男 はつらいよ
『
概要 [編集 ]
テキ
フジテレビプロデューサー
1960
フジテレビが
1972
1981~1985
1969
テレビドラマ[編集 ]
ジャンル |
テレビドラマ ホームドラマ |
---|---|
| |
| |
| |
オープニング |
|
プロデューサー |
|
フジテレビジョン | |
| |
1968 | |
45 | |
26 |
フジテレビ
あらすじ(テレビドラマ)[編集 ]
登場 人物 (テレビドラマ)[編集 ]
車 寅次郎 (別名 フーテンの寅 、通称 寅 さん又 は寅 ちゃん):渥美 清 車 さくら(戸籍 上 は車 櫻 。寅 の腹違 いの妹 ):長山 藍子 車 竜 造 [注 2](寅 の叔父 。通称 おいちゃん又 はおじちゃん[注 3]):森川 信 車 つね(竜 造 の妻 。通称 おばちゃん):杉山 とく子 坪内 冬子 (マドンナ。寅 とさくらの幼馴染 ):佐藤 オリエ坪内 散歩 (寅 の恩師 で英語 の先生 。冬子 の父 ):東野 英治郎 諏訪 博士 (ひろしと読 むが寅 ははかせと呼 ぶ。寅 の担当 医 。物語 終盤 にさくらと結婚 する):井川 比佐志 川又 登 (寅 の舎弟 でとら屋 の従業 員 ):津 坂 匡 章 染 子 (寅 の実母 、京都 の連 れ込 み旅館 の女将 ):武智 豊子 川島 雄二郎 (自称 ・寅 の実弟 。タネ違 いの弟 。その髪形 から寅 はドイツの鉄兜 と呼 ぶ):佐藤 蛾 次郎 山本 久太郎 (通称 Qさん。寅 の昔 の仲間 で泥棒 として登場 ):佐山 俊二 鎌倉 道夫 (さくらの恋人 ):横内 正 - マクナマラ(
画家 ):マーティ・キーナート - しののめの
銀蔵 (寅 の親分 ):杉 狂 児 中村 瑞枝 (寅 の昔馴染 み):市原 悦子 高橋 英吉 (瑞枝 の内縁 の夫 ):田中 邦衛 - マスター(スナックの
店主 ):田 武 謙三 愛子 (喫茶店 のウエイトレス):寺田 路恵 - アケミ(
竜 造 の浮気 相手 ):宮本 信子 岡村 亀雄 (寅 の同級生 ):塚本 信夫 畠山 三太郎 (寅 の昔 の仲間 ):谷 幹 一 畠山 ツル子 (三太郎 の妻 ):春川 ますみ藤村 薫 (バイオリニスト。冬子 の恋人 ):加藤 剛 小川 宏 ショー出演 者 (特別 出演 。いずれも本人 名義 ):小川 宏 、露木 茂 、田代 美代子
スタッフ(テレビドラマ)[編集 ]
ネット局 (テレビドラマ)[編集 ]
- フジテレビ(
制作 局 ):木曜 22:00 - 22:45 札幌 テレビ:月曜 22:00 - 22:45[14]仙台 放送 :木曜 22:00 - 22:45[15]福島 テレビ:土曜 14:00 - 14:45(1969年 に放送 )[16]富山 テレビ:土曜 17:00 - 17:45(1970年 に放送 )[17]東海 テレビ:木曜 22:00 - 22:45[18]
製作 [編集 ]
1966
1968
放送 とその後 [編集 ]
テレビドラマ版 エピソード[編集 ]
テレビ
映像 の現存 状 況 [編集 ]
テレビ
当時 のVTRの規格 が2インチで、機器 ・テープ共 に高価 だった。当時 は著作 権 法 などの絡 みにより、番組 の資料 保存 が制約 されていた。番組 保存 の概念 が希薄 だったことや、白黒 番組 が二 次 使用 で商売 になることは想定 していなかった。
そのため
関連 商品 [編集 ]
- VHS
-
男 はつらいよ・完全 復刻 オリジナルテレビ版 (1997年 2月 21日 、フジテレビジョン、PCVC-30568)
- DVD
-
- テレビドラマ
版 「男 はつらいよ」(2008年 8月 27日 、松竹 映像 商品 部 、DB-0264)第 1話 、最終 話 と特典 映像 (インタビュー、最終 話 までのあらすじ紹介 )を収録
- テレビドラマ
放映 リスト[編集 ]
とらや |
|||||
---|---|---|---|---|---|
1968 10月3 |
|||||
10 |
|||||
10月17 |
|||||
10月24 |
|||||
10月31 |
|||||
11月7 |
マクナマラ:マーティ・キナート |
||||
11月14 |
|||||
11月21 |
( |
「 | |||
11月28 |
|||||
12月5 |
|||||
12月12 |
|||||
12月19 |
|||||
12月26 |
|||||
1969 1 |
|||||
1 |
|||||
1 |
|||||
1 |
|||||
1 |
アケミ: |
おいちゃんの | |||
2 |
|||||
2 |
|||||
2 |
|||||
2 |
|||||
3月6 |
|||||
3月13 |
|||||
3 |
それでも もうこの | ||||
3月27 |
フジテレビ |
||
---|---|---|
ブラックチェンバー
※22:00 - 22:56 |
映画 [編集 ]
| |
| |
| |
| |
1969 | |
| |
|
1969
作品 内容 [編集 ]
マドンナが
また、マドンナと「うまくいっている」と
レギュラーとして
なお、
登場 人物 (映画 )[編集 ]
レギュラー[編集 ]
車 寅次郎 演 -渥美 清 主人公 。葛飾 柴又 の帝釈天 門前 にある老舗 の団子 屋 「本家 とらや老舗 」(40作 以降 は「本家 くるま菓子 舗」)の5代目 主人 、車 平造 と、芸者 の菊 との間 に生 まれた[37]。生年月日 は資料 や作品 によって異 なっており[38]、1931(昭和 6年 )年 9月 10日 [39]、1935(昭和 10年 )年 9月 10日 [40]、1940(昭和 15)年 2月 26日 [41]、同年 9月 10日 [42]、同年 11月 29日 [注 12]などの説 がある。第 1作 の年齢 の設定 は41歳 [注 13]。生後 まもなく平造 とさくらの実母 の光子 に育 てられるが、柴又 尋常 小学校 卒業 後 、13歳 、または14歳 の時 (1949年 12月 )[41][注 14]、柴又 中学校 を中退 。16歳 で家出 [37]。若 しくは旧制 中学校 や葛飾 商業 学校 を中退 という資料 もある[40][39][42]。第 35作 では葛飾 商業 学校 同窓会 からのハガキに対 し、「卒業 してねぇのに何 で会費 払 わなくちゃなんねぇんだ」と言 っている。第 26作 で旧制 の中学 2年 の時 に「芸者 の子供 だから教育 がなっていない」と校長 に言 われたことに腹 を立 て、体育 祭 の日 に酒 を飲 んだあげく校長 を殴 り退学 になったと、定時 制 高校 の生徒 に話 している。14歳 の時 、校舎 の隅 でタバコを吸 っていたのが見 つかり父 ・平造 が呼 び出 され、帰宅 後 大 ケンカをして家 を飛 び出 したという説 もある[41]。第 26作 で定時 制 高校 に編入 したいと願書 を書 いているが、中学校 中退 だからと断 られている[注 15]。14歳 の家出 後 放浪 の果 てにテキヤとなり、その際 の経緯 は第 39作 の夢 のシーンで断片 的 ながら映像 化 されている。寅次郎 の家出 の数 年 後 に平造 は死去 し、第 11作 で27回忌 を迎 えている。初恋 は11歳 の時 で、とらやの裏手 にある朝日 印刷 の女工 をしていた18歳 の山形 出身 のサトコであった[41]。- それから20
年 後 の1969年 (昭和 44年 )[注 16]、柴又 帝釈天 (経栄 山 題 経 寺 )の庚申 (こうしん)の日 (帝釈天 の縁日 )に柴又 に帰省 して父 の団子 屋 に戻 って来 て以来 、年 に数 回 とらやにふらりと帰 って来 ては家出 を繰 り返 している。家 を飛 び出 してから全国 各地 を回 って祭 りなどで的屋 として物 を売 りさばくのが日課 。商売 柄 、口 が非常 に達者 で、思 いつきやデタラメに作 り上 げた会話 で人 を笑 わせる、快活 で明朗 な性格 である一方 、中身 は子供 のままで、感情 が顔 に出 やすく、ちょっとしたことで頭 に血 が上 り、激昂 すると女 子供 相手 にも容赦 なく手 を上 げようとする程 に大人気 ない性格 の為 、しょっちゅうケンカ沙汰 になる。また、美女 を目 にした途端 にのぼせ上 がり、それが毎度 色恋 沙汰 を引 き起 こす。人情 に厚 く、義理堅 いという根 は真面目 な面 もあり、家族 のことも大切 に思 っているが、孝行 しよう、真面目 に働 こうと必死 になるたびに、気持 ちのすれ違 いや他者 との誤解 から、空回 りしてケンカが起 きることもしばしば。小学校 までしかまともに教育 を受 けておらず、手紙 なども文法 は丁寧 ながら字体 は辛 うじて通 じるなど、漢字 もあまり読 み書 きができない(例 えば、封建 主義 を「ふうけんしゅぎ」、喫茶店 を「きっちゃてん」と呼 ぶ等 )。
和食 党 で好物 は芋 の煮 っころがしやがんもどき。歌 はうまく、旅先 で鼻歌 、替 え歌 を口 ずさんだり、上機嫌 なときは笑顔 で歌 い出 したりする。鈍行 列車 を好 み、速 い乗 り物 は苦手 であるが第 25作 と第 42作 では飛行機 、第 46作 では新幹線 に騒動 の末 、乗 っている。特 に飛行機 に乗 る際 は本気 で怖 がっており、美人 のスチュワーデスの説得 でようやく乗 る事 が出来 た。日本 各地 をテキヤ稼業 で旅 しているので国内 の名所 には詳 しいが、一方 で外国 を毛嫌 いしてる部分 も多 く、第 24作 ではとらやに下宿 していたマイコーを当初 嫌 っていたり、成 り行 きで旅行 したウィーンでも、辛 うじて「ありがとう」のドイツ語 ・「ダンケ」を覚 えられただけである。旅先 でも腹違 いの妹 ・さくらのことを常 に気 にかけている。27作 までは大阪 が嫌 いでおいちゃんたちが「大阪 と寅 は相性 が良 くない」と言 っていたり「大阪 弁 を聞 くと蕁麻疹 が出 る」「関西 の料理 は薄 味 で食 べた気 がしない」と述 べていた。
保険 証 は持 っていない[43]。パスポートは第 4作 でハワイに行 きかけたり、第 41作 でウィーンへ行 くとき「数 年 前 に取 ったパスポートがあるはず」とさくらの台詞 があり、実際 にウィーンへ旅立 っている。運転 免許 証 については言及 はない。寅次郎 の名 は、映画 監督 の斎藤 寅次郎 にちなみ、車 は非人 頭 が代々 受 け継 いだ名前 「車 善七 」からとの解釈 があるが[44]、監督 の山田 洋次 はそれを否定 して、当初 姓 に考 えた「轟 」が物々 しいのでそこから1字 とって姓 は車 に、寅 は落語 の熊 さんから転 じたもので、さらに次男 だから次郎 をつけて寅次郎 としたと説明 している[45]。また渥美 清 が幼少 期 を過 ごした上野 車 坂 という説 もある[46]。寅次郎 の方 は柴又 の兵隊 寅 、若 しくは喜劇 の神様 で斎藤 寅次郎 監督 から由来 していると山田 監督 は述 べている[47]。
映画 版 では第 48作 ラストで旅 に出 て以降 は、とらやに帰 ってきておらず、どこを旅 して暮 らしているのか長 らく不 詳 のままになっていることが第 50作 の満男 たちの回想 等 により明 らかになっている。第 50作 終了 時点 で寅次郎 が生 きているかどうかについは、監督 の山田 は「そのことには触 れないようにしています。『死 んだ』とも『生 きてる』ともセリフはない。さくらはどこかでお兄 ちゃんが生 きてることを信 じているし、彼女 の前 でそのことは触 れちゃいけないとタブーになっているんだと思 います」と明言 を避 けている[48]。ドラマ版 では一獲千金 を狙 って奄美 大島 までハブを取 りに行 ったところ、逆 に噛 まれた事 で、雄二郎 の頭 を叩 きながらそのまま亡 くなって行 くという悲劇 的 な最期 を迎 えている。
