萬福ばんぷく庵あん

萬福ばんぷく庵あん
萬福ばんぷく庵あん
基本きほん信しん息いき
位置いち	臺たい南市みなみいち中西なかにし區く民族みんぞく路ろ二に段だん317巷ちまた5號ごう
主神しゅしん	齊ひとし天てん大聖たいせい
建立こんりゅう时间	嘉よしみ慶けい十じゅう一いち年ねん（1806年ねん）
地圖ちず

萬福庵照牆
萬福ばんぷく庵あん照あきら壁かべ
萬福庵照牆
位置いち	臺灣たいわん臺たい南市みなみいち中西なかにし區く民族みんぞく路ろ二に段だん317巷ちまた5號ごう
中華民國ちゅうかみんこく文化ぶんか資產しさん
類型るいけい	登錄とうろく等級とうきゅう：直轄ちょっかつ市し定てい古蹟こせき 登錄とうろく種類しゅるい：寺てら廟びょう牆壁しょうへき
詳細しょうさい登錄とうろく資料しりょう

首くび貮境萬福ばんぷく庵あん，是ぜ位い於臺灣たいわん臺たい南市みなみいち中西なかにし區く的てき齊ひとし天てん大聖たいせい廟びょう。其前身ぜんしん為ため明朝みょうちょう英えい義ぎ伯はく阮駿之これ夫人ふじん來らい臺だい孀居之これ所しょ，在ざい萬福庵二樓左側廂房仍供奉著阮駿與其夫人之牌位。由よし於現在げんざい的てき廟宇びょうう是ぜ民みん國こく六ろく十じゅう一いち年ねん（1972年ねん）才ざい改あらため建けん而成的てき，故こ只ただ有ゆう廟びょう前ぜん保留ほりゅう古こ貌的照あきら壁かべ列れつ為ため古蹟こせき。

沿革えんかく

萬福ばんぷく庵あん前まえ的てき「猴靈樹じゅ王公おうこう」

萬福ばんぷく庵あん的てき前身ぜんしん是ぜ鄭てい成功せいこう部將ぶしょう阮駿之の夫人ふじん孀居的てき宅たく邸てい。明あきら永えい曆れき十じゅう年ねん八はち月がつ廿にじゅう六ろく日にち（1656年ねん10月がつ13日にち），清しん軍ぐん共ども大小だいしょう戰艦せんかん四よん百ひゃく餘よ艘そう進攻しんこう舟山ふなやま群島ぐんとう，當時とうじ駐ちゅう守まもり島上しまがみ的てき阮駿與あずか其他將領しょうりょう與あずか之これ對戰たいせん。第だい一天阮駿率五十艘戰艦得勝，但ただし隔日かくじつ交戰こうせん時じ中ちゅう計けい遭到包圍ほうい，最後さいご因いん無力むりょく再戰さいせん而引爆ばく船上せんじょう火藥かやく殉死じゅんし。該年重陽ちょうよう時とき，居きょ於廈門的てき阮夫人ふじん方かた知道ともみち阮駿之の死し訊，之これ後ご遷入「育いく冑かぶと館かん」受鄭軍ぐん照あきら顧以養育よういく獨どく子こ。但ただし永なが曆れき十じゅう七なな年ねん（1663年ねん）時じ，清朝せいちょう與あずか荷に蘭らん聯れん軍ぐん進攻しんこう金きん廈，雙方そうほう於金かね門もん烏がらす沙すな頭あたま大戰たいせん，雖然鄭てい軍ぐん暫時ざんじ得とく勝しょう，然しか而金廈依然いぜん局きょく勢ぜい緊迫きんぱく，故こ包括ほうかつ阮夫人じん一家在內的當地軍民紛紛逃離，最後さいご阮夫人じん一家いっか幸運こううん撤到鄭てい經けい所在しょざい的てき銅山どうざん島とう，躲過了りょう之の後のち耿繼茂しげる在ざい金かね廈地區ちく進行しんこう的てき屠ほふ城しろ。而到了りょう隔年かくねん，因いん該地難なん守もり，鄭てい經けい接受せつじゅ洪ひろし旭あさひ建議けんぎ自じ銅山どうざん島とう率りつ七なな千多軍民撤退來臺，而阮夫人ふじん與あずか其子亦また在ざい其中。鄭てい經けい延のべ續ぞく鄭てい成功せいこう對たい阮家的てき禮遇れいぐう，便びん在ざい承うけたまわ天てん府ふ鎮北坊ぼう明あきら寧やすし靖やすし王おう宅たく邸てい「一元いちげん子こ園えん亭てい」後方こうほう建けん宅たく邸てい供きょう其居住きょじゅう。然しか而來臺だい不ふ久ひさ後ご其獨子こ便びん病びょう逝了，經歷けいれき了りょう喪も夫おっと喪も子こ之の痛やめ的てき阮夫人ふじん便びん因いん而在宅ざいたく邸てい內吃齋とき守もり節ぶし，獨自どくじ孀居著ちょ。

