T-55
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9.2 m | |
6.45 m | |
3.27 m | |
2.35 m | |
36 t | |
トーションバー | |
50 km/h( 35 km/h( | |
| |
56 | |
12.7 mm 7.62mm | |
| |
エンジン |
V2-55 4ストロークV 580 |
4 |
T-55(ロシア
T-54とひとまとめにされてT-54/55と
概要
[T-54の開発
[ハルキウ
T-55への発展
[T-55はT-54を
T-54とT-55は
運用 ・現状
[![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/de/T-55AM2B_at_Panzermuseum_Munster.jpg/250px-T-55AM2B_at_Panzermuseum_Munster.jpg)
T-54と55は
ロシア
2022
欠点 ・弱点
[T-54/55は
比較
[T-14 | T-90 | T-80U | T-80 | |
---|---|---|---|---|
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10.8 m | 9.53 m | 9.55 m | ||
3.5 m | 3.78 m | 3.6 m | ||
3.3 m | 2.23 m | 2.2 m | ||
55 t | 46.5 t | 46 t | 42.5 t | |
2A82-1M 125mm |
2A46M/2A46M-5 51 |
2A46M-1/2A46M-4 51 | ||
( |
( | |||
エンジン | X |
V |
ガスタービン or |
ガスタービン |
1,350 - 2,000 hp | 840 - 1,130 hp | 1,000 - 1,250 hp | 1,000 - 1,250 hp | |
80 – 90 km/h | 65 km/h | 70 km/h | 70 km/h | |
トーションバー | ||||
3 | ||||
T-72 | T-64 | T-62 | T-55 | T-54 | |
---|---|---|---|---|---|
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(B |
|||||
9.53 m | 9.2 m | 9.3 m | 9.2 m | 9 m | |
3.59 m | 3.4 m | 3.52 m | 3.27 m | ||
2.19 m | 2.2 m | 2.4 m | 2.35 m | 2.4 m | |
41.5 t | 36~42 t | 41.5 t | 36 t | 35.5 t | |
2A46M/2A46M-5 51 |
2A21 55 2A46M 51 (A |
U-5TS(2A20) 55 |
D-10T 56 | ||
(B |
|||||
エンジン | V |
V | |||
780 - 1,130 hp/2,000 rpm | 700 hp/2,000 rpm | 580 hp/2,000 rpm | 520 hp/2,000 rpm | ||
60 km/h | 65 km/h | 50 km/h | |||
トーションバー | |||||
3 |
4 | ||||
戦歴
[T-55は
- ローデシア
紛争 ソ連 の支援 を受 けたZAPUが運用 し、後 には中国 の支援 を受 けたZANUも59式 を運用 した。これらの車輌 を捕獲 したローデシア政府 軍 も戦車 を保有 していなかったため、戦力 として運用 した。第三次中東戦争 - シリアとエジプトが
運用 するが大敗 し、数 百 輌 のT-54/55がイスラエルに鹵獲 された。 - プラハの
春 - ソビエト
連邦 、ポーランド、東 ドイツ、ブルガリア、ハンガリーで構成 されるワルシャワ条約 機構 軍 が運用 。チェコスロバキア軍 も装備 していたが、これらの国 への反撃 は行 われていない。 中 ソ国境 紛争 - ソビエト
連邦 軍 が使用 し、中国 人民 解放 軍 も59式 戦車 を投入 した。 第 三 次 印 パ戦争 (バングラデシュ独立 戦争 )- インド
軍 が運用 。パキスタン軍 も59式 戦車 を投入 した。 第 四 次 中東 戦争 - エジプトとシリアが
