(Translated by https://www.hiragana.jp/)
「金無双」の版間の差分 - Wikipedia コンテンツにスキップ

きむ無双むそう」のはんあいだ差分さぶん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除さくじょされた内容ないよう 追加ついかされた内容ないよう
発展形はってんけいかべぎんがた保留ほりゅうがた整理せいり
タグ: モバイル編集へんしゅう モバイルウェブ編集へんしゅう
編集へんしゅう要約ようやくなし
22ぎょう: 22ぎょう:
| | | | | | | | |
| | | | | | | | |
| | | | | | | | |
| | | | | | | | |
| | | | | | | |rg|
| | | | | | | | |
| | | | | | | | |
| | | | | | | | |
| | | | | | | |ss|ps
| | | | | | | | |ps
| | | | |ps|ps|ps|ps|
| | | | |ps|ps|ps|ps|ss
| | | | |gs|gs|ks| |
| | | | |gs|gs|ks| |
| | | | | | | |ns|ls
| | | | | | | |ns|ls
38ぎょう: 38ぎょう:


==概要がいよう==
==概要がいよう==
先手せんてでいえば、[[玉将ぎょくしょう|たま]]を3はちに、ひだり[[金将きんしょう|きむ]]を5はちに、みぎきんを4はちうごかしてつくられる。かねよこに2まいならんだかたち最大さいだい特徴とくちょうであり、きむ無双むそうおよまいきんという名称めいしょう由来ゆらいとなっている。この特徴とくちょうゆえに、[[飛車ひしゃ]]を5すじる[[ちゅう飛車ひしゃ]]はひだりきんうごかす位置いち飛車ひしゃがあるため、ひだりきんかこいに参加さんかさせにくいという欠点けってんがある。一般いっぱんてきには、上部じょうぶからの主体しゅたいの[[あい飛車ひしゃ]]での採用さいようおおいことから、上部じょうぶまもりを優先ゆうせんするためにみぎ[[銀将ぎんしょう|ぎん]]を2はち位置いちがることがおおただし、側面そくめんからのめにたいしては「かべぎん」となりだまみちがなくなってしまうため、みぎぎんは2はちがらないほう
先手せんてでいえば、[[玉将ぎょくしょう|たま]]を3はちに、ひだり[[金将きんしょう|きむ]]を5はちに、みぎきんを4はちうごかしてつくられる。かねよこに2まいならんだかたち最大さいだい特徴とくちょうであり、きむ無双むそうおよまいきんという名称めいしょう由来ゆらいとなっている。この特徴とくちょうゆえに、[[飛車ひしゃ]]を5すじる[[ちゅう飛車ひしゃ]]はひだりきんうごかす位置いち飛車ひしゃがあるため、ひだりきんかこいに参加さんかさせにくいという欠点けってんがある。一般いっぱんてきには、上部じょうぶからの主体しゅたいの[[あい飛車ひしゃ]]での採用さいようおおいことから、上部じょうぶまもりを優先ゆうせんするためにみぎ[[銀将ぎんしょう|ぎん]]を2はち位置いちがる。ただし、側面そくめんからのめにたいしては「かべぎん」となりだまみちがなくなってしまう。


==がこいとの比較ひかく==
==がこいとの比較ひかく==

2020ねん12月2にち (水)すい 02:17時点じてんにおけるはん

987654321 
         いち
         
         さん
         よん
         
         ろく
    なな
    きむきむたまぎん はち
       かつらこうきゅう
987654321 
         いち
         
         さん
        よん
         
       ぎんろく
     なな
    きむきむたま  はち
       かつらこうきゅう

きむ無双むそう(きんむそう、えい: Peerless Golds, Gold Unparalleled[2])は、将棋しょうぎあい飛車ひしゃもちいられるがこである。飛車ひしゃがこいの一種いっしゅたまよこに2まいかねならんでいることから名称めいしょうがつけられた[3]まいきん(にまいきん)ともばれる[4]

