ごちそうさん (2013年 のテレビドラマ)
88 | あまちゃん | 2013 - 9月28 |
89 | ごちそうさん | 2013 - 2014 |
90 | 2014 - 9月27 |
ごちそうさん | |
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ジャンル | テレビドラマ |
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キムラ ムロツヨシ | |
ナレーター |
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オープニング |
ゆず「 |
1911 | |
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プロデューサー |
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NHK | |
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2013 (12月29 | |
7:30 - 7:45(BSプレミアム) | |
15 | |
150 | |
アンコール | |
2016 | |
15 | |
150 |
『ごちそうさん』は、2013
企画 ・制作
2012
2013
2013
あらすじ
1945
東京 編
トラが
大阪 編 (第 6週 - 第 13週 )
め以子は
大阪 編 (第 14週 - 第 16週 )
その
大阪 編 (第 17週 - 第 22週 )
1940
1943
1944
1945
大阪 編 (第 23週 - 最終 週 )
め以子は
ある
スピンオフドラマ「ごちそうさんっていわしたい!」
そんなある
しかしあきらめきれない
いわしサンドが
登場 人物
主人公 とその家族
卯野 め以子(うの めいこ) →西門 め以子(にしかど めいこ)演 -杏 (幼少 期 :豊嶋 花 [注 3])本 作 の主人公 。東京 で西洋 料理 店 「開明 軒 」を営 む料理人 の長女 として生 まれ育 ち、食 べることが何 よりも大好 き。好 き嫌 いがなく何 でも食 べ、父 ・大 五 や義父 ・捨蔵(正蔵 )らにもその食道楽 ぶりを評 されている[9]。唯 一 苦手 だった鰯 [10]は、後 に義姉 の和枝 の手料理 により克服 する[11]。祖母 ・トラの亡 き後 は、ぬか床 をかき混 ぜることを日課 にしている。悠太 郎 と出逢 うまでは人並 み外 れて背 が高 いことがコンプレックスであった[12][注 4]。幼少 より考 えるより先 に体 が動 く気質 で、意固地 で無鉄砲 な一方 、一度 決 めた事 には強 い意志 と打 たれ強 さを持 つ。美味 しい物 への探究 心 は、「開明 軒 」や食卓 のメニュー開発 に貢献 しており、料理 に目覚 めてからは「め以子の料理 ノォト」と題 し、料理 に関 しての発見 やレシピなどを記録 している[注 5]。悠太 郎 とは清明 高等 女学生 時 に知 り合 い、卒業 後 の春 に大阪 の西門 家 に嫁 ぐ。結婚 後 は、東京 と大阪 の食 文化 の違 いに戸惑 ったり、和枝 からの嫁 いびりや西門 家 の複雑 な家庭 環境 に苦心 するが、関西 の味 に慣 れる為 断食 を試 みるなど四苦八苦 しながらも、次第 に大阪 の料理 や風習 を身 に付 けると共 に、毎日 を楽 しい食卓 にし、多 くの人 からの「ごちそうさん」の言葉 を聞 くことを目標 に、西門 家 の家族 円満 のために奮闘 する。母 ・イクの説明 によると、「め以子」の名 の由来 は「命 (いのち=めい)を生 み出 す子 」であるが、そのままでは気 恥 ずかしいのでひらがなと漢字 を当 て字 に遣 ったとのこと[13][注 6]。後 に三 児 の母 となって大阪 の生活 にもなじみ、話 し方 も大阪 弁 に変化 している[15]。1940年 (昭和 15年 )時 では国防 婦人 会 に参加 するが、軍需 に伴 い身 の回 りの大切 なものが次第 に失 われていくことに気付 き、自身 の信念 に立 ち返 って大量 のステーキを近隣 に振 る舞 った一 件 を機 に、自身 が「ごちそうさん」のあだ名 で呼 ばれるようになり[16]、以後 も近所 の子供 達 に手作 りおやつを振 る舞 い評判 を上 げ続 ける[17]。昭和 19年 、満州 に立 った悠太 郎 を見送 った後 は、彼 が残 した置 き手紙 の裏 に、毎日 の「良 かった事 」を書 き留 めて肌身 離 さず持 ち、帰 りを待 ち続 ける。昭和 20年 に空襲 で西門 家 が焼失 した後 、長男 ・泰介 と共 に和枝 の家 に疎開 する。終戦 後 大阪 市内 に戻 り、闇市 で露店 を始 め[18]、さらに倉田 の提案 で、知人 たちを相手 に料理 を提供 する「蔵 座敷 」[注 7]を始 める。自分 から家族 や食 べ物 など大切 な物 を奪 ったアメリカ軍 に対 しては強 い憎 しみと反感 を抱 くが[19]、モリス大尉 を蔵 座敷 に招 いた一 件 から次第 に和解 の姿勢 を見 せる。西門 悠太 郎 (にしかど ゆうたろう)演 -東出 昌 大 (少年 期 :細田 龍之介 )- め以子の
夫 。大阪 出身 。特技 は剣道 。12歳 の時 に実母 が外出 先 の火事 で亡 くなったことをきっかけに、安全 で住 みよい街 を作 る夢 を抱 き[20]、東京 帝国 大学 (現 ・東京大学 )で建築 学 を学 ぶ[21]。 - め以子とは
銀座 のカフェで初 めて出会 い、め以子を上回 る長身 や大阪 弁 を話 すことから「通天閣 」とあだ名 を付 けられる[22]。その背 の高 さゆえに当初 の下宿 予定 先 から受 け入 れを断 られてしまったため、開明 軒 に当初 下宿 することになっていた同窓 の近藤 と下宿 先 を交換 することになりめ以子と再会 する。 論理 的 な思考 の持 ち主 で、口元 に手 を当 てて考 え事 をする癖 があるが、これは複雑 な家庭 環境 の中 で迂闊 な事 を言 わないようにする為 に身 に付 いたものである。開明 軒 に下宿 し始 めた当初 、悪気 はないが偏屈 な彼 の物言 いにめ以子は悪 印象 を持 つ[12]。一方 、勉強 が苦手 なめ以子に親身 に勉強 を教 える[21]など、優 しい一 面 も見 せる。食 べ物 については唯一 納豆 だけは苦手 であったが、め以子の手料理 で克服 する[23]。大 好物 はカレー。帝 大 卒業 後 、め以子と結婚 。大阪 へ帰郷 し市役所 の建築 課 に勤 める。家族 を捨 てた実父 ・正蔵 に対 して憎悪 を抱 き続 けていたが[24]。後 に正蔵 からの手紙 を読 み初 めて彼 の家出 の真相 を知 り、長女 ・ふ久 が生 まれた夜 に和解 する[13][25]。師 である竹元 や市役所 時代 の先輩 である藤井 や大村 によれば、彼 の設計 は「安全 で頑丈 」という一 点 以外 にこだわりがなく、これといった個性 がないとの事 [注 8]。父 ・正蔵 の説明 によると、「悠太 郎 」の名 は「悠久 (ゆうきゅう)」に由来 するとのこと[13]。昭和 7年 の時点 では御堂筋 の高速 地下鉄 道 (現 ・Osaka Metro御堂筋 線 )敷設 工事 に従事 する[26][注 9]。昭和 15年 時 では建築 課長 に就任 。建築 中 の地下鉄 道 の安全 性 保持 に加 え、軍需 における資材 不足 に苦心 する[27]。そのため、デザインを最 優先 する竹元 と折 り合 いがつかず、絶縁 されてしまう[28]。太平洋戦争 勃発 後 、地下鉄 計画 が正式 に中止 となり、空襲 に備 え建物 疎開 をすすめる防火 改修 課 へと異動 になる[29]。が、その仕事 に疑問 を持 ち、市民 向 けの防火 演習 で「逃 げろ」と叫 んだことが防空 法 違反 に問 われて逮捕 、のち釈放 されるものの、軍属 として満州 へ渡 る事 となる[30]。戦後 、抑留 されて帰国 できずにいるらしいとの情報 が伝 えられるが、ある時 、仔 豚 を追 う声 と共 にめ以子のもとに突如 現 れる。彼 曰 く「(再会 する)3日 前 に実 は事情 があって帰国 し博多 におり、満州 で知 り合 った養豚 家 に豚 をもらう約束 をしており、その豚 を使 ってめ以子に満州 で食 べた『豚 の丸焼 き』を食 べさせたかった」とのことだった[31][注 10]。昭和 23年 、息子 ・泰介 の初恋 を桜 子 から聞 かされ、応援 しようとするものの、「うま介 」に怒鳴 り込 んできた相手 の父親 ・真 次郎 と口論 の末 、彼 の古傷 を掘 り起 こさせて、話 をややこしくさせてしまう[32]。西門 ふ久 (にしかど ふく)→諸岡 ふ久 (もろおか ふく)演 -松浦 雅 (少女 期 :原 見 朋花 /乳児 期 :森山 咲 瑠[33])- め以子と
悠太 郎 の長女 。1923年 (大正 12年 )の大 みそかの夜 に生 まれる。 - 「
西門 家 に福 を呼 ぶ子 」という意味 を込 めて、め以子の父 ・大 五 が命名 し、「ふ久 」という当 て字 は悠太 郎 の父 ・正蔵 が考案 した[13]。 常 に冷静 であまり感情 を表 に出 さず、一度 決 めたことには意固地 な性格 。8歳 時 、浮力 ・重力 といった「見 えない力 」に強 い興味 を持 つゆえに[34]周囲 から浮 いた問題 行動 が目立 ち[注 11]。また、食 べる事 に関心 が薄 く食 が細 いが、他所 の食 べ物 を初 めて食 べ比較 し、め以子の料理 が美味 しいということを知 る。以来 、め以子が食 べ物 を美味 しくなる「見 えない力 」を与 えていると思 い、完 食 するようになる[35]。- ぬか
床 として見守 る曽 祖母 のトラ(語 り)からは、自分 の興味 のためには他人 の迷惑 を顧 みないところは幼少 期 のめ以子によく似 ていると評 され[34]、め以子からは、物事 を論理 的 に考 え探求 しようとする性格 は悠太 郎 の遺伝 ではないかと推測 されている[36]。 昭和 15年 時 には、物理 にのめり込 む高等 女学生 に成長 し[27]、食事 中 でも本 を片手 に黙々 とシュレーディンガー方程式 を解 くなど数学 に没頭 する一方 、物理 の知識 を応用 して料理 に関 する助言 をめ以子たちに提供 し[注 12]感謝 されて機嫌 を良 くすることもある。また気 を紛 らわせる時 には円周 率 を唱 える習慣 がある。昭和 18年 時 には高等 師範 学校 に通 うが、本人 は教師 になる気 はなく、卒業 が近付 いても進路 が決 まらない状態 であった[37]。これまで他人 に興味 を持 たなかったが、たびたび家 で夕食 を共 にする諸岡 を、泰介 との「男 の友情 」を空想 しつつ見守 り続 けるうちに、次第 に彼 のことが気 になっていく[38]。昭和 19年 、諸岡 の出征 を知 り、彼 の子供 を産 みたいと思 いつき、諸岡 の自宅 へと押 しかける。それを目撃 した泰介 が両親 を説得 したことで認 められ、諸岡 と結婚 [39][40]。諸岡 家 ではその才能 を活 かして工場 の経理 や機械 修理 などをこなし「三国一 の嫁 」と絶賛 されるなど義父 母 との関係 も良好 である[30]。夫 が出征 後 、空襲 が迫 る中 で長男 ・大吉 を出産 。大吉 と共 に諸岡 家 の親戚 宅 へ疎開 する[41]。終戦 後 は無事 市内 に戻 る。出産 後 は母親 としての役割 に専念 し、かつての科学 に対 する情熱 は冷 めてしまったと語 るが、泰介 や諸岡 が後輩 たちの夢 を守 るために奮闘 する姿 を見 て、自分 も子供 の将来 のために自然 エネルギーを利用 した発電 の研究 をしようと考 え、大学 への進学 を決 める[31]。その後 は光 電 効果 (太陽光 発電 )に関心 を抱 いている[32]。西門 泰介 (にしかど たいすけ)演 -菅田 将 暉 (少年 期 :三澤 瑠斗)- め以子と
悠太 郎 の長男 。幼少 より優等生 で礼儀 正 しく周囲 への気遣 いをする子 である[26]。昭和 15年 時 では中学校 で野球 部 に在籍 [27]、キャッチャーとして先輩 の諸岡 と共 に甲子園 の全国 大会 を目指 すが、戦局 の悪化 により全国 大会 が中止 となる。さらに、いずれ自分 も兵隊 として召集 される可能 性 が高 いこともあり、人生 への希望 を失 い無気力 になっていく。しかしあくまで前向 きな諸岡 や、戦地 から戻 り衰弱 しながらも懸命 に生 きる源 太 、彼 を献身 的 に世話 するめ以子らの姿 を見 るうちに考 えを改 め、自身 も逆境 に負 けず再 び甲子園 を目指 すことを誓 う[38]。 昭和 19年 時点 では、京都 帝国 大学 へ進学 し、下宿 生活 を送 っていた[37]が、昭和 20年 3月 13日 から14日 未明 にかけて空襲 で西門 家 が焼失 したため、め以子と共 に父方 の伯母 の和枝 の家 に疎開 [注 13]。その後 、赤紙 (召集令状 )が届 き、戦争 の時代 を憎 みながら、国 を変 えるために必 ず生 きて戻 って来 ることを誓 い、学徒 出陣 で出征 する[42]。終戦 後 間 もなく無事 に復員 し、闇市 で懸命 に働 く母 たちや、焼 け跡 をさ迷 う戦災 孤児 たちの姿 を見 て、大学 を休学 し、行方 不明 の悠太 郎 と活 男 の捜索 も兼 ねて、戦災 孤児 や復員 兵 たちの身内 探 しや養子 縁組 の手伝 いを始 める[18]。この頃 には、悠太 郎 不在 時 に長男 として家長 の役割 をつとめ、疎開 先 での和枝 の「いけず」にも冷静 な対応 をするしっかりした青年 に成長 している。昭和 22年 、大学 への復学 を決 めるが、その矢先 にGHQが甲子園 大会 の復活 を取 り消 したことを知 り、後輩 たちの夢 を守 るために大会 の復活 をかけて諸岡 や川久保 らと一緒 に交渉 を試 み、見事 に成功 させる[31]。西門 活 男 (にしかど かつお)演 -西畑 大 吾 (少年 期 :二宮 輝 生 )- め以子と
悠太 郎 の次男 。天真爛漫 で食 いしん坊 [26]。子供 たちの中 では最 もめ以子に似 ていると言 われる。昭和 15年 時 では料理人 を目指 し、中学校 に通 いながら洋食 屋 で修業 しつつ、台所 でめ以子の手伝 いや、代 わりに料理 をする事 もある[27]。 昭和 18年 、中学 を辞 めて「開明 軒 」で料理人 の修行 を希望 するが卯野 家 も受 け入 れる余裕 がないために叶 わず、時勢 柄 修業 先 がどこにもないため、廃業 間近 の「うま介 」で手伝 いをする[37]。昭和 19年 、勤労 奉仕 に通 う日々 の中 、海軍 の主計 課 で料理 修業 が出来 ると知 り志願 。「兵隊 さんの『ごちそうさん』になる」という強 い思 いで入隊 を認 められ旅立 って行 く[40]。- しかし、
昭和 20年 3月 18日 に戦死 したとの通知 がめ以子に送 られてくる[42]。め以子は通知 の内容 を信 じられず、終戦 後 も彼 の帰還 を待 ち続 ける[18]。やがて彼 の戦友 であった小関 から明確 な証言 を聞 き、遺品 の手帳 を渡 されるに及 んで、彼 の死 を認 めざるを得 なくなっため以子は、活 男 が手帳 に書 き残 した「夢 の中 で食 べたかったもの」をゆかりの人 たちと食 べる事 で弔 いとした[19]。
卯野 家 の人々
卯野 トラ(うの トラ)/ぬか床 ※語 り演 -吉行 和子 - め以子の
祖母 でイクの実母 。食 べ物 を丸 ごと口 に含 み食 べることから、幼馴染 みに「丸 飲 みのトラ」とあだ名 で呼 ばれる[43]。また、食 べ物 を人 に見立 て、寸劇 をしてから食 するのが常 で[44]、成長 後 のめ以子にもその行動 は受 け継 がれている[22]。 幼少 期 のめ以子を寛容 に見守 り、第 1週 では時代 劇 風 なやり取 りがしばしば見 られ、「食 べる事 」と「食 べさせる事 」の喜 び、「ご馳走様 」の意味 などさまざまな道理 を諭 し[44]、後 のめ以子の「食 」に対 する考 え方 を形成 する。大正 11年 ・春 の時点 ですでに他界 しているが、魂 はぬか床 に宿 り卯野 家 を見守 り続 け、ぬか床 をかき混 ぜるめ以子の心情 のき役 になっている[45]。- め以子の
嫁入 り後 は、卯野 家 から分 けられたぬか床 として、引 き続 き大阪 でのめ以子や、め以子をめぐる人々 を見守 り、自 らの感想 を述 べることもある。 空襲 により西門 家 のぬか床 が焼失 した[41]後 、事前 に藤井 に分 けていたぬか床 が戻 る[46]までの間 は、吉行 の語 りそのものが一切 なかった。卯野 イク(うの イク)演 -財前 直見 - め以子の
母 。「開明 軒 」の接客 および経理 を担当 し店 を切 り盛 りしている。め以子の幼少 期 は、採算 を考 えず高級 指向 な夫 の料理 を「押 し付 けがましい」と叱責 する[44]。 年頃 になっても呑気 なめ以子の行 く末 を心配 するが、あわよくば結婚 相手 になることを期待 して下宿 生 の悠太 郎 を受 け入 れ、め以子の心境 の変化 にも気付 き始 める[12]。また、遅 まきながらも料理 を作 る事 に興味 を持 ち始 めため以子の心境 の変化 を喜 び、め以子に料理 の基礎 を教 える[47]。- め以子が
常連 客 の新井 社長 から持 ちかけられた縁談 を断 り、悠太 郎 に求婚 した際 には、め以子の心境 を推 し量 り、全面 的 にめ以子を援護 する[48]。 卯野 大 五 (うの だいご)演 -原田 泰造 (ネプチューン)- め以子の
