びょう 秒 びょう 仏 ふつ seconde 英 えい second
原子 げんし 時計 とけい 記号 きごう
s (sec, sec. などではない) 系 けい
国際 こくさい 単位 たんい 系 けい (SI) 種類 しゅるい
基本 きほん 単位 たんい 量 りょう
時間 じかん 定義 ていぎ
秒 びょう (記号 きごう は s)は、時間 じかん のSI単位 たんい であり、セシウム周波数 しゅうはすう ∆ν にゅー Cs 、すなわち、セシウム133原子 げんし の摂動 せつどう を受 う けない基底 きてい 状態 じょうたい の超 ちょう 微細 びさい 構造 こうぞう 遷移 せんい 周波数 しゅうはすう を単位 たんい Hz(s-1 に等 ひと しい)で表 あらわ したときに、その数値 すうち を 9192 631 770 と定 さだ めることによって定義 ていぎ される 由来 ゆらい
平均 へいきん 太陽 たいよう 日 び (LOD )の1/ 86400 テンプレートを表示 ひょうじ
秒 びょう (びょう、英 えい : second , 仏 ふつ : seconde 、記号 きごう s )は、国際 こくさい 単位 たんい 系 けい (SI) における時間 じかん の単位 たんい である。他 た の量 りょう とは関係 かんけい せず完全 かんぜん に独立 どくりつ して与 あた えられる7つのSI基本 きほん 単位 たんい の一 ひと つである[2] 。秒 びょう の単位 たんい 記号 きごう は、「s」であり、「sec」などとしてはならない(秒 びょう #表記 ひょうき )。
「秒 びょう 」は、歴史 れきし 的 てき には地球 ちきゅう の自転 じてん の周期 しゅうき の長 なが さ、すなわち「一 いち 日 にち の長 なが さ」(LOD [3] )を基 もと に定義 ていぎ されていた[4] 。すなわち、LODを24分割 ぶんかつ した太陽 たいよう 時 じ を60分割 ぶんかつ して「分 ぶん 」、さらにこれを60分割 ぶんかつ して「秒 びょう 」が決 き められ、結果 けっか としてLOD の 86400 分 ぶん の1が「秒 びょう 」と定義 ていぎ されてきた。しかしながら、19世紀 せいき から20世紀 せいき にかけての天文学 てんもんがく 的 てき 観測 かんそく から、LODには10−8 程度 ていど の変動 へんどう があることが判明 はんめい し[5] 、時間 じかん の定義 ていぎ にはそぐわないと判断 はんだん された。そのため、地球 ちきゅう の公転 こうてん 周期 しゅうき に基 もと づく定義 ていぎ を経 へ て、1967年 ねん に、原子核 げんしかく が持 も つ普遍 ふへん 的 てき な現象 げんしょう を利用 りよう したセシウム原子 げんし 時計 とけい が秒 びょう の定義 ていぎ として採用 さいよう された。
なお、1秒 びょう は偶然 ぐうぜん にも人間 にんげん の標準 ひょうじゅん 的 てき な心臓 しんぞう 拍 はく 動 どう の間隔 かんかく に近 ちか い[5] 。
「秒 びょう 」は、2019年 ねん 5月 がつ 以降 いこう 、以下 いか のように定義 ていぎ されている。
秒 びょう (
記号 きごう は s)は、
時間 じかん の SI
単位 たんい であり、
セシウム 周波数 しゅうはすう ∆ν にゅー Cs 、すなわち、セシウム 133
原子 げんし の
摂動 せつどう を
受 う けない
基底 きてい 状態 じょうたい の
超 ちょう 微細 びさい 構造 こうぞう 遷移 せんい 周波数 しゅうはすう を
単位 たんい Hz(s
−1 に
等 ひと しい)で
表 あらわ したときに、その
数値 すうち を
9192 631 770 と
定 さだ めることによって
定義 ていぎ される
[6] [注 ちゅう 1] 。
この定義 ていぎ を受 う けて、日本 にっぽん の計量 けいりょう 法 ほう においては「セシウム133の原子 げんし の基底 きてい 状態 じょうたい の二 ふた つの超 ちょう 微細 びさい 準 じゅん 位 い の間 あいだ の遷移 せんい に対応 たいおう する放射 ほうしゃ の周期 しゅうき の 9192 631 770 倍 ばい に等 ひと しい時間 じかん 」(計量 けいりょう 単位 たんい 令 れい 別表 べっぴょう 第 だい 一 いち 第 だい 3項 こう )と定義 ていぎ されている。
秒 びょう の単位 たんい 記号 きごう は、小文字 こもんじ ・立体 りったい の「s」である[8] 。しばしば「sec」や「sec.」と書 か かれることがあるが、これらの表記 ひょうき は国際 こくさい 単位 たんい 系 けい および日本 にっぽん の計量 けいりょう 法 ほう では認 みと められておらず、誤 あやま りである[9] [10] 。
漢字 かんじ 「秒 びょう 」の本来 ほんらい の意味 いみ は、小麦 こむぎ や稲 いね などの穂先 ほさき の堅 かた い毛 け すなわち芒 すすき ( のぎ ) のことである。そこから、わずかなもの、微細 びさい なものの意味 いみ となった[11] 。『孫子 まごこ 算 さん 経 けい 』では、小数 しょうすう の位取 くらいど りに「秒 びょう 」を用 もち い、「毛 もう (毫 )」の10分 ぶん の1(すなわち0.0001、1万 まん 分 ぶん の1)を「秒 びょう 」としている[12] 。宋 そう 時代 じだい にこの秒 びょう は「糸 いと 」に置 お き替 か えられた。明 あきら 時代 じだい に西洋 せいよう の時 どき 法 ほう が伝 つた わったとき、わずかな時間 じかん である「second 」に「秒 びょう 」の字 じ が宛 あ てられた。
機械 きかい 時計 とけい 成立 せいりつ 以前 いぜん の秒 びょう [ 編集 へんしゅう ]
古代 こだい のバビロニア そして中国 ちゅうごく では、1日 にち を12等分 とうぶん する時 とき 間 あいだ を設 もう け、これを日時計 ひどけい による観測 かんそく で確認 かくにん をしていた[13] 。また、少 すく なくとも紀元前 きげんぜん 2000年 ねん 頃 ごろ にはエジプト では1日 にち を昼 ひる と夜 よる に分 わ け、それぞれを12の時間 じかん 単位 たんい で区切 くぎ っていた[13] 。これは不 ふ 定時 ていじ 法 ほう と呼 よ ばれ、季 き 節 ぶし による昼 ひる や夜 よる の長 なが さ変動 へんどう から、それら時間 じかん 単位 たんい の実際 じっさい の長 なが さは一定 いってい していなかった。古代 こだい ギリシア のヒッパルコス (紀元前 きげんぜん 150年 ねん 前後 ぜんこう )と古代 こだい ローマ のクラウディオス・プトレマイオス (150年 ねん 前後 ぜんこう )は、それぞれ1日 にち を六 ろく 十進法 じっしんほう で細分 さいぶん し、平均 へいきん 化 か された1時間 じかん (1日 にち の24分割 ぶんかつ )や、1時 じ 間 あいだ の単純 たんじゅん な分数 ぶんすう (1/4や2/3など)そして時間 じかん の度合 どあ い(現代 げんだい の「分 ぶん 」にも通 つう じる1日 にち の360分割 ぶんかつ )などを用 もち いたが、これらは現代 げんだい の分 ぶん や秒 びょう とは異 こと なっていた[14] 。