諏訪 さくら演 -長山 藍子 (ドラマ版 )→倍 賞 千恵子 - とらやの
先代 の主人 、平造 の長女 で、寅次郎 の腹違 いの妹 [37]。本名 は櫻 。性格 と容姿 は寅次郎 とは似 ても似 つかない。幼 い頃 、寅次郎 が家出 をした時 に、最後 の最後 まで引 き留 めようとし、寅次郎 が家出 をして間 もなく両親 と残 された秀才 の兄 を亡 くし[注 17]、叔父 の竜 造 夫婦 に育 てられ、20年 後 、たった一人 の異母 兄 の寅次郎 と再会 。寅次郎 の一番 の理解 者 でありながら、毎度 ドタバタを起 こすことに冷 や汗 をかく。いつか寅次郎 がカタギの生活 に戻 ってくれることを祈 っている。小学生 の頃 は図工 が好 きで絵描 きになりたく、中学生 のころは音楽 好 きで音楽家 希望 、高校 時代 は成績 が優秀 で、また第 21作 では松竹 歌劇 団 に入 ることも夢見 ていたことも告白 した[49]。第 14作 では地元 のコーラスサークル「江戸川 合唱 団 」に参加 し、第 29作 では陶芸 の教室 に通 っている。第 1作 では高校 卒業 後 、一流 企業 で1200人 職員 がいる丸 の内 オリエンタル電機 のOLとして10年間 勤務 し[49]、上流 階級 の御曹司 とお見合 いをしたが、同席 した寅次郎 の職業 と下品 なおしゃべりが原因 で破談 となる。その後 、家 の裏手 の印刷 工場 で働 いている職工 の諏訪 博 と結婚 して満 男 を産 む。結婚 後 は洋裁 を内職 としていたが、とらやが「くるまや」に変 わってからは店 を切 り盛 りするようになる。第 27作 ではスクーターに乗 っているシーンがある。 諏訪 博 (博士 )演 -井川 比佐志 (ドラマ版 )→前田 吟 - さくらの
夫 。満男 の父 。岡山 県 高梁 市 生 まれ。父親 は大学 教授 で、博 自身 は家庭 環境 としては高等 教育 を受 けられる立場 にあったが、父親 と対立 し高校 を中退 して家出 したことで機会 を逸 し、新宿 でくすぶっていたときにタコ社長 と出会 い、中小 企業 の印刷 工場 「朝日 印刷 」の職工 として生計 を立 てる。会社 の寮 がとらやの裏 にあったことからさくらと知 り合 い、結婚 [37][50]。会社 の寮 からさくらの部屋 が丸見 えで、さくらに思 いを馳 せていた。当初 寅次郎 には「大学 を出 ていない」という理由 でさくらとの結婚 を反対 されていた。結婚 して3年 後 には主任 技師 となり社長 の片腕 としてナンバー2的 な立場 になる。かつては独立 を考 えて退職 しようとしたことがあった(第 6作 「男 はつらいよ純情 篇 」)。冷静 な性格 で博識 。寅次郎 を理屈 で諌 めたり助言 したりするが、あまり通用 しない。岩波書店 の『世界 』や労働 問題 の雑誌 を抱 えていることが多 い[50]。息子 の満男 には能力 以上 の期待 をかけており、自分 が大学 を出 ていなかったため息子 には大学 進学 進 めるようになった。焼 きなすが好物 。喫煙 者 。もともとは弁護士 志願 で[51]、テストドライバーやオートショップの経営 者 を夢見 ていたことがある[50]。実兄 が二 人 いる[注 18]。第 26作 で家 を新築 するが、第 9作 では「敷地 は30坪 。おいちゃん夫婦 からお金 を借 り東京 都 の融資 を活用 し、土地 はタコ社長 から借 りる」という設定 になっている。第 50作 ではさくらと共 にとらやに移住 し、パンフレット記載 の前田 吟 のインタビューの裏 設定 では印刷 工場 は既 に定年 退職 している。
- なお、ドラマ
版 と映画 版 では設定 が大 きく異 なる。ドラマ版 では町医者 で、寅次郎 が恩師 ・坪内 先生 (東野 英治郎 )の家 を訪 ね、先生 宅 で飲 み食 いが過 ぎ博士 の働 く病院 に担 ぎ込 まれる、それがきっかけで見舞 いに来 たさくらと出会 い恋愛 結婚 をする。眼鏡 にスーツ姿 の厳格 な見 た目 なのに対 し結婚 後 は寅次郎 を「兄 さん」と呼 び唯一 謙虚 で常 に謙 っているが、寅次郎 が茶 の間 で暴 れたときには柔道 の技 で押 さえ込 むことができる唯一 の人物 。博識 で、寅次郎 に時折 知的 な助言 をする点 は映画 版 に引 き継 がれている。またこのドラマ版 の博士 の設定 は『続 ・男 はつらいよ』の藤村 薫 (山崎 努 )に引 き継 がれる。 車 竜 造 (おいちゃん・おじちゃん)演 -森川 信 (ドラマ版 、第 1作 -第 8作 )→松村 達雄 (第 9作 -第 13作 )[注 19]→下條 正巳 (第 14作 -第 48作 )寅次郎 の叔父 。葛飾 柴又 の帝釈天 にある老舗 の団子 屋 「とらや」の6代目 主人 。初期 の映画 作品 のクレジットにおいて「龍 造 」と明記 されていることもある。兄 の平造 (5代目 主人 、寅次郎 とさくらの父親 )の死後 、団子 屋 を引 き継 いだ。平造 が夢 の中 で枕元 に立 ち、「寅次郎 とさくらのことはよろしく頼 む。特 に寅 のやつは生 まれつきバカだから、心配 で仕方 がねえ」[52]とい残 してから、責任 を持 って二 人 の親代 わりをしている。若 い頃 は満 洲 に行 って馬賊 になることを夢見 ていた。基本 的 な設定 は同 じものの演 じる俳優 によって性格 がやや異 なり、コメディアンの森川 が演 じた当初 は寅次郎 と同様 にどこか抜 けた喜劇 的 キャラクターで、店 の営業 中 に昼寝 をするなどして、妻 のつねからあきれられる事 も多 い。幾度 と色恋 沙汰 でドタバタを起 こす寅次郎 に冷 や汗 をかきながらも、寅次郎 の口車 に乗 せられるボケた一 面 もある。毎回 ドタバタを繰 り返 す寅次郎 に「バカだねえ…寅 は」「バカだね、全 く…」「知 らねえよ。俺 ァ」とぼやいたり、寅次郎 の奇行 が頭痛 の種 となってさくらに対 して「枕 、さくら取 ってくれ」と言 い違 うのも口癖 となっている[注 20]。寅次郎 が調子 に乗 ってふざけた時 に頭 に血 がのぼってケンカになってしまうこともしばしばであった。松村 になってからは、やや大人 しいおいちゃんになり、パチンコ好 きという設定 が加 えられた。民藝 出身 の下條 正巳 になると、これまでのマイペースなキャラクターとは異 なり店 の切 り盛 りも勤勉 にこなす、ややシリアス寄 りのキャラクターへ傾 いている。名物 の草 団子 を丹念 に仕込 む描写 も下條 から多 く見 られるようになる。つねが母親 のように寅次郎 に愛情 を注 ぐのに対 し、長 らく風来坊 としてテキヤ生活 を送 る寅次郎 に深刻 に悩 みながら、しばし黙 り込 んで厳 しく当 たるようになる。「お前 には関係 ない話 だ、黙 ってろ」と厳 しく寅次郎 に苦言 を呈 する事 も日常 となった。これは、コメディアンの森川 、正統 派 俳優 の下條 と、演 じた俳優 それぞれの持 ち味 を生 かした上 での山田 の演出 の変更 で性格 設定 が異 なる為 である。なお松村 は第 6作 で医師 役 で出演 。おいちゃん役 を降板 してからもゲストで度々 出演 。初代 おいちゃんの森川 が亡 くなったときは、代役 を立 てるのかおいちゃんなしの寅 さん一家 にするか、そうとう迷 ったと山田 は答 えている[53]。第 50作 では遺影 として登場 している。車 つね(おばちゃん)演 -杉山 とく子 (ドラマ版 )→三崎 千恵子 寅次郎 の叔母 。昔 ながらの元気 なおばちゃん。感情 豊 かで涙 もろい。実 の母親 のように寅次郎 に愛情 を注 ぎ、さくらとともに寅次郎 の理解 者 。料理 上手 で寅次郎 が帰 ってくると好物 のがんもどきの煮 ものや芋 の煮 っころがしを作 り、寅次郎 が連 れてきたマドンナや珍客 に対 しても得意 の家庭 料理 で歓待 する。寅次郎 の夢 の中 や、旅行 に行 くとき以外 は着物 姿 である。昔 は日本橋 の呉服 屋 の女房 になることを夢見 ていた。第 30作 では竜 造 (俳優 は下條 正巳 )とは見合 いで「会 ったらカマキリみたいな男 だった」と発言 している。子 どもがないこともあってか、寅次郎 を「寅 ちゃん」と呼 ぶ数少 ない人物 (第 1作 の初対面 では「寅 ちゃん」だったが、第 1作 から第 8作 までは「寅 さん」だった。第 9作 から寅 ちゃんに統一 された)。さくら同様 、ウナギがあまり好 きではない。第 50作 では遺影 として登場 している。なお、杉山 とく子 は第 5作 のマドンナの母親 役 を皮切 りに、パチンコ店 の客 、国勢調査 員 、旅館 の女将 、駄菓子 屋 の老女 役 などでシリーズに度々 出演 している。諏訪 満男 演 -石川 雅一 (第 1作 のみ)→中村 はやと[注 21](第 2作 -第 8作 、第 10作 -第 26作 )→沖田 康浩 (第 9作 のみ)→吉岡 秀隆 (第 27作 -第 50作 )- 1969
年 (昭和 44年 )生 まれ[注 22]。第 1作 (1969年 〈昭和 44年 〉)の終盤 に誕生 。さくらと博 の長男 で一人 っ子 。寅次郎 からは甥 にあたる。両親 の期待 を一身 に受 けて育 つが、大学 受験 に失敗 、代々木 の予備校 に通 う浪人 生活 を送 り(第 42、43作 ・1989年 〈平成 元年 〉、第 43作 ・1990年 〈平成 2年 〉に城東 大学 経済学部 経営 学科 に入学 、卒業 し中小 企業 の靴 の製造 ・卸売 業 の営業 職 に就職 (47作 ・1994年 〈平成 6年 〉)する。浪人 中 に、後藤 久美子 演 じる及川 泉 に恋 をする。第 46作 で就職 活動 に失敗 した際 に本当 は大学 に行 きたかった訳 ではなく、さくらが博 は大学 に行 けなかったので代 わりに自分 が行 くように押 し付 けられたと語 っている。第 46、47作 では別 のマドンナに恋 をし、第 48作 の台詞 では何人 もの女性 と付 き合 っており後半 は事実 上 の主役 になった。吉岡 秀隆 に代 わった第 27作 より、寅次郎 との絡 みのシーンが増 えている。第 17作 (1976年 〈昭和 51年 〉)で小学校 入学 で第 34作 (1984年 〈昭和 59年 〉)で中学校 に入学 という矛盾 が見 られる[注 23]。第 50作 では小説 家 となっており、妻 とは死別 し一 人 娘 と暮 らしている。
桂 梅太郎 [注 24](タコ社長 )演 -太宰 久雄 - とらやの