父 。料理人 で「開明 軒 」の店主 [49]。 気 さくだが、頑固 で気 が短 い江戸 っ子 気質 。若 い頃 は一流 のホテルで修業 し、「開明 軒 」も本格 派 フランス料理 店 を自負 し営業 していたが、メニューの独自 性 のなさと、客 の要望 を無視 して形式 的 なフランス料理 の作法 を押 し付 ける頑固 な態度 を新聞 で批判 され、店 の経営 は一時 低迷 状態 となり、め以子の級友 が来 た際 も得意 料理 としていた赤茄子 御飯 と巨大 オムレツを賄 いに出 すことに難色 を示 した。しかし、イクと涙 を溜 めため以子に懸命 に説得 され、め以子の級友 らが賄 いの料理 を喜 んで食 べる姿 を見 て、自身 のコックとしての原点 を思 い出 し、伝統 を残 しつつも大衆 の好 みに合 った洋食 を作 る方向 へと考 えを改 める[44]。娘 のめ以子を幼少 より可愛 がっていて食道楽 ぶりにも絶賛 している(彼 が作 った巨大 オムレツを見 て喜 んでるめ以子に、「こんなに大 きいオムレツをこんなに上手 く焼 けるのは東京 広 しといえど、お父 ちゃんくれえのもんだぞ」と自慢 したり、ジャムを独占 されて困惑 するイクを宥 め、「手 に入 るようになったらな、お父 ちゃんが生 の苺 で世界一 美味 (うめ)ぇジャムを作 ってやるからな。」とめ以子に約束 したり、お店 のために作 ったアンズのシロップ漬 けをめ以子によって一 瓶 全部 食 べられた際 は家族 一同 呆 れ果 てたものの、彼 だけは「俺 の作 るシロップ漬 けが美味 すぎるんだよな」と嬉 しそうに理解 を示 していた。さらにめ以子の特性 を活用 し、開明 軒 や食卓 のメニュー開発 にも貢献 させている。)が、下宿 した悠太 郎 に無理矢理 納豆 を食 べさせようとしため以子を叱責 した事 もある。また悠太 郎 に恋 をしてから変 わっていく様子 に戸惑 い、二人 の結婚 に反対 し、め以子に勘当 をい渡 したが、後 に新井 社長 の説得 で自 らの結婚 生活 を思 い返 し、結婚 を認 める。関東大震災 が発生 した際 には店 の蓄 えを使 って炊 き出 しを行 っていた[50]。その年 の暮 れ、家族 で大阪 の西門 家 を訪問 し、表向 きは故人 とされていた正蔵 が生 きていることを知 ると、最初 は隠 し事 をされていたことに激怒 するが、正蔵 と出会 ってから直 ちに意気投合 し、悠太 郎 と正蔵 を和解 させるために悠太 郎 の説得 に動 く[51][52]。太平洋戦争 中 、孫 の活 男 が料理人 として海軍 に志願 した際 には、本音 では活 男 を「開明 軒 」に引 き取 りたく思 いながらも時局 上 叶 わないため、大 人数 を相手 に効率 良 く料理 を作 るためのコツを手紙 で助言 する[53]。終戦 後 間 もなく、骨折 したものの卯野 家 は皆 無事 との電報 がめ以子に届 けられる[18]。その後 、進駐軍 のモリス大尉 から「最高 の日本 料理 」を所望 されため以子からの相談 の電話 で、日本 料理 の醤油 が持 つ万能 性 について助言 する[31]。卯野 照生 (うの てるお)演 -井 之 脇 海 (幼少 期 :山崎 掌 )- め以子の
弟 。高等 小学校 を卒業 した後 、「開明 軒 」で見習 いとして働 く[12]。 悠太 郎 を実 の兄 のように慕 い、悠太 郎 とめ以子の結婚 に最後 まで反対 していた大 五 を新井 社長 に説得 してもらうよう、山本 とタマに相談 し作戦 を立 てる[54]。母 ・イクの説明 によると、「照生 」の名 には「生 きることを照 らす」という意味 が込 められている[13]。劇 中 終盤 のめ以子と大 五 の電話 にて、昭和 22年 の時点 では結婚 ・独立 して子供 もいることが仄 めかされた[31]。- クマ
演 -松寺 千恵美 大正 11年 の時点 で卯野 家 で働 く女中 。め以子の食 べっぷりを評価 する一方 、彼女 の将来 を気 にかけている[22]。
西門 家 の人々
西門 正蔵 (にしかど しょうぞう)演 -近藤 正臣 (若 き日 の正蔵 :小堀 正博 )悠太 郎 らの父親 [59]。飄々 とした人物 だが、普通 は捨 ててしまう食材 を活 かし美味 しい一品 を作 り上 げる「始末 の料理 」の達人 [9]で、源太 らから「師匠 」[注 15]「ほうるもんじいさん」と呼 ばれている[9]。後添 いの元 芸妓 ・静 と出戻 りの長女 ・和枝 の諍 いに耐 えきれなくなり家族 を捨 てて家出 した過去 があり、残 された西門 家 の人々 から故人 として扱 われていた。静 との馴 れ初 めに関 しても、当初 は彼女 を庇 って自分 から強引 に結婚 したことにしていた。元 鉱山 の技師 であり、国 に貢献 していることを誇 りに銅山 の掘削 現場 での仕事 に取 り組 むなか、鉱毒 発生 問題 で被害 者 への対応 の矢面 に立 たされ苦悩 し、前妻 の死 を口実 に仕事 を辞 め逃 げ帰 った[25]。失踪 中 は「酉 井 捨蔵 (とりい すてぞう)」と名乗 りミナミの花街 に潜伏 し、子供 たちに読 み書 きを教 えていた[9][60]。仕事 に思 い悩 む悠太 郎 に、先述 の自 らの仕事 での経験 を手紙 に綴 った上 で助言 したことを機 に[25]、孫 のふ久 が誕生 した夜 に和解 、西門 家 に戻 る[13]。周囲 から問題児 と思 われていた孫 のふ久 の隠 れた才能 にいち早 く気付 き、第 一 の理解 者 になる[36]。また悠太 郎 が亜貴 子 との浮気 を疑 われてめ以子に家 を追 い出 された際 にはわざわざ職場 まで悠太 郎 を訪 ね、自身 の過去 と照 らし合 わせながら悠太 郎 の真意 を聞 き、温 かく見守 った。- その
後 発作 で倒 れるが、娘 一同 揃 った上 でのめ以子夫妻 の祝言 、そして息子 の仕事 ぶりを見届 けた後 、大 往生 を遂 げる[61]。 西門 静 (にしかど しず)演 -宮崎 美子 (少女 期 :古和 咲紀 )悠太 郎 らの継母 。元 は「千代 菊 」の名 でブロマイドが発売 されるほどの人気 の芸妓 だった[注 16][62]。10歳 の半玉 時代 に親切 にしてくれた正蔵 に初恋 をし、後 に妻 を亡 くして荒 れていた正蔵 と座敷 で再会 したおりに強引 に結婚 し、西門 家 に後添 いとして入 った[63]。家 に入 った当初 は義母 として西門 家 に馴染 もうと努力 していたが、後妻 を快 く思 わない義 娘 ・和枝 らから度重 なる「いけず」をされるうちにやがて家事 を放棄 、腹 いせに高価 な着物 を買 い続 け家計 を圧迫 するようになる。和枝 への対抗心 から、嫁 いで来 ため以子には好意 的 な態度 で接 する。座敷 で鍛 えた話術 と明 るく社交 的 な性格 の持 ち主 で、鈍感 なめ以子の気 づかない男女 の機微 に良 く通 じている。反面 、着道楽 による無駄遣 いなど都合 の悪 い話題 はのらりくらりとかわしている[64]。三味線 が得意 で師匠 の資格 も持 っており、芸妓 をやめてからも置屋 で教 えているので多少 の小遣 い稼 ぎになっている[11]。- め以子の
嫁入 り当初 は「老 け込 むのが嫌 」という理由 から、家族 にも「お静 さん」と他人行儀 に呼 ばせていたが、め以子の働 きで家族 が一 つになるにつれ「お義母 さん」と呼 ばれるようになり、次第 に家内 の事 にも協力 的 になる。正蔵 が西門 家 に戻 ってからは穏 やかな夫婦 生活 を送 り、夫 の最期 を看取 った[61]。 - め以子の
子供 達 とは血 のつながりはないものの、彼 らを実 の孫 同然 に可愛 がる。ふ久 が周囲 から問題児 と見 なされ、実母 のめ以子も持 て余 していた際 には、ふ久 を「世界一 の別嬪 (べっぴん)さん」と呼 んで庇 い、無償 の愛情 を注 ぐ[36]。 戦時 下 では食事 の内容 が貧 しくなっていく有様 に不満 を露 わにする。め以子が大量 のステーキを焼 いて近所 の人々 に振 る舞 い「贅沢 は敵 」と婦人 会 の女性 達 から非難 された際 には「贅沢 は素敵 やで」と巧妙 に切 り返 し、荒 んだ雰囲気 を和 ませる役 を買 って出 る[65]。昭和 20年 に空襲 で西門 家 が焼失 した後 、桜 子 の家 の別荘 へ疎開 する。戦前 から戦中 まで一貫 して和服 を着 ていたが、終戦 後 にめ以子と再会 した際 には洋装 になっており、大阪 に戻 るや否 や早速 着道楽 を再開 しようとする[18]。蔵 座敷 の完成 後 は、元 芸妓 の才能 と経験 を活 かして接客 を担当 する[19]。昭和 23年 、泰介 の初恋 を聞 かされて、今度 は女 の子 の曾孫 を期待 し喜 んでいたものの、桜 子 から相手 ・真 沙子 の人 となりを聞 かされると、あまりにも和枝 にそっくりである事 に怯 えていた[32]。西門 和枝 (にしかど かずえ) →山下 和枝 (やました かずえ)演 - キムラ緑子 悠太 郎 の長姉 で西門 家 の長女 。船場 言葉 で話 し、一人称 は「わて」。几帳面 な気質 で総領 娘 として家 の一切 を仕切 り、伝統 や格式 を保 つ事 にこだわり、家事 も完璧 にこなす。料理 も繊細 で、得意 とする鰯 料理 でめ以子は苦手 な鰯 を克服 する[11]。借金 を抱 える西門 家 の資産 を増 やすために株 取引 の場 に頻繁 に出 かけていた[66]。め以子には入籍 を許 さず女中 扱 いするなど、彼女 に対 し極端 なまでの「いけず」な扱 いをする[64]。婚家 の姑 から冷遇 され、一人 息子 の事故死 を機 に離縁 され西門 家 に出 戻 った過去 を持 ち[67]、再婚 を決意 した安西 から騙 される[68]など、不遇 な身上 を憂 い自殺 未遂 を起 こす。その後 、倉田 の薦 める縁談 で豪農 に後妻 として嫁 ぐ[69]。再婚 して西門 家 を離 れても、め以子とは「お互 い死 ぬまで『いけず』し合 う」という約束 から、出産 を控 えため以子に糸 を玉 止 めしていない産着 やおむつを贈 ったり[注 17][70]、め以子と同 じく創作 料理 のレシピを「Mrs.キャベジ」との匿名 でラジオ番組 に投稿 して、め以子の採用 を阻止 して倍 の数 採用 される[71]など、手 の込 んだ「いけず」を続 ける。嫁 ぎ先 の夫 や姑 らを看取 った後 は一人暮 らしで、太平洋戦争 中 は買 い出 しの人々 を相手 に、骨董 品 や着物 等 と引 き換 えに食糧 を配 る[72][注 18]。姑 の他界 後 、周囲 への借金 の取 り立 てを厳 しくしたり農業 の方法 を改善 し、一部 の近隣 住民 から嫌 厭 されるものの、これにより恩恵 を受 けた小作 人 たちからは感謝 される。空襲 により疎開 してきため以子達 を受 け入 れ、泰介 の出征 の際 にはい草 と笹 の葉 をちまき風 に包 んだ寿司 [注 19]で送 り出 し、活 男 の戦死 告知 に悲 しむめ以子には、自身 もかつて子 を失 った経験 と重 ね、厳 しくも愛情 のこもった叱咤 激励 で立 ち直 らせる[42]。戦後 、め以子の蔵 座敷 に大量 の鰯 を持 ち込 んで来訪 。め以子への口 ぶりは相変 わらずだったが、満足 そうな笑顔 を浮 かべて料理 を楽 しんでいた。その帰 り際 、悠太 郎 が帰 ってきたら伝 えるようにと、疎開 の際 め以子が一 筆 認 めた西門 家 の権利 書 を掲 げて去 っていった[73][注 20]。戦後 、実家 が破産 して売 りに出 された「うま介 」の権利 を買 い取 り大家 となる。当初 は馬 介 らを追 い出 して洋食 店 を出 すつもりであったが、共 に事業 を起 こすはずだった真 沙子 が実家 の鰯 料理 店 を手伝 うことになったため、「いわしサンド」を新 たなメニューとして出 すことを条件 に、馬 介 に店 を貸 し出 す形 で事業 継続 を認 めた。ただし馬 介 からは高額 の家賃 を取 っているらしい[32]。- オープニングにおいてのクレジットの
際 、一 度 だけ、彼女 が最後 の紹介 (トメ)となっていた回 がある。 演 じたキムラ曰 く、役柄 の反響 から普段 キムラと親 しい人 から連絡 来 なくなり、暫 く人 と会 わなくなったという。西門 希子 (にしかど のりこ) →川久保 希子 (かわくぼ のりこ)演 -高畑 充 希 [74](少女 期 :荒田 悠 良 )悠太 郎 の妹 で西門 家 の六 女 。大正 12年 当時 は16歳 の女学生 [75]。幼少 から和枝 と静 との喧嘩 を目 の当 たりにしていたため、め以子と出会 った当初 は内向 的 で無口 な性格 で、和枝 の威圧 からめ以子に対 して寡黙 を貫 く。しかし、家族 を思 うめ以子の働 きかけや努力 に触 れ、彼女 を「ちい姉 ちゃん」[76]と呼 んで慕 い、喫茶店 「うま介 」の街頭 宣伝 の場 で「焼 氷 有 り〼の唄 」(やきごおりありますのうた)を歌 い美声 を披露 したり[77]、自殺 を図 った和枝 を叱咤 するなど[78]、次第 に自分 の意見 を言 い、社交 的 で明 るい気質 を表 すようになる。父 ・正蔵 の説明 によると、「希子 」の名 は「希望 (きぼう)」に由来 するとのこと[13]。- 1927
年 (昭和 2年 )、「大阪 ラヂオ放送 」の採用 試験 にて歌 を披露 して難関 を突破 しアナウンサーとして採用 され、当時 としては最先端 の職業 婦人 となる[26]。少女 期 は源 太 に密 かに憧 れていたが、不審 な男 に付 きまとわれるため帰 り道 を共 にするようになった同僚 の川久保 に次第 に惹 かれ、結婚 する[61][79]。 結婚 後 も仕事 を続 け、夫 と共 に西門 家 で同居 を続 ける。「うま介 」での源太 の壮行 会 では、無事 を祈 り「いちごの唄 」を披露 する[80]。昭和 18年 、正確 な情報 を伝 えたい思 いに反 し、検閲 を受 けた原稿 しか読 めなくなった上 、戦意 を高揚 するばかりの放送 内容 に嫌気 が差 すようになる。そのような折 、室井 がラジオの生放送 で世界 平和 を唱 える物語 を即興 で語 った事 に共感 し、夫 と共 に機転 を働 かせて室井 を役人 の追及 から庇 う[81]。昭和 20年 には大阪 が空襲 の被害 を受 けるも、仕事 上 疎開 を許 されず、夫 と二人 で大阪 に留 まり続 ける[42]。終戦 後 は行方 不明 の家族 や知人 たちの情報 を調 べてめ以子に連絡 する[18]。また、放送 局 が進駐軍 の管理 下 に置 かれ街頭 取材 が可能 になるが[82]、め以子の料理 を気 に入 った進駐軍 のモリス大尉 と、アメリカを憎 みモリスを拒絶 するめ以子との仲介 役 を強要 される[19]。この頃 では、治安 が悪化 していた大阪 に舞 い戻 ってきため以子を厳 しく諫めて、彼女 を憂慮 しながらも強気 な態度 で疎開 先 に戻 るように説得 したり[注 21]、モリスの苦言 に対 して堂々 と反論 を返 したほか、大会 の実況 担当 から漏 れてしまい甲子園 に行 けなかったことをぼやくなど、内向 的 だった少女 期 から見違 えるほどの成長 を遂 げている。昭和 22年 の時点 では英語 力 が飛躍 的 に上達 し、蔵 座敷 でのめ以子とモリス大尉 の通訳 も務 めた[83]。川久保 啓司 (かわくぼ けいじ)演 -茂山 逸平 大阪 ラヂオ放送 に勤務 する希子 の同僚 [84]。希子 を付 け狙 う不審 な男 から守 るため希子 と帰 りを共 にするようになり、その後 結婚 。不審 な男 にも無駄 に立 ち向 かわずに上手 くかわすという穏 やかな人物 である[79]。自 ら平和 主義 者 を語 り、怒 ることは滅多 にないが、たまに怒 ると(本人 としては)怒 りを押 し殺 し努 めて平静 に振 る舞 いつつも、その怒 りを完全 には抑 えられず声 や態度 から漏 れ出 てしまい、他人 に読 まれてしまう所 がある[85]。結婚 後 は希子 と共 に西門 家 に同居 。集団 生活 になじめないふ久 に対 して「居場所 がないなら自分 で作 るという手 もある」と助言 を与 えたり[65]、自身 が野球 をやっていた経験 から入手 しづらくなった野球 のミットを泰介 のために見付 けて来 たりと西門 家 の子供 たちを気 にかける。また義兄 の悠太 郎 とは仕事 の面 で相談 し合 うようになる[38]。放送 局員 の仕事 柄 、社会 の情勢 に詳 しく、戦時 中 の軍部 の情報 や戦後 の進駐軍 の動 きをいち早 く掴 み、希子 と共 に対処 法 を家族 に助言 する。昭和 22年 に再開 が決 まった甲子園 大会 がGHQにより中止 させられそうになった時 には非常 に憤慨 し、大会 復活 のために泰介 や諸岡 と協力 して嘆願 運動 の先頭 に立 ち、野球 の事 になると誰 よりも熱 くなる意外 な一 面 を見 せた[31]。
東京 編 の登場 人物
開明 軒 の人々
山本 (やまもと)演 -城 土井 大智 - め以子の
幼 い時分 から大 五 の下 で働 くコックで、彼 からは「ポンちゃん」と呼 ばれている[49]。上司 の大 五 がお店 のために作 ったアンズのシロップ漬 けを大 五 の娘 ・め以子によって一 瓶 食 べられたのを知 った際 は、め以子の食道楽 ぶりに驚愕 していた。 - タマ
演 -郷 原 慧 大正 11年 の時点 の「開明 軒 」の従業 員 [86]。室井 幸 斎 [注 22](むろい こうさい)演 -山中 崇 - 「
開明 軒 」で賄 い飯 を食 べさせてもらっている売 れない文士 [88]。食 を題材 にした作品 の執筆 に取 り組 んでいた。好奇心 が旺盛 で、人 の揉 め事 を見聞 きするのが好 き。無神経 で失礼 な発言 から桜 子 や源太 から窘 められる事 もあるが、人懐 っこく憎 めない性格 である。 見合 いをするめ以子に対 して悠太 郎 への思 いに気付 かせる発言 をしたり[89]、卯野 家 を追 い出 された悠太 郎 を自宅 に泊 め、病臥 の悠太 郎 の看護 をめ以子に頼 むなど[90]、二人 の仲 を取 り持 つ。その後 、「開明 軒 」で知 り合 った桜 子 から自作 の小説 を酷評 されて奮起 し、新 しく書 き直 した小説 が文学 賞 に佳作 入選 。以来 、桜 子 を「幸運 の女神 」と呼 び恋 い慕 い、彼女 と駆 け落 ちし大阪 を訪 れ、源 太 の紹介 で喫茶 「うま介 」に身 を寄 せる[91]。- その
