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タシュケント

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曖昧さ回避 この項目こうもくでは、ウズベキスタンの首都しゅとについて説明せつめいしています。嚮導きょうどう駆逐くちく艦かんについては「タシュケント (嚮導きょうどう駆逐くちく艦かん)」をご覧らんください。
タシュケント
Toshkent
Тошкент
ウズベキスタンの旗
タシュケント市内の夜景（2019年撮影）
タシュケント市内しないの夜景やけい（2019年ねん撮影さつえい）
タシュケントの市旗 タシュケントの市章
市し旗はた 市し章あきら
位置いち
タシュケントの位置（ウズベキスタン内）
タシュケント
タシュケント
タシュケント (ウズベキスタン)
タシュケントの位置（West and Central Asia内）
タシュケント
タシュケント
タシュケント (West and Central Asia)
タシュケントの位置（西南アジア内）
タシュケント
タシュケント
タシュケント (西南せいなんアジア)
地図
座標ざひょう : 北緯ほくい41度ど18分ふん 東経とうけい69度ど16分ふん / 北緯ほくい41.300度ど 東経とうけい69.267度ど / 41.300; 69.267
行政ぎょうせい
国くに ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン
 行政ぎょうせい区画くかく タシュケント特別とくべつ市し
 市し タシュケント
市長しちょう Rakhmonbek Usmonov
地理ちり
面積めんせき  
  市域しいき 334.8 km2
標高ひょうこう 455 m
人口じんこう
人口じんこう （2012年ねん現在げんざい）
  市域しいき 2,197,907人にん
  備考びこう [1]
その他た
等ひとし時とき帯おび UTC+5 (UTC+5)
市外しがい局番きょくばん +998 71(2)
公式こうしきウェブサイト : http://www.tashkent.uz/
タシュケント国際こくさい貿易ぼうえきセンター周辺しゅうへんのスカイライン
中央ちゅうおう奥おくの高たかい建物たてものはタシュケントタワー

タシュケント（ウズベク語ご: Toshkent, Тошкент [tɒʃˈkent]、ロシア語ご: Ташкент, Tashkent, [tɐʂˈkʲent]）は、ウズベキスタンの首都しゅと。人口じんこう219万まん人にんは中央ちゅうおうアジア最大さいだい級きゅうである。ウズベキスタン北東ほくとう部ぶ、シルダリヤ川かわの支流しりゅうであるチルチク川がわの流域りゅういきに位置いちする歴史れきし的てきなオアシス都市とし。

名前なまえの由来ゆらい

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都市とし名めいはテュルク語ごで「石いしの町まち」という意味いみである。ペルシア語ご表記ひょうきでは تاشكند (Tāshkand) である。タシケントと表記ひょうきされることも多おおい。

地理ちり

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地区ちく

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タシュケントの地区ちく
タシュケントの通とおり
ヤッカサライ地区ちくにあるタシケント抑留よくりゅう日本人にっぽんじん墓地ぼち

タシュケントは現在げんざい以下いかの地区ちく（ウズベク語ご: Tuman）に分わかれている。

番号ばんごう 地区ちく名めい 人口じんこう
(2009)[2] 		面積めんせき
(km2)[2] 		人口じんこう密度みつど
(人ひと/km2)[2] 		地図ちず
1 ベクテミール地区ちく 27,500 20.5 1,341
2 チランザール地区ちく 217,000 30.0 7,233
3 ハムザ地区ちく 204,800 33.7 6,077
4 ミラバード地区ちく 122,700 17.1 7,175
5 ミルザ・ウルグベク地区ちく 245,200 31.9 7,687
6 セルゲリ地区ちく 149,000 56.0 2,661
7 シャイハンターフル地区ちく 285,800 27.2 10,507
8 アルマザール地区ちく 305,400 34.5 8,852
9 ウチュテパ地区ちく 237,000 28.2 8,404
10 ヤッカサライ地区ちく 115,200 14.6 7,890
11 ユヌサバード地区ちく 296,700 41.1 7,219

