震度 7
概要
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歴史
[震度 7(激震 )の導入
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激震 .家屋 の倒壊 が30%以上 に及 び,山 くずれ,地割 れ,断層 などを生 じる.
しかし、ここで「
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計測 震度 7の導入
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家屋 倒壊 率 と震度
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また、2011
最大 震度 7を記録 した地震 の一覧
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マスメディアなどが「
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震度 7相当 の地震
[地震 観測 網 整備 前 ・震度 階級 導入 前 (歴史 地震 )
明 応 地震 (1498年 9月 20日 ) -浅羽 低地 付近 で震度 7の可能 性 がある[54]。天正 地震 (1586年 1月 18日 ) -大垣 、長島 で震度 7と推定 されている[55]。濃尾平野 の液状 化 跡 から震度 7相当 の揺 れが推定 される[56]。清洲 城 の中堀 跡 の北側 から本 地震 と濃 尾 地震 の時期 と推定 される顕著 な液状 化 の痕跡 が発見 されている[57]。慶長 伏見 地震 (1596年 9月 5日 ) -伏見 城 、八幡 などで震度 7と推定 されている。兵庫 の港町 は500軒 の家 が全部 壊 れ、現在 の神戸 市域 もまた震度 7の範囲 に入 っていたことが明 らかになってきた[58]。六甲 ・淡路島 断層 帯 を構成 する野島 断層 が活動 した兵庫 県 南部 地震 と、六甲 断層 帯 および有馬 ・高槻 断層 帯 が活動 したと推定 される本 地震 とは相補 的 な関連 があったと推定 される[59]。寛永 小田原 地震 (1633年 3月 1日 ) -小田原 で震度 7と推定 されている[60]。寛文 近江 ・若狭 地震 (1662年 6月 16日 ) -琵琶湖 西岸 各地 [61]、朽木 などで震度 7と推定 されている[62]。元禄 地震 (1703年 12月31日 ) -小田原 、館山 などで震度 7と推定 されている[63][64][65]。能代 地震 (1704年 5月 27日 ) -能代 、八森 で震度 7と推定 されている[66]。宝永 地震 (1707年 10月 28日 ) -袋井 (不 残 潰 )、布施 [67][68]、堅固 に設 けたる家 は地震 に倒 れ、液状 化 で水 が吹 き出 した高知 城 下 、中村 などで震度 7と推定 されている[69]。宝永 富士宮 地震 (1707年 10月 29日 ) -村山 浅間 神社 、富士山 本宮 浅間 大社 で社殿 が大破 、あるいは付近 の家屋 が残 らず倒壊 し、富士宮 付近 で震度 7と推定 されている[70]。信濃 小谷地 震 (1714年 4月 28日 ) -小谷 村 千 国 坪 ノ沢 では大 規模 な山崩 れが発生 し、震度 7と推定 されている[71][72]。この地震 も2014年 の地震 と類似 し、やはり神城 断層 の活動 と推定 される[72]。遠山 地震 (1718年 8月 22日 ) -南信濃 和田 で震度 7と推定 [73]。津軽 地震 (1766年 3月 8日 ) -油川 で震度 7と推定 されている[74]。象潟 地震 (1804年 7月 10日 ) -象潟 などで震度 7と推定 されている[75]。羽後 地震 (1810年 9月 25日 ) -脇本 などで震度 7と推定 されている[76]。三条 地震 (1828年 12月18日 )-三条 などで震度 7と推定 されている[77][52]。