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パーソナルコンピュータ

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パーソナルコンピューターから転送てんそう

パーソナルコンピュータえい: personal computer)は、個人こじんによって占有せんゆうされて使用しようされるコンピュータのことである。

略称りゃくしょうパソコン[注釈ちゅうしゃく 1]、またはPC(ピーシー)[1]。ただし「PC」という略称りゃくしょうは、とくPC/AT互換ごかん場合ばあいもある[注釈ちゅうしゃく 2]1980ねんころは「パーコン」とひともいた[6]が、現在げんざいでは「パーコン」とはばれない。

概要がいよう[編集へんしゅう]

パーソナルコンピュータ(PC)は、個人こじん使用しようするコンピュータである[7][注釈ちゅうしゃく 3]

パーソナルコンピュータが登場とうじょうする以前いぜん、コンピュータは大型おおがた高価こうかだった[7]購入こうにゅう運用うんよう巨額きょがく費用ひよう必要ひつようなので、それらはだい企業きぎょう大学だいがく研究所けんきゅうじょなどが所有しょゆうし、1だいを、それら組織そしき所属しょぞくする人々ひとびと共同きょうどう使用しようしていた(タイムシェアリングシステム)。この時代じだい個人こじん自分じぶんのためだけに購入こうにゅうして占有せんゆうして使つかえるようなコンピュータは存在そんざいしなかった。だが1971ねんにアメリカのインテルがマイクロプロセッサの開発かいはつ成功せいこうしたことで、コンピュータを小型こがたおよびてい価格かかくするみちけ、個人こじん所有しょゆうする可能かのうせいひらかれた[7]

パーソナルコンピュータのサイズや形状けいじょうによる分類ぶんるいではノートPC(ラップトップPC)、デスクトップPCタブレットがたPC(スレートPC)などがある。

現在げんざいパーソナルコンピュータで使用しようされる代表だいひょうてきアプリケーションソフトウェアとしてはウェブブラウザオフィススイートワープロソフトおもて計算けいさんソフトプレゼンテーションソフトデータベース ひとし)、ゲームソフトなどがある。

名称めいしょう[編集へんしゅう]

「パーソナルコンピュータ」という用語ようごは、1972ねんアラン・ケイACM National Conferenceで発表はっぴょうした"A Personal Computer for Children of All Ages"のなか使用しようされ、「個人こじんのための理想りそうのコンピュータ」という意味いみ使つかった[注釈ちゅうしゃく 4]

最初さいしょのパーソナルコンピュータには諸説しょせつあるが、現在げんざいでは一般いっぱんてき最初さいしょ実際じっさい市販しはんされたパーソナルコンピュータはAltair 8800われており、これは1974ねんにインテルの8bitマイクロプロセッサ8080CPUもちいて登場とうじょうしたものである。ただし1970年代ねんだい後半こうはんまでは、CPUにマイクロプロセッサを採用さいようしたコンピュータは、英語えいごけんではおもに「micro computer」などとばれることがおおく(たとえば1977ねん発売はつばいTRS-80名称めいしょうは「TRS-80 Micro Computer System」であり)、あるいは「home computer」という呼称こしょうこのまれた。日本にっぽんで1970年代ねんだい後半こうはんは、英語えいごのmicro computerをカタカナに直訳ちょくやくした「マイクロコンピュータ」がかた記事きじなどではこのまれ、(日本にっぽん国内こくないでは用語ようごを4文字もじ(4音節おんせつ)に短縮たんしゅくすることがこのまれるので)日常にちじょうてきには短縮形たんしゅくけいの「マイコン」が使つかわれた。

パーソナルコンピュータという用語ようごは1977ねんころから一部いちぶ機種きしゅについても使つかわれており、アメリカでは1977ねん発売はつばいApple II広告こうこくるいで、日本にっぽんでは1979ねん発表はっぴょう発売はつばいPC-8000シリーズして日本電気にほんでんき使つかうようになった(この「PC-8000」の2文字もじ「PC」は「Personal Computer」の頭文字かしらもじ)。

世界せかいてき一番いちばん決定的けっていてきだったのは、IBMが1981ねん発売はつばいしベストセラーとなったIBM PC製品せいひん名称めいしょうは「IBM Personal Computer」)で、さらにIBM PCおよび後継こうけい製品せいひんをベースにしたIBM PC互換ごかん市場いちばデファクト・スタンダードとなったため、世界せかいてきにパーソナルコンピュータ(PC)という用語ようご普及ふきゅうした。なおIBM PC互換ごかん以外いがい有力ゆうりょくなパーソナルコンピュータはMacのみとなったため、PCとの略称りゃくしょうとくにIBM PC互換ごかんして使つかわれる場合ばあいもある。


日本にっぽんでは省略しょうりゃくして「パソコン」とばれるようになり、「パソコン」が定着ていちゃくすると、あとは「ホビーパソコン」「ノートパソコン」「パソコン教室きょうしつ」のような、かたりと「パソコン」をわせた造語ぞうご次々つぎつぎおこなわれるようになった。

歴史れきし[編集へんしゅう]

20世紀せいき[編集へんしゅう]

1970年代ねんだい 8ビット時代じだい パーソナルコンピュータの出現しゅつげん[編集へんしゅう]

Altair 8800

1974ねん登場とうじょうしたマイクロプロセッサにより、個人こじんでも所有しょゆう可能かのう小型こがたてい価格かかくなコンピュータが実現じつげん可能かのうになった。

英語えいごけんmicroprocessor development boardばれ)日本にっぽんワンボードマイコンばれたキット当初とうしょ技術ぎじゅつしゃけの評価ひょうかキットおよびトレーニングキットで、入出力にゅうしゅつりょくにはテレタイプ端末たんまつひとし従来じゅうらいのコンピュータにもちいられた巨大きょだいあつかいにこずる入出力にゅうしゅつりょく端末たんまつ接続せつぞくする必要ひつようがあった。また、その接続せつぞく作業さぎょうにおいても専門せんもんてき知識ちしき必要ひつようとし、一般いっぱんてきなものではなかった。一方いっぽう電子でんし回路かいろくわしいアマチュアが部品ぶひんあつめてコンピュータを自作じさくし、個人こじん使用しようすることもあった。また、いわゆるミニコンピュータ個人こじん所有しょゆうするものもいた[9]

Apple I

最初さいしょのパーソナルコンピュータとされることがおおAltair 88001974ねんすえ誕生たんじょうした。完成かんせいさせると「はこにランプとスイッチ」というミニコンスタイルのコンピュータができあがるキットはそれ以前いぜんからあったにはあったが、Altairがはつ安価あんかなヒット製品せいひんであった。それ以降いこう2-3ねんほどのあいだに、Apple IのようにCRTディスプレイやキーボード接続せつぞくするよう設計せっけいされているものなど、入出力にゅうしゅつりょく工夫くふうされた多数たすうのマイコンキットがあらわれた。

Apple II。1977年6月10日発売[10]。 PET 2001。1977年10月出荷開始[注釈 5]
Apple II。1977ねん6がつ10日とおか発売はつばい[10]
PET 2001。1977ねん10がつ出荷しゅっか開始かいし[注釈ちゅうしゃく 5]

1977ねんAppleコモドールタンディ・ラジオシャック各社かくしゃから相次あいついで、本体ほんたいがプラスチックケースにきれいにおさめられBASICインタプリタ内蔵ないぞうし、オールインワン完成かんせいひん出荷しゅっかされる、今日きょうのパーソナルコンピュータの原型げんけいえるかたのコンピュータが登場とうじょうした。これらはインタフェースCRTディスプレイ、キーボード、外部がいぶ記憶きおく装置そうち、プリンターよう)をいちとおそなえており、ディスプレイに接続せつぞくして電源でんげんプラグをコンセントにみさえすれば動作どうさするものであった。なかでもApple II標準ひょうじゅんでカラー画像がぞう出力しゅつりょく音声おんせい出力しゅつりょく対応たいおうしておりパソコンゲームのプラットフォームとしても人気にんきはくしたうえに、おもて計算けいさんソフト VisiCalcキラーアプリケーションとなり、たんなるホビーイストけの玩具おもちゃではなく実務じつむにも使つかえる道具どうぐ一般人いっぱんじんにもみとめられだい成功せいこうした。

1980年代ねんだい 16ビット時代じだい オフィスへの普及ふきゅう[編集へんしゅう]

IBM PC(IBM 5150)