トルキスタン総督そうとく府ふが置おかれていた時代じだいは4つの地区ちく (daha) から成なり立たっていた。ベシュヤグハチュ、ククチャ、シャイハンターフル、セブザール。

1940年ねんに地区ちく (ロシア語ご: район) の見直みなおしが行おこなわれ６地区ちくに再編さいへんされた。オクティアブル、キーロフ、スターリン、フルンゼ、レーニン、クイビシェフ。

1981年ねんまでに現在げんざいのような11地区ちくに改編かいへんされた[3]。

人口じんこう

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人口じんこう統計とうけい

1983年ねん時点じてんにおいて、タシュケント256km2圏内けんないに住すむ人口じんこうは約やく1,902,000人にんであった。1991年ねんには約やく2,136.600人にんへと増加ぞうかした。タシュケントはソビエト連邦れんぽう時代じだいにはモスクワ、レニングラード（サンクトペテルブルク）、キエフに続つづく第だい4の都市としであった。現在げんざいでもタシュケントはCIS諸国しょこくとバルト三さん国こくの中なかで第だい4の都市としの地位ちいを維持いじしている。 2012年ねん1月がつ1日にち時点じてんのタシュケントの人口じんこうは約やく2,309,300人にんであった[4][5]。 (これには一時いちじ的てきな居住きょじゅう者しゃが含ふくまれていると推定すいていされている[1]。)

現在げんざいのタシュケントの民族みんぞく構成こうせいはウズベク人じんが多数たすうを占しめ、2013年ねんの調査ちょうさでは65.0%となっている。一方いっぽう、ロシア人じんは1970年ねん当時とうじは40.8%を占しめていたが2013年ねんには18.0%まで急減きゅうげんしている。これは、ウズベク人じんの流入りゅうにゅうや高こう出生しゅっしょう率りつによる人口じんこう増加ぞうかと独立どくりつ以降いこうのロシア系けい住民じゅうみんの流出りゅうしゅつや低てい出生しゅっしょう率りつによるものである。

また、民族みんぞく調査ちょうさではウズベク人じんとしてカウントされているタジク人じんも相当そうとう数すういると見込みこまれる他ほか、ウクライナ人じん、タタール人じん、クリミア・タタール人じんやウイグル人じん、アルメニア人じん、高こう麗人れいじん、カザフ人じんなどで構成こうせいされる多た民族みんぞく都市としとなっている。タシュケントではウズベク語ごを理解りかいしない人ひとも少すくなくなく、ウズベキスタンでは独立どくりつ時じにロシア語ごは公用こうよう語ごから排除はいじょされ、ウズベク語ごへの一本いっぽん化かが図はかられたもの、ロシア系けい住民じゅうみんの多おおいタシュケントではロシア語ごは広ひろく共通きょうつう語ごとして用もちいられている。タシュケントのロシア人じん人口じんこうは最盛さいせい期きには70万まん人にんに達たっしていたが、2013年ねんには42万まん人にんに減少げんしょうした。それでもロシア、ウクライナ国外こくがいの都市としの中なかで、カザフスタンのアルマトイに次つぐ人口じんこう規模きぼとなっている。

民族みんぞく 1970年ねん(人ひと) (%) 1989年ねん(人ひと)[6] (%) 2008年ねん(人ひと) (%)[7] 2013年ねん(人ひと) (%)
ウズベク人じん - - 907,842 44.2% - 63.0 % 1,528,000 65.0%
ロシア人じん 564,880 40.8%[6] 699,262 34.0% - 20.0 % 423 000 18.0%
タタール人じん - - 128,790 6.8% - 4.5 % 105,000 4.5%
その他た - - - 15.0% - 12.5 - 12.5%