六 ろく 十進法 じっしんほう の定義 ていぎ によって分 わ けられる1日 にち は 1/60のn乗 じょう の時間 じかん 区分 くぶん を設 もう けていくことになるが、300年 ねん 頃 ごろ のバビロニアでは少 すく なくとも(1/60)6 までの分割 ぶんかつ (2マイクロ秒 びょう よりも短 みじか い)を行 おこな っていた。ただし、そのようなごく短 みじか い時間 じかん 単位 たんい を基準 きじゅん に用 もち いていた訳 わけ ではなく、例 たと えば1年 ねん という時間 じかん を細分 さいぶん 単位 たんい で表 あらわ すような場合 ばあい には1日 にち の60分割 ぶんかつ 単位 たんい を基礎 きそ としていた。バビロニアでは1日 にち を360分割 ぶんかつ した she という単位 たんい (現代 げんだい の4分 ふん に相当 そうとう する時間 じかん )、これをさらに72分割 ぶんかつ した helek という単位 たんい (現代 げんだい の10/3秒 びょう に相当 そうとう する時間 じかん 、ユダヤ暦 れき の「ヘレク」と同 おな じ)を使 つか っていた[15] 。彼 かれ らはこれらの単位 たんい 時間 じかん を正確 せいかく に測定 そくてい を行 おこな う手段 しゅだん は持 も っていなかったが、計算 けいさん で、例 たと えば1朔 さく 望月 もちづき の平均 へいきん 時間 じかん を六 ろく 十進法 じっしんほう で29;31,50,8,20日 はつか (≒ 29.530594 135 8 日 にち )という値 ね を得 え ていた。この計算 けいさん 方法 ほうほう はヒッパルコスとプトレマイオスが使 つか っていた方法 ほうほう である。この「ヘレク」は1080分 ぶん の1時 じ 間 あいだ であり[16] 。ユダヤ暦 れき では、平均 へいきん 月 がつ を29日 にち と12時 じ 間 あいだ 793ヘレク (英語 えいご 版 ばん ) (=29日 にち と12.734時 じ 間 あいだ )とする。
西暦 せいれき 1000年 ねん 、ペルシア人 じん の学者 がくしゃ アブー・ライハーン・アル・ビールーニー は、新月 しんげつ となる週 しゅう に、日曜日 にちようび の正午 しょうご を基準 きじゅん 点 てん とした「日 にち 、時 とき 、分 ぶん 、秒 びょう 」さらに秒 びょう より細 こま かな2段階 だんかい の区分 くぶん を施 ほどこ した[17] 。1267年 ねん にはロジャー・ベーコン が、満月 まんげつ 日 にち の正午 しょうご を基準 きじゅん に「時 じ (horae )、分 ぶん (minuta )、秒 びょう (secunda )」さらに細 こま かな tertia と quarta へ分 わ けた[18] 。「秒 びょう 」を60分 ぶん の1に細分 さいぶん する用語 ようご tertia は、英語 えいご ではthird となり、現代 げんだい のポーランド語 ご 「tercja 」やトルコ語 ご 「salise 」に残 のこ っているが、通常 つうじょう は小数点 しょうすうてん 以下 いか 2桁 けた で示 しめ される。またこのthird に相当 そうとう する漢字 かんじ の単位 たんい 名称 めいしょう は現代 げんだい ではまず用 もち いられないが、中国 ちゅうごく ・日本 にっぽん の西洋 せいよう 時 じ 法 ほう 伝来 でんらい 以降 いこう の古 こ 文献 ぶんけん では「微 ほろ 」が用 もち いられた。tertia の下 した のquarta は英語 えいご ではfourth となり、中国 ちゅうごく ・日本 にっぽん の古 こ 文献 ぶんけん における漢字 かんじ 名称 めいしょう としては「繊」が用 もち いられた。それより下 した の六 ろく 十進法 じっしんほう による分割 ぶんかつ 単位 たんい も存在 そんざい するが、それについては六 ろく 十進法 じっしんほう #単位 たんい を参照 さんしょう のこと。
現代 げんだい 英語 えいご の「second 」は、元々 もともと 「第 だい 二 に の分 ぶん 」「次 つぎ の分 ぶん 」を意味 いみ する「second minute 」と呼 よ んでいたことを由来 ゆらい とする[11] 。それに対 たい して分 ぶん のことは「第 だい 一 いち の分 ぶん 」を意味 いみ する「prime minute 」と呼 よ んでいた。すなわち、1時間 じかん に対 たい する第 だい 1の分割 ぶんかつ 、第 だい 2の分割 ぶんかつ という意味 いみ である。
時計 とけい が秒 びょう 単位 たんい を表示 ひょうじ するようになった初期 しょき の例 れい は、16世紀 せいき 後半 こうはん に現 あらわ れる。1560–1570年 ねん のフレマースドルフ・コレクション [19] には、秒針 びょうしん を持 も つねじ 式 しき 時計 とけい がある[20] [21] 。同 おな じ頃 ごろ 、タキ・アルジン (英語 えいご 版 ばん ) は5秒 びょう 刻 きざ みの表示 ひょうじ をする時計 とけい を製作 せいさく した[22] [23] 。1579年 ねん にはヨスト・ビュルギ がヴィルヘルム5世 せい の依頼 いらい を受 う け、秒 びょう を示 しめ す時計 とけい を作 つく った[24] 。1581年 ねん にはティコ・ブラーエ が天文台 てんもんだい の時計 とけい を改修 かいしゅう した際 さい に分 ぶん と秒 びょう の表示 ひょうじ を加 くわ え、1587年 ねん に彼 かれ は、この時計 とけい は4秒 びょう の狂 くる いしか生 しょう じなかったと述 の べた[25] 。
秒 びょう 表示 ひょうじ の正確 せいかく 性 せい は、振 ふ り子 こ 時計 とけい が発明 はつめい され、日時計 ひどけい による見 み かけ時間 じかん の表示 ひょうじ から平均 へいきん 時 じ を表 あらわ すことができるようになって向上 こうじょう した。特 とく に1670年 ねん にビル・クレメント(William Clement)がクリスティアーン・ホイヘンス の時計 とけい に秒 びょう 振 ふ り子 こ (英語 えいご 版 ばん ) を加 くわ えた事 こと が顕著 けんちょ に貢献 こうけん した[26] 。ロングケース・クロック (英語 えいご 版 ばん ) の秒 びょう 振 ふ り子 こ は一 いち 往復 おうふく で2秒 びょう を示 しめ し、片方 かたがた からもう一方 いっぽう へ振 ふ れる際 さい に鳴 な る機械 きかい 音 おん が1秒 びょう 毎 ごと の時間 じかん を刻 きざ んだ。そして、精密 せいみつ 時計 とけい の文字 もじ 盤 ばん には1分間 ふんかん で一周 いっしゅう する秒針 びょうしん が加 くわ えられるようになった。
