萊蕪話ばなし

萊蕪話ばなし
母語ぼご國家こっか和地わじ區く	中國ちゅうごく山東さんとう省しょう濟すみ南市みなみいち萊蕪區く與あずか鋼はがね城ぐすく區く
母語ぼご使用しよう人數にんずう	約やく100萬まん
語かたり系けい	漢かん藏ぞう語ご系けい 漢語かんご 官話かんわ 冀魯官話かんわ 石いし濟ずみ片へん 聊泰小片しょうへん 萊蕪話ばなし
官かん方かた地位ちい
作為さくい官かん方かた語ご言げん	無む
管理かんり機構きこう	無む
語かたり言げん代だい碼
ISO 639-3	–

萊蕪話ばなし是ぜ通行つうこう於中國こく山東さんとう省しょう濟すみ南市みなみいち萊蕪區く與あずか鋼はがね城ぐすく區く區域くいき範圍はんい及其週しゅう邊べ地區ちく內的一いち種しゅ北方ほっぽう現代げんだい漢語かんご方言ほうげん。語かたり言げん學がく上じょう系けい屬ぞく冀魯官話かんわ石いし濟ずみ片へん。

使用しよう範圍はんい

廣義こうぎ上じょう的てき萊蕪話ばなし按照不同ふどう特とく點てん，可分かぶん為ため三さん類るい。一いち是ぜ標準ひょうじゅん、傳統でんとう的てき萊蕪話ばなし，在ざい濟すみ南市みなみいち萊蕪區く中部ちゅうぶ、南部なんぶ及西北部ほくぶ、鋼はがね城ぐすく區く東ひがし南部なんぶ為ため標準ひょうじゅん的てき萊蕪話ばなし；二に是ぜ摻雜濟すみ南みなみ話ばなし的てき萊蕪話ばなし主要しゅよう在ざい萊蕪區く北部ほくぶ、東北とうほく部ぶ邊あたり緣えん地帶ちたい接近せっきん淄博市し博ひろし山やま區く、章あきら丘おか區く的てき地區ちく；三さん是ぜ摻雜泰たい安やす話ばなし的てき萊蕪話ばなし，在ざい萊蕪區く西部せいぶ、西南せいなん部ぶ邊あたり緣えん地帶ちたい接近せっきん泰たい安やす市し的てき地區ちく通用つうよう。

語かたり音おん

聲こえ母はは

萊蕪話ばなし有ゆう24個こ聲ごえ母はは，包括ほうかつ零れい聲こえ母はは：

p	布ぬの步ふ波は搏	pʰ	怕盤破やぶ鋪しき	m	門もん罵ののし麻あさ沒ぼつ	f	發はつ飛ひ馮符	ʋ	圍かこえ危午微ほろ
t	到いた道みち奪だつ堵と	tʰ	太ふと同どう途と腿もも	n	怒いか年とし腦のう女おんな			l	人ひと二に乳ちち連れん
tθしーた	糟かす祖そ增ぞう租	tθしーたʰ	倉くら醋す從したがえ曹			θしーた	散ち蘇そ絲いと碎
ʈʂ	招主爭そう蒸ふけ	ʈʂʰ	昌あきら處しょ蟲ちゅう巢す			ʂ	扇おうぎ書しょ師し詩し
tɕ	焦こげ精せい舉節	tɕʰ	亓旗丘おか秋あき			ɕ	修おさむ休きゅう玄げん旋
k	貴き跪古改あらため	kʰ	開ひらけ葵あおい康やすし哭	ŋ	案あん岸がん襖ふすま硬かた	x	話はなし花はな胡えびす戶ど
						ʐ	日ひ然しか熱ねつ讓ゆずる
Ø	言げん延のべ元もと潤じゅん

當とうn+i或あるy時とき實際じっさい發音はつおん為ためȵ。

此外，萊蕪話ばなし尖とんが團だん合流ごうりゅう。

部分ぶぶん字じ的てき聲こえ母はは萊蕪話ばなし與あずか普通ふつう話ばなし差異さい較大。主要しゅよう有ゆう：

• 普通ふつう話ばなし/r/變へん為ため/l/

普通ふつう話ばなし	萊蕪話ばなし	示しめせ例れい
ru	lu	如 汝なんじ 入いれ 辱はずかしめ 褥しとね
ruo	luo	若わか 弱じゃく
rui	lui	銳するど 蕊しべ
ruan	luan	軟
rong	long	榮さかえ 絨 融とおる 茸だけ 容よう 溶 冗