而在施ほどこせ琅滅めつ了りょう明あきら鄭てい後ご，據よりどころ說せつ阮夫人じん因いん不滿ふまん施ほどこせ琅入住じゅう已やめ照あきら寧やすし靖やすし王おう遺命いめい改あらため建けん為ため「東あずま寧やすし天てん妃ひ宮みや」的てき王おう府ふ（今いま大だい天てん后きさき宮みや），便びん改變かいへん房子ふさこ原本げんぽん坐すわ北朝ほくちょう南みなみ的てき格かく局きょく，將しょう屋や子こ大門おおもん改あらため朝あさ向こう西方せいほう，即そく對たい著大ちょだい天てん后きさき宮みや的てき方向ほうこう，故意こい用よう風水ふうすい格かく局きょく來らい剋施琅。施ほどこせ琅得知ち後ご，便びん在ざい阮夫人じん宅たく前ぜん蓋ぶた了りょう座ざ照あきら壁かべ來らい阻隔そかく煞氣，也就是ぜ現在げんざい的てき萬福ばんぷく庵あん照あきら壁かべ。

在ざい阮夫人じん去さ世よ後ご，附近ふきん居きょ民みん便びん將はた阮夫人的じんてき宅たく邸てい改作かいさく寺てら廟びょう，稱しょう「阮夫人じん寺てら」，清きよし嘉よしみ慶けい十じゅう一いち年ねん（1806年ねん）時じ改名かいめい為ため「萬福ばんぷく庵あん」。今こん天てん兩りょう層そう樓ろう的てき樣式ようしき則そく是ぜ民みん國こく六ろく十じゅう一いち年ねん（1972年ねん）改あらため建けん後ご的てき結果けっか。當時とうじ只ただ有ゆう照あきら壁かべ保留ほりゅう古こ貌，但ただし民みん國こく八はち十じゅう年ねん（1991年ねん）時じ亦また予よ以重修おさむ。

而關於萬福庵從原本的寺庵變成「全ぜん臺たい開基かいき齊ひとし天てん大だい聖廟せいびょう」的てき原因げんいん，一說是因為庵中尼姑在嘉慶年間救恤孤寡，收おさむ留とめ孤兒こじ，但ただし嬰孩多た有ゆう哭鬧冥めい頑之現象げんしょう，故こ在ざい庵あん內供奉ぐぶ齊ひとし天てん大聖たいせい，以祈求もとめ小しょう孩子乖馴健康けんこう，結果けっか後來こうらい就變成へんせい了りょう齊ひとし天てん大だい聖廟せいびょう。另一說則是因為庵前有一奇樹，外そと型がた彷彿ほうふつ有ゆう猴子在ざい爬樹，因いん而有人じん祭さい拜はい並なみ說せつ是ぜ齊ひとし天てん大聖たいせい顯あらわ靈れい，結果けっか萬福庵便成了間齊天大聖廟。而直到いた今こん天てん，仍然有ゆう信徒しんと到いた這裡祈いのり求もとめ齊ひとし天てん大聖たいせい，或ある讓ゆずる小しょう孩做大聖たいせい爺じい的てき契ちぎり子こ，希望きぼう自己じこ的てき小しょう孩能聽話懂事並なみ平安へいあん長大ちょうだい。

照あきら壁かべ特色とくしょく

萬福庵照壁為磚造，外面がいめん抹以白しろ泥どろ。其頂為ため雙そう重じゅう脊形式しき，中央ちゅうおう比ひ兩側りょうがわ高だか，均ひとし有ゆう燕尾えんび，而屋簷下則そく用よう藍あい底そこ紋樣もんよう裝飾そうしょく。

參考さんこう資料しりょう

1. 王おう浩一こういち. 在ざい廟びょう口說くぜつ書しょ. 台北たいぺい市し: 心靈しんれい工こう坊ぼう文化ぶんか. 2008年ねん8月がつ. ISBN 978-986-6782-47-3. 
2. 傅でん朝ちょう卿きょう. 台たい南市みなみいち古蹟こせき與あずか歷史れきし建築けんちく總覽そうらん. 台たい南市みなみいち: 台灣たいわん建築けんちく與あずか文化ぶんか資產しさん出版しゅっぱん社しゃ. 2001年ねん11月. ISBN 957-30880-4-5. 
3. 遠流おんる台灣たいわん館かん. 台たい南みなみ歷史れきし深度しんど旅たび遊ゆう. 台北たいぺい市し: 遠流おんる出版しゅっぱん社しゃ. 2003-02-01. ISBN 957-30880-4-5. 

外部がいぶ連結れんけつ

• 臺たい南市みなみいち政府せいふ文化ぶんか觀光かんこう處しょ——萬福庵照牆