歴史れきし

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古代こだい

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タシュケントはソグド語ごでの古名こみょうをチャーチュ (c'c : Čāč)、またはチャーチュカンドともいい、ペルシア語ごでもチャーチュ（ چاچ Chāch）と称しょうし、アラビア語ごではシャーシュ（ شاش Shāsh）と呼よばれた。『シャー・ナーメ』でもそのように記しるされている。チルチク川かわの形作かたちづくるタシュケント・オアシスの主しゅ邑として、またカザフ草原そうげん・天山あまやま山脈さんみゃく北きた麓ふもとの遊牧ゆうぼく地帯ちたいとマー・ワラー・アンナフルのオアシス定住ていじゅう農耕のうこう地帯ちたいを中継ちゅうけいする商業しょうぎょう都市としとして古代こだいから繁栄はんえいした。 康かん居きょの中心ちゅうしん地ちであったと推定すいていされる。

国際こくさい交易こうえきでは中国ちゅうごくにまで名なを知しられ、『後こう漢書かんしょ』以来いらい石いし国こくと呼よばれた。また「チャーチュ」の音おと写うつしとして「者しゃ舌した」（『魏ぎ書しょ』）や隋ずい唐とう時代じだいの「柘支」、玄奘三蔵げんしょうさんぞうの『大だい唐から西域せいいき記き』では「赭時」と書かかれた。ソグド人じんが中国ちゅうごく地域ちいきで用もちいた一いち字じ姓せいでは、チャーチュ出身しゅっしん者しゃは「石いし」姓せいを名乗なのった。750年ねんには唐とうの将軍しょうぐん高こう仙せん芝しばが石いし国こくに侵攻しんこうしたためにシャーシュ（チャーチュ）はイスラムのアッバース朝あさに支援しえんを求もとめ、タラス河畔かはんの戦たたかいのきっかけをつくった。その後ご、さまざまなイスラム王朝おうちょうと北方ほっぽうの遊牧民ゆうぼくみんの支配しはいを経へて次第しだいに都市とし住民じゅうみんのイスラム化か・テュルク化かが進展しんてんした。サーマーン朝あさ時代じだいにはBinkathとも呼よばれた。

中世ちゅうせい

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カラハン朝あさの10世紀せいき末すえ頃ごろから「タシュケント」の名なも現あらわれる。1214年ねんにはホラズム・シャー朝あさに、1219年ねんにはチンギス・カンに、それぞれ破壊はかいされる。しかし、ティムール朝あさそしてシャイバーニー朝あさによって町まちは再建さいけんされる。『西域せいいき番ばん国こく志こころざし』によると、15世紀せいき初頭しょとう、明あきらの永楽えいらく帝みかどの命いのちを受うけた陳ちん誠まことが、陸路りくろでこの地ち（「達いたる失しつ干ひ」と記録きろくされている）を訪おとずれている。

モンゴル帝国ていこく時代じだいにはペルシア語ごの「チャーチュ」やアラビア語ごの「シャーシュ」で呼よばれるのが一般いっぱん的てきであったようだが、ムガル朝あさの始祖しそバーブルは自伝じでんである『バーブル・ナーマ』において「タシュケンドは書物しょもつには“シャーシュ”または“チャーチュ”と書かかれて」いると述のべており、彼かれが中央ちゅうおうアジアで活躍かつやくした16世紀せいき頃ころには既すでに「タシュケント」の方ほうがティムール朝あさの王族おうぞくたちなどではより一般いっぱん化かしていたらしいことが窺うかがえる。都市としの名前なまえが「チャーチュ（シャーシュ）」から「タシュケント」へ変化へんかした原因げんいんは、恐おそらく「チャーチュ」の音おと写うつしに由来ゆらいする「石いし国こく」をウイグル地方ちほうなどのテュルク語ごで直訳ちょくやくした形かたちだと思おもわれるが、これが現地げんちでも使つかわれるようになったのはウイグル地方ちほうとマー・ワラー・アンナフル双方そうほうを領有りょうゆうしていたチャガタイ・ウルスの影響えいきょうが考かんがえられる。

近代きんだい

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1865年ねん当時とうじの街まちの区画くかく
1917年ねん当時とうじの街まちの様子ようすを描えがいた絵え

