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浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は

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（本願寺ほんがんじ派はから転送てんそう）
浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は
愛称あいしょう 本ほん派は、お西にし
法人ほうじん番号ばんごう 7130005000372 ウィキデータを編集
法的ほうてき地位ちい 宗教しゅうきょう法人ほうじん
目的もくてき この宗門しゅうもんは、親鸞しんらん聖人せいじんを宗祖しゅうそと仰あおぎ、門主もんしゅを中心ちゅうしんとして、宗むね制せいを遵守じゅんしゅする個人こじん並ならびに本山ほんざんその他た寺院じいん及および団体だんたいを包括ほうかつし、浄土真宗じょうどしんしゅうの教義きょうぎをひろめ、法要ほうよう儀式ぎしきを行おこない、僧侶そうりょ、寺てら族ぞく、門徒もんと、信徒しんとその他たの者ものを教化きょうか育成いくせいし、自他じた共どもに心しん豊ゆたかに生いきることのできる社会しゃかいの実現じつげんに貢献こうけんすることを目的もくてきとする。
本部ほんぶ 京都きょうと府ふ京都きょうと市し下京しもぎょう区く堀川ほりかわ通どおり花屋はなや町まち下くだる本願寺ほんがんじ門前もんぜ町まち本願寺ほんがんじ内ない
門主もんしゅ 大谷おおや 光ひかり淳あつし
ウェブサイト www.hongwanji.or.jp
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浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は（じょうどしんしゅうほんがんじは）とは、浄土真宗じょうどしんしゅうの宗派しゅうはの1つで、宗教しゅうきょう法人ほうじん法ほうによる宗教しゅうきょう法人ほうじん（包括ほうかつ宗教しゅうきょう法人ほうじん）である[1]。宗祖しゅうそ親鸞しんらんの墓所はかしょである大谷おおや廟堂びょうどうを発祥はっしょうとする「本願寺ほんがんじ」（西本願寺にしほんがんじ）を本山もとやまとする。本ほん派は（ほんぱ）、お西にし（おにし）の通称つうしょうがある。

2014年ねん12月31日にち現在げんざいの被ひ包括ほうかつ宗教しゅうきょう団体だんたい数かずは10,329[2]。 浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派はの信者しんじゃ数すうは、約やく796万まん人にん[3] で浄土真宗じょうどしんしゅうの各かく宗派しゅうは中ちゅう最多さいたである。また、仏教ぶっきょう系けいの宗教しゅうきょう法人ほうじんの中なかでも最多さいたである。宗教しゅうきょう法人ほうじん全体ぜんたいでも、神社じんじゃ本庁ほんちょう[4] についで2番目ばんめに多おおい（2014年ねん12月31日にち現在げんざい）。

組織そしき

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明治めいじ時代じだいの初期しょきに、西欧せいおうの三権分立さんけんぶんりつをまね、立法りっぽう（宗むね会かい）・行政ぎょうせい（宗務しゅうむ所しょ）による施策しさく決定けっていシステムを持もっている。

現在げんざいでも、浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は宗法しゅうほう に基もとづいて、宗務しゅうむの執行しっこう機関きかんである合議ごうぎ制せい機関きかん「総局そうきょく」（総長そうちょう及および総務そうむで構成こうせいする。）、立法りっぽう及および議決ぎけつ機関きかん「宗むね会かい」、教義きょうぎに関かんする門主もんしゅの諮問しもん機関きかん「勧学かんがく寮りょう」、法規ほうき上じょうの訴うったえ、懲戒ちょうかい、係争けいそう又または紛争ふんそう、秩序ちつじょ保持ほじ並ならびに財産ざいさんの管理かんり及および経理けいりの運営うんえいに関かんする審判しんぱんと監査かんさ機関きかんである「監かん正せい局きょく」と国家こっか類似るいじの権力けんりょく分立ぶんりつの形式けいしきを採用さいようしている。

なお、2012年ねん4月がつ1日にちから、浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は宗法しゅうほう、宗教しゅうきょう法人ほうじん「浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は」宗規しゅうき、宗教しゅうきょう法人ほうじん「本願寺ほんがんじ」寺てら法ほう、本山もとやま典のり令れいという浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派はの宗務しゅうむ法規ほうきの変更へんこうが実施じっしされた。

門主もんしゅ・本願寺ほんがんじ住職じゅうしょく

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本願寺ほんがんじの住職じゅうしょくであり宗派しゅうはとしての本願寺ほんがんじ派はトップである門主もんしゅ（宗主そうしゅ）は、親鸞しんらんの女系じょけい曾孫そうそんで大谷おおや廟堂びょうどうを「本願寺ほんがんじ」として寺格じかく化かした第だい3代だい宗主そうしゅ・覚さとし如の子孫しそんである大谷おおや家かが歴代れきだい務つとめ、絶大ぜつだいな権力けんりょくを保持ほじしていた。しかし、本願寺ほんがんじ派はの第だい22世せい鏡かがみ如（大谷おおや光瑞こうずい）がシルクロード探検たんけん隊たいを送おくったり、海外かいがい布教ふきょうや、学生がくせいの教育きょういくに力ちからを尽つくしたが、それらの大おおきな費用ひよう負担ふたんが宗門しゅうもん及および本願寺ほんがんじの財政ざいせいを危機ききに陥おとしいれたため、鏡かがみ如は門主もんしゅ引退いんたいに追おい込こまれた。

本願寺ほんがんじ派はは再ふたたび危機ききを招まねかぬように、龍谷りゅうざく門主もんしゅ大谷おおや家かの権限けんげんを制限せいげんすることを決定けっていした。大谷おおや家かは宗務しゅうむの権力けんりょく中枢ちゅうすうから、象徴しょうちょうへとその地位ちいを変かえた。

浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は宗むね制せいとともに、宗門しゅうもんの最高さいこう規則きそくである浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は宗法しゅうほう 浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は宗法しゅうほう変更へんこうでは、門主もんしゅは本願寺ほんがんじ住職じゅうしょくをもって充あて、「門主もんしゅは、宗そう意い安心あんしんの正否せいひを裁断さいだんする」、「法灯ほうとうを伝承でんしょうして、この宗門しゅうもんを統一とういつし、宗務しゅうむを統裁とうさいする」）、宗教しゅうきょう法人ほうじんとしての規則きそくである宗教しゅうきょう法人ほうじん「浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は」宗規しゅうき 宗教しゅうきょう法人ほうじん「浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は」宗規しゅうき変更へんこうでは「この宗門しゅうもんの規程きていたる宗むね制せい及および宗法しゅうほうに基もとづき、法灯ほうとうを伝承でんしょうして、この宗門しゅうもんを統一とういつし、宗務しゅうむを統裁とうさいする」、本願寺ほんがんじ住職じゅうしょくとしては「法灯ほうとうを伝承でんしょうして、この寺院じいんを統一とういつする」（宗教しゅうきょう法人ほうじん「本願寺ほんがんじ」寺てら法ほう 宗教しゅうきょう法人ほうじん「本願寺ほんがんじ」寺てら法ほう変更へんこう）と定さだめられている。

伝灯でんとう相承そうしょう

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本願寺ほんがんじ住職じゅうしょくにして門主もんしゅの伝灯でんとう相承そうしょうの順序じゅんじょは、本山もとやま典のり令れい及および本願寺ほんがんじ寺てら法ほうで、世襲せしゅうであって、宗祖しゅうその系統けいとうたる大谷おおや宗家そうけの家系かけいに属ぞくする者ものが、次つぎの順序じゅんじょで伝灯でんとう相承そうしょうされる。

住職じゅうしょくの相承そうしょうは、その遷化せんげ又または辞任じにんに因よって行おこなう。この場合ばあいにおいて、新門しんもんがあるときは、直ただちに相承そうしょうを行おこなう。

1 住職じゅうしょくの嫡出ちゃくしゅつの長男ちょうなん子こ
2 住職じゅうしょくの嫡出ちゃくしゅつの長男ちょうなん子この長男ちょうなん子こ
3 前号ぜんごう以外いがいの住職じゅうしょくの嫡出ちゃくしゅつの長男ちょうなん子この子孫しそん
4 前ぜん各号かくごう以外いがいの住職じゅうしょくの子孫しそん
5 住職じゅうしょくの兄弟きょうだい及およびその子孫しそん
6 住職じゅうしょくの最近さいきん親おやの系統けいとうに属ぞくする者もの

門主もんしゅ代務だいむ・本願寺ほんがんじ住職じゅうしょく代務だいむ

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「門主もんしゅが遷化せんげその他たの事由じゆうに因よって欠かけた場合ばあいにおいて、すみやかに門主もんしゅとなるべき本願寺ほんがんじ住職じゅうしょくの相承そうしょうを行おこなうことができないとき、又または未成年みせいねん者しゃであるとき、若もしくは相当そうとうの期間きかんその職務しょくむを行おこなうことができないときは、門主もんしゅ代務だいむを置おくものとする。 門主もんしゅ代務だいむは、「本願寺ほんがんじの住職じゅうしょく代務だいむをもって充あてる」とされている。

本願寺ほんがんじ住職じゅうしょくに事故じこがあるときなどには、本願寺ほんがんじ新しん門もんは、本願寺ほんがんじ住職じゅうしょく代務だいむとなる（寺てら法ほう第だい15条じょう第だい1項こう）。

新門しんもん・本願寺ほんがんじ嗣法

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本願寺ほんがんじ住職じゅうしょくたる門主もんしゅの「長男ちょうなん子こ」、長男ちょうなん子こがいないときは「長男ちょうなん子この長男ちょうなん子こ」で、得度とくど式しきを受うけた者ものは本願寺ほんがんじ嗣法と呼よばれる。本願寺ほんがんじ嗣法は、本願寺ほんがんじ住職じゅうしょくを補佐ほさする。

宗法しゅうほうでは、「本願寺ほんがんじ嗣法は、新門しんもんに就任しゅうにんする」と定さだめ、「新門しんもんは、門主もんしゅを補佐ほさする」と定さだめている。

裏方うらかた・本願寺ほんがんじ坊ぼう守もり

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宗門しゅうもんの裏方うらかたは、本願寺ほんがんじ坊ぼう守もりが当あたる。本願寺ほんがんじ住職じゅうしょくの配偶はいぐう者しゃを本願寺ほんがんじ坊ぼう守もりという。

本願寺ほんがんじ衆徒しゅと

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本願寺ほんがんじには、住職じゅうしょくの認許にんきょを得えて、衆徒しゅとを置おくことができる。 本願寺ほんがんじ衆徒しゅとは、住職じゅうしょくの2親等しんとう以内いないの血族けつぞくで、得度とくど式しきを受うけ、僧籍そうせきにある者ものでなければならない。

現在げんざいの門主もんしゅが新しん門もんであった時とき、配偶はいぐう者しゃ（裏方うらかた。婚姻こんいん当時とうじ新しん裏方うらかた）が僧籍そうせきにあったことから、その取扱とりあつかいについて検討けんとうした結果けっか、宗むね会かいの議決ぎけつを経へて、本願寺ほんがんじ寺てら法ほうの施行しこう細則さいそくとして「本願寺ほんがんじの衆徒しゅとに関かんする特例とくれい法ほう」により、「寺てら法ほう第だい16条じょうの3の規定きていにかかわらず、住職じゅうしょくの認許にんきょを得えて、本願寺ほんがんじの衆徒しゅとに相当そうとうする待遇たいぐうを受うけることができる」こととされた。

住職じゅうしょく伝承でんしょう委員いいん会かい

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本願寺ほんがんじ住職じゅうしょくの長男ちょうなん子こ及および長男ちょうなん子この長男ちょうなん子こがいないときに、住職じゅうしょくの嫡出ちゃくしゅつの長男ちょうなん子こ、住職じゅうしょくの嫡出ちゃくしゅつの長男ちょうなん子この長男ちょうなん子こ以外いがいの住職じゅうしょくの嫡出ちゃくしゅつの長男ちょうなん子この子孫しそん、次子じし及および長男ちょうなん子この次子じし等とう、長男ちょうなん子こ及および長男ちょうなん子この子孫しそん以外いがいの住職じゅうしょくの子孫しそん、住職じゅうしょくの兄弟きょうだい及およびその子孫しそん、住職じゅうしょくの最近さいきん親おやの系統けいとうに属ぞくする者もののいずれに伝灯でんとう相承そうしょうさせるかを決定けっていするのは、住職じゅうしょく伝承でんしょう委員いいん会かいである。

