ちょんがれ
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d7/Chobokure_Youkai.jpg/220px-Chobokure_Youkai.jpg)
ちょんがれは、ちょぼくれとも
概要
[「ちょんがれ」は、
「ちょんがれ」「ちょぼくれ」の
「ちょんがれ」「ちょぼくれ」は、
歌詞 の一 例
[チョボクレ「
苗 や苗 や、苗 はよしか、
初物 の茄子 がない、胡瓜 がない、隠元豆 のモヤシがない、
白粉 あんまり塗 り手 がない、この節 師匠 の花見 がない、紬 木綿 より外 着 られない、
囲 い者 がない、芸妓 がない、江戸 中 この節 ジゴクがない、女 所帯 はおき手 がない、(中略 )
地面 も値 下 で引合 わない、家主 樽 代 節句 もない、
抱 いた子供 のやり場 がない、吉原 この節 空地 がない、
勘 三 羽 左衛門 芝居 がない、船宿 一 人 もお客 がない、
駕 籠 かき飛 ばせる声 がない、(中略 )
屋敷 も町家 も普請 がない、(中略 )
世間 に根 っからお金 がない、融通 がない、仕方 がない、(中略 )
神仏 開帳 上 げ物 ない、賽銭 少 い、札 少 い、(中略 )
谷中 や湯島 の富 がない、お咄がない、バクチがない、ノラノラごろつき居 どこがない、(後略 )[9]
影響
[「ちょんがれ」は、のちの
また、「ちょんがれ」が
佐渡 のちょぼくり
[肥後 ・筑後 のちょぼくれ
[脚注
[- ^
地方 に伝播 した能登 地方 の「チョンガリ」は音源 がある。 - ^ 「ちょんがれ」と「ちょぼくれ」に
違 いがあると睨 んでいる説 もある - ^ a b c
小山 一成 「ちょぼくれ・ちょんがれ」『立正大学 人文 科学 研究所 年報 』、立正大学 、17_a-10_a頁 、1994年 。ISSN 03899535 。 - ^
中村 1983。p.273 - ^ a b
小林 直弥 「"ちょぼくれ"の研究 :日本 の芸能 ・舞踊 作品 に与 えた影響 」issn=03855910 - ^ a b
郡司 (1953)pp.208-209 - ^
山路 (1988)pp.139-140 - ^ (
宝 暦 9年 、江戸 中村 座 の春 狂言 『初買 和田 酒盛 』で市川 八 百 蔵 が大当 たりをとったが)速 口 祭文 が又 ちょぼくれと称 されたことは注目 すべき一事 である(後略 )中村 1983p.275 - ^
江戸 から東京 へ7巻 p.72-73 - ^ a b
吉川 (1990)p.44 - ^
安斎 竹夫 編 ・著 『浪曲 事典 』p.138に「初代 東家 楽 遊 は東 亭 三 楽 門下 でチョンガレをやっていた」と明記 - ^ そのなかには、
浪花 伊助 の始 めたのは「蝶 浮連(ちょうかれん)」でちょんがれであるという説 もある。 - ^ a b c d
五 来 (1995)pp.59-64 - ^ にいがた
観光 ナビ「ちょぼくり」
参考 文献
[吉川 英 史 著 「語 りもの」、山川 直治 編 『日本 音楽 の流 れ』音楽之友社 、1990年 7月 。ISBN 4-276-13439-0。郡司 正勝 著 「祭文 」、坪内 博士 記念 演劇 博物館 編 『藝 芸 辞典 』東京 堂 出版 、1953年 3月 。ASIN B000JBAYH4。小山 一成 「ちょぼくれ・ちょんがれ」『立正大学 人文 科学 研究所 年報 』立正大学 、1994年 。五 来 重 『芸能 の起源 』角川書店 〈宗教 民俗 集成 5〉、1995年 11月。ISBN 4-04-530705-2。田村 栄太郎 著 「阿呆 陀羅羅 」、日本 歴史 大 辞典 編集 委員 会 編 『日本 歴史 大 辞典 第 1巻 あ-う』河出書房新社 、1979年 11月。前田 勇 編 「阿呆陀羅経 」『上方 演芸 辞典 』東京 堂 出版 、1966年 。南 和男 著 「ちょぼくれ」、平凡社 編 『世界 大 百科 事典 18 チキン - ツン』平凡社 、1988年 3月 。ISBN 4-582-02200-6。山路 興 造 著 「祭文 」、平凡社 編 『世界 大 百科 事典 11 サ - サン』平凡社 、1988年 3月 。ISBN 4-582-02200-6。十返舎一九 『東海道 中 膝栗毛 』新編 日本 古典 文学 全集 (81) 、小学館 。p.64-65注 27に「ちょんがれ」を語 る坊主 云々 (校 注 者 は中村 幸彦 )