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神輿しんよ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
日吉ひよし大社たいしゃ神輿しんよ
さと馬神うまがみしゃ神輿しんよ
東京とうきょう深川ふかがわ富岡八幡宮とみおかはちまんぐう境内けいだいかざられている日本一にっぽんいちおおきさの神輿しんよ

神輿しんよ御輿みこし(みこし、しんよ)は、通常つうじょう神道しんとうまつりさいに、普段ふだん神社じんじゃにいる神霊しんれい氏子うじこ町内ちょうない御旅所おたびしょなどへ渡御とぎょするにたって一時いちじてきしずまるとされる輿こしである[1]輿こしであるから通常つうじょうかつげて移動いどうするものをしてうが[1]、それを台車だいしゃ御所車ごしょぐるま牛車うしぐるま)にせてくものなどべつ形態けいたいのものもすことがある。

まつりによっては、御輿みこし巡行じゅんこう山車だしやま)、ほこ(ほこ)、だんじり、などの屋台やたい随行ずいこうすることもある。

御輿みこし」は「輿こし」に「」をけたものであるが、さらに「」をつけて「おみこし」とばれる場合ばあいがある。かみ輿こしであるので「御神輿おみこし」ともかれる。

神社じんじゃ神輿しんよ一般いっぱんに「本社ほんしゃ神輿しんよ」(神社じんじゃ神輿しんよみや神輿しんよ)とい、神社じんじゃ本社ほんしゃ神輿しんよが1のみ存在そんざいする神社じんじゃもあれば、さんしゃさい有名ゆうめい浅草あさくさ神社じんじゃのように1しゃで3神社じんじゃ神輿しんよ神社じんじゃもある。氏子うじこ町会ちょうかい神輿しんよっている場合ばあいはこれを「町会ちょうかい神輿しんよ」とび、このなか青壮年せいそうねんかつぐものを「大人おとな神輿しんよ」、女性じょせいかつ輿こしを「女神めがみ輿こし子供こどもは「子供こども神輿しんよ」とんでいる。

とくどうはこがた内部ないぶ空洞くうどうもの鳳輦ほうれん(ほうれん)とび、実際じっさい人間にんげんおも天皇てんのう)やおおきめの神器じんぎだいるものとしてつくられたのが起源きげんとされるため小型こがたもの存在そんざいしない。神輿しんよ鳳輦ほうれん定義ていぎにおいて議論ぎろんがあり、文字通もじどおりの意味いみ定義ていぎとらえた場合ばあい鳳凰ほうおう(ほうおう)をけた神輿しんよすべてが鳳輦ほうれん(ほうれん)になってしまうが、鳳凰ほうおうかんしていない鳳輦ほうれん存在そんざいするため、「皇族こうぞくなどの貴人きじん輿こし」と定義ていぎとしている書籍しょせきおお[2][3]

これにくらべて神輿しんよ諸説しょせつあるが、鳳輦ほうれんから発展はってんし、神霊しんれいることにとくしたもの[4]であるという解釈かいしゃくができる。後述こうじゅつのように成人せいじん男性だんせい1人ひとりてるほど小型こがたものから、なかれそうな大型おおがたのものまである。 神輿しんよ鳳輦ほうれんわせて「輦輿」(れんよ)とぶが、定義ていぎもさることながら、外見がいけんでは判断はんだんしにくいため(とく垂幕たれまく瓔珞ようらくいている場合ばあい)、双方そうほうとも「神輿しんよ」と総称そうしょうされているのが現状げんじょうである。

形状けいじょう各部かくぶ名称めいしょう類別るいべつ

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全体ぜんたい形状けいじょう

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一般いっぱんてき神殿しんでんをかたどった輿こしおおいが、神木しぼく諏訪すわ大社たいしゃ長野ながのけん諏訪すわ)、ひと性器せいき田縣たがた神社じんじゃ愛知あいちけん小牧おまき)をかたどったもの、人形にんぎょういた神輿しんよ四方しほうえが屋根やね弓張ゆみは提灯ぢょうちんならべたまんとう神輿しんよ(まんとうみこし)[5]があるほか神酒みきだるもちいたたる神輿しんよなどもある。

神殿しんでんづくりの一般いっぱんてき神輿しんよでも四角形しかっけいほかに、六角形ろっかっけいれいあきる阿伎留あきる神社じんじゃ[6] )のものや、八角はっかくがた神輿しんよ関西かんさい中心ちゅうしん存在そんざいする。東京とうきょうでは住吉すみよし神社じんじゃ八角はっかく神輿しんよ有名ゆうめいである。

山梨やまなしけん富士吉田ふじよしだ冨士ふじさん下宮したみや小室こもろ浅間あさま神社じんじゃ富士山ふじさん神輿しんよ


屋根やね形状けいじょう

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屋根やね通常つうじょう、その御輿みこしぞく神社じんじゃ神殿しんでんしたものとなる[7]。このため、寺社じしゃおお唐破風からはふ、もしくはのべ屋根やね採用さいようされる場合ばあいおお[8]つぎはちむねづくりおお存在そんざいしているとおもわれる。また、少数しょうすうながら切妻きりづまづくりもあり、神田かんだ明神みょうじんの「さんみや鳳輦ほうれん」のような入母屋いりもやづくりられる。なお、この輿こしには千木ちぎ鰹木かつおぎき、大鳥おおとり鳳凰ほうおう)も擬宝珠ぎぼうしゅもない[9]

