出典 しゅってん : フリー百科 ひゃっか 事典 じてん 『ウィキペディア(Wikipedia)』
東海 とうかい ・東 ひがし 南海 なんかい ・南海 なんかい 地震 じしん 震源 しんげん 域 いき 、このB領域 りょういき がDONET2の観測 かんそく 域 いき である
DONET2 とは、D ense O ceanfloor N etwork system for E arthquakes and T sunamis 2 の略称 りゃくしょう で海洋 かいよう 研究 けんきゅう 開発 かいはつ 機構 きこう により構築 こうちく され防災 ぼうさい 科学 かがく 技術 ぎじゅつ 研究所 けんきゅうじょ が運用 うんよう 管理 かんり する潮岬 しおのみさき 沖 おき から室戸岬 むろとみさき 沖 おき の南海 なんかい トラフ で発生 はっせい すると想定 そうてい されている南海 なんかい 地震 じしん の想定 そうてい 震源 しんげん 域 いき の紀伊 きい 水道 すいどう に敷設 ふせつ された地震 じしん ・津波 つなみ 観測 かんそく 監視 かんし システム のひとつで、2015年度 ねんど からの運用 うんよう 開始 かいし された。なお、東 ひがし 南海 なんかい 地震 じしん の想定 そうてい 震源 しんげん 域 いき には、DONET が整備 せいび され2011年 ねん から稼働 かどう 中 ちゅう である。
潮岬 しおのみさき 沖 おき から室戸岬 むろとみさき 沖 おき の海底 かいてい には、稠密 ちゅうみつ かつ高 こう 精度 せいど に地震 じしん や津波 つなみ 等 とう のリアルタイム観測 かんそく を行 おこな うための観測 かんそく 機器 きき が設置 せっち される予定 よてい で、観測 かんそく データは陸上 りくじょう 局 きょく から専用 せんよう 回線 かいせん によりアルタイムで海洋 かいよう 研究 けんきゅう 開発 かいはつ 機構 きこう や防災 ぼうさい 科学 かがく 技術 ぎじゅつ 研究所 けんきゅうじょ 、気象庁 きしょうちょう への配信 はいしん が計画 けいかく されている。海溝 かいこう 型 がた 地震 じしん と地震 じしん により発生 はっせい する津波 つなみ を常時 じょうじ 観測 かんそく 監視 かんし するための、陸上 りくじょう 局 きょく とケーブル式 しき の海底 かいてい 地震 じしん 計 けい や水圧 すいあつ 計 けい などにより構成 こうせい される。高知 こうち 県 けん 室戸 むろと 市 し と徳島 とくしま 県 けん 海陽 かいよう 町 まち に設置 せっち された陸上 りくじょう 局 きょく から総 そう 延長 えんちょう 350km程度 ていど の基幹 きかん ケーブルをループ状 じょう に敷設 ふせつ した地震 じしん ・津波 つなみ 観測 かんそく システム。途中 とちゅう 7箇所 かしょ の拡張 かくちょう 用 よう 分岐 ぶんき 装置 そうち に30箇所 かしょ 程度 ていど の観測 かんそく 点 てん を設置 せっち する。
通信 つうしん 用 よう 海底 かいてい ケーブル技術 ぎじゅつ を用 もち いた高信頼 こうしんらい 性能 せいのう を持 も つ両 りょう 端 はし 陸揚 りくあ げの基幹 きかん ケーブルシステム。
海底 かいてい における科学 かがく 観測 かんそく を実施 じっし するために必要 ひつよう な機能 きのう が集約 しゅうやく されたノード。
最 さい 新鋭 しんえい のセンサー群 ぐん から構成 こうせい される交換 こうかん 可能 かのう な観測 かんそく 装置 そうち 。
強震 きょうしん 計 けい 、広帯域 こうたいいき 地震 じしん 計 けい 、水晶 すいしょう 水圧 すいあつ 計 けい 、微 ほろ 差 さ 圧 あつ 計 けい 、ハイドロフォン 、精密 せいみつ 温度 おんど 計 けい が設置 せっち され、地殻 ちかく 変動 へんどう のようなゆっくりした動 うご きから大 おお きな地 ち 振動 しんどう まであらゆるタイプの海底 かいてい の動 うご きを確実 かくじつ に捉 とら える。
水深 すいしん 1,500mよりも浅 あさ い海域 かいいき では、底引 そこび き網 あみ から観測 かんそく 機器 きき を守 まも るため海底 かいてい 下 か 1m程度 ていど に埋設 まいせつ される。
地震 じしん によって発生 はっせい する震動 しんどう 及 およ び津波 つなみ の発生 はっせい を震源 しんげん に近 ちか い場所 ばしょ で捉 とら え、陸上 りくじょう 観測 かんそく 点 てん より10数 すう 秒 びょう 早 はや く検知 けんち し被害 ひがい を最小限 さいしょうげん に抑 おさ えるための警報 けいほう を発 はっ する。
想定 そうてい 震源 しんげん 域 いき で発生 はっせい する陸上 りくじょう では捉 とら えられない微小 びしょう な地震 じしん を、多 た 点 てん 同時 どうじ 、リアルタイムで観測 かんそく し地震 じしん 発生 はっせい メカニズムを解明 かいめい する。
2006年 ねん 文部 もんぶ 科学 かがく 省 しょう から海洋 かいよう 研究 けんきゅう 開発 かいはつ 機構 きこう への補助 ほじょ 事業 じぎょう として「地震 じしん ・津波 つなみ 観測 かんそく 監視 かんし システム開発 かいはつ 」の研究 けんきゅう 開発 かいはつ 着手 ちゃくしゅ 。
2011年 ねん 観測 かんそく 点 てん と基幹 きかん ケーブルのルート、地上 ちじょう 局 きょく それぞれ予定 よてい 地 ち の選定 せんてい を実施 じっし 。
2015年度 ねんど 運用 うんよう 開始 かいし 。
2016年 ねん 4月 がつ 1日 にち 管理 かんり 主体 しゅたい が海洋 かいよう 研究 けんきゅう 開発 かいはつ 機構 きこう から防災 ぼうさい 科学 かがく 技術 ぎじゅつ 研究所 けんきゅうじょ に移管 いかん された[ 1] 。
^ 地震 じしん ・津波 つなみ 観測 かんそく 監視 かんし システム「DONET」の移管 いかん について 防災 ぼうさい 科学 かがく 技術 ぎじゅつ 研究所 けんきゅうじょ 2016年 ねん 4月 がつ 1日 にち (PDF )
^ 日本 にっぽん 海溝 かいこう 海底 かいてい 地震 じしん 津波 つなみ 観測 かんそく 網 もう の構築 こうちく 機関 きかん について (PDF )