日本 にっぽん の法令 ほうれい では、1951年 ねん (昭和 しょうわ 26年 ねん )に制定 せいてい された計量 けいりょう 法 ほう で、時間 じかん の計量 けいりょう 単位 たんい として秒 びょう が定 さだ められ、「秒 びょう は、平均 へいきん 太陽 たいよう 日 び の1/86400 とし、東京 とうきょう 天文台 てんもんだい が秒 びょう として決定 けってい する時間 じかん で現 げん 示 しめせ する」とされた[27] 。当時 とうじ の東京 とうきょう 天文台 てんもんだい (現 げん 国立 こくりつ 天文台 てんもんだい )では、子 こ 午 うま 儀 ぎ による恒星 こうせい の観測 かんそく で時 とき を測定 そくてい し、測定 そくてい 結果 けっか を外 そと 挿 して標準 ひょうじゅん 時計 とけい であるリーフラー振 ふ り子 こ 時計 とけい [28] の歩度 ほど を調整 ちょうせい して保 ほ 時 じ していたといわれる[29] 。
地球 ちきゅう の公転 こうてん 周期 しゅうき に基 もと づく秒 びょう [ 編集 へんしゅう ]
歴史 れきし 的 てき には地球 ちきゅう の自転 じてん 周期 しゅうき すなわち一 いち 日 にち の長 なが さ(LOD )は一定 いってい だと考 かんが えられていた。ところが、クォーツ時計 とけい の精度 せいど が向上 こうじょう すると、LODには潮汐 ちょうせき 力 りょく [30] [31] や季 き 節 ぶし 変動 へんどう [32] による1ミリ秒 びょう から2ミリ秒 びょう 程度 ていど の変動 へんどう 、すなわち10−8 日 にち 程度 ていど の変動 へんどう があることが分 わ かってきた[33] 。このため、LODを元 もと にした定義 ていぎ では、精度 せいど 上 じょう の問題 もんだい があることが判明 はんめい した。
LODの変化 へんか には、海流 かいりゅう や大気 たいき の循環 じゅんかん 、さらに地球 ちきゅう の核 かく の流動 りゅうどう なども影響 えいきょう を及 およ ぼしている。また、地震 じしん の発生 はっせい も潮汐 ちょうせき 力 りょく による変動 へんどう の1000分 ぶん の1程度 ていど のわずかの自転 じてん 周期 しゅうき の変動 へんどう を起 お こす[34] 。
なお、LODが数 すう 年間 ねんかん の期間 きかん 内 ない に徐々 じょじょ に長 なが くなっている(又 また は、地球 ちきゅう の自転 じてん が遅 おそ くなっている)ことが閏 うるう 秒 びょう が設 もう けられている理由 りゆう であるということが広範 こうはん に信 しん じられているきらいがあるが、これは、誤解 ごかい である。詳細 しょうさい は閏 うるう 秒 びょう 挿入 そうにゅう の理由 りゆう についての間 あいだ 違 ちが った理解 りかい 、地球 ちきゅう の自転 じてん を参照 さんしょう のこと。
このLODの不安定 ふあんてい 性 せい を受 う けて、1954年 ねん の第 だい 10回 かい 国際 こくさい 度量衡 どりょうこう 総会 そうかい (CGPM)での決議 けつぎ に基 もと づき、1956年 ねん の国際 こくさい 度量衡 どりょうこう 委員 いいん 会 かい (CIPM)において、秒 びょう の定義 ていぎ を地球 ちきゅう 自転 じてん よりも変動 へんどう が少 すく ない公転 こうてん に求 もと め[30] 、「1900年 ねん の年初 ねんしょ に近 ちか い時 とき で、太陽 たいよう の幾何 きか 学 がく (章 あきら 動 どう と光行 みつゆき 差 さ の影響 えいきょう を除 のぞ いた)平均 へいきん 黄 き 経 けい が 279度 ど 41分 ぶん 48.04秒 びょう となる時刻 じこく を基点 きてん として測 はか り、この時刻 じこく を暦 こよみ 表 ひょう 時 じ 1900年 ねん 1月 がつ 0日 にち の12時 じ (日本 にっぽん 標準時 ひょうじゅんじ で1899年 ねん 12月31日 にち 21時 じ )と定義 ていぎ する。暦 こよみ 表 ひょう 秒 びょう はこの時刻 じこく から1太陽年 たいようねん の 1/31556 925.9747 」と改 あらた められた[11] 。日本 にっぽん の法令 ほうれい では、1958年 ねん (昭和 しょうわ 33年 ねん )に改正 かいせい された計量 けいりょう 法 ほう で、「秒 びょう は、明治 めいじ 32年 ねん 12月31日 にち 午後 ごご 9時 じ における地球 ちきゅう の公転 こうてん の平均 へいきん 角速度 かくそくど に基 もとづ いて算定 さんてい した1太陽年 たいようねん の1/31556 925.9747 として東京 とうきょう 天文台 てんもんだい が現 げん 示 しめせ する」とされた[35] 。当時 とうじ の東京 とうきょう 天文台 てんもんだい では、写真 しゃしん 天頂 てんちょう 筒 とう (PZT)で時 とき の計測 けいそく を行 おこな い水晶 すいしょう 時計 とけい で保 ほ 時 じ していたといわれる[36] 。暦 こよみ 表 ひょう 時 じ とは、ニュートン力学 りきがく に基 もと づき地球 ちきゅう の公転 こうてん 周期 しゅうき を元 もと にして定 さだ めた時刻 じこく である。このときに使用 しよう されたのは、18世紀 せいき から19世紀 せいき までの天文 てんもん 観測 かんそく に基 もと づいて1900年 ねん 以降 いこう の太陽 たいよう の運動 うんどう を示 しめ す方程式 ほうていしき を記述 きじゅつ した「ニューカム による太陽 たいよう の見 み かけの(光行 みつゆき 差 さ を考慮 こうりょ した)平均 へいきん 黄 き 経 けい 」であった[37] 。この定義 ていぎ は1960年 ねん の第 だい 11回 かい 国際 こくさい 度量衡 どりょうこう 総会 そうかい (CGPM) で批准 ひじゅん された。1900年 ねん というのは、この年 とし における平均 へいきん 太陽 たいよう 日 び が 86400 秒 びょう になるという意味 いみ ではなく、単 たん に時間 じかん を決 き めるための基準 きじゅん 点 てん としてきりの良 よ い日付 ひづけ が選 えら ばれたに過 す ぎない。そのため、基準 きじゅん 値 ち をもう一度 いちど 測定 そくてい しようとしても1900年 ねん に遡 さかのぼ って行 おこな うことは不可能 ふかのう であり、再現 さいげん 性 せい に課題 かだい を抱 かか えていた[32] 。