通常つうじょう屋根やねうえ鳳凰ほうおうまたは擬宝珠ぎぼうしゅかれ、まれ神社じんじゃにちなんだとりなどがある場合ばあいはそれをかんしている場合ばあいがある[10]

わらびしゅ

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屋根やね対角線たいかくせん境界きょうかいせん)のりをすじうが、ここから直接ちょくせつわらびしゅ(わらびて)がびているものが関東かんとうでは一般いっぱんてきであり、関西かんさいでは屋根やねしたからわらびしゅびている神輿しんよおおい。

江戸えど神輿しんよでは相州あいしゅう湘南しょうなん神輿しんよくらべてわらびしゅが、ながいまたはおおきい・ふと傾向けいこうがある。

どう形状けいじょう

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江戸えど神輿しんよではほそく、コーラびんのようにすぼまった形状けいじょう(+唐破風からはふ屋根やね)がおおいが、湘南しょうなんどっこいかつ使つかわれる神輿しんよまんとう神輿しんよふくめてふとめのストレートがたおおく、「相州あいしゅう神輿しんよ」「湘南しょうなん神輿しんよ」とわれ、たいに「タンス」とばれるたまきいてる場合ばあいおおい。

台座だいざどう下部かぶ

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たいから直接ちょくせつどう構成こうせいされている形式けいしきを「平屋ひらやだいづく」とう。比較的ひかくてきふる神輿しんよおおい。

神社じんじゃのように回廊かいろう勾欄こうらんかいどうまわりを装飾そうしょくした形式けいしきを「勾欄こうらんづく」とい、最近さいきん江戸えど神輿しんよなどにおおい。

おおきさ

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参考さんこうおおきさ比較ひかく町会ちょうかい大人おとな神輿しんよ本社ほんしゃ神輿しんよ子供こども神輿しんよ山車だし比較ひかく

おおきさの単位たんいは、普通ふつうたい」とばれる部位ぶいはばはかられる[11]標準ひょうじゅんてきなものでも、幼児ようじようたい寸法すんぽう24cm(最大さいだいはば42cm)、かつぼう(一番いちばんながおやぼうで180cm[12])をふくそう重量じゅうりょう18kgとったちいさなものから、たい寸法すんぽう105cm(最大さいだいはば177cm)、そう重量じゅうりょう550kg程度ていどのものまである[11](このクラスだと、おやぼうながさは630cm程度ていどにもなる[12])。ただし意匠いしょうなどにより重量じゅうりょう多少たしょうことなってくる[13]。なおたい寸法すんぽうが60cmの場合ばあいかつぼういちかつげる人数にんずうは50にんとなる(参照さんしょうした文献ぶんけんによれば3交代こうたいせいとして、かつしゅは150にん必要ひつようとしている)[13]

日本にっぽん一番いちばんおおきな神輿しんよ東京とうきょう富岡八幡宮とみおかはちまんぐう本社ほんしゃいちみや神輿しんよわれてはいるが、現在げんざいではかついで渡御とぎょすることができない。また、たいはばだけでうと東京とうきょう文京ぶんきょう根津ねづ神社じんじゃ本社ほんしゃ神輿しんよみや神輿しんよ神社じんじゃ神輿しんよ)のほうおおきい。

重量じゅうりょうは500キログラム、かつぼうみで1トンをえるものもめずらしくない[14]

一般いっぱんてきには、本社ほんしゃ神輿しんよ町会ちょうかい大人おとな神輿しんよ女神めがみ輿こしまたは子供こども神輿しんよじゅんおおきい。

かつぼう

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かつぼうはしら)にもかたちいろかず様々さまざまあり、おな神輿しんよでも用途ようとおうじてながさやかずえたりすることがある。ぼうさき金物かなものいている場合ばあいがあり、これを棒先ぼうさき金物かなものという。神輿しんよたい)への固定こていには、くさび固定こてい、さらにくぎくさび固定こていする[15]ときにはかつぼう緩衝かんしょうざいにするための布団ふとんようものけることもあり、まつりによっては緩衝かんしょうざい中身なかみ真綿まわたにしていることもある[ちゅう 1]

形状けいじょう

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まるがた四角よつかどがた大半たいはんである[ちゅう 2]