タシュケントは、1809年ねんにはコーカンド・ハン国こくの支配しはい下かに入はいった。当時とうじ、人口じんこうは10万まん人にんを越こえてロシアとの交易こうえきで栄さかえる経済けいざい都市としとなった。 1865年ねん、帝政ていせいロシア軍ぐんが夜間やかん攻撃こうげきで侵攻しんこう、防御ぼうぎょが堅固けんごで激はげしい戦闘せんとうとなったが制圧せいあつに成功せいこう、ロシアはタシュケントを直轄ちょっかつ領りょうに組くみ入いれ、1867年ねんにトルキスタン総督そうとく府ふが設置せっちされ、ロシアの中央ちゅうおうアジア支配しはいの拠点きょてんとなった。旧きゅう市街しがいの外側そとがわにロシア人じんの住すむ新しん市街しがいができ、ロシア人じん商人しょうにんなどが続々ぞくぞくと移住いじゅうしてきた。また、中央ちゅうおうアジアをめぐるロシアと英国えいこくの衝突しょうとつで、スパイの暗躍あんやくする町まちとなった。1874年ねんのトルキスタン軍ぐん管区かんく設置せっちや1889年ねんのカスピ海かすぴかい横断おうだん鉄道てつどう延伸えんしんなどの新しん事業じぎょうに従事じゅうじする労働ろうどう者しゃ階級かいきゅうのロシア人じんは、やがてロシア革命かくめいの中央ちゅうおうアジアでの担にない手てとなっていった。

ロシア革命かくめいが起おこると、トルキスタン自治じちソビエト社会しゃかい主義しゅぎ共和きょうわ国こくの首都しゅととなり、再ふたたび中央ちゅうおうアジアをめぐるロシアと英国えいこくが衝突しょうとつし、英国えいこくのフレデリック・ベイリー（英語えいご版ばん）らスパイの暗躍あんやくする町まちとなった。1924年ねんにはウズベク・ソビエト社会しゃかい主義しゅぎ共和きょうわ国こくに編入へんにゅうされ、1930年ねん、サマルカンドに代かわって首都しゅととなった。

第だい二に次じ世界せかい大戦たいせんが起おこると、ナチス・ドイツの侵攻しんこうを受うけたヨーロッパ・ロシアから工場こうじょうが疎開そかいされ、市しの工業こうぎょう化かが進すすみ、ロシア人じんの割合わりあいも急増きゅうぞうしていった。 戦後せんご、第だい386収容しゅうよう地区ちく（ラーゲリ）が設置せっちされ、日本人にっぽんじんのシベリア抑留よくりゅうの対象たいしょう地ちのひとつとなった[8]。日本人にっぽんじん捕虜ほりょは、中央ちゅうおうアジア最大さいだいのバレエ・オペラ劇場げきじょうたるナヴォイ劇場げきじょうの工事こうじなどに従事じゅうじした。犠牲ぎせいとなった者ものの日本人にっぽんじん墓地ぼちも残のこる。

戦後せんごから現代げんだい

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1966年ねん4月がつ26日にち、大だい地震じしんに見舞みまわれ、78000棟むねの家屋かおくが倒壊とうかいした。地震じしん後ご、計画けいかく的てきな都市とし作づくりが行おこなわれたため、非常ひじょうにソ連それん的てきな町並まちなみとなった。ソ連それん時代じだい、ウラル山脈さんみゃくの東ひがしで最大さいだいの都市としであった。アフガニスタン紛争ふんそう (1978年ねん-1989年ねん)ではソ連それんの軍事ぐんじ的てき拠点きょてんとなった。ウズベキスタン独立どくりつ後ごの今日きょうでも大おおきなロシア人じん社会しゃかいを抱かかえているが、町並まちなみからロシア色しょくは消きえつつある。

経済けいざい

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青あおい建物たてものは「チョルスー・バザール」と呼よばれる屋内おくない中央ちゅうおう市場いちば
屋内おくない中央ちゅうおう市場いちば　内部ないぶ