裏 に構 える中小 企業 の印刷 会社 工場 「株式会社 朝日 印刷所 」(第 2作 までは「共栄 印刷 株式会社 」)の社長 。とらやの人々 とは家族 ぐるみの付 き合 い。印刷 工 からたたき上 げで戦後 の1946年 (昭和 21年 )に独立 して経営 者 にまで上 り詰 めたものの、常 に資金繰 りと人手 不足 に頭 を悩 ませており、経営 難 をとらやの面々 に愚痴 っている。しかし社長 相応 の実入 りはあるようで、キャバレーで遊 んだり、ゴルフを嗜 んだりする他 、寅次郎 にも何 かと融通 している。お人好 しな性格 でお調子 者 のため、軽 はずみで口走 ることが多 く、そのことで毎度 寅次郎 の怒 りを買 い、時々 とらやの庭 で二人 で乱闘 を演 じることもあるが、根 っこのところでは寅 さんと相性 は悪 くない。さくらと博 の結婚式 では仲人 をつとめたが、手形 の支払 いのためにあやうく挙式 に遅 れそうになって寅 さんに叱 られた。毎度 トラブルに見舞 われた際 に「コロっと忘 れてた」「オラ知 らねぇよ」と、その場 から逃 げることが多 い。妻 とは見合 い結婚 だが、見合 いをしたのは別人 で妻 の妹 だった。仲人 を問 いつめるが仲人 に借金 をしており言 うことを聞 かざるをえず、姉 の方 と結婚 する。妻 との間 に4人 の子供 がいるが、長女 のあけみ(演 ・美保 純 )が年頃 になってトラブルメーカーとなったことがより悩 みを増 やしている。シリーズ全般 におけるコミックリリーフ的 キャラクター。第 50作 ではパンフレット記載 の前田 吟 のインタビューの裏 設定 では博 の定年 退職 後 に亡 くなったことになっており、その影響 で裏 の印刷 工場 もアパートになっている[注 25]。 源 公 ・源 ちゃん(愛称 で名 は源吉 [注 26])演 -佐藤 蛾 次郎 (第 8作 を除 く)柴又 題 経 寺 の寺男 。寅次郎 の幼友達 で孤児 。ドラマ版 の名前 は雄二郎 。寅次郎 の舎弟 、寅次郎 を「兄貴 」として慕 っており、最終 回 で寅次郎 がハブに噛 まれて死 ぬのを看取 る。映画 版 では源 公 の設定 は一部 川又 登 (津 坂 匡 章 )へと引 き継 がれる。大阪 出身 で関西 弁 を話 し、母親 は彼 を生 んですぐに消 えてしまった[注 27]。寅次郎 を「兄貴 」と呼 び、成人 後 も寅次郎 にあごで使 われる関係 だが、時 に「逆襲 」することがある。第 1作 から登場 しているがシリーズ初期 ではとらやの従業 員 や寅 の商売 を手伝 っていた。当初 は常識 人 であったが、シリーズが進 むにつれてどこかとぼけたキャラクターになっていき、台詞 もほとんど喋 らないが独特 の風貌 と所作 で可笑 しみを与 えている。劇 中 で正式 に題 経 寺 の丁稚 として働 く経緯 が出 てくるのは「男 はつらいよ純情 篇 」から。- テレビドラマでは
設定 が異 なり「川島 雄二郎 」という名前 で寅次郎 の腹違 いの弟 であり、最終 回 では寅次郎 と共 に奄美 黄島 にハブを捕 まえに行 き、寅次郎 がハブに噛 まれ亡 くなったことをさくらとおばちゃんに伝 える。 御前 様 (ごぜんさま)演 -笠智 衆 (第 1作 -第 45作 )柴又 題 経 寺 [注 28]の住職 。姓 は坪内 。正式 には日 奏上 人 だが、とらやをはじめ近所 の人々 からは親 しみを込 めて御前 様 と呼 ばれている。人格 者 であり、幼 いころからの寅次郎 の理解 者 であるが、世間 知 らずでとぼけたところもある。とらやの面々 は寅次郎 のことでトラブルがあると御前 様 のところに相談 や愚痴 を言 いにいき、御前 様 はそれを受 けて時 として寅 さんを叱 りつけることもある。寅次郎 はまったく頭 が上 がらない。「困 ったぁ」が口癖 。ルンビニー幼稚園 [注 29]の園長 でもある。御前 様 役 を演 じていた笠智 衆 は、第 45作 (1992年 )終了 直後 に亡 くなっている。しかし第 46作 で、御前 様 の娘 ・冬子 役 の光本 幸子 が久々 に出演 、さくらと冬子 が御前 様 の近況 の会話 をする描写 があるほか、第 47作 ではさくらが源 公 に「御前 様 お元気 ?」と聞 くシーンもあり、御前 様 は健在 であるという設定 になっている。第 50作 公式 サイトでは「先代 の御前 様 」と記載 されており[55]、劇 中 には別人 である当代 の御前 様 (演 -笹野 高史 )が登場 。第 1作 で写真 撮影 のかけ声 「チーズ」の代 わりに「バター」と言 い、後 に寅次郎 が『男 はつらいよ柴又 慕情 』などで使用 している。
準 レギュラー[編集 ]
- リリー(
松岡 リリー、松岡 清子 ) 演 -浅丘 ルリ子 (第 11作 、第 15作 、第 25作 、第 48作 -第 50作 )- マドンナ。
- スナックやキャバレーなどでドサ
回 りをしながら活動 している三流 歌手 。気 が強 く心 優 しい女性 。一時 寿司 屋 の主人 ・石田 良吉 (演 :毒 蝮 三太夫 )と結婚 しそこの店 の女房 となるが、性分 に合 わず離婚 してしまう。第 48作 の時点 では日本 各地 を旅 した後 、加計呂麻島 の男 と知 り合 い再婚 するが、夫 は死去 して島 で暮 らしているという設定 になっている[56]。第 50作 では東京 で「ジャズ喫茶 リリー」を経営 している[55]。寅次郎 の理解 者 であると同時 に、多 くのマドンナと異 なり堅気 でないという点 で寅次郎 とつり合 いの立場 にあり、相思相愛 となる女性 の一人 [注 30]。 浅丘 は第 48作 の出演 で具合 の悪 そうな渥美 清 の姿 を見 て「もしかしたらこれが最後 の作品 になるかもしれない」と思 い、監督 の山田 洋次 に「最後 の作品 になるかもしれないから、寅 さんとリリーを結婚 させてほしい」と懇願 したと後 のインタビューで語 っている[57]。浅丘 によると最初 のオファーは北海道 の酪農 のおかみさん役 であったが、「山田 さん大変 申 し訳 ありません。私 この細 い身体 ですしいつものメイクを落 とせというのはいやです。牛乳 絞 ったバケツを持 った普段着 が似合 いますか」と言 い、「確 かにそうだな。一 週間 ほど考 えさせてください」となりリリー役 になったと語 っている[58]。及川 泉 (イズミ・ブルーナ)演 -後藤 久美子 (第 42作 -第 45作 、第 48作 -第 50作 )満男 の高校 時代 のブラスバンド部 の後輩 で交際 相手 /マドンナ。第 48作 で医師 の卵 と結婚 することになるが岡山 県 の風習 で満 男 が花嫁 である泉 の乗 る車 を無理 やり後退 させたため破談 となってしまう。彼女 は満男 に怒 るが、それよりも「なぜ彼 が婚礼 の邪魔 をしたのか」真相 を聞 くことが大事 と、礼子 に陳謝 してすぐ津山 を後 にする。博 から満 男 の居場所 を聞 き、奄美諸島 まで追 いかけて尋問 。満男 の気持 ちを知 り、彼女 は納得 した。第 50作 では国際 結婚 して2人 の子供 がおり国連 難民 高等 弁務 官 事務所 に勤務 、生活 の拠点 は欧州 にある。- あけみ
演 -美保 純 (第 33作 -第 39作 、第 50作 )- タコ
社長 の娘 。第 6作 『純情 篇 』で一 度 だけ登場 したタコ社長 の自宅 で登場 した2人 いる女 の子 のうちのどちらかがあけみであるが、33作 では一人 っ子 のように扱 われており、3人 の兄弟 については言及 されていない。 明 るく陽気 な性格 で、蓮 っぱなところがある。博 に気性 が似 ている会社 員 ・小島 慎吾 と結婚 するが、「真面目 過 ぎてつまらない」といい、梅太郎 と衝突 。慎吾 とは全 く違 うタイプの寅次郎 に憧 れるが、寅次郎 は「社長 (梅太郎 )の娘 だからダメだ」と拒否 してしまう。自由 奔放 な寅次郎 に憧 れる一方 、マドンナにつられて勝手 すぎる行動 に困惑 、さくらの指図 もあって寅次郎 にダメ出 しする一 面 もあった。第 50作 で再 登場 し、浩 介 という息子 がおり、騒動 を起 こし出 ていく姿 を、父親 のタコ社長 そっくりだと博 には言 われている。川又 登 演 -津 坂 匡 章 (ドラマ版 、第 1作 、第 2作 、第 4作 、第 5作 、第 9作 、第 10作 、第 33作 。第 33作 は「秋野 太作 」名義 で出演 )寅次郎 の舎弟 。寅次郎 を「兄貴 」として慕 う。八戸 出身 。しかし、後 にテキ屋 稼業 から足 を洗 い結婚 して所帯 を持 ち、盛岡 で食堂 を営 むようになる。寅次郎 との再会 を喜 び妻 に紹介 するが、「彼 の今後 のために」と寅次郎 は心 を鬼 にして距離 を置 くことにした。三平 ちゃん演 -北山 雅康 (第 40作 -第 50作 )本家 くるま菓子 舗(くるまや)の男 店員 。関西 弁 を話 す。第 46作 以降 から加 代 とコンビで出演 することになった(第 49作 特別 編 含 める)。第 50作 では改装 されたカフェくるまやの店長 となっている。- お
菊 演 -武智 豊子 (ドラマ版 )→ミヤコ蝶々 (第 2作 、第 7作 )寅次郎 の母 。元 は深川 の芸者 であり、寅次郎 の父親 と内縁 関係 で寅次郎 を産 む。ただし実際 に寅次郎 の養育 には関 わっていない。現在 は京都 で連 れ込 みホテルを経営 している。女手 一 つで世智 辛 い世 の中 を生 きてきたため気 が強 く、息子 とは顔 を合 わすたびにケンカをしてしまう。諏訪 飈一郎 (ヒョウイチロウ)演 -志村 喬 (第 1作 、第 8作 、第 22作 )博 の父 で北海 大学 農学部 教授 でのちに名誉 教授 [59]。大学 ではインド古代 哲学 の教鞭 を執 っていた。物 静 であるが、博 の人生 選択 に強 く対立 し反発 を受 け、博 の家出 を招 く。博 とさくらの結婚式 で久 しぶりに親子 対面 し、和解 を果 たす。この博 の結婚式 で父 としての不明 を詫 びる感動 的 なスピーチをし、感極 まった寅次郎 やとらやの面々 は泣 き出 してしまった。ちなみに、この結婚式 で挨拶 前 に紹介 を受 ける際 、タコ社長 と司会 者 が飈一郎 という名前 の漢字 が読 めず、曖昧 な呼 ばれ方 をする。第 6作 では退職 し、博 が独立 資金 として退職 金 から80万 を借 りようとしたが、断 りの葉書 がさくらたちの所 へ届 くシーンがある。第 8作 では大学 を辞 めて岡山 の郷 へ戻 っており、妻 を亡 くし葬儀 が営 まれる中 で研究 一筋 だった自身 の過去 を振 り返 って、家族 の大切 さ、人生 のはかなさを放浪 暮 らしの寅次郎 に切々 と説 く[59]。第 22作 では旅 をしていたところ、やはり旅 の途中 の寅次郎 と偶然 出会 い、しばらく行動 を共 にする。寡黙 な知的 人物 で、寅次郎 とはまったく対称 的 な性格 であるが、寅次郎 の素直 な性格 をかなり好 んでいるようで、不思議 に通 じあうものをもっている。寅次郎 のことを「大人 物 」と表現 している同 作品 では「今昔 物語 」を片手 に長野 で古文書 を巡 る旅 をしている。また博 のために安曇 野 に土地 を買 っていることを告白 している。第 22作 出演 後 、演 じる志村 喬 の死去 (1982年 )と共 に設定 上 でも死去 。32作 目 には三 回忌 の法要 が行 われる。第 8作 での寅次郎 との二人 芝居 はシリーズでも異例 なほどの長大 さであり、小林 信彦 は著書 『おかしな男 渥美 清 』で、後年 の会話 の中 で『野良犬 』の志村 の物真似 を巧 みに披露 する渥美 の姿 を記 している。坪内 冬子 演 -光本 幸子 (第 1作 、第 7作 、第 46作 )御前 様 の娘 で寅次郎 の幼 なじみ。マドンナとして初 登場 した第 1作 時 は奈良 で三 か月 病気 の静養 をしていた。幼 い頃 に寅次郎 に出目金 とあだ名 を付 けられイジめられた過去 があるが、見違 えるほど美 しく成長 した冬子 を前 に、寅次郎 は恋心 を抱 くが、大学 の先生 と結婚 する。以後 も度 たび登場 する。及川 (原 )礼子 演 -夏木 マリ(第 42作 -第 45作 、第 48作 -第 50作 )泉 の母 。第 42作 では名古屋 でミニクラブを経営 、第 44作 ではミニクラブの雇 われマダム、第 45作 ではミニクラブ「礼 」を経営 している[60]。夫 であった一男 (泉 の父 )とは性格 の不一致 から離婚 してしまい、泉 は満男 とともに一 男 を連 れ戻 しに、一 男 の恋人 のいる日田 へ出向 くが、一男 と新 恋人 の二人 を見 て説得 を断念 した。一 男 をあきらめた後 、新 たな婚約 者 を得 るが泉 は複雑 な思 いであった。出奔 して寅次郎 に宥 められて帰宅 後 、母 の婚約 者 を継父 として受 け入 れる。その後 、彼女 の病気 で泉 は勤 めていた楽器 店 を退職 している。第 48作 での一 件 で満男 に対 して反感 を持 ち、電話 でさくらに苦言 を訴 えたが、その後 は二 人 の交際 を認 めた。加代 ちゃん演 -鈴木 美恵 (第 46作 -第 49作 )本家 くるま菓子 舗(くるまや)の女 店員 。毎度 、たまにしか帰 らない寅次郎 を忘 れて店 の家人 と思 わず「誰 ですか?」と言 われ、三平 に窘 められてしまう。友 ちゃん演 -脇山 邦子 (第 2作 -第 5作 )本家 とらや老舗 の女 店員 。