かつぼうかず

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通常つうじょうは4てんぼう小田原おだわら松原まつばら神社じんじゃ本社ほんしゃ神輿しんよ。6てんぼうはず作業さぎょう風景ふうけいみやまえに5ふんほどはず作業さぎょう完了かんりょうした。
2てんぼう
たいあなとおり、前後ぜんご方向ほうこうに2ほんしんぼう長屋ながやとも)だけがいた2てんぼうもっともシンプルである。メリットはせまみちでも巡行じゅんこうでき、組立くみたて簡単かんたんほか神輿しんよをする横田よこたかつ小田原おだわらきょかみりゅう大原おおはらはだかまつなどの神輿しんよかつかたでは必須ひっす仕様しようである。
4てんぼう
かつしゅやしたい場合ばあいなど、おやぼうたてぼう)から左右さゆう垂直すいちょく方向ほうこうにトンボとばれるよこぼうを2ほんばし、そのさき前後ぜんご方向ほうこういたわきぼうそとぼう)をくわえたもの。前後ぜんご方向ほうこうかつぼうたてぼう)が合計ごうけいで4ほんで、このタイプの神輿しんよもっとおおい。
6てんぼう
前後ぜんご方向ほうこうたてぼう)が6ほんもの大型おおがたおも本社ほんしゃ神輿しんよ中心ちゅうしん採用さいようされている。れいとして鎌倉かまくらしょ神社じんじゃ本社ほんしゃ神輿しんよみや神輿しんよ神社じんじゃ神輿しんよ)など。東京とうきょう四谷よつや須賀すか神社じんじゃ小田原おだわら松原まつばら神社じんじゃなど、普段ふだんは4てんぼうながら限定げんていてきに6てんぼうかつがれる場合ばあいもある。
6てんぼう+4てんぼう
通常つうじょう、6てんぼうとはたてぼうのみをし、よこぼう(トンボ)は輿こしぜんけい2ほんであるが、これにトンボを追加ついかした6てんぼう+4てんぼう神輿しんよ存在そんざいする。
2てんぼう+6てんぼう
上記じょうきぎゃく構造こうぞうで、2てんぼうにトンボが4ほんまたは6ほん神輿しんよもある。れいとしては城南じょうなんかつ品川しながわ近辺きんぺんられる「城南じょうなん神輿しんよ」である。ちなみにどうタイプの神輿しんよたいぼうあなく、ぼううえ台座だいざる。
2てんぼう+2てんぼう
2てんぼうにトンボを2ほんのみはいしてかつしゅやすことができるようにした神輿しんよもある。この方式ほうしき配置はいちは、神輿しんよや、神輿しんよかついだままその水平すいへい方向ほうこう素早すばや回転かいてんさせるのにうごきやすい利点りてんがある。れいとして、北海道ほっかいどう江差えさしまち八大龍王神八江聖団れい大祭たいさい御輿みこし渡御とぎょことができる。
4てんぼう+2てんぼう
4てんぼうにトンボを2ほんのみはいしてかつしゅやすことができるようにした神輿しんよ神輿しんよや、神輿しんよかついだままその水平すいへい方向ほうこう素早すばや回転かいてんさせるのにうごきやすい利点りてん上記じょうきの「2てんぼう+2てんぼう」と同様どうようである。

かつぼう同士どうしくみけは、ボルト・ナットやダボでみ、これらになわひたしたサラシでげてたり、それぞれ単独たんどく方法ほうほうてる場合ばあいなど色々いろいろ方法ほうほうがある。 かつぼうけ。ダボ(凹凸おうとつ)となわ場合ばあい

仕上しあげ・いろ

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白木しらきくろ朱色しゅいろうるしりなどがある。形状けいじょうふくめて混在こんざいしている神輿しんよもあるが、これは美的びてき観点かんてんから意図いとてきおこなわれている場合ばあいもあるが、2てんぼう→4→6と増設ぞうせつした場合ばあい補修ほしゅうで、既存きそんぼううものがなく、仕方しかたなく装着そうちゃくしている場合ばあいもある。いろかたちちがかつぼう

ハナぼう

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しんぼうはなぼうほんぼう先端せんたんハナ(はなはなはない、一番いちばん目立めだ場所ばしょであることからいになることがおおい。舵取かじとりやかおとして目立めだ意味いみはながたと、先端せんたん意味いみする鼻先はなさき意味いみからこうばれている。

材質ざいしつ

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通常つうじょう主要しゅよう部分ぶぶん木製もくせいであり[16]、その製作せいさくには20種類しゅるい職人しょくにんたずさわる[17]

質素しっそ白木しらきのものから、うるしり・極彩色ごくさいしょくのものまで様々さまざまである[13]

部品ぶひん点数てんすうは3000程度ていど[17]神輿しんよかついで長時間ちょうじかん荒々あらあらしくさぶられる場合ばあいおおいため、こまかなパーツをわせするます構造こうぞうで、その震動しんどう衝撃しょうげき吸収きゅうしゅうする[18]通常つうじょう金属きんぞく宝飾ほうしょくひん以外いがいくぎ使つかわれない[19]。また製作せいさく工程こうてい統括とうかつするものを「神輿しんよ」と[17]

まつかたまつかた

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2種類しゅるい大別たいべつされる。

れい京都きょうと石清水八幡宮いわしみずはちまんぐう東京とうきょう日枝ひえ神社じんじゃ神幸しんこうさいなど。
  • 2つたましいおこなまつり。神輿しんよはげしくたてて、神輿しんよりを強調きょうちょうする「日吉ひよしがた渡御とぎょさい」で、神輿しんよはげしくうごかすことによってかみ霊威れいいたかめ、豊作ほうさく大漁たいりょうねがうものである。また、あますところなく周囲しゅういわたらせる所作しょさ(しょさ)でもある。[20]豊作ほうさく大漁たいりょうねがうだけではなく、古来こらいかみたたり(天変地異てんぺんちい)をこすとかんがえられていたことから、霊威れいいたかめ、まちしずめるおちからたかめた。[21]
れい滋賀しが日吉ひよし大社たいしゃ山王さんのうさい京都きょうと八坂神社やさかじんじゃ祇園祭ぎおんまつり東京とうきょう浅草あさくさ神社じんじゃさんしゃさい鳥越とりこし神社じんじゃ鳥越とりこしまつりなど全国ぜんこく各所かくしょ。いわゆるあば神輿しんよである。平安へいあん時代じだい後期こうき比叡山ひえいざん延暦寺えんりゃくじ僧兵そうへいとう日吉ひよし神社じんじゃ神輿しんよをもって強訴ごうそし、白河しらかわ法皇ほうおうに「賀茂川かもがわみず双六すごろくさい山法師やまほうし。これぞちんしんにままならぬもの」とわしめた。