住職じゅうしょく伝承でんしょう委員いいん会かいは、次つぎの者もので組織そしきされる。

1 住職じゅうしょく又または住職じゅうしょく代務だいむ
2 住職じゅうしょくであった者もの（前ぜん住じゅう）
3 坊ぼう守もり
4 住職じゅうしょくであった者ものの配偶はいぐう者しゃ又またはその生存せいぞん配偶はいぐう者しゃ
5 嫡出ちゃくしゅつの長男ちょうなん子こ、嫡出ちゃくしゅつの長男ちょうなん子この長男ちょうなん子こ（未成年みせいねん者しゃを除のぞく）
6 嫡出ちゃくしゅつの長男ちょうなん子こ、嫡出ちゃくしゅつの長男ちょうなん子この長男ちょうなん子この配偶はいぐう者しゃ
7 住職じゅうしょく及および嫡出ちゃくしゅつの長男ちょうなん子こ、嫡出ちゃくしゅつの長男ちょうなん子この長男ちょうなん子この血族けつぞく1親等しんとうの尊属そんぞく
8 住職じゅうしょく及および住職じゅうしょくであった者ものの2親等しんとう以内いないの血族けつぞくで、年齢ねんれい25年ねん以上いじょうの僧侶そうりょ
9 本願寺ほんがんじ執行しっこう長ちょう、本願寺ほんがんじ評議ひょうぎ会かい議長ぎちょう
10 宗門しゅうもんの総長そうちょう、宗そう会議かいぎ長ちょう、勧学かんがく寮りょう頭あたま及および監かん正せい局長きょくちょう

住職じゅうしょく伝承でんしょう委員いいん会かいは、本願寺ほんがんじ執行しっこう長ちょうの申達しんたつによって、住職じゅうしょく又または住職じゅうしょく代務だいむが招集しょうしゅうする。ただし、住職じゅうしょく及および住職じゅうしょく代務だいむがともにないとき、又または事故じこがあるときは、本願寺ほんがんじ執行しっこう長ちょうが招集しょうしゅうする。

総局そうきょく

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「宗そう意い安心あんしんに関かんする事項じこう及および別べつに定さだめる事項じこうを除のぞき、宗務しゅうむを執行しっこうする権限けんげんは、総局そうきょくに属ぞくする」 「総局そうきょくは、合議ごうぎ制せいとし、総長そうちょう及および3人にんの総務そうむで組織そしきする」 「総長そうちょうは、宗規しゅうきの定さだめるところによって、代表だいひょう役員やくいんとなり、総務そうむは、代表だいひょう役員やくいん以外いがいの責任せきにん役員やくいんとなる」 「総局そうきょくは、宗務しゅうむの執行しっこうについて、宗むね会かいに対たいし責任せきにんを負おう」と定さだめている。

総長そうちょう

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総長そうちょうは、総局そうきょくを代表だいひょうし、その事務じむを総理そうりする。 総長そうちょうは、宗務しゅうむを必要ひつような各かく部門ぶもんに分わけ、総務そうむに分掌ぶんしょうさせ、又また自みずから所管しょかんすることができる。但ただし、必要ひつようにより、部門ぶもんを所管しょかんしない総務そうむを置おくことができる。

宗教しゅうきょう法人ほうじん「浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は」の代表だいひょう役員やくいんであるのは、総長そうちょうである。もっとも、代表だいひょう役員やくいんの宗教しゅうきょう法人ほうじんの事務じむに関かんする権限けんげんは、「宗教しゅうきょう上じょうの機能きのうに対たいするいかなる支配しはい権けんその他たの権限けんげんをも含ふくむものではない」とされている（宗教しゅうきょう法人ほうじん法ほう第だい18条じょう）。

真宗しんしゅう十じゅう派はの中なかで本願寺ほんがんじ派はのみ「宗務しゅうむ総長そうちょう」ではなく、「総長そうちょう」と称しょうする。

総長そうちょうは、宗そう会議かいぎ員いん総そう選挙せんきょの後のちに初はじめて、宗むね会かいの招集しょうしゅうがあったとき（宗むね会かいの解散かいさんによる宗そう会議かいぎ員いん総そう選挙せんきょ後ごの最初さいしょの宗むね会かいでは、必かならず信任しんにんを問とい、それが否決ひけつされたとき。）、又または宗むね会かいで不信任ふしんにんの決議けつぎ案あんが可決かけつし、若もしくは信任しんにんの決議けつぎ案あんを否決ひけつした場合ばあいにおいて、2日にち以内いないに、門主もんしゅの認許にんきょを得えて総長そうちょうが宗むね会かいを解散かいさんしないときは、退任たいにんしなければならない。

総長そうちょうは、浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は教師きょうしのうちから門主もんしゅの指名しめいする2人ふたり又または3人にんの総長そうちょう候補者こうほしゃについて、宗むね会かいが選挙せんきょを行おこない、その当選とうせん人じんを門主もんしゅが任命にんめいする。

学校がっこう法人ほうじん龍谷大りゅうこくだい学がく寄附行為きふこうい第だい6条じょうにより、学校がっこう法人ほうじん龍谷大りゅうこくだい学がくの理事りじ長ちょうは総長そうちょうの充あて職しょくでもある。

総務そうむ

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総務そうむは、総長そうちょうを補佐ほさし、所管しょかんの事務じむについて、総長そうちょうに対たいし責任せきにんを負おう。

総務そうむは、浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は教師きょうしのうちから、総長そうちょうの申達しんたつによって、門主もんしゅが任命にんめいする。総務そうむは総長そうちょうが退任たいにんし、又または欠かけたときは、退任たいにんしなければならない。

副ふく総務そうむ

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副ふく総務そうむは、総長そうちょうの申達しんたつによって、門主もんしゅが任命にんめいする。副ふく総務そうむは総長そうちょうが退任たいにんし、又または欠かけたときは、退任たいにんしなければならない。 副ふく総務そうむは、総局そうきょく会議かいぎの構成こうせい員いんではない。

本願寺ほんがんじ内局ないきょく

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本願寺ほんがんじ執行しっこう長ちょう

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宗教しゅうきょう法人ほうじん「本願寺ほんがんじ」も、代表だいひょう役員やくいんは本願寺ほんがんじ住職じゅうしょくではなく、「本願寺ほんがんじ執行しっこう長ちょう」（しゅぎょうちょう）である。 本願寺ほんがんじ執行しっこう長ちょうは、浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は教師きょうしのうちから本願寺ほんがんじ住職じゅうしょくの指名しめいする2人ふたり又または3人にんの本願寺ほんがんじ執行しっこう長ちょう候補者こうほしゃについて、本願寺ほんがんじ評議ひょうぎ会かいが選挙せんきょを行おこない、その当選とうせん人じんを本願寺ほんがんじ住職じゅうしょくが任命にんめいする。

