ヨウ素
ヨウ
| |||||||||||||||||||||||||||||||
ヨウ | |||||||||||||||||||||||||||||||
ハロゲン | |||||||||||||||||||||||||||||||
17, 5, p | |||||||||||||||||||||||||||||||
126.90447 | |||||||||||||||||||||||||||||||
[Kr] 4d10 5s2 5p5 | |||||||||||||||||||||||||||||||
2, 8, 18, 18, 7( | |||||||||||||||||||||||||||||||
4.933 g/cm3 | |||||||||||||||||||||||||||||||
386.85 K, 113.7 °C, 236.66 °F | |||||||||||||||||||||||||||||||
457.4 K, 184.3 °C, 363.7 °F | |||||||||||||||||||||||||||||||
386.65 K (114 °C), 12.1 kPa | |||||||||||||||||||||||||||||||
819 K, 11.7 MPa | |||||||||||||||||||||||||||||||
(I2) 15.52 kJ/mol | |||||||||||||||||||||||||||||||
(I2) 41.57 kJ/mol | |||||||||||||||||||||||||||||||
(25 °C) (I2) 54.44 J/(mol·K) | |||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||
7, 5, 3, 1, -1( | |||||||||||||||||||||||||||||||
2.66(ポーリングの | |||||||||||||||||||||||||||||||
140 pm | |||||||||||||||||||||||||||||||
139±3 pm | |||||||||||||||||||||||||||||||
ファンデルワールス |
198 pm | ||||||||||||||||||||||||||||||
その | |||||||||||||||||||||||||||||||
(0 °C) 1.3×107 | |||||||||||||||||||||||||||||||
(300 K) 0.449 W/(m⋅K) | |||||||||||||||||||||||||||||||
7.7 GPa | |||||||||||||||||||||||||||||||
CAS |
7553-56-2 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||
ハロゲン
名称
ヨード(
発見 史
ベルナール・クールトアによって1811
ゲイ=リュサックは12月6
地球 上 での分布
地球 表層 でのヨウ素 の分布 [6]
7.0×1010t | (0.8%) | |
5.9×1012t | (68.2%) | |
5.4×1010t | (0.6%) | |
2.4×1012t | (27.7%) | |
2.3×1011t | (2.7%) |
用途
分析 化学
ヨウ
さらに、ヨウ
消毒 薬
ヨウ
生体 とヨウ素
欠乏 と過剰
欠乏 - ヨード欠乏症 として甲状腺 腫 、甲状腺 機能 低下 症 等 を発症 する[10]。過剰 -医療 用 造影 剤 やポビドンヨード(外用 消毒 薬 )の使用 により甲状腺 機能 亢進 症 、甲状腺 機能 低下 症 を発症 することがある[10]。
日本 での摂取 状 況
ヨウ
2100-2400 | |
2300 | |
ひじき | 470 |
110 | |
カットわかめ | 85 |
19-82[15][16] | |
21 | |
わかめ( |
16 |
ヨード |
10-20[16] |
しめさば | 4.3 |
めかぶ( |
3.9 |
ビーフカレー (レトルト) |
3.7 |
3.5 | |
ポテトチップス | 2.6 |
たらこ( |
1.3 |
1.1 |
(µg/ |
(µg/ | |
---|---|---|
110-130 | ||
90 | 200-300 | |
120 | 600 | |
150 | 900-1100 | |
220 | 900-1100 | |
290 | 900-1100 |
海外 での摂取 状 況
貿易 上 の課題
放射 性 ヨウ素
チェルノブイリ
または、ヨウ
資源
ヨウ
アメリカ
2008
こうした
2002 |
2002 | |
---|---|---|
チリ | 447,612,776 | 10,500 |
195,847,819 | 6,100 | |
51,136,966 | 1,700 | |
ベルギー | 137,773,860 | - |
その |
43,569,769 | 1,300 |
875,941,190 | 19,600 |
化合 物
- ヨウ
化 銀 (AgI) -人工 降雨 に使 われる。またα -AgIは超 イオン伝導 体 でもある。 - ヨウ
化 カリウム (KI) - ヨウ
化 水素 (HI) - ヨウ
化 窒素 (窒化ヨウ素 )(I3N) -濃 アンモニア水 に少量 のヨウ素 の結晶 を投入 すると、針 状 結晶 として生 じる。これは乾燥 させると触 ることができないほど敏感 な物質 で、部屋 の中 で手 を叩 く振動 でさえも爆発 を起 こす。 - ヨウ