後 、おでんの食材 を擬人 化 した童話 を発表 し、昭和 15年 には時局 に合 わせて「おでん皇國 戦記 」など軍事 教育 を織 り込 んだ童話 を発表 し、人気 を得 る[27]。その一方 で大人 向 けに書 いた恋愛 小説 である「塩 と砂糖 」の文章 表現 が検閲 に引 っかかり出版 中止 となり、桜 子 ともども落胆 する[92]。表現 や言論 の自由 が完全 に奪 われた戦時 下 で国威 高揚 のための作品 を書 くのは仕方 のないことと割 り切 っていたが、生放送 のラジオ番組 で「おでん皇國 戦記 」の戦闘 場面 を朗読 する予定 を、天災 がきっかけで敵 味方 ともに「地球 という一 つの鍋 」で平和 になるという内容 の結末 に変更 して即興 で語 り、桜 子 たち聴衆 の笑 いを誘 う。これに腹 を立 てた役人 から事情 聴取 を受 けるが、「これは大日本帝国 による世界 統一 を表 す結末 である」といった希子 と啓司 の弁明 のおかげで難 を逃 れる[81]。 太平洋戦争 勃発 後 、疎開 していた桜 子 のもとから追 い出 されて大阪 に戻 る。焼 け残 った西門 家 の蔵 に勝手 に住 み着 いていたおり、終戦 後 帰宅 しため以子と再会 。同 じく再会 した源 太 と共 に、め以子の露天商 の手伝 いをする[19]。昭和 22年 、め以子をモデルにして「阿呆 の佛 (あほうのほとけ)[注 23]」と題 する新 たな小説 を新聞 に連載 する[31]。やがて、桜 子 が自分 を追 い出 した本当 の理由 を桜 子 本人 から知 らされ、また「阿呆 の佛 」によって桜 子 からも大 作家 と認 められたことで復縁 する[31]。昭和 23年 時 では、他人 の揉 め事 好 きや無神経 ぶりは相変 わらずで、泰介 の初恋 を応援 しようとして余計 な手出 しをして、挙句 にめ以子と悠太 郎 の馴 れ初 めが関 わる因縁 まで掘 り起 こしてしまい話 をこじらせる[32]。新井 社長 (あらい しゃちょう)演 -南条 好 輝 - 「
開明 軒 」の常連 客 。かつて大 五 が「開明 軒 」を開 く際 に出資 してくれた恩人 でもある。幼少 時 のめ以子に、当時 の日本 ではまだ珍 しい食物 であった「いちご」の名前 を教 え、め以子にいちごジャムを贈 る[43]。め以子の良 き理解 者 であり、女学生 になっため以子に好条件 の縁談 を持 ちかけ見合 の場 で破談 にされるが[93][94]、め以子と悠太 郎 の結婚 を容認 し、照生 から頼 まれて、反対 する大 五 を説得 する[54]。
清明 高等 女学校 の人々
堀 之 端 桜 子 (ほりのはた さくらこ) →室井 桜子 (むろい さくらこ)演 -前田 亜 季 - め以子の
清明 高等 女学校 時代 の級友 。専属 料理人 がいるほどの裕福 な家柄 [22]の子女 。マイペースで押 しが強 く、室井 によると「生 まれてから人 に命令 しかしたことがない」。め以子にとっては時 に叱咤 激励 してくれる、良 き理解 者 で相談 相手 である。小説 が好 きで、女学生 時 は文筆 家 になることを夢見 る[20]。兄 の友人 と交際 を始 めるが、交際 に反対 する桜 子 の父親 の圧 力 により失恋 する[93][94]。 女学校 卒業 後 、室井 の心許 なさに同情 し結婚 。駆 け落 ちし、め以子を頼 って大阪 を訪 れる。駆 け落 ち後 は、居候 する喫茶店 「うま介 」で働 きながら[24][注 24]、室井 を一流 の作家 にすることを人生 の目標 とし、彼 を叱咤 しながら支 えていく[91]。しかし、戦局 の悪化 に伴 って国威 高揚 を宣伝 する作品 しか発表 できなくなった室井 の境遇 に憤 りを露 わにするものの、室井 がラジオの番組 で役人 の監 視 もかまわず世界 平和 を唱 える物語 を即興 で語 った際 にはこれを絶賛 する[81]。戦況 が悪化 した昭和 20年 に父 と和解 した模様 で、幸 斎 ・文 女 および静 と共 に実家 の別荘 に疎開 する[72]。- その
後 、突然 幸 斎 を疎開 先 から追 い出 した上 、終戦 後 には別 れを告 げる内容 の手紙 をしたため、大阪 に帰宅 する静 に託 す[18]。さらには民子 の姪 ・路代 を自身 の影武者 に仕立 てて幸 斎 と文通 させ逢引 きにまで至 らせるが、これらはいずれも幸 斎 を極限 の状態 まで追 い込 んでその文才 を開花 させるための一計 であり、その努力 は幸 斎 を「阿呆 の佛 」執筆 に至 らせたことで結実 。無事 和解 して元 の鞘 に納 まった後 は大阪 に戻 り、ふたたび「うま介 」で働 く[31]。 野川 民子 (のがわ たみこ)演 -宮嶋 麻衣 - め以子の
清明 高等 女学校 時代 の級友 。小柄 で控 えめな性格 [86]で、将来 は教師 になることを夢見 る[20]。愛称 は「たみちゃん」。悠太 郎 に思 いを寄 せるが、悠太 郎 に意中 の女性 がいることを知 り失恋 する[95]。 - め以子が
大阪 に嫁 入 りした以降 は一切 姿 を見 せなかったが、関東大震災 での宮本 先生 の訃報 をめ以子と桜 子 に知 らせるため、手紙 をしたため室井 に託 す[96][97]。また疎開 中 の桜 子 に女優 志望 の姪 ・路代 を紹介 する[98]。 宮本 先生 (みやもと せんせい)演 -奥貫 薫 - め以子の
清明 高等 女学校 時代 の担任 で、割烹 (調理 )の教師 。菓子 を勝手 に学校 に持 ち込 んで食 べたり、授業 に身 が入 らないめ以子に厳 しく対処 する[12]。一方 、め以子の料理 に対 しての関心 に気付 き、彼女 の将来 の夢 のきっかけに導 いたり[20]、悠太 郎 のために料理 を考 えるめ以子の相談 相手 となり親切 にアドバイスをする[47]。 関東大震災 時 の火事 に巻 き込 まれ命 を落 とす[97]。
東京 帝国 大学 の人々
竹元 勇三 (たけもと ゆうぞう)演 - ムロツヨシ- アメリカ
帰 りの建築 家 。天才 肌 だが気難 しく強引 な性格 。母校 の東京 帝国 大学 で教鞭 を執 り、悠太 郎 と知 り合 う。 開明 軒 に来店 した際 、店舗 入口 の階段 の不具合 で怪我 をし、客 への安全 配慮 の至 らなさを激怒 するが、後日 、悠太 郎 が修理 した階段 を見 て装飾 を助言 し協力 する[95]。後 に京都 帝国 大学 の教授 に就任 し[99]、大阪 市 の都市 計画 事業 から監修 役 として招聘 され、市役所 の建築 課 に勤務 している悠太 郎 と深 く関 わる事 になる[100]。昭和 に入 り、御堂筋 の高速 地下鉄 道 の駅舎 の設計 を担当 する[61][79]。独特 な美意識 の持 ち主 で、舶来 品 のシャツや靴 を愛用 し、設計 への妥協 を許 さずに現場 で資材 を調達 する悠太 郎 達 を悩 ませる。しかし厳 しい態度 とは裏腹 に、安全 性 を重視 する悠太 郎 の姿勢 を密 かに評価 している[79]。また食通 で「うま介 」の焼 き氷 を気 に入 って頻繁 に通 い自作 の氷 削 機 を送 ったり、め以子が作 ったカレーを食 した際 には「カレーの女神 」と絶賛 する。め以子のことは「奥 」と呼 んでいる。- ふ
久 を幼少 期 から「猫娘 」と呼 び[101]、彼女 の高等 女学生 時 にはその物理 の才能 と集団 行動 に馴染 めない性格 を認 め、学校 をサボった際 には勉強 を教 えた[102]。 戦時 下 ではいよいよ資材 が不足 する事 に腹 をたてて現場 に怒 りを募 らせ[103]、悠太 郎 から人々 の安全 を主張 の上 で設計 の大幅 変更 を願 い出 られたことで、駅舎 の建築 計画 から外 れることをい渡 し、悠太 郎 との絶縁 を決 める[37]。地下鉄 計画 中止 が決定 した後 「この国 から独立 する」との書 き置 きを残 し行方 をくらます[104]。終戦 後 、蔵 座敷 を計画 するめ以子達 の前 に突如 姿 を現 し[注 25]、半 ば強引 に蔵 座敷 建設 に参加 する[注 26]。座敷 のアイデアについて、奇想天外 な発言 でめ以子を辟易 させるが、実際 にはいつでも悠太 郎 の帰 りを迎 え入 れる事 が窺 えるデザイン画 を描 き上 げ提供 する[注 27]。洋行 帰 りの美 青年 にシャツの柄 について誉 められてデザインに取 り入 れた事 があるが、後 にその男 と共 に、カレー粉 持参 の上 で蔵 座敷 を訪 れる[105]。- のちに「うま
介 」が売 りに出 された際 には、愛 する焼 氷 の危機 に居 ても立 ってもいられず抗議 に訪 れる。そこで新 たな家主 である和枝 と初 めて顔 を合 わせ意外 にも意気投合 、「うま介 」を閉店 の危機 から救 い、新 たな看板 メニューとなる「いわしサンド」の誕生 に貢献 する[32]。 - チーフ・プロデューサーの
岡本 と脚本 の森下 は、大阪 の街 づくりに大 きな影響 を及 ぼした建築 家 ・武田 五 一 へのオマージュとして誕生 したキャラクターと話 している[87][106]。 近藤 学 (こんどう まなぶ)演 -石田 卓也 悠太 郎 の友人 の帝 大 生 。当初 は彼 が卯野 家 に下宿 する予定 であったが[86]、悠太 郎 が最初 の下宿 予定 先 から受 け入 れに難色 を示 された[注 28]ため、下宿 予定 先 を交換 する[21]。教授 演 -及川 達郎 悠太 郎 が通 う帝 大 の教授 。悠太 郎 に東京 に残 って研究 をするよう勧 める[93]。
め以子の幼馴染 み
泉 源 太 (いずみ げんた)演 -和田 正人 (幼少 期 :屋島 昂 太 [107])- め以子の
小学校 時代 の同級生 。愛称 は「源 ちゃん」[45]。小学校 時代 はいたずら好 きで、力 ずくでめ以子の食 べ物 を奪 おうとしたり、悪巧 みに巻 き込 んだりするが[43][108]、その反面 、祖母 のトラが病気 になって元気 をなくしため以子を心配 し相談 に乗 ったり[109]、いちごを探 すめ以子に協力 する[45]など仲間 意識 は強 い。 - その
後 、家庭 の事情 で大阪 へ移住 [注 29]。奉公 先 の天満 天神 市場 の肉屋 「牛 樂 商店 」[64][110]で働 く中 、西門 家 に嫁 いだめ以子と再会 。大阪 の食 文化 に馴染 もうとするめ以子に天満 市場 の人々 を紹介 するなど協力 する。 - 「
天満 商店 街 のやんちゃ坊主 」と言 われ市場 では有名人 。関東大震災 で避難 してきた人々 を積極 的 に助 けたり、入手 困難 な食材 をどこかから調達 してきたりと[68]、陽気 で男気 のある性格 で周囲 から頼 りにされている。小学生 時 に父親 を亡 くし母 も再婚 しているため家族 との縁 が薄 く、正蔵 が花街 で暮 らしていた時 は「師匠 」と呼 んで父親 のように慕 っていた。 女好 きで大勢 の女性 と遊 び、また希子 から憧 れられたりと女性 によくモテる。本人 は太 めの女性 が好 みと語 るが、幼馴染 みであるめ以子には弱 いようで、め以子に頼 まれたり彼女 が窮地 になった時 には何 かと世話 を焼 く。その気 の置 けない間 柄 について、悠太 郎 から浮気 と誤解 されたり[24]、嫉妬 されることもあった。昭和 15年 に赤紙 が届 き、周囲 には普段 通 り明 るく振 る舞 っていたが、め以子には「行 きたくない」と本音 を漏 らす。め以子から贈 られた餞別 品 の「いちごの形 の赤茄子 ご飯 [注 30]」を持 って出征 する[16]。翌年 、除隊 し大阪 に戻 るが、戦地 での過酷 な体験 が原因 で、命 有 る物 で作 ったすべての食物 を口 にできなくなり衰弱 し、一時 は危篤 に陥 る。め以子の必死 の呼 びかけで意識 が戻 り、命 を犠牲 にしていない食材 である「牛乳 」を飲 めるようになったのをきっかけに[38]、次第 に食事 を摂 れるようになり回復 [37]。その後 は肉屋 の仕事 に復帰 する。悠太 郎 が満州 に渡 る前 にめ以子の事 を頼 みに来 た際 には、源 太 にとってもめ以子は「たった一人 の人生 の相方 」として大切 な存在 である事 を告 げ、ずっと見守 り続 けると約束 する[30]。終戦 後 は、人脈 の広 さを生 かして闇市 での仕入 れをしたり、焼 け出 された子供 たちに靴 磨 きの仕事 を斡旋 する[18][19]。悠太 郎 の帰 りを待 ち続 けるめ以子には複雑 な思 いを寄 せながらも支 え続 ける。彼女 が弱音 を吐 いた時 にはプロポーズをして断 られると「惚 れた弱 みだからずっと(悠太 郎 を)待 つしかない」と励 ました[105]。昭和 23年 時点 では相変 らず「うま介 」に入 り浸 っており、一方 で引 き続 き肉屋 の仕事 に従事 している[32]。- チヨ
演 -藤田 聖 理 [107]- め以子の
小学校 の同級生 。め以子とは隣席 で友人 [49]。 賢二郎 演 -向 鈴 鳥 [107]- め以子の
小学校 の同級生 。源太 の友人 。 太 演 -森 遥 野 [107]- め以子の
小学校 の同級生 。源太 の友人 。
その他 の東京 編 の登場 人物
村井 亜貴 子 (むらい あきこ) →松田 亜貴 子 (まつだ あきこ)→島津 亜貴 子 (しまづ あきこ)演 -加藤 あい(少女 期 :野田 琴乃 )悠太 郎 の幼馴染 み。悠太 郎 と同 じく火事 で両親 を亡 くしたことをきっかけに、東京 で医師 を志 す。美人 な上 に勉強 熱心 で明 るく気 さくな女性 [48]。少女 時代 、両親 の他界 により親戚 に引 き取 られるが、医者 になるための学費 の工面 は不可能 であったため、村井 家 に学費 を支援 してもらう条件 で、同 じ火事 で全身 火傷 を負 った村井 家 の息子 と不本意 ながら結婚 の約束 をした。折 しも父 に家出 された悠太 郎 と意気投合 し、駆 け落 ちをするも未遂 に終 わり、以後 も悠太 郎 に未練 を持 ち続 けてきた[111]。女学生 時代 のめ以子は、先述 の非 の打 ちどころが無 い佇 まいと、悠太 郎 から好意 を窺 わせる発言 を聞 き、彼女 に対 して劣等 感 を抱 く[112]。昭和 6年 に夫 を亡 くし、夫 の両親 の勧 めで旧姓 (松田 )に戻 す。昭和 7年 、大阪 南 総合 病院 に勤務 中 、怪我 をして運 ばれてきた悠太 郎 と偶然 再会 [113]。以後 、治療 の建前 で悠太 郎 と会 い続 け、め以子を苛立 たせる事 となる。悠太 郎 に抱 きしめられるが、亡 き夫 の優 しさと存在 の大 きさに改 めて気 づき、悠太 郎 を振 る[79]。昭和 16年 、め以子から相談 を受 けたことから、食 が摂 れず衰弱 していく源太 の往診 に西門 家 を訪 れる。その後 「ベルリン大学 卒業 で長身 で料理 上手 で年下 」という軍医 と再婚 したことを、め以子に報告 する[114]。担任 演 -中川 浩三 - め以子の
小学 時代 の担任 。役名 は不明 。幼少 期 のめ以子の行動 に手 を焼 いており、め以子が産 み立 ての卵 で作 るオムレツの味 を試 したい為 に学校 の鶏 小屋 に侵入 しトラブル起 こした際 は「学校 の物 を勝手 に取 るのは良 くない」と諭 し、新井 社長 から貰 った苺 のジャムが原因 で源 太 とトラブルになった際 は学校 に持 ってきたことよりも「一 口 くらいあげても良 かったんじゃないか?」と諭 した。 和尚 演 -亀井 賢二 - トラの
幼馴染 み。幼 い頃 、柿 を盗 み食 いし腸 チフスに罹患 したことから、トラから「腐 れ柿 のカズちゃん」とあだ名 で呼 ばれる[43]。また自身 のお寺 の供 え物 をめ以子らによって盗 み食 いされたことがあるが、トラが倒 れたことをめ以子から聞 かされ供 え物 のいちごの差出人 の情報 をめ以子に教 え、「人 さらいが出 てるから大人 と一緒 に行 くように」と忠告 して送 り出 した。 紳士 演 -松井 桂三 - め以子の
幼少 時 、「開明 軒 」に客 として訪 れ、大量 のメニューを注文 した上 、ナイフとフォークは使 いづらいとイクに箸 を所望 するが、あくまでフランス式 の作法 にこだわっていた大 五 の方針 によって断 られる[43]。正体 は覆面 記者 「味 一 番 」で、後日 、新聞 にて「開明 軒 」を酷評 する[108]。 黒田 (くろだ)演 -金 替 康博 - いちごの
試験 農場 の研究 員 。偶然 出会 った幼 いめ以子が病気 の祖母 のためにいちごを探 していると聞 き、め以子を試験 農場 へ連 れて行 くが、事前 に和尚 から忠告 を聞 いていため以子から人攫 いに間違 えられる[45]。 白川 (しらかわ)演 -伊藤 えん魔 - いちごの
試験 農場 の研究 員 。黒田 と共 に、病気 のトラのためにいちごを探 しているめ以子に協力 し、農場 に3個 だけ残 っていたいちごをめ以子に与 える[45]。 男子 学生 演 -光 平 崇弘 名 は「松山 巌 」。民子 に密 かに好意 を寄 せ、め以子を呼 び出 して、民子 に以心伝心 の男性 が居 るかをき出 す[115]。桜 子 の兄 の友人 演 -吉田 佳 役名 は不明 であるが、桜 子 に貸 した本 に挟 んだ栞 に手紙 をしたため彼女 に交際 を申 し込 んだことから、め以子と民子 から「栞 の君 (しおりのきみ)」と呼 ばれる[47]。二人 の交際 に反対 する桜 子 の父親 から圧力 をかけられ、自分 の将来 を第 一 に考 えて、一方 的 に桜 子 との縁 を切 る[48]。丸岡 真 次郎 (まるおか しんじろう)演 -中村 織 央 (青年 ) →千原 せいじ老舗 の料理 屋 「まるや」の次男 。新井 社長 がめ以子に持 ちかけた縁談 の相手 。家事 は出来 ないが味覚 は冴 えているめ以子を「まるや」の味見 係 にするつもりで結婚 を申 し込 むが、最終 的 にめ以子から結婚 を断 られる[48]。破談 が原因 で洋食 嫌 いになってしまったが、形相 が大 きく変貌 する程 の苦労 を経 て、大阪 に「まるおか」を構 える。野球 好 きで、店 に出入 りしていた泰介 を良 く思 っていたが、戦後 真 沙子 と泰介 の間 に関 わりができるまで、彼 がめ以子の息子 であることを知 らなかった。また真 沙子 に宛 てて泰介 が書 いた(という想定 で室井 が勝手 に書 いて出 した)恋文 の件 で抗議 のため「うま介 」を訪 れた際 に、偶然 にも因縁 の相手 である悠太 郎 とも顔 を合 わせる[32]。- まるや