1981ねん16ビットIBM PC登場とうじょうして世界せかいてきベストセラーとなり、IBM PCで採用さいようされたインテルのx86けいのCPUとマイクロソフトMS-DOS主流しゅりゅうデファクトスタンダード)となった。さらコンパックなどによりIBM PC互換ごかん市場いちば形成けいせいされ、「パーソナルコンピュータ」の名称めいしょう一般いっぱんした。おもて計算けいさんソフトはLotus 1-2-3ワープロソフトWordPerfect日本にっぽんでは一太郎いちたろう)が普及ふきゅうした。

Macintosh 128K。1984ねん1がつ24にち発売はつばい

1984ねん登場とうじょうしたMacintoshグラフィカルユーザーインターフェイス概念がいねんおおきく普及ふきゅうさせることに成功せいこうし、のコンピュータに絶大ぜつだい影響えいきょうをもたらした。1985ねんにはMacintoshけにMicrosoft Excel登場とうじょうし、そのインターフェイスはのWindowsアプリケーションの原型げんけいとなった。

しかし日本にっぽんでは「日本語にほんご表示ひょうじかべ」もあり各社かくしゃ独自どくじ日本語にほんご仕様しようつづき、ことなったメーカーあいだではアプリケーションソフトウェア互換ごかんせいはほとんどかった。16ビット市場いちばでは1982ねんNECPC-9800シリーズがトップシェアをつづけ、には富士通ふじつうFMシリーズFM TOWNSセイコーエプソンPC-9800互換ごかん個人こじんけにしぼったシャープのX68000、PC/AT互換ごかんベースのAX協議きょうぎかいAX日本語にほんご表示ひょうじようこう解像度かいぞうど標準ひょうじゅん採用さいようした日本にっぽんIBMマルチステーション5550などがきそった。一方いっぽう、IBM互換ごかん独自どくじ拡張かくちょうであるDynaBook場所ばしょめずにいつでもどこでも利用りようできるノートパソコンおおきくひろめるものとなった[12][13]。また、より手軽てがる入手にゅうしゅ使用しようできる廉価れんかとして8ビットのMSX規格きかくホビーパソコンとして一定いってい普及ふきゅうをとげた。 海外かいがいでは、1980ねん英国えいこくシンクレア ZX80、1982ねん米国べいこくコモドール64、1983ねんユーゴスラビアGalaksija英語えいごばん[14]、1980年代ねんだい後半こうはんにも英国えいこくAmstrad CPCなど、8ビットCPU搭載とうさいあらわれた。

1990年代ねんだい 32ビット時代じだい パソコンのネット端末たんまつ[編集へんしゅう]

DynaBook FV475 501TW

1990年代ねんだいにはダウンサイジング潮流ちょうりゅうもあり企業きぎょう個人こじんへのパーソナルコンピュータの普及ふきゅうすすみ、企業きぎょうようのローエンドのサーバーPCサーバーひろ普及ふきゅうした。1990年代ねんだい初頭しょとうまではAmigaコモドール64アルキメデスなどのホビーパソコンもなお一定いっていのシェアをたもっていたものの1990年代ねんだい中盤ちゅうばん以降いこう世界せかいではIBM PC互換ごかんとMacintoshがパソコン市場いちばだい多数たすうめるようになった。

1991ねんにはWindows 3.01995ねんにはWindows 95発売はつばいされ、従来じゅうらいの「16ビット / DOS」から徐々じょじょに「32ビット / Windows」への移行いこうすすんだ。一部いちぶ高機能こうきのう指向しこうのユーザーには従来じゅうらいのUNIXワークステーション匹敵ひってきする機能きのうOS/2Windows NT、さらに高機能こうきのうOPENSTEP使つかわれ、パーソナルコンピュータでのPC-UNIX利用りようおこなわれはじめた。

日本にっぽんでも1990ねんDOS/V登場とうじょう、Windowsの普及ふきゅうとともに世界せかいおなじPC/AT互換ごかんへの移行いこうすすんだ[15]。またアプリケーションソフトウェア発達はったつとパソコン本体ほんたいてい価格かかくもあり、ワープロ専用せんようユーザーもワープロソフト移行いこうしていった。この過程かていMicrosoft OfficeLotus 1-2-3などを駆逐くちくしてオフィススイートのデファクトスタンダードとなった[16]

iMac

1990年代ねんだい後半こうはん[17]あるいは1990年代ねんだいまつインターネット急激きゅうげき一般いっぱん人々ひとびとにまで普及ふきゅうし、パーソナルコンピュータのウェブ端末たんまつとしての利用りよう一般いっぱんした[18]1998ねんには「インターネットのためのしん世代せだいのパーソナルコンピュータ」と銘打めいうち、インターネットブラウザ2しゅがバンドルされ[19]最初さいしょから無料むりょう付属ふぞくし)、ユーザが自然しぜんとインターネットにしたしむようブラウザのアイコン最初さいしょからデスクトップじょう配置はいちされたiMac登場とうじょうし、社会しゃかい現象げんしょうとなった。

1990年代ねんだいにはGUIマルチメディアアプリケーションの普及ふきゅうにより、パソコンもたか処理しょり能力のうりょく必要ひつようとなり、アウトオブオーダ実行じっこうスーパースカラなどスーパーコンピュータに使つかわれていた技術ぎじゅつがパーソナルコンピュータに次々つぎつぎ投入とうにゅうされ、パソコンようCPUクロック2000ねんには1GHzにたっした。

21世紀せいき[編集へんしゅう]

2000年代の世界のパソコンの普及状況
2000年代ねんだい世界せかいのパソコンの普及ふきゅうじょうきょう
1983ねんから2020ねんまでの日本にっぽんのPC国内こくない出荷しゅっか台数だいすうあおせん)と出荷しゅっかがくあかせん)(JEITA調しらべ)

国連こくれん統計とうけいをもとに一部いちぶ推計すいけいにより算出さんしゅつした世界せかい各国かっこくのPC台数だいすう実績じっせきは、2008ねんに11.2おくだいとなった[17]

インターネットとPC[編集へんしゅう]

インターネットの普及ふきゅうとともに、かくパソコンはブロードバンドルータに接続せつぞくされ、さら上位じょういのルータ・スイッチやサーバに連結れんけつされるようになり、インターネットの利用りようしゃおもにパソコンをインターネットの情報じょうほうアクセス端末たんまつとして利用りようするようになった[17]

インターネット利用りようしゃ1にんたりのPC台数だいすうは、経済けいざい水準すいじゅんによってちがいがあり、各国かっこく1人ひとりたりのPC保有ほゆう台数だいすう1人ひとりたりGDPには一定いっていせい相関そうかんがあることが指摘してきされるようになった[17]途上とじょうこくではパソコンの利用りようはオフィスでの業務ぎょうむようやインターネット・カフェなど共同きょうどう利用りよう形態けいたいおおいが、経済けいざい水準すいじゅん向上こうじょう情報じょうほう社会しゃかい進展しんてんおうじてパソコンの保有ほゆう台数だいすう増加ぞうかし、とく就労しゅうろうしゃ家庭かていよう業務ぎょうむようとう複数ふくすうだい利用りようする傾向けいこうがみられた[17]

2005ねん時点じてん1人ひとりたりのPC保有ほゆう台数だいすう世界せかい平均へいきんは0.82で、さい高値たかねはアイルランドの1.49だった[17]

しん世代せだいのパーソナルコンピュータの出現しゅつげん[編集へんしゅう]

2000年代ねんだいにはあたらしい情報じょうほうはしまつおお出現しゅつげんし、携帯けいたい電話でんわ情報じょうほう携帯けいたいはしまつ(Personal Digital Assistants:PDA)、ゲームとうからのインターネットへのアクセスが急増きゅうぞうするようになった[20]

ユーザーが各種かくしゅアプリストアからアプリケーションをダウンロードしてインストールすることが可能かのうスマートフォン普及ふきゅうし、HTML5/CSS3標準ひょうじゅんをサポートするブラウザがえたことでウェブアプリケーションの高機能こうきのうすすみ、さらにハードウェア性能せいのう向上こうじょうしたことから、日常にちじょう生活せいかつおくるうえでの手続てつづきや娯楽ごらくなどはスマートフォンやタブレットがあれば事足ことたりるようになった[21]。そのため、家庭かてい従来じゅうらいの「パソコン」を所有しょゆうせず、操作そうさしたことがない一般いっぱん消費しょうひしゃえている。