本願寺ほんがんじ副ふく執行しっこう長ちょう

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本願寺ほんがんじの本願寺ほんがんじ副ふく執行しっこう長ちょう（ふくしゅぎょうちょう）は、浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は教師きょうしのうちから本願寺ほんがんじ住職じゅうしょくの認証にんしょうを得えて、本願寺ほんがんじ執行しっこう長ちょうが任命にんめいする。

本願寺ほんがんじ執行しっこう長ちょうが退任たいにんし、本願寺ほんがんじ執行しっこう長ちょうが欠かけたときは、本願寺ほんがんじ副ふく執行しっこう長ちょうは退任たいにんしなければならない。

本願寺ほんがんじ執行しっこう

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本願寺ほんがんじの本願寺ほんがんじ執行しっこう（しゅぎょう）は、寺務じむ職員しょくいんのうちから執行しっこう長ちょうが任命にんめいする。本願寺ほんがんじ執行しっこう長ちょうが退任たいにんし、本願寺ほんがんじ執行しっこう長ちょうが欠かけたときは、本願寺ほんがんじ執行しっこうは退任たいにんしなければならない。

本願寺ほんがんじ評議ひょうぎ会かい

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宗派しゅうは名めいの制定せいてい

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「浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は」という宗むね名めいが正式せいしきに定さだめられたのは1877年ねん（明治めいじ10年ねん）である。真宗しんしゅう大谷おおや派は（「お東ひがしさん」）との区別くべつのため、「お西にしさん」と呼よばれることもある。

ちなみに本山ほんざんの本願寺ほんがんじも、一般いっぱん的てきに「西本願寺にしほんがんじ」と呼よばれたり、本願寺ほんがんじ派はという意味いみで「本ほん派は本願寺ほんがんじ」と呼よばれることがある。

なお、郵便ゆうびん局きょくとして京都きょうと市し下京しもぎょう区く七条通猪熊東入西八百屋町に、「京都きょうと本ほん派は本願寺ほんがんじ郵便ゆうびん局きょく」がある（他方たほう、京都きょうと市し下京しもぎょう区く不明ふめい門もん通どおり六ろく条じょう下くだる仏具屋ぶつぐや町まちには、「京都きょうと東本願寺前ひがしほんがんじまえ郵便ゆうびん局きょく」がある）。

浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派はの教きょう章あきら

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宗派しゅうはの教義きょうぎなどを平易へいいに表現ひょうげんするため、1967年ねん、第だい23代だい門主もんしゅ勝かち如により制定せいていされ、2008年ねんに第だい24代だい門主もんしゅ即そく如によって一部いちぶ改正かいせいされた。

「私わたしの歩あゆむ道みち」との副題ふくだいが付ついている[5] [6]。

浄土真宗じょうどしんしゅうの教きょう章あきら（私わたしの歩あゆむ道みち）
宗むね名めい 浄土真宗じょうどしんしゅう
宗祖しゅうそ
（ご開山かいさん） 		親鸞しんらん聖人まさと
ご誕生たんじょう1173年ねん5月21日にち（承うけたまわ安やす3年ねん4月がつ1日にち）
ご往生おうじょう1263年ねん1月がつ16日にち（弘ひろ長ちょう2年ねん11月28日にち）
宗派しゅうは 浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は
本山もとやま 龍谷りゅうざく山さん 本願寺ほんがんじ（西本願寺にしほんがんじ）
本尊ほんぞん 阿弥陀如来あみだにょらい（南無阿弥陀仏なむあみだぶつ）
聖典せいてん
『仏説ぶっせつ無量むりょう寿ことぶき経けい』『仏説ぶっせつ観かん無量むりょう寿ことぶき経けい』『仏説ぶっせつ阿弥陀あみだ経けい』
  • 宗祖しゅうそ親鸞しんらん聖人せいじんが著述ちょじゅつされた主おもな聖教せいきょう
「正信まさのぶ念仏ねんぶつ偈げ」（『教行信証きょうぎょうしんしょう』行ぎょう巻末かんまつの偈げ文ぶん）
『浄土じょうど和讃わさん』『高僧こうそう和讃わさん』『正せい像ぞう末まつ和讃わさん』
『御ご文章ぶんしょう』
教義きょうぎ 阿弥陀如来あみだにょらいの本願ほんがん力りょくによって信心しんじんをめぐまれ、念仏ねんぶつを申もうす人生じんせいを歩あゆみ、この世よの縁えんが尽つきるとき浄土じょうどに生うまれて仏ふつとなり、迷まよいの世よに還かえって人々ひとびとを教化きょうかする。
生活せいかつ 親鸞しんらん聖人せいじんの教おしえにみちびかれて、阿弥陀如来あみだにょらいのみ心しんを聞きき、念仏ねんぶつを称となえつつ、つねにわが身みをふりかえり、慚愧ざんきと歓喜かんきのうちに、現世げんせい祈祷きとうなどにたよることなく、御ご恩おん報謝ほうしゃの生活せいかつを送おくる。
宗門しゅうもん この宗門しゅうもんは、親鸞しんらん聖人せいじんの教おしえを仰あおぎ、念仏ねんぶつを申もうす人々ひとびとの集つどう同朋どうほう教団きょうだんであり、人々ひとびとに阿弥陀如来あみだにょらいの智慧ちえと慈悲じひを伝つたえる教団きょうだんである。それによって、自他じたともに心しん豊ゆたかに生いきることのできる社会しゃかいの実現じつげんに貢献こうけんする。

歴代れきだい宗主そうしゅ

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直轄ちょっかつ寺院じいん

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直属ちょくぞく寺院じいん

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別院べついん・教きょう堂どう

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本山もとやま直属ちょくぞく寺院じいんを別院べついん・教きょう堂どうという。直属ちょくぞく寺院じいんは、地方ちほうにおける教義きょうぎ弘通ぐずうの中心ちゅうしん道場どうじょうであり、門主もんしゅが住職じゅうしょくである。別院べついんには輪番りんばん、教きょう堂どうには主管しゅかんが置おかれ、輪番りんばん又または主管しゅかんが別院べついん・教きょう堂どうにおける寺務じむの平常へいじょうの運営うんえいを主管しゅかんする。宗教しゅうきょう法人ほうじんたる別院べついん・教きょう堂どうの場合ばあいは、通常つうじょう、輪番りんばん又または主管しゅかんが代表だいひょう役員やくいんとなる。また、近隣きんりんの複数ふくすうの直属ちょくぞく寺院じいんの輪番りんばん・主管しゅかんを兼務けんむする場合ばあいも少すくなからずある。

