清史きよし稿こう

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二に十じゅう四よん史し
二に十じゅう四よん史し
司馬しば遷『史記しき』
班はん固かた『漢書かんしょ』
范曄『後こう漢書かんしょ』
陳ちん寿ひさし『三国志さんごくし』
房ぼう玄げん齢よわい等ひとし『晋すすむ書しょ』
沈約『宋そう書しょ』
蕭しょう子こ顕あらわ『南みなみ斉ひとし書しょ』
姚思廉れん『梁はり書しょ』
姚思廉れん『陳ひね書しょ』
魏ぎ収おさむ『魏ぎ書しょ』
李り百薬ひゃくやく『北きた斉ひとし書しょ』
令れい狐きつね徳とく棻等ひとし『周しゅう書しょ』
魏ぎ徴ちょう・長ちょう孫まご無む忌き等ひとし『隋ずい書しょ』
李り延寿えんじゅ『南みなみ史し』
李り延寿えんじゅ『北きた史し』
劉りゅう昫等ひとし『旧きゅう唐とう書しょ』
欧おう陽ひ脩おさむ・宋そう祁『新しん唐とう書しょ』
薛居正ただし等ひとし『旧きゅう五ご代だい史し』
欧おう陽ひ脩おさむ『新しん五ご代だい史し』
脱だつ脱だっ等ひとし『宋そう史ふみ』
脱だつ脱だっ等とう『遼りょう史し』
脱だつ脱だっ等とう『金きむ史ふみ』
宋そう濂等ひとし『元もと史し』
張ちょう廷玉等ひとし『明あかり史し』
二に十じゅう六ろく史し
柯劭忞等ひとし『新元しんもと史し』
趙ちょう爾なんじ巽たつみ等ひとし『清史きよし稿こう』
その他た
班はん固かた・劉りゅう珍ちん・蔡邕等ひとし『東ひがし観かん漢かん記き』
中華民國ちゅうかみんこく版ばん『清史きよし（中国語ちゅうごくご版ばん）』
中華民國ちゅうかみんこく版ばん『新あたらし清史きよし』(未完みかん)
中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく版ばん『清史きよし（中国語ちゅうごくご版ばん）』

『清史きよし稿こう』（しんしこう）は、中国ちゅうごくの辛からし亥い革命かくめいによる中華民国ちゅうかみんこく成立せいりつ後ごに、趙ちょう爾なんじ巽たつみが中心ちゅうしんとなって約やく100人にん余あまりの学者がくしゃが編纂へんさんした二に十じゅう四よん史しを継つぐ清朝せいちょう1代だいの未定稿みていこうの紀伝きでん体たい歴史れきし書しょ。「二に十じゅう五ご史し」・「二に十じゅう六ろく史し」と称しょうする場合ばあいには同書どうしょが数かぞえられる。

本ほん項こうでは、『清史きよし稿こう』を元もとに中華民国ちゅうかみんこくの国民こくみん政府せいふによって編纂へんさんされた『清史きよし（中国語ちゅうごくご版ばん）』（しんし）、および中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくが全まったく新あたらしく編纂へんさんを進すすめている『清史きよし（中国語ちゅうごくご版ばん）』についても併あわせて解説かいせつする。

清史きよし稿こう[編集へんしゅう]

編纂へんさん過程かてい[編集へんしゅう]