しかし、スマートフォンはクリエイティブな作業さぎょう使つかうには限界げんかいがあること、ハード性能せいのう制約せいやくがあること、タッチ操作そうさには最適さいてきされている一方いっぽうでポインティングデバイスやキーボードによる入力にゅうりょくには最適さいてきされていないこと、サンドボックスによりアプリケーションのインストールが制限せいげんされていること(ハードウェアの拡張かくちょうやオペレーティングシステムおよびデバイスドライバーなどの自由じゆうなインストールもできない)などから、依然いぜんとして従来じゅうらいのパソコンやワークステーションはひろ使つかわれている。

タブレットがたPCの普及ふきゅう[編集へんしゅう]

パソコンも個人こじん用途ようとではスマートフォン代替だいたいされる傾向けいこうとなり、2012ねんには日本にっぽん国内こくないのパソコン出荷しゅっかすう減少げんしょうはじまる。2013ねんにはWindows XPのサポート終了しゅうりょうともな需要じゅよう販売はんばい台数だいすう増加ぞうかしたが、2014ねんからはそれがなくなり、パソコンの販売はんばい台数だいすう急減きゅうげんした[22]。2014年度ねんどには国内こくない出荷しゅっかが1000まんだいんだ[23]一方いっぽうでスマホをパソコンりにちかづけたタブレットがたPC2010ねんApple iPad皮切かわきりに登場とうじょうし、ぎゃくにパソコンをスマホりにちかづけたタイプも登場とうじょうし、普及ふきゅうがみられる[17]

種類しゅるい[編集へんしゅう]

形状けいじょうおおきさによる分類ぶんるいにはつぎのようなものがある。分類ぶんるい基準きじゅんやそれぞれの呼称こしょうは、メーカー、シリーズ、時期じきなどによってことなる。

ノートパソコン(ラップトップ)[編集へんしゅう]

パソコンの本体ほんたいにキーボードと液晶えきしょうディスプレーが一体いったいとなった、ノートの形状けいじょう構造こうぞう[注釈ちゅうしゃく 6]をしたパソコン[24]

パソコンの形態けいたいとしては主流しゅりゅうのタイプで、2023ねん時点じてんにおける日本にっぽん国内こくないでのノートPCの販売はんばいすうはデスクトップPCの5ばい以上いじょうたっしている[25]

日本にっぽんではおもに「ノートパソコン」や「ノートPC」や、たんに「ノート[26][27]」とばれている。日本にっぽん国内こくないかた列挙れっきょすると「ノートパソコン」「ノートPC」「ノート」「ノートがた」などがある。

英語えいごけんでは「laptop computer」またたんに「laptop」あるいは「notebook computer」とばれている。日本にっぽんでは「ラップトップがおおきめでノートパソコンがぶり」などと解釈かいしゃくして区別くべつしていた時期じきがあるが、英語えいごけんでは現在げんざい、そういう区別くべつをしているわけではない。詳細しょうさいラップトップパソコン参照さんしょう

ネットブック[編集へんしゅう]

ノートブックのうち、性能せいのう拡張かくちょうせいをウェブサイト閲覧えつらんなどのけい作業さぎょうには充分じゅうぶん程度ていどひくおさえることで小型こがた軽量けいりょうてい価格かかくとしたもの。

タブレットがたPC[編集へんしゅう]

iPad(2018年モデルの3種) Samsung Galaxy Tab (A10.1、2016年モデル)
iPad(2018ねんモデルの3しゅ
Samsung Galaxy Tab (A10.1、2016ねんモデル)

タブレットがたいたじょう)のコンピュータのコンセプトは、「パーソナルコンピュータのちち」ともわれるアラン・ケイがかなりはや時期じき提示ていじしていた。 タブレットじょう(スレートじょういたじょう)でディスプレイを内蔵ないぞうする。現在げんざいではキーボードしで、ゆびやペンで文字もじ入力にゅうりょくやポインティングをおこなえ、モバイルオペレーティングシステム搭載とうさいしたものが主流しゅりゅう

2020年代ねんだい前半ぜんはんにおいて、タブレットがたPCの世界せかい出荷しゅっか台数だいすうはデスクトップPCの出荷しゅっか台数だいすうおおきく上回うわまわっている。

2023ねんのタブレットがたPCの世界せかい出荷しゅっか台数だいすうは1おく2850まんだいだった[28]。メーカー(とそのタブレット・ブランド)べつ世界せかいシェアは、2023ねん10がつでは、1はApple(iPad)の54%、2はSamsung(Galaxy Tab)の28%(Galaxy TabはAndroidタブレットの一種いっしゅ)。3統計とうけいじょう不明ふめい」と分類ぶんるいされる無名むめいのメーカーのぐんが 7% (それらも通常つうじょうAndroidタブレット。[注釈ちゅうしゃく 7])。4AmazonFireタブレット)の3.7%[29]

デスクトップパソコン[編集へんしゅう]

デスクトップPCの構成こうせい

つくえうえいて使つかうパーソナルコンピュータで、ノートパソコンではないもの。ディスプレイが一体化いったいかしているものもある。初期しょきのパソコン(1970年代ねんだい後半こうはんから1980年代ねんだい前半ぜんはん)ではキーボードが一体いったいとなっている機種きしゅおおかった。

筐体きょうたいサイズが比較的ひかくてきおおきく、たか性能せいのう必要ひつようになった場合ばあいにパーツを交換こうかん増設ぞうせつできる拡張かくちょうせいすぐれている。しかし、拡張かくちょうせいって小型こがたたて15センチ×よこ15センチ×たかさ10センチ程度ていど)にしたmini-PC(ミニPC)の売上うりあげびている。

また、筐体きょうたいサイズに余裕よゆうがあることで冷却れいきゃくスペースを確保かくほしやすく、発熱はつねつりょうおおきいパーツを搭載とうさいしていてもはい熱性ねっせいすぐれる。ゲーム用途ようとなど高性能こうせいのうこう発熱はつねつGPU必要ひつようとするユーザーは、(2010ねんころまでは)もっぱらタワーがたのデスクトップパソコンを使用しようしていた。だが2010年代ねんだいはいってからは、ノートがたのパソコンでも性能せいのういGPU、強力きょうりょくなヒートシンク、こうリフレッシュレートのディスプレイをそなえたもの(いわゆるゲーミングノートPC)がえてきている。

しかし、2020年代ねんだい前半ぜんはんにおいても、本体ほんたいに3だい以上いじょうのディスプレイを接続せつぞくする場合ばあいや、動画どうが編集へんしゅう大量たいりょうのデータの解析かいせきなど、長時間ちょうじかんだか負荷ふかをかける作業さぎょうをする場合ばあいにはデスクトップPCに優位ゆういせいがあるとかんがえられている[30][31][32]

なお、「ぬすまれにくい」「キーボードなどがこわれても丸々まるまる交換こうかんする必要ひつようがない」などの理由りゆうで、役所やくしょなどが設置せっちする、人々ひとびと共用きょうよう使つかうためのコンピュータとしてもデスクトップパソコンがしばしば使つかわれている。

スティックがた[編集へんしゅう]

スティックパソコン

USBメモリたスティックじょう形状けいじょうCPUSoC)とメモリ、ストレージにeMMC搭載とうさいしたちょう小型こがたパソコン。たいていのモデルはHDMI端子たんしそなえており、フラットパネルディスプレイに接続せつぞくして使用しようする。コンポーネントの実装じっそう面積めんせきはいねつ制約せいやくがあり性能せいのういちじるしくひくいが、はこびがしやすい。バッテリーは内蔵ないぞうしない。消費しょうひ電力でんりょくちいさいためモバイルバッテリーの給電きゅうでんでも動作どうさする場合ばあいがある。

その[編集へんしゅう]

ウェアラブル[編集へんしゅう]

時計とけいがた頭部とうぶ装着そうちゃくするなど、身体しんたい装着そうちゃくして使用しようするもの。

PDA[編集へんしゅう]

のひらにはいるサイズの汎用はんようコンピュータで、パームサイズやハンドヘルドともばれる。おもタッチパネルやペンで操作そうさする。しょう電力でんりょくちいさい画面がめんてきした操作性そうさせいわるたせるため、パーソナルコンピュータとはことなるアーキテクチャおよモバイルオペレーティングシステム採用さいようされている。スマートフォンおよびタブレットがここから派生はせいしたが、2010年代ねんだい以降いこうはメディアプレーヤやタブレット端末たんまつおよびスマートフォンなどの携帯けいたいデバイスの市場いちば吸収きゅうしゅうされたかたちとなっている。