当主 演 -東 康平 - め以子の
見合 いに同席 した、真 次郎 の父親 [48]。 - まるや
女将 演 - ひろみどり- め以子の
見合 いに同席 した、真 次郎 の母親 [48]。
大阪 編 の登場 人物
大阪 市役所 の人々
藤井 耕作 (ふじい こうさく)演 -木本 武宏 (TKO)建築 課長 。柔和 な性格 。実母 と妻 の不仲 について頻繁 に愚痴 を漏 らしている。悠太 郎 が職場 にぬか床 を持 ち込 んだ際 には「べにこ」と名付 け大切 に手入 れをする[116]。昭和 15年 時 では市役所 を退職 し、建設 会社 を経営 している。異動 となった悠太 郎 に建物 防火 に関 する資料 を貸 し、彼 が逮捕 された時 にはめ以子と共 に、幼馴染 みである里見 に処罰 の免除 を嘆願 する[117]。終戦 後 、妻 が大阪 に戻 って来 ることを理由 に、戦時 中 も大切 に保管 していたぬか床 をめ以子に返還 する[46]。また西門 家 の蔵 座敷 の改築 に協力 する[19]。大村 宋 介 (おおむら そうすけ)演 -徳井 優 悠太 郎 の建築 課 の先輩 。職歴 20年 のベテランの木造 建築 の設計 技手 。配属 されたばかりの悠太 郎 を「赤門 」と呼 び嫌味 混 じりで指導 をし、困惑 させる[64]が、やがて打 ち解 けて公私 にわたり悠太 郎 の相談 に乗 るようになる。悠太 郎 がコンクリート造 の小学校 の設計 を任 されてからは、悠太 郎 を「棟梁 」と呼 ぶ[118]。大阪 の天神祭 の事 に熟知 しており、天満 天神 市場 界隈 では小柄 な体格 と相 まって「小 さな巨人 」と称 されている[119]。昭和 16年 時 では市役所 を退職 しているが、藤井 と共 に悠太 郎 からの相談 に乗 っている[120]。終戦 後 、藤井 と共 に蔵 座敷 の改築 に協力 する[19]。竹元 の奇想天外 な発想 を瞬時 に理解 できる数少 ない一人 でもある。新 条 助役 (しんじょう じょやく)演 -曾我廼家 八十 吉 大阪 市役所 の助役 [注 31]。関東大震災 が発生 した際 、市役所 内部 に緊急 対策 本部 を設置 し、救援 隊 の派遣 を決定 するも、所属 する部署 が違 う(救援 隊 の派遣 は港湾 部 の仕事 であって建築 課 の仕事 ではない)ことを理由 に悠太 郎 の救援 隊 への参加 申 し出 を断 るが、竹元 の口添 えを受 け、条件 付 きでの参加 を認 める[122]。竹元 勇三 (たけもと ゆうぞう)演 - ムロツヨシ詳細 は東京 編 の登場 人物 東京 帝国 大学 の人々 の項 を参照 。市役所 上役 演 -永田 周作 悠太 郎 に防火 改修 課 への異動 を命 じる[123]。中西 (なかにし)演 -酒井 高 陽 防火 改修 課 での悠太 郎 の同僚 。恩田 (おんだ)演 -要 冷蔵 市役所 の総務 局長 。
地下鉄 建設 関係 者
池本 元 (いけもと はじめ)演 -八 十 田 勇一 悠太 郎 の上司 で、高速 地下鉄 道 敷設 工事 の現場 監督 [26]。会話 にたびたび駄洒落 を挟 むが、全 く相手 にされていない。石川 公 之 助 (いしかわ こうのすけ)演 -長江 健次 高速 地下鉄 道 敷設 工事 の土木 担当 [26]。地下鉄 道 ホームの設計 をめぐり悠太 郎 と対立 したが、その情熱 や理想 は理解 している。真田 紳 太郎 (さなだ しんたろう)演 -倉本 発 高速 地下鉄 道 敷設 工事 の建築 担当 [26]。悠太 郎 の部下 。増岡 要 司 (ますおか ようじ)演 -湯浅 崇 高速 地下鉄 道 敷設 工事 における、建築 会社 の現場 監督 [26]。木崎 (きざき)演 - や乃えいじ建設 会社 の担当 。不足 する資材 集 めのため、靴 が擦 り切 れるまで奔走 している事 を涙 ながら竹元 に訴 えるが、竹元 からは「底抜 け浪花節 野郎 」と激昂 される[103]。
天満 天神 市場 の人々
泉 源 太 (いずみ げんた)演 -和田 正人 詳細 は東京 編 の登場 人物 め以子の幼馴染 みの項 を参照 。銀次 (ぎんじ)演 -西川 忠志 魚屋 「魚 喜 」[64][110]店主 。魚島 の行事 で大量 の鯛 が必要 になった時 、め以子は魚 喜 でアルバイトをして鯛 の代金 を賄 った。その際 、銀次 から魚 の見分 け方 や調理 法 を習 い、その後 も魚 料理 についてアドバイスをもらうようになる。後 にめ以子の妊娠 が判明 し、安静 の状態 になった際 には、見舞 いの品 として大量 の鰯 を贈 る。その鰯 は和枝 の手 で美味 しく調理 され、結果 としてめ以子が苦手 な鰯 を克服 するきっかけとなる。終戦 後 、源 太 と共 に闇市 でめ以子の露天商 に協力 する[18]。- タネ
演 -山 﨑千惠子 八百屋 「八 百 幸 」[64][110]の女将 。関東大震災 時 には、近所 の救護 所 の炊 き出 しに参加 する[124]。定吉 (さだきち)演 -蟷螂 襲 乾物 屋 「満 惣 」[64][110]店主 。- マツオ
演 -鍋島 浩 源 太 が勤 める肉屋 「牛 樂 商店 」店主 。陽気 で明 るい人物 。戦争 で源 太 の出征 が決 まった時 は別人 のように雰囲気 が暗 くなり、物資 の統制 が厳 しくなってからは肉 も贅沢 品 と見 なされ店 の経営 が苦 しくなる。そのような折 、め以子から巨大 な牛肉 の塊 を所望 された際 には戸惑 いながらも承諾 し、め以子と協力 して肉 の塊 を西門 家 へ運 ぶ[125]。源 太 の復員 後 は元 の明 るさを取 り戻 し、終戦 後 は源 太 と共 に闇市 でめ以子の露天商 に協力 する[18]。- トミ
演 - マエダユミ- マツオの
妻 で、「牛 樂 商店 」の女将 。関東大震災 時 には、近所 の救護 所 の炊 き出 しに参加 する[124]。源 太 を実 の息子 同然 に可愛 がっており、源 太 の出征 が決 まった時 には泣 いて悲 しんでいた[102]。 終戦 後 、夫 や源 太 と共 に闇市 でめ以子の露天商 に協力 する[18]。
喫茶店 「うま介 」の人々
高木 馬 介 (たかぎ うますけ)演 -中村 靖 日 源 太 の知 り合 いで、喫茶店 「うま介 」の店主 。焼 氷 (やきごおり)と称 するかき氷 の一種 を始 め、ユニークなメニューを店 の売 りにしているが、当初 はあまり流行 っていなかった。源太 から頼 まれ、東京 から駆 け落 ちしてきた桜 子 と室井 、さらに西門 家 を追 い出 されため以子と希子 を受 け入 れる[126]。め以子たちのテコ入 れにより、閑古鳥 が鳴 いていた店 は賑 わいを見 せるようになる[77][91]。戦時 下 では食材 が入手 困難 のため店 は開店 休業 状態 となり、ドイツで飲 まれているとされるたんぽぽコーヒーを試行 錯誤 して作 ったり[注 32]、日々 の有 り合 わせの野菜 ・野草 などで「よしだ汁 」[注 33]を作 ったりして、店 で提供 する[16]。普段 はお人好 しで、ひ弱 な雰囲気 のある優男 だが、焼 氷 を注文 した客 が特高警察 によって連行 されそうになった際 には、せめて客 が食 べ終 えるまで待 ってくれるよう、身 を挺 して役人 たちを説得 する男気 を見 せ、め以子に深 い感銘 を与 える[81]。その後 は「うま介 」を国防 婦人 会 の共同 炊事 の場 として提供 したり、西門 家 が全焼 した最初 の大阪 空襲 時 には行 き場 のない住民 たちの一時 避難 場所 としても開放 した(その後 、2回 目 以降 の空襲 で店舗 は焼失 した模様 )。終戦 後 、焼 け跡 にできた闇市 でめ以子と再会 し、め以子の露天商 に協力 する[18]。その後 、竹元 の提案 と進駐軍 の資金 援助 により、進駐軍 の出入 り自由 (オンリミット)とする条件 で「うま介 」を再建 する[19]。昭和 23年 、実家 が破産 して「うま介 」の店舗 を勝手 に売 りに出 されてしまい閉店 の危機 に陥 る[注 34]が、焼 氷 を超 える新 たな看板 メニュー「いわしサンド」が人気 を得 て結果 的 に危機 を乗 り切 るが、新 たな家主 となった和枝 から高額 の家賃 を取 られる事 になったため、儲 かるどころか「馬車馬 のように」働 かざるを得 ない状態 になっている[32]。室井 桜子 (むろい さくらこ)演 -前田 亜 季 詳細 は東京 編 の登場 人物 清明 高等 女学校 の人々 の項 を参照 。室井 幸 斎 (むろい こうさい)演 -山中 崇 詳細 は東京 編 の登場 人物 開明 軒 の人々 の項 を参照 。室井 文 女 (むろい あやめ)演 -安部 洋 花 (少女 期 :杉本 瑛 )室井 夫妻 の長女 。幼少 期 より父 の幸 斎 に溺愛 されて育 つ。口数 は少 ないものの、「うま介 」にて皆 が集 まる場面 にはたびたび顔 を出 しており、戦時 中 では母 の桜 子 と共 に東京 へ疎開 。終戦 後 、復縁 した父母 と共 に「うま介 」に戻 るが、「阿呆 の佛 」最終 話 の原稿 が書 き上 がらないにもかかわらず甲子園 へ観戦 に行 きたがる父 ・幸 斎 を椅子 に縛 り付 け、戻 ってきた後 もまだ完成 していないと分 かると活 を入 れる[105]など、桜 子 のしたたかな性格 を受 け継 いだ様子 が窺 える。高木 龍子 (たかぎ たつこ)演 -木全 晶子 馬 介 の姉 。音楽 の素養 があり、店 の宣伝 のために室井 が作詞 した「焼 氷 有 り〼の唄 」に曲 を付 け、街頭 宣伝 の際 にオルガンで伴奏 をする[77]。また、源 太 の壮行 会 の際 にも、希子 が歌 う「いちごの唄 」の伴奏 をする[80]。
西門 四 姉妹
諸岡 家
ふ
諸岡 弘 士 (もろおか ひろし)演 -中山 義 紘 泰介 の中学校 の先輩 で、野球 部 のピッチャー。西門 家 の夕食 にもたびたび相伴 し、め以子お手製 のカツやタルタルソースを絶賛 する感激 屋 。キャッチャーの泰介 と共 に甲子園 を目指 し、予選 を順調 に勝 ち続 けるも、戦局 の悪化 により甲子園 の全国 大会 が中止 になってしまい、失望 と憤 りを露 わにする[38]。昭和 19年 に徴兵 検査 を受 けて合格 した矢先 、ふ久 から「(諸岡 の)子供 が産 みたい」との告白 を受 ける。満更 でもない気持 ちでありながらも、出征 して戦死 するかもしれない身 であるゆえ、ふ久 を不幸 にさせたくないことから結婚 を断 る。しかし、諦 めきれないふ久 から強引 に迫 られる。ふ久 の気持 ちを知 っため以子夫婦 の懇願 もあり、正式 に結婚 が認 められ、西門 家 で慎 ましやかながら内祝 いを受 けた後 に出征 する[40]。終戦 後 、無事 に復員 し[128]、め以子の協力 を得 て、戦争 で失 われた実家 の工場 の再建 に取 り組 む[19]。昭和 22年 に復活 が決 まった甲子園 大会 がGHQによって取 り消 された時 には、後輩 たちの夢 を守 るために泰介 や川久保 らと協力 してGHQとの交渉 に奮闘 する。その甲斐 あって大会 の復活 が実現 すると、今度 は息子 の大吉 を甲子園 へ行 かせることを新 たな夢 とする[31]。諸岡 菊子 (もろおか きくこ)演 -中島 瞳 弘 士 の妹 。諸岡 キヨ(もろおか きよ)演 -楠 見 薫 弘 士 と菊子 の母親 。め以子の話 によると、彼女 とは「馬 が合 いそう」で、息子 とふ久 の結婚 には泣 いて喜 んだとの事 [38]。空襲 の中 、ふ久 の出産 に立 ち会 う。諸岡 勤 (もろおか つとむ)演 -国木田 かっぱ弘 士 と菊子 の父親 。ふ久 の発案 と協力 で熱 効率 のよい新式 の火 なしこんろを開発 し、西門 家 に届 ける[40]。諸岡 大吉 (もろおか だいきち)演 -今西 優 真 弘 士 とふ久 の長男 で、め以子にとっては初孫 。大阪大 空襲 が起 きた夜 に産 まれる。弘 士 は将来 甲子園 に行 かせたいと語 り、ボール遊 びをさせている。
高山 家
高山 多 江 (たかやま たえ)演 -西村 亜矢子 西門 家 の近隣 に住 む主婦 。ふ久 の小学校 時代 、彼女 が石 を落 とした事 で息子 が怪我 を負 ったとして、め以子に苦情 を言 いに来 る[26]。戦時 下 の国防 婦人 会 発足 後 は、「贅沢 は敵 」の信条 を持 ってめ以子達 が参加 する天満 支部 を仕切 り、め以子にいけずな言動 をすることもある。め以子がステーキを振 る舞 った際 には当初 怒 りを露 にするが、匂 いと美味 しさに根負 けする。この件 が婦人 会 からの振 る舞 いと思 われ周囲 に感謝 され、上機嫌 になる[16]。太平洋戦争 突入 後 、め以子の闇 購入 を通報 した密告 者 と疑 われ揉 み合 いとなる。婦人 会 の共同 炊事 時 に、め以子に誤解 であることや、自 らも木炭 を闇 購入 していることなどを説明 し和解 する[81]。高山 勝治 (たかやま かつじ)演 -森本 竜一 多 江 の夫 。め以子が巨大 な牛肉 の塊 を買 い込 む「贅沢 」を聞 きつけ、文句 を言 おうと西門 家 に乗 り込 むが、差 し出 されたステーキの誘惑 に勝 てず口 にし、西門 家 のペースに乗 せられる[65]。戦中 、防火 演習 に参加 し、悠太 郎 が逮捕 された時 の様子 をめ以子に伝 える[117]。終戦 後 、戦死 した息子 の代 わりに養子 を取 りたいと希望 する[128][注 35]。高山 勝 (たかやま まさる)演 -向井 照 鷹 多 江 と勝治 の息子 。小学校 でふ久 が落 とした石 が原因 で怪我 を負 う[26]。登場 は小学校 時代 のみで、成人 後 は戦死 して英霊 になったことが多 江 により語 られる[128]。
国防 婦人 会
甲田 みね(こうだ みね)演 -小牧 芽美 西門 家 とは近所 付 き合 いで、祝言 の時 に台所 を貸 したり、め以子と共 に国防 婦人 会 に参加 している。終戦 後 、夫 を亡 くしたため疎開 先 にそのまま引 っ越 す旨 を語 る[128]。伸 世 (のぶよ)演 -那 々實 あぐり房子 (ふさこ)演 -宮川 サキ時子 (ときこ)演 -川合 麻子 松島 (まつしま)演 -徳田 尚美 大 日本 国防 婦人 会 副 会長 。名前 は「松島 正子 」。め以子を訪 ねて雑誌 での座談 会 参加 の依頼 をするが、め以子が闇 購入 で家宅 捜索 を受 けて数日 後 に断 りの連絡 を入 れる。後 に雑誌 「婦人 通信 」にて「ミナミのごちそうさん」と自称 し、め以子の話 を自 らの実 経験 と偽 って掲載 していることが発覚 すると共 に、彼女 がめ以子を通報 したことが判明 する[81]。
闇市 の人々
香月 (かづき)演 -波岡 一 喜 - め以子が
戦後 に露店 を出 した闇市 を仕切 るチンピラ。め以子を「おばはん」と呼 び、無断 で出店 した彼女 を威圧 し場所 代 を請求 する。一方 、戦争 により職 を失 った人々 のために仕事 を斡旋 したり、戦争 ではぐれた兄弟 の再会 を見 て感涙 するなど、人情 深 い面 を持 つ。め以子と同様 食道楽 でもあり、常 に串 物 を手 にして屋台 の試食 もしている。 食 べ物 の屋台 が立 ち並 ぶ「うまいもん横丁 」を作 る構想 を立 て、何 でも美味 しく調理 し商売 するめ以子に一目 置 き、屋台 への料理 指導 を依頼 する[18]。闇市 の手入 れでめ以子が警察 に逮捕 された際 は、裏 で手 を回 し、罰金 とめ以子に闇市 で商売 させない条件 で釈放 させる[129]。その後 もめ以子とは関 わりがあるようで、賑 わうようになった「うまいもん横丁 」の基礎 を固 めため以子に感謝 している様子 をみせる[83]。- チンピラ
演 -梅林 亮太 香月 の子分 格 の男 。- くず
芋 屋 演 -勝野 賢三 闇市 で馬 の餌 用 の小 さなジャガイモを売 る。め以子は彼 からジャガイモを安 く買 い取 り、「うまいもん」の露店 を出 すきっかけとなる[130]。- ふかし
芋 屋 演 -南谷 峰 洋 戦争 で職 を失 い、香月 の斡旋 で、闇市 でふかし芋 の露店 を出 した男性 。調理 に不慣 れなため、め以子が指導 に当 たる[131]。真岡 (まおか)演 -三輪 浩伸 復員 兵 の一人 。通 りかかっため以子の露店 で販売 するぬか漬 けを絶賛 し、米 三 俵 を買 い取 らないかと持 ちかけて、当時 の価格 で4500円 もの大金 をめ以子に請求 する[46]。その後 、め以子が蔵 座敷 を始 めるにあたり、調味 料 や薬味 になる野菜 を提供 する[55]。古着 屋 演 -岡 大介 疎開 から戻 った静 が着物 を買 おうとしていた古着 屋 [132]。少年 演 -若林 仁 役名 は「和正 (かずまさ)」。藤井 からぬか床 を奪 い逃走 していた浮浪 児 [46]。後 に泰介 の尽力 で兄 と再会 、その際 に「かっちゃん」というあだ名 である事 を知 っため以子は、活 男 を思 い出 し涙 する[132]。復員 兵 演 -中村 大輝 少年 (和正 )の兄 。泰介 が人 捜 しで引 き合 わせに成功 した第 1号 となる[132]。