中華民国ちゅうかみんこく（北洋ほくよう軍閥ぐんばつ）国務こくむ院いんは、先例せんれいにのっとり清史きよし館かんを設立せつりつし、二に十じゅう四よん史しに続つづく清しん代だいの歴史れきし書しょを残のこすよう、大だい総統そうとうの袁世凱に意見いけん書しょを出だした。辛からし亥い革命かくめい後ごに成立せいりつした中華民国ちゅうかみんこくは共和きょうわ制せいの国家こっかであり、長ながく続つづいた新しん王朝おうちょうが前ぜん王朝おうちょうの正史せいしを編纂へんさんする形式けいしきを取とってきた事ことを考かんがえれば、最後さいごの王朝おうちょうとなった清きよしの正史せいしは編纂へんさんすべきかどうかが問題もんだいとされた。だが1914年ねん3月9日にち、袁世凱は自みずからの皇帝こうてい即位そくいへの思惑おもわくを含ふくめて清史きよし館かん設立せつりつの布告ふこくを出だした。清朝せいちょうの遺臣いしんである趙ちょう爾なんじ巽たつみを館長かんちょうに任命にんめいし、柯劭忞らが編纂へんさん主任しゅにんとなり、9月1日にちに正式せいしきに開館かいかんし、「清史きよし」の編纂へんさんを開始かいしした。約やく100人にん余あまりが編纂へんさんに参加さんかした。編集へんしゅう方針ほうしんは議論ぎろんがあったが、清しん史しを「旧来きゅうらいの史書ししょの最後さいご」と位置付いちづけ、皇帝こうていなき時代じだいの歴史れきし書しょは、「（その時ときになって）自おのずから別べつに議論ぎろんされる」はずだから、清史きよしは明あかり史しの形式けいしきを踏襲とうしゅうすべきという主張しゅちょうが大勢おおぜいを占しめた[1]。

だが財政難ざいせいなんと袁世凱死後ごの政治せいじの混乱こんらんから編纂へんさん作業さぎょうは遅おくれ、1920年ねんに初稿しょこうが完成かんせいしたものの、編集へんしゅうが一時いちじ中断ちゅうだんされた後のちに1926年ねんから修正しゅうせい開始かいし、翌よく1927年ねんにほぼ脱だつ稿こうした。趙ちょう爾なんじ巽たつみは奉天ほうてんの張ちょう作さく霖らの協力きょうりょくを得えて翌よく28年ねんに出版しゅっぱんするが、発行はっこう直前ちょくぜんに趙ちょう爾なんじ巽たつみが病死びょうしすると、その後ごの方針ほうしんを巡めぐって清史きよし館かんが内紛ないふん状態じょうたいに陥おちいり、更さらに追おい討うちをかけるように蔣介石せき率ひきいる国民こくみん政府せいふの北きた伐き軍ぐんが清史きよし館かんのある北京ぺきんを占領せんりょうした。国民こくみん政府せいふは「清史きよし稿こう」が中国ちゅうごく国民党こくみんとうを「賊ぞく」として扱あつかっている事こと、辛からし亥い革命かくめい後ごに及およんだ記事きじについても宣せん統みつるの元号げんごうを用もちいている事こと（例たとえば清史きよし館かんが設置せっちされた西暦せいれき1914年ねんは中華民国ちゅうかみんこくでは民みん国こく3年ねんであるべきところを宣せん統すべ6年ねんと記しるされていた）、革命かくめい後ごも清朝せいちょう復興ふっこうと宣せん統すべ帝みかどの復位ふくいを画策かくさくしていた張ちょう勲いさおや康有為こうゆういの列伝れつでんが立たてられていたことに対たいして強つよく反発はんぱつした。このため、国民こくみん政府せいふでは清史きよし稿こうの出版しゅっぱん禁止きんし命令めいれいが出だされた。

だが、先さきの内紛ないふんの際さいに外部がいぶに持もち出だされた版はんがあって、これらを元もとにして金きむ梁はりが満まん洲しゅうにおいて校訂こうていしたものが、国民こくみん政府せいふの実効じっこう支配しはいが及およばない満まん洲しゅう国こく（清朝せいちょう最後さいごの皇帝こうていであった宣せん統すべ帝みかどこと溥儀ふぎが皇帝こうていとして即位そくいしていた）や日本にっぽん軍ぐんの占領せんりょう地域ちいきで刊行かんこうされ続つづけた。一般いっぱん的てきには最初さいしょに出版しゅっぱんされて国民こくみん政府せいふに没収ぼっしゅうされた版はんを「関内かんない本ほん」、満まん洲しゅうで校訂こうていされたものを「関せき外がい本ほん」と呼よばれている。