スマートフォン[編集へんしゅう]

PDAに携帯けいたい電話でんわ機能きのうをプラスし、単体たんたい移動いどうたい通信つうしんあみへの接続せつぞく機能きのうたせたもの。

ワークステーション[編集へんしゅう]

おも用途ようとによる分類ぶんるいで、大型おおがたコンピュータのクライアントに高性能こうせいのう処理しょり能力のうりょくたせたものが起源きげんCADきゃどなどの画像がぞう処理しょり、ディーリングなどの金融きんゆう端末たんまつもちいられる。かつては独自どくじのアーキテクチャを採用さいようしていたが、今日きょうではPCを流用りゅうようしたものがおおい。

サーバ[編集へんしゅう]

おも用途ようとによる分類ぶんるいで、パーソナルコンピュータのアーキテクチャをベースとしながら、業務ぎょうむよう代表だいひょうれいは24あいだ365にち連続れんぞく稼働かどうなど)に信頼しんらいせい実現じつげんする拡張かくちょうおこなわれている。形状けいじょうはタワーがたやラックマウントがたおおい。

ハードウェア[編集へんしゅう]

タワーがたPCと周辺しゅうへん機器きき立体りったい分解ぶんかい
  1. イメージスキャナ
  2. CPUマイクロプロセッサ
  3. しゅ記憶きおく装置そうちメインメモリ
  4. 拡張かくちょうカードビデオカードひとし
  5. 電源でんげんユニット
  6. リムーバブルディスクひかりディスクひとし
  7. 内蔵ないぞうハードディスク
  8. マザーボード
  9. スピーカー
  10. ディスプレイ
  11. システムソフトウェア
  12. アプリケーションソフトウェア
  13. キーボード
  14. マウス
  15. 外部がいぶハードディスク
  16. プリンター

典型てんけいてきなパーソナルコンピュータは、以下いかのハードウェアから構成こうせいされる。(かつて一般いっぱんてきだった)デスクトップパソコンと、現在げんざい主流しゅりゅうノートパソコンでは、基本きほん要素ようそはおおむねおなじであるが、ノートパソコンのほうはよりちいさな部品ぶひんやユニットが使用しようされてささやかに一体化いったいかがなされている傾向けいこうがある。

メインボード[編集へんしゅう]

lenovoのノートPC(ThinkPad X230、2012ねん発売はつばい)のメインボードを底面ていめんがわから写真しゃしん[注釈ちゅうしゃく 8]銀色ぎんいろ金属きんぞくばんしたにCPUがかくれている。CPUからみぎじょうびるどう曲線きょくせんてきぼうおよびファンはヒートシンクであり、CPUの放熱ほうねつをおこなう。CPU左側ひだりがわ青色あおいろいたがRAM(しゅ記憶きおく装置そうち)。

パーソナルコンピュータのメインボードの典型てんけいてきなマザーボードの構成こうせい部品ぶひんは、システムの中央ちゅうおうとなるチップセット、UEFIなどのファームウェアがまれたROMあるいはフラッシュメモリ、CPUメインメモリなどの専用せんようのソケットやスロットるい固定こてい場合ばあいもある)、PCIeなど汎用はんようのバスのスロット(ビデオカードには2019ねん現在げんざいはこれが使つかわれることがおおい)、そのSATAやUSBなどのためのソケット、オンボードグラフィック機能きのうにな部品ぶひん[注釈ちゅうしゃく 9]、などからる。

コンピュータ全般ぜんぱんではメインボードの形態けいたいはおおむね、複数ふくすう基板きばん相互そうご接続せつぞくしたバックプレーン方式ほうしきと、1まい基板きばんにまとめたマザーボード方式ほうしきけることができるが、パーソナルコンピュータでは基板きばんが1まいのマザーボード方式ほうしき一般いっぱんてきである。[注釈ちゅうしゃく 10]

デスクトップPCのメインボードは、ATX仕様しようMini-ITX仕様しようなどがある。

CPU[編集へんしゅう]

コンピュータの頭脳ずのうたる部品ぶひん中央ちゅうおう処理しょり装置そうち汎用はんようマイクロプロセッサ(MPU)が使つかわれる。プロセッサは、世代せだい、メーカーごとにソケット規格きかくことなる。

  • Windowsけ。x86互換ごかん
    • 2019ねん現在げんざい老舗しにせインテルのものを安価あんかなものから高価こうか高性能こうせいのうなものへとべてげるとCeleronPentiumCore iシリーズとなる。業務ぎょうむようではXeonシリーズもある。
    • AMDのMPUでは、AthlonAシリーズRyzenなどがある。「プロ」(ハイエンドユーザよう)としてはRyzen Proがある。
    • インテル、AMDけともGPU統合とうごうしたものがある。
  • Macけ - Apple M1およびApple M1 Proen:Apple M1 Pro and M1 Max)。ARMアーキテクチャベースのSoCであり、独自どくじ開発かいはつGPUおよニューラルコア緊密きんみつ統合とうごうされている。M1 Proは、インテルのハイエンドCPUであるCore i7よりも性能せいのうたかく、なおかつしょう電力でんりょくである[33]。2022ねん3がつにはさらに高性能こうせいのうしたApple M1 Ultra登場とうじょうした(2022ねん5がつ時点じてんでワークステーションに採用さいようされている)
  • タブレット(スマートフォンけ - タブレット(スマホ)のCPU(MPU)はしょう電力でんりょくであることが重要じゅうようで、基本きほんてきARMアーキテクチャである。AppleシリコンクアルコムSnapdragonなど。設計せっけい多数たすうのメーカーにライセンスする方式ほうしきをとり、おびただしい種類しゅるいASIC生産せいさんされている。

メインメモリ[編集へんしゅう]

RAMともばれる[34]漢字かんじ表記ひょうきではしゅ記憶きおく装置そうち。CPUと基板きばんじょう回路かいろつうじてじか接続せつぞくされているメモリである[34]つぎ説明せつめいする補助ほじょ記憶きおく装置そうち(ストレージ)にくらきが桁違けたちがいに高速こうそくという特徴とくちょうがあるが、単価たんかたかいため、搭載とうさいされる容量ようりょう補助ほじょ記憶きおく装置そうちくらべてなんけた(けた)かすくないのが一般いっぱんてきである[34]。メインメモリはCPUの作業さぎょう場所ばしょたり、実行じっこうちゅうプログラムや、CPUが操作そうさちゅうのデータが格納かくのうされる。揮発きはつせい記憶きおく装置そうちであり、電源でんげんると記憶きおく内容ないようえるため、電源でんげんったのち使つかうデータや設定せっていなどは、電源でんげんっても記憶きおくえない補助ほじょ記憶きおく装置そうち(HDDやSSDなど)に保管ほかんすることになる。

搭載とうさい可能かのうなメモリモジュールの規格きかく容量ようりょうはマザーボードに左右さゆうされる。また、認識にんしき使用しよう可能かのうなメモリの上限じょうげんはOSに左右さゆうされる。

なお、搭載とうさいするメインメモリのりょうりないと、OSのデフォルトの設定せっていではやむをずメインメモリのわりに補助ほじょ記憶きおく装置そうち作業さぎょう場所ばしょとして使つかうようになっていることはおおく、そうなるとPCの処理しょり速度そくど一気いっきちてしまい、いわゆる「もっさり」としたうごきになってしまうので、メインメモリをたっぷりと搭載とうさいしておくことが快適かいてき処理しょり速度そくどたもうえかぎとなる。

補助ほじょ記憶きおく装置そうち[編集へんしゅう]

ストレージとも、外部がいぶ記憶きおく装置そうちともいう[35]不揮発ふきはつせい記憶きおくであり、通電つうでんしなくても記憶きおくたもたれ[35]容量ようりょうたりの単価たんかやすだい容量ようりょうのものが使つかえるが、速度そくどがメインメモリのそれとくらべて非常ひじょうおそい。したがってプログラムプログラム、データなどの格納かくのう場所ばしょ(ストレージ)として使つかわれたり、のPCへプログラムやデータをうつすためにもちいられる[35]