名称めいしょう由来ゆらい

かつて、飛車ひしゃたま右側みぎがわかこがこいは、そうじてみぎだまがこいとばれていたという(そのみぎだまという名称めいしょうは、一般いっぱんてき飛車ひしゃ戦法せんぽうひとつを用語ようごとなった)。大山おおやま康晴やすはる著書ちょしょなかには、「かねまいよこならぶところからきむ無双むそう名付なづけたい」と提案ていあんしている記述きじゅつがある[3]。その、この名称めいしょう普及ふきゅうし、きむ無双むそうという名称めいしょう一般いっぱんてきなものとなった。

概要がいよう

先手せんてでいえば、たまを3はちに、ひだりきむを5はちに、みぎきんを4はちうごかしてつくられる。かねよこに2まいならんだかたち最大さいだい特徴とくちょうであり、きむ無双むそうおよまいきんという名称めいしょう由来ゆらいとなっている。この特徴とくちょうゆえに、飛車ひしゃを5すじちゅう飛車ひしゃひだりきんうごかす位置いち飛車ひしゃがあるため、ひだりきんかこいに参加さんかさせにくいという欠点けってんがある。一般いっぱんてきには、上部じょうぶからの主体しゅたいあい飛車ひしゃでの採用さいようおおいことから、上部じょうぶまもりを優先ゆうせんするためにみぎぎんを2はち位置いちがる。ただし、側面そくめんからのめにたいしては「かべぎん」となりだまみちがなくなってしまう。

がこいとの比較ひかく

きむ無双むそう美濃みのがこくらべて上部じょうぶからのめ(とくに1・2すじ)につよい。しかし側面そくめんからのめにたいしては若干じゃっかんよわい。また4すじからのめにもよわく、4すじは「うさぎみみ」ともばれている。

たいきょ飛車ひしゃ飛車ひしゃ場合ばあい側面そくめんからのめが主体しゅたいとなるので、美濃みのがこいでい。それにたいしてあい飛車ひしゃでは、上部じょうぶからのめが主体しゅたいとなるので、きむ無双むそうほうい。しかし最近さいきんでは「かべぎん」などがきらわれ、矢倉やくらがこにしたり、あい飛車ひしゃでも美濃みのがこいにする場合ばあいおおい。美濃みのがこいは1・2すじとくよわいため、かい飛車ひしゃたいしては危険きけんであるが、よんあいだ飛車ひしゃさんあいだ飛車ひしゃには優秀ゆうしゅうなようである。

そのちがいとして、ぎんげないかたち場合ばあい美濃みのがこいより1はやめるため(あい飛車ひしゃでは美濃みのがこいもたまを3きゅうめる場合ばあいおおい)、急戦きゅうせん仕掛しかける場合ばあいにもきむ無双むそう有効ゆうこうである。また、矢倉やくらがこいにえる場合ばあいきむ無双むそうだとかた矢倉やぐらすきなくえられるが、きむ矢倉やぐらまでむと1そんをする。美濃みのがこいだとえる途中とちゅう、どうしてもすきしょうじる。きむ無双むそうだと1ななぎんがる手順てじゅんもありえやすい、などのちがいがある。

脚注きゃくちゅう

  1. ^ 日本にっぽん将棋しょうぎ用語ようご事典じてん』p.67
  2. ^ Kawasaki, Tomohide (2013). HIDETCHI Japanese-English SHOGI Dictionary. Nekomado. p. 33. ISBN 9784905225089 
  3. ^ a b 快勝かいしょう/将棋しょうぎかた/初段しょだんへの基礎きそづくり』(大山おおやま康晴やすはる
  4. ^ 原田はらだ泰夫やすお (監修かんしゅう)、荒木あらき一郎いちろう (プロデュース)、森内もりうち俊之としゆきら(へん)、2004、『日本にっぽん将棋しょうぎ用語ようご事典じてん』、東京とうきょうどう出版しゅっぱん ISBN 4-490-10660-2

関連かんれん項目こうもく