なお、現在げんざいの中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくにおいては、封建ほうけん主義しゅぎ的てきな執筆しっぴつ姿勢しせいに対たいしては批判ひはん的てきであるものの、清朝せいちょう1代だいを対象たいしょうとした纏まつわった正史せいし形式けいしきの歴史れきし書しょとして『清史きよし稿こう』に代かわりとなるものが存在そんざいしないために、清史きよし稿こうを他たの正史せいし同様どうように出版しゅっぱんする事ことが認みとめられており、現在げんざいは中華ちゅうか書しょ局きょくから発行はっこうされている（中華民国ちゅうかみんこく政府せいふが同どう政権せいけんを正統せいとう視しする『清史きよし』を刊行かんこうした事ことに対抗たいこうして従来じゅうらいの『清史きよし稿こう』に正史せいしに準じゅんじた地位ちいを与あたえる事ことを黙認もくにんしている側面そくめんもあると考かんがえられる）。

また、国共こっきょう内戦ないせんを経へて台湾たいわんに移転いてんした中華民国ちゅうかみんこくでは、國史こくし館かんが校こう注ちゅうを行おこなった『清史きよし稿こう校こう注ちゅう』が公刊こうかんされている。台湾たいわんではこれを足あしがかりに、さらなる改訂かいていを行おこなった『新しん清史きよし』を刊行かんこうする計画けいかくだったが、こちらは実現じつげんせずに終おわった（#再さい改訂かいていの試こころみと挫折ざせつ参照さんしょう）。

清史きよし館かん職員しょくいん[編集へんしゅう]

内容ないよう[編集へんしゅう]

全書ぜんしょ536巻かん。本紀ほんぎ25巻かん、志こころざし142巻かん、表ひょう53巻かん、列伝れつでん316巻かんからなる。清せい太ふとし祖そヌルハチが建国けんこく即位そくいした1616年ねんから辛からし亥い革命かくめいで清朝せいちょうの幕まくが下おりる1911年ねんまでの合計ごうけい296年ねんに及およぶ歴史れきしが記しるされている（ただし、関せき外がい本ほんは一部いちぶの巻まきの削除さくじょ・追加ついかが行おこなわれて529巻かんに再編さいへんされている）。特徴とくちょう的てきな面めんとして「邦くに交志」（日本にっぽんや欧米おうべいなど冊さつ封ふう体制たいせい外そとの国々くにぐにとの関係かんけいを記しるす）や「交通こうつう志こころざし」（鉄道てつどう・郵便ゆうびんなどの交通こうつう・通信つうしんについて記しるす）が設もうけられている。編纂へんさん時じの社会しゃかい的てき混乱こんらんから落おち着ついた編纂へんさんが出来できずに杜撰ずさんな部分ぶぶんがある一方いっぽうで、革命かくめい後ごも紫むらさき禁城きんじょうなどに残のこされた行政ぎょうせい資料しりょうなどの貴重きちょうな内部ないぶ資料しりょうからの引用いんようも含ふくまれており、評価ひょうかが分わかれている。

本紀ほんぎ[編集へんしゅう]