PCに内蔵ないぞうするもの、そとけのもの、着脱ちゃくだつ可能かのうなリムーバブルなものがある。内蔵ないぞうがた固定こていディスクともばれる。

1990年代ねんだいから2010ねんころまではPCのOS起動きどうディスクとしてはハードディスクドライブ(HDD)がおも使つかわれてきたが、その、2010年代ねんだい後半こうはんころから、高速こうそくきができるソリッドステートドライブ(SSD)も次第しだい安価あんかになり、オペレーティングシステムの時間じかん半分はんぶんすうぶんの1ほどにも短縮たんしゅくされ、PCの使つか心地ごこちおおきく影響えいきょうするので、SSDのほうが人々ひとびとえらばれることが一般いっぱんしてきた。(OSの使つか勝手がってにもおおきく影響えいきょうするので)マイクロソフトしゃも2022ねんなかばごろにはPCのハードウェアのメーカーにたいしてSSDを標準ひょうじゅん搭載とうさいすることをつよ要求ようきゅうするようになった[36][注釈ちゅうしゃく 11]

オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアやよく使つかわれるファイルをきしたりする場所ばしょとしては高速こうそくなSSDを、バックアップやだい容量ようりょうデータの長期ちょうき保存ほぞんにはHDDを利用りようするなどの使つかけもされる。HDDはSSDよりも容量ようりょうあたりの価格かかくやすく、だい容量ようりょうしやすいことが特徴とくちょうで、2019ねんには14TBの製品せいひんが、2021ねんには20TBの製品せいひん発売はつばいされた[37][38]

リムーバブルディスク[編集へんしゅう]

着脱ちゃくだつ可能かのうなメディアを使用しようできる外部がいぶとのデータ交換こうかんようディスクドライブ時代じだいとともにメディアが変遷へんせんしてきて、フロッピーディスクドライブ、ひかり磁気じきディスク(MO)ドライブCDDVDBD変遷へんせんしてきて、DVDスーパーマルチドライブやBDドライブなど、複数ふくすう規格きかくのメディアがきできるものがえたが、インターネット経由けいゆでオペレーティング・システムやソフトウェアやコンテンツがダウンロードできることが一般いっぱんするにつれ、リムーバブルディスクの需要じゅようがめっきりり、2020年代ねんだい以降いこうは、リムーバブルディスクドライブを搭載とうさいしないモデルが一般いっぱんてきになっている。

拡張かくちょうカード[編集へんしゅう]

拡張かくちょうカードは用途ようとおうじてコンピュータを拡張かくちょうするためのカード(ボード)。ただし、拡張かくちょうスロット自体じたいがないモデルもおおい。

ビデオ(映像えいぞう信号しんごうをディスプレイに表示ひょうじするビデオカード、ネットワーク接続せつぞくようネットワークカード音声おんせい出力しゅつりょくようサウンドカードなどがある。

とくにリアルタイムの3DCGといった用途ようとでPCを使つか場合ばあいは、高性能こうせいのうGPU利用りようすることがおおい。DirectX 10世代せだい以降いこうはGPUを汎用はんよう計算けいさん利用りようすること(GPGPU)もおこなわれるようになり、リアルタイム3DCG以外いがいにも、大量たいりょう物理ぶつり演算えんざん汎用はんよう画像がぞう処理しょり動画どうがエンコーディング、ディープラーニングなどの用途ようとでPCを使つか場合ばあい高性能こうせいのうのGPUを搭載とうさいするようになった。拡張かくちょうカードを使つかいたい場合ばあいはデスクトップPCやタワーがたPCからのぞみの拡張かくちょうスロットをそなえているものを選択せんたくすることになる。

電源でんげん[編集へんしゅう]

ノートPCの電源であるACアダプタ デスクトップPCのATX電源
ノートPCの電源でんげんであるACアダプタ
デスクトップPCのATX電源でんげん

パソコンでいう「電源でんげん」というのは、コンセントている交流こうりゅう直流ちょくりゅう変換へんかんしマザーボードやドライブ装置そうちなどに電力でんりょく供給きょうきゅうするもの。

ノートPCの電源でんげん本体ほんたい内部ないぶ一体化いったいかされたリチウムイオン電池でんちなどを内蔵ないぞうしており出先でさきなどではこれを使つかうが、長時間ちょうじかん使つか場合ばあいはコンセントにACアダプタをしACアダプタのDCコネクタをノートPCにして使用しようすることが一般いっぱんてきである。

なお最近さいきん販売はんばいすうびてきている、机上きじょう使つかうmini-PC(ミニPC)などとばれるいちへんが10センチきょうすうセンチかく程度ていど弁当べんとうばこのようなコンピュータも電源でんげんにACアダプタを使つか傾向けいこうがある。

デスクトップPCやタワーがたPCの電源でんげん本体ほんたい内部ないぶおさめられる比較的ひかくてきおおきなユニットである。ATX電源でんげんなど。

ディスプレイ[編集へんしゅう]

ノートPCのディスプレイ(ひだり)とそとけディスプレイ(みぎ

モニターともばれる。GUICUIでコンピュータを操作そうさするために必要ひつよう表示ひょうじ装置そうち。アスペクト縦横じゅうおう)が時代じだいとともに変化へんかし、最近さいきん横長よこながになってきた。

販売はんばいりょうおおいノートPCのディスプレイは本体ほんたい一体化いったいかしており、ヒンジ機構きこうひらくことができる。ディスプレイの上部じょうぶにwebカメラを内蔵ないぞうしているモデルもおおい。

デスクトップPCようのディスプレイのおおくはそとけで、PC本体ほんたいとケーブルで接続せつぞくする。スピーカーやWebカメラを内蔵ないぞうしていたり、TVチューナー内蔵ないぞうしているモデルもある。デスクトップPCのディスプレイは2000ねんごろまではブラウン管ぶらうんかん一般いっぱんてきであったが、2002ねん以降いこう液晶えきしょうディスプレイが主流しゅりゅうとなり、2006ねんまでに完全かんぜんブラウン管ぶらうんかんわった。

キーボード[編集へんしゅう]

IBM 101英語えいごキーボード

コンピュータにコマンド文字もじ入力にゅうりょくするための機器きき。キー配列はいれつは、英語えいごけんでは101キーボード(104キーボード)、日本にっぽんでは106キーボード(109キーボード)が主流しゅりゅうである。大手おおてメーカーせいなどは、ショートカットとして特定とくてい機能きのう電子でんしメール機能きのう、スピーカーの音量おんりょう調整ちょうせいなど)に一発いっぱつでアクセスできる専用せんようボタン追加ついかしたものもある。接続せつぞく有線ゆうせん場合ばあいはUSB、無線むせん場合ばあいはBluetooth接続せつぞくおおい。

ポインティングデバイス[編集へんしゅう]

ポインティングデバイスは、位置いち座標ざひょうしめすための装置そうち画面がめんじょうの1てんししたり、操作そうさ対象たいしょう指定していすることができる(販売はんばいりょうがすでに9わりえている)。ノートPCではタッチパッドがキーボードの手前てまえまれていて一体化いったいかしていることが一般いっぱんてき。デスクトップPCではマウス使つかうことが一般いっぱんてきであるが、各人かくじんこのみでそと別売べつうりのタッチパッドを使つかったり、トラックボールを使つかひともいる。

音源おんげんとスピーカるい[編集へんしゅう]

黎明れいめいのPCは、内蔵ないぞう音源おんげんとしてビープおんFM音源おんげんといった貧弱ひんじゃく音源おんげんしかたなかったが、PCMデータの再生さいせい対応たいおうしたPCM音源おんげん搭載とうさいしたサウンドチップが標準ひょうじゅんてきとなり、また各種かくしゅOSにおいてアプリケーションソフトウェアからオーディオデバイスを利用りようするためのアプリケーションプログラミングインターフェイス(API)の標準ひょうじゅんすすんだことにより、音声おんせい動画どうが再生さいせい標準ひょうじゅんてきにできるようになっている[注釈ちゅうしゃく 12]

スピーカー音声おんせい音響おんきょう)を出力しゅつりょくするための装置そうち

ノートPCのヘッドフォン・ジャック

ノートPCではキーボードとディスプレイのあいだあたりに内蔵ないぞうされていることがおおく、スピーカーの直径ちょっけいちいさいため音響おんきょうてきには貧弱ひんじゃくおとしかないことが一般いっぱんてきであるが、ノートPC本体ほんたいよこ音響おんきょう出力しゅつりょくようミニプラグのジャック(メスがわ)が用意よういされていることも一般いっぱんてきなので、そのジャックに高性能こうせいのうヘッドフォン(イヤフォン)るいせば、良質りょうしつ音響おんきょうくことができる。