商業しょうぎょう

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古来こらいより、タシュケントはシルクロードの中継ちゅうけい都市としとして多おおくのものが集あつまる物流ぶつりゅうの中心ちゅうしん地ちとして発展はってんしていた。現在げんざいでも大だい規模きぼなチョルスー・バザールが所在しょざいするなど国内こくない最大さいだいの商都しょうとである。

都市とし開発かいはつ

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情報じょうほう通信つうしん

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マスメディア

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放送ほうそう局きょく

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  • 複数ふくすうのテレビ局てれびきょくとケーブルテレビ局きょくが中央ちゅうおうアジア最大さいだいの建築けんちく物ぶつであるタシュケントタワーから電波でんぱに乗のせて放送ほうそうを行おこなっている。

また、中央ちゅうおうアジアでは最もっとも早はやく2008年ねんにデジタル放送ほうそうが導入どうにゅうされ、2015年ねんを目処めどに完全かんぜん移行いこうする予定よていである[10]。（その後ご、トルクメニスタンでは2011年ねんに[11]、カザフスタンでは2012年ねんにデジタル放送ほうそうが導入どうにゅうされた[12]。キルギスとタジキスタンでは2015年ねんまでにデジタル放送ほうそうが導入どうにゅうされる予定よていである[13][14]。）

新聞しんぶん社しゃ

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  • ウズベク語ごによる新聞しんぶん9紙しが発行はっこうされており、その他たに英字えいじ新聞しんぶん4紙し、ロシア語ご新聞しんぶん9紙しが発行はっこうされている。

教育きょういく

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ウェストミンスター国際こくさい大学だいがくタシュケント校こうのキャンパス

タシュケントには、ウズベキスタン科学かがくアカデミーのような国内こくないでも重要じゅうようとされる科学かがく研究所けんきゅうじょが設置せっちされている。タシュケントには大学だいがくや研究所けんきゅうじょをはじめとする複数ふくすうの高等こうとう教育きょういく機関きかんがある。

大学だいがく

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主おもな大学だいがく

研究けんきゅう機関きかん

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主おもな研究所けんきゅうじょ

その他たの教育きょういく機関きかん

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交通こうつう

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タシュケント国際こくさい空港くうこう
タシュケント駅えき
タシュケント地下鉄ちかてつ路線ろせん図ず
※現在げんざい4号線ごうせんとしてイエローラインを計画けいかく中ちゅう

市内しない交通こうつうは、地下鉄ちかてつ、路線ろせんバスなどがある。タシュケント地下鉄ちかてつは、中央ちゅうおうアジア初はつで、ソ連それん時代じだいにソ連それんで7番目ばんめの地下鉄ちかてつとして1977年ねんに開業かいぎょうした（着工ちゃっこうのきっかけとなったのは、1966年ねんの地震じしんである）。現在げんざい3路線ろせんで29駅えき。

空港くうこう

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  • タシュケント国際こくさい空港くうこうが12km南東なんとうにある。ウズベキスタンのみならず中央ちゅうおうアジア最大さいだいの空港くうこうである。ウズベキスタンとアジア、ヨーロッパ、北きたアメリカ大陸あめりかたいりくを結むすぶ空そらの玄関げんかん口こうとなっている。

鉄道てつどう

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代表だいひょうとなる駅えき
主おもな路線ろせん

バス

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路線ろせんバス

気候きこう

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ケッペンの気候きこう区分くぶんでは地中海ちちゅうかい性せい気候きこうに属ぞくする。夏なつは、7月がつの平均へいきん気温きおんが27.8℃で、最高さいこう気温きおんは40度どに達たっする日ひも多おおく、暑あつさと乾燥かんそうが厳きびしいが朝晩あさばんは涼すずしくなる。冬ふゆは降水こうすい量りょうが多おおく、1月がつの平均へいきん気温きおんは1.9度どと寒さむさはそれほど厳きびしくないため雨あめの場合ばあいが多おおいが、寒気さむけによる影響えいきょうで積雪せきせつとなることもある。年としによってはマイナス15度ど前後ぜんこうまで下さがることもあり、過去かこには-28.0度どを記録きろくしている。年間ねんかん平均へいきん気温きおんは14.8度ど。年間ねんかん総そう降水こうすい量りょうは440mmである。