サブキャスト[編集 ]
竹下 景子 -第 32作 、第 38作 、第 41作 にそれぞれ違 う役 でマドンナとして出演 。3作 別役 のマドンナで出演 しているのは竹下 が唯一 である。吉永 小百合 -鈴木 歌子 (旧姓 ・高見 歌子 )役 [61]。第 9作 と第 13作 にマドンナとして登場 。東野 英治郎 -寅次郎 の商業 学校 時代 の恩師 ・坪内 散歩 役 。ドラマ版 でも担当 。悠 木 千帆 -木曾 の旅館 の仲居 役 。米本 善子 -本家 とらや老舗 の初代 女 店員 役 。左 卜 全 -湯 の山温泉 の番頭 徳 爺 役 。野村 昭子 -湯 の山温泉 の仲居 お澄 役 。赤塚 真人 - マドンナのばあやの孫 、知床 の漁師 マコト、警官 役 など。関 敬 六 -第 1作 でさくらの結婚式 の司会 者 。シリーズ後半 は、タクシー運転 手 、ウイーンのツアー客 、テキヤ仲間 ポンシュウ役 など多数 。桜井 センリ -龍野 市 観光 課長 、平戸 の教会 の神父 、結婚式 場 係員 、大 観覧 車 係員 、芸能 プロ社員 三田 、タクシー運転 手 、上海 軒 主人 、麒麟 堂 、島 の住職 、委託 駅員 役 など。佐山 俊二 -蓬莱 屋 のちに備後 屋 、不動産 屋 、マンションの管理人 、長万部 の熊吉 役 など。河原崎 國太郎 - マドンナの画家 の恩師 役 。米倉 斉 加 年 - シリーズ前半 は轟 (または青山 )巡査 役 でたびたび出演 、夢 のシーンで海賊 の手下 、ガンマン役 などでも顔出 ししている。マドンナに絡 む大 きな役 では2度 登場 、それぞれ東大 助教授 、証券 会社 課長 を演 じた。柄本 明 -陶芸 家 の弟子 、ノイローゼのサラリーマン役 など。笹野 高史 -下田 の長八 、区 の結婚 紹介 所員 、アパートの大家 、旅館 主人 、泥棒 、車掌 、ホモのライダー、泉 の父親 の同僚 内藤 、釣 り人 、島 の警官 、新郎 の叔父 役 など。第 50作 では当代 の御前 様 を演 じた。梅野 泰 靖 -博 の長兄 ・毅 、タンカーの船長 役 など。穂積 隆信 -博 の次兄 ・修 役 。八木 昌子 -博 の姉 ・信子 、菜穂 の母親 役 など。- すまけい -
嘉穂 劇場 の男 、船長 (鳥羽 、知床 )、病院 長 、花嫁 行列 の父親 、製靴 会社 の専務 役 など。 犬塚 弘 -交番 の警官 、小学校 の同級生 、タクシーの運転 手 役 など。- じん
弘 -看板 屋 の親方 、東北 弁 のツアー客 、地方 駅 の駅長 、テキヤ仲間 役 など。 大村崑 - マドンナの弟 が勤 めた会社 の主任 役 。柳家 小 さん - ラーメン屋 の主人 役 。イッセ ー尾形 -病院 の医師 、車掌 、警官 、海外 旅行 会社 社員 、ロ ーカル線 の老 乗客 役 など。笠井 一彦 -朝日 印刷所 工員 ・中村 役 で準 常連 、第 15作 以降 第 48作 まで34作 に出演 。- マキノ
佐代子 -朝日 印刷所 事務 員 兼 工員 ゆかり役 は準 常連 、他 に婚約 者 、女子大 生 、証券 会社 相談 係 嬢 役 など。 石井 愃一 -朝日 印刷所 工員 役 。石川 るみ子 -朝日 印刷 工場 工員 役 。谷 よしの - シリーズ当初 は近所 の人 、その後 は花 売 り、行商 、仲居 、田舎 の老婆 役 などシリーズで計 36作品 に出演 。28作 にクレジットされている。1本 で3役 の時 もあり。出川 哲朗 -近所 の板前 、地方 の祭 りやテキヤの若衆 役 など。第 50作 では満男 の小説 の出版 社 の編集 者 役 で出演 。吉田 義夫 -旅 の一座 の座長 、映画 冒頭 の夢 のシーンで常連 悪役 、父親 役 など。岡本 茉利 -一座 の娘 役 大空 小百合 、観光 船 のガイド、日本 画家 のお手伝 い、夢 のシーンでカスバの娘 および召使 い、熊本 の春子 、朝日 印刷所 の事務 員 、大洲 の仕出 し屋 の店員 、伊勢原 市 病院 の看護 婦 役 など。三木 のり平 -伊予大洲 藤堂 家 の執事 吉田 六郎 太 役 など。- あき
竹城 - スルメ工場 のおばさん、親方 の新妻 役 など。 広川 太一郎 -第 1作 でさくらのお見合 い相手 役 。大杉 侃 二 朗 -寅 の飲 み友達 、「菊 の湯 」の親父 、車掌 、入院 患者 、屋台 のラーメン屋 、福井 の駅員 、旅 の一座 の座員 役 など。津嘉山 正種 - オープニングでは画家 、サックス奏者 、ボクサー、通行人 役 など常連 。その後 は沖縄 の知念 医師 、陶芸 家 の弟子 、証券 会社 部長 、泉 の母 の恋人 役 など。石井 均 -平戸 の船長 、佐賀 の遺跡 保存 会員 役 など。- アパッチけん - オープニングで
測量 技師 役 。島 の小学校 卒業生 の青年 役 など。 佐野 浅夫 -詐欺 師 役 。神戸 浩 -島 の連絡 船 係 、宿屋 の従業 員 、リリーの家 のお手伝 い役 など。寺尾 聰 -龍野 市 観光 課員 、警官 、泉 の父親 役 など。久米 明 -龍野 市長 役 。石倉 三郎 - そば屋 の店員 役 など。大滝 秀治 -寺 の住職 、旅僧 、古書 店 主役 など。光 石 研 -島 の小学校 卒業生 の青年 役 など。川合 みどり -源 公 の友達 、ウエイトレス、店員 、女 客 、記者 、カメラ助手 、旅館 の売店 係 、乗客 、ホステス、結婚式 場 の着付 け係 、花嫁 行列 の付 き添 い、夢 のシーンの女 など多数 の役 に出演 。田中 世津子 -初代 ポンシュウの新妻 、長崎 五島 の旅館 の仲居 、名古屋 のアパートの隣人 、大分 日田 の酒屋 のおかみ役 など。山崎 一 - たんか売 の客 役 。古本 新之輔 -満男 の大学 の友人 役 。田中 邦衛 -小学校 の教員 役 、鹿児島 での海上 タクシー(漁船 )船長 役 。
主題歌 [編集 ]
「 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
B |
チンガラホケキョーの | |||||||
リリース | ||||||||
ジャンル |
| |||||||
レーベル |
| |||||||
| ||||||||
| ||||||||
|
1996
2017
映画 シリーズ一覧 [編集 ]
予定 されていた作品 [編集 ]
- 1996
年 12月28日 公開 予定 『男 はつらいよ寅次郎 花 へんろ』 - (マドンナ:
田中 裕子 ロケ地 :高知 県 原作 :室生 犀星 『あにいもうと』[注 37]) - タイトルは『
男 はつらいよ寅次郎 花 へんろ』[66]。渥美 の親友 、早坂 暁 の代表 作 、花 へんろ(NHKドラマ・花 へんろで、渥美 はナレーションを担当 している)からで、渥美 がお遍路 に興味 を持 っていたこともヒントになっている[67]。兄弟 のストーリーは後 の『虹 をつかむ男 南国 奮斗篇 』で生 かされている[68]。シリーズ第 49作 のマドンナは田中 裕子 で、その兄 役 で西田 敏行 が出演 の予定 だった[69]。物語 は、妹 が中絶 した子供 の父親 が寅 さんか、と兄 が疑 い[注 38]、その後 寅 さんがこの兄妹 の後見人 になる。あるいは、妹 (田中 )は兄 (西田 )の反対 を押 し切 ってアメリカ人 と結婚 。結婚 に失敗 して10年 か15年 ぶりに高知 の田舎 へ帰 ってくる。兄 は工事 現場 労働 者 、若 しくはトラック運転 手 、とび職 のやくざっぽい粗暴 な男 で、その妹 への思 いが強 く辛 く当 たってしまいその間 を寅 さんが取 り持 つ予定 だったともいわれる[70][68][69][71]。山田 によると「二人 の兄弟 、寅 とさくらの兄弟 、その二 つの兄弟 の愛憎 物語 、ダブルの兄弟 愛 を考 えていた」としている[70]。
また満男 シリーズの完結 編 として泉 と満男 を結婚 させ、甥 の結婚 を見届 けた寅次郎 は放浪 の終焉 を宣言 し、第 50作 に繋 げる予定 だった[72][73]。満男 と泉 が結婚式 を挙 げるものの肝心 の寅 さんが行方 不明 。いろんなことがあって、最後 に結婚式 場 にヒュッと表 れ素敵 な演説 を打 って消 えていく、というストーリーだった[68]。秋 からの撮影 を控 えており、1996年 6月 27日 (30日 という説 もある)には打 ち合 わせでタイトル、大 まかなストーリーは伝 えており[74][75]満 男役 の吉岡 秀隆 も同年 公開 の「学校 II」をやっている時 に、山田 が「秋 にまたやるよ」と49作 目 の話 をしていたと語 っている[76]。ロケ地 となるはずだった高知 県 安芸 市 伊尾木 地区 に2002年 に開業 した土佐 くろしお鉄道 ごめん・なはり線 伊尾木 駅 のイメージキャラクター「いおき トラオくん」が寅次郎 をモチーフにしたのはこの経緯 によるものである。公開 は1996年 12月28日 予定 だった[77]。 - 1997
年 12月27日 公開 予定 タイトル不明 - (マドンナ:
黒柳 徹子 [73] ロケ地 :未定 [注 39]) 山田 洋次 は、寅次郎 はテキ屋 を引退 、幼稚園 の用務員 になり、子供 たちとかくれんぼをしている最中 に息 を引 き取 り、町 の人 が思 い出 のために地蔵 を作 るという構想 を早 くから持 ち[78][79]第 49作 から直結 するストーリーだった。黒柳 も冗談 に「最後 のマドンナは黒柳 徹子 さんだ」と山田 から言 われていたと林 真理子 の対談 で明 かしている[80]。このことは1990年 8月 25日 に放送 されたTBS『クイズダービー』(第 754回 )の第 7問 (三 択 問題 )で出題 されており、遅 くとも同年 時点 でこの構想 があったことがわかる。- 2023
年 の山田 洋次 へのインタビューでは、遠藤 周作 との対談 で、「寅 はだんだん身体 が弱 って、旅 に出 る元気 もなくなる。それを御前 様 が哀 れがり『お前 は愚 かな男 だけれど何 の罪 も犯 してはいない。それどころか多 くの人 を精神 的 に救 ってきた。お前 の晩年 が人 に迷惑 をかけるようじゃ気 の毒 だからうちの寺 で暮 らせ』と寅 を引 き取 る。そして寅 は寺男 として掃除 なんかして暮 らす。ある日 子 どもたちとかくれんぼをしているうちに鬼 の寅 が探 しに来 ない。子 どもたちが探 しに行 くと寅 は縁 の下 でうずくまったまま息 を引 き取 っていた――。御前 様 が哀 れがり「寅次郎 」という地蔵 を彫 り、境内 に建 てた。その地蔵 は御利益 があり、特 に恋 に悩 む若者 たちがたくさん拝 みにくるようになった。もしかしたら息 を引 き取 る間際 、頭 がぼんやりしてきて、恋 した美 しいマドンナたちの姿 が走馬灯 のようにかけめぐったんじゃないかな」と話 している[81]。 第 51作 目 山田 洋次 は第 50作 目 終了 時点 では「考 えてもいない。もしそういう声 が起 きれば…」と言葉 を濁 している[82]。幻 のマドンナ歌 子 三 部 作 - NHK