• 普通ふつう話ばなし零れい聲こえ母はは變へん以/nɡ/作さく聲ごえ母はは

普通ふつう話ばなし	萊蕪話ばなし	示しめせ例れい
an	nɡɑn	安やす 鞍くら 庵あん 俺おれ 按 案あん 暗くら 岸きし
ai	nɡɑi	哀あい 唉 艾あい 藹しげる 愛あい 哎 礙
ei	ngei	欸
ao	ngao	熬い 襖ふすま 奧おく 澳 懊 傲
ou	ngou	歐おう 毆なぐ 偶 漚
en	ngen	恩おん
ang	ngang	骯 昂のぼる
eng	ngeng	鞥

還かえ有ゆう部分ぶぶん字じ讀音與あずか普通ふつう話ばなし有ゆう着ぎ根本こんぽん上じょう的てき不同ふどう，如：「着ちゃく」作さく尾お時じ讀dao，如拿着ぎ、吃ども着き、看み着ぎ等とう。「死し」作さく賓まろうど語ご時どき讀she，如凍死し了りょう、嚇死了りょう、踩死了りょう、踩死它等。「里さと」作さく尾お時じ讀nǐ，如家裡うら、城しろ裡うら等とう。「折おり」作動さどう詞し時じ讀chě，如折斷だん、使つかい勁折。

韻いん母はは

萊蕪話ばなし有ゆう37個こ韻いん母はは，複ふく韻いん母はは的てき動どう程ほど較小，元もと音おと尾お韻いん母はは的てき韻いん尾お有ゆう弱化じゃっか的てき趨勢すうせい，前ぜん鼻はな音韻おんいん尾お也弱化か脫落だつらく。

		i	地ち第だい一いち堤つつみ	u	古こ母はは出路でっち	y	虛きょ魚ぎょ欲よく舉
ɑ	爬八麻あさ拉ひしげ	iɑ	加か恰下家か	uɑ	掛かけ話ばなし夸瓦
ɔ	包つつみ抱だき桃もも好このみ	iɔ	條じょう跳とべ掉鳥	uɔ	國くに郭かく活かつ哥
ɛ	拜はい蓋ぶた奶開	iɛ	解かい街がい鞋屆	uɛ	帥そち壞怪快こころよ
ɐ	波なみ破やぶ設しつらえ坡	iɐ	茄なす姐あね些接			yɐ	藥くすり月がつ學がく缺かけ
ei	被ひ倍ばい墨すみ默だま			uei	貴き對たい會かい累るい
ou	斗と丑うし偶叩	iou	流ながれ秋あき就有
ə̃	根本こんぽん門もん肯	in	林はやし進すすむ音おと新しん	uə̃	嫩昏溫ゆたか論ろん	yn	暈かさ軍ぐん淋群
æ̃	膽きも汗あせ散ち藍あい	iɛ̃	變へん間あいだ遷見	uɛ̃	斷だん團だん酸さん鑽	yɛ̃	元もと選せん全卷ぜんかん
aŋ	浪なみ幫忙康やすし	iaŋ	樣よう娘むすめ講こう強きょう	uaŋ	網あみ光こう黃き狂きょう
əŋ	等とう疼更橫よこ	iŋ	硬かた星ほし零れい寧やすし	uəŋ	東ひがし同どう紅べに弄ろう	yəŋ	用よう龍りゅう兄けい窮きゅう
ʅ	只持ただもち是ぜ池ち
ɿ	資し次じ絲いと四よん
ɨ	二に耳みみ而爾

萊蕪話ばなし部分ぶぶん字じ與あずか普通ふつう話ばなし韻いん母はは差別さべつ較大，主要しゅよう有ゆう以下いか幾いく種しゅ情況じょうきょう：

• 普通ふつう話ばなし以/ei/作さく韻いん母はは的てき，萊蕪話ばなし以/i/、/y/作さく韻いん母はは。

普通ふつう話ばなし	萊蕪話ばなし	示しめせ例れい
/pei/	/pi/	卑
/su/	/ɕy/	俗ぞく 肅 宿やど
/tsu/	/tɕy/	足あし
/məu/	/mu/	牟 謀はかりごと 某ぼう
/nɔŋ/	/nu/	農のう