新 あら たな定義 ていぎ は、アルカリ金属 きんぞく であるセシウム を用 もち いた原子 げんし 時計 とけい によるものである[11] 。セシウムは天然 てんねん では原子 げんし 量 りょう 133の元素 げんそ のみが存在 そんざい し、かつその沸点 ふってん は671℃と低 ひく く、他 た の元素 げんそ に比 くら べて使 つか いやすいために、原子 げんし 時計 とけい に採用 さいよう されていた[11] 。そのため、観測 かんそく によってのみしか決定 けってい できない地球 ちきゅう の公転 こうてん よりも、実験 じっけん 室 しつ で求 もと めることが可能 かのう な原子 げんし 時計 とけい を直接 ちょくせつ 用 もち いて秒 びょう の定義 ていぎ を決 き めることが効率 こうりつ 的 てき と考 かんが えられた[11] 。これには、量子力学 りょうしりきがく の原理 げんり から、すべての133 Cs原子 げんし には個別 こべつ の差 さ が存在 そんざい しないため、原理 げんり 的 てき に同一 どういつ の定義 ていぎ が可能 かのう という特色 とくしょく もある[39] 。
1955年 ねん 6月 がつ にイギリス の国立 こくりつ 物理 ぶつり 学 がく 研究所 けんきゅうじょ (NPL) がセシウム原子 げんし 時計 とけい を実用 じつよう 化 か すると、いくつかの国家 こっか は原子 げんし 時計 とけい を導入 どうにゅう し、時 どき 系 けい の運用 うんよう に使用 しよう し始 はじ めた[40] 。まず、原子 げんし 時計 とけい には誤差 ごさ の徹底的 てっていてき な洗 あら い出 だ しと対策 たいさく が施 ほどこ され[41] 、そしてアメリカ海軍 かいぐん 天文台 てんもんだい (USNO) のウィリアム・マーコウィッツ (英語 えいご 版 ばん ) とイギリス国立 こくりつ 物理 ぶつり 学 がく 研究所 けんきゅうじょ (NPL)のルイ・エッセン (英語 えいご 版 ばん ) によってセシウム原子 げんし の超 ちょう 微細 びさい 遷移 せんい 周波数 しゅうはすう と暦 こよみ 表 ひょう 秒 びょう との関係 かんけい が求 もと められた[37] [42] 。マーコウィッツとエッセンは、3年間 ねんかん の共同 きょうどう 研究 けんきゅう を経 へ て1秒 びょう が 9192 631 770 周期 しゅうき だという数値 すうち を得 え た。これは、1951年 ねん にマーコウィッツが発明 はつめい した星 ほし と月 つき の動 うご きを同時 どうじ に追 お える月 つき 観測 かんそく 用 よう カメラ をUSNOが2台 だい 、大西 おおにし 洋 ひろし を挟 はさ んで[43] 並列 へいれつ で設置 せっち し、月 つき による星 ほし 食 しょく から、高 こう 精度 せいど の暦 こよみ 表 ひょう 時 じ を確認 かくにん することで得 え られた[44] 。また、この観測 かんそく でNPLは、アメリカ内陸 ないりく 部 ぶ コロラド州 しゅう の標準 ひょうじゅん 電波 でんぱ 局 きょく (英語 えいご 版 ばん ) 短波 たんぱ 放送 ほうそう による識別 しきべつ 信号 しんごう を使 つか い、2台 だい の原子 げんし 時計 とけい の比較 ひかく 調整 ちょうせい を行 おこな った[43] [44] 。
1956年 ねん に国際 こくさい 度量衡 どりょうこう 委員 いいん 会 かい (CIPM) の下部 かぶ 機関 きかん として設置 せっち された、「秒 びょう の定義 ていぎ に関 かん する諮問 しもん 委員 いいん 会 かい (CCDS、現 げん CCTF)」第 だい 1回 かい 会議 かいぎ で、エッセンはセシウム原子 げんし 時計 とけい と天文 てんもん 時 じ 系 けい の比較 ひかく 結果 けっか を報告 ほうこく し、セシウム原子 げんし 周波数 しゅうはすう 標準 ひょうじゅん を秒 びょう の原器 げんき にするよう強 つよ く主張 しゅちょう した。しかしその会議 かいぎ では、メートルの定義 ていぎ をメートル原器 げんき からクリプトン原子 げんし 波長 はちょう に置 お き換 か えた前例 ぜんれい と同 おな じように、10年間 ねんかん ぐらいは各種 かくしゅ 周波数 しゅうはすう 標準 ひょうじゅん と比較 ひかく 研究 けんきゅう する必要 ひつよう があると結論 けつろん された[45] [46] 。
その後 ご 、1964年 ねん には、第 だい 12回 かい 国際 こくさい 度量衡 どりょうこう 総会 そうかい (CGPM) で高度 こうど の時間 じかん 計測 けいそく のために原子 げんし 的 てき 標準 ひょうじゅん に到達 とうたつ する緊急 きんきゅう 性 せい を認 みと め、CGPM決議 けつぎ 5による委任 いにん に基 もと づいてCIPMで時間 じかん の物理 ぶつり 学 がく 的 てき 測定 そくてい のために暫定 ざんてい 的 てき に用 もち いるべき原子 げんし 又 また は分子 ぶんし に基 もと づく周波数 しゅうはすう 標準 ひょうじゅん の指定 してい を行 おこな った。そして、40カ国 かこく の代表 だいひょう が参加 さんか した1967年 ねん の第 だい 13回 かい CGPMにおいて、セシウム原子 げんし 時計 とけい によるSIの秒 びょう の定義 ていぎ が決定 けってい された[48] [41] 。日本 にっぽん の法令 ほうれい では、1972年 ねん (昭和 しょうわ 47年 ねん )に改正 かいせい された計量 けいりょう 法 ほう で、「秒 びょう は、セシウム133の原子 げんし の基底 きてい 状態 じょうたい の二 ふた つの超 ちょう 微細 びさい 準 じゅん 位 い の間 あいだ の遷移 せんい に対応 たいおう する放射 ほうしゃ の周期 しゅうき の 9192 631 770 倍 ばい に等 ひと しい時間 じかん として現 げん 示 しめせ する」とされ、秒 びょう を東京 とうきょう 天文台 てんもんだい が現 げん 示 しめせ する定 さだ めがなくなり、どの機関 きかん が現 げん 示 しめせ するのかは明示 めいじ されなくなった[49] 。さらに、1992年 ねん (平成 へいせい 4年 ねん )に旧 きゅう 計量 けいりょう 法 ほう が全部 ぜんぶ 改訂 かいてい され、新 あら たな計量 けいりょう 法 ほう の規定 きてい に基 もと づく計量 けいりょう 単位 たんい 令 れい により、秒 びょう は定義 ていぎ だけが示 しめ され、国 くに の機関 きかん が秒 びょう を現 げん 示 しめせ する定 さだ めはなくなった。1997年 ねん の国際 こくさい 度量衡 どりょうこう 局 きょく (BIPM) の会議 かいぎ では「秒 びょう の定義 ていぎ は0 K の下 した で静止 せいし した状態 じょうたい にあるセシウム原子 げんし に基準 きじゅん を置 お いている」という声明 せいめい が出 だ された[51] 。