衛星 第 2の番組 (1991.9.30放送 )の中 で吉永 小百合 と山田 洋次 の対談 が行 われ山田 は「また、寅次郎 と歌子 (吉永 小百合 )が再会 したらどうなるかって、しょっちゅう考 えているんですよ」と語 っており、ストーリーは『歌子 が手話 の通訳 となり働 いている。偶然 再会 した寅 さんは歌子 から手話 を習 い、物語 の最後 に、手話 で歌子 に自分 の気持 を伝 える。それが通 じたかどうかは分 からないというストーリー』[83] 、或 いは『離婚 した歌子 は伊豆 大島 で福祉 職員 として働 いている。そこへ旅 の途中 の寅 さんが現 れ偶然 の再開 をする』[84]というストーリーだったが吉永 の撮影 スケジュールが合 わず「それに、同 じ役 を何 度 もやると、私 自身 がマンネリになるんじゃないかと」「もう一度 、出演 するべきでした。最後 ということが分 かっていたらどんな形 でも出 たかった。後悔 しています」と吉永 は語 っている[85]。
テレビ放送 [編集 ]
テレビではこれまでに
映画 の全 作品 連続 放送 [編集 ]
テレビ東京 2001年 10月 - 2004年 3月 に48作 を放送 [86]。- NHK-BS2 2005
年 8月 - 2007年 1月 に48作 を放送 [87]。 - WOWOW 2011
年 12月 - 2012年 12月に「金曜 寅 さん」として特別 篇 を含 む49作 を放送 [88]。 - BSジャパン/BSテレ
東
- 2013
年 10月 - 2014年 9月、「土曜 は寅 さん!」と題 して特別 篇 を含 む49作 を放送 。 - 2015
年 1月 - 12月、上記 のリピート放送 [89]。 - 2017
年 4月 - 2018年 3月、「やっぱり土曜 は寅 さん!」と題 して特別 篇 を含 む49作 を放送 [90]。 - 2018
年 10月 - 2019年 9月、上記 のリピート放送 [91]。
- BSテレ
東 4K
- 2020
年 4月 - 2021年 3月、開局 20周年 企画 としてテレビ初 放送 となる4Kデジタル修復 版 を使用 し「土曜 は寅 さん!4Kでらっくす」と題 して『お帰 り寅 さん』を含 む全 50作 を放送 [92][93]。 - 2021
年 10月 - 2022年 9月 、上記 のリピート放送 [注 40][94]。 - 2023
年 4月 からもリピート放送 中 。
エピソード[編集 ]
渥美 清 の出演 料 は一本 5000万 円 とも1億 円 とも言 われていたが、松竹 スタッフによると3000万 円 から4000万 円 だったという[96]。- オープニングテーマの
前 に始 まる、寅次郎 が旅先 で見 る様々 な夢 は、全 撮影 の最後 に撮影 されている。夢 のシーンは『科学 者 の寅次郎 が怪獣 を倒 す』等 の、本編 とは全 く関係 のない話 が多 い。なお、出演 者 には直前 まで内容 は秘密 にされていたという。 山田 洋次 が柴又 を知 ったのは、『下町 の太陽 』を監督 する際 、作家 の早乙女 勝元 に教授 してもらうために早乙女 宅 を訪問 し、すぐそばにあった帝釈天 を案内 されたのがきっかけである。それまで舞台 をどこにするか決 めるために様々 な所 を歩 き回 り、一時 は舞台 が浦安 に決 まりかけていたと言 うが、柴又 に来 た時 に「渥美 ちゃんがふらっと出 て来 そうだね」と盛 り上 がって、舞台 が柴又 に決 まったと言 う[97]。また足立 区 の西新井 大師 も候補 に挙 がっていた。映画 の舞台 に使用 した柴又 の団子 屋 が、実際 に「とらや」に屋号 を変更 したため、作中 の「とらや」の屋号 は、第 40作 から「くるまや」に変 わる。出川 哲朗 は若手 時代 に、第 37作 から第 41作 の5作品 に端役 で出演 し、全 ての出演 シーンでなぜかはちまきをしている。第 37作 ・第 39作 ではセリフもある。本人 のコメントによると、撮影 現場 で渥美 清 に「君 は普段 何 をしてるのかね?」と尋 ねられたという。第 50作 では出版 社 の編集 者 役 で出演 した。第 46作 には、本 作 と同時 上映 として製作 されていた『釣 りバカ日誌 』の主人公 である西田 敏行 演 じるハマちゃんがカメオ出演 している。釣具 を背負 ったハマちゃんが釣 りに向 かう途中 、くるまやの前 を通 っておばちゃんと会話 を交 わすというもので、松竹 の二 大 シリーズ間 でクロスオーバーが行 われた。- 1986
年 8月 は、山田 洋次 監督 の『キネマの天地 』が公開 されたため、『男 はつらいよ』シリーズは制作 されていないが、寅 さんファミリー総 出演 である。主人公 の小春 (演 :有森 也実 )の父親 である喜八 を「渥美 清 」が演 じ、親子 役 で「倍 賞 千恵子 」がゆき(弘吉 の妻 )、「前田 吟 」が弘吉 (ゆきの夫 、都電 の運転 手 )、「吉岡 秀隆 」が満男 (息子 )。その他 でも健二郎 (演 :中井 貴一 )の下宿 のおかみ(貞子 )を「三崎 千恵子 」、健二郎 の父親 (島田 庄吉 )を「下條 正巳 」、留置 場 の男 (留吉 )を「佐藤 蛾 次郎 」、撮影 所 の小使 (トモさん)を「笠智 衆 」が演 じている。 長野 県 小諸 市 古城 一 丁目 には、渥美 清 こもろ寅 さん会館 という記念 館 があったが入館 者 の減少 と渥美 と親交 のあった館長 が亡 くなったため休館 となった[98][99]。2012年 に運営 元 の株式会社 寅 さん会館 が解散 したため、そのまま閉館 となりほとんどの収蔵 品 は館内 から処分 されている[100]。渥美 清 こもろ寅 さん会館 の土地 と建物 は売却 されることが決定 しており、シンボルとして設置 されていた寅 さんの銅像 も市 では移設 や譲渡 は難 しいとして処分 が検討 されている[101]。京成電鉄 は初回 より撮影 に協力 。日本 の鉄道 事業 者 で初 めて鉄道 施設 内 での撮影 を可能 とした(当時 は日本 国有 鉄道 でも鉄道 施設 内 の撮影 は例外 を除 き認 められていない)。- マドンナ
役 には山口 百恵 も考 えられていた。山田 によると、既 に山口 は映画 作品 には出演 していなかった時期 のため断念 した[102]。 渥美 の死去 により、2代目 寅 さんの誕生 が噂 され、片岡 鶴太郎 や西田 敏行 らが候補 とされた。実際 に報道 もされたが、「寅 さん=渥美 清 」という山田 監督 の意向 もあってお蔵 入 りとなっている。1996年 ・1997年 には、本 シリーズに代 わる新 たな松竹 正月 映画 として、西田 主演 、山田 監督 、寅 さんファミリーと呼 ばれる常連 出演 者 勢 ぞろい、男 はつらいよとほぼ同 じスタッフが参加 した『虹 をつかむ男 』が公開 された[68]。その後 の松竹 の看板 正月 映画 は、1988年 から2009年 まで続 いた、西田 主演 で山田 洋次 が脚本 家 としても携 わる『釣 りバカ日誌 』シリーズに受 け継 がれることとなる。- 48
作中 9作 がキネマ旬報 ・ベストテンに入選 している(第 1、2、5、8、9、11、15、17、38作 )。同 ベストテンでは、プログラムピクチャーシリーズ(『駅前 』『社長 』『若 大将 』など)やその他 時代 劇 も含 め、シリーズ物 の映画 はほとんど無視 される傾向 がある。同様 に高 く評価 された『仁義 なき戦 い』は、ストーリーが進行 ・完結 していくタイプの五 部 作 であり、むしろやはり評価 の高 かった『人間 の條件 』の同類項 と言 える。登場 人物 が年 を重 ねる『男 はつらいよ』は、永劫 回帰 型 の典型 例 として挙 げられることの多 い『サザエさん』は『銭 形 平次 』とは少 し異 なるが、それ以外 の要素 が大 きく遷移 するわけではなく、基本 的 には物語 は繰 り返 しである点 で上記 のプログラムピクチャー群 と同系 であり、その中 では全 くの例外 として批評 家 受 けを博 することができた。ちなみに同 ベストテン11~20位 圏内 に第 6、7、10、12、13、14、16、18~23、25、27~29、32、40,42、48作 、21~30位 圏内 に入 ったのが第 25、33、50作 であり、ある時期 まで安定 して根強 い支持 が続 いていたことがうかがえる。 特 に、ブラジルのサンパウロにある日本人 街 「リベルダージ」の映画 館 では、1990年代 に至 るまで最新 作 が毎 作 上映 されていた。なお、ブラジルの法律 で「8歳 以上 指定 作品 」となっていた。- また、
同 じく1990年代 までは、日本航空 の機内 で最新 作 が上映 されていた。また日本航空 は海外 ロケの製作 協力 もしていた。 - 2015
年 11月7日 、男 はつらいよのロケ地 となった国内外 12地域 の観光 関係 者 が柴又 に集 まり、「寅 さんサミット」が初 めて開催 された[103]。 - スリランカでは
日本 文化 への理解 や関心 を促進 することを狙 って2017年 から現地 語 吹 き替 え、英語 字幕 によるテレビ放送 が開始 された[104]。 前述 の寅 さんが旅先 で書 く手紙 は作中 によく出 てくるが、初期 の頃 はさくら役 の倍 賞 千恵子 が左手 で書 いておりわざと間違 えてペンで塗 りつぶしたりしていた。その後 美術 部 が書 くようになり、後半 では備後 屋 役 で出演 している装飾 担当 の露木 が書 いていた[105]。五十嵐 敬 司 チーフ助監督 によると「見学 に来 てくれた人 には全部 見 てもらうのが基本 精神 」で、エキストラも現地 で募集 することもあった[注 41][106]。第 41作 の船 に乗 っているシーンのタイトルバックなど、寅 役 自体 を地元 の素人 が演 じることもあった[107]。寅 さんが手 や頭 を洗 うシーンや道 を歩 くシーン、シルエットのカットバック、遠景 で歩 くシーン等 は「吹 き替 え」と称 して顎 の張 り具合 や髪 のちぢれ具合 が良 く似 ている五十嵐 が何 作 か出演 していた[108]。- 1997
年 に公開 された『寅次郎 ハイビスカスの花 特別 篇 』は、根強 い寅 さん人気 に応 える形 で作 られた作品 だった。満男 が寅 さんを回想 する内容 で、タイトルになっている第 25作 『寅次郎 ハイビスカスの花 』だけではなく、第 11作 『寅次郎 忘 れな草 』、第 15作 『寅次郎 相合 い傘 』のシーンが使 われている。映像 技術 の進歩 によって制作 できた作品 とも言 え、満男 が見 た幻 として寅 さんが既存 映像 の流用 によるCG合成 で登場 した。主題歌 を八代 亜紀 が歌 っている。 - 『
男 はつらいよ寅次郎 花 へんろ』が公開 予定 だった1996年 12月28日 にほぼ同 じキャストで『虹 をつかむ男 』が渥美 清 への追憶 映画 として公開 された。BGMやエンディングも本 作 のものが使用 されている。倍 賞 千恵子 、前田 吟 、吉岡 秀隆 の3人 はこの映画 でも親子 役 であり、渥美 清 もCGではあるが、1シーンだけ登場 している。
シリーズのロケ地 [編集 ]
『
古代 の寅 さん[編集 ]
2001
また、
有名 なシーン・セリフ[編集 ]
有名 なシーン[編集 ]
- 「
寅 のアリア」 - (
第 15作 ・男 はつらいよ寅次郎 相合 い傘 ) - リリーをキャバレーまで