寺院じいん御輿みこし

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大雄山だいゆうざん最乗寺さいじょうじ御輿みこし

仏教ぶっきょう寺院じいん輿こし巡行じゅんこうすることもある。ここでは意味合いみあてきに「神輿しんよ」でなく「御輿みこし」と表記ひょうきする。

神仏しんぶつ習合しゅうごうられる御霊みたま信仰しんこう祇園ぎおん信仰しんこうでは、御霊みたまかい祇園祭ぎおんまつりさい御輿みこしもちいられてきた。神仏しんぶつ分離ぶんりれい神道しんとう神社じんじゃ仏教ぶっきょう寺院じいんかれたのちも、寺社じしゃともに御輿みこしもちいられている。密教みっきょう修験しゅげんどう寺院じいんまつりのさいにも御輿みこしもちいるれいられる。

運行うんこう形態けいたい神輿しんよかつかた

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まちなかを渡御とぎょする神輿しんよ大正たいしょう初期しょき

総論そうろん

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まちあるいてお旅所たびしょ神酒みきしょ)や商店しょうてんまわ渡御とぎょや、A神社じんじゃとB神社じんじゃ巡行じゅんこうするもの、一定いってい場所ばしょ集結しゅうけつし、はま神輿しんよ同士どうしをぶつけったりするものなど様々さまざまで、まつりのなかでそれがたす役割やくわり多種たしゅ多様たようである。

各論かくろん

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(ビデオ) 神輿しんよ駒込こまごめたかし祖神そしんしゃ大祭たいさい

明確めいかく統計とうけいいが、全国ぜんこくてきには通常つうじょうひらかつばれる「わっしょい」のごえ神輿しんよらさずにかつ地域ちいきおおいとおもわれる。[23]らす場合ばあい江戸前えどまえ分類ぶんるいされる。

  • 江戸前えどまえかつ東京とうきょう都内とないでは「えっさ、えっさ」のごえ神輿しんよらすかつかた有名ゆうめいであるが、近年きんねん神輿しんよ同好どうこうかいとう影響えいきょうで「オイサ」「セイヤ」「ソイヤ」のごええている。浅草あさくささんしゃさい鳥越とりこしまつり・神田かんだあきら神祭しんさいなど、東京とうきょう祭礼さいれいほとんどはこのかつかたとなっている[24][25]
  • ちょいちょいかつ|城南じょうなんかつおな都内とないでも漁師りょうしまちであった品川しながわ大田おおた近辺きんぺんでは、小波さざなみれるふねのように小刻こきざみに神輿しんよる。2てんぼうでトンボが複数ふくすうあり、だい拍子ひょうしという太鼓たいこいているのが特徴とくちょうである[26][27]
  • どっこいかつ: 湘南しょうなん地方ちほうでは、湘南しょうなん甚句じんくともに「どっこいどっこい、どっこいそりゃ」のごえでタンスをらし、神輿しんよ上下じょうげらしかつ形式けいしき一般いっぱんてきである。きわみとして、茅ヶ崎ちがさきあかつき祭典さいてんはまください」7がつうみ開催かいさいがある[28][25]
  • 小田原おだわらかつ:「オイサー、コラサー」のごえから木遣きやうたはま木遣きやり)とともにはしる(ぶ・ける)動作どうさがあり、神輿しんよ合体がったいすること特色とくしょくである。漁師りょうしまつりであった松原まつばら神社じんじゃれい大祭たいさい原型げんけいとされ、荒波あらなみ転覆てんぷく連想れんそうさせるため御霊みたまはいっているとき神輿しんよらさない。小田原おだわらりゅうともばれるこのかつかた渡御とぎょする神社じんじゃは、小田原おだわら市内しないすうしゃあり、ゴールデンウィーク5月3にち北條ほうじょうだいまつのパレードのほか、4にち5にちときぎょうされる山王さんのう神社じんじゃだい稲荷いなり神社じんじゃきょしん神社じんじゃ松原まつばら神社じんじゃれい大祭たいさいなどでられる[29]
  • ヨコタかつ羽田はたでは大波おおなみれるふねのように左右さゆうおおきくるがある。神輿しんよりやすいように2ほんしんぼうすうほんよこぼうをつけただけの棒組ぼうぐみとなっている[25]
  • 深川ふかがわかつたいらかつくわえて神輿しんよみ、げるかつかたる。 ごえは「もーめ もーめ」「さーせ さーせ」。
  • つくだかつつくだでは 「おりゃ、おりゃ」の、ごえ神輿しんよ一切いっさいらさずかつぐ。らすとき地面じめんすれすれでの上下じょうげときで、んでから一気いっきげる
  • 行徳ぎょうとくかつ行徳ぎょうとく近辺きんぺんでは神輿しんよげ、空中くうちゅうはなったり、地面じめんにギリギリまでろしたりする。
  • 房州ぼうしゅうかつ千葉ちばけん大原おおはらはだかまつ代表だいひょうされるかつかたであり、ごえは「そらやー、よいさー、ほいさー、そーりゃー、そいきた等々とうとう」である。てんぼうなので神輿しんよりであるよこられ、大原おおはら一宮いちのみや小田原おだわらかつのようにはしることもある。また大原おおはらでは「おーいやのせーだ」「よーいと」などのごえとともに神輿しんよ真上まうえげあげるのが特長とくちょうである。
  • 関西かんさい方面ほうめんでは京都きょうと市内しないなどで、松尾まつお大社たいしゃ神幸しんこうさい還幸かんこうさい八坂神社やさかじんじゃ祇園祭ぎおんまつり中心ちゅうしんに「ホイットー、ホイットー」とごえけながら、前進ぜんしんしたままでシーソーじょうはげしく神輿しんよまわす。鐶(ナリカン)とばれる金具かなぐものはげしくらすのが特徴とくちょうである。また神社じんじゃ拝殿はいでんまわりをあばれる拝殿はいでんまわでは、ひたすらカーブをりながら上記じょうきのようにシーソーじょうはげしくりながら前進ぜんしんする。境内けいだいせま場合ばあいなどは神輿しんよじくにしてグルグル旋回せんかいしながらあばれることもある[30]
  • 愛媛えひめけんなどでは、神事しんじとして神輿しんよ同士どうしはげしくぶつけ喧嘩けんか神輿しんよられる。さいによって、ぶつけうこと自体じたい目的もくてきとする場合ばあいもあれば、相手あいて神輿しんよとしたがわちとする試合しあい形式けいしきおこな場合ばあいもある。また地域ちいきわず、おなさい複数ふくすう神輿しんよはちわせたさい自然しぜん発生はっせいてきたがいの威勢いせいきそうような状況じょうきょうとなった場合ばあい喧嘩けんか神輿しんよばれることがある。
  • わっしょかつ富岡八幡宮とみおかはちまんぐうなどでられ、神輿しんよ膝元ひざもとまでげて一気いっきかつげる[25]
  • 千鳥ちどりかつ新宿しんじゅくじゅうしゃ熊野くまの神社じんじゃられ、かつぼう先端せんたんくびうしろのかつ[25]