  • 巻まき1 本ほん紀一きいち - 太ふとし祖そ本紀ほんぎ
  • 巻まき2 本紀ほんぎ二に - 太ふとし宗むね本紀ほんぎ一いち
  • 巻まき3 本紀ほんぎ三さん - 太ふとし宗そう本紀ほんぎ二に
  • 巻まき4 本紀ほんぎ四よん - 世よ祖そ本紀ほんぎ一いち
  • 巻まき5 本紀ほんぎ五ご - 世よ祖そ本紀ほんぎ二に
  • 巻まき6 本紀ほんぎ六ろく - 聖せい祖そ本紀ほんぎ一いち
  • 巻まき7 本紀ほんぎ七なな - 聖せい祖そ本紀ほんぎ二に
  • 巻まき8 本紀ほんぎ八はち - 聖せい祖そ本紀ほんぎ三さん
  • 巻まき9 本紀ほんぎ九きゅう - 世よ宗むね本紀ほんぎ
  • 巻まき10 本紀ほんぎ十じゅう - 高こう宗はじめ本紀ほんぎ一いち
  • 巻まき11 本紀ほんぎ十じゅう一いち - 高こう宗はじめ本紀ほんぎ二に
  • 巻まき12 本紀ほんぎ十じゅう二に - 高こう宗はじめ本紀ほんぎ三さん
  • 巻まき13 本紀ほんぎ十じゅう三さん - 高こう宗はじめ本紀ほんぎ四よん
  • 巻まき14 本紀ほんぎ十じゅう四よん - 高こう宗はじめ本紀ほんぎ五ご
  • 巻まき15 本紀ほんぎ十じゅう五ご - 高こう宗はじめ本紀ほんぎ六ろく
  • 巻まき16 本紀ほんぎ十じゅう六ろく - 仁じん宗むね本紀ほんぎ
  • 巻まき17 本紀ほんぎ十じゅう七なな - 宣せん宗むね本紀ほんぎ一いち
  • 巻まき18 本紀ほんぎ十じゅう八はち - 宣せん宗むね本紀ほんぎ二に
  • 巻まき19 本紀ほんぎ十じゅう九きゅう - 宣せん宗むね本紀ほんぎ三さん
  • 巻まき20 本紀ほんぎ二に十じゅう - 文ぶん宗むね本紀ほんぎ
  • 巻まき21 本紀ほんぎ二に十じゅう一いち - 穆きよし宗むね本紀ほんぎ一いち
  • 巻まき22 本紀ほんぎ二に十じゅう二に - 穆きよし宗そう本紀ほんぎ二に
  • 巻まき23 本紀ほんぎ二に十じゅう三さん - 徳とく宗むね本紀ほんぎ一いち
  • 巻まき24 本紀ほんぎ二に十じゅう四よん - 徳とく宗むね本紀ほんぎ二に
  • 巻まき25 本紀ほんぎ二に十じゅう五ご - 宣せん統すべ皇帝こうてい本紀ほんぎ

志こころざし[編集へんしゅう]