GHQ(進駐軍 )
- モリス
大尉 演 - トーマス・リンドブルーム終戦 後 、大阪 ラヂオ局 を管理 下 に置 いたGHQ(進駐軍 )の責任 者 。食事 の時 に「Yummy(おいしい)」と呟 いた事 から、め以子と希子 からは「ヤミー」とあだ名 されている。- ラヂオ
局 の休憩 時間 に希子 たちが食 べていため以子手作 りのおむすび弁当 に興味 を持 ち、め以子が嫌 がるのも構 わず大金 を出 して強引 に弁当 を買 い占 める。その後 、希子 を通 して、め以子に局内 で弁当 を売 って欲 しいと申 し付 けたり[注 36]、め以子の蔵 座敷 で食事 をしたいと希望 するが、め以子本人 は活 男 を戦死 させた米 軍 を憎 み続 けていたため、彼 の希望 は叶 わなかった[19]。 昭和 22年 、ハイスクールの同窓 であるトム・カーチスが甲子園 大会 の復活 を取 り消 した際 、め以子の蔵 座敷 へ招待 してもらうことを条件 にカーチスへの説得 の協力 を引 き受 ける。そして念願 叶 い蔵 座敷 で食事 をした際 、彼 自身 も息子 を無理 に軍 に入隊 させて真珠湾 攻撃 で戦死 させたことをめ以子に打 ち明 け、似 た境遇 であるめ以子と苦悩 を分 かち合 い和解 する。後日 、希子 の伝言 を通 して、カーチスを説得 するための有効 なヒントを泰介 たちに与 える[31]。- ベッカー
少尉 演 - ジェイムズ・マクルロイ終戦 後 、大阪 ラヂオ局 に最初 に現 れたGHQの一人 で、日本語 を話 せる。「〜しろ」といった命令 口調 でモリス大尉 の通訳 を務 める。米兵 演 - ジェズ・ハンコック街頭 で子供 達 にチョコレートを投 げ与 え、その様子 を見 咎 めため以子にも強引 にチョコレートを押 しつける。- トム・カーチス
演 - デビット・マックフォール- GHQの
民間 情報 教育 局 長 。モリス大尉 とはハイスクールの同窓 。かつては学生 野球 のスター選手 であったが、身体 が小 さいためプロ選手 になれなかった苦 い過去 を持 つ。そのため、プロになれない学生 野球 は無意味 と考 え、民間 情報 教育 局 の許可 を得 ていないという名目 により甲子園 大会 の復活 を取 り消 そうとしたが、泰介 たちから大 好物 のアイスクリーム(め以子がモリス大尉 の助言 に基 づいて作 ったもの)を提供 されると共 に学生 野球 に対 する泰介 たちの熱 い思 いを聞 き、大会 の復活 を認 める[31]。 通訳 演 - ヘンリー・ファウラー- カーチスの
通訳 を務 めるGHQの職員 。「〜と言 うてはります」といった大阪 弁 の口調 で日本語 を話 す。 米兵 演 - ジェレミー・ヘッティンガー- カーチスと
同席 していたGHQの職員 。
その他 の大阪 編 の登場 人物
倉田 義男 (くらた よしお)演 -綾田 俊樹 西門 家 と古 くから交流 がある資産 家 。どんな状況 でも動 じず常 に飄々 としている大 らかな人柄 の好々爺 で、西門 家 の全員 から信頼 されており、希子 や結婚 に関 し不幸 が重 なる和枝 に縁談 を紹介 したり[11]、悠太 郎 の相談 にのるなどしている。和枝 の株 仲間 でもあり、彼女 のめ以子に対 する愚痴 のき役 にもなっている。- め以子と
和枝 の双方 に分 け隔 て・先入観 なく優 しく接 する人物 であり、希子 が祝言 の場 で、め以子と悠太 郎 の祝言 も一緒 に上 げたいと言 い出 した際 には、怒 る和枝 や他 の姉 たちをなだめ、他 の出席 者 たちと共 に頭 を下 げて説得 に力 を貸 す[127]。 終戦 後 間 もなく、焼 け跡 の土地 を買 うとの内容 の新聞 広告 を出 す。また、め以子に頼 まれて、当時 入手 困難 で高価 であった米 の代金 を出資 する[18]。- その
後 、友人 達 と共 に焼 け残 った西門 家 の蔵 を訪 れ、友人 が持参 してきた生 たこの調理 をめ以子に依頼 。これをきっかけに、費用 を自分 がすべて出資 した上 で、西門 家 の蔵 を改築 した蔵 座敷 の営業 を提案 。さらに西門 家 が住 むバラックも建 てる[133]。蔵 座敷 の完成 後 、そこに行 く事 を示 す友人 同士 の暗号 を「ごちそうさん」と決 める[注 37]。 - うどん
屋 店主 演 -逢坂 じゅん悠太 郎 が通 ううどん屋 の店主 。大阪 の西門 家 に来 て間 もないめ以子が、絶食 を経 て初 めて口 にしたうどんで、昆布 だしの味 を知 るきっかけとなる[134]。関口 先生 (せきぐち せんせい)演 - むかいさとこ希子 が通 う女学校 の担任 。長屋 の女性 演 -黒坂 真美 - 捨蔵(
正蔵 )の近所 に住 み、身 の回 りの世話 をしていた[9]。正蔵 が西門 家 に戻 ったことで縁 が切 れた模様 。 染 丸 (そめまる)演 -馬場 園 梓 (アジアン)- 捨蔵の
近所 に住 む芸妓 。源太 に想 いを寄 せていた[135]が、大晦日 を前 に源 太 を見限 り、別 の男性 に乗 り換 えた模様 。 - ヨシムラ
演 -三谷 昌 登 [136]- ガス
会社 社員 。悠太 郎 からの提案 で、近隣 住民 に宣伝 目的 で実演 することを条件 にガスコンロを西門 家 に無料 で設置 する[55]。しかし、後 に和枝 がこのガスコンロを使 って自殺 未遂 騒動 を起 こす[78]。関東大震災 の後 、ガスコンロは地震 の時 にもすぐに火 を消 せる安全 な調理 器具 として、多 くの人々 の注目 を集 めることになる[50]。 玉 助 [注 38]演 -鈴木 一輝 大阪 一 の紙 問屋 「三島 」の息子 [75]。倉田 の媒酌 で希子 と見合 いをするが、泥酔 した正蔵 が割 り込 み暴 れたことで気 を害 し破談 にする[59][75]。紙 問屋 主人 演 -小松 健悦 [137]玉 助 の父親 [59]。紙 問屋 女将 演 -林 英世 玉 助 の母親 [59]。安西 真之 介 (あんざい しんのすけ)演 -古舘 寛治 中年 紳士 の風貌 をし、京都 帝 大 経済 学 教授 ・安西 真之 介 を名乗 るが、実 は詐欺 師 。株 取引 を通 じて和枝 に接近 し、交際 を経 て[99]求婚 し、彼女 に気 がある素振 りを見 せて信用 を得 る[138]。複数 の人間 から成 る詐欺 師 グループの一員 として、和枝 が当 てた株 の配当 金 を全額 だまし取 って逃走 し、新聞 でも報道 される[100]。名前 は偽名 であり、本物 の安西 (演 -名村 克 良 )は、彼 とは似 ても似 つかぬ白髪 の老人 である[100][138]。谷川 ふみ(たにがわ ふみ)演 -星野 真里 関東大震災 時 、西門 家 の近所 の救護 所 に避難 した女性 。本職 は髪結 い[139]で、め以子の実家 に近 い湯島 から来 た。無遠慮 に開明 軒 の安否 を尋 ねるめ以子に嫌味 で返 し、食事 を摂 るようめ以子に説得 されて怒 りを露 にする[122]。震災 で夫 と2人 の息子 を亡 くし、生 きる気力 を失 い一切 の食事 を拒 んだ末 に昏睡 状態 に陥 るが[140]、好物 のさんまの塩焼 きの香 りで目覚 めて自 らの食欲 に根負 けし、以後 は食事 を摂 るようになる。め以子がみそ汁 を作 り続 けていたことに気 づいており、毎日 変 わる具 材 で食事 のことを考 える楽 しみを与 えてくれため以子に感謝 し、東京 に戻 る[139]。勝田 半次郎 (かつた はんじろう)演 -土田 英生 関東大震災 時 、西門 家 の近所 の救護 所 に避難 した男性 。家族 の安否 を心配 するめ以子のために震災 の被害 状況 を記 した手描 きの地図 を作 り、源 太 に託 す[140]。本職 は寿司 屋 で、銀次 が持 ち込 んだ魚 で寿司 を握 り、救護 所 の人々 に振 る舞 った後 、静 から貰 ったぬか床 を持 ち東京 に戻 る[139]。- マサ
演 -一木 美貴子 関東大震災 の救護 所 で炊 き出 しに参加 した婦人 会 の仲間 。ふみを怒 らせため以子を救護 所 の出入 りを禁止 するが、タネとトミの口添 えもあり、め以子が再 び手伝 うことを承諾 する[140]。岩渕 護 (いわぶち まもる)演 -内藤 裕 敬 正蔵 の元 部下 を名乗 る男性 。かつて正蔵 と共 に従事 していた銅山 開発 で発生 した鉱毒 により亡 くなった被害 者 の遺髪 を正蔵 宅 に届 けにくる[25][118]。産婆 演 -鴨 鈴 女 - ふ
久 の誕生 に立 ち会 った産婆 [13][25]。 原 よしエ(はら よしえ)演 -及川 規久子 白鳥 女子 専門 学校 の講師 。希子 が担当 するラジオ番組 で料理 レシピを紹介 した[26]。村上 先生 (むらかみ せんせい)演 -白川 明彦 - ふ
久 の小学校 での担任 。ふ久 が学校 で小火 騒 ぎを起 こし、停学 にする[34]。 不審 な男 演 -浜崎 大介 本名 は新吉 (しんきち)。大阪 ラヂオ放送 のアナウンサーをする希子 に張 り付 き、声 が好 きとの理由 で一方 的 に結婚 を迫 る[84]。希子 に川久保 が付 き添 うようになっても付 きまといを続 けるが、ある日 希 子 から、川久保 と結婚 したい気持 ちを聞 き失恋 。一 つだけ要望 として、希子 に「おはようさん、新吉 さん」とマイク越 しに言 ってもらい、満足 して引 き下 がる[79]。一也 演 -稲葉 壮大 次雄 演 -向井 悠 悟 三四郎 演 -林 大 暉 上記 3名 は泰介 の小学校 の級友 達 。学校 帰 りに西門 家 に立 ち寄 り、め以子におやつをねだる事 が習慣 で、静 には「おやつギャング」と呼 ばれていた[141]。男 →美 中年 演 -君沢 ユウキ洋行 帰 りの美 青年 。「うま介 」で居合 わせた竹元 の縞柄 シャツを褒 める。この件 が建築 中 の駅 ホームのデザインのヒントとなり、竹元 に「女 もいいが、男 もいい」と言 わしめる[142]。戦後 、竹元 と同伴 し西門 家 の蔵 座敷 に現 れる(クレジットは「美 中年 」に変更 )[105]。松田 亜貴 子 (まつだ あきこ)→島津 亜貴 子 (しまづ あきこ)演 -加藤 あい詳細 は#その他 の東京 編 の登場 人物 の項 を参照 。医者 演 -泉 祐介 正蔵 が急病 で倒 れた際 に診察 をした医師 。正蔵 の余命 が長 くないことをめ以子たちに告 げ、正蔵 を少 しでも元気 付 けるために好 きな物 を食 べさせてやるようい残 す[143]。- お
貞 (おさだ) 演 -高田 真衣 昭和 7年 時 の、和枝 が嫁 いだ山下 家 のお手伝 い。和枝 の指示 で、め以子が持 ってきたぬか床 を庭 に捨 てる[143]。- ふ
久 の担任 演 -眞砂 享子 - ふ
久 の高等 女学校 での担任 。勤労 奉仕 をせず勉強 に没頭 するふ久 を叱 った上 、口答 えをする彼女 を殴 る[102]。 社長 演 - オール巨人 建築 資材 の取引 先 。漆器 の金 継 ぎが趣味 。米 屋 演 -川上 哲 戦時 下 の大阪 で、統制 後 の米 を配給 する人物 [17]。男性 アナウンサー演 -重光 萬 石 大阪 ラヂオ放送 局 で戦局 を伝 える。闇屋 ・小池 (こいけ)演 -村尾 英文 西門 家 を訪 れ、野菜 や白米 などを売 っていた闇屋 [37]。情報 局 の役人 演 -多々納 斉 太平洋戦争 期 の大阪 ラヂオ放送 局 で番組 の内容 を監視 する情報 局 役人 。室井 の出演 時 に同僚 の情報 局 の人間 (演 -櫻木 誠 )と共 に、収録 現場 に立 ち会 いながら居眠 りを始 める。室井 の即興 朗読 の内容 が非国民 的 だとして腹 を立 てるが、希子 たちの巧妙 な弁明 に言 いくるめられ、最終 的 に室井 を不問 とする[81]。岩見 亮介 (いわみ りょうすけ)演 -門田 裕 太平洋戦争 期 の「うま介 」に突然 現 れ、焼 氷 を注文 する男性 。詳細 は不明 だが、当時 「アカ」と呼 ばれ、政府 が活動 を取 り締 まっていた日本 共産党 の党員 らしく、特高警察 から追 われている身 の上 であった。以前 から「うま介 」の焼 氷 を食 べたがっていた亡 き妻 の代 わりに味 わい、あの世 で妻 に話 して聞 かせるつもりで訪 れたと語 る。途中 、特高警察 の係官 らが彼 を連行 しようとするが、馬 介 による身 を挺 しての説得 のおかげで最後 まで食 べ終 えることができ、感謝 の言葉 を残 して連行 されていく[81]。特高警察 演 -板東 正敏 ・井上 学 岩見 を付 け狙 っていた二 人組 の役人 。「うま介 」に乗 り込 み、岩見 を連行 しようとするが、馬 介 の説得 をき入 れ、「1分 だけ」と言 いつつ焼 氷 を食 べ終 わるまで待 つことを認 める[123]。母親 演 - みやなおこ防火 改修 課 の家屋 引 き倒 しによる事故 で中学生 の息子 を亡 くし、悠太 郎 ら市 職員 の謝罪 を受 ける[72]。里見 (さとみ)演 -木下 隆行 (TKO)軍 司令 部 の高官 。藤井 とは幼馴染 みで「さんちゃん」と呼 ばれている[注 39]。かつて祖母 に菓子 を作 ってもらっていたらしく大 の甘党 で、め以子が持参 したカルメラを平 らげた上 、さらに「ドウナット」を所望 する[117]。藤井 によると悠太 郎 が逮捕 された際 にめ以子に頼 まれたことから掛 け合 ってくれたものの、悠太 郎 の場合 、公衆 の面前 の出来事 であり示 しがつかず、無罪 放免 にはできなかったという[144]。産婆 演 -川本 美由紀 - ふ
久 の出産 に立 ち会 った産婆 [41]。 駅員 演 -高見 健 - め以子
達 が空襲 から逃 げ込 んだ心斎橋 駅 の駅員 [145]。 沢田 ハナ(さわだ はな)演 -小酒井 円 葉 昭和 20年 時 の山下 家 のお手伝 い。一人暮 らしの和枝 の指示 に従 って、食事 の支度 や町 に配給 する作物 の仕分 けなどをしている。和枝 の厳格 ながらも配慮 の行 き届 いた普段 の行動 [注 40]に敬意 を示 しており、疎開 してきため以子に「いけず」をする和枝 に「奥様 らしくない」と疑問 を口 にする[146]。沢田 武夫 (さわだ たけお)演 -桂 吉弥 山下 家 の小作 人 で、ハナの父親 。和枝 がその適切 な農業 指導 で豊 かになった小作農 から「仏様 」と呼 ばれている事 を泰介 に説明 する[146]。役人 演 -森 江 流 泰介 宛 に赤紙 を届 ける[146]。役人 演 -浅井 誠 活 男 の戦死 公報 を届 ける[147]。男 演 -西川 浩 介 大阪 市内 に戻 った直後 のめ以子に声 をかけた軍人 崩 れのチンピラ。め以子を道案内 をする振 りをして連 れて行 った場所 で、待 ち伏 せしていた仲間 達 から金銭 を受 け取 り、め以子は担 いでいた野菜 などを強奪 される[148]。大野 (おおの)演 -阿部 達雄 大阪 ラヂオ放送 局 での希子 達 の上司 。細川 (ほそかわ)演 -福原 正義 倉田 の友人 。終戦 後 、倉田 と共 に生 きたタコを持参 して西門 家 を訪 れ、め以子の調理 した料理 を味 わう[133]。蔵 座敷 の完成 後 は常連 客 となる。太田 (おおた)演 -藤田 功 次郎 倉田 の友人 。同 じく倉田 と共 に西門 家 を訪 れ、蔵 座敷 の常連 客 となる。光 峰 (みつみね)演 - みぶ真 也倉田 が蔵 座敷 に連 れて来 た、ランプ口金 の製造 工場 の社長 。倉田 から、終戦 後 間 もない電力 不足 の時節柄 ランプの需要 の増加 を見込 んで「これから羽振 りが良 くなる」と評 される。これを聞 いため以子は諸岡 家 へ駆 け込 み、諸岡 家 の工場 を再建 するために光 峰 の工場 と提携 してランプのガラス部品 を作 るよう提案 する[19]。小関 (こせき)演 -興津 正太郎 戦時 中 に海軍 で活 男 と同 じ船 に乗 っていた戦友 。活 男 が戦死 した最後 の出撃 時 、彼 自身 は病気 で基地 の病院 に入院 中 であったため難 を逃 れたが、自分 だけが出撃 せず生 き残 ったことを「生 き残 りの恥 さらし」と自虐 的 に語 っていた[149]。復員 後 に西門 家 を訪 れ、活 男 についての思 い出 を語 り、遺品 となった活 男 の手帳 をめ以子に手渡 す[19]。路代 (みちよ)演 - 逢沢りな室井 のファンと称 していた文通 相手 で、室井 と蔵 座敷 で逢 い引 きする事 になる[150]。実 は民子 の姪 であり[注 41]、女優 志望 という事 で、実際 に文章 を書 いていた桜 子 から身代 わりのアルバイトを頼 まれ芝居 を打 っていた[98]。女性 演 -春 やすこ啓司 と希子 からの街頭 インタビューを受 けた女性 。啓司 は強引 に甲子園 大会 の話題 を振 ろうとしたが、彼女 は野球 に興味 がなく、戸惑 いながら去 る[85]。復員 兵 演 -渡辺 知 晃 - め以子が
街頭 で売 っていたカレーを、妻 (演 -大橋 梓 )と共 に「復員 祝 い」として無料 でご馳走 になる[105]。 丸岡 真 沙子 (まるおか まさこ)演 -永田 沙紀 [注 42]- スピンオフドラマに
登場 。泰介 の卒業 祝 いが開 かれた料理 店 「まるおか」で、油 で汚 した彼 の服 を染 み抜 きして詫 びたことから、彼 に見初 められる。泰介 が語 る麗 しい外見 と裏腹 に、物事 をはっきりと言 う気 の強 い性格 らしく、接触 を試 みて行商 に変装 した桜 子 には商品 を目利 きして酷評 したり、夜 の仕事 をしていると思 い込 み忠告 した泰介 にきつく反論 する。またラジオの料理 番組 に「ミス・ヒルズ」の名前 で投稿 したり、笹 の葉 とい草 で包 んだ寿司 を作 るなど、行動 は和枝 に類似 した面 を持 つ。自身 も洋食 の修行 をしていたが、理由 あって鰯 料理 には手 を付 けていなかった。「うま介 」を買 い取 った和枝 に声 をかけられ共 に洋食 店 を始 める予定 であったが、実家 の鰯 料理 店 を手伝 う事 になる[32]。