送 った寅次郎 は、そのあまりの環境 の劣悪 さに驚 き、肩 を落 としてとらやに帰 って来 る。「俺 にふんだんに銭 があったら…」寅次郎 は大 ステージで歌 い上 げるリリーの姿 を想像 し、臨場 感 たっぷりにさくらたちへ語 って聞 かせる。寅次郎 の切 ないまでの愛情 が渥美 清 の演技 によって表現 されている。山田 洋次 によれば[113]、後日 リリー役 の浅丘 ルリ子 がこのシーンを見 て涙 を流 していたという。このシーンに限 らず、渥美 清 独特 の語 り口 によってなされる“一人 語 り”はスタッフの間 から「寅 のアリア」と呼 ばれていた。 - 「メロン
騒動 」 - (
第 15作 ・男 はつらいよ寅次郎 相合 い傘 ) 寅次郎 の世話 になった男 から高級 メロンをもらったとらやの面々 。切 り分 けて食 べ始 めたところへ寅次郎 が外出 から戻 ってくる。寅次郎 の分 をうっかり勘定 に入 れ忘 れていたことに気付 いた一同 は、大 慌 てで場 を取 り繕 うとする。そんなとらやの人々 を「心 が冷 たい」と一方 的 に激 しく詰 り、さくらが必死 で謝 っても、痺 れを切 らしたおっちゃんが寅次郎 の分 のメロン代 を渡 そうとしても、ネチネチと悪態 をつき続 け、しまいにはおばちゃんが泣 き出 してしまう。そんな寅次郎 を見 かね、リリーが核心 を突 いた言葉 で一喝 した事 で2人 は大 喧嘩 となる。逆上 した寅次郎 が飛 び出 していった後 、リリーはつい大人 げない事 をしてしまったととらや一同 に謝 るが、とらやの人々 からは「たまにはあれくらい言 ってやらないと」「寧 ろ、自分 達 が言 いたかった事 を言 ってくれてスッとした」と感謝 された。以降 のシリーズでも作中 でマドンナとなる人物 が正論 で寅次郎 の身勝手 を咎 め、感情 的 になった寅次郎 がそれに憤慨 して口論 や取 っ組 み合 いにもつれ込 んでしまうという、このシーンをオマージュしたような場面 がしばしば見受 けられる。- 「
相合 い傘 」 - (
第 15作 ・男 はつらいよ寅次郎 相合 い傘 ) 先述 のメロン騒動 でリリーと大 喧嘩 した後 、題 経 寺 の鐘 撞 き堂 で源 ちゃんに買 いに行 かせたラーメンをやけ食 いしながら不貞腐 れていた寅次郎 であったが、そこへ雷 が鳴 り始 め、夕立 が降 ってきた事 で不意 にリリーの事 が心配 になり、とらやへと戻 ると、リリーが仕事 へ言 った事 をさくらから聞 き、素直 でない態度 をとりながらも気 が気 でない様子 を見 せる。そんな寅次郎 を察 したさくらとおばちゃんが傘 を渡 し、リリーを迎 えに行 くように促 すと、寅次郎 は口 では文句 を言 いながらも、柴又 の駅 まで迎 えに行 く。駅 では雨宿 りをしながら困 っていたリリーが寅次郎 の姿 を見 つけると嬉 しそうに駆 け寄 り、相変 わらずたどたどしくも意地 を張 ろうとする寅次郎 と、からかうリリーのやり取 りが交 わされながら、2人 は夜 の参道 を相合 い傘 で歩 いていく。- この
場面 は同 作 のタイトルにもなった名 場面 であり、『メロン騒動 』と合 わせて、自己 中心 的 で大人気 なくも根 は優 しい寅次郎 の人 となり、そしてどんなに大 喧嘩 をしても心 の底 で相手 を気遣 い合 う寅次郎 、リリーの絆 の深 さを象徴 したエピソードとしてセットで有名 となっている。 - 「ぼたんの
涙 」 - (
第 17作 ・男 はつらいよ寅次郎 夕焼 け小 焼 け) 芸者 のぼたんが200万 円 の大金 を騙 し取 られるが、法 の盲点 を突 いたやり口 になす術 が見 つからない。悲嘆 に暮 れるぼたんを横目 に寅次郎 はすっと立 ち上 がり、優 しく別 れの言葉 を告 げてとらやを飛 び出 していく。相手 のところへ殴 り込 みに行 こうとする寅次郎 の捨 て身 の愛情 に触 れたぼたんは、幸福 の涙 を流 す。
有名 なセリフ[編集 ]
「
- 「それを
言 っちゃあおしめぇよ」 - ケンカの
際 においちゃんが言 う「出 てってくれ」に対 して寅次郎 が返 すセリフ。第 1作 で渥美 清 がとっさに放 ってしまったアドリブだったが、セリフの持 つ意味 に感心 した山田 洋次 がその後 、脚本 に多用 するようになった[114]。 - 「
相変 わらずバカか?」 柴又 に帰 ってきた寅次郎 が、備後 屋 などの顔 なじみと交 わす挨拶 。これも元々 は渥美 清 のアドリブであった。- 「
労働 者 諸君 !」 寅次郎 が、とらやの裏 にある朝日 印刷 の印刷 工 に向 かってかける言葉 。マドンナに寅次郎 の想 いが伝 わったと思 い込 み、寅次郎 の機嫌 が良 い時 にかけられることが多 い。- 「おいちゃん、
店 じめぇにするか」 旅先 で出会 ったマドンナがとらやに訪 れ、近所 の者 が見物 したさに集 まったときに、とらやを臨時 休業 にすることが多 い。寅次郎 が客 に向 かって、満面 の笑 みで「今日 はもうおだんご売 り切 れなの」と言 って、店 を閉 めるパターンもある。- 「
今夜 はこのへんでお開 きってぇことにするか」 - とらやの
茶 の間 で妄想 などを含 んだ語 りが終 わり、自分 の部屋 に上 がる際 にい残 す言葉 。 - 「お
前 、さては(さしずめ)インテリだな?」 寅次郎 がいいで負 けた時 や、自分 が理解 できないことを言 われた時 によく使用 する。寅 の知識 や才覚 が、半生 の中 で身 についたことを証明 する台詞 とも考 えられる。- 「
結構 毛 だらけ猫 灰 だらけ」 商売 の啖呵 から派生 している、寅次郎 の口癖 。投 げやりになったり、すねている際 などに吐 くこともある。その後 に「お尻 の周 りは糞 だらけ」と続 く場合 が多 い。- 「たいしたもんだよ
蛙 の小便 見上 げたもんだよ屋根 屋 のふんどし」 - これも
商売 の啖呵 から派生 している、寅次郎 の口癖 。相手 に感心 したことを茶化 して言 うことが多 い。「たいしたもんだよ」は「田 へしたもんだよ」との掛詞 になっている。 - 「
四谷 赤坂 麹 町 、チャラチャラ流 れるお茶 の水 、粋 な姉 ちゃん立 ち小便 」 - 「ヤケのヤンパチ
日焼 けのなすび、色 が黒 くて食 いつきたいが、あたしゃ入 れ歯 で歯 がたたないよときやがった」 - 「
四角四面 は豆腐 屋 の娘 、色 は白 いが水臭 い」 寅次郎 が的屋 商売 でよく使 う口上 である。
テレビアニメ[編集 ]
キャスト(テレビアニメ)[編集 ]
寅 さん:山寺 宏一 - リリー:
冬 馬 由美 - さくら:
岡本 茉利 竜 造 :矢田 稔 - つね:
東 美江 博 :大塚 芳忠 - タコ
社長 :峰 恵 研 御前 様 :槐 柳 二 源 公 :龍田 直樹 満男 :増田 ゆき備後 屋 :田原 アルノ栗原 ・夫 :岡部 政明 栗原 ・妻 :種田 文子 - あや
子 :荒木 香恵 進一 :津村 まこと水原 :志賀 克也 - めぐみ:
菊地 祥子 良吉 :塩屋 浩三 母親 :有馬 瑞香 司会 者 :星野 充 昭 社員 A:小野塚 貴志 社員 B:鈴木 正和 - マサル:
喜田 あゆみ 少年 A:黒田 やよい隣人 :坂東 尚樹
スタッフ(テレビアニメ)[編集 ]
原作 :山田 洋次 製作 総 指揮 :村田 英憲 製作 協力 :荒井 雅樹 (大船 撮影 所 )、林 律雄 、高井 研一郎 - プロデューサー:
小野 辰雄 、山村 俊史 (TBS) - アニメーションプロデューサー:
出崎 哲 音楽 :山本 直純 - キャラクターデザイン・
総 作画 監督 :小林 ゆかり 音響 監督 :加藤 敏 美術 監督 :阿部 幸次 色彩 設定 :西川 裕子 撮影 監督 :岡崎 英夫 音響 効果 ∶横山 正和 選曲 ∶合田 豊 演出 :棚橋 一徳 文芸 :小出 一巳 絵 コンテ・総 監督 :四分一 節子 原 著作 ・協力 :松竹 制作 協力 :マジックバス- テレビ
版 アニメ製作 :エイケン、TBS
小説 版 [編集 ]
『けっこう
その
ラジオ番組 [編集 ]
「みんなの
2013
関連 作品 [編集 ]
映像 作品
- パチンコ
-
- CR
男 はつらいよ(1999年 、サミー) - CR
男 はつらいよ寅次郎 人情 篇 (2011年 、三洋 物産 )
- CR
浪曲 化 -
玉川 太 福 により、浪曲 化 (〽付 け)されている(山田 洋次 クレジット)
パロディ&オマージュ作品 [編集 ]
- フーセンのドラ
太郎 - 『男 はつらいよ』のキャラクターを猫 と鼠 に置 き換 えた1981年 放送 のアニメーション。山田 洋次 が原作 ・監修 を務 めた。 - ゲゲゲの
鬼太郎 - (第 2シリーズ41話 霊 形 手術 )霊 形 手術 によっていろんな顔 に変 えられるすべを手 に入 れた登場 人物 が、次々 と映画 俳優 (高倉 健 、アラン・ドロンなど)の顔 に変 えていく中 に寅 さん(というより渥美 そのもの) が現 れる。他 にもねずみ男 が、寅 さんと同様 の格好 をして放浪 する回 がある。その際 、寅 さんのおなじみのセリフを話 す。 - ガンバの
冒険 - (11話 ペテン師 トラゴローを追 え) -寅 さんをモチーフにした「トラゴロー」というキャラクターが登場 している。 - きらりん☆レボリューション -
寅 さんに似 た格好 をしている「ふーさん」が登場 している。 地獄 先生 ぬ〜べ〜 -原作 のエピソードで、マウスが増殖 し誰 も手 がつけられなくなるという話 で、そのマウスを売 る男 が寅次郎 をモチーフにしている。ただ、諸悪 の根源 という意味合 いから、実際 の寅 さんよりも悪人 面 に描 かれている。- まじめにふまじめ かいけつゾロリ (89
話 えっ! ゾロリのいもうと?)-寅 さん、さくら、おいちゃん、おばちゃん、たこ社長 を意識 したキャラクターが登場 している。 魔 弾 戦記 リュウケンドー -随所 に本 作 へのオマージュがちりばめられており、特 に登場 人物 の一人 「ガジロー」は、佐藤 蛾 次 郎 が演 じた源 公 そのままのキャラクターで、佐藤 の実子 ・佐藤 亮太 が演 じている。- サラリーマンNEO(NHK) - キャラシリーズに「
渥美 トラ次郎 」という渥美 と寅次郎 をかけた虎 模様 の猫 が登場 する。 超 力戦 隊 オーレンジャー -第 43話 に登場 したマシン獣 「バラペテン」は、人間 体 として寅 さんに似 た「フーテンの熊 」に化 けることができる。炎 神 戦隊 ゴーオンジャー -第 21話 に登場 した「フーセンバンキ」は、公式 ホームページによるとフーテンとフーセンをかけており、寅 さんに似 た言動 や帽子 、カバンを持 っている。その声 も、寅 さんの物 まね芸人 である原 一平 が担当 している。- ぜんまいざむらい -
寅 さんの名前 を意識 した「どろぼう猫 の虎次郎 」という猫 が登場 した(虎 も猫 科 の動物 で猫 に虎 とつける話 は本 作 の映画 にもある)。 天才 てれびくんMAX-天 てれドラマ「ダーリンは11さい?!」の最終 話 に寅次郎 を意識 したキャラクターが登場 する。大 !天才 てれびくん-ドラまちがいの『熊次郎 おとこ旅 〜人情 編 〜』は本 作 を意識 したタイトル、ストーリーである。- サントリー『オランジーナ』のテレビCM「ムッシュはつらいよ」(2012
年 ) -舞台 をフランスに移 し、車 寅次郎 をモチーフにした「TORA」(演 :リチャード・ギア)、源 公 をモチーフにした「GEN」少年 が登場 する[116]。 講談社 『ウルトラアイ』 - トラさんという寅次郎 に口調 も含 めて似 たサブキャラが登場 する。- パズドラ (テレビアニメ) -(29
話 トラゴンはつらいよ[117]) - トラゴンが、寅 さんと似 た格好 をして家出 をする。また、寅 さんのおなじみのセリフを話 す。 - また