しかし現実 げんじつ には、絶対 ぜったい 零 れい 度 ど 、止 と まった原子 げんし 、そして外部 がいぶ からの電磁波 でんじは 等 ひとし を全 まった く排除 はいじょ した状態 じょうたい を作 つく り出 だ すことは事実 じじつ 上 じょう 不可能 ふかのう であり、この理想 りそう 状況 じょうきょう との差異 さい を評価 ひょうか して補正 ほせい を加 くわ えなければならない。これを自動 じどう で行 おこな う機器 きき の例 れい には、一 いち 次 じ 周波数 しゅうはすう 標準 ひょうじゅん 器 き がある[30] 。日本 にっぽん では、法令 ほうれい で秒 びょう を現 げん 示 しめせ する指定 してい がない状態 じょうたい が継続 けいぞく していたが、2003年 ねん (平成 へいせい 15年 ねん )に、秒 びょう の現 げん 示 しめせ に代 か わって時間 じかん (秒 びょう )の逆数 ぎゃくすう で表 あらわ される周波数 しゅうはすう について、周波数 しゅうはすう 標準 ひょうじゅん 器 き が経済 けいざい 産業 さんぎょう 大臣 だいじん から特定 とくてい 標準 ひょうじゅん 器 き として指定 してい された[53] 。なお、国家 こっか 標準 ひょうじゅん (特定 とくてい 標準 ひょうじゅん 器 き )には、独立 どくりつ 行政 ぎょうせい 法人 ほうじん 情報 じょうほう 通信 つうしん 研究 けんきゅう 機構 きこう (NICT)と独立 どくりつ 行政 ぎょうせい 法人 ほうじん 産業 さんぎょう 技術 ぎじゅつ 総合 そうごう 研究所 けんきゅうじょ 計量 けいりょう 標準 ひょうじゅん 総合 そうごう センター(NMIJ)の周波数 しゅうはすう 標準 ひょうじゅん 器 き (原子 げんし 時計 とけい )が指定 してい されている[54] 。
この補則 ほそく は SI 秒 びょう の定義 ていぎ が、黒 くろ 体 たい 輻射 ふくしゃ により摂動 せつどう を受 う けないセシウム原子 げんし に基 もと づいていることを明確 めいかく にしている。すなわち、周囲 しゅうい 環境 かんきょう が熱 ねつ 力学 りきがく 的 てき 温度 おんど で0 K である。
もっと精度 せいど の高 たか い定義 ていぎ として、現行 げんこう のマイクロ波 は による定義 ていぎ から光 ひかり に基 もと づく定義 ていぎ に変更 へんこう する研究 けんきゅう が進 すす んでいる。その候補 こうほ としては光 ひかり 格子 こうし 時計 とけい などが研究 けんきゅう されており、国際 こくさい 度量衡 どりょうこう 局 きょく は、「秒 びょう の二 に 次 じ 表現 ひょうげん 」(秒 びょう の新 あたら しい定義 ていぎ の候補 こうほ )として、9種類 しゅるい [55] を採択 さいたく している[56] 。光 ひかり 格子 こうし 時計 とけい としては、ストロンチウム格子 こうし 時計 とけい とイッテルビウム格子 こうし 時計 とけい [57] の2つがある。
これの研究 けんきゅう の進展 しんてん により、10−18 程度 ていど の精度 せいど を持 も つ時計 とけい が実現 じつげん されようとしており[58] 、これをもとに、2026年 ねん (第 だい 28回 かい 国際 こくさい 度量衡 どりょうこう 総会 そうかい が開催 かいさい )か2030年 ねん (第 だい 29回 かい 国際 こくさい 度量衡 どりょうこう 総会 そうかい が開催 かいさい )を目途 もくと に、新 あたら しい秒 びょう の定義 ていぎ が採択 さいたく される見込 みこ みである[59] [60] [61] [62] [63] 。
定義 ていぎ 採択 さいたく の条件 じょうけん としては、次 つぎ の5つが挙 あ げられている[62] [64] 。
~10−18 の相対 そうたい 不確 ふたし かさの光 ひかり 時計 とけい が3つ以上 いじょう 出現 しゅつげん すること。
3つ以上 いじょう の異 こと なる研究所 けんきゅうじょ において~10−18 の相対 そうたい 不確 ふたし かさで,光 ひかり 時計 とけい の同等 どうとう 性 せい を確認 かくにん できること。
原子 はらこ 泉 いずみ 方式 ほうしき セシウム1次 じ 周波数 しゅうはすう 標準 ひょうじゅん 器 き との比較 ひかく において, 3× 10−16 以下 いか の相対 そうたい 不確 ふたし かさで,周波数 しゅうはすう が決定 けってい できること。
異 こと なる光 ひかり 時計 とけい の周波数 しゅうはすう 比 ひ が2つ以上 いじょう の研究 けんきゅう 機関 きかん で 5× 10−18 以下 いか の相対 そうたい 不確 ふたし かさで測定 そくてい されること。そして,このような周波数 しゅうはすう 比 ひ の測定 そくてい の実績 じっせき が5つ以上 いじょう になること。
国際 こくさい 原子 げんし 時 じ (TAI) への定期 ていき 的 てき な貢献 こうけん が可能 かのう になること。
秒 びょう の定義 ていぎ と不確 ふたし かさの変遷 へんせん
年 とし
定義 ていぎ 内容 ないよう
相対 そうたい 的 てき な不 ふ 確 かく かさ
‐
平均 へいきん 太陽 たいよう 日 び (LOD)の1/ 86400 (=1/(24*60*60) )[32]
10 −8[65]
1960年 ねん
1900年 ねん 1月 がつ 0日 にち 12時 じ から1太陽年 たいようねん の1/ 31556 925 .9747[32] (1956年 ねん CGPM)
10 −10[65]
1967年 ねん
2つの基底 きてい 状態 じょうたい セシウム133超 ちょう 微細 びさい 準 じゅん 位 い 間 あいだ の遷移 せんい に対応 たいおう する放射 ほうしゃ 周期 しゅうき の 9192 631 770 倍 ばい に等 ひと しい時間 じかん (第 だい 13回 かい CGPM)
10 −10[66]
1997年 ねん
0 Kにおける静止 せいし したセシウム原子 げんし の時計 とけい (1997年 ねん CIPM)
10 −12[66]
(参考 さんこう )
可視 かし 光 こう 領域 りょういき の遷移 せんい を利用 りよう する原子 げんし 時計 とけい など
10 −14[66] – 10 −16[65]
2026年 ねん に提案 ていあん し2030年 ねん に採択 さいたく の見込 みこ み[67] [59]
光 ひかり 格子 こうし 時計 とけい
10 −18[62]
他 た の多 おお くのSI単位 たんい と同様 どうよう 、倍量 ばいりょう 単位 たんい ・分量 ぶんりょう 単位 たんい としてSI接頭 せっとう 語 ご を秒 びょう に付 つ けることができる[68] 。秒 びょう の倍量 ばいりょう 単位 たんい は、規定 きてい 上 じょう はキロ 秒 びょう 、メガ 秒 びょう などもありうるが、通常 つうじょう は、非 ひ SI単位 たんい である分 ぶん ・時 とき ・日 ひ ・週 しゅう ・月 つき ・年 とし ・世紀 せいき などの慣用 かんよう の単位 たんい が使 つか われるため、SI接頭 せっとう 語 ご つきの単位 たんい はほとんど用 もち いられない。
