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祝詞について | 神社本庁
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祝詞のりとについて

祝詞のりととは、祭典さいてん奉仕ほうしする神職しんしょく神様かみさま奏上そうじょうする言葉ことばであり、その内容ないよう神饌しんせん幣帛へいはくへいはくそなえて、神徳しんとくたいするしょうたたえごとそうし、あらたなおんよりゆきみたまのふゆ祈願きがんするというのが一般いっぱんてきかたちといえます。

その起源きげんふるく、記紀きき神話しんわにもてん岩屋いわやだんで、天照大御神あまてらすおおみかみがおかくれになられたてん岩屋いわやまえてんいのちあめのこやねのみことが「ぬのみことのりげんふとのりとごと」を奏上そうじょうしたことがられます。また『延喜えんぎしきえんぎしきまきはちには現存げんそんする最古さいこのものとして朝廷ちょうてい祭儀さいぎかかわるじゅうななへん祝詞のりと収録しゅうろくされており、現在げんざいでも重視じゅうしされています。

くには、「言霊ことだまことだまこうさきわくに」ともしょうされるように、言霊ことだまたいする信仰しんこうられます。言葉ことばには霊力れいりょく宿やどり、くちされてべることにより、この霊力れいりょく発揮はっきされるとかんがえられています。たとえばきらわれる言葉ことばはなすとくないことがこり、ぎゃく祝福しゅくふく言葉ことば状況じょうきょう好転こうてんするというもので、婚儀こんぎなど祝儀しゅうぎさい言葉ことば使つかわぬよう注意ちゅういはらうのも、こうしたかんがえによることなのです。

祝詞のりとには、こうした言霊ことだまたいする信仰しんこう根底こんていにあるため、いちいち流麗りゅうれい荘厳そうごんないいまわしをもちいて、間違まちがえることがないように慎重しんちょう奏上そうじょうされます。

(『神道しんとういろは』234・235ぺーじ参照さんしょう

 

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