• 普通ふつう話ばなし讀/ʌ/的てき，萊蕪話ばなし讀/ɑ/

普通ふつう話ばなし	萊蕪話ばなし	示しめせ例れい
/ʂɤ/	/ʂɑ/	蛇へび
/xɤ/	/xɑ/	喝かつ
/kɤ/	/kɑ/	疙 割わり
/kʰɤ/	/kʰɑ/	磕

• 普通ふつう話ばなし以/ɤ/、/ɑo/作さく韻いん母はは的てき，萊蕪話ばなし以/uo/作さく韻いん母はは。

普通ふつう話ばなし	萊蕪話ばなし	示しめせ例れい
/ɤ/	/uo/	鵝 訛なまり 蛾が 額がく 愕 萼がく 鄂 餓かつえ 惡あく
/kɤ/	/kuo/	哥 歌か 戈ほこ 個こ 各かく 閣かく 擱
/kʰɤ/	/kʰuo/	苛 柯 科か 蝌 棵 咳せき 可か 渴 課か
/xɤ/	/xuo/	何なに 荷に 河かわ 禾 和わ 合あい 赫 盒 闔 賀が 褐
/tʰɤ/	/tʰuo/	特とく
/ʂɑo/	/ʂuo/	勺しゃく 芍
/tsɑo/	/tsuo/	鑿

• 普通ふつう話ばなし以/üe/、/iɑo/或ある/ie/作さく韻いん母はは的てき，萊蕪話ばなし以/iɑi/、/uo/作さく韻いん母はは。

普通ふつう話ばなし	萊蕪話ばなし	示しめせ例れい
jie	jiai	階かい 皆みな 街がい 解かい 介かい 芥あくた 疥はたけ 界かい 戒 屆とどけ
xie	xiai	鞋 懈たゆ 械 蟹かに
yue(yɑo)	you	藥くすり 岳だけ 悅えつ 閱 越えつ 粵 月がつ 鑰
jue(jiɑo)	juo	橛 決けつ 訣 倔 掘ほ 崛 撅 钁 覺さとし 腳 角かく
que	quo	缺かけ 瘸 卻 確かく 榷
xue(xiɑo)	xuo	薛 靴くつ學がく 雪ゆき 削そぎ 穴あな
lue	luo	略ほぼ 掠かすめ

• 普通ふつう話ばなし以/ou/、/e/作さく韻いん母はは的てき，萊蕪話ばなし以/ɑo/、/iɑo/作さく韻いん母はは。

普通ふつう話ばなし	萊蕪話ばなし	示しめせ例れい
fou	fao	否いや
le	liao	了りょう（放ひ學がく了りょう）

• 普通ふつう話ばなし以/un/、/enɡ/或ある/onɡ/作さく韻いん母はは的てき，萊蕪話ばなし以/en/、/enɡ/作さく韻いん母はは。

普通ふつう話ばなし	萊蕪話ばなし	示しめせ例れい
lun	len	圇
heng	hong	橫よこ

• 普通ふつう話ばなし/er/，萊蕪話ばなし讀/ler/。如 兒じ 而 耳みみ 餌えさ 爾なんじ 二に。

聲調せいちょう

單たん字じ調ちょう

調しらべ類るい	陰平かげひら	陽平ようへい	上聲じょうせい	去聲きょしょう
普通ふつう話ばなし	55	35	214	51
萊蕪話ばなし老ろう派は城北しろきた	214	35	334	53
萊蕪話ばなし老ろう派は城南じょうなん	24	42	334	53
萊蕪話ばなし老ろう派は	213	42	34	31
萊蕪話ばなし新派しんぱ	214	34		31
萊蕪話ばなし新派しんぱ	212	55		31