デスクトップPCでは、HDMI接続せつぞくしたディスプレイがスピーカーをそなえていればそのスピーカーからおとる。PCをサウンドカードを搭載とうさいする場合ばあい音声おんせい出力しゅつりょく端子たんしがあればそこにスピーカーを接続せつぞくする。

インターフェイス[編集へんしゅう]

周辺しゅうへん機器きき接続せつぞくするためのこう(ポート、端子たんし)。以前いぜんはそれぞれの周辺しゅうへん機器きき対応たいおうする専用せんようのインターフェイス(レガシーデバイスともいう)がそなわっており、PS/2コネクタ、DVIイーサネットThunderboltIEEE 1394USBなど複数ふくすう種類しゅるいかれていたが、2010年代ねんだい以降いこうUSB+HDMI(モデルによってはイーサネットようRJ-45)だけしかそなえないという機種きしゅえた。

ケース[編集へんしゅう]

デスクトップPCやタワーがたPCではケース、つまりはこじょうもの使つかわれる。たてきのミニタワーがた、ミドルタワーがた、フルタワーがたなどがある。

その周辺しゅうへん機器きき[編集へんしゅう]

Webカメラ
PCのモニターとうける小型こがたカメラ。内蔵ないぞうされるものとそとけのものがある。おもビデオ会議かいぎ動画どうが配信はいしんなどのネットワークストリーミング用途ようと使用しようされる。
プリンター
かみ印刷いんさつするための装置そうち。カラーのインクジェットプリンターレーザープリンター主流しゅりゅうである。イメージスキャナとのふくごうもある。[注釈ちゅうしゃく 13]
スキャナイメージスキャナ
外部がいぶから画像がぞう平面へいめんてき写真しゃしん印刷物いんさつぶつ)をPCようのデータに変換へんかんしてむための装置そうちポジネガなどのフィルムをスキャンできる機種きしゅもある。プリンターに統合とうごうされたふくごう主流しゅりゅうとなっており、単独たんどく製品せいひんすくない。
ビデオキャプチャ装置そうち
ビデオ信号しんごう動画どうがデータに変換へんかんしてむために使つかう。内蔵ないぞうカードがたのもの(ビデオキャプチャカード)も、そとけのはこがたでUSB接続せつぞくのものもある。
チューナー
ふるくはAM/FMラジオチューナー搭載とうさいモデル、いでアナログTVチューナー搭載とうさいモデルが発売はつばいされたことがあったが普及ふきゅうをみなかった。日本にっぽんではデジタル放送ほうそう(TV)チューナーが2008ねんごろから普及ふきゅうしはじめ、薄型うすがたテレビやHDD/DVD/BDレコーダーとう家電かでん製品せいひん同様どうように、パソコンで放送ほうそう録画ろくが再生さいせいできるようになっている。
モデム、TAなど
モデムダイヤルアップ接続せつぞくインターネット接続せつぞくする場合ばあい必要ひつよう装置そうちで2000年代ねんだいまでは標準ひょうじゅんてき搭載とうさいされていた。ISDN利用りようする場合ばあいTAADSL場合ばあいはADSLモデムを使つかった。
その デジタルカメラ ひとし
写真しゃしんデータを場合ばあいにUSB接続せつぞくやワイヤレス接続せつぞくする。

ファームウェア[編集へんしゅう]

パーソナルコンピュータにおけるファームウェアは、おもにマザーボードのファームウェア(BIOS / UEFI)をすことがおお[39]

ソフトウェア[編集へんしゅう]

オペレーティングシステム[編集へんしゅう]

オペレーティングシステム(OS)はコンピュータシステム全体ぜんたい管理かんり制御せいぎょおこない、ユーザーインターフェイス提供ていきょうするシステムソフトウェア一種いっしゅである。OSによって標準ひょうじゅん抽象ちゅうしょうされたAPIが提供ていきょうされることで、アプリケーションソフトウェアはハードウェアを直接ちょくせつ制御せいぎょする必要ひつようがなくなる。

Windows[編集へんしゅう]

マイクロソフト提供ていきょうする独自どくじオペレーティングシステムで、1990年代ねんだいよりPC/AT互換ごかん搭載とうさいされるOSの主流しゅりゅうとなっている。Microsoft Windows 10以降いこうWindows Subsystem for Linux(WSL)によるLinux互換ごかん環境かんきょうもサポートしている。

macOS[編集へんしゅう]

Apple提供ていきょうするUnixけい独自どくじのオペレーティングシステムで、Appleしゃ独自どくじのハードウェアで動作どうさする。GUI操作そうさ基本きほんとするが、UNIX互換ごかんシェルつ。

ChromeOS[編集へんしゅう]

Google提供ていきょうするLinuxけい独自どくじオペレーティングシステムで、Google Chromeをベースとしたシェルをつ。Androidとの連携れんけい互換ごかんせいすぐれており、ソフトウェア開発かいはつ用途ようとなどにDebianけいのLinuxサブシステム(Crostini)も制限せいげんきながら利用りようできる[40]

PC-UNIX[編集へんしゅう]

パーソナルコンピュータで稼働かどうするUnixけいオペレーティング環境かんきょうカーネルとしてオープンソースソフトウェアであるLinux使つかわれるようになって普及ふきゅうした。ウィンドウシステムとしてはX Window System標準ひょうじゅんになっている。

アプリケーションソフトウェア[編集へんしゅう]

普通ふつう人々ひとびとがインターネットじょう検索けんさくエンジン情報じょうほう検索けんさくしたり、あるいはかく企業きぎょうやサービスの公式こうしきサイトで各種かくしゅ登録とうろくおこなったり、ネットショッピングおこなったり、webメール送受信そうじゅしんするためにはWebブラウザ使つかわれており、さまざまなアプリケーションソフトのなかでも使つかわれる頻度ひんどたかくなっている(最近さいきんはさまざまな便利べんりクラウドサービスがえているのでブラウザが使つかわれる頻度ひんどとくたかくなっている)。

事務じむ作業さぎょうようのソフトウェアは近年きんねんではプロダクティビティ・ソフトウェアとばれるようになってきており、たとえばワープロおもて計算けいさんデータベースなどやこれらをパッケージしたオフィススイートなどがある。それ以外いがいにも、ペイントソフト写真しゃしん加工かこうソフトなどはきわめて一般いっぱんてきで、さらに映像えいぞう動画どうが編集へんしゅうソフト、オーサリングツール使用しようユーザが次第しだいえている。 ほかにもゲームきな人々ひとびとゲームソフトこう頻度ひんど使用しようしている。コンピュータエンジニアなどはターミナルソフト(en:Terminal emulator)を多用たようし、システム開発かいはつおこなうエンジニアはプログラミングツール統合とうごう開発かいはつ環境かんきょうコンパイラなど)を多用たようする。

いずれも無償むしょうのもの / 有償ゆうしょうのものの両方りょうほうがあり、無償むしょうのものにはオープンソースなどライセンスにしたがえば無償むしょうでも利用りようできるものがある。近年きんねんではインターネット経由けいゆ無償むしょうでダウンロードできるものもおおい。またオペレーティングシステムに標準ひょうじゅんふくまれているものもある。そのほか、特定とくてい業種ぎょうしゅだけで使つかうソフトや、特定とくてい職種しょくしゅだけが使つかうきわめて特殊とくしゅなソフトもある(こちらはおおくは有償ゆうしょうで、相当そうとう価格かかく設定せっていされていることがおおく、なかには(かなりの費用ひようをかけて)特注とくちゅう制作せいさくするものもありユーザはいちしゃだけあるいはひとりだけという場合ばあいもある)。

ミドルウェア[編集へんしゅう]

ミドルウェアはOSとアプリケーションとのあいだ構築こうちくされるアプリケーションフレームワーク一種いっしゅである。アプリケーションの開発かいはつ効率こうりつする。

おもなメーカー[編集へんしゅう]

おもなパーソナルコンピュータのメーカーは以下いかとおりである。大手おおてメーカーのおおくはクアンタ・コンピュータコンパル・エレクトロニクスなどの台湾たいわん本社ほんしゃ受託じゅたく製造せいぞうメーカーにOEM生産せいさん委託いたくしており、ノートパソコンにいたっては世界せかい年間ねんかん生産せいさん台数だいすうやく9わり台湾たいわん企業きぎょう手掛てがけている。