劇 中 に登場 する料理
なお、
- オムレットライス
第 1週 に登場 (第 4、6回 )。開明 軒 の賄 いでめ以子も食 べていた「赤 なすご飯 (=チキンライス)と巨大 オムレツ」が原型 。店 の悪評 を書 かれた父 ・大 五 の作 る料理 が美味 しいことを証明 しようと、店 に連 れてきた源太 達 に「美味 しい」と言 わしめた料理 。巨 大 オムレツと赤 なすご飯 はそれぞれ独立 した料理 だったが、め以子はこの2つを混 ぜて一緒 に食 べるとより美味 しくなることを発見 。これを基 に大 五 が研究 を重 ねて新 しいメニューとして完成 させ、後 に開明 軒 の名物 料理 として評判 になる。- スコッチエッグ
第 2週 に登場 (第 8、10、11、12回 )。試作 段階 で食 感 が「モソモソする」ため、卵 の黄身 を半熟 にすることをめ以子が提案 。そのアイデアを基 に大 五 らが改良 を重 ねるなか、悠太 郎 が比熱 などの原理 を応用 した調理 法 を発見 し、半熟 卵 のスコッチエッグが完成 する。この悠太 郎 の発案 をきっかけとして、め以子の学問 への関心 が引 き出 されることとなる。- とろろ
納豆 あんの袋 揚 げ 第 3週 に登場 (第 17回 )。悠太 郎 に納豆 の美味 しさを知 ってもらおうとめ以子が試行錯誤 するなか、女学校 の宮本 先生 の「その努力 を砥石 として自 らを磨 けば」との言葉 に後押 しされ開発 に至 った料理 。油揚 げで巾着 にしたり、山芋 を加 えさまざまな調味 料 で味付 けを甘辛 く仕上 げたことで悠太 郎 は美味 しく納豆 を食 べることができた。これを機 にめ以子は人 のために料理 を作 る喜 びを会得 し、悠太 郎 は納豆 嫌 いを克服 する。洋風 おにぎり第 4週 のストーリーから[注 43]。納豆 の創作 料理 を経験 し、悠太 郎 のために料理 を作 る喜 びを覚 えため以子は、自身 と彼 の弁当 に卒業 まで日替 わりのおにぎりを作 ると決 めていた。中 の具 材 に悩 んでいた頃 、宮本 先生 から、和食 にこだわらず開明 軒 で出 されている洋食 メニューから何 か考 えてみてはどうかとアドバイスを得 る。そこで思 いついたのが白身 魚 のフライ[153]にタルタルソースを絡 めた具 をつめた洋風 おにぎりであった。- がわがわ
第 5週 に登場 (第 29回 )。元々 は漁師 の料理 で、大 五 の暑気 払 いのためにめ以子が用意 した。水 に味噌 を溶 いたものに、生 の鯵 と漬物 、ミョウガ・生姜 などの薬味 を加 え、さらに氷 を加 えた冷 たい汁物 。夏 バテで食欲 が落 ちただけではなく、悠太 郎 と愛娘 のめ以子に対 して複雑 な気持 ちを抱 いていた大 五 は、この料理 を食 したことをきっかけに心 を開 き、め以子への餞 に鶏 ガラのフォンのレシピを伝授 する。昆布 だしのおつい第 6週 に登場 (第 36回 )。義姉 ・和枝 の昆布 だしの味 に近 づこうと試行 錯誤 するなか、悠太 郎 から、酒 に昆布 を入 れると酒 の味 がより美味 しくなることを教 わり、酒 を塗 った昆布 を焙烙 で炙 ることで深 い味 わいのだしを作 ることに成功 した。しかし和枝 はそれを認 めようとしない。- おから
入 り半 助 鍋 第 7週 に登場 (第 39回 )。西門 家 の家計 を握 る和枝 に食費 を制限 されため以子は、大阪 で再会 した源 太 に酉 井 捨蔵を紹介 され、彼 から残 った鰻 の頭 (半 助 )を使 った料理 を教 わり、その美味 しさに感動 する。この料理 をきっかけとして、め以子は無駄 なく食材 を使 いきる「始末 の料理 」の神髄 に触 れる。梅干 し第 8週 に登場 (第 44、45回 )。料理 などを習 いに通 っていた捨蔵から作 り方 を教 わる。冷 たくぎくしゃくした西門 家 の人々 の心 を近 づけようと、め以子は家 総出 で梅干 しや梅酒 などを作 る梅 仕事 を提案 する。これを通 して静 と希子 との仲 は更 に深 まるものの、和枝 はひとり梅 仕事 に加 わらない。焼 氷 (やきごおり)[注 44]第 9週 に登場 (第 53回 )。義父 を巡 って悠太 郎 らと口論 になっため以子は、西門 家 を飛 び出 し喫茶店 「うま介 」に身 を寄 せていたが、店 の看板 メニューとして店主 ・馬 介 が元々 創作 していた「焼 氷 」を基 に、メレンゲや梅 シロップを加 えるなどして、め以子が改良 を加 えて出来 た一品 である[155]。この新 製品 の宣伝 のために、友人 ・桜 子 と駆 け落 ちして大阪 にやってきた室井 が作詞 をし、馬 介 の姉 が作曲 した宣伝 曲 「焼 氷 有 り〼の唄 」も作 られ、義妹 ・希子 によって唄 われる[156]。- ハモニカ(
鱧 似 羹 ) 第 10週 に登場 (第 59、60回 )。静 と正蔵 の関係 の鍵 を握 るアイテムで、少女 時代 の静 が夜店 で買 った、メレンゲに砂糖 ・柚子 を加 えたものを寒天 で固 めた甘酸 っぱい菓子 [157]。見 た目 がハモの湯 引 きに似 ているため、このような名前 が付 けられた。天神祭 の夜 、正蔵 が静 のもとに届 けさせ、二人 の長年 のわだかまりがほんのわずか解 けると共 に、め以子と静 との心 の距離 も縮 まる。- いわしのつみれ
揚 げ・骨 煎餅 第 11週 に登場 (第 65回 )。鰯 だけは苦手 だっため以子は、和枝 の自殺 未遂 騒動 や自身 の妊娠 が判明 した直後 、和枝 が自分 のために作 ってくれた鰯 料理 の繊細 さに感銘 を受 ける。折 しも正蔵 から「和枝 の復帰 へのアドバイス」を受 けていた事 もあり、和枝 に鰯 料理 の伝授 を乞 う。黙々 と手際 よくつみれ揚 げと骨 煎餅 を拵 える和枝 の姿 に、本来 の人柄 の良 さを垣間見 ため以子は改 めて感心 し和解 を試 みるが、和枝 からすげなく拒絶 されてしまう。関東 煮 (かんとだき)第 12週 に登場 (第 71回 )。関東大震災 が発生 し、め以子と桜 子 の恩師 である宮本 先生 が火事 に巻 き込 まれて亡 くなったとの情報 が入 る。食 の大切 さと、料理 を通 じて自 らを磨 く道 を示 してくれた先生 への弔 いとして、桜 子 は大阪 で「関東 煮 」と呼 ばれて親 しまれているおでんを囲 むことをめ以子に提案 する。また、室井 は、震災 の余震 で鍋 が倒 れても最後 まで残 っていた「鍋底 の大根 」のように、震災 で命 を落 とした人々 の分 まで全力 で生 き抜 かねばならないと思 いの丈 をつづる。魚 すき第 13週 に登場 (第 76回 )。年 の瀬 を控 えた西門 家 では、卯野 家 と共 におせち料理 や餅 の支度 で台所 が手狭 になり、夕食 は大 人数 で手軽 に食 べられる鍋 料理 が連日 食卓 に上 った。魚 すきは魚介 類 を中心 にした大阪 発祥 の鍋 である。め以子達 が鍋 の支度 をしている最中 、正蔵 と会 った大 五 は、酒場 で悠太 郎 と腹 を割 って話 し合 い、二人 共 に上機嫌 で帰宅 する。なお別 の日 には、牡蠣 の土手 鍋 (第 73回 )や、関西 風 の味付 けに合 わせた上 で関東 風 に割下 で煮 たすき焼 き(第 75回 )が食卓 に上 った。- アイスクリン
第 14週 に登場 (第 83、84回 )。普段 の食事 にあまり関心 を持 たなかったふ久 が、街頭 で売 っていたアイスクリンを神妙 な面持 ちで食 べている事 に注目 しため以子は、子供 達 と共 に自家製 アイスクリンを作 る。卵黄 ・卵白 入 りと、活 男 の考案 による納豆 入 りの計 3種類 で、好 みで粉 さんしょう、わさび、白 みそなどを足 して食 べる。他所 で食 べたものと比較 する事 で初 めて「おいしい」の意味 を知 り、母 の「見 えない力 」で家 のご飯 は出来 ていると語 るふ久 に、め以子は嬉 し涙 を流 す。牛 すじカレー第 15週 に登場 (第 85、90回 )。め以子は職場 で怪我 を負 った悠太 郎 のために、彼 の大 好物 であり、傷 によいとされる牛 すじ肉 を使 った特製 カレーを振 る舞 う。しかしその後 、悠太 郎 は寝言 で亜貴 子 の名前 を口 にしてめ以子の怒 りを買 い、家 を追 い出 される。悠太 郎 は亜貴 子 の家 でカレーをご馳走 になるものの、どうしてもめ以子の作 るカレーを思 い出 してしまう。西門 家 に戻 った悠太 郎 は食卓 で慣 れ親 しんだカレーの味 を通 して、妻 への変 わらぬ愛情 を再 確認 する。柿 の葉 ずし第 16週 に登場 (第 91回 - 95回 )。正蔵 の余命 が危 ういことを医者 から告 げられため以子は、正蔵 を少 しでも元気 付 けるため何 が食 べたいかを尋 ねたところ、先妻 の得意 料理 であった柿 の葉 ずしを所望 される。め以子は試行錯誤 するも、正蔵 の望 む味 をどうしても再現 できない。和枝 なら作 り方 を知 っていると思 い、彼女 の嫁 ぎ先 へ出向 き相談 するもきっぱり断 られる。しかし希子 の祝言 の予定 を聞 いた和枝 は、亡 母 の名代 として大量 の柿 の葉 ずしを携 えて出席 。結果 的 にめ以子夫妻 のものとなった祝言 を終 え、正蔵 は和枝 の柿 の葉 ずしに舌鼓 を打 つ一方 、め以子は「Mrs.キャベジ」の正体 が和枝 であった事 も含 め、知恵 も料理 の腕前 もまだまだ和枝 に及 ばないと悔 しがる。- じゃがいもと
油揚 げ入 りご飯 第 17週 に登場 (第 97回 )。戦時 下 において厳 しくなりつつある食糧 事情 の中 、め以子は少 しでも美味 しい物 を家族 に食 べさせようと数々 の「節米 料理 」を考案 。別 の日 (第 100回 )には素麺 を炊 き込 んだご飯 を出 すなど、毎日 の食卓 に工夫 をこらすめ以子であったが、次第 に日 用品 や食材 の配給 化 が進 み、一 年 後 (昭和 16年 )には米 さえも配給 制 となってしまう。興亜 建国 パン(番外 )第 17週 に登場 (第 100、101回 )。作 り方 は劇 中 にて紹介 。戦時 下 の栄養 評議 会 で考案 されたパン。婦人 会 が、小学校 で弁当 を持参 出来 ない子供 たちのために提供 することを決 め、め以子は調理 を買 って出 る。しかし渡 されたレシピに書 かれた材料 は、パンの材料 とは程遠 い食材 も含 み味 の想像 はつかず、実際 に作 り小学校 に配布 したものの「不味 くて食 べられない、しかし生徒 への教育 上 廃棄 もできない」とすべて返品 される。また静 も一 口 食 べただけで余 りの不味 さに吐 き出 し、「家畜 の餌 」と酷評 する。め以子は仕方 なく畑 の肥 やしにしようとするが、大量 のパンから食材 達 の凄 まじい恨 み節 が聞 こえてきたために処分 できず、責任 を取 って全部 一人 でむさぼり食 う。め以子はこの苦 しい体験 を通 して、どんな時 でも家族 や親 しい人々 に美味 しい物 を食 べさせることを生 き甲斐 にしてきた自分 の原点 に立 ち返 ることを決意 する。- かぼちゃスープ
第 18週 に登場 (第 107回 )。戦地 から戻 った源 太 が一切 食物 を口 にできず栄養失調 で倒 れ、西門 家 で看病 される事 になる。め以子は胃 に優 しいさっぱりした食事 なら喉 を通 るのではと考 え、かぼちゃ(なにわ野菜 の勝間 南瓜 )を使 った冷 製 スープを作 る。源 太 はいったんは口 にするものの、やはり体 が受 け付 けず吐 き戻 してしまう。- カレーうどん
第 19週 に登場 (第 114回 )。め以子はラジオ番組 での室井 の即興 朗読 をヒントに、食糧難 を乗 り切 るべく隣組 で食材 を持 ち寄 り「一 つの鍋 」での共同 炊事 を提案 する。め以子は備蓄 していた小麦粉 や、折 しも竹元 から送 られたカレー粉 を提供 、「うま介 」にて皆 で作 ったカレーうどんを食 べながら、密告 の疑 いをかけた多 江 とも和解 する。最後 は空 になった鍋 に向 かい一斉 に「ごちそうさん」の声 をかけた。卵 のかす漬 け第 20週 に登場 (第 119回 )。料理人 として海軍 に志願 する活 男 に同意 できないめ以子は、自宅 で料理 をさせる事 で納得 してもらおうと、ふ久 と諸岡 の結婚 に際 し内祝 いに出 す料理 を手伝 わせる。自宅 で飼 うニワトリ[注 45]が産 んだ卵 をはじめ、なけなしの食材 で創作 した料理 に諸岡 が感心 し舌鼓 を打 つ様子 に、活 男 はめ以子の思 いとは裏腹 に、自 らの決意 をより一層 固 める事 になる。- カルメラ
第 21週 に登場 (第 124回 )。逮捕 された悠太 郎 を救 うため、め以子は藤井 と共 に軍 高官 の里見 のもとを訪 ね、処罰 を免除 してくれるよう嘆願 する。甘党 である里見 のために、め以子はカルメラを焼 いて持参 し、さらに菓子 を作 り続 けた事 も功 を奏 し、悠太 郎 は釈放 され帰宅 する。茶 がゆとこうこ第 22週 に登場 (第 130回 - 132回 )。和枝 の家 に疎開 し畑 仕事 に務 めるめ以子と泰介 に、和枝 は茶 がゆを用意 し、お手伝 いのハナに届 けさせた。元々 は仕事 をする主人 の後 を妻 が追 って届 けた事 から別名 「追 いかけ茶 」とも呼 ばれ、こうこと一緒 に食 べる時 の「ずるずる、ばりばり」という音 は「家族 の音 」と言 われている。その後 、泰介 が出征 し、さらに活 男 の戦死 告知 を受 けため以子は、茶 がゆとこうこを一人 で食 べながら悲 しみにくれる。- うまいもん
第 23週 に登場 (134、135回 )。め以子は終戦 後 の闇市 で、馬 の餌 用 の小 さなジャガイモ(くず芋 )を購入 。揚 げて食 べてみると思 いのほか美味 しく、これで商売 をしようと思 い立 つ。室井 が「馬 の芋 」にちなんで「うまいもん」と名付 け、闇市 に出 した露店 は源太 達 の協力 もあり繁盛 する。チンピラの香月 から場所 代 を請求 されたり、他 の露店 も「うまいもん」を模倣 して売 るようになってしまうが、め以子は周囲 の人々 が持 ち寄 る食材 を買 い取 り「ほうるもん(ホルモン焼 き)」や「カエルもん(ウシガエル)」などの焼 き料理 も加 えて売 り出 す。- たこ
飯 第 24週 に登場 (140回 )。西門 家 の蔵 に、倉田 とその友人 達 が生 たこを持参 して訪 れ、め以子に調理 を依頼 する。刺身 、茹 でだこ、串焼 き、締 めにたこ飯 と、たこ尽 くし料理 を堪能 した倉田 は、め以子の料理 の腕 を見込 んで、蔵 を改築 して料理 を出 す「お座敷 」を始 めないかと提案 する。- ローストビーフ
丼 最終 週 に登場 (148回 )。進駐軍 のモリス大尉 が、泰介 たちの甲子園 大会 中止 撤回 への口利 きの条件 として、蔵 座敷 でめ以子による「最高 の日本 料理 」によるもてなしを要求 。め以子は大 五 から聞 いた醤油 の万能 性 をヒントにすき焼 きを出 すつもりでいたが、当日 モリスが持 ち込 んだブロック肉 が脂身 が少 なくすき焼 きには向 かないながらも「絶対 においしい」との確信 を持 ち、素材 を活 かす一番 よい調理 法 として急 きょローストビーフに変更 。当初 モリスは「日本 料理 ではない」と難色 を示 したが、切 り分 けた肉 をご飯 にのせ、醤油 ベースのタレとわさび、青葱 を散 らした和風 の味付 けで提供 した。モリスが食 べる表情 を見 て、め以子は「おいしい」と思 う顔 には国 の違 いは無 い事 に気付 き、モリスも息子 を失 った苦悩 と、それを克服 したいがための来訪 であることを告白 した。- いわしのトマト
煮 - スピンオフドラマに
登場 。泰介 は初恋 相手 である真 沙子 に「あなたなりの鰯 料理 でいい。僕 に鰯 料理 を食 べさせてください」と鰯 を持参 。真 沙子 の父 ・真 次郎 も再 び厨房 に立 つ意欲 を取 り戻 し、この事 に対 する泰介 へのお礼 も兼 ねて腕 を振 るい、泰介 に持 たせた料理 。オリーブオイルで焼 いたイワシをバジル風味 のトマトソースに絡 めている。 - 「うま
介 」の権利 を買 い取 り、馬 介 らを追 い出 そうとしていた和枝 や「うま介 」閉店 の危機 に抗議 に訪 れた竹元 をその風味 でたちまち虜 にし、これを出 すのなら「うま介 」を続 けてもよいと和枝 に言 わしめた。そこで喫茶店 のメニューらしく、酸味 のあるドイツ風 のパンで挟 んだ「いわしサンド」として提供 。焼 氷 を超 える新 しい看板 メニューとして大 評判 となり、見事 に「うま介 」を閉店 の危機 から救 った。
オープニング
まずタイトル(
オープニングタイトル「ごちそうさん」の
エンディング
「きょうの
放送 日程
- サブタイトルには、その
週 のエピソードに関 わる食材 の名前 が含 まれ、それをもじった文章 や言葉 、ことわざ等 となっている。
サブタイトル | ||||||
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1 | 1- 6 | 2013 |
いちご 【 |
|||
2 | 7- 12 | 10月 |
7【 | |||
3 | 13- 18 | 10月14 |
なっとうくう! 【 |
|||
4 | 19- 24 | 10月21 |
こころをコメて 【 | |||
5 | 25- 30 | 10月28 |
フォンとうの 【 |
|||
6 | 31- 36 | 11月 |
4こんぶねーしょん 【コンビネーション】 | |||
7 | 37- 42 | 11月11 |
たいした 【 |
|||
8 | 43- 48 | 11月18 |
ごめんなすって 【 |