来 てマチ子 の、恋 はもうたくさんよ-登場 人物 設定 を含 め随所 にオマージュが見 られる。
参考 文献 [編集 ]
報知 新聞 特別 取材 班 編 『ドキュメント男 はつらいよ』(一光社 、1987)吉村 英夫 『男 はつらいよ魅力 大全 』(講談社 、1992)寅 さん倶楽部 編 『男 はつらいよ寅 さん読本 』PHP、1992年 。ISBN 4569537928。井上 ひさし(監修 )『寅 さん大全 』筑摩書房 、1993年 。ISBN 4480872337。五十嵐 敬 司 『寅 さんの旅 - 「男 はつらいよ」ロケハン覚 え書 き』日本経済新聞社 、1993年 。ISBN 4532161126。吉村 英夫 『完全 版 『男 はつらいよ』の世界 』集英社 、1997年 。ISBN 408781145X。日刊スポ ーツ新聞社 編 『寅 さんは生 きている』(朝日 ソノラマ、1997)吉村 英夫 『寅 さんと麗 しのマドンナ』(実業 乃日本社 、2002)- 『
男 はつらいよ大全 』上 ・下 (中央公論 新 社 、2002) 吉村 英夫 『完全 版 「男 はつらいよ」の世界 』集英社 〈集英社 文庫 〉、2005年 。ISBN 978-4087478983。別冊 宝島 2526「100%寅 さん!」(宝島社 、2016年 11月)[118]秋野 太作 『私 が愛 した渥美 清 』(光文社 、2017)川本 三郎 『「男 はつらいよ」を旅 する』新潮社 〈新潮 選書 〉、2017年 。ISBN 978-4106038082。山田 洋次 『悪童 小説 寅次郎 の告白 』(講談社 、2018)佐藤 利明 『みんなの寅 さん from 1969』アルファベータブックス〈叢書 ・20世紀 の芸術 と文学 〉、2019年 。ISBN 978-4865980745。- 「50
周年 !男 はつらいよ ぴあMOOK」(ぴあ株式会社 、2019) 週刊 朝日 編集 部 『わたしの寅 さん』(朝日新聞 出版 、2019)川本 三郎 監修 、岡本 直樹 ・藤井 勝彦 著 『知識 ゼロからの寅 さん入門 』(幻冬舎 、2019)
脚注 [編集 ]
注釈 [編集 ]
- ^
観客 動員 は第 5作 から第 12作 までは増加 し続 け、以降 も終了 まで130万 人 を割 り込 んだことはない。そのため、シリーズを動員 別 に並 べると初期 7作 が下位 を占 める形 となっている。 - ^
読 みは「たつぞう」。 - ^
第 一 回 で寅 は葛飾 のおじちゃん、かつおじと呼 ぶ。 - ^
当初 、制作 発表 で「1時 間 枠 のドラマで1年間 続 け、NHKの大河 ドラマを上回 る大作 とする」と豪語 し、脚本 を担当 した早坂 が第 6回 ギャラクシー賞 を受賞 するなど作品 の質 が評価 された反面 、明治 期 の北海道 開拓 民 の過酷 な生活 を描 いた作品 という性質 上 、娯楽 性 に乏 しいために視聴 率 が大幅 に低迷 したことが問題 視 され、打 ち切 らざるを得 なくなったという[24]。 - ^
写真 だけは第 1作 で登場 する[30] - ^ 16
歳 の時 の説 もある - ^ これについて、
寅 さんは貴種 流離譚 でプレテクスト(既存 のテクスト)は『坊 つちやん』で、「マドンナ」と呼 ばせているのも『坊 つちやん』が深々 と影響 しているとも評論 されている[32]。 - ^ 『
寅次郎 夢枕 』の千代 や、いわゆる「リリー三 部 作 」(『寅次郎 忘 れな草 』、『寅次郎 相合 い傘 』、『寅次郎 ハイビスカスの花 』)のリリー、『寅次郎 あじさいの恋 』のかがり、『口笛 を吹 く寅次郎 』の朋子 、『知床 慕情 』のりん子 、『浪花 の恋 の寅次郎 』のふみ、『寅次郎 の告白 』の聖子 、『寅次郎 の青春 』の蝶子 、『寅次郎 の縁談 』の葉子 など。 - ^
第 1作 、第 2作 では共栄 印刷 株式会社 、第 3作 以降 では朝日 印刷 株式会社 とも呼 ばれることがある - ^
第 1作 では小倉 梅太郎 、第 6作 では堤 梅太郎 - ^ ドルビー
音声 は特別 編 で初 使用 された - ^
生年月日 は第 26作 入学 願書 の記入 内容 によっている。ただし劇 中 での寅 さんの身内 や知 り合 いの話 の中 で生 まれは1928年 (昭和 3年 )、1936年 (昭和 11年 )等 あり謎 である。 - ^ 30
代 の説 もある。 - ^ 16
歳 の時 という説 もある - ^ 6.3.3
制 以前 の中等 学校 の一種 であった旧制 中学校 または商業 学校 を2年 で中退 したから中学校 中退 扱 いになるという理由 である。この場合 、寅次郎 を昭和 9年 以前 の出生 にしないと矛盾 が生 じる。{9}参照 - ^ 1968
年 (昭和 43年 )の説 もある。 - ^
竜 一郎 という実 の兄 (寅次郎 から見 たら異母 兄 )がいたが、大学 を中退 し働 いていたもののさくらが高校 を卒業 した年 釣 りをしていて死亡 している。 - ^
第 8作 寅次郎 恋歌 と第 32作 口笛 を吹 く寅次郎 に登場 。 - ^
松村 はサブキャラクターとして、医者 (柴又 、吉野 )、定時 制 高校 の教師 (第 26作 )、お寺 の住職 (第 32作 )、教授 役 (第 35作 )などでも出演 した。 - ^
山田 によるとこれらのセリフは、森川 のアドリブだったり、間違 って言 った台詞 をそのまま使用 したと述 べている(『男 はつらいよ寅 さん読本 』1992、pp.66-68。山田 エッセイ)。 - ^
山田 によると「中村 は大 きくなりすぎ、また役者 を志望 していたわけではなかっため吉岡 と交代 した」と述 べている。吉岡 は山田 の「遥 かなる山 の呼 び声 」出演 していた[54]。 - ^
劇 中 で一浪 して1994年 (平成 6年 )3月 に4年 制 大学 を卒業 しているのであれば1970年 (昭和 45年 )4月 2日 から1971年 (昭和 46年 )4月 1日 までの間 に生 まれたという説 も考 えられ、第 46作 では「1970年 10月 10日 」と書 かれている。 - ^ 1969
年 (昭和 44年 )4月 2日 から1970年 (昭和 45年 )4月 1日 生 まれと考 えた場合 に小学校 入学 は1976年 (昭和 51年 )で間違 いないが中学校 入学 は1982年 (昭和 57年 )である。城東 大学 のロケ地 は東京薬科大学 、就職 先 の光陽商事 株式会社 は実在 している企業 で現在 は社名 変更 してアバンス株式会社 である。 - ^
第 1作 では小倉 梅太郎 、第 6作 では堤 梅太郎 - ^
第 1作 から第 48作 までロケに使 われた印刷 工場 も第 50作 が公開 された2019年 現在 、既 に廃業 しアパートになっている。 - ^ HDリマスター
版 DVD音声 ガイドで役名 が「源吉 」とされている。姓 は不明 。 - ^
第 27作 で本人 が寅次郎 に話 している。 - ^
柴又 帝釈天 のこと。 - ^ 「
柴又 帝釈天 付属 ルンビニー幼稚園 」として実在 する。東京 都 葛飾 区 柴又 7丁目 10−30 - ^ 25
作 では「性 を伴 わない疑似 家族 (吉村 (2002)、p.226)。50作 では泉 に「(加計呂麻島 で)一緒 に住 んでいたこともあるのよ」と話 している。 - ^
第 1作 のマドンナ。 - ^
第 42作 のマドンナ。 - ^
第 43作 のマドンナ。 - ^
第 43作 のマドンナ。 - ^
第 1作 のマドンナ。 - ^
撮影 時期 は2018年 秋 - ^
最初 に提示 されたタイトルが『愚兄 賢 妹 』であったように、この作品 とその映画 『あにいもうと』がシリーズの原型 ともいわれる。兄弟 愛 の深 さ、川 の側 の家 が舞台 でバスが電車 に代 わっただけである。 - ^
山田 によると、兄 と妹 の乱暴 なののしり合 いがあるがもうその役 は渥美 には無理 なので西田 がやることになったと答 えている。吉村 (2017)、p.380 - ^
実際 は富山 県 が最 有力 候補 であった[73]。 - ^ ただし、
第 38作 「知床 慕情 」は諸 事情 により放送 が見送 られた。 - ^ エキストラは
来 市町村 の観光 課 や町内 の世話 役 を通 じて募集 するが、めかし込 んできたりするため生活 感 が死 んでしまうことがあったという。そんなときは周囲 の見物人 をスタッフに口説 かせたという - ^ その
時 の様子 は第 41作 「寅次郎 の心 の旅路 」のDVDに収録 されている特典 映像 の「名 シーン寅 さんが好 き『裏返 っちゃう声 』」のスチール写真 と「特報 」で確認 できる。 - ^
小説 を単行 本 化 した『悪童 』の特 装 版 の特典 として、この時 の朗読 の音源 から19話 ほどを抜粋 して2枚 組 CDに収録 した。
出典 [編集 ]
- ^
四方田 犬 彦「第 一 章 『寅 さん、無頼 の零落 」『日本 映画 と戦後 の神話 』岩波書店 、2007年 、114頁 。ISBN 4-00-024254-7。 - ^ 楊紅
雲 「任侠 映画 路線 における東映 の成功 : テレビに対抗 した映画 製作 (1963-1972年 ) を中心 に」『多元 文化 』第 4号 、名古屋大学 国際 言語 文化 研究 科 国際 多元 文化 専攻 、2004年 3月 、192-201頁 、doi:10.18999/muls.4.191、ISSN 13463462、NAID 120000974864、2021年 12月1日 閲覧 。 - ^
酒乱 の三船 敏郎 を叩 きのめし、石原 裕次郎 に詫 びを入 れさせた安藤 昇 という男 - ^
昔 のスタア昔 の映画 |新 文芸 坐 - ^ 『
男 はつらいよ寅 さん読本 』1992、p.32。山田 エッセイより。 - ^ 『
男 はつらいよ寅 さん読本 』1992、p.38。山田 エッセイより。 - ^ 『
男 はつらいよ寅 さんの歩 いた日本 』p.15 - ^ a b 『
日経 ビジネス』1996年 9月 2日 号 、130・131頁 。 - ^ 『
日経 ビジネス』1996年 9月 2日 号 、130頁 。 - ^ “
寅 さん”復活 ”秘策 は?「男 はつらいよ」50周年 ”.読売新聞 オンライン (読売新聞社 ). (2019年 1月 11日 ) 2019年 11月3日 閲覧 。 - ^
桑田 佳祐 「寅 さん」出演 、山田 洋次 監督 の手紙 で実現 朝日新聞 2019年 2月 21日 付 (2019年 2月 21日 access) - ^
男 はつらいよ松竹 映画 『男 はつらいよ』公式 サイト(2019.2.21access) - ^ a b c d “
寅 さん”復活 ”秘策 は?「男 はつらいよ」50周年 ”.読売新聞 オンライン (読売新聞社 ): p. 2. (2019年 1月 11日 ) 2019年 11月3日 閲覧 。 - ^ 『
北海道新聞 』(縮刷 版 ) 1969年 (昭和 44年 )3月 、テレビ欄 。 - ^ 『
河北 新報 』1968年 10月 3日 付 朝刊 、テレビ欄 。 - ^ 『
福島 民 報 』1969年 10月 4日 付 朝刊 、テレビ欄 。 - ^ 『
北國 新聞 』1970年 2月 14日 付 朝刊 、テレビ欄 。 - ^ 『
北日本 新聞 』1969年 3月 27日 付 朝刊 、テレビ欄 。 - ^
寅 さん読本 1992, p. 18. - ^ “「
男 はつらいよ」の原点 は仏 マルセイユにあった”.日刊 スポーツ. (2017年 1月 27日 ) 2018年 5月 15日 閲覧 。 - ^