運行うんこうかつかた共通きょうつう用語ようご補足ほそく事項じこう

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かつ場所ばしょ選定せんてい方法ほうほう

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神輿しんよかつさいにどの位置いちかつぐかは、完全かんぜん自由じゆうであったり、おきゃくさんをまえほうれたり、その地区ちく氏子うじこ優先ゆうせんしたりと様々さまざまであるが、以下いかよう決定けってい方法ほうほうもある。

  • かたわせ渡御とぎょまえかつしゅ身長しんちょうじゅんかつ場所ばしょめることで、これをおこなった場合ばあい神輿しんよ全体ぜんたい安定あんていかつしゅ負担ふたんすくない。欠点けってん場所ばしょめられるため、いや場所ばしょたるとつまらないことみやなど限定げんていされた場所ばしょ採用さいようされることがおおい。
  • トコロテンかつしゅかつぼうさい後尾こうびケツぼう)からはいり、適当てきとう時間じかんまえまえへとかついでハナぼうまでけていく方法ほうほう。この方法ほうほうだとすべてのかつしゅ公平こうへいすべての場所ばしょかつげることである。かつしゅおおあつまる祭礼さいれいやパレードなどでられる方式ほうしき

ハナぼうわせ|四方しほうわせ

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四方しほうわせ解説かいせつ

複数ふくすう神輿しんよ対面たいめんまたは複数ふくすう方向ほうこうから1てん目指めざすすみ、ハナぼうわせるようにちかづくことかど交差点こうさてんなどでおこなわれる場合ばあいとく四方しほうわせとぶ。祭典さいてんやパレードなどの観光かんこう行事ぎょうじにおいておこなわれる。あらゆるかつかた実行じっこう可能かのうおもわれるが、小田原おだわらりゅうのようにはし神輿しんよとく危険きけんともなう。

ごえ

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かつときごえは「わっしょい」や「エッサ」「ソイヤ」などとうところがおおい。

れい岡山おかやまけん新見にいみ岩山いわやま神社じんじゃ

それぞれの語源ごげんについては諸説しょせつがあり、「和上わじょう同慶どうけい」「背負せおう」「一緒いっしょ」「背負せおう」という意味いみからきているというせつや、「エッサ」は古代こだいヘブライ古代こだいヘブライで「エッサ」とは「はこぶ」という意味いみである)からているというせつ、またはたんなる「えっさほいさ」といったごえであるというせつなど様々さまざまである。

特殊とくしゅれいとしては、北海道ほっかいどう江差えさしまち姥神うばがみ大神宮だいじんぐう渡御とぎょさいにおける御輿みこし渡御とぎょ宿やどいれ(しゅくいれのぎ)においては、かつしゅが「ヤイヨイ」というごえける[31]