善光寺 地震 (1847年 5月 8日 ) -善光寺 諸 堂 や周辺 の院 坊 は尽 く倒壊 類焼 し、善光寺 、稲荷山 などで震度 7と推定 されている[78]。伊賀上野 地震 (1854年 7月 9日 ) -木津 で震度 7と推定 されている[79]。また、上野盆地 の北端 、四日市 の南方 、古市 に震度 7の存在 が認 められる[80]。安政 東海 地震 (1854年 12月23日 )-三島 (丸 崩 ・皆 倒 れ)、蒲原 (丸 崩 ・皆 倒 れ)など駿河湾 北東 部 沿岸 から西側 の駿府 (丸 崩 )、さらに袋井 (丸 崩 )などから浜名湖 付近 に至 るまで、および甲府盆地 では軒並 み震度 7と推定 されている[49][81][82][83]。富士川 河口 付近 には、3 m以上 の変異 を伴 う蒲原 地震 山 、松岡 地震 山 が出現 し、断層 が地上 に現 れた位置 と推定 されている[84][85]。安政 南海 地震 (1854年 12月24日 ) -上記 の安政 東海 地震 との連動 型 地震 とみられる[86]。中村 で震度 7と推定 されている[87]。遠江 の地震 (1855年 11月7日 ) -袋井 などで震度 7と推定 されている[88]。安政 江戸 地震 (1855年 11月11日 ) -本所 、中之郷 、亀戸 辺 は倒潰 率 94 %であり震度 7と推定 されている[89]。飛越 地震 (1858年 4月 9日 ) -跡津川 断層 に近 い集落 [90]、中沢上 および森安 では建物 の倒壊 率 が100 %となっている。宮川 などで震度 7と推定 されている[91]。浜田 地震 (1872年 3月 14日 ) -浜田 などで震度 7と推定 されている[92]。
震度 階級 導入 後 (震度 7導入 前 )
濃 尾 地震 (1891年 10月 28日 ) -直下 型 地震 としては観測 史上 最大 規模 のマグニチュード 8.0 を記録 し、この地震 により中部 地方 の広 い範囲 に被害 をもたらした辛 卯 震災 を引 き起 こした。当時 の震度 階 は「微 ・弱 ・強 ・烈 」の四 段階 であったが、鯖江 、大田 島 、勝川 では「激烈 」と報告 された[93]。震度 7 と推定 される地域 が美濃 から尾張 にかけて分布 し[94]、根 尾谷 断層 沿 いの本巣 郡 、木曽 三川 合流 地域 の 36町村 では全壊 率 100%となった[95]。住 家 被害 率 60%以上 (全壊 率 30%以上 に相当 )の地域 は、根尾 谷 断層 沿 いでは地震 断層 に沿 って狭 い範囲 で分布 し、濃尾平野 では広 く分布 するため伏在 断層 が動 いたと推定 される[4]。庄内 地震 (1894年 10月 22日 ) -平田 村 を中心 とする庄内平野 に震度 7と推定 される地域 がある[96][97][98]。陸 羽 地震 (1896年 8月 31日 ) -一部 では震度 7相当 の揺 れがあったとされる[99]。秋田 仙北 地震 (1914年 3月 15日 ) -強首 村 で震度 7と推定 されている[100]。関東 地震 (1923年 9月 1日 ) - この地震 により関東大震災 が引 き起 こされた。神奈川 県 や千葉 県 房総半島 南部 の沖積 低地 を中心 に震度 7相当 と推定 [101]、神奈川 県 西部 、及 び房総半島 南部 の一部 には全壊 率 70% を超 える領域 もある[102]。北 但馬 地震 (1925年 5月 23日 ) -家屋 全壊 率 30%以上 となる震度 7の等 震度 線 で囲 まれる領域 がある[53]。北 丹後 地震 (1927年 3月 7日 ) -峰山 町 や野田川 町 では全壊 率 90% を越 え[103]、震源 断層 に近 い地域 では震度 7と推定 される[95]。全壊 率 30%以上 の地域 は郷 村 断層 と直交 する山田 断層 に沿 って、最大 幅 約 10 kmの範囲 でT字 型 に分布 している[4]。北 伊豆 地震 (1930年 11月26日 ) -全壊 率 30 %以上 の地域 は震源 断層 を挟 む10 km以内 に分布 し、韮山 方面 に広 がっている[4]。男鹿 地震 (1939年 5月 1日 ) -男鹿半島 中央 部 に震度 7と推定 される激震 地域 がある[104]。