしゅく し、肥厚 ひこう 性 せい 瘢痕 はんこん および拘 かかわ 縮 ちぢみ のない完全 かんぜん な回復 かいふく はハチミツで81%、銀 ぎん で37%であった[25] 。
ケアは通常 つうじょう 看護 かんご 師 し が行 おこな い、以下 いか の目的 もくてき に基 もと づく。
感染 かんせん リスクの予防 よぼう ・軽減 けいげん
湿潤 しつじゅん 療法 りょうほう
最適 さいてき な痛 いた み緩和 かんわ
患者 かんじゃ 教育 きょういく
一般 いっぱん に1cm以上 いじょう の水疱 すいほう を除去 じょきょ し、小 ちい さいものは残 のこ す。手 て の水疱 すいほう は動 うご きに支障 ししょう がなければ残 のこ す。壊死 えし した皮膚 ひふ を除 のぞ く。Wounds Internationalの2014年 ねん のガイドラインでは感染 かんせん が疑 うたが われる場合 ばあい 、検査 けんさ のために採取 さいしゅ するが、予防 よぼう を目的 もくてき として抗生 こうせい 物質 ぶっしつ の投与 とうよ を所定 しょてい とするのは推奨 すいしょう されていない。 日本 にっぽん 皮膚 ひふ 科 か 学会 がっかい の2017年 ねん のガイドラインは、所定 しょてい の抗菌 こうきん 薬 やく の投与 とうよ は否定 ひてい 的 てき な結果 けっか も多 おお く有効 ゆうこう 性 せい を示 しめ す十分 じゅうぶん な根拠 こんきょ がないため明確 めいかく な推奨 すいしょう ができないとするが、選択肢 せんたくし のひとつとして提案 ていあん するとし、リスクの高 たか い例 れい を挙 あ げている。
ドレッシング材 ざい には以下 いか のように幅広 はばひろ い種類 しゅるい があるが、どれがいいか結論 けつろん するまでの強 つよ い証拠 しょうこ はない。理想 りそう 的 てき には、湿潤 しつじゅん 環境 かんきょう を維持 いじ し、形 かたち を合 あ わせやすく、非 ひ 粘着 ねんちゃく 性 せい であり、つけ外 はず ししやすく、それは痛 いた みなく行 おこな え、感染 かんせん から保護 ほご され、費用 ひよう 対 たい 効果 こうか がいいということである。痛 いた みは重要 じゅうよう な考慮 こうりょ 事項 じこう である。
伝統 でんとう 的 てき なドレッシング材 ざい には、パラフィン含浸 がんしん ガーゼや吸収 きゅうしゅう 用 よう 脱脂綿 だっしめん があるが、これらは傷 きず にくっつく。
アルギン酸 あるぎんさん 塩 しお は、カルボキシメチルセルロースと組 く み合 あ わせたものがある。滲出 しんしゅつ 液 えき の多 おお い場合 ばあい に使 つか え、乾燥 かんそう した傷口 きずぐち には、皮膚 ひふ に付着 ふちゃく するため用 もち いない。
発泡 はっぽう 体 たい 、親水 しんすい 性 せい ポリウレタン発泡 はっぽう 体 たい など。中等 ちゅうとう 度 ど から多 おお い滲出 しんしゅつ 液 えき に使 つか え、少 すく ない場合 ばあい には使 つか わない。
医療 いりょう グレードのハチミツ含有 がんゆう ドレッシング材 ざい 。浸透 しんとう 圧 あつ により痛 いた みを起 お こすことがある。
ハイドロコロイドは、感染 かんせん が疑 うたが われたり滲出 しんしゅつ 液 えき が多 おお い場合 ばあい には使 つか えない。
シリコンやリポコロイドの接触 せっしょく 層 そう をもつものは、滲出 しんしゅつ 液 えき の少 すく ないものに。
ポリウレタン・フィルム
銀 ぎん のクリームや含浸 がんしん ドレッシング材 ざい は、感染 かんせん の兆候 ちょうこう がある場合 ばあい に。
代替 だいたい 医療 いりょう