主 に運用 するが、イスラエルも第三次中東戦争 で鹵獲 した車輌 を改修 したTiran-4/5(Ti-67)を主 にシナイ半島 におけるエジプトとの戦闘 で投入 したほか、さらに多 くのT-54/55を鹵獲 している。 - アンゴラ
内戦 - アンゴラ
軍 とキューバ軍 が運用 。 - レバノン
内戦 - シリア
軍 が運用 。この他 に、アマル、進歩 社会党 といった親 シリアのイスラム系 民兵 組織 がシリアから供与 された物 を運用 していた。反 シリアのレバノン軍団 や南 レバノン軍 も鹵獲 や入手 経路 不明 のT-55を運用 しており、イスラエルから供与 されたTiran-4/5を運用 した。また、1980年代 後半 には、分裂 状態 にあったレバノン国軍 のアウン派 部隊 (反 シリア)に対 し、イラクがイラン・イラク戦争 後 に余剰 となったT-54/55を供与 した。内戦 終結 後 もシリア主導 によって再 統合 された国軍 で運用 が続 けられており、M-48/47とともに(近年 では中古 のレオパルト1やM60パットンが購入 されているものの)主力 戦車 となっている。運用 されているT-54/55の多 くが、機銃 をブローニングM2重 機関 銃 に換 装 されており、乗員 のヘルメット(恐 らく通信 機材 も)も旧 西側 型 の物 に変更 されているなど小 改造 が施 されている。その一方 、爆発 反応 装甲 は未 装備 であると見 られる。 - オガデン
戦争 - ソマリア
軍 とエチオピア軍 の両方 が運用 。 中越 戦争 - ベトナム
人民 軍 が中国 製 の59式 戦車 と共 に運用 し、中国 人民 解放 軍 も59式 戦車 や69式 戦車 を投入 した。 - アフガニスタン
紛争 (1978年 -1989年 ) - ソビエト
連邦 軍 と当時 のアフガニスタン政府 軍 が運用 。ソ連 撤退 後 に勃発 したアフガニスタン内戦 では各地 の軍閥 が旧 政府 軍 の車輌 を使用 しており、ターリバーンや北部 同盟 も保有 していた。アメリカ軍 の介入 と時期 を合 わせて、北部 同盟 はロシアから改 めてT-55をT-62と共 に供与 され新生 アフガニスタン政府 軍 も装備 している。 - イラン・イラク
戦争 - イランとイラクの
双方 が、本 車 及 び中国 製 の59式 戦車 や69/79式 戦車 を共 に運用 した。 - スリランカ
内戦 - スリランカ
政府 軍 が59式 戦車 と共 に運用 。又 、反 政府 組織 タミル・タイガーもスリランカ軍 から鹵獲 したT-55を使用 していた。 湾岸 戦争 - イラク
軍 が中国 製 の59式 戦車 や69/79式 戦車 と共 に運用 するが、米 軍 のM1A1エイブラムスに一方 的 に撃破 され、2003年 のイラク戦争 でもほぼ一方 的 に撃破 された。 - ナゴルノ・カラバフ
戦争 - アルメニアとアゼルバイジャンの
双方 が運用 。 - ユーゴスラビア
紛争 - ユーゴスラビア
人民 軍 の制式 装備 であったこともあり、スロベニア独立 戦争 、クロアチア紛争 やボスニア・ヘルツェゴビナ紛争 、コソボ紛争 、マケドニア紛争 で運用 されている。スロベニア独立 戦争 やコソボ紛争 ではユーゴ連邦 軍 が主 に運用 し、マケドニア紛争 ではマケドニア政府 軍 が主 に運用 していたが、クロアチア紛争 やボスニア・ヘルツェゴビナ紛争 では紛争 当事 者 のほぼすべてが運用 している。 - チェチェン
紛争 - ロシア
連邦 軍 やロシア国内 軍 が主 に運用 している。 - エチオピア・エリトリア
国境 紛争 - エチオピアとエリトリアの
双方 が運用 。 第 一 次 コンゴ内戦 (1996年 ~1997年 )- モブツ・セセ・セコ
政権 時代 のザイール政府 軍 が59式 戦車 とともに運用 。 第 二 次 コンゴ内戦 (1998年 ~2002年 )- コンゴ
政府 軍 以外 にも多 くの反 政府 勢力 や、この内戦 に介入 したアンゴラ、ナミビア、ジンバブエ、チャド、ウガンダ、ルワンダの軍隊 が運用 した。 アンゴラとナミビア、ジンバブエは59式 戦車 も装備 している。 - イラク
戦争 - サッダーム・フセイン
政権 時代 のイラク政府 軍 が運用 。フセイン政権 崩壊 後 、その装備 を引 き継 いだ新生 イラク軍 のほか、民兵 や反 政府 武装 勢力 も鹵獲 や横流 しされたものを使用 。 - ソマリア