長野 地震 (1941年 7月 15日 ) -家屋 全壊 率 30%以上 となる震度 7の等 震度 線 で囲 まれる領域 がある[53]。鳥取 地震 (1943年 9月 10日 ) -全壊 率 30 %以上 の地域 は鳥取平野 を中心 として広 がっている[4]。昭和 東 南海 地震 (1944年 12月7日 ) -福地 村 、袋井 町 などで震度 7相当 と推定 [105]。三河 地震 (1945年 1月 13日 ) -幡豆 郡 の町村 (現 西尾 市 )などで震度 7相当 と推定 [106]。福井 地震 (1948年 6月 28日 ) -福井 の震 害 が著 しく、この地震 による被害 状況 は震度 7が導入 される契機 となった[107]。全壊 率 30 %以上 の地域 は福井平野 のほぼ全域 に広 がり、80 %以上 の地域 は震源 断層 付近 に分布 している[4]。福井平野 北部 の町村 では多 くの地区 で倒壊 率 が98 - 100 %に達 した[5]。
震度 7(激震 )導入 後
今市 地震 (1949年 12月26日 ) -家屋 全壊 率 30 %以上 となる震度 7の等 震度 線 で囲 まれる領域 がある[53]。十勝 沖 地震 (1952年 3月 4日 ) -中央 気象台 の『地震 調査 』の原簿 によれば、委託 観測 所 である大津 では「家屋 の倒 れるもの多 し」と、震度 VII(7)が報告 され、幸 震 村 はVIIからVに訂正 されている[108]。- えびの
地震 (1968年 2月 21日 ) -家屋 全壊 率 30 %以上 となる震度 7の等 震度 線 で囲 まれる領域 がある[53]。 大分 県 中部 地震 (1975年 4月 21日 ) -家屋 全壊 率 30 %以上 となる震度 7の等 震度 線 で囲 まれる領域 がある[53]。
計測 震度 7導入 後
鳥取 県 西部 地震 (2000年 10月 6日 ) -防災 科学 技術 研究所 のKiK-netで、日野 において震度 7相当 の計測 震度 6.6を観測 [109]。三陸 南 地震 (2003年 5月 26日 ) -防災 科学 技術 研究所 の発表 した推計 震度 分布 によると石巻 市 の一部 で震度 7相当 の揺 れがあったと推定 される領域 がある。新潟 県 中越 地震 の余震 (2004年 10月 23日 ) -防災 科学 技術 研究所 の発表 した面 的 推定 震度 分布 によると十日町 市 と小千谷 市 の一部 で震度 7相当 の揺 れがあったと推定 される領域 がある。福岡 県 西方 沖 地震 (2005年 3月 20日 ) -東京大学 地震 研究所 の三宅 弘恵 らの研究 チームは余震 の観測 記録 を基 に本震 の地震動 をシミュレーションし、推定 で震度 7(計測 震度 6.5)に達 した可能 性 があるという試算 結果 を発表 [110][111]。筑波大学 の境 有紀 の話 によれば住宅 被害 の多 くが地盤 崩壊 や崖崩 れを伴 い建物 自体 が地震動 で大 きく破壊 されたとは考 えづらいものの、屋根 瓦 の被害 率 が高 い状況 などから震度 6強 相当 ではないかと自身 のホームページ上 で発表 している[112][113]。気象庁 は玄界島 の被害 程度 の調査 を行 っており、山本 雅博 地震 津波 監視 課長 (当時 )は記者 会見 で「調査 結果 を総合 的 に見 ると震度 6弱 程度 ではないか」とコメントしている[114]。能登半島 地震 (2007年 3月 25日 ) -家屋 全壊 が多 かった輪島 市 門前 町 の黒島 地区 、道下 地区 、走出 地区 の一部 に震度 7相当 の地震動 が推定 される[115]。新潟 県 中越 沖 地震 (2007年 7月 16日 ) -柏崎 刈羽 原子力 発電 所 敷地 内 にある地震 計 1基 における観測 データから、震度 7相当 (計測 震度 6.5)を算出 [116]。岩手 ・宮城 内陸 地震 (2008年 6月 14日 ) -奥州 市 胆沢 区 の石淵 ダム直下 の地盤 に設置 した地震 計 で最大 加速度 2097galを観測 し、ダム管理 事務所 は震度 7相当 の揺 れとする記者 発表 をしている。