詞し彙

萊蕪話ばなし歷史れきし較久，但ただし隨時ずいじ代だい發展はってん更新こうしん換かわ代だい較快，部分ぶぶん和わ普通ふつう話ばなし差異さい較大或ある適用てきよう面めん較窄的てき詞し彙逐漸やや被ひ替がえ代だい或ある消失しょうしつ。因よし山東さんとう的てき殖民しょくみん歷史れきし，萊蕪話ばなし中ちゅう還かえ存在そんざい少しょう許もと外がい文ぶん音譯おんやく詞し。比ひ如「嘍吼」（源みなもとLook，指ゆび動作どうさ看み，也作「瞭あきら瞭あきら」）等とう。也有やゆう少しょう數詞すうし語ご甚至找不到いた對應たいおう的てき漢字かんじ。

詞し綴つづり

萊蕪話ばなし中ちゅう詞し綴つづり常用じょうよう，方言ほうげん中後なかご詞し綴つづり數量すうりょう多た，而前綴つづり、中ちゅう綴つづり數量すうりょう較少。

前ぜん綴つづり

名詞めいし前ぜん綴つづり

名詞めいし前ぜん綴つづり	釋義しゃくぎ	舉例
二に	帶おび有ゆう貶義色彩しきさい	二に杆子（半はん吊つるし子こ）
大だい	1.用もちい在ざい稱しょう謂いい名詞めいし前ぜん表ひょう尊敬そんけい 2.也指家中いえじゅう排はい行ぎょう老ろう大だい的てき人じん	1.大だい兄弟きょうだい、大だい妹いもうと妹いもうと 2.大だい嫂あによめ、大だい舅しゅうと

動詞どうし前ぜん綴つづり

動詞どうし前ぜん綴つづり	釋義しゃくぎ	舉例
胡えびす	有ゆう「胡亂うろん」的てき意思いし， 表示ひょうじ說話せつわ人的じんてき討厭	胡えびす鬧騰（形容けいよう調ちょう皮かわ等とう） 胡えびす囉囉（胡えびす說せつ）
瞎	有ゆう「白しろ使し勁」的てき意思いし	瞎鬧騰（無意義むいぎ的てき事こと） 瞎囉囉（無意義むいぎ的てき話ばなし）

形容詞けいようし前ぜん綴つづり

形容詞けいようし前ぜん綴つづり	釋義しゃくぎ	舉例
大だい、精せい	表ひょう」很「，常用じょうよう在ざい 正せい反はん義ぎ對立たいりつ的てき形容詞けいようし前まえ。 可か組ぐみ詞しABAB式しき或あるABB式しき重疊ちょうじょう	大長おおちょう（很長） 精しらげ短たん短たん（很短） 大だい肥大ひだい肥こえ（非常ひじょう胖ゆたか）

後こう綴つづり

名詞めいし後ご綴つづり

名詞めいし後ご綴つづり	舉例	注釋ちゅうしゃく
子こ	樹き枝えだ子こ（樹き叉また）	「蛋 」在ざい「小しょう廝 （男おとこ孩）」 和かず「閨ねや女おんな（女おんな孩） 」 兩個りゃんこ詞し後ご可か變異へんい為ため「蛋蛋子こ (家いえ ) 」。 變異へんい後ご的てき小しょう廝/閨ねや女おんな蛋蛋子こ (家いえ ) 帶おび有ゆう一いち點てん貶義的てき意味いみ。
頭あたま	吃ども頭あたま、看み頭あたま、想そう頭あたま
蛋	石頭いしあたま蛋（石塊いしくれ）、坷拉蛋（土塊つちくれ）、溜ため溜ため蛋（冰塊）

動詞どうし後ご綴つづり

動詞どうし後ご綴つづり	釋義しゃくぎ	舉例
達いたる（嗒）	有ゆう「隨ずい便びん」、「隨意ずいい」的てき意思いし 時どき帶たい貶義，時じ帶たい中性ちゅうせい義よし	跳とべ達たち、蹦躂 走はし噠、顛嗒
拉ひしげ	大だい多た與あずか人的じんてき身體しんたい某ぼう部位ぶい有ゆう關せき , 帶おび有ゆう「粗略そりゃく的てき 」、「隨意ずいい 」義よし	撲なぐ拉ひしげ、舔拉 絆きずな拉ひしげ、崴拉
悠ゆう	使つかい動作どうさ帶たい有ゆう「隨意ずいい 」、「悠ゆう閒あいだ 」義よし	逛悠
活かつ	實際じっさい意義いぎ虛むなし，但ただし口語こうご常見つねみ	忙せわし活かつ、吵活
鼓こ	實際じっさい意義いぎ虛むなし	憋鼓 (生なま悶もだえ氣き ) 瓦かわら鼓こ (心裡しんり老ろう是ぜ想そう着ぎ )
麼	帶おび有ゆう「隨意ずいい 」、「隨ずい便びん 」義よし	添麼 （添加てんか） 撈麼 （撈取）
查	實際じっさい意義いぎ被ひ虛化ホロウか	剋(kei)查（用よう手しゅ扣角落） 扒查（四處尋找某物）
蹬	實際じっさい意義いぎ被ひ虛化ホロウか	翻こぼし瞪、踢蹬