また発展 はってん 途上 とじょう 国 こく では、羊 ひつじ 膜 まく 、バナナの葉 は 、パパイヤペースト、ジャガイモなど、高価 こうか なドレッシング材 ざい の代替 だいたい 的 てき に用 もち いられているものが効果 こうか 的 てき であると示 しめ されている[26] 。
蜂蜜 はちみつ に関 かん してさらに言 い えば、イランで伝統 でんとう 的 てき に使 つか われる蜂蜜 はちみつ ・ごま油 あぶら ・オリーブオイルを混 ま ぜた軟膏 なんこう がII度 ど 熱傷 ねっしょう に有効 ゆうこう であったというRCTがある[27] 。
浅 あさ 達 たち 性 せい II度 ど 熱傷 ねっしょう (SDB)
患部 かんぶ を湿潤 しつじゅん 環境 かんきょう で保護 ほご し、上皮 じょうひ 化 か (皮膚 ひふ の再生 さいせい )を待 ま つ。具体 ぐたい 的 てき にはハイドロコロイド などの被覆 ひふく 材 ざい を貼 は る。幼児 ようじ では熱傷 ねっしょう 創 そう の状態 じょうたい に関係 かんけい なく被覆 ひふく 材 ざい で熱傷 ねっしょう 創 そう を密封 みっぷう した場合 ばあい 、発熱 はつねつ をみる頻度 ひんど が高 たか い。強 つよ い痛 いた みがあり、知覚 ちかく は維持 いじ される[21] 。
浸潤 しんじゅん 環境 かんきょう の維持 いじ のためワセリン軟膏 なんこう 基 もと 剤 ざい を基本 きほん とする。
深 ふか 達 たち 性 せい II度 ど 熱傷 ねっしょう (DDB)
基本 きほん 的 てき にSDBと同 おな じであるが、広範囲 こうはんい にわたる場合 ばあい は植皮 しょくひ を考慮 こうりょ する。全 ぜん 周 しゅう 性 せい のDDBには減 げん 張 ちょう 切開 せっかい をおこなう。
痛 いた みはかえって鈍 にぶ くなり、知覚 ちかく 鈍麻 どんま がある[21] 。
III度 ど 熱傷 ねっしょう (DB)
デブリードマン (壊死 えし 組織 そしき を除去 じょきょ する)が第 だい 一 いち 選択 せんたく である。広範囲 こうはんい であれば植皮 しょくひ の適応 てきおう となるが、小 しょう 範囲 はんい であれば湿潤 しつじゅん 環境 かんきょう で保護 ほご し周囲 しゅうい からの上皮 じょうひ 化 か を待 ま ってもよい。全 ぜん 周 しゅう 性 せい のIII度 ど 熱傷 ねっしょう には減 げん 張 ちょう 切開 せっかい をおこなう。 また、III度 ど 以上 いじょう の真 ま っ黒 くろ に炭化 たんか した熱傷 ねっしょう をIV度 ど 、V度 ど と呼 よ ぶ医師 いし もいる。広範囲 こうはんい 重症 じゅうしょう 熱傷 ねっしょう における植皮 しょくひ については、自分 じぶん の別 べつ の部位 ぶい の皮膚 ひふ を使 つか う自家 じか 皮膚 ひふ 移植 いしょく が最 もっと も勧 すす められるが、それでも熱傷 ねっしょう 部分 ぶぶん をカバーしきれない部分 ぶぶん はスキンバンクから取 と り寄 よ せた凍結 とうけつ 同種 どうしゅ 皮膚 ひふ 移植 いしょく により創部 そうぶ の保護 ほご ・感染 かんせん 予防 よぼう を行 おこ なうこともある。
夏井 なつい 睦 あつし によれば、医師 いし によっては2週間 しゅうかん をめどに上皮 じょうひ 化 か しない場合 ばあい に皮膚 ひふ 移植 いしょく が必要 ひつよう と言 い われることがあるが、III度 ど と診断 しんだん されても1-2か月 げつ かけて上皮 じょうひ 化 か する場合 ばあい もある[29] 。
神経 しんけい が破壊 はかい されるため、無痛 むつう である。感覚 かんかく も消失 しょうしつ する[21] 。
全身 ぜんしん 管理 かんり