内戦 #エチオピア軍 侵攻 - 2006
年 から暫定 政府 を擁護 してイスラム法廷 会議 に攻勢 をかけたエチオピア軍 が運用 。 - リビア
内戦 旧 リビア政府 軍 (カダフィ政権 )が運用 、また鹵獲 した車両 をリビア国民 評議 会 軍 が使用 。- シリア
内戦 - シリア
政府 軍 が使用 し、鹵獲 された少数 を反 政府 軍 が使用 。また、ヒズボラが少数 をシリアで運用 している。シリア政府 軍 はT-55を既 に旧式 の装備 と認識 しており、前線 にはT-72などより新式 の主力 戦車 をあて、T-55はコンボイの護衛 など、第 二 線 の任務 にあてられているといわれる。 - 2022
年 ロシアのウクライナ侵攻 - 2023
年 4月 、改修 の施 されたものをロシア軍 が投入 。[3] - また、
同年 6月 、ロシア軍 が大 規模 な爆発 物 を積 んだT-55、あるいはT-54を敵陣 に投 じて遠隔 爆破 する攻撃 を行 った。[4]
派生 型
[- T-55
- TO-55(OT-55,Object 482)
- ロシア
連邦 軍 で開発 された火炎 放射 戦車 。主砲 同軸 機関 銃 に換 えてATO-200火炎 放射 砲 を装備 した。主砲 同軸 機関 銃 は車体 前面 にT-54と同 じく固定 式 のSGMT 7.62mm機関 銃 を装備 している。主砲 の搭載 弾 数 は20発 に減少 し、7.62mm機関 銃弾 は1,500発 を搭載 した。 - ATO-200
火炎 放射 砲 は最大 8回 /分 の火炎 放射 が可能 な自動 式 火炎 放射 装置 で、460リットルの燃料 を搭載 し、最大 投射 距離 200mの火炎 放射 が12回 可能 となっていた。 - T-55A
前期 型 各 ハッチと車 長 用 キューポラの外側 に放射線 吸収 カバーが追加 され、戦闘 室 の内面 にも放射線 吸収 ライナーが貼 られた。- T-55A
後期 型 対空 機銃 用 の旋回 銃 架 を装備 できるよう、装填 手 ハッチがキューポラ形状 に変更 された。- T-55AM
- T-55Aの
近代 化 改修 型 。砲塔 正面 部 に複 合 装甲 が追加 された。 - T-55AM1
- T-55AMにV-46-5Mディーゼル・エンジン(
出力 690hp)を搭載 したもの。 - T-55AM2
- T-55AM2B
- T-55K
- T-55の
指揮 車 型 。無線 機能 の拡張 やナビゲーション機器 とそれらを駆動 させるための発電 能力 の強化 等 。これらの搭載 により、砲弾 は37発 に減少 している。 - T-55AK
- T-55Aの
指揮 車 型 。装備 類 はT-55Kと同 じ。 - T-55M
- T-55
初期 型 をT-55AMに準 じて近代 化 した改修 型 。 - T-55M1
- T-55MにV-46-5Mディーゼル・エンジン(
出力 690hp)を搭載 したもの。 - T-55M2
- T-55の
海外 輸出 型 。モンキーモデル。 - T-55M5
- T-55Mの
近代 化 改修 型 。通信 機器 類 、スモークディスチャージャーの更新 。 - T-55M6
- T-55Mの
近代 化 改修 型 。V-46-5Mディーゼル・エンジン(出力 690hp)のまま、T-72Bで使用 されている2A46 125mm滑 腔砲および射撃 管制 装置 1A40-1への換 装 。転 輪 を5個 から6個 へと変更 。砲塔 後部 に箱 型 のバスルを設 け、そこに22発 の砲弾 を格納 し自動 装填 装置 によって装填 される機構 を追加 した。 - T-55AD
- T-55AをT-55AMに
準 じてアップグレードし、砲塔 両 側面 にドローストAPSを標準 装備 したもの。車体 部分 、エンジン、足 周 り、火力 強化 、FCS関係 の改修 はT-55AMに準 ずるが、追加 複 合 装甲 を、砲塔 の外側 に取 り付 けず、内側 に取 り付 けてある。 - T-55AD1
- T-55ADにV-46-5Mディーゼル・エンジン(
出力 690hp)を搭載 したもの。 - T-55MV
- T-55MにコンタークトERA(
爆発 反応 装甲 )を取 り付 けたもの。車体 前面 、サイドスカート、砲塔 前半 部 にERAブロックをびっしり取 り付 けている。 - T-55MV1
- T-55MVにV-46-5Mディーゼル・エンジン(