本山ほんざんの直属ちょくぞくではあるが別べつ法人ほうじんである場合ばあい、財政ざいせい的てきには独立どくりつ採算さいさんであるため、近年きんねんは門徒もんと数すうの減少げんしょうなどから財政ざいせい困窮こんきゅうにより廃寺はいじ寸前すんぜんの教きょう堂どうも少すくなくない。歴史れきし的てき経緯けいいなどから東北とうほく地方ちほうは仙台せんだい、関東かんとう地方ちほうは東京とうきょう（現在げんざいは直轄ちょっかつ寺院じいん・築地つきじ本願寺ほんがんじに転換てんかん）にのみ存在そんざいするのに対たいし、北陸ほくりく地方ちほう・中部ちゅうぶ地方ちほう以西いせいの西日本にしにほんはほぼ全あきら府県ふけんにある。

なお、かつては会館かいかんと呼よばれていたところも多おおくあったが、直属ちょくぞく寺院じいんに会館かいかんの規定きていがないため、ほとんどが教きょう堂どうに改称かいしょうされている。現在げんざい、会館かいかんという名称めいしょうであるのは高岡たかおか会館かいかんと顕あらわ道どう会館かいかんの2つである。本ほん項こうでは会館かいかんもあわせて以下いかに列挙れっきょする。

かつて存在そんざいした別院べついん・教きょう堂どう

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戦前せんぜんに存在そんざいした別院べついん・教きょう堂どう

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別格べっかく別院べついん

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別格べっかく別院べついんは第だい8代だい蓮如れんにょの直系ちょっけい子孫しそんらが開山かいさん又または復興ふっこうし、蓮如れんにょの血縁けつえんを汲くむものが歴代れきだいの住職じゅうしょくを務つとめてきた有力ゆうりょく寺院じいん。 大谷おおや宗家そうけに準じゅんじる連枝れんしとして特別とくべつの待遇たいぐうが与あたえられ、寺院じいんそのものも多おおくの末寺まつじを抱かかえ、多おおくが寺てら域いきに寺内てらうち町まちを形成けいせいするなど本願寺ほんがんじに準じゅんじる「中本なかもと山さん」として権力けんりょくを誇ほこった。

別格べっかく別院べついんという名称めいしょう、規定きていは明治めいじ期きのもの。第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん後ごには本末ほんまつ制度せいどが解体かいたいされ、宗派しゅうはの被ひ包括ほうかつ寺院じいんとして末寺まつじが独立どくりつしたことで、急速きゅうそくに力ちからを失うしなった。

別荘べっそう

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  • 三さん夜や荘そう（京都きょうと市し伏見ふしみ区く）：かつて巨きょ椋むく池ちのほとりにあった門主もんしゅの別荘べっそう[9]

一般いっぱん寺院じいん

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現在げんざい、本願寺ほんがんじ派はでは本山もとやま、直轄ちょっかつ寺院じいん、直属ちょくぞく寺院じいん以外いがいについて末寺まつじとは言いわず、一般いっぱん寺院じいんと称しょうする。詳細しょうさいは浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派はの寺院じいんを参照さんしょう。

教区きょうく・組くみ・教務きょうむ所しょ

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本願寺ほんがんじ派はでは、全国ぜんこくを5連れん区く、32教区きょうく・特区とっく（31の教区きょうくと沖縄おきなわ県けん宗務しゅうむ特別とくべつ区く）に分わけて教務きょうむ所しょを設置せっちし、各かく教区きょうくは533の組くみ（そ）に地域ちいき割わりしている。

教務きょうむ所しょは本山もとやま境内けいだいにある宗務しゅうむ所しょの出先でさき機関きかんとして事務じむ全般ぜんぱんを取とり扱あつかうほかに、各かく教区きょうくの開ひらき教きょう・布教ふきょう拠点きょてんとしての役割やくわりを担になう。

別院べついんや教きょう堂どうと併設へいせつされることが多おおく、この場合ばあいに教務きょうむ所長しょちょうは原則げんそくとして別院べついん輪番りんばんまたは教きょう堂どう主管しゅかんが兼職けんしょくする。例外れいがいとして東京とうきょう教区きょうく教務きょうむ所しょは築地つきじ本願寺ほんがんじの副ふく宗務しゅうむ長ちょうのうち1人にんが、大阪おおさか教区きょうく教務きょうむ所しょは本願寺ほんがんじ津村つむら別院べついんの副ふく輪番りんばんのうち1人にんが教務きょうむ所長しょちょうを兼職けんしょくしている。また、沖縄おきなわ県けん宗務しゅうむ特別とくべつ区くの沖縄おきなわ県けん宗務しゅうむ事務所じむしょは沖縄おきなわ別院べついん境内けいだいではなく、那覇なは市し天久あめくに設置せっちされており、沖縄おきなわ別院べついん輪番りんばんが沖縄おきなわ県けん宗務しゅうむ事務所じむしょ長ちょうを兼職けんしょくしている。

さらに、従来じゅうらいは1教区きょうくに1教務きょうむ所長しょちょうの体制たいせいであったが、宗務しゅうむ組織そしき改革かいかくとして教務きょうむ所長しょちょうの兼務けんむを推進すいしんしている。そのはじめとして、2022（令れい和わ4）年ねん4月がつに石川いしかわ教区きょうくと福井ふくい教区きょうくで兼務けんむをはじめ、兼務けんむ教区きょうくにはそれぞれ副ふく所長しょちょうを設置せっちしている[10]。