補助ほじょごえ

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  • ヨイト一般いっぱんてきに、神輿しんよ上部じょうぶ鳳凰ほうおうわらびしゅ)が建物たてものなどにたりそうなときに、ゆっくり慎重しんちょうに、または神輿しんよすこげてくよう指示しじする言葉ことば地区ちくっては完全かんぜんに「かたけ」「とままれ」という合図あいずでも使つかわれる。れい:「むなよ!うえ提灯ちょうちんたるぞ!ヨイトだ、よいとーよいとー!」
  • マエダ―文字通もじどおり、神輿しんよまえすすめるための指示しじごえらすタイプのかつかたおも使つかわれる。がってんでいると、まえへのベクトルがはたらかないためおお使つかわれる。

近年きんねん問題もんだい注意ちゅうい事項じこう

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神輿しんよ本来ほんらい、その神社じんじゃ氏子うじこによってかつがれるものであるが、かつしゅ不足ふそくまちおこしなどの理由りゆうにより氏子うじこ以外いがい参加さんかみとめるケースが都市とし中心ちゅうしんえている。そのため、外部がいぶ応援おうえん団体だんたい有志ゆうし神輿しんよかい)が地元じもとのルールをらない・かるんじる、などの一因いちいん問題もんだいしょうじないよう留意りゅういすべきである。

また、さんしゃさいみやとうられる、かつぼうという行為こういも「神様かみさま鎮座ちんざする神輿しんようえひとるとは何事なにごとだ」という否定ひていてき意見いけんと、「神輿しんよ渡御とぎょ安全あんぜん誘導ゆうどうするためには仕方しかたがない」「祭礼さいれい運営うんえいへの貢献こうけんのおれい」などといった肯定こうていてき意見いけん論争ろんそうられるが、おおむ世間せけん評価ひょうか否定ひていてきである。東京とうきょうでは迷惑めいわく防止ぼうし条例じょうれい神輿しんよ行為こうい禁止きんしされており、6がつ未満みまん懲役ちょうえきまたは50まんえん以下いか罰金ばっきんせられる。

神輿しんよあつかいは地域ちいきによってちがい、うえから見下みおろすことさえきんじられているところもあるので、参加さんかする場合ばあいはその地域ちいき規則きそく熟知じゅくちするということが大切たいせつである(ぎゃくに、神輿しんよをわざとたか位置いちからとす祭礼さいれいもある)。

全国ぜんこく共通きょうつう注意ちゅうい事項じこう

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  • 無断むだん神輿しんよさわらない。(緊急きんきゅうのぞく)
  • 神輿しんよまえ写真しゃしんときなどはこえける。
  • 氏子うじこ優先ゆうせん他社たしゃ地区ちく渡御とぎょしているときはそこの氏子うじこ神輿しんよ神社じんじゃ方針ほうしん優先ゆうせん
  • 本社ほんしゃ神輿しんよ優先ゆうせんかり氏子うじこ地区ちくない他社たしゃ本社ほんしゃ神輿しんよ場合ばあいでも氏子うじこ町会ちょうかい神輿しんよ針路しんろゆずる。
  • すれちがさいかぶものあたまいたぬぐいなど)をり、弓張ゆみは提灯ぢょうちんかか拍手はくしゅをするのがのぞましい。
  • たかところからあからさま見下みおろさない。(すくなくともかつしゅからからないように)

みこしかい暴力団ぼうりょくだん

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2019ねん9がつ20日はつか神奈川かながわけん警察けいさつは、県内けんないの4つのみこしかい代表だいひょう祝儀しゅうぎ名目めいもく指定してい暴力団ぼうりょくだん稲川いながわかいけいぐみ幹部かんぶ現金げんきんわたしていたとして双方そうほうたいし、暴力団ぼうりょくだん排除はいじょ条例じょうれいもとづき中止ちゅうし勧告かんこくおこなった[32]

神輿しんよ起源きげん

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諸説しょせつあるが、そのうちの1つとして以下いかのようなせつがある。

狩猟しゅりょう採集さいしゅうによる移住いじゅうかえした時代じだいおこなわれた収穫しゅうかくさい祭壇さいだん起源きげんで、このときはまつりがわると神輿しんよこわされ、毎年まいとしあらたな神輿しんよつくって天上てんじょうかみまねいていた。農耕のうこうはじまり人々ひとびと定住ていじゅうするようになると、かみたいしても定住ていじゅうもとめられるようになり、居所きょしょとしての神社じんじゃ誕生たんじょうした。そしてかみものとして神輿しんよ継承けいしょうされ現在げんざいのようなかたちになった。

このせつ採用さいようした観光かんこう協会きょうかいとうにおいて、外国がいこくじん観光かんこうきゃくたい神輿しんよは「はこ可能かのう神社じんじゃ[ちゅう 3]説明せつめいされることがおおい。

文献ぶんけんじょうでの初出しょしゅつは、養老ようろうよんねん天正てんしょう天皇てんのう6ねん(720ねん)、隼人はやと征伐せいばつさい大神おおがみいのち(おおがのひぎのみこと)の子孫しそん宇佐うさ八幡宮はちまんぐう神官しんかんしゅく大神おおがみしょおとこ八幡やはたしんった御神輿おみこしい、禰宜ねぎ大神おおがみもりおんな御杖みつえだいおなじく禰宜ねぎ辛島からしま波豆はずまい御杖みつえひととなり、大隈おおくま日向ひなた行幸ぎょうこうしている。 このとき御神輿おみこし国内こくないはつ御神輿おみこしである。 このときしゅく大神おおがみしょおとこが“わがむかし、このこもまくらとして、ひゃくおう守護しゅごちかいをはっした。ひゃくおう守護しゅごとは、凶賊きょうぞく降伏ごうぶくせしむるということである”との神託しんたく大貞おおさだいけ(三角さんかくこも神社じんじゃ)でうける。このいけのマコモで大神おおがみしょおとこつくったこもまくらが、さき国内こくないはつ御神輿おみこしせた神体しんたいである。[33]