1 min(分 ぶん )= 60 s
1 h(時 じ )= 60 min = 3600 s = 3.6 ks
1 d(日 ひ )= 24 h = 86400 s = 86.4 ks
上記 じょうき の3つの単位 たんい は、国際 こくさい 単位 たんい 系 けい (SI)の公式 こうしき 文書 ぶんしょ [69] に記載 きさい がある「SI単位 たんい と併用 へいよう できる非 ひ SI単位 たんい 」である(SI併用 へいよう 単位 たんい #SI併用 へいよう 単位 たんい )。
なお、平均 へいきん 太陽 たいよう 日 び (LOD )は観測 かんそく によって決 き まるものであり、単位 たんい としての日 ひ (d)(= 正確 せいかく に 86400 s )とは、ずれがあることに注意 ちゅうい (詳細 しょうさい は、地球 ちきゅう の自転 じてん 、閏 うるう 秒 びょう を参照 さんしょう )。
以下 いか の単位 たんい は、国際 こくさい 単位 たんい 系 けい (SI)では定義 ていぎ されていない。年 とし と世紀 せいき は、天文学 てんもんがく では通常 つうじょう 、ユリウス年 ねん とユリウス世紀 せいき を用 もち いる。定義 ていぎ は国際 こくさい 天文学 てんもんがく 連合 れんごう による[70] 。
週 しゅう = 7日 にち = 604800 s = 604.8 ks
月 つき = 28日 にち 、29日 にち 、30日 にち 、又 また は31日 にち
ユリウス年 ねん (単位 たんい :a)= 365.25日 にち = 31557 600 s = 31.5576 Ms
ユリウス世紀 せいき (単位 たんい :T)= 100 ユリウス年 ねん = 36 525日 にち = 3155 760 000 s = 3.15576 Gs
逆 ぎゃく に1秒 びょう は慣用 かんよう の単位 たんい では以下 いか のように表 あらわ される(全 すべ て、6桁 けた 目 め を四捨五入 ししゃごにゅう している)。
1秒 びょう = 1.6667× 10−2 min
1秒 びょう = 2.7778× 10−4 h
1秒 びょう = 1.1574× 10−5 d
1秒 びょう = 1.6534× 10−6 週 しゅう
1秒 びょう = 3.1688× 10−8 ユリウス年 ねん
1秒 びょう = 3.1688× 10−10 ユリウス世紀 せいき
分量 ぶんりょう 単位 たんい には以下 いか のものがある。
分量 ぶんりょう 単位 たんい
記号 きごう
時間 じかん
備考 びこう
ミリ秒 びょう
ms
10−3 秒 びょう 1000分 ぶん の1秒 びょう
マイクロ秒 びょう
μ みゅー s
10−6 秒 びょう 100万 まん 分 ぶん の1秒 びょう
原子 げんし の反 はん 応 おう や化学 かがく 反応 はんのう のような、通常 つうじょう わずかな時間 じかん で起 お こるような現象 げんしょう の時間 じかん の計測 けいそく によく用 もち いられる。
ナノ秒 びょう
ns
10−9 秒 びょう 10億 おく 分 ぶん の1秒 びょう
日常 にちじょう 生活 せいかつ に登場 とうじょう することはまずない。技術 ぎじゅつ 的 てき な場面 ばめん では、コンピュータ 、電気 でんき 通信 つうしん 、パルスレーザー といくつかの電子 でんし 機器 きき でよく使 つか われる単位 たんい である。
光 こう は1ナノ秒 びょう 間 あいだ に真空 しんくう 中 ちゅう を正確 せいかく に 299.792458 mm 進 すす む。しかし、真空 しんくう 以外 いがい の空間 くうかん 中 ちゅう ではそれよりも遅 おそ くなり、それは屈折 くっせつ 率 りつ n (1以上 いじょう )によって示 しめ される。空気 くうき (n = 1.000292 ) 中 ちゅう では光 こう は1ナノ秒 びょう 間 あいだ に約 やく 298.9 mm 進 すす むが、水 みず (n = 1.33) の中 なか では約 やく 225.4 mm になる。
ピコ秒 びょう
ps
10−12 秒 びょう 1兆 ちょう 分 ぶん の1秒 びょう
フェムト秒 びょう
fs
10−15 秒 びょう 1000兆 ちょう 分 ぶん の1秒 びょう
アト秒 びょう
as
10−18 秒 びょう 100京 きょう 分 ぶん の1秒 びょう
現在 げんざい 、計測 けいそく することのできる最 もっと も短 みじか い時間 じかん (2004年 ねん 2月 がつ 現在 げんざい )は100アト秒 びょう である[71] 。
ゼプト秒 びょう
zs
10−21 秒 びょう 10垓分の1秒 びょう
ヨクト秒 びょう
ys
10−24 秒 びょう 1𥝱分 ぶん の1秒 びょう
ロント秒 びょう
rs
10−27 秒 びょう 1000𥝱分 ぶん の1秒 びょう
クエクト秒 びょう
qs
10−30 秒 びょう 100穣 みのる 分 ぶん の1秒 びょう
原子 げんし 時計 とけい で定義 ていぎ された秒 びょう を基礎 きそ に置 お いた時刻 じこく 、正確 せいかく には世界中 せかいじゅう にある300台 だい 以上 いじょう の原子 げんし 時計 とけい が算出 さんしゅつ する平均 へいきん によって決 き められる時 とき 系 けい があり、これを国際 こくさい 原子 げんし 時 じ (TAI) と呼 よ び、1958年 ねん 1月 がつ 1日 にち 0時 じ に世界 せかい 時 じ (UT) に合 あ わせて開始 かいし している[72] 。ところで、地球 ちきゅう の自転 じてん に基 もと づく世界 せかい 時 じ (UT) は、地球 ちきゅう の自転 じてん の角速度 かくそくど の変動 へんどう により、国際 こくさい 原子 げんし 時 じ (TAI) との間 あいだ にズレが生 しょう じる[注 ちゅう 2] 。日常 にちじょう 生活 せいかつ に使用 しよう される時刻 じこく の基礎 きそ である協定 きょうてい 世界 せかい 時 じ (UTC) は1972年 ねん 以後 いご 、原子 げんし 時計 とけい に基 もと づく国際 こくさい 原子 げんし 時 じ (TAI) と全 まった く同 おな じ歩度 ほど (秒 びょう 間隔 かんかく )を維持 いじ しながら、正午 しょうご 近 ちか くに太陽 たいよう が正中 せいちゅう に来 く るように時刻 じこく を設定 せってい するため、協定 きょうてい 世界 せかい 時 じ (UTC) と世界 せかい 時 じ の UT1 との差 さ が0.9秒 びょう を超 こ えないようにする、閏 うるう 秒 びょう 調整 ちょうせい を行 おこな っている[72] 。