形容詞けいようし後ご綴つづり

形容詞けいようし後ご綴つづり	釋義しゃくぎ	舉例
乎/乎乎	使つかい詞し具有ぐゆう「精せい準じゅん的てき、有ゆう點てん」語義ごぎ 相當そうとう於「有ゆう點てんX」	熱ねつ乎（熱ねつ、溫暖おんだん的てき） 胖ゆたか乎乎（胖ゆたか胖ゆたか的てき）
溜ため/溜ため溜ため	使つかい形態けいたい更さら加か鮮明せんめい	光ひかり溜ため/光ひかり溜ため溜ため（光ひかり滑すべり） 酸さん溜ため/酸さん溜ため溜ため（酸さん）
實みのる/實じつ實み	表おもて強調きょうちょう	結實けつじつ、壯たけし實み、厚あつ實み
楞		斜はす楞、側がわ楞、立たて楞
得とく慌（得とく傷きず）	表示ひょうじ「過か於……」、「太ふとし……」	氣き得とく慌（很生氣き） 使つかい得とく慌（很疲勞ひろう）
不ふ拉ひしげ嘰	帶おび有ゆう貶義色彩しきさい	黑くろ不ふ拉ひしげ嘰（黑色こくしょく）
哄哄	強調きょうちょう	臭におい哄哄（有ゆう點てん臭しゅう的てき氣味ぎみ）

語法ごほう

萊蕪話ばなし口語こうご與あずか現代げんだい漢語かんご比較ひかく，不ふ夠簡潔かんけつ，有ゆう的てき附加ふか成分せいぶん較多，有ゆう的てき詞し彙用法ほう特殊とくしゅ，主要しゅよう有ゆう：

1. 將はた副詞ふくし「不ふ」當とう連れん詞し用よう。如：「不知ふち道どう」境さかい內一般いっぱん說せつ「知ち不ふ道みち」。
   
2. 將はた尾お詞し「啊」當とう連れん詞し用よう，表示ひょうじ疑問ぎもん。如：去さ啊不、吃ども啊不等とう。
   
3. 用もちい「連れん……加か……帶おび……」表示ひょうじ連接れんせつ。如：連れん吃ども加か喝かつ帶たい拿、連れん笑わらい加か說せつ帶たい比ひ劃等。
   
4. 用もちい「了りょう」把わ一いち個こ詞し分ぶん開ひらき表示ひょうじ肯定こうてい。如：發はつ了りょう財ざい、上うえ了りょう當とう、吃ども了りょう虧等。
   
5. 用もちい「唉」「可か是ぜ」表示ひょうじ另一いち個こ意思いし。二人ふたり對話たいわ中ちゅう常見つねみ，如甲正せい說せつ此事，乙おつ忽ゆるがせ然しか想起そうき另一事いちじ，就用「唉」或ある「可か是ぜ」表示ひょうじ轉換てんかん表ひょう述じゅつ。
   
6. 境さかい內呼喚畜禽有特殊とくしゅ的てき語法ごほう結構けっこう。如：勾……勾勾——喚雞。噢……噢——喚狗。嘮嘮嘮……——喚豬。哞……哞哞哞哞——喚牛。巴ともえ……巴ともえ巴ともみ巴ともえ巴ともみ——喚鴨。花はな花はな……花はな——喚貓。嘎……嘎嘎嘎嘎——喚羊。嘔示……——趕雞。哈（hà）——趕牛。
   

文藝ぶんげい

• 萊蕪梆子