奈良なら時代じだい元正がんしょう天皇てんのう治世ちせい養老ようろう4ねん720ねん九州きゅうしゅうこった「隼人はやとらん」にあるという。同年どうねん2がつ九州きゅうしゅう南部なんぶ大隅おおすみ薩摩さつま隼人はやとは、大隅おおすみ国守くにもりこう麻呂まろ殺害さつがいして反乱はんらんこした。朝廷ちょうてい歌人かじんとしても有名ゆうめい大伴旅人おおとものたびとせい隼人はやとぶし大将軍だいしょうぐん任命にんめいし、1まん軍隊ぐんたい派兵はへいした。このとき朝廷ちょうてい宇佐うさ八幡宮はちまんぐう勅使ちょくし派遣はけんし、国家こっか鎮護ちんご隼人はやと討伐とうばつ祈願きがんした。当時とうじは、いま大分おおいたけん宇佐うさ小倉こくらさんでなく、ちかくの小山田おやまだ鎮座ちんざしていた八幡やはたしんは、このねがいにおうじ、「われせいきてくだふくすべし。みずかかみぐんひきいて隼人はやと討伐とうばつおもむく」と託宣たくせんくだした。朝廷ちょうてい豊前ぶぜん国司こくし(ぶぜんこくし)宇努くびおとこじん(うぬのおびとおひと)にめいじ、八幡やはたしん神霊しんれい神輿しんよつくらせた。『八幡やはた宇佐うさみや御託宣ごたくせんしゅう』によれば、「豊前ぶぜん国司こくしおおせつけられ、はじめて神輿しんよつくらしむ」とある[よう出典しゅってん]

聖武天皇しょうむてんのう奈良なら東大寺とうだいじて、盧舎那仏るしゃなぶつ奈良なら大仏だいぶつ)を建立こんりゅうしてくに象徴しょうちょうとして建設けんせつにあたるとき天平てんぺいかちたから元年がんねん749ねん)に、これをたすけるために、宇佐うさ八幡やはたしんは、屋根やね金色きんいろ鳳凰ほうおうかがや天皇てんのうもの鳳輦ほうれん)にって奈良ならへと渡御とぎょした。この鳳輦ほうれんこそが、1300ねん歳月さいげついまつたわる神輿しんよ原型げんけいである。

平安へいあん時代じだいになると、近江おうみ日吉ひよし大社たいしゃ京都きょうと祇園ぎおんしゃげん八坂神社やさかじんじゃ)・今宮いまみや神社じんじゃ北野きたの天満てんまみやや、大阪おおさか大阪天満宮おおさかてんまんぐうなどでも神輿しんよつくられた。鳳輦ほうれんをもとにして、これに魔除まよけともえもんかみもんかざり、ミニチュアの神社じんじゃのように鳥居とりい玉垣たまがき高欄こうらんなどがけられた。こうして、おも奈良なら京都きょうと中心ちゅうしんにして神輿しんよ一般いっぱんされた。

かく地方ちほう神輿しんよ

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江戸えど(東京とうきょう)の神輿しんよ

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以下いか江戸えど(東京とうきょう)のはなしであるが、本来ほんらい神輿しんよ神社じんじゃから1だいが(みや神輿しんよ)、山車だし町内ちょうないからるもので、通常つうじょう神輿しんよのいち形態けいたいではなく、神輿しんよとは別物べつものである[34]。また山車だし市中しちゅう電線でんせんられた都合つごうなどから明治めいじ中期ちゅうき以降いこう運用うんようむずかしくなった[35]。このため神社じんじゃよりまち神輿しんよぶんまつおこない、山車だしわりにまち神輿しんよ巡行じゅんこうするようになった[35]。この風習ふうしゅう近隣きんりん地域ちいきにもひろがった[35]。なお太平洋戦争たいへいようせんそうなか兵員へいいん召集しょうしゅうによるかつ手不足てぶそく金属きんぞく供出きょうしゅつなどのため、そして戦後せんご空襲くうしゅうによる焼失しょうしつなどのためにいち神輿しんよ減少げんしょうしたものの[36]、その1953ねん-1960ねんにかけて神輿しんよ新調しんちょうブームがこったと[37]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 北海道ほっかいどう江差えさしまち姥神うばがみ大神宮だいじんぐう渡御とぎょさいにおける御輿みこしかつぼうには真綿まわた使つかわれていることが確認かくにんできている。
  2. ^ かくがたっても身体しんたいれる部分ぶぶんなので、角材かくざいのような直角ちょっかくではなく、面取めんとみである。
  3. ^ えい: portable shrine