くに地域ちいきめい 現存げんそん 過去かこ
アメリカ HP Inc.[41]
デル
Apple
Google
Microsoft
Amazon.com
エバレックス
インテル
アジレント・テクノロジー
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ
クレイ
コモドール破産はさん
タンディ・ラジオシャック撤退てったい
アタリ撤退てったい
IBM(PC部門ぶもんをレノボに売却ばいきゃく撤退てったい
コンパック(HPに吸収きゅうしゅう合併がっぺいされブランドとして存続そんぞく
DEC(コンパックに買収ばいしゅう
ASTリサーチサムスン買収ばいしゅう
イーマシーンズ(ゲートウェイに買収ばいしゅう
ゲートウェイ(エイサーに買収ばいしゅうされブランドとして存続そんぞく
パッカードベル(NEC傘下さんかてエイサーに買収ばいしゅう
ユニシス撤退てったい
ベル&ハウエル撤退てったい
日本にっぽん NECパーソナルコンピュータ
富士通ふじつうクライアントコンピューティング
Dynabook東芝とうしばシャープ[注釈ちゅうしゃく 14]
VAIO[43]
パナソニック
エプソンダイレクト
マウスコンピューター
サードウェーブ
ロジテック企業きぎょうけのみ)
日本にっぽんデジタル研究所けんきゅうじょ会計かいけい業務ぎょうむようのみ)
アキア廃業はいぎょう
アイコム撤退てったい
飯山いいやま電機でんきMCJ吸収きゅうしゅう合併がっぺい
オンキヨー倒産とうさん
セイコーエプソン(エプソンダイレクトに集約しゅうやく
セガ撤退てったい
ソード東芝とうしば業務ぎょうむ売却ばいきゃく
三洋電機さんようでんき撤退てったい
トミー撤退てったい
バンダイ撤退てったい
プロサイド撤退てったい
沖電気工業おきでんきこうぎょう撤退てったい
ソニー(VAIOに事業じぎょう譲渡じょうと[43]
きゅうアイワ(ソニーに吸収きゅうしゅう合併がっぺい一時期いちじきPC/AT互換ごかん製造せいぞう販売はんばい[注釈ちゅうしゃく 15]
カシオ計算機かしおけいさんき撤退てったい
キヤノン撤退てったい
きょうセラ撤退てったい
高木産業たかぎさんぎょう撤退てったい
日本にほんビクター撤退てったい
ソーテック(オンキヨーに買収ばいしゅうのちにブランド廃止はいし
こうじんしゃ(オンキヨーにPC事業じぎょう統合とうごうし、こうじんしゃブランドは撤退てったい
日立製作所ひたちせいさくしょ一般いっぱんけは撤退てったいしセキュリティようとくするも現在げんざい終了しゅうりょう
KOUZIRO解散かいさんインバースネットのブランドめいとして存続そんぞく
パイオニア一時期いちじきMacintosh互換ごかん製造せいぞう販売はんばい
三菱電機みつびしでんき撤退てったい
東芝とうしば(2018ねん10がつ1にちにシャープへ事業じぎょう譲渡じょうと→Dynabook)
三井物産みついぶっさんデジタル撤退てったい
台湾たいわん ASUS
エイサー
MSI
クアンタ・コンピュータ
AOpen
BenQ
Biostar
コンパル・エレクトロニクス
エリートグループコンピューター・システムズ
ASRock
マイタック(モバイルけにとく一般いっぱんけは撤退てったい
UMAX撤退てったい
中国ちゅうごく レノボ
方正ほうせい
清華せいかどうかた
ハイアール
Xiaomi
ZOTAC
Aigo
CHUWI
韓国かんこく サムスン電子でんし
LGエレクトロニクス
トライジェム
ヨーロッパ Aleutia
CMS Computers
Bull
グルンディッヒ
IGEL
Tプラットフォーム
Wortmann
シンクレア撤退てったい
アムストラッド撤退てったい
ICL(撤退てったい
オリベッティ(PC部門ぶもん売却ばいきゃく撤退てったい
エイコーン(PC部門ぶもん廃止はいし解体かいたい
ノキア撤退てったい
その Razer
AXIOO
グラディエンテ
Itautec
Lanix

上記じょうき以外いがいにもパソコンの製造せいぞうメーカーはPCをベースとした専用せんよう機器ききやシステム販売はんばい、あるいは小規模しょうきぼなPCショップをふく多数たすう存在そんざいするが、パソコンの内部ないぶ使つかわれている部品ぶひんかぎられた企業きぎょう生産せいさんしている。

  • CPUはx86アーキテクチャにおいては2015ねん時点じてんインテルが87.7%をめ、AMDが12.1%をめる[44]。ただし、2010年代ねんだいはいってから小型こがたデバイスなどのけを中心ちゅうしんにARMアーキテクチャが台頭たいとうしてきており、x86アーキテクチャだけで一概いちがいはかることはできない[45]
  • GPUは2015ねんだい3四半期しはんき時点じてんでデスクトップけのビデオカード製品せいひんではNVIDIAが81.1%、AMD(きゅうATI)が18.8%をめ、Matroxが1%未満みまんとなっている。チップセットやノートパソコンなどのモバイルけGPUをふく総合そうごうではインテルが72.8%、NVIDIAが15.7%、AMDが11.5%をめる[46]
  • メモリサムスン電子でんしが4わりSKハイニックスきゅう現代げんだい電子でんし)が3わりマイクロン・テクノロジが2わりめる[47]

市場いちばシェア[編集へんしゅう]

かく項目こうもくとも、2019ねん1〜12月、台数だいすうベース、IDC調査ちょうさ

世界せかい[編集へんしゅう]

出典しゅってん[48]

順位じゅんい メーカー シェアりつ
(%)
1 レノボ 21.3
2 HP Inc. 20.9
3 デル 15.7
4 ASUS 7.4
5 Apple 7.1
6〜 その 27.7

日本にっぽん[編集へんしゅう]

出典しゅってん[49]

順位じゅんい メーカー シェアりつ
(%)
1 NEC 25.4
2 富士通ふじつう 19.0
3 HP Inc. 12.4
4 デル 12.1
5 Dynabook 11.1
6〜 その 20.0

電子でんしごみ問題もんだいとリサイクル[編集へんしゅう]

リサイクルのためあつめられたデスクトップパソコン

国連大学こくれんだいがくの「電子でんし廃棄はいきぶつ問題もんだい解決かいけつするイニシアチブ」によると、年間ねんかんたりの電気でんき電子でんし機器きき廃棄はいきぶつ発生はっせいりょうは、ぜん世界せかいやく4880まんトン(2014ねん)と推計すいけいされている[50]

アメリカ[編集へんしゅう]

国連大学こくれんだいがくの「電子でんし廃棄はいきぶつ問題もんだい解決かいけつするイニシアチブ」によると、米国べいこく年間ねんかんたりの電気でんき電子でんし機器きき廃棄はいきぶつ発生はっせいりょうやく720まんトン(2014ねん)と推計すいけいされている[50]

中国ちゅうごく[編集へんしゅう]

国連大学こくれんだいがくの「電子でんし廃棄はいきぶつ問題もんだい解決かいけつするイニシアチブ」によると、中国ちゅうごく年間ねんかんたりの電気でんき電子でんし機器きき廃棄はいきぶつ発生はっせいりょうやく610まんトン(2014ねん)と推計すいけいされている[50]

広東かんとんしょう汕頭ではやく13まんにん住民じゅうみんのうちやく8まんにん電子でんしごみのリサイクル産業さんぎょう従事じゅうじしているが(2012ねん地元じもと統計とうけい)、2014ねんの汕頭大学だいがく医学いがくいん研究けんきゅうチームの調査ちょうさ報告ほうこくしょでは重金属じゅうきんぞくるいによる大気たいき汚染おせん水質すいしつ汚染おせん深刻しんこくになっているとしている[50]

日本にっぽん[編集へんしゅう]

半導体はんどうたい素子そし製造せいぞうプロセスの急速きゅうそく高度こうど(この様子ようすムーアの法則ほうそくなどと表現ひょうげんされる)の恩恵おんけいけてより高速こうそく高機能こうきのうCPUもちいた製品せいひん市場いちば投入とうにゅうされ、そうした最新さいしんばんのハードウェアに対応たいおうしたソフトウェアが普及ふきゅうするにつれ旧型きゅうがた製品せいひんえサイクルはみじかくなる。そのため廃棄はいきされるPCの台数だいすう増加ぞうかしており、資源しげん有効ゆうこう活用かつよう環境かんきょう保護ほごめんから問題もんだいてん指摘してきされるようになった。そのため家庭かてい電化でんか製品せいひん同様どうように「資源しげん有効ゆうこう利用りよう促進そくしんかんする法律ほうりつ」の適用てきようけることになり、メーカーによる回収かいしゅうリサイクル制度せいどされた。