出力 690hp)を搭載 したもの。 - T-55AMV
- T-55AMにコンタークトERA(
爆発 反応 装甲 )を取 り付 けたもの。車体 前面 、サイドスカート、砲塔 前半 部 にERAブロックをびっしり取 り付 けている。 - T-55AMV1
- T-55AMVにV-46-5Mディーゼル・エンジン(
出力 690hp)を搭載 したもの。 - T-55AGM
- ウクライナのO・O・モローゾウ
記念 ハルキウ機械 製造 設計 局 (Kharkiv Machine Building Design Bureau、KMDB)がT-54、T-55、T-62、59式 戦車 保有 国 に対 して提案 している近代 化 改修 規格 。 - アップグレードキットを
適用 することで、在来 のT-55系 戦車 がT-80UDやT-84に準 じた能力 を持 つようになる。装甲 はウクライナの最 新鋭 戦車 オプロートやT-64 BM ブラートに装備 された爆発 反応 装甲 「ニージュ」が採用 されており、対 HEAT防御 力 が2.3 - 2.6倍 、対 APFSDS防御 力 が3.5 - 4.3倍 に向上 する。 - エンジンは2ストローク
水冷 スーパーチャージドディーゼルエンジンの5TDFM(出力 850馬力 )、もしくは5TDFMA(1,050馬力 )に換 装 される。本 エンジンはマルチフューエル対応 となっており、軽油 、ガソリン、灯油 、ジェット燃料 あるいはこれらを一定 比率 で混合 したものが使用 可能 となっている。戦闘 重量 時 でも最高 69.3km/hの速度 を発揮 できるようになる。 主砲 には、口径 125 mmのKBM1(48口径 )とNATO規格 の口径 120 mmのKBM2(50口径 )が用意 されているが、ウクライナのNATO加盟 を念頭 に置 いて後者 に統一 された。搭載 弾薬 数 は少 なくとも30発 とされる。砲塔 後部 に箱 型 のバスルを設 け、そこに18発 の砲弾 を格納 し自動 装填 装置 によって装填 される機構 を追加 した。これにより装填 手 が不要 となり、乗員 が3名 となる。発射 速度 は最大 8発 /分 。機銃 は、主砲 同軸 装備 でKT-7.62 または PKT-7.62 から選択 が可能 。車 長 席 直上 には対空 防御 用 装備 として KT-12.7 または NSVT-12.7重 機関 銃 から選択 が可能 となっている。- Tifon 2a
- ペルー
人 のセルジオ・カサナベ・ケロパーナとウクライナのO・O・モローゾウ記念 ハルキウ機械 製造 設計 局 で開発 された近代 化 改修 型 。T-55AGMをベースに開発 された。ペルーでの運用 に合 わせた改修 を行 っている。エンジンは5TDFMA(1,050馬力 )を選択 した。ペルー陸軍 、アルジェリア、アンゴラ、カンボジアに試験 車両 が導入 されて検討 中 。 - BTR-T
- ロシア
連邦 軍 で開発 された歩兵 戦闘 車 。アフガニスタンでの戦 いや第 一 次 チェチェン紛争 で既存 の装甲 兵員 輸送 車 や歩兵 戦闘 車 がRPG-7などで多数 撃破 されたため、旧式 化 していたT-55の車体 を利用 して製造 した。リモートコントロール式 の砲塔 に30 mm機関 砲 や対戦 車 ミサイルなどを搭載 可能 。 - BMP-55
- ウクライナで
開発 された歩兵 戦闘 車 。T-55の車体 を利用 した。なお、T-64の車体 を用 いた同 じ仕様 の車両 も製造 されている。
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a3/Tiran-5-latrun-1.jpg/250px-Tiran-5-latrun-1.jpg)
- チラン4/5
- イスラエルのT-54/55
近代 化 改修 型 。中東 戦争 でエジプトやシリアが運用 していたT-54/55を鹵獲 したものに行 われた。T-54を改修 したものはチラン4。T-55を改修 したものはチラン5とそれぞれ呼 ばれる。 - チラン5Sh
- イスラエルのT-55
派生 型 。主砲 をSharir 105 mm砲 (ロイヤル・オードナンス L7)に換 装 し、西側 規格 に更新 した。 - アチザリット
- イスラエルで
開発 された装甲 兵員 輸送 車 。T-54/55の車体 を流用 して作 った。 - APC-55