タシュケント (1981-2010)の気候きこう
月つき 1月がつ 2月がつ 3月がつ 4月がつ 5月 6月がつ 7月がつ 8月がつ 9月 10月 11月 12月 年とし
最高さいこう気温きおん記録きろく °C （°F） 22.2
(72) 		25.7
(78.3) 		32.5
(90.5) 		36.4
(97.5) 		39.9
(103.8) 		43.0
(109.4) 		44.6
(112.3) 		43.1
(109.6) 		39.8
(103.6) 		37.5
(99.5) 		31.1
(88) 		27.3
(81.1) 		44.6
(112.3)
平均へいきん最高さいこう気温きおん °C （°F） 6.8
(44.2) 		9.4
(48.9) 		15.2
(59.4) 		22.0
(71.6) 		27.5
(81.5) 		33.4
(92.1) 		35.7
(96.3) 		34.7
(94.5) 		29.3
(84.7) 		21.8
(71.2) 		14.9
(58.8) 		8.8
(47.8) 		21.6
(70.9)
日にち平均へいきん気温きおん °C （°F） 1.9
(35.4) 		3.9
(39) 		9.4
(48.9) 		15.5
(59.9) 		20.5
(68.9) 		25.8
(78.4) 		27.8
(82) 		26.2
(79.2) 		20.6
(69.1) 		13.9
(57) 		8.5
(47.3) 		3.5
(38.3) 		14.8
(58.6)
平均へいきん最低さいてい気温きおん °C （°F） −1.5
(29.3) 		0.0
(32) 		4.8
(40.6) 		9.8
(49.6) 		13.7
(56.7) 		18.0
(64.4) 		19.7
(67.5) 		18.0
(64.4) 		12.9
(55.2) 		7.8
(46) 		4.1
(39.4) 		0.0
(32) 		8.9
(48)
最低さいてい気温きおん記録きろく °C （°F） −28
(−18) 		−25.6
(−14.1) 		−16.9
(1.6) 		−6.3
(20.7) 		−1.7
(28.9) 		3.8
(38.8) 		8.2
(46.8) 		3.4
(38.1) 		0.1
(32.2) 		−11.2
(11.8) 		−22.1
(−7.8) 		−29.5
(−21.1) 		−29.5
(−21.1)
降水こうすい量りょう mm （inch） 53
(2.09) 		64
(2.52) 		69
(2.72) 		61
(2.4) 		41
(1.61) 		14
(0.55) 		4
(0.16) 		1
(0.04) 		6
(0.24) 		24
(0.94) 		44
(1.73) 		59
(2.32) 		440
(17.32)
平均へいきん降水こうすい日数にっすう 13.7 12.3 13.8 12.9 10.2 5.1 2.9 1.9 3.2 8.1 10.2 12.8 107.1
% 湿度しつど 73 68 62 60 53 40 39 42 45 57 66 73 56
平均へいきん月間げっかん日照ひでり時間じかん 124.0 112.0 155.0 240.0 310.0 360.0 403.0 372.0 300.0 248.0 150.0 124.0 2,898
出典しゅってん1：Pogoda.ru.net[27], World Meteorological Organisation (number of precipitation days)[28]
出典しゅってん2：Hong Kong Observatory (sun only)[29]

観光かんこう

[編集へんしゅう]
ウズベキスタン外務省がいむしょう迎賓館げいひんかん
ナヴォイ劇場げきじょう
ウズベキスタン国立こくりつ応用おうよう美術館びじゅつかん
チャルヴァク湖こ

1917年ねんのロシア革命かくめいで一旦いったん古ふるい町並まちなみが破壊はかいされ、さらに1966年ねんのタシュケント地震じしんで古ふるい建物たてものはほとんどが破壊はかいされたため歴史れきしある建物たてものは数少かずすくない。しかし、タシュケントはソビエト連邦れんぽう時代じだいに建設けんせつされたモニュメントなどの像ぞうが多おおく街まちに残のこっている。ウズベキスタンの首都しゅと、および中央ちゅうおうアジア最大さいだいの都市としということもあり、観光かんこう施設しせつも多おおい。[30]