1961年 ねん から1971年 ねん までは標準 ひょうじゅん 周波数 しゅうはすう のオフセット と時刻 じこく のステップ調整 ちょうせい で世界 せかい 時 じ の UT2 に近似 きんじ していた(旧 きゅう 協定 きょうてい 世界 せかい 時 じ )。1972年 ねん からはこのステップ調整 ちょうせい は廃止 はいし されることになり、代 か わりに協定 きょうてい 世界 せかい 時 じ (UTC) と国際 こくさい 原子 げんし 時 じ (TAI) との差 さ を整数 せいすう 秒 びょう となるように調整 ちょうせい することとなった。この制度 せいど 変更 へんこう を受 う けて1972年 ねん 1月 がつ 1日 にち 0時 じ の協定 きょうてい 世界 せかい 時 じ (UTC) と国際 こくさい 原子 げんし 時 じ (TAI) との差 さ が正確 せいかく に10秒 びょう (協定 きょうてい 世界 せかい 時 じ (UTC) が国際 こくさい 原子 げんし 時 じ (TAI) から10秒 びょう 遅 おく れ)となるように調整 ちょうせい (特別 とくべつ 調整 ちょうせい という)された。同時 どうじ に、それ以降 いこう の協定 きょうてい 世界 せかい 時 じ (UTC) と国際 こくさい 原子 げんし 時 じ (TAI)との歩度 ほど を調整 ちょうせい する方法 ほうほう は、閏 うるう 秒 びょう を適宜 てきぎ 加 くわ えるか除 のぞ くやり方 かた に改 あらた められた(詳細 しょうさい は、閏 うるう 秒 びょう の項 こう を参照 さんしょう )。
1972年 ねん 以降 いこう の閏 うるう 秒 びょう の調整 ちょうせい は、すべて閏 うるう 秒 びょう 1秒 びょう を加 くわ える操作 そうさ であって、2017年 ねん までにこれが27回 かい 実施 じっし された。結果 けっか 、特別 とくべつ 調整 ちょうせい (10秒 びょう )を加 くわ えると協定 きょうてい 世界 せかい 時 じ と国際 こくさい 原子 げんし 時 じ との差異 さい は2017年 ねん 段階 だんかい で37秒 びょう となっている[72] 。
一般 いっぱん 相対性理論 そうたいせいりろん によれば、狂 くる いのない理想 りそう 的 てき な時計 とけい であっても、それが刻 きざ む時刻 じこく は、その時計 とけい が過去 かこ に、どのような重力 じゅうりょく 場 じょう のなかをどのような運動 うんどう をしたか、によって変 か わってくる。このような時刻 じこく を「固有 こゆう 時 じ 」と呼 よ ぶ。これに対 たい して、共通 きょうつう の基準 きじゅん となる目盛 めも りのついた時間 じかん と空間 くうかん を「基準 きじゅん 座標 ざひょう 系 けい 」と呼 よ び、このうちの時間 じかん 座標 ざひょう を「座標 ざひょう 時 じ 」と呼 よ ぶことがある[73] 。地球 ちきゅう 上 うえ の時計 とけい の固有 こゆう 時 じ は、主 おも に太陽 たいよう 、地球 ちきゅう 自体 じたい 、月 つき 、諸 もろ 惑星 わくせい の重力 じゅうりょく ポテンシャルの影響 えいきょう 下 か にあるものと考 かんが えてよい。時計 とけい のある場所 ばしょ が、これらの天体 てんたい に対 たい して位置 いち を変 か えるので、このポテンシャルの影響 えいきょう は一定 いってい 量 りょう と変化 へんか 量 りょう の合成 ごうせい となる。この変化 へんか 量 りょう の最大 さいだい のものは太陽 たいよう のポテンシャルの変化 へんか によるもので、地球 ちきゅう 軌道 きどう が楕円 だえん であるため太陽 たいよう からの距離 きょり が年 とし 周 しゅう 変化 へんか することで生 しょう じ、地球 ちきゅう 上 じょう の時計 とけい が一斉 いっせい に全 ぜん 振幅 しんぷく 6.6× 10−10 の年 とし 周 しゅう 変化 へんか をすることになる。これを時計 とけい 面 めん でみると秒 びょう の長 なが さの変化 へんか が積算 せきさん されるので、全 ぜん 振幅 しんぷく 3.3 ms の年 とし 周 しゅう 変化 へんか を示 しめ すことになる。なお、変化 へんか とは、一切 いっさい の重力 じゅうりょく ポテンシャルの影響 えいきょう から全 まった く離 はな れた場所 ばしょ の座標 ざひょう 時 じ に比較 ひかく して測 はか られる量 りょう を言 い う。また、地球 ちきゅう ポテンシャルの影響 えいきょう として、時計 とけい の置 お かれている場所 ばしょ の標高 ひょうこう (ジオイド からの高 たか さ)の違 ちが いに対応 たいおう して、 1 km 当 あ たり 1.1× 10−13 の歩度 ほど 差 さ が生 しょう じる[74] 。
1967年 ねん に国際 こくさい 度量衡 どりょうこう 委員 いいん 会 かい (CIPM) の下部 かぶ 機関 きかん である秒 びょう の定義 ていぎ に関 かん する諮問 しもん 委員 いいん 会 かい (CCDS、現 げん CCTF)で、原子 げんし 標準 ひょうじゅん による秒 びょう の再 さい 定義 ていぎ が具体 ぐたい 的 てき に提案 ていあん され始 はじ めると、時間 じかん 、周波数 しゅうはすう 分野 ぶんや での相対 そうたい 性 せい 論 ろん 効果 こうか の取扱 とりあつか いについて、国際 こくさい 的 てき かつ公式 こうしき に討議 とうぎ されるようになる。この時 とき の議論 ぎろん では、例 たと えば日本 にっぽん の代表 だいひょう からは「セシウム遷移 せんい 観測 かんそく にあたり、特定 とくてい の場所 ばしょ の指定 してい を行 おこな えば、秒 びょう の定義 ていぎ はその場所 ばしょ の固有 こゆう 時 じ になる」、「観測 かんそく 対象 たいしょう が適当 てきとう な大 おお きさの実験 じっけん 室 しつ 内 ない に限 かぎ られた物理 ぶつり 測定 そくてい では固有 こゆう 時 じ の採用 さいよう で必要 ひつよう かつ十分 じゅうぶん であるが、対象 たいしょう が実験 じっけん 室外 しつがい にある場合 ばあい は一般 いっぱん 相対 そうたい 論 ろん の補正 ほせい を必要 ひつよう とする」、「地球 ちきゅう 上 じょう 又 また はその近傍 きんぼう にある原子 げんし 時計 とけい は、天体 てんたい に由来 ゆらい する引力 いんりょく ポテンシャルの影響 えいきょう を受 う ける」、また、「遠隔 えんかく の原子 げんし 時計 とけい の相互 そうご 比較 ひかく のために必要 ひつよう 欠 か くべからざる補正 ほせい は現在 げんざい 直 ただ ちに用 もち いられる形 かたち では準備 じゅんび されていないと思 おも われる」などの意見 いけん があった。
このような国際 こくさい 的 てき 討議 とうぎ の結果 けっか 、秒 びょう の定義 ていぎ には特定 とくてい の場所 ばしょ は指定 してい しないことになった。これは、物理 ぶつり 法則 ほうそく を求 もと めるための実験 じっけん 室 しつ 内 ない の一般 いっぱん 計測 けいそく では、その場所 ばしょ の固有 こゆう 時 じ を用 もち いれば必要 ひつよう かつ十分 じゅうぶん であるということを基礎 きそ としたもので、必要 ひつよう があれば相対性理論 そうたいせいりろん による補正 ほせい を行 おこな えばよいという考 かんが え方 かた である。