南 レバノン軍 で開発 された装甲 兵員 輸送 車 。イスラエルから提供 されたT-55を改造 した。砲塔 はそのままに主砲 のみ撤去 し、正面 と砲塔 側面 に視察 口 付 き機 銃口 が設置 されている。- M-55S1
- スロベニアのT-55
近代 化 改修 型 。開発 にはイスラエルのラファエル・アドバンスド・ディフェンス・システムズ社 が協力 している。主砲 をロイヤル・オードナンス L7 105mm戦車 砲 に換 装 し、スロベニア製 レーザー測 距儀・射撃 統制 装置 を搭載 。さらに、エンジンを強化 した上 に、イスラエル製 爆発 反応 装甲 とT-72の転 輪 ・キャタピラ・サイドスカートを装備 。
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d3/T-55AD_1_Bovington.jpg/250px-T-55AD_1_Bovington.jpg)
- T-55 エニグマ
- イラクのT-55
改修 型 。湾岸 戦争 において使用 された。箱 形 の複 合 装甲 を砲塔 周 りと車体 に貼 り付 け、HEAT弾 対策 を施 した増加 装甲 装備 型 。装甲 箱 の中 には数 cm間隔 で鋼 (4mm厚 )とアルミ合金 (15mm厚 )とゴム(5mm厚 )からなる、4枚 のプレートが配置 されている。改修 によるフロントヘビー対策 として砲塔 後部 にカウンターウェイトが増設 されている。基本 はT-55だがハッチなど細部 にT-54の部品 も混 じって使 われている。「エニグマ(謎 の意 )」という名称 は、鹵獲 した多 国籍 軍 が独自 に名付 けたもので、イラクでの名称 はアル・ファウ(港町 の名前 )だとも言 われている。1980年代 末 に少数 を改造 、湾岸 戦争 で少 なくとも4両 が鹵獲 され、うち1両 はボービントン戦車 博物館 にて展示 中 。 - サフィール74
- イランのT-54/55
改修 型 。主砲 を105mm砲 に換 装 。エンジンをT-72に装備 されているV-64-6に換 装 した。また同 じ改修 を受 けた59式 と69式 はタイプ72Zと呼 ばれている。 - UOS155
- チェコで
開発 された地雷 処理 車輌 。T-55Aの車体 にクレーンアーム式 の地雷 処理 機材 (ローラー、スキッド等 数種類 を選択 可能 )と操作 室 を備 え、砲塔 のレールを用 いて回転 させることが可能 。 - T-55C1
- チェコで
開発 された操縦 訓練 車輌 。主砲 と機銃 が撤去 され穴 が塞 がれている。地雷 処理 装置 を追加 した物 もある。 - T-55C2
- チェコで
開発 された操縦 訓練 車輌 。砲塔 が撤去 され、代 わりにキューポラ付 きの背 の低 い上部 構造 物 が追加 されている。 - TR-580
- ルーマニアで
開発 された戦車 。T-55の設計 をベースとしている。 - TR-85
- ルーマニアで
開発 された戦車 。TR-580をベースに西 ドイツ製 のV型 8気筒 液 冷 ディーゼル・エンジン 8VS-A2T2(830馬力 )を搭載 した。 - TR-85M/M1
- ルーマニアで
開発 された戦車 。TR-85の砲塔 後部 にバスルを設置 。砲弾 の置 き場 を従来 のタレットリング下 から置 き換 えた。自動 装填 装置 はなく手動 装填 のみ。エンジンは改良 型 の8VS-A2T2M(860馬力 )に換 装 。 - T-55/130mm
自 走 砲 - イラクで
開発 された自 走 砲 。T-55の砲塔 を撤去 し箱 状 の戦闘 室 を設 け、中国 製 の59式 130mm榴弾 砲 (ソ連 製 M-46 130mmカノン砲 のライセンス生産 型 )を搭載 した車両 [5]。 - T-55/160mm
自 走 砲 - イラクで
開発 された自 走 砲 。T-55の砲塔 を撤去 し箱 状 の戦闘 室 を設 け、160mm榴弾 砲 (あるいは迫撃 砲 )を搭載 した車両 [6]。 - kafeel-1
- 2000
年代 にイラクで開発 された戦車 。装甲 は原型 を留 めないほど改造 が施 されているが、T-55のお椀 型 砲塔 が隙間 から露見 しており本 装甲 に増加 装甲 を取 り付 けたものと思 われる。搭載 砲 は原型 のまま[7][8][9]。 - ラムセス2
世 - エジプトで
開発 された派生 型 。主砲 をロイヤル・オードナンス L7 105mm戦車 砲 に換 装 し、射撃 統制 装置 、転 輪 、サスペンション等 をアメリカ製 に変 えている。