化 ナトリウム (NaI) -ガンマ線 検出 用 単 結晶 (シンチレーション検出 器 )に用 いられる。 - ヨウ
化 セシウム (CsI) -エックス線 蛍光 倍増 管 ・ガンマ線 検出 用 単 結晶 に用 いられる。
ヨウ素 のオキソ酸
ヨウ
オキソ |
オキソ |
||
---|---|---|---|
(hypoiodous acid) |
(+I) | ( - hypoiodite) |
|
(iodous acid) |
(+III) | ( - iodite) |
|
ヨウ (iodic acid) |
(+V) | ヨウ ( - iodate) |
ヨウ |
(periodic acid) |
(+VII) | ( - periodate) |
※オキソ
同位 体
- 131I は
核分裂 によって生成 される。半減 期 は8.1日 で、ベータ崩壊 すると半減 期 11.8日 の131mXeとなる。なお、1日 後 で最初 の90 %になり、8日 後 で50 %、30日 後 で1/13、60日 後 で1/170、90日 後 で1/2200となる。 - 129I は
半減 期 が1570万 年 である。宇宙 線 やウランの自発 核分裂 によって常 に一定 量 が大気 中 に放出 されている。 - 127I は
通常 のヨウ素 で常 に海水 中 に一定 量 が存在 する。 - 129I/127I は
天然 存在 比 1500×10-15と推定 される。生物 に取 り込 まれたヨウ素 の同位 体 の比率 により年代 を求 めることが可能 である。先述 の千葉 県 の地下水 に含 まれるヨウ素 の年代 は4890万 年 前 と推定 される。プレートと共 に沈 み込 んだ海底 堆積 物 が上昇 してきた付加 体 と推定 される[35][36][37]。
参照 資料
出典
- ^ Magnetic susceptibility of the elements and inorganic compounds Archived 2012
年 1月 12日 , at the Wayback Machine., in Handbook of Chemistry and Physics 81st edition, CRC press. - ^ M. B. Courtois (1813). “Découverte d'une substance nouvelle dans le Vareck”. Anales de chimie 88: 305 . "La substance nouvelle, que depuis on a nommée iode à cause de la belle couleur violette de sa vapeur, a bien tout l'aspect d'un métal."
- ^ “IODE”. Le petit Robert 1. S.N.L. - Le Robert. (1982) [1967]. p. 1031. ISBN 285036066X. "1812; gr. iôdês « violet »"
- ^
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天知 誠 吾 「ヨウ素 の地球 化学 と微生物 : ヨウ素 の揮発 、濃縮 、酸化 、還元 、吸着 、脱 ハロゲン化 反応 を触媒 するバクテリア 」『地球 化学 』Vol.47 (2013) No.4 p.209-219, doi:10.14934/chikyukagaku.47.209 - ^ “ヨウ
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- ^
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千葉大 、ヨウ素 製品 の研究 拠点 を新設 高 付加 価値 化 へ産官学 連携 『日本経済新聞 』ニュースサイト(2017年 1月 12日 )2018年 3月 14日 閲覧 - ^
千葉大 、ヨウ素 の高度 利用 へ4社 と連携 『日本経済新聞 』ニュースサイト(2018年 2月 8日 )2018年 3月 14日 閲覧 - ^ 『アイソトープニュース』2002
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放医研 ニュース』2001年 12月 号 P1-2 - ^ Earth and Planetary Science Letters 192(2001)583-593
関連 項目
外部 リンク
- ヨウ
素 学会 - ヨウ
素 - (オレゴン州 大学 ・ライナス・ポーリング研究所 ) - ヨウ
素 解説 -素材 情報 データベース<有効 性 情報 >(国立 健康 ・栄養 研究所 ) - ヨウ
素 、ヨード -同 - ヨウ
素 -「日本人 の食事 摂取 基準 」(2010年版 抜粋 )厚生 労働省
ハロゲン | |||||
---|---|---|---|---|---|
ヨウ |
アスタチン | ||||
F2 | |||||
ClF ClF3 ClF5 | Cl2 | ||||
BrF BrF3 BrF5 | BrCl BrCl3 | Br2 | |||
ヨウ |
IF IF3 IF5 IF7 | ICl I2Cl6 | IBr IBr3 | I2 | |
アスタチン | AtCl | AtBr | AtI | At2? |