ただし、計測 震度 算出 に必要 な処理 を行 った値 ではなく、急 崖 の上 という地形 の影響 を強 く受 けて地震動 が増幅 したと分析 されている[117][118][119]。長野 県 北部 地震 (2011年 3月 12日 ) -気象庁 の推計 震度 分布 によると、長野 県 ・新潟 県 県境 付近 に位置 する栄 村 ・津南 町 ・十日町 市 で震度 7と推定 される領域 がある[120]。この地震 は東北 地方 太平洋 沖 地震 の誘発 地震 とされる。宮城 県 沖 地震 (2011年 4月 7日 ) -栗原 市 の一部 で震度 7と推定 される領域 がある。この地震 は東北 地方 太平洋 沖 地震 の余震 の一 つである。福島 県 浜 通 り地震 (2011年 4月 11日 ) -気象庁 の推計 震度 分布 によると、福島 県 いわき市 の一部 で震度 7と推定 される領域 がある[121]。この地震 は東北 地方 太平洋 沖 地震 の余震 の一 つである。福島 県 中通 り地震 (2011年 4月 12日 )-気象庁 の推計 震度 分布 図 によると、福島 県 いわき市 の一部 の地域 には、震度 7と推定 される領域 がある[122]。この地震 は東北 地方 太平洋 沖 地震 の余震 の一 つである。長野 県 神城 断層 地震 (2014年 11月22日 ) -長野 県 白馬 村 の堀之内 地区 で震度 7相当 の揺 れがあったと推定 されている[123]。山形 県 沖 地震 (2019年 6月 18日 ) -山形 県 鶴岡 市 小岩川 地区 の墓地 の一角 で震度 7相当 の揺 れがあったと見 られている[124]。福島 県 沖 地震 (2021年 2月 13日 ) -防災 科学 技術 研究所 の面 的 推定 震度 分布 によれば宮城 県 山元 町 で震度 7と推定 される領域 がある[125]。この地震 は東北 地方 太平洋 沖 地震 の余震 の一 つである。福島 県 沖 地震 (2022年 3月 16日 ) -防災 科学 技術 研究所 の面 的 推定 震度 分布 によれば福島 県 国見 町 と桑折 町 で震度 7と推定 される領域 がある[126]。奥 能登 地震 (2023年 5月 5日 ) -防災 科学 技術 研究所 の面 的 推定 震度 分布 によれば石川 県 珠洲 市 で震度 7と推定 される領域 がある[127]。
日本 以外 での使用
[脚注
[注釈
[- ^
神戸海洋気象台 (観測 点 名 :神戸 中央 区 中 山手 )の震度 計 (計測 震度 6.4)による。洲本 測候所 (洲本 市 小路谷 )の震度 計 は地震 によって壊 れてしまったが気象庁 職員 が状況 から判断 して震度 6とした。 - ^ 4
月 14日 の地震 は震度 7が速報 されたが、4月 16日 の地震 は当初 データが気象庁 に送信 されておらず、後日 に気象庁 職員 が益城 町 と西原 村 に設置 されていた震度 計 のデータを解析 した結果 、震度 7を計測 していたことが判明 した。 - ^ かつての
測候所 は現在 はそのほとんどが特別 地域 気象 観測 所 に移行 し気象 官署 でなくなったが、ここでは気象 官署 に含 めている。 - ^
兵庫 県 神戸 市 、芦屋 市 、西宮 市 、宝塚 市 、北淡 町 (現 淡路 市 )、一宮 町 (同 )、津名 町 (同 ) - ^ JR
鷹取 の地震 計 では震度 6相当 。1995年 当時 は現地 調査 により震度 7が適用 された。 - ^
同 じ場所 で震度 7が複 数 回 観測 された史上 初 の事例 となった[38]。 - ^
防災 科学 技術 研究所 の面 的 推定 震度 分布 によれば、震度 計 で震度 7が観測 された石川 県 志賀 町 と輪島 市 に加 えて、珠洲 市 、能登 町 、穴水 町 、七尾 市 でも震度 7と推定 される領域 がある[45]。また、気象庁 の推計 震度 分布 でも、七尾 市 能登島 で震度 7と推定 される領域 がある。
出典
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