  • 巻まき26 志こころざし一いち - 天文てんもん一いち
  • 巻まき27 志こころざし二に - 天文てんもん二に
  • 巻まき28 志こころざし三さん - 天文てんもん三さん
  • 巻まき29 志こころざし四よん - 天文てんもん四よん
  • 巻まき30 志こころざし五ご - 天文てんもん五ご
  • 巻まき31 志こころざし六ろく - 天文てんもん六ろく
  • 巻まき32 志こころざし七なな - 天文てんもん七なな
  • 巻まき33 志こころざし八はち - 天文てんもん八はち
  • 巻まき34 志こころざし九きゅう - 天文てんもん九きゅう
  • 巻まき35 志こころざし十じゅう - 天文てんもん十じゅう
  • 巻まき36 志こころざし十じゅう一いち - 天文てんもん十じゅう一いち
  • 巻まき37 志こころざし十じゅう二に - 天文てんもん十じゅう二に
  • 巻まき38 志こころざし十じゅう三さん - 天文てんもん十じゅう三さん
  • 巻まき39 志こころざし十じゅう四よん - 天文てんもん十じゅう四よん
  • 巻まき40 志こころざし十じゅう五ご - 異い災わざわい一いち
  • 巻まき41 志こころざし十じゅう六ろく - 異い災わざわい二に
  • 巻まき42 志こころざし十じゅう七なな - 異い災わざわい三さん
  • 巻まき43 志こころざし十じゅう八はち - 異い災わざわい四よん
  • 巻まき44 志こころざし十じゅう九きゅう - 異い災わざわい五ご
  • 巻まき45 志こころざし二に十じゅう - 時じ憲一けんいち
  • 巻まき46 志こころざし二に十じゅう一いち - 時じ憲二けんじ
  • 巻まき47 志こころざし二に十じゅう二に - 時じ憲三けんぞう
  • 巻まき48 志こころざし二に十じゅう三さん - 時じ憲けん四よん
  • 巻まき49 志こころざし二に十じゅう四よん - 時じ憲けん五ご
  • 巻まき50 志こころざし二に十じゅう五ご - 時じ憲けん六ろく
  • 巻まき51 志こころざし二に十じゅう六ろく - 時じ憲けん七なな
  • 巻まき52 志こころざし二に十じゅう七なな - 時じ憲けん八はち
  • 巻まき53 志こころざし二に十じゅう八はち - 時じ憲けん九きゅう
  • 巻まき54 志こころざし二に十じゅう九きゅう - 地理ちり一いち
  • 巻まき55 志こころざし三さん十じゅう - 地理ちり二に
  • 巻まき56 志こころざし三さん十じゅう一いち - 地理ちり三さん
  • 巻まき57 志こころざし三さん十じゅう二に - 地理ちり四よん
  • 巻まき58 志こころざし三さん十じゅう三さん - 地理ちり五ご
  • 巻まき59 志こころざし三さん十じゅう四よん - 地理ちり六ろく
  • 巻まき60 志こころざし三さん十じゅう五ご - 地理ちり七なな
  • 巻まき61 志こころざし三さん十じゅう六ろく - 地理ちり八はち
  • 巻まき62 志こころざし三さん十じゅう七なな - 地理ちり九きゅう
  • 巻まき63 志こころざし三さん十じゅう八はち - 地理ちり十じゅう
  • 巻まき64 志こころざし三さん十じゅう九きゅう - 地理ちり十じゅう一いち
  • 巻まき65 志こころざし四よん十じゅう - 地理ちり十じゅう二に
  • 巻まき66 志こころざし四よん十じゅう一いち - 地理ちり十じゅう三さん
  • 巻まき67 志こころざし四よん十じゅう二に - 地理ちり十じゅう四よん
  • 巻まき68 志こころざし四よん十じゅう三さん - 地理ちり十じゅう五ご
  • 巻まき69 志こころざし四よん十じゅう四よん - 地理ちり十じゅう六ろく
  • 巻まき70 志こころざし四よん十じゅう五ご - 地理ちり十じゅう七なな
  • 巻まき71 志こころざし四よん十じゅう六ろく - 地理ちり十じゅう八はち
  • 巻まき72 志こころざし四よん十じゅう七なな - 地理ちり十じゅう九きゅう
  • 巻まき73 志こころざし四よん十じゅう八はち - 地理ちり二に十じゅう
  • 巻まき74 志こころざし四よん十じゅう九きゅう - 地理ちり二に十じゅう一いち