  • 第だい1連れん区く
    • 北海道ほっかいどう教区きょうく教務きょうむ所しょ（札幌さっぽろ別院べついん） - 北海道ほっかいどう
    • 東北とうほく教区きょうく教務きょうむ所しょ（仙台せんだい別院べついん） - 東北とうほく地方ちほう
    • 東京とうきょう教区きょうく教務きょうむ所しょ（築地つきじ本願寺ほんがんじ） - 関東かんとう地方ちほう、山梨やまなし県けん、静岡しずおか県けん
    • 長野ながの教区きょうく教務きょうむ所しょ（長野ながの別院べついん） - 長野ながの県けん
    • 新潟にいがた教区きょうく教務きょうむ所しょ（新潟にいがた別院べついん） - 新潟にいがた県けん下越しもごえ地方ちほう、中越なかごえ地方ちほう、佐渡さど島とう
    • 国府こくふ教区きょうく教務きょうむ所しょ（国府こくふ別院べついん） - 上越じょうえつ地方ちほう
  • 第だい2連れん区く
    • 富山とやま教区きょうく教務きょうむ所しょ（富山とやま別院べついん） - 富山とやま県けん東部とうぶ
    • 高岡たかおか教区きょうく教務きょうむ所しょ（高岡たかおか会館かいかん） - 富山とやま県けん西部せいぶ
    • 石川いしかわ教区きょうく教務きょうむ所しょ（金沢かなざわ別院べついん） - 石川いしかわ県けん
    • 福井ふくい教区きょうく教務きょうむ所しょ（福井ふくい別院べついん） - 福井ふくい県けん
    • 岐阜ぎふ教区きょうく教務きょうむ所しょ（岐阜ぎふ別院べついん） - 岐阜ぎふ県けん
    • 東海とうかい教区きょうく教務きょうむ所しょ（名古屋なごや別院べついん） - 愛知あいち県けん、三重みえ県けん
  • 第だい3連れん区く
    • 滋賀しが教区きょうく教務きょうむ所しょ（八幡やはた別院べついん） - 滋賀しが県けん
    • 京都きょうと教区きょうく教務きょうむ所しょ（顕あらわ道どう会館かいかん） - 京都きょうと府ふ
    • 奈良なら教区きょうく教務きょうむ所しょ（奈良なら教きょう堂どう） - 奈良なら県けん
    • 大阪おおさか教区きょうく教務きょうむ所しょ（津村つむら別院べついん） - 大阪おおさか府ふ
    • 和歌山わかやま教区きょうく教務きょうむ所しょ（鷺さぎ森もり別院べついん） - 和歌山わかやま県けん
    • 兵庫ひょうご教区きょうく教務きょうむ所しょ（神戸こうべ別院べついん） - 兵庫ひょうご県けん、岡山おかやま県けん東部とうぶ（備前びぜん、美作みさく）
  • 第だい4連れん区く
    • 山陰さんいん教区きょうく教務きょうむ所しょ（山陰さんいん教きょう堂どう） - 鳥取とっとり県けん、島根しまね県けん
    • 四よん州しゅう教区きょうく教務きょうむ所しょ（塩屋しおや別院べついん） - 四国しこく地方ちほう
    • 備後びんご教区きょうく教務きょうむ所しょ（備後びんご教きょう堂どう） - 広島ひろしま県けん東部とうぶ、岡山おかやま県けん西部せいぶ（備後びんご、備中びっちゅう）
    • 安芸あき教区きょうく教務きょうむ所しょ（広島ひろしま別院べついん） - 広島ひろしま県けん西部せいぶ（安芸あき）
    • 山口やまぐち教区きょうく教務きょうむ所しょ（山口やまぐち別院べついん） - 山口やまぐち県けん
  • 第だい5連れん区く
    • 北きた豊ゆたか教区きょうく教務きょうむ所しょ（鎮西ちんぜい別院べついん） - 福岡ふくおか県けん北九州きたきゅうしゅう市し東部とうぶ、田川たがわ、京きょう築きずけ（豊前ぶぜん北部ほくぶ）
    • 福岡ふくおか教区きょうく教務きょうむ所しょ（福岡ふくおか教きょう堂どう） - 福岡ふくおか県けん広域こういき（筑前ちくぜん、筑後ちくご）
    • 大分おおいた教区きょうく教務きょうむ所しょ（別府べっぷ別院べついん） - 大分おおいた県けん
    • 佐賀さが教区きょうく教務きょうむ所しょ（佐賀さが教きょう堂どう） - 佐賀さが県けん
    • 長崎ながさき教区きょうく教務きょうむ所しょ（長崎ながさき教きょう堂どう） - 長崎ながさき県けん
    • 熊本くまもと教区きょうく教務きょうむ所しょ（熊本くまもと別院べついん） - 熊本くまもと県けん
    • 宮崎みやざき教区きょうく教務きょうむ所しょ（宮崎みやざき別院べついん） - 宮崎みやざき県けん
    • 鹿児島かごしま教区きょうく教務きょうむ所しょ（鹿児島かごしま別院べついん） - 鹿児島かごしま県けん
    • 沖縄おきなわ県けん宗務しゅうむ事務所じむしょ（那覇なは市し天久あめく2-18-2） - 沖縄おきなわ県けん

海外かいがい

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海外かいがい開ひらき教きょうは第だい21代だい法主ほっしゅ明あきら如により提唱ていしょうされ、アジアを中心ちゅうしんにハワイ、北米ほくべいへの開ひらき教きょう使し派遣はけん、寺院じいん建立こんりゅうが行おこなわれた。

1940年代ねんだいにピークを迎むかえたが、第だい二に次じ世界せかい大戦たいせんの敗戦はいせんと共ともにアジア開ひらき教きょう地ちは壊滅かいめつしている。現在げんざいの台湾たいわん開ひらき教きょう地ちは戦後せんご復興ふっこうされたものである。

以下いかは現在げんざいの開ひらき教きょう拠点きょてんである。

  • 開ひらき教区きょうく
  • 開ひらき教きょう地ち
    • メキシコ開ひらき教きょう地ち
    • オーストラリア開ひらき教きょう地ち
    • 台湾たいわん開ひらき教きょう地ち
    • ネパール開ひらき教きょう地ち
  • ヨーロッパ開ひらき教きょう地区ちく
    • ドイツ浄土真宗じょうどしんしゅう協会きょうかい
    • スイス浄土真宗じょうどしんしゅう協会きょうかい
    • ベルギー浄土真宗じょうどしんしゅう協会きょうかい
    • オーストリア浄土真宗じょうどしんしゅう協会きょうかい
    • 英国えいこく浄土真宗じょうどしんしゅう協会きょうかい
    • ポーランド浄土真宗じょうどしんしゅうサンガ
かつて存在そんざいした海外かいがい開ひらき教きょう拠点きょてん
  • 朝鮮ちょうせん開ひらき教きょう教務きょうむ所しょ
  • 台湾たいわん開ひらき教きょう教務きょうむ所しょ
  • 満州まんしゅう開ひらき教きょう教務きょうむ所しょ
  • 支ささえ那な布教ふきょう総監そうかん部ぶ
  • 樺太からふと開ひらき教きょう監督かんとく事務所じむしょ
  • 南洋なんよう開ひらき教きょう監督かんとく事務所じむしょ