内田 洋一 (2017年 3月 23日 ). “山田 洋次 監督 の原点 舞台 「マリウス」が音楽 劇 に”. NIKKEI STYLE (日本経済新聞社 ・日経 BP社 ) 2018年 5月 14日 閲覧 。 - ^ “
山田 洋次 監督 :寅 さんは渥美 清 から“掘 り出 した”キャラクター原点 は落語 の「熊 さん」”. MANTANWEB(まんたんウェブ) (MANTAN). (2018年 5月 11日 ) 2018年 5月 15日 閲覧 。 - ^
寅 さん読本 1992, p. 19. - ^
志賀 信夫 『テレビ人間 考現学 』1970年 、毎日新聞社 。 - ^ a b
寅 さん読本 1992, pp. 32–34. - ^
秋野 (2017)、p.123 - ^ “
寅 さん”復活 ”秘策 は?「男 はつらいよ」50周年 ”.読売新聞 オンライン (読売新聞社 ): p. 3. (2019年 1月 11日 ) 2019年 11月3日 閲覧 。 - ^
映像 特典 ・インタビュー:山田 洋次 (原案 ・脚本 )松竹 DVD倶楽部 テレビドラマ版 「男 はつらいよ」(2021年 5月 19日 LastAccessDate) - ^ “
御 年 90の山田 洋次 監督 、大 いに語 る…「男 はつらいよ」誕生 秘話 から「今後 取 り組 みたいテーマ」まで”.読売新聞 (2022年 7月 7日 ). 2022年 7月 10日 閲覧 。 - ^ 「
岡村 ・藤井 」2019、p.30)。 - ^
第 4作 までのロケ店舗 「とらや」のサイト - ^ 『
漱石 を語 る 1』(石原 千秋 ・小森 陽一 、翰林 書房 、1998年 12月5日 ) P10。 - ^ 『
寅次郎 の告白 』 - ^
吉村 (2017)、p.380 - ^
寅 さん大全 1993, pp. 121–122. - ^
蓮實 重彦 ・山田 宏一 ・山根 貞男 「鼎談 映画 の快楽 ―70年代 そして現在 」『ユリイカ』1980年 6月 号 、青土 社 、150頁 。 - ^ a b c d 『
男 はつらいよ フーテンの寅 さん25年 の足跡 』(松竹 株式会社 企画 ・監修 廣済堂 出版 1995年 ) ISBN 4331504999 - ^
寅 さん大全 1993, pp. 62–63. - ^ a b 『
男 はつらいよ大全 』上 、p.87、柴又 旅情 」パンフレット - ^ a b 『
男 はつらいよ大全 』上 、p.140 - ^ a b c d 「50
周年 !男 はつらいよ ぴあMOOK」、pp.42-43 - ^ a b 『
男 はつらいよ大全 』上 、p.318 - ^
第 40作 より - ^
四方田 犬 彦(『日本 映画 史 110年 』集英社 新書 2014年 )p.197 - ^ 「
映画 監督 山田 洋次 が語 る女優 ・浅丘 ルリ子 『リリーを寅 さんと結婚 させて欲 しい』と言 われました」『私 は女優 』日本経済新聞 出版 社 、2016年 、pp.191-192 - ^
佐藤 2019, p. 53. - ^
結城 昌治 『志 ん生 一 代 』(朝日 文庫 )山田 洋次 あとがき、及 び山田 洋次 NFCニューズレター63号 。佐藤 (2019)、pp.54-57 - ^ “「
男 はつらいよ」新作 のキャスト会見 、23年 ぶり女優 復帰 の後藤 久美子 も出席 ”.映画 ナタリー (2018年 10月 31日 ). 2022年 2月 20日 閲覧 。 - ^ a b
寅 さん大全 1993, pp. 230–232. - ^ a b c
寅 さん大全 1993, pp. 236–237. - ^ 「50
周年 !男 はつらいよ ぴあMOOK」、p.21 - ^ 「
岡本 ・藤井 2019」、p.30 - ^ 『
男 はつらいよ大全 』上 、p.90 - ^
寅 さん読本 1992, pp. 210–211. - ^ a b “キャスト・
人物 相関 図 ”.新作 映画 『男 はつらいよ お帰 り寅 さん』公式 サイト.松竹 株式会社 . 2021年 7月 12日 閲覧 。 - ^
川本 2017, p. 278. - ^ 『
渥美 清 没 後 20年 寅 さんの向 こうに』p.70 。 - ^ 「50
周年 !男 はつらいよ ぴあMOOK」、p.70 - ^ a b
第 8作男 はつらいよ寅次郎 恋歌 松竹 株式会社 「男 はつらいよ」公式 HP(2021年 5月 6日 Lastaccess) - ^ “
男 はつらいよ” (映画 「男 はつらいよ」夏木 マリ). 2021年 11月9日 閲覧 。 - ^ “
男 はつらいよ寅次郎 恋 やつれ”.男 はつらいよ. 2021年 11月9日 閲覧 。 - ^ a b c
作詞 家 ・星野 哲郎 氏 が語 る「男 はつらいよ」(インターネットアーカイブのミラー) - ^ “
新 柴又 駅 発車 メロディが「男 はつらいよ」のテーマ曲 になります!”.北 総 鉄道 (2017年 7月 27日 ). 2017年 8月 23日 時点 のオリジナルよりアーカイブ。2021年 4月 6日 閲覧 。 - ^
松竹 公式 サイトより - ^ 『
男 はつらいよ大全 』、pp.218-222 - ^
吉村 (2002)、p.271 - ^
風 天 (フーテン):渥美 清 のうた p176 - ^ a b c d
吉村 (2017)、pp.379-386。吉村 の山田 インタビューより - ^ a b
佐藤 2019, p. 65. - ^ a b
吉村 (2002)、pp.271-272 - ^ 『
男 はつらいよ大全 』上 、p.5、山田 洋次 インタビュー - ^
完全 版 「男 はつらいよ」の世界 (集英社 文庫 ) (文庫 )山田 洋次 インタビュー - ^ a b c d 2006
年 8月 4日 の北日本 新聞 のコラム「天地人 」より - ^ 2016
年 8月 3日 放送 .アナザーストーリーズ映画 “男 はつらいよ”〜寅 さん誕生 知 られざるドラマ〜 - ^ 2017
年 9月 7日 放送 .渥美 清 !ドキュメント寅 さんとの壮絶 な闘 い - ^
キネマ旬報 の2005年 の11月下旬 号 吉岡 秀隆 特集 号 インタビュー - ^
役者 人生 、泣 き笑 い著者 :西田 敏行 - ^ 『
男 はつらいよ魅力 大全 』山田 洋次 インタビュー、p.270 - ^ 「
文化 の扉 :はじめての寅 さん人情 深 く明快 、生 き方 の理想 像 」、『朝日新聞 』2016年 01月 17日 。 - ^
渥美 清 さんは黒柳 徹子 さんのことが好 きだった!?華麗 なる交遊 録 AERA2015年 12月31日 (週刊 朝日 2016年 1月 1-8日 号 ) - ^ “「
寅 にとって不幸 な時代 」日本 社会 が失 ったもの「山田 洋次 監督 が語 る「男 はつらいよ」の世界 」”.東洋 経済 (2023年 3月 12日 ). 2023年 3月 12日 閲覧 。 - ^ Template:Cite AV media jp
- ^
キネマ旬報 2008年 9月 下旬 号 「男 はつらいよ」40週 年 記念 大 特集 号 ) - ^
週刊 朝日 編集 部 、p.51 - ^ (『
朝日新聞 版 寅 さんの伝言 』小泉 信一 /講談社 ) - ^
寅 さん全 48作 大 放送 !まとめ - ^
渡辺 支配人 のおしゃべりシネマ館 「山田 洋次 監督 の"男 はつらいよ"」[リンク切 れ] - ^ WOWOW Facebookページ
- ^
土曜 は寅 さん!|BSジャパン - ^ BSジャパンに
寅 さんが帰 ってくる!4月 8日 より「やっぱり土曜 は寅 さん!」放送 開始 ‼ - ^ 10月6
日 (土) 第 1作 「男 はつらいよ」BSテレ東 で放送 ! - ^ テレビ
初 !『男 はつらいよ』シリーズ4K修復 版 を全作 一挙 放送 ! - ^
土曜 は寅 さん!4Kでらっくす BSテレ東 - ^ 【
放送 】「土曜 は寅 さん!4Kでらっくす」BSテレ東 にてシリーズ全 50作 一挙 放送 !松竹 、2021年 10月 9日 閲覧 。 - ^
衛星 劇場 |男 はつらいよ - ^ 『
寅 さんは生 きている』p.111 - ^ FRIDAY(
講談社 )2013年 11月22日 号 「伝説 の名 プロデューサーの『ドラマ馬鹿 』人生 」(72ページ)より。 - ^
小諸 の「寅 さん会館 」閉館 の危機 信濃毎日新聞 2013年 3月 20日 の記事 のインターネットアーカイブのキャッシュ - ^ 『
男 はつらいよ』再始動 も“初代 寅 さん記念 館 ”は閉館 のまま、館長 の妻 が語 る無念 週刊 女性 PRIME 2019年 11月18日 - ^ “
小諸 市 個別 施設 計画 ”.小諸 市 . p. 95. 2021年 1月 22日 閲覧 。 - ^ “「
処分 はつらいよ」小諸 の寅 さん像 「移設 ・譲渡 難 しい」市 方針 にファン涙 ”.中日 新聞 . (2022年 1月 22日 ) 2022年 1月 22日 閲覧 。 - ^ 「
寅 さん50作 目 」山田 洋次 監督 の10問 10答 〜外国 人 記者 に向 けて語 ったこと外国 特派 員 協会 記者 会見 (2019年 10月 3日 )2021年 5月 3日 Last access - ^ “
葛飾 柴又 で初 の寅 さんサミット ロケ地 も参加 ”. 47NEWS(共同通信 ). (2015年 11月7日 ) 2015年 11月14日 閲覧 。 - ^ “スリランカ
民主 社会 主義 共和 国 (Democratic Socialist Republic of Sri Lanka)”.外務省 . 2019年 7月 27日 閲覧 。 - ^
寅 さん読本 1992, p. 236. - ^ 『ドキュメント
男 はつらいよ』(1987)、pp.95-97 - ^
五十嵐 1993, pp. 154–155. - ^
五十嵐 1993, pp. 28–30. - ^
五十嵐 1993, p. 119. - ^ a b フジテレビトリビア
普及 委員 会 『トリビアの泉 〜へぇの本 〜 5』講談社 、2004年 。 - ^
柴又 八幡 神社 古墳 出土 埴輪 -東京 都 文化財 情報 データベース、2023年 2月 5日 閲覧 。 - ^ ■
葛飾 から全国 へ①映画 『男 はつらいよ』 :古代 にもトラさんがいた? -葛飾 区 、2023年 2月 3日 閲覧 。 - ^ 2007
年 1月 6日 NHK放送 「寅 さんレビュー」 - ^
男 はつらいよ全巻 BOX特典 DVD『寅 さんが遺 してくれたもの』 - ^ a b c d e 「
監督 、『寅次郎 少年 』を小説 に」『毎日新聞 』48509号 、統 12版 、毎日新聞 東京 本社 、2011年 1月 9日 、10面 。 - ^ 「オランジーナ」
新 TV-CM「ムッシュ」編 、「カフェ」編 オンエア開始 サントリーニュースリリース 2012年 3月 23日 閲覧 。 - ^ アニメ「パズドラ」~エピソード
テレビ東京 アニメ公式 2018年 10月 15日 閲覧 。 - ^ “「
男 はつらいよ」寅 さんの魅力 に迫 る書籍 発売 、キャストインタビューや名言 集 収録 ”.映画 ナタリー. (2016年 11月28日 ) 2016年 11月28日 閲覧 。
関連 項目 [編集 ]
柴又 帝釈天 啖呵 売 的屋 虹 をつかむ男 - マドンナ
松竹 野口 よういち -寅 さんの格好 、ものまねにより柴又 のガイドをしている芸人 。家族 はつらいよ女 もつらいよ -平松 愛理 、神野 美伽 らの曲 。喜劇 女 もつらいわ
外部 リンク[編集 ]
男 はつらいよ- LINEスタンプ
葛飾 柴又 寅 さん記念 館 渥美 清 こもろ寅 さん会館 (インターネットアーカイブ)- みんなの
寅 さん