これを2001ねん4がつ1にちから企業きぎょう個人こじん事業じぎょうしゃ2003ねん10月1にちから家庭かていよう不要ふようとなったパソコン本体ほんたい付属ふぞくのキーボード・マウス・スピーカー・ケーブルるい単独たんどく外部がいぶディスプレイふくむ。付属ふぞくマニュアルやメディア、プリンターなどの周辺しゅうへん機器ききのぞく)はかく製品せいひんのメーカーが回収かいしゅうし、素材そざいレベルに分解ぶんかい資源しげんとしてさい利用りようされる[51]中古ちゅうこひんとしての流用りゅうよう部品ぶひんりは原則げんそくとしておこなわれない)。

「PCリサイクルマーク」がついた家庭かていようPCは販売はんばい価格かかく回収かいしゅう処分しょぶん手数料てすうりょうふくまれているためリサイクルの費用ひよう不要ふようであるが、マークのついていない製品せいひんあらたに「回収かいしゅうさい資源しげん料金りょうきん」を負担ふたんする必要ひつようがある。自作じさくPCやメーカーのパソコン事業じぎょう撤退てったい[注釈ちゅうしゃく 16]倒産とうさんした場合ばあいは、一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじんパソコン3R推進すいしん協会きょうかい有償ゆうしょう回収かいしゅうおこな[52]。この制度せいどけて、自治体じちたいなどではPCの粗大そだいごみ収集しゅうしゅう処分しょぶんおこなわないところがおお[注釈ちゅうしゃく 17]

事業じぎょうようのパソコンについては別途べっとメーカーによる回収かいしゅう・リサイクル体制たいせいととのえられているが、産業さんぎょう廃棄はいきぶつとして処理しょりされる場合ばあいもある。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 日本にっぽん独自どくじ略語りゃくごである。(著書ちょしょ『インターネットの秘密ひみつ』より)[よう文献ぶんけん特定とくてい詳細しょうさい情報じょうほう]
  2. ^ MacとPC/AT互換ごかん対比たいひする場合ばあいなど[2][3][4][5]
  3. ^ "Personal computer"は、Merriam-Websterオンライン辞典じてんでは「個人こじん汎用はんよう目的もくてき使つかうための、マイクロプロセッサそなえ、一般いっぱんてきなソフトウェア(ワープロソフトやブラウザなど)をうごかすために設計せっけいされたコンピュータ[8]」と定義ていぎされている。
  4. ^ アラン・ケイは、GUIを搭載とうさいしA4サイズ程度ていど片手かたててる小型こがたのコンピュータをも構想こうそうし、それを「ダイナミックメディア(メタメディア)機能きのうそなえたほん(ブック)」という意味いみめて「ダイナブック」とんだ。このダイナブック構想こうそう今日きょうのノートパソコンやタブレットがたPCに多大ただい影響えいきょうあたえている。
  5. ^ 1977ねん10がつ出荷しゅっかは100だいのみで、おも雑誌ざっししゃけの出荷しゅっかであり、一般いっぱんユーザけの出荷しゅっかではなかった。一般いっぱんけの出荷しゅっかは1977ねん12月から。だが12月以降いこう受注じゅちゅうしたかず生産せいさんすることができず、バックオーダーがる事態じたいとなり、しゅメモリが4KBのバージョンの受注じゅちゅうをキャンセルする事態じたいとなった[11]
  6. ^ 具体ぐたいてきには、ヒンジ機構きこうそなえ、けたりめたりできる形状けいじょう構造こうぞうのこと。
  7. ^ こうした無名むめいメーカーせいのAndroidタブレットはおもにネットじょうのショップつまり世界せかい各国かっこくのAmazonや日本にっぽん楽天らくてんなどでかなり安価あんか販売はんばいされており、それらを合計ごうけいすると、このシェアになる、という統計とうけい
  8. ^ ノートPCを底面ていめんがわからきになっているメインボードの写真しゃしん通常つうじょうのユーザの視点してんでいえば、左右さゆうえるようにして裏返うらがえしにしてある写真しゃしんということになる。通常つうじょう、ノートPCのRAM(この写真しゃしんでは青色あおいろいた)の増設ぞうせつはPC底面ていめんぶたけておこなえるようになっている。
  9. ^ かつてはマザーボードじょうに、カジュアルな用途ようとでは必要ひつよう十分じゅうぶん性能せいのうつグラフィックスプロセッサ(GPU)を搭載とうさいしていることがおおかったが、Intel Core iシリーズやAMD APUなどのGPUを内蔵ないぞうしたCPUが主流しゅりゅうとなってからは、マザーボードがGPUを搭載とうさいすることはすくなくなり、以後いご世代せだいではそれらのCPUが内蔵ないぞうしているGPUのための周辺しゅうへん回路かいろなどが「オンボードグラフィック機能きのう」となっている。
  10. ^ なお歴史れきしてきると、1950年代ねんだいや1960年代ねんだいなかばまでのコンピュータなど、基板きばんじょうでトランジスタや抵抗ていこうなど単体たんたい電子でんし部品ぶひんわせてつくられていた時代じだいのコンピュータ(1964ねん発表はっぴょうされたIBMの System/360最初さいしょ単体たんたい電子でんし部品ぶひん基板きばんじょうわせて構成こうせいされた)は、CPUをはじめとする主要しゅよう装置そうち別々べつべつにモジュールされそれぞれフレームにおさめられ、相互そうご大量たいりょう配線はいせん接続せつぞくされていた。1960年代ねんだい後半こうはんや1970年代ねんだいころからコンピュータで集積しゅうせき回路かいろ使つかわれるようになり高密度こうみつど実装じっそうされるようになると、複数ふくすうのフレームと大量たいりょう配線はいせんわって、メインボードとばれる集積しゅうせき回路かいろ搭載とうさいした大型おおがた1まいあるいはすこちいさめのふくすうまいのプリント基板きばん使つかわれるようになった。
  11. ^ 2022ねんあき時点じてんで、Dell、HP、ASUS、Acerなど世界せかいのメジャーなPCメーカーが通販つうはん提供ていきょうしている量販りょうはんモデルのPCのほとんどがデフォルトの選択せんたくでSSDを搭載とうさいしている状態じょうたいになっている(HDDはあくまで2番目ばんめ以降いこう選択肢せんたくしとしてえらぶような、例外れいがいてき位置いちづけになっている)。
  12. ^ もともとPC内部ないぶはノイズの宝庫ほうこであり、かつては音質おんしつわるさから敬遠けいえんされることもあったが、S/PDIFおよびHDMIのようなデジタル伝送でんそう規格きかくHigh Definition Audio規格きかく普及ふきゅうなど、技術ぎじゅつ向上こうじょうにより、一般いっぱんてき視聴しちょう用途ようとであればオーディオ専用せんよう機器ききくらべてもさほど遜色そんしょくはない機種きしゅもある。
    出典しゅってん藤本ふじもとけんのDigital Audio Laboratory】「パソコンのおとわるい」はたりまえ? オーディオ出力しゅつりょく性能せいのう数値すうち比較ひかく AV Watch)
  13. ^ なおパソコンなしでメモリーカード直接ちょくせつ挿入そうにゅうしたり、デジタルカメラとUSBケーブルで直接ちょくせつ接続せつぞくしたりすることで、メモリカードやカメラない保存ほぞんされている画像がぞう文書ぶんしょ印刷いんさつできるものもあるが、そういう使つかかたは「PCの周辺しゅうへん機器きき」としての使用しようほうではない。
  14. ^ シャープにとってはMebius以来いらいさい参入さんにゅうとなった[42]
  15. ^ 2017ねんブランド復活ふっかつ
  16. ^ たとえば、高木たかぎ産業さんぎょうげんパーパス)はかつて「PURPOSE」ブランドでパソコンを販売はんばいしていたが、2003ねんころ撤退てったいしている。
    PURPOSEパソコンの廃棄はいきについて [リンク]
  17. ^ きゅうコンパック製品せいひんについては、合併がっぺいしたヒューレット・パッカード回収かいしゅうおこなっている。2001ねん一度いちど日本にっぽんから撤退てったいしたゲートウェイ製品せいひんについては、さい進出しんしゅつげん日本にっぽん法人ほうじん回収かいしゅうおこなっている。

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関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]