  • 巻まき75 志こころざし五ご十じゅう - 地理ちり二に十じゅう二に
  • 巻まき76 志こころざし五ご十じゅう一いち - 地理ちり二に十じゅう三さん
  • 巻まき77 志こころざし五ご十じゅう二に - 地理ちり二に十じゅう四よん
  • 巻まき78 志こころざし五ご十じゅう三さん - 地理ちり二に十じゅう五ご
  • 巻まき79 志こころざし五ご十じゅう四よん - 地理ちり二に十じゅう六ろく
  • 巻まき80 志こころざし五ご十じゅう五ご - 地理ちり二に十じゅう七なな
  • 巻まき81 志こころざし五ご十じゅう六ろく - 地理ちり二に十じゅう八はち
  • 巻まき82 志こころざし五ご十じゅう七なな - 礼一れいいち（吉よし礼一れいいち）
  • 巻まき83 志こころざし五ご十じゅう八はち - 礼二れいじ（吉よし礼二れいじ）
  • 巻まき84 志こころざし五ご十じゅう九きゅう - 礼三れいぞう（吉よし礼三れいぞう）
  • 巻まき85 志こころざし六ろく十じゅう - 礼れい四よん（吉礼きれ四よん）
  • 巻まき86 志こころざし六ろく十じゅう一いち - 礼れい五ご（吉礼きれ五ご）
  • 巻まき87 志こころざし六ろく十じゅう二に - 礼れい六ろく（吉礼きれ六ろく）
  • 巻まき88 志こころざし六ろく十じゅう三さん - 礼れい七なな（嘉よしみ礼一れいいち）
  • 巻まき89 志こころざし六ろく十じゅう四よん - 礼れい八はち（嘉よしみ礼二れいじ）
  • 巻まき90 志こころざし六ろく十じゅう五ご - 礼れい九きゅう（軍ぐん礼れい）
  • 巻まき91 志こころざし六ろく十じゅう六ろく - 礼れい十じゅう（賓礼ひんれい）
  • 巻まき92 志こころざし六ろく十じゅう七なな - 礼れい十じゅう一いち（凶きょう礼一れいいち）
  • 巻まき93 志こころざし六ろく十じゅう八はち - 礼れい十じゅう二に（凶きょう礼二れいじ）
  • 巻まき94 志こころざし六ろく十じゅう九きゅう - 楽らく一いち
  • 巻まき95 志こころざし七なな十じゅう - 楽らく二に
  • 巻まき96 志こころざし七なな十じゅう一いち - 楽らく三さん
  • 巻まき97 志こころざし七なな十じゅう二に - 楽らく四よん
  • 巻まき98 志こころざし七なな十じゅう三さん - 楽らく五ご
  • 巻まき99 志こころざし七なな十じゅう四よん - 楽らく六ろく
  • 巻まき100 志こころざし七なな十じゅう五ご - 楽らく七なな
  • 巻まき101 志こころざし七なな十じゅう六ろく - 楽らく八はち
  • 巻まき102 志こころざし七なな十じゅう七なな - 輿こし服ふく一いち
  • 巻まき103 志こころざし七なな十じゅう八はち - 輿こし服ふく二に
  • 巻まき104 志こころざし七なな十じゅう九きゅう - 輿こし服ふく三さん
  • 巻まき105 志こころざし八はち十じゅう - 輿こし服ふく四よん
  • 巻まき106 志こころざし八はち十じゅう一いち - 選挙せんきょ一いち
  • 巻まき107 志こころざし八はち十じゅう二に - 選挙せんきょ二に
  • 巻まき108 志こころざし八はち十じゅう三さん - 選挙せんきょ三さん
  • 巻まき109 志こころざし八はち十じゅう四よん - 選挙せんきょ四よん
  • 巻まき110 志こころざし八はち十じゅう五ご - 選挙せんきょ五ご
  • 巻まき111 志こころざし八はち十じゅう六ろく - 選挙せんきょ六ろく
  • 巻まき112 志こころざし八はち十じゅう七なな - 選挙せんきょ七なな
  • 巻まき113 志こころざし八はち十じゅう八はち - 選挙せんきょ八はち
  • 巻まき114 志こころざし八はち十じゅう九きゅう - 職しょく官一かんいち
  • 巻まき115 志こころざし九きゅう十じゅう - 職しょく官かん二に
  • 巻まき116 志こころざし九きゅう十じゅう一いち - 職しょく官かん三さん
  • 巻まき117 志こころざし九きゅう十じゅう二に - 職しょく官かん四よん