II度 ど 以上 いじょう の熱傷 ねっしょう 面積 めんせき が成人 せいじん の場合 ばあい 20%、小児 しょうに の場合 ばあい 10%を超 こ えると全身 ぜんしん 状態 じょうたい が悪化 あっか するため、入院 にゅういん 治療 ちりょう が必要 ひつよう である。
広範囲 こうはんい 熱傷 ねっしょう では細胞 さいぼう 外 がい 液 えき が急速 きゅうそく に喪失 そうしつ し、脱水 だっすい による低 てい 容量 ようりょう 性 せい ショック が起 お こる。これに対 たい し乳酸 にゅうさん リンゲル液 りんげるえき の大量 たいりょう 輸液が行 おこな われる。
必要 ひつよう 輸液量 りょう は患者 かんじゃ の体重 たいじゅう を元 もと に計算 けいさん する公式 こうしき が用 もち いられ、
代表 だいひょう 的 てき なものにはパークランド法 ほう などがある。急速 きゅうそく なサイトカインの流出 りゅうしゅつ による浸透 しんとう 圧 あつ の変化 へんか に対応 たいおう するべく
コロイド溶液 ようえき 、アルブミン製剤 せいざい を用 もち いる輸液法 ほう もある。
パークランド法 ほう (日本 にっぽん ではバクスター法 ほう ともよばれる)
輸液量 りょう (ml/day)= 熱傷 ねっしょう 面積 めんせき (%) × 体重 たいじゅう (kg) × 4
また、広範囲 こうはんい 熱傷 ねっしょう では全身 ぜんしん 性 せい 炎症 えんしょう 反応 はんのう 症候群 しょうこうぐん (SIRS)や創 はじめ 感染 かんせん が起 お きやすく、遷延 せんえん すると多 た 臓器 ぞうき 不全 ふぜん を引 ひ き起 お こすため、これらの制御 せいぎょ を目標 もくひょう とした集中 しゅうちゅう 治療 ちりょう が行 おこな われる。
重度 じゅうど 熱傷 ねっしょう の生理 せいり 的 てき 反応 はんのう 及 およ び変化 へんか
II度 ど 熱傷 ねっしょう 面積 めんせき が小児 しょうに で15%以上 いじょう 、成人 せいじん で30%以上 いじょう のことを言 い う。一般 いっぱん に輸液療法 りょうほう の絶対 ぜったい 的 てき 適応 てきおう である。
急性 きゅうせい 期 き (acute stage)もしくはショック期 き :受傷 じゅしょう より48時間 じかん 以内 いない (72時間 じかん 以内 いない とする場合 ばあい もある)。
血管 けっかん 透過 とうか 性 せい の亢進 こうしん により血漿 けっしょう が血管 けっかん 外 がい に大量 たいりょう に漏出 ろうしゅつ し、循環 じゅんかん 血漿 けっしょう 量 りょう の減少 げんしょう が生 しょう じる。
大量 たいりょう の細胞 さいぼう 外 がい 液 えき の喪失 そうしつ 。
ショック (受傷 じゅしょう 後 ご 48時 じ 間 あいだ はショック期 き とされている)。
汗腺 かんせん 、皮膚 ひふ 腺 せん の破壊 はかい 。
疼痛 とうつう (pain) 等 とう 。
亜 あ 急性 きゅうせい 期 き (sudacute stage):受傷 じゅしょう より48時 じ 間 あいだ 以降 いこう 、2週間 しゅうかん 以内 いない 。
多 た 臓器 ぞうき 不全 ふぜん (MOF)。
皮膚 ひふ 表面 ひょうめん の細菌 さいきん 感染 かんせん (infection)防御 ぼうぎょ 力 りょく 喪失 そうしつ (受傷 じゅしょう 後 ご 72時 じ 間 あいだ 後 ご 以降 いこう )。
進行 しんこう 性 せい 壊死 えし 。
合併症 がっぺいしょう (conpication) 等 とう 。
血液 けつえき 障害 しょうがい 。
