(Translated by https://www.hiragana.jp/)
神前結婚式について | 神社本庁
MENU
神社本庁

神前かみまえ結婚式けっこんしきについて

結婚けっこんは、かずある人生じんせい儀礼ぎれいなかでももっとれやかな人生じんせい節目ふしめといえるでしょう。かみさまのおはからい(かみえん)によってむすばれた二人ふたりかみさまのまえで、人生じんせい苦楽くらくともにしてあかるくたのしい家庭かていきずき、子孫しそん繁栄はんえいをはかることをちかいます。

現在げんざいのような神社じんじゃにおける結婚式けっこんしきかたちは、明治めいじさんじゅうさんねんがつじゅうにち皇室こうしつこんよめれいにより、当時とうじ皇太子こうたいしであられた大正天皇たいしょうてんのう九条くじょう節子せつこひめ貞明皇后ていめいこうごう)が、宮中きゅうちゅう賢所かしこどころかしこどころ大前おおまえにおいてりおこなわれた婚儀こんぎに、おおきな影響えいきょうけています。

よくさんじゅうよんねん、この婚儀こんぎもとづきさだめられた次第しだいによる神前しんぜん結婚式けっこんしきが、一般いっぱんでも日比谷ひびや大神宮だいじんぐうげん東京とうきょう大神宮だいじんぐう)においてはじめておこなわれ、全国ぜんこく各地かくち普及ふきゅうするようになりました。

こう説明せつめいすると神社じんじゃにおける結婚式けっこんしきは、明治めいじ時代じだいあらたにつくられた儀礼ぎれいのようにられることがありますが、儀礼ぎれい内容ないようると、かく家庭かてい式場しきじょうとしておこなわれてきた伝統でんとうてき婚儀こんぎかたち参考さんこうとしていることがかります。

このかたち家庭かていゆかあいだに、弉諾みこといざなぎのみこと弉冉みこといざなみのみことかみめい掛軸かけじくや、みずか信仰しんこうするかみめい、また縁起物えんぎもの絵画かいが掛軸かけじくなどをかざり、そのまえ饌御しゅをおそなえしてまつり、この御神酒おみきををさんさんきゅう により新郎しんろう新婦しんぷいただくことで、夫婦ふうふちぎりがむすばれるという信仰しんこうもとづくものです。のち家庭かていから神社じんじゃへと式場しきじょううつっても、このかんがえにはわりはありません。

現在げんざい神前しんぜん結婚式けっこんしきは、家庭かていにおける婚儀こんぎかたち礼儀れいぎ作法さほう集大成しゅうたいせいし、くに伝統でんとうてきかんがかた継承けいしょうしたものということができます。

さんさんかさねることで、縁起えんぎすうといわれるすう
いちさんななきゅうかずなかもっとおおきなかずであるきゅうになり、
いくひさしくしあわせな家庭かていつづくようにといったねがいがめられています。

神前かみまえ結婚式けっこんしきについて 公式こうしきサイト Copyright©神社じんじゃ本庁ほんちょう,平成へいせい30ねん12月5にち All Rights Reserved.