しかし、セシウム原子 げんし の遷移 せんい 周波数 しゅうはすう で定 さだ めた秒 びょう 間隔 かんかく を積算 せきさん する原子 げんし 時 じ や周波数 しゅうはすう 標準 ひょうじゅん について、各国 かっこく の標準 ひょうじゅん 研究所 けんきゅうじょ 間 あいだ で相互 そうご 比較 ひかく をしたり、世界 せかい 的 てき な統一 とういつ 基準 きじゅん を確立 かくりつ しようとすると固有 こゆう 時 じ のみの考 かんが え方 かた では不十分 ふじゅうぶん となり、座標 ざひょう 時 じ 的 てき な概念 がいねん の導入 どうにゅう が必要 ひつよう となる。
このため、国際 こくさい 原子 げんし 時 じ (TAI) について、1980年 ねん に秒 びょう の定義 ていぎ に関 かん する諮問 しもん 委員 いいん 会 かい (CCDS、現 げん CCTF)第 だい 9回 かい 会合 かいごう では国際 こくさい 原子 げんし 時 じ (TAI) は座標 ざひょう 時 じ なのか、基準 きじゅん 系 けい 、座標 ざひょう 変換 へんかん に必要 ひつよう なモデルなどについて議論 ぎろん された。その結果 けっか 「TAI は、回転 かいてん するジオイド上 じょう で実現 じつげん される SI の秒 びょう を目盛 めも りの単位 たんい とした, 地 ち 心 こころ 座標 ざひょう 系 けい で定義 ていぎ される座標 ざひょう 時 じ の目盛 めも りである」と声明 せいめい を発表 はっぴょう している。また、「現状 げんじょう では、一般 いっぱん 相対性理論 そうたいせいりろん の一 いち 次 じ 補正 ほせい (地球 ちきゅう の重力 じゅうりょく ポテンシャルの差 さ 、速度 そくど の差 さ および地球 ちきゅう の自転 じてん に対 たい する補正 ほせい )を行 おこな うことによってジオイド近傍 きんぼう のいかなる固定 こてい 点 てん あるいは移動 いどう 点 てん にも十分 じゅうぶん な精度 せいど で TAI を拡大 かくだい することができる」とされる。
記号 きごう
Unicode
JIS X 0213
文字 もじ 参照 さんしょう
名称 めいしょう
㎰
U+33B0
-
㎰
㎰
ピコ秒 びょう
㎱
U+33B1
-
㎱
㎱
ナノ秒 びょう
㎲
U+33B2
-
㎲
㎲
マイクロ秒 びょう
㎳
U+33B3
-
㎳
㎳
ミリ秒 びょう
Unicode には、秒 びょう の分量 ぶんりょう 単位 たんい を表 あらわ す上記 じょうき の文字 もじ が収録 しゅうろく されている。これらはCJK互換 ごかん 用 よう 文字 もじ であり、既存 きそん の文字 もじ コードに対 たい する後方 こうほう 互換 ごかん 性 せい のために収録 しゅうろく されているものであるので、使用 しよう は推奨 すいしょう されない[77] [78] 。
^ 国際 こくさい 単位 たんい 系 けい における正式 せいしき の言語 げんご はフランス語 ふらんすご である。ここでの定義 ていぎ は英語 えいご 及 およ びこれを日本語 にほんご に翻訳 ほんやく したものである。正式 せいしき な本文 ほんぶん の確認 かくにん が必要 ひつよう な場合 ばあい 又 また は文章 ぶんしょう の解釈 かいしゃく に疑義 ぎぎ がある場合 ばあい はフランス語 ふらんすご 版 ばん を確認 かくにん する必要 ひつよう がある。
^ 「地球 ちきゅう の自転 じてん が遅 おそ くなっている」といった表現 ひょうげん がこの説明 せつめい において文献 ぶんけん でもしばしば見 み られる。しかし、地球 ちきゅう と月 つき との相互 そうご 作用 さよう によって、月 つき が「潮汐 ちょうせき 加速 かそく 」され地球 ちきゅう の自転 じてん が「潮汐 ちょうせき 減速 げんそく 」されている、という現象 げんしょう は事実 じじつ ではあるが相当 そうとう に長期 ちょうき 的 てき な現象 げんしょう で、短期 たんき 的 てき と言 い えるこれまでの人類 じんるい による観測 かんそく において見 み られる変動 へんどう はそれよりもずっと大 おお きく、潮汐 ちょうせき 減速 げんそく はその主 おも な要因 よういん ではない。たとえばNICTによる解説 かいせつ (国際 こくさい 原子 げんし 時 じ ・協定 きょうてい 世界 せかい 時 じ とうるう秒 びょう )から以下 いか に引用 いんよう するが、「地球 ちきゅう の自転 じてん が遅 おそ くなっているため」といったようには説明 せつめい していない。 ■協定 きょうてい 世界 せかい 時 じ (UTC )とうるう秒 びょう 調整 ちょうせい 、「地球 ちきゅう の自転 じてん 速度 そくど は、潮汐 ちょうせき 摩擦 まさつ などの影響 えいきょう によって変化 へんか する ため、世界 せかい 時 じ (UT)と協定 きょうてい 世界 せかい 時 じ (UTC)との間 あいだ には差 さ が生 しょう じます。そこで、協定 きょうてい 世界 せかい 時 じ (UTC) に1秒 びょう を挿入 そうにゅう ・削除 さくじょ して世界 せかい 時 じ UT1との差 さ が0.9秒 びょう 以上 いじょう にならないように調整 ちょうせい しています。」
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^ 国際 こくさい 単位 たんい 系 けい (SI)第 だい 9版 はん (2019)日本語 にほんご 版 ばん p.116、産業 さんぎょう 技術 ぎじゅつ 総合 そうごう 研究所 けんきゅうじょ 、計量 けいりょう 標準 ひょうじゅん 総合 そうごう センター、「単位 たんい の記号 きごう や名称 めいしょう の省略 しょうりゃく 語 ご を使 つか ってはならない。例 たと えば、sec は使 つか わず、s または秒 びょう のいずれかとする。(中略 ちゅうりゃく )SI 単位 たんい および単位 たんい 全般 ぜんぱん について、本 ほん 文書 ぶんしょ で前述 ぜんじゅつ した正式 せいしき な記号 きごう を使 つか わなければならない。これによって、量 りょう の値 ね に関 かん する曖昧 あいまい さや誤解 ごかい が回避 かいひ される。」
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主要 しゅよう 概念 がいねん 単位 たんい と規格 きかく
時計 とけい 編 へん 年 ねん ・ 歴史 れきし 宗教 しゅうきょう ・ 神話 しんわ 哲学 てつがく 人間 にんげん の経験 けいけん と時間 じかん の利用 りよう 分野 ぶんや 別 べつ の時間 じかん
関連 かんれん 項目 こうもく