関係かんけい研究けんきゅう・教育きょういく機関きかん

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関係かんけい医療いりょう機関きかん

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その他た

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ドキュメンタリー

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  • BS1スペシャル「戦禍せんかのなかの僧侶そうりょたち〜浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派はと戦争せんそう〜」（2022年ねん8月がつ20日はつか、NHK BS1）[12]

脚注きゃくちゅう

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

出典しゅってん

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  1. ^ 文化庁ぶんかちょう編へん『宗教しゅうきょう年鑑ねんかん』平成へいせい7年版ねんばん、p.110(126/161)「第だい3部ぶ 宗教しゅうきょう団体だんたい一覧いちらん 1 文部もんぶ大臣だいじん所轄しょかつ包括ほうかつ宗教しゅうきょう法人ほうじん一覧いちらん」(PDF)。
  2. ^ 被ひ包括ほうかつ宗教しゅうきょう団体だんたい数すうは、別院べついん含ふくむ寺院じいんの他ほか、教会きょうかいなどを含ふくんだ宗教しゅうきょう団体だんたい（宗教しゅうきょう法人ほうじんを含ふくむ）の総数そうすうである。平成へいせい26年ねん12月31日にち現在げんざい、寺院じいん10,206（うち宗教しゅうきょう法人ほうじん10,185）、教会きょうかい8（うち宗教しゅうきょう法人ほうじん2）、布教ふきょう所しょ2（うち宗教しゅうきょう法人ほうじん0）、その他た94（うち宗教しゅうきょう法人ほうじん71）である。（文化庁ぶんかちょう編へん『宗教しゅうきょう年鑑ねんかん』平成へいせい27年版ねんばん、pp.72-73(86/212)。 を参照さんしょう。）
  3. ^ 2014年ねん12月31日にち現在げんざいの浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派はの信者しんじゃ数すうは、7,926,894人にん。（文化庁ぶんかちょう編へん『宗教しゅうきょう年鑑ねんかん』平成へいせい27年版ねんばん、pp.72-73(86/212)。 を参照さんしょう。）
  4. ^ 2014年ねん12月31日にち現在げんざいの神社じんじゃ本庁ほんちょうの信者しんじゃ数すうは、79,770,411人にん。（文化庁ぶんかちょう編へん『宗教しゅうきょう年鑑ねんかん』平成へいせい27年版ねんばん、pp.54-55(68/212)。 を参照さんしょう。）
  5. ^ “浄土真宗じょうどしんしゅうの教おしえ｜み教おしえについて｜本願寺ほんがんじ（西本願寺にしほんがんじ）”. HONGWANJI. 2011年ねん10月がつ20日はつか閲覧えつらん。
  6. ^ “本願寺ほんがんじ出版しゅっぱん社しゃ > ダウンロード > 新しん「浄土真宗じょうどしんしゅうの教きょう章あきら」” (PDF). HONGWANJI PUBLISHING. 2011年ねん10月がつ20日はつか閲覧えつらん。
  7. ^ “本願寺ほんがんじの歴史れきし｜知しる｜お西にしさん（西本願寺にしほんがんじ）”. 龍谷りゅうざく山さん本願寺ほんがんじ（西本願寺にしほんがんじ）. 2020年ねん10月がつ20日はつか閲覧えつらん。
  8. ^ 鹿しか港こう龍山たつやま寺てら、本寺ほんじ簡介>龍山たつやま寺てら歷代れきだい主持しゅうもち
  9. ^ 伏見ふしみ「三さん夜や荘そう」解体かいたいへ、木戸きど孝允たかよしら名士めいし滞在たいざい
  10. ^ “【焦点しょうてん】浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は、教務きょうむ所長しょちょう兼務けんむを来月らいげつ開始かいし　総局そうきょく「財政ざいせい正常せいじょう化かの一環いっかん」　まず石川いしかわ福井ふくい教区きょうく、教化きょうか伝道でんどうの活性かっせい化か期待きたい　財政ざいせい効果こうかに疑問ぎもんの声こえ　別院べついん、教化きょうか面めんに課題かだい”. 中外ちゅうがい日報にっぽう (2022年ねん4月がつ3日にち). 2022年ねん4月がつ3日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2022年ねん4月がつ3日にち閲覧えつらん。
  11. ^ “京都きょうと市内しない科か｜【あそか花屋はなや町まちクリニック】｜一般いっぱん財団ざいだん法人ほうじん本願寺ほんがんじビハーラ医療いりょう福祉ふくし会かい”. asoka-clinic.jp. 2021年ねん5月がつ29日にち閲覧えつらん。2021(令れい和わ3)年ねん6月がつ1日にちに移転いてん改称かいしょう。
  12. ^ "戦禍せんかのなかの僧侶そうりょたち〜浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派はと戦争せんそう〜". NHK. 2022年ねん8月がつ20日はつか. 2022年ねん8月がつ29日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2022年ねん8月がつ29日にち閲覧えつらん。

関連かんれん項目こうもく

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ウィキソースに鷺さぎ森もり旧きゅう事こと記きの原文げんぶんがあります。
ウィキソースに浮世うきよの有様ありさまの原文げんぶん「本願寺ほんがんじの事こと」があります。

外部がいぶリンク

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地域ちいき別べつ仏教ぶっきょう
Mahāyāna Buddhism
日本にっぽんの主おもな宗旨しゅうし
如来にょらい
菩薩ぼさつ