観光かんこうスポット

[編集へんしゅう]
主おもな観光かんこう施設しせつ

アミール・ティムール広場ひろばに設置せっちされていたロシア正教会せいきょうかいは1898年ねんに建設けんせつされたが、2009年ねんに取とり壊こわされた[33][34][35]。

また、タシュケント郊外こうがいのチャルヴァク湖こは行楽こうらく地ちとして有名ゆうめいで、マリンスポーツ、ウィンタースポーツを楽たのしむことができる。

文化ぶんか･名物めいぶつ

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スポーツ

[編集へんしゅう]
国立こくりつ競技きょうぎ場じょう、パフタコール・マルカジイ・スタジアム

サッカー

[編集へんしゅう]

サッカーはタシュケントで最もっとも人気にんきの高たかいスポーツであり、タシュケントを本拠地ほんきょちとするサッカークラブ、FCパフタコール・タシュケント、PFCロコモティフ・タシュケント、FCブニョドコルが国内こくない最さい上位じょういリーグのウズベク・リーグに参加さんかしている。FCブニョドコルは2008年ねんにAFCチャンピオンズリーグの決勝けっしょうトーナメントにまで進出しんしゅつ、2012年ねんにはAFCチャンピオンズリーグ2012でベスト4にまで進出しんしゅつした。サッカー選手せんしゅのピーター・オデムウィンギーやサンジャール・トゥルスノフもまたこの街まちの出身しゅっしんである。

アイスホッケー

[編集へんしゅう]

フモ・タシュケントは将来しょうらいKHL加盟かめいを目指めざすアイスホッケークラブで、2019年ねんに発足ほっそく。同どう市内しないのフモ・アリーナが本拠ほんきょ。

テニス

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世界せかいでも有名ゆうめいな自転車じてんしゃ競技きょうぎ選手せんしゅジャモリディネ・アブドヤパロフはこの街まちの出身しゅっしんである。また、テニス選手せんしゅのデニス・イストミンはこの街まちで育そだった。 アクグル・アマンムラドワやイロダ・ツルヤガノワもまたタシュケント出身しゅっしんのテニス選手せんしゅとして名高なだかい。

新体操しんたいそう

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新体操しんたいそう選手せんしゅのアリーナ・カバエワや体操たいそう選手せんしゅのアレクサンデル・シャティロフ（英語えいご版ばん）はこの街まちの出身しゅっしんである。

カヌー

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カヌー競技きょうぎのカヤック一人ひとり乗のり500mスプリント前ぜん世界せかい王者おうじゃでオリンピック銅どうメダリストのミカエル・コルガノフ（英語えいご版ばん）もまたタシュケント出身しゅっしんである[36]。

対外たいがい関係かんけい

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姉妹しまい都市とし･提携ていけい都市とし

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ギャラリー

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  • タシュケント市立公園
    タシュケント市立しりつ公園こうえん
  • タシュケント市立公園夜景
    タシュケント市立しりつ公園こうえん夜景やけい
  • 市場通りのパン屋
    市場いちば通どおりのパン屋や

出典しゅってん

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]
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関連かんれん項目こうもく

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ウィキメディア・コモンズには、タシュケントに関連かんれんするメディアおよびカテゴリがあります。

外部がいぶリンク

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州しゅう
自治じち共和きょうわ国こく
特別とくべつ市し
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州都しゅうと
人口じんこう10万まん人にん以上いじょうの都市とし
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海外かいがい領土りょうど
1 日本にっぽんの首都しゅとも参照さんしょう。2 中華民国ちゅうかみんこくの首都しゅとも参照さんしょう。3 インドネシアの首都しゅとも参照さんしょう。4 ヨーロッパにも分類ぶんるいされ得える。5 オセアニアにも分類ぶんるいされ得える。
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