出典しゅってん

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  1. ^ a b 宮本みやもと 2011, p. 17.
  2. ^ 神田かんださい400ねん遷座せんざ、p40、神田かんださい神田かんだ明神みょうじんるためのほん 平成へいせい27年版ねんばんISBN 978-4-902583-06-9
  3. ^ 神道しんとういろは p121 ISBN 4-915265-99-4
  4. ^ ISBN 4-901577-01-8 P255、256 | 神社じんじゃへのさそい(現代げんだい口語こうご対話たいわしきかれたほん
  5. ^ まんとう神輿しんよ
  6. ^ https://www.youtube.com/watch?v=H4U2Whqx_Ak
  7. ^ 宮本みやもと 2011, p. 18.
  8. ^ 宮本みやもと 2011, p. 19,95.
  9. ^ 神田かんださい400ねん遷座せんざ、p17、神田かんださい神田かんだ明神みょうじんるためのほん 平成へいせい27年版ねんばんISBN 978-4-902583-06-9
  10. ^ 宮本みやもと 2011, p. 17,20-21.
  11. ^ a b 宮本みやもと 2011, p. 94.
  12. ^ a b 宮本みやもと 2011, p. 99.
  13. ^ a b c 宮本みやもと 2011, p. 82.
  14. ^ 宮本みやもと 2011, p. 40,58.
  15. ^ 宮本みやもと 2011, p. 98.
  16. ^ 宮本みやもと 2011, p. 52.
  17. ^ a b c 宮本みやもと 2011, p. 49.
  18. ^ 宮本みやもと 2011, p. 59.
  19. ^ 宮本みやもと 2011, p. 17,55.
  20. ^ あますところなく周囲しゅういわたらせる所作しょさ(しょさ) 小池こいけやすし寿ことぶき日本人にっぽんじんならっておきたいただしい家相かそうほん』プレジデントしゃ 2015ねん 63ぺーじ
  21. ^ 豊作ほうさく大漁たいりょうねがうだけではなく、古来こらいかみたたり(天変地異てんぺんちい)をこすとかんがえられていたことから、霊威れいいたかめ、まちしずめるおちからたかめた。 小池こいけやすし寿ことぶき日本人にっぽんじんならっておきたいただしい家相かそうほん』プレジデントしゃ 2015ねん 63ぺーじ
  22. ^ たましいめてみこし化粧直けしょうなおし 仙台せんだい三瀧山みたきやま不動院ふどういん、あすまつりで披露ひろう河北かわきた新報しんぽう 2018ねん7がつ27にち
  23. ^ 宮本みやもと 2011, p. 146.
  24. ^ youtube浅草あさくささんしゃさい(浅草あさくさ神社じんじゃれい大祭たいさい)/Asakusa Sanja festival
  25. ^ a b c d e 宮本みやもと 2011, p. 105.
  26. ^ http://www.hikawa-maturi.com/?page_id=43
  27. ^ youtube城南しろみなみ神輿しんよ戸越とごし八幡やはた荏原えばらいち2008ほんさい連合れんごう渡御とぎょダイジェスト
  28. ^ youtube平成へいせい20ねんはまください斎主さいしゅ寒川さむかわ神社じんじゃ還幸かんこう茅ヶ崎ちがさき甚句じんくあり
  29. ^ youtube小田原おだわらかつぎ! 松原まつばら神社じんじゃ 本社ほんしゃ神輿しんよの6てんぼう 2015 Odawara style MIKOSHI
  30. ^ https://www.youtube.com/watch?v=taa1ns1IWA0
  31. ^ 参考さんこう文献ぶんけん江差えさし姥神うばがみ大神宮だいじんぐう祭礼さいれい写真しゃしんしゅう北海道ほっかいどう出版しゅっぱん企画きかくセンター・かん 写真しゃしんためおかすすむ ISBN 4-8328-0204-6 C0021
  32. ^ 暴力団ぼうりょくだん幹部かんぶ現金げんきんわたす みこしかい4団体だんたい勧告かんこく 神奈川かながわけん公安こうあん”. iza (2019ねん9がつ20日はつか). 2019ねん9がつ20日はつか閲覧えつらん
  33. ^ 小川おがわ進一しんいち宇佐うさ神宮じんぐう大神おおがみ』P92~97、文芸ぶんげいしゃ
  34. ^ 宮本みやもと 2011, p. 102,128.
  35. ^ a b c 宮本みやもと 2011, p. 128.
  36. ^ 宮本みやもと 2011, p. 129.
  37. ^ 宮本みやもと 2011, p. 130.

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 宮本みやもと卯之助うのすけ ちょ全通ぜんつう企画きかく; 岩間いわま靖典やすのり へん神輿しんよ大全たいぜん : 基礎きそ知識ちしきから、歴史れきし製作せいさく保管ほかん修繕しゅうぜんまでを網羅もうらした決定けっていばんまことぶんどう新光しんこうしゃ、2011ねんISBN 978-4-416-81143-6  - 神輿しんよ構造こうぞう製作せいさく保管ほかん、メンテナンスにくわしい。まち神輿しんよについても言及げんきゅうおおい。文化ぶんか風俗ふうぞくてき記述きじゅつすくなく、あくまで神輿しんよう「物体ぶったい」についてげた資料しりょう
  • 小池こいけやすし寿ことぶき日本人にっぽんじんならっておきたいただしい家相かそうほん』プレジデントしゃ、2015ねん11月。ISBN 9784833421492 

関連かんれん項目こうもく

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