慢性 まんせい 期 き (chronic stage):受傷 じゅしょう より2週間 しゅうかん 以降 いこう 、症状 しょうじょう おおむね固定 こてい 、生命 せいめい の予 よ 後 ご への懸念 けねん 軽減 けいげん 。
疼痛 とうつう 。
精神 せいしん 的 てき 苦痛 くつう 。
瘢痕 はんこん 拘 かかわ 縮 ちぢみ 。
栄養 えいよう 障害 しょうがい (malnutrition) 等 とう 。
回復 かいふく 期 き :リハビリ (rehabilitation)期 き とも。
疼痛 とうつう 。
精神 せいしん 的 てき 苦痛 くつう (リハビリが辛 つら い、またはリハビリがはかどらないもどかしさ)など。
化学 かがく 熱傷 ねっしょう の治療 ちりょう
体 からだ 表 ひょう が化学 かがく 的 てき 腐食 ふしょく を受 う けた場合 ばあい 、初 はじ めになすことは水 みず で15分 ふん 以上 いじょう 洗 あら い流 なが すことである[注釈 ちゅうしゃく 5] [30] 。水溶 すいよう 性 せい が低 ひく くても連続 れんぞく 的 てき に洗 あら い流 なが されることによって、付着 ふちゃく 物 ぶつ の濃度 のうど が下 さ がり熱傷 ねっしょう の拡大 かくだい をふせぐことができる。中和 ちゅうわ などの試 こころ みは、まず効果 こうか を上 あ げることはなく、かえって熱傷 ねっしょう を拡大 かくだい させる。
呼吸 こきゅう 器 き が冒 おか された場合 ばあい は、直後 ちょくご には症状 しょうじょう が現 あらわ れなくとも、数時間 すうじかん 後 ご に肺 はい 水腫 すいしゅ となり致命 ちめい 的 てき になる場合 ばあい があるので、軽症 けいしょう でも医療 いりょう 機関 きかん の治療 ちりょう を受 う けるべきである。
合併症 がっぺいしょう
予 よ 後 ご の管理 かんり
治癒 ちゆ したら、色素 しきそ 沈着 ちんちゃく しないよう直射 ちょくしゃ 日光 にっこう を避 さ け、日焼 ひや け止 ど めを用 もち いる。ベビーオイルなど乾燥 かんそう を減少 げんしょう させ潤 うるお いを保 たも つ。この際 さい 、成分 せいぶん の香料 こうりょう が皮膚 ひふ 刺激 しげき を起 お こすこともある。治癒 ちゆ 後 ご 、半年 はんとし まで痒 かゆ みが生 しょう じるかもしれず、痒 かゆ ければ抗 こう ヒスタミン薬 やく を用 もち いたり、夜間 やかん に掻 か かないよう指 ゆび の爪 つめ を切 き る。
円 えん を描 えが くようにするマッサージ。衛生 えいせい 的 てき にし、適切 てきせつ に栄養 えいよう を摂取 せっしゅ する。
診療 しんりょう 科 か
脚注 きゃくちゅう
注釈 ちゅうしゃく
^ ただし他 た の皮膚 ひふ 疾患 しっかん や先天的 せんてんてき な要因 よういん で現 あらわ れていることもある。
^ ナモミはなまはげ の由来 ゆらい による。
^ Burn Surface Areaではない。TBSA(Total Body Surface Area)が直感 ちょっかん 的 てき であろう。
^ (大 おお まかに手首 てくび から上 うえ 、手指 しゅし までの全体 ぜんたい を含 ふく めた面積 めんせき )
^ 30分 ふん 〜2時 じ 間 あいだ 、場合 ばあい によっては12時 じ 間 あいだ の水洗 すいせん が必要 ひつよう 。
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^ “こんな時 じ は何 なに 科 か を受診 じゅしん ?【や行 くだり 】 ”. いでぐち医院 いいん . 2019年 ねん 4月 がつ 29日 にち 閲覧 えつらん 。
参考 さんこう 文献 ぶんけん
ガイドライン
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