観世音菩薩かんぜおんぼさつ | 大だい勢至菩薩せいしぼさつ | 薬くすり王おう菩薩ぼさつ | 薬くすり上じょう菩薩ぼさつ | 普賢菩薩ふげんぼさつ | 法ほう自在じざい王おう菩薩ぼさつ | 白しろ象ぞう王おう菩薩ぼさつ | 獅子吼ししく菩薩ぼさつ | 陀羅尼だらに菩薩ぼさつ | 虚空蔵菩薩こくうぞうぼさつ | 徳蔵とくら菩薩ぼさつ | 宝蔵ほうぞう菩薩ぼさつ | 金蔵きんぞう菩薩ぼさつ | 金きむ剛つよし菩薩ぼさつ | 山海さんかい恵めぐみ菩薩ぼさつ | 光明こうみょう王おう菩薩ぼさつ | 華厳けごん菩薩ぼさつ | 衆しゅう宝たから王おう菩薩ぼさつ | 月光げっこう王おう菩薩ぼさつ | 日照ひでり王おう菩薩ぼさつ | 三昧ざんまい王おう菩薩ぼさつ | 定てい自在じざい王おう菩薩ぼさつ | 大だい自在じざい王おう菩薩ぼさつ | 大だい威徳いとく王おう菩薩ぼさつ | 無辺むへん身み菩薩ぼさつ

思想しそう・基本きほん教義きょうぎ
仏典ぶってん
関連かんれん人物じんぶつ

【インド】釈尊しゃくそん | 十じゅう大だい弟子でし | 龍りゅう樹いつき | 天てん親おや
【中国ちゅうごく】廬いおり山やまの慧遠えおん | 曇くもり鸞 | 道みち綽 | 善導ぜんどう | 懐ふところ感かん | 少しょう康やすし
【日本にっぽん】空也くうや | 良源りょうげん | 慶滋保胤よししげのやすたね | 源信みなもとのまこと | 永観えいかん | 良忍りょうにん | 珍ちん海うみ | 覚さとし鑁 | 源みなもと空そら（法然ほうねん） | 隆りゅう寛ひろし | 弁べん長ちょう | 親鸞しんらん | 証あかし空むなし | 一遍いっぺん | 覚さとし如 | 蓮如れんにょ | 良寛りょうかん | 小林こばやし一茶いっさ | 清沢きよさわ満之まんし | 山崎やまざき辨べん榮さかえ | 鈴木すずき大拙だいせつ | 曽我そが量りょう深ふか | 金子かねこ大栄おおえ | （妙みょう好こう人ひと）

主要しゅよう注釈ちゅうしゃく書しょ
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地域ちいき別べつ仏教ぶっきょう
聖典せいてん
聖地せいち
歴史れきし
美術びじゅつ・音楽おんがく

本願寺ほんがんじ寺てら基もとの移転いてんと分立ぶんりつ

東西とうざい分立ぶんりつ前まえ
（本願寺ほんがんじの歴史れきし）
東西とうざい分立ぶんりつ後ご
（本願寺ほんがんじ〈西にし〉） → 1881 - 浄土真宗じょうどしんしゅう本願寺ほんがんじ派は
（本願寺ほんがんじ〈東ひがし〉） → 1881 - 真宗しんしゅう大谷おおや派は
東本願寺ひがしほんがんじ分派ぶんぱ後ご
(1881) - 真宗しんしゅう大谷おおや派は
1988 - 浄土真宗じょうどしんしゅう東本願寺ひがしほんがんじ派は
浄土真宗じょうどしんしゅう大谷おおや本願寺ほんがんじ派は
（本願寺ほんがんじ文化ぶんか興隆こうりゅう財団ざいだん）
本願寺ほんがんじ（京都きょうと市し右京うきょう区く）

東西とうざい分立ぶんりつ後ごも、1987年ねんに真宗しんしゅう大谷おおや派はが「宗教しゅうきょう法人ほうじん 本願寺ほんがんじ」の解散かいさんの登記とうきを行おこなうまでは、共ともに「本願寺ほんがんじ」が正式せいしき名称めいしょうである。真宗しんしゅう大谷おおや派はは、1987年ねん以降いこうも「真宗しんしゅう本ほん廟びょう」の別称べっしょうとして「本願寺ほんがんじ」を用もちいている『宗そう憲けん』第だい十じゅう三さん条じょう。
記号きごう - 「⇒」は寺てら基もと移転いてんを表あらわし、「→」は寺てら基もと移転いてんを伴ともなわない名称めいしょう変更へんこうなどを表あらわす。

本願寺ほんがんじ歴代れきだい

東西とうざい分立ぶんりつ前まえ
東西とうざい分立ぶんりつ後ご
西本願寺にしほんがんじ

→ 西にし12 准如じゅんにょ - 西にし13 良りょう如 - 西にし14 寂さび如 - 西にし15 住じゅう如 - 西にし16 湛たたえ如 - 西にし17 法ほう如 - 西にし18 文ぶん如 - 西にし19 本ほん如 - 西にし20 広こう如 - 西にし21 明あかり如 - 西にし22 鏡かがみ如 - 西にし23 勝かち如 - *西にし24即そく如 - 西にし25大谷おおや光ひかり淳あつし（専せん如） -

東本願寺ひがしほんがんじ

→ 東ひがし12 教きょう如 - 東ひがし13 宣せん如 - 東ひがし14 琢如 - 東ひがし15 常つね如 - 東ひがし16 一如いちにょ - 東ひがし17 真如しんにょ - 東ひがし18 従したがえ如 - 東ひがし19 乗の如 - 東ひがし20 達いたる如 - 東ひがし21 嚴いむ如 - 東ひがし22 現げん如 - 東ひがし23 彰あきら如 - 東ひがし24 闡如 → （東本願寺ひがしほんがんじ分派ぶんぱ）↙

東本願寺ひがしほんがんじ分派ぶんぱ後ご
真宗しんしゅう本ほん廟びょう（東本願寺ひがしほんがんじ）
浄土真宗じょうどしんしゅう東本願寺ひがしほんがんじ派は本山もとやま東本願寺ひがしほんがんじ

東本ひがしもと25 興きょう如 - 東本ひがしもと26大谷おおや光ひかり見み（聞如） -

­本山ほんざん本願寺ほんがんじ（浄土真宗じょうどしんしゅう大谷おおや本願寺ほんがんじ派は）[1]
（嵯峨さが）本願寺ほんがんじ
略称りゃくしょう - 「西にし」=本願寺ほんがんじ派は、「東ひがし」=大谷おおや派は、「東本ひがしもと」=東本願寺ひがしほんがんじ派は、「東山ひがしやま」=（東山ひがしやま上花山かみかざん）本願寺ほんがんじ、「嵯峨さが」=（嵯峨さが）本願寺ほんがんじ
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