|||
9 | 49- 54 | 11月25 |
【 | |||
10 | 55- 60 | 12月 |
2【 |
|||
11 | 61- 66 | 12月 |
9【 |
|||
12 | 67- 72 | 12月16 |
ごちそうさんまでの 【ごちそうさんまでの |
|||
13 | 73- 78 | 12月23 |
ふくが 【 |
|||
14 | 79- 84 | 2014 |
アイスる 【 |
|||
15 | 85- 90 | 【 |
||||
16 | 91- 96 | 【 |
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17 | 97-102 | 【 |
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18 | 103-108 | 【 |
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19 | 109-114 | 【 |
||||
20 | 115-120 | 【 |
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21 | 121-126 | 【 |
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22 | 127-132 | い 【 |
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23 | 133-138 | いもに 【 |
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24 | 139-144 | チョッコレイトな 【ちょっとレイトな |
||||
25 | 145-150 | とんだごちそう 【とんだ |
||||
スピンオフ | 12月29 |
4ごちそうさんっていわしたい! 【ごちそうさんっていわしたい!】 |
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総集編
連続 テレビ小説 『ごちそうさん』総集編 前編 「イチゴイチエ」第 1週 から第 13週 を再 構成 したもの。
- 2013
年 12月31日 8:00 - 9:30(総合 ) - 2014
年 1月 1日 16:30 - 18:00(総合 ) - 2014
年 1月 4日 9:30 - 11:00(BSプレミアム) - 2014
年 5月6日 8:15 - 9:45(総合 ) - 2014
年 5月18日 13:00 - 14:30(BSプレミアム)
連続 テレビ小説 『ごちそうさん』総集編 後編 「アイスルチカラ」第 14週 から最終 週 を再 構成 したもの。
- も
一度 まんぷく!!『ごちそうさん』ダイジェスト一挙 放送 総合 テレビ「NHKとっておきサンデー」にて放送 された『ごちそうさん1週間 』全 26週 分 を再 構成 し、10時 間近 くに渡 り一挙 放送 した[162]。パート1(第 1週 )の冒頭 、パート7(最終 週 )の終了 後 に杏 による挨拶 が放送 された。
- 2014
年 12月23日 8:44 - 18:31(総合 、中断 あり)- パート1 8:44-9:05
杏 による挨拶 に続 き第 1週 - パート2 9:10-10:10
第 2-4週 - パート3 10:15-11:52
第 5-9週 - パート4 12:15-12:35
第 10週 - パート5 13:05-15:10
第 11-16週 - パート6 15:15-18:00
第 17-24週 - パート7 18:10-18:31
第 25週 (最終 週 )に続 き杏 による挨拶 (12月28日 の「ごちそうさんっていわしたい!!」の総合 テレビ放送 の予告 もあり)
- パート1 8:44-9:05
スタッフ
作 -森下 佳子 音楽 -菅野 よう子 [163]演奏 - ウィーン・オペラ舞踏 会 管弦楽 団 [注 52]指揮 - ウヴェ・タイマー[164]時代 考証 -天野 隆子 、谷 直樹 大阪 ことば指導 -一木 美貴子 大阪 料理 監修 -広里 貴子 - フードスタイリスト -
飯島 奈美 - タイトル
映像 ・タイトルロゴ制作 -関 和亮 [165] 撮影 協力 -滋賀 ロケーションオフィス、姫路 フィルムコミッション、犬山 ロケサービスチーム、兵庫 県 加古川 市 、岡山 県 真庭 市 、博物館 明治 村 、奈良 県 今井 町 、滋賀 県 高島 市 、奈良女子大学 、大阪 市 交通 局 ほか- TD -
江川 治朗 撮影 -西 鍵 真治 照明 -松崎 隆志 音声 -田中 高 晴 映像 -峯田 俊介 制作 統括 -岡本 幸江 - プロデューサー -
内田 ゆき 演出 -木村 隆文 、小林 大 児 、福岡 利 武 、盆 子 原 誠 、渡辺 哲也 、佐々木 善春 副 音声 解説 -松田 佑 貴 [166]- 「ごちそうさん1
週間 」[注 53]、「5分 でごちそうさん」ナレーター -山本 美希 (NHK大阪 アナウンサー)
劇 中 曲
主題歌
- 「
雨 のち晴 レルヤ」
挿入歌
- 「
焼 氷 有 り〼の唄 」 - 「いちごの
唄 〜源太 出征 の日 」作詞 :森下 佳子 、作曲 :菅野 よう子 、歌 :西門 希子 (高畑 充 希 )第 99回 で使用 された。劇 伴 曲 「ゴチソウノォト」に歌詞 を付 けアレンジ。サウンドトラック『ゴチソウノォト おかわり』に収録 。
- 「
蘇州 夜曲 」
視聴 率 ・反響
ビデオリサーチ
受賞
第 32回 向田 邦子 賞 (森下 佳子 )[172]第 22回 橋田 賞 を森下 佳子 が受賞 (連続 テレビ小説 『ごちそうさん』のオリジナル脚本 が対象 )[173]。第 80回 ザテレビジョンドラマアカデミー賞 [174]最優秀 作品 賞 主演 女優 賞 (杏 )助演 男優 賞 (東出 昌 大 )脚本 賞 (森下 佳子 )- ザテレビジョン
特別 賞 (「ごちそうさん」の料理 )
第 38回 エランドール賞 新人 賞 (東出 昌 大 )
東京 ドラマアウォード2014作品 賞 ・優秀 賞 (連続 ドラマ部門 )[175]
- TV LIFE
第 24回 年間 ドラマ大賞 2014主演 女優 賞 (杏 )[176]
第 56回 日本 レコード大賞 優秀 作品 賞 (ゆず「雨 のち晴 レルヤ」)
関連 ニュース・記事
- 2013
年 10月 30日 石川 県 金沢 市 で催 された「第 16回 全国 農業 担 い手 サミットinいしかわ」の開会 式 に出席 した皇太子 徳 仁 親王 は、石川 県 の農家 が育 てた野菜 を試食 する際 に「いただきます」の代 わりに「ごちそうさん、ですね」と、当 ドラマにちなんだ挨拶 を述 べた[177]。 主人公 を務 める杏 が家電 部門 のイメージキャラクターである三菱電機 (以下 「菱 電 」)は、本 作 の放送 開始 日 (9月 30日 )に合 わせ、新聞 各紙 に広告 を掲載 した。朝日新聞 の取材 において菱 電 の宣伝 部 関係 者 は「ドラマがスタートする最高 のタイミングで、"霧ヶ峰 "(エアコン)のキャラクターが杏 さんになるということを、ニュースとして伝 えたい思 いがありました」と述 べている。また、朝日新聞 において、テレビの試聴 記事 「試写 室 」での本 作 の解説 、および10月5日 の「Beテレビ(週間 番組 表 )」での杏 のインタビュー記事 とともに、杏 を起用 した菱 電 の広告 [注 55]を掲載 。その他 各 新聞 でも菱 電 は宣伝 効果 を狙 い、本 作 のイメージに近 づける形 で広告 を掲載 する試 みを行 っている[178]。水島 宏明 は、2014年 2月 第 4週 のエピソードについて、「戦時 中 の政府 や軍 による「愚 かな政策 」(防空 法 で空襲 時 の避難 を禁 じ都市 の死守 を国民 に厳命 した)によって、空襲 における市民 の犠牲 者 が膨大 になってしまったという過去 の歴史 を直視 し、空襲 における国 などの無策 をこれほど明確 に示 したことはテレビドラマではかつてない。」と称賛 した[179]。- ヒロインを
務 めた杏 と、その夫 を演 じた東出 昌 大 は、本 作 の共演 を機 に私生活 でも交際 を始 め[180]、2015年 1月 1日 に結婚 に至 った[181]が、2020年 8月 1日 に離婚 した。
その他
視聴 者 がTwitterなどで公開 している、番組 内 のシーンや登場 人物 などの自作 イラスト(通称 「ごち絵 」)を、NHK大阪 局 では『ごち絵 美術館 』として出演 者 ロビーに展示 していた[182](一般 公開 はしていない[183])。劇 中 の時代 背景 などを解説 する際 に、実際 の資料 映像 ・写真 が挿入 される事 がある[注 56]。- め以子
達 が大阪大 空襲 を逃 れ地下鉄 に乗 り込 む場面 (第 128回 )は、当時 を知 る人々 の間 で語 られているエピソードを元 に、大阪 市営 地下鉄 (現 ・Osaka Metro)四 つ橋線 の緑木 検車 場 でロケが行 われ、同地 で保存 されている大阪 市営 地下鉄 の旧 100形 車両 が使用 された。撮影 に際 して基地 にプラットホームのセットを組 み、天井 はCGで作成 された[184]。
関連 番組
思 い出 のメロディー(2013年 8月 10日 、総合 テレビ・ラジオ第 1)杏 が総合 司会 を担当 。- あさイチ(
総合 テレビ) - 2013
年 9月 10日 財前 直見 がゲスト出演 。 - 2013
年 10月 25日 吉行 和子 がゲスト出演 。 - 2013
年 12月20日 東出 昌 大 がゲスト出演 。 - 2014
年 2月 7日 ゆずがゲスト出演 。 - 2014
年 3月 14日 杏 がゲスト出演 [注 57]。 - あなたが
主役 50ボイススペシャル・連続 テレビ小説 「ごちそうさん」ボイス(2013年 9月 23日 、再 放送 :9月29日 〈近畿 地方 ローカル〉、総合 テレビ) 出演 者 、スタッフが出演 してドラマの見所 を紹介 。- もうすぐ!
連続 テレビ小説 「ごちそうさん」(2013年 9月 23日 、再 放送 :9月29日 〈近畿 地方 ローカル〉・9月30日 〈全国 〉[注 58]、総合 テレビ) - ドラマの
見所 ・ハイライトシーンをまとめた予告編 。このほかに『10分 で!ごちそうさん』という番組 や『NHKプレマップ』(番組 間 のステーションブレイク時 に放映 )でも随時 放送 されている[注 59]。 輝 く女 (2013年 9月 25日 ・10月2日 、再 放送 :10月31日 ・11月6日 、BSプレミアム)杏 のドラマ収録 現場 やプライベートに密着 したドキュメンタリーを前後 編 の2回 に分 けて放送 。- いよいよスタート!
連続 テレビ小説 「ごちそうさん」スペシャル(2013年 9月 27日 〈近畿 地方 ローカル〉、総合 テレビ) 杏 をゲストに迎 え、ドラマの見所 を紹介 した番組 。大阪 放送 局 BKプラザからの公開 生放送 で、当該 時間 で通常 放送 されている『ぐるっと関西 おひるまえ』の司会 ・大平 サブローと八木 早希 が進行 を務 めた。- とっておきテレビ(2013
年 10月 5日 、ラジオ第 1) - テレビ
番組 の見所 をラジオで紹介 するもので、番組 の主要 キャストに対 するインタビューをまとめて放送 。 週末 応援 ナビ あほやねん!すきやねん!(近畿 地方 ローカル、総合 テレビ)- 2013
年 10月 12日 杏 がゲスト出演 し、大阪 放送 局 BKプラザから公開 生放送 。 - 2013
年 10月 26日 東出 昌 大 がゲスト出演 。 - 2013
年 11月30日 高畑 充 希 がゲスト出演 。 - 2013
年 12月7日 木本 武弘 (TKO)がゲスト出演 。 - 2014
年 2月 1日 和田 正人 がゲスト出演 。 - バラエティー
生活 笑 百科 (総合 テレビ) - 2013
年 10月 12日 ・同 10月 15日 (再 放送 ・一部 地域 )前田 亜 季 がゲスト出演 。 - 2014
年 1月 4日 ・同 1月 7日 (再 放送 ・一部 地域 )宮崎 美子 がゲスト出演 。 土曜 スタジオパーク(総合 テレビ)- 2013
年 10月 12日 杏 と東出 昌 大 が生 出演 し、大阪放送 局内 特設 ステージから公開 生放送 。 - 2014
年 3月 15日 吉行 和子 がゲスト出演 。 - スタジオパークからこんにちは(
総合 テレビ) - 2013
年 10月 30日 [注 60]原田 泰造 (ネプチューン)がゲスト出演 。 - 2013
年 11月11日 キムラ緑子 がゲスト出演 [注 61]。 - 2013
年 11月13日 ゆずがゲスト出演 [注 62]。 - 2013
年 11月27日 木本 武弘 (TKO) がゲスト出演 [注 63]。 - 2013
年 12月4日 山中 崇 ・前田 亜 季 がゲスト出演 。 - 2013
年 12月9日 近藤 正臣 がゲスト出演 。 - 2013
年 12月24日 財前 直見 がゲスト出演 。 - 2014
年 1月 6日 高畑 充 希 がゲスト出演 。 - 2014
年 1月 15日 加藤 あいがゲスト出演 。 - 2014
年 1月 22日 ムロツヨシがゲスト出演 。 - 2014
年 2月 18日 東出 昌 大 がゲスト出演 。 - 2014
年 3月 17日 [注 64]和田 正人 がゲスト出演 。 - いよいよ
大阪 !連続 テレビ小説 「ごちそうさん」(2013年 11月1日 〈近畿 地方 ローカル〉、再 放送 :11月4日 〈同左 〉、11月10日 〈9日 深夜 ・九州 以外 の全国 〉、総合 テレビ) - まだ
間 に合 う!連続 テレビ小説 「ごちそうさん」(2013年 11月2日 、再 放送 :11月4日 〈北海道 ・近畿 以外 〉、総合 テレビ 、再 放送 :11月6日 、BSプレミアム) - いずれの
番組 とも11月4日 から放送 を開始 する大阪 編 のスタートを前 に、開始 から1か月 間 のストーリーをまとめ、大阪 編 に出演 する主要 キャストへのインタビューなどで構成 。後者 は前者 の近畿 ローカルの特番 を30分 にまとめて再 編集 したものでほぼ同 じ内容 (ナレーターは前者 :田代 杏子 、後者 :吉行 和子 〈トラ〉)。 - MUSIC JAPAN(
総合 テレビ) - 2013
年 11月14日 ゆずがゲスト出演 。 - かんさい
土曜 ほっとタイム(ラジオ第 1) - 2013
年 11月2日 14時 からの「ほっと人物 ファイル」(ゲストコーナー)に山中 崇 がゲスト出演 。 - 2013
年 12月21日 14時 からの「ほっと人物 ファイル」に和田 正人 がゲスト出演 。 関西 ラジオワイド(ラジオ第 1近畿 地方 ・らじるらじる)- 2013
年 11月8日 17時 台 のインタビューゲストに広里 貴子 (大阪 料理 指導 )が出演 。 - きょうの
料理 (Eテレ) - 2013
年 11月18日 ・19日 (再 放送 11月 19日 ・20日 )大阪 の味 で“ごちそうさん”というテーマで、大阪 の伝統 料理 を研究 する上野 修三 ・修 親子 が大阪 料理 のレシピを紹介 。 午後 のまりやーじゅ(ラジオ第 1)- 2013
年 11月21日 14時 台 ・15時 台 前半 のゲストコーナーにキムラ緑子 が出演 。 岡田 惠 和 今宵 、ロックバーで〜ドラマな人々 の音楽 談義 〜(FM・ラジオ第 1)- 2013
年 12月14日 (FM)・17日 (ラジオ第 1)杏 がゲスト出演 。 - NHKとっておきサンデー
増刊 号 2013年 年末 スペシャル(2013年 12月23日 、総合 テレビ) 杏 と東出 昌 大 がゲスト出演 。- ゆうどきネットワーク
関西 発 (2013年 12月27日 、総合 テレビ) 和田 正人 がゲスト出演 。- しあわせニュース2013(2013
年 12月31日 、総合 テレビ) 杏 と東出 昌 大 がゲスト出演 。第 64回 NHK紅白 歌合戦 (2013年 12月31日 、総合 テレビ・ラジオ第 1)- ゆずが
白 組 出場 歌手 、杏 がゲスト審査 員 、東出 昌 大 がコーナーゲストとして出演 。 - タイムスクープハンタースペシャル(2014
年 1月 2日 、総合 テレビ) 杏 が出演 して、新春 スペシャルの新作 「緊急 指令 !守 れ秘伝 の味 」[注 65]を放送 。伝 えてピカッチ(2014年 1月 3日 、総合 テレビ)正月 スペシャルとして杏 がゲスト出演 。今年 もウマい!連続 テレビ小説 『ごちそうさん』(2014年 1月 4日 、総合 テレビ・BSプレミアム)- この
日 は通常 の放送 時間 でのドラマの放送 は休止 であったが、前半 のダイジェストと、後半 の見所 を紹介 。 - うまいッ!(2014
年 1月 4日 、総合 テレビ) 正月 スペシャルとして杏 がゲスト出演 。連続 テレビ小説 『ごちそうさん』ファンミーティング(2014年 3月 1日 〈近畿 地方 ローカル〉・3月8日 〈全国 〉、総合 テレビ[注 66]、4月 19日 、BSプレミアム[注 67])- 2014
年 2月 9日 にNHK大阪 ホールにて、出演 者 を招 いて行 われたファンミーティングの模様 を放送 。
「ザ・プレミアム『ごちそうさんっていわしたい!』」
2014
2014
その他
- 2013
年 12月18日 「NHKジャーナル」(オンデマンド放送 )において、「“ごちそうさん”で注目 !!大阪 100年 前 の料理 を見直 そう」と題 したルポルタージュ(取材 ・大蔵 哲士 NHKラジオセンターディレクター)が放送 された。 - おふこうさん - 2014