T-54およびT-55の運用 国
[アジア
ヨーロッパ
アフリカ
登場 作品
[映画
[- 『
戦火 の勇気 』 - イラク
軍 の戦車 として登場 する。 - 『レッド・アフガン』
原題 " The Beast "。村 を蹂躙 するソ連 軍 戦車 として多数 が登場 し、隊 からはぐれた一 輌 がアフガンゲリラたちの憎悪 の的 となり、追 い回 される。ロケ地 であるイスラエルで改造 されたTiran-5から、追加 された工具 箱 などが撤去 され見 た目 をT-55に近 づけた物 だが、交換 された105mm戦車 砲 はそのままで、砲塔 上 のブローニングM2重 機関 銃 はDShK38重 機関 銃 風 の外見 に改造 されている。
漫画
[- 『ザ・マシーン・ガン・ドーターズ』
小説
[- 『
平壌 クーデター作戦 』 朴 昌 河 少佐 率 いる第 108戦車 連隊 所属 の大隊 が使用 する。
ゲーム
[- 『ARMA 2』
独立 拡張 パック「Operation Arrowhead」に登場 。プレイヤーやAIが操作 可能 。- 『Operation Flashpoint: Cold War Crisis』
- レジスタンス
陣営 (チェコ軍 装備 )の運用 する戦車 として登場 。プレイヤーやAIが操作 可能 。 - ちなみに、OFP(
前期 )とARMAの開発元 のBohemia Interactive Studioは、T-55の実車 を所有 している。 - 『World of Tanks』
- ドイツ(
東 ドイツ)中 戦車 T-55Aとして取得 可能 。 - 『War Thunder』
- Ver1.69アップデートにて
ソ連 ツリーに実装 。T-54と比較 し、3BM25 APFSDSが使用 可能 という点 で異 なる。 - 『エースコンバット アサルト・ホライゾン』
- SRNが
使用 する。主砲 の威力 は強力 で、攻撃 ヘリであっても一 撃 で撃墜 されてしまう。 - 『コール オブ デューティ ブラックオプス』
- ベトコンの
使用 する戦車 として登場 する。プレイヤーはM72 LAWやBGM-71 TOWを使 ってこれを撃破 するミッションがある。 - 『バトルフィールド3』
- キャンペーンにのみPLRの
戦車 として72Z式 が登場 し、ミラー軍曹 の戦車 隊 と交戦 する。 - 『フィクショナル・トルーパーズ』
- エストビア
連邦 陸軍 の装備 車両 。より新型 もあるが、数 の上 では主力 戦車 。劇画 にも登場 している。
脚注
[注釈
[出典
[- ^ “ロシア、
博物館 にしかないような「T-55」タンクまで動員 …「固定 砲 として使用 」”.中央日報 (2023年 5月 9日 ). 2023年 11月21日 閲覧 。 - ^ “60
年 前 のロシア軍 戦車 、ドニプロ川 の橋頭堡 攻撃 試 み撃破 される?”. Forbes (2023年 11月21日 ). 2023年 11月21日 閲覧 。 - ^ https://www.cnn.co.jp/world/35202810.html
- ^ https://web.archive.org/web/20230621050602/https://japanese.joins.com/JArticle/305717
- ^ tanks-encyclopedia.com T-55/130 Self Propelled Gun
- ^ T-55/160mm
自 走 砲 実車 写真 - ^ “In Iraq has developed a new tank Al-Kafeel based on the Soviet T-55” (
英語 ). weaponews.com. 2020年 5月 8日 閲覧 。 - ^ “IRQ - al-Kafeel 1 (modernizace tanku T-55) : Other” (
英語 ). https://www.valka.cz. 2020年 5月 8日 閲覧 。 - ^ Sawiyya, AuthorRangga Baswara (2019
年 6月 14日 ). “Irak Luncurkan Tank Baru Kafeel-1 Hasil Upgrade Type-69QM” (英語 ). Airspace Review. 2020年 5月 8日 閲覧 。
備考
[かつてタミヤは