年 1月 7日 から2月 25日 までNHK BSプレミアム(プレミアムよるドラマ枠 )で放送 されたテレビドラマ。タイトルロゴ映像 が本 作 のパロディ風 になっている。 ニッポン放送 「杏 のAnytime Andante」(杏 によるディスクジョッキー番組 )の第 129回 放送 (ニッポン放送 基準 2014年 3月 22日 )において、ABCラジオの協力 を得 て同局 のスタジオから放送 されたとき、和田 、木本 、山中 、松浦 、中山 の5人 がゲストとして参加 し、ドラマの収録 裏話 を披露 した[188]。- 2016
年 10月3日 から2017年 3月25日 までNHK BSプレミアムで月曜 -土曜 7:15 - 7:30にアンコール放送 された。このアンコール放送 に先駆 け、2016年 9月 24日 の11:00 - 12:00に「“朝 ドラ”同窓会 ごちそうさん」 - ウェイバックマシン(2016年 9月 23日 アーカイブ分 )が放送 された。
イベント
トピックス
- 2013
年 - 2014
年
関連 商品
書籍
- ノベライズ
- NHK
連続 テレビ小説 ごちそうさん上 (森下 佳子 :作 、豊田 美加 :ノベライズ)- 2013
年 9月 25日 発売 、NHK出版 、ISBN 978-4-14-005639-4 上巻 は第 1週 から第 13週 までの内容 を収載 。
- 2013
- NHK
連続 テレビ小説 ごちそうさん下 (森下 佳子 :作 、豊田 美加 :ノベライズ)- 2014
年 2月 27日 発売 、NHK出版 、ISBN 978-4-14-005640-0
- 2014
- ドラマガイド
- NHKドラマ・ガイド
連続 テレビ小説 ごちそうさん Part1(森下 佳子 :作 、NHKドラマ制作 班 :製作 協力 、NHK出版 :編 )- 2013
年 9月 23日 発売 、NHK出版 、ISBN 978-4-14-923565-3
- 2013
- NHKドラマ・ガイド
連続 テレビ小説 ごちそうさん Part2(森下 佳子 :作 、NHKドラマ制作 班 :製作 協力 、NHK出版 :編 )- 2014
年 1月 25日 発売 、NHK出版 、ISBN 978-4-14-923566-0
- 2014
- NHKウィークリーステラ
臨時 増刊 ・4月 29日 号 連続 テレビ小説 ごちそうさんメモリアルブック- 2014
年 3月 18日 発売 、NHKサービスセンター 当 作品 のダイジェストシーンを写真 で振 り返 るほか、杏 、東出 らによるこの本 のための撮 り下 ろしインタビュー記事 、収録 の舞台裏 にも密着 している。
- 2014
- レシピブック
- NHK
連続 テレビ小説 ごちそうさん レシピブック(NHKドラマ制作 班 、広里 貴子 :製作 協力 )- 2013
年 12月 20日 発売 、朝日新聞 出版 、ISBN 978-4-02-251133-1 番組 に登場 した料理 の再現 レシピを紹介 。
- 2013
- NHK
連続 テレビ小説 ごちそうさんレシピブック2(NHKドラマ制作 班 、広里 貴子 :製作 協力 )- 2014
年 3月 20日 発売 、朝日新聞 出版 、ISBN 978-4022511577 - NHK
連続 テレビ小説 「ごちそうさん」のレシピブック第 二 弾 。
- 2014
- シナリオブック
- NHK
連続 テレビ小説 「ごちそうさん」完全 シナリオブック第 1集 (森下 佳子 )- 2014
年 6月 18日 発売 、東京ニュ ース通信社 、ISBN 978-4863364103
- 2014
- NHK
連続 テレビ小説 「ごちそうさん」完全 シナリオブック第 2集 (森下 佳子 )- 2014
年 6月 18日 発売 、東京ニュ ース通信社 、ISBN 978-4863364110
- 2014
音楽 CD
脚注
注釈
- ^ 「いけず」とは デジタル
大辞泉 および大辞林 第 三 版 (2013年 12月15日 閲覧 )によれば、関西 地方 の方言 で「意地 の悪 い様子 」や、「そのような人 」のことを指 して言 う言葉 で、劇 中 では和枝 のめ以子に対 する嫁 いびりなどを指 している[7] - ^
劇 中 で関東大震災 が描 かれるのは、1997年 上半期 放送 の『あぐり』以来 約 16年 振 り、1990年 の『凛凛 と』から数 えて3度目 である。 - ^
同年 公開 された映画 『真夏 の方程式 』でも、杏 が演 じる川畑 成 実 の幼少 期 を演 じた。 - ^ め以子を
演 じる杏 の身長 は174cm、悠太 郎 を演 じる東出 昌 大 の身長 は189cmである。悠太 郎 の父 ・正蔵 を演 じる近藤 正臣 によると、二人 の身長 は大正 時代 当時 の日本人 の平均 身長 より約 30cmも高 いとのこと(今秋 の朝 ドラ『ごちそうさん』174センチ杏 の夫役 に189センチ東出 昌 大 モデル出身 カップル誕生 )。 - ^
明治 から昭和 時代 前期 までの日本 では、一般人 が文章 を書 く時 には縦 書 き、もしくは右 から左 へ書 く「右 書 き」が通常 であった(実際 の劇 中 でも店 の看板 や貼 り紙 の文字 は右 書 きである)にもかかわらず、「め以子の料理 ノォト」やめ以子が希 子 に宛 てた手紙 などは現代 風 に左 書 きで書 かれている。この点 について、NHK大阪 は公式 Twitterにおいて、視聴 者 が瞬時 に読 めるようにあえて左 書 きにした旨 を説明 している(ボイスマンでおまっ (NHK大阪 )@nhk_osaka_JOBK 2013年 11月21日 )。 - ^
更 に脚本 家 の森下 佳子 は、「卯野 」という苗字 のネーミングについて「卯 は東 の方角 を意味 する字 なので、『東 から来 た嫁 さん』という意味 」であると話 している[14] - ^
料理 に使 う食材 は原則 として客 が持 ち込 み、それをめ以子が調理 して客 に提供 する方式 で、最初 の客 は倉田 とその友人 および近所 の親 しい人々 に限 られていたが、やがてめ以子自身 も闇市 の電話 を借 りて積極 的 に営業 活動 を始 める。 - ^ それゆえ、
小学校 の設計 をした際 には当初 、耐震 強度 を気 にし過 ぎた結果 、窓 がほとんどないという本末転倒 な設計 になってしまったとのこと。 - ^ その
悠太 郎 が建設 に携 わった地下鉄 は大阪大 空襲 の当日 、め以子たち西門 家 やふ久 たち諸岡 家 の命 を救 うことになる。 - ^ この
仔 豚 は二人 が抱 き合 ってる最中 に逃 げたらしく、気 が付 いたときにはすでにいなかった。 - ^ 「
月 が空 に浮 かんでいる様子 を見 て、空 に浮 かぶ石 を見付 けようと、小学校 の2階 の窓 から小石 を投 げ落 として同級生 にケガをさせる」「煙草 の煙 が上昇 する様子 に興味 を持 ち、自分 でも煙 を起 こそうと学校 内 で色々 な物 を集 めて焚 き火 をし小火 騒 ぎになる」など(第 80回 のストーリーより)。 - ^
具体 的 には「大 きな金属 製 の缶 を使 って効率 的 に燻製 を作 る方法 」や「雪 と塩 を利用 して氷 を作 る方法 」。 - ^
本来 は姉 のふ久 が和枝 の家 に疎開 する予定 であったが、厳 しい条件 を付 けられたため断念 した。 - ^
第 42回 のストーリーでは、め以子が父 宛 てに「東京 市 本郷 区 葵 坂 町 6丁目 1番地 6」という宛 て先 が示 されている。ただし、葵 坂 町 は架空 の地名 である。ちなみに、本郷 区 は現在 の文京 区 である。 - ^
正蔵 が西門 家 に戻 って以降 、め以子は普通 に「お義父 さん」と呼 んでいたが、正蔵 の死後 は再 び呼 び方 が「師匠 」に戻 っている。 - ^ ブロマイドには
静 役 の宮崎 の成人 式 の写真 が使用 された。 - ^
静 が経帷子 と同 じ縫 い方 と気付 き、和枝 の「呪 い」だと解釈 した。 - ^ この
時期 から、本 など字 を読 むときは眼鏡 を着用 している。また食糧 と引 き換 えで貰 った猫 の「タイチ」を飼 っている。 - ^
彼 の所望 した柿 の葉 ずしの代用 で、武運 を込 めた意味合 いもある。 - ^ このことから、
本気 で西門 家 の所有 権 を奪 うつもりはなく、むしろ終戦 直後 の混乱 で悠太 郎 の戻 らないうちに赤 の他人 から権利 を奪 われないよう預 かるつもりだったとも思 われるが、真相 およびその後 の経過 は不明 。但 し、め以子に最後 までいけずをやり続 けたことから彼女 がめ以子に対 する最後 のいけずだと思 われる。 - ^
一方 では、め以子の頑 なな態度 を前 に口 では苦言 を呈 しながらも、最終 的 に彼女 の意志 を汲 み取 るなど本来 の優 しさや思慮 深 さも見 せている。 - ^ チーフ・プロデューサーの
岡本 と脚本 の森下 によれば、食 を題材 に作品 を描 いた明治 ・大正 期 の文士 、村井 弦斎 へのオマージュとして誕生 したキャラクターだという[87]。 - ^
主人公 は「お富士 」という名前 で、め以子は自分 がモデルである事 に全 く気付 こうとせず「お富士 」の性格 や行動 を酷評 している。 - ^
働 き初 めた頃 、焼 氷 の宣伝 をした際 に音痴 なことが明 らかになる。 - ^
本人 曰 く、終戦 までは無人島 で自給自足 の生活 (すなわち、日本 からの“独立 ”)をしていたとの事 。 - ^ デザイン
重視 でコストの高 い設計 ゆえに戦後 は発注 が貰 えなかったらしく、何 でもよいから建 てたかったという。 - ^ かつて
悠太 郎 が自 ら作 った開明 軒 の玄関 階段 を彷彿 とさせるデザインのコンクリート造 り階段 を、蔵 座敷 の玄関 に設置 した点 にそれが表 れている。また、竹元 の言語 表現 が一般 的 なイメージと大 きくギャップがあるものだったために誤解 を招 いたとも取 れる。 - ^
悠太 郎 の身長 が高 過 ぎて下宿 先 の高価 な欄間 に頭 をぶつけ破損 する恐 れがあることから。 - ^
幼少 時 の話 し言葉 は標準 語 であったが、め以子と再会 した時点 ですでに大阪 弁 に変化 している。 - ^ め以子から
餞 別品 を聞 かれ「いちご」を希望 するが、戦局 が激 しくなりいちごが市場 から消 えてしまったため、め以子は同 じく二 人 の思 い出 の食物 である「赤茄子 ご飯 」でいちごの形 を作 る。 - ^ なお、
実際 の大阪 市 の歴代 副 市長 (助役 )の中 には新 条 という名前 の人物 はいない[121]。 - ^ 「(
竹元 から)聞 いた」とふ久 から聞 いため以子が、馬 介 に教 える。 - ^ いわゆる
青 汁 だが、「つれづれの草 で作 った汁 」→「徒然草 」ということで、作者 の吉田 兼好 にちなんで室井 が命名 。 - ^
馬 介 に破産 を伝 えた電報 には父親 と思 われる「タカギ ウシスケ」という名前 が書 かれている。また馬 介 の台詞 から「とらすけ」という親戚 がいる模様 。 - ^ その
後 、高山 夫妻 が近所 の人々 と共 にめ以子の蔵 座敷 に招待 された際 に、一人 の幼女 が一緒 に座 っている場面 があるが、彼女 が養子 であるか否 かは説明 されていない(第 143回 のストーリー)。 - ^ この
時 、め以子は通常 の10倍 の値段 で進駐軍 に弁当 を売 り付 けるが、それでも売 行 は好調 であった(第 142回 のストーリー)。 - ^
倉田 としては蔵 座敷 が混雑 すると煩 わしいため、なるべく秘密 にしておきたいとの事 で暗号 を決 めたが、モリス大尉 にはどこからかその存在 と暗号 を知 られていた。 - ^
役名 は、鈴木 一輝 のTwitter(@kazuki0paj)2013年 11月21日 の発言 による。 - ^ TKOとしてコンビ
揃 っての共演 となった。 - ^
和枝 は出来 のよい作物 を役人 に横領 されることを防 ぐために、わざと小粒 の作物 だけを町 の配給 に回 し、出来 のよい作物 は山下 家 に直接 買 い出 しに来 た人々 に与 えているなど。 - ^
室井 の書簡 に書 かれていた宛名 から、名字 は民子 と同 じ「野川 」であることが伺 える。 - ^
劇 中 では泰介 の回想 による後 ろ姿 のみ出演 。 - ^
洋風 おにぎりそのものは、明確 な登場 回数 は不明 のため、ストーリーから分 かる箇所 のみを記載 。 - ^
明治 時代 に実在 し、現在 でも大阪 府 の喫茶 レストラン「グリルDEN・EN」にて再現 されている料理 ではあるが[154]、正確 な作 り方 に関 しては当時 のレシピが残 っていないため、ドラマオリジナルのものである[155]。 - ^ 「タマコ」と
名付 けられ、西門 家 の食卓 に使 う卵 を産 んでいたが、やがて卵 を産 めなくなり御 役 御免 になったためか、ふ久 と静 の疎開 における送別 会 の際 に鶏 鍋 の食材 となった模様 (第 127回 のストーリー)。 - ^
本編 に若干 時間 の余 りが出 た時 (例 :第 106、141、142回 )に月曜 以外 に放送 される場合 もあった。 - ^ オープニングタイトルに
連続 テレビ小説 のクレジットを組 み合 わせるのは『あまちゃん』からで、本 作品 でも、次 作品 の『花子 とアン』でも、その次 の『マッサン』、『まれ』でこの方法 がとられる。マッサンではアバンタイトルが無 い場合 のみ組 み合 わされる。 - ^ それまでの
大阪 発 である『てっぱん』『カーネーション』『純 と愛 』、および東京 製作 の『あまちゃん』もアバンタイトルを使 う日 と使 わない日 がほぼ交互 だった。 - ^
最終 回 でこの形態 で締 めくくる朝 ドラでは、2015年 上半期 放送 の『まれ』まで存在 しない。 - ^ この
題 の由来 は、国民 精神 総動員 の政策 で「ぜいたくは敵 だ!」というスローガンがあったが、これに不満 を持 つ人達 が「ぜいたくは素敵 だ!」と皮肉 ったことから。この週 の放送 では当時 としては非常 に高級 であった分厚 いステーキをめ以子が客 に振舞 った - ^ い
草 そのものは食材 ではないが、和枝 が笹 の葉 で包 んだ寿司 を作 る際 にい草 の茎 を使 い葉 を結 んでいる。 - ^ Wiener Opernball Orchester,フォルクスオーパー
所属 楽団 員 を主体 とする。 - ^ NHKとっておきサンデー
内 - ^
放送 当日 は台風 第 27号 の接近 に伴 い、台風 情報 を確認 する視聴 者 も多 かった事 が影響 されているとの見解 もある[170]。 - ^
例 として、中 頁 見開 きによる「霧ヶ峰 」の全面広告 や、テレビ面 などにおけるキッチン用 家電 シリーズの広告 などにおいて、本 作 の主人公 の設定 を意識 して和服 を着用 した杏 を掲載 。ちなみに「霧ヶ峰 」のテレビCMでも杏 は同様 に和服 を着用 している(出典 参照 ) - ^
関東大震災 直後 の救援 物資 輸送 (第 68回 )(ボイスマンでおまっ (NHK大阪 )@nhk_osaka_JOBK 2013年 12月16日 )、大阪 都市 計画 ・鉄道 開発 (第 79回 )、日 中 戦争 〜太平洋戦争 期 の軍事 や風俗 (第 97回 ほか)など。 - ^
国会 中継 (第 186回 国会 ・参議院 予算 委員 会 平成 26年度 予算 案 集中 審議 )放送 のため、8時 55分 まで。中盤 からは、キムラ緑子 も出演 。 - ^ この
時 は"きょうから!連続 テレビ小説 「ごちそうさん」"と改題 したうえでの再 放送 - ^ 2013
年 10月 1日 深夜 (2日 未明 )BSプレミアムでの放送 が確認 されている。 - ^
本来 予定 していた10月16日 が国会 中継 (第 185回 国会 ・衆議院 本 会議 各党 代表 質問 1日 目 )実施 のため放送 日 変更 。 - ^ 2013
年 12月5日 アンコール放送 。 - ^ 2013
年 12月25日 アンコール放送 。 - ^
相方 の木下 隆行 とともに、TKOとして出演 。 - ^
本来 予定 していた3月 10日 が国会 中継 (第 186回 国会 ・参議院 予算 委員 会 平成 26年度 予算 案 集中 審議 )実施 のため放送 日 変更 。 - ^
杏 はこの番組 では古橋 ミナミ役 でレギュラー出演 。この回 の舞台 は『ごちそうさん』前半 の主要 な舞台 となる大正 時代 の東京 で、ウナギの食 文化 がテーマであった。劇 中 にて、め以子が二 役 で登場 した。 - ^
全国 版 のみ字幕 放送 。 - ^ 「ごちそうさんっていわしたい!」の
前座 として放送 - ^
同 作品 も大阪 ・天満 が舞台 となっていることによるコラボレーションとしてプログラムされた。
出典
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参考 資料
平成 25年度 後期 朝 ドラ「ごちそうさん」ヒロインは杏 さん! - NHKドラマトピックスブログ 2012年 11月12日 杏 、NHK初 朝 ドラでヒロイン…連続 テレビ小説 「ごちそうさん」 - おおさか報知 2012年 11月13日
関連 項目
外部 リンク
連続 テレビ小説 「ごちそうさん」| NHKドラマ- ザ・プレミアム「ごちそうさんっていわしたい!」 | NHKドラマ
- ごちそうさん NHKオンデマンド
- ドラマスタッフブログ:NHKブログ | ごちそうさん
連続 テレビ小説 ごちそうさん - NHK放送 史 - ザ・プレミアム ごちそうさんっていわしたい! - NHK
放送 史 番組 エピソード笑 いと商人 の街 !【大阪 を舞台 にした朝 ドラ】 - NHKアーカイブス
NHK |
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