  • 巻まき118 志こころざし九きゅう十じゅう三さん - 職しょく官かん五ご
  • 巻まき119 志こころざし九きゅう十じゅう四よん - 職しょく官かん六ろく
  • 巻まき120 志こころざし九きゅう十じゅう五ご - 食しょく貨一
  • 巻まき121 志こころざし九きゅう十じゅう六ろく - 食しょく貨二
  • 巻まき122 志こころざし九きゅう十じゅう七なな - 食しょく貨三
  • 巻まき123 志こころざし九きゅう十じゅう八はち - 食しょく貨四
  • 巻まき124 志こころざし九きゅう十じゅう九きゅう - 食しょく貨五
  • 巻まき125 志こころざし一いち百ひゃく - 食しょく貨六
  • 巻まき126 志こころざし一いち百ひゃく一いち - 河かわ渠みぞ一いち
  • 巻まき127 志こころざし一いち百ひゃく二に - 河かわ渠みぞ二に
  • 巻まき128 志こころざし一いち百ひゃく三さん - 河かわ渠みぞ三さん
  • 巻まき129 志こころざし一いち百ひゃく四よん - 河かわ渠みぞ四よん
  • 巻まき130 志こころざし一いち百ひゃく五ご - 兵一ひょういち
  • 巻まき131 志こころざし一いち百ひゃく六ろく - 兵二へいじ
  • 巻まき132 志こころざし一いち百ひゃく七なな - 兵三ひょうぞう
  • 巻まき133 志こころざし一いち百ひゃく八はち - 兵へい四よん
  • 巻まき134 志こころざし一いち百ひゃく九きゅう - 兵へい五ご
  • 巻まき135 志こころざし一いち百ひゃく十じゅう - 兵へい六ろく
  • 巻まき136 志こころざし一いち百ひゃく十じゅう一いち - 兵へい七なな
  • 巻まき137 志こころざし一いち百ひゃく十じゅう二に - 兵へい八はち
  • 巻まき138 志こころざし一いち百ひゃく十じゅう三さん - 兵へい九きゅう
  • 巻まき139 志こころざし一いち百ひゃく十じゅう四よん - 兵へい十じゅう
  • 巻まき140 志こころざし一いち百ひゃく十じゅう五ご - 兵へい十じゅう一いち
  • 巻まき141 志こころざし一いち百ひゃく十じゅう六ろく - 兵へい十じゅう二に
  • 巻まき142 志こころざし一いち百ひゃく十じゅう七なな - 刑法けいほう一いち
  • 巻まき143 志こころざし一いち百ひゃく十じゅう八はち - 刑法けいほう二に
  • 巻まき144 志こころざし一いち百ひゃく十じゅう九きゅう - 刑法けいほう三さん
  • 巻まき145 志こころざし一いち百ひゃく二に十じゅう - 芸文げいぶん一いち
  • 巻まき146 志こころざし一いち百ひゃく二に十じゅう一いち - 芸文げいぶん二に
  • 巻まき147 志こころざし一いち百ひゃく二に十じゅう二に - 芸文げいぶん三さん
  • 巻まき148 志こころざし一いち百ひゃく二に十じゅう三さん - 芸文げいぶん四よん
  • 巻まき149 志こころざし一いち百ひゃく二に十じゅう四よん - 交通こうつう一いち
  • 巻まき150 志こころざし一いち百ひゃく二に十じゅう五ご - 交通こうつう二に
  • 巻まき151 志こころざし一いち百ひゃく二に十じゅう六ろく - 交通こうつう三さん
  • 巻まき152 志こころざし一いち百ひゃく二に十じゅう七なな - 交通こうつう四よん
  • 巻まき153 志こころざし一いち百ひゃく二に十じゅう八はち - 邦くに交一
  • 巻まき154 志こころざし一いち百ひゃく二に十じゅう九きゅう - 邦くに交二
  • 巻まき155 志こころざし一いち百ひゃく三さん十じゅう - 邦くに交三
  • 巻まき156 志こころざし一いち百ひゃく三さん十じゅう一いち - 邦くに交四
  • 巻まき157 志こころざし一いち百ひゃく三さん十じゅう二に - 邦くに交五
  • 巻まき158 志こころざし一いち百ひゃく三さん十じゅう三さん - 邦くに交六
  • 巻まき159 志こころざし一いち百ひゃく三さん十じゅう四よん - 邦くに交七
  • 巻まき160 志こころざし一いち百ひゃく三さん十じゅう五ご - 邦くに交八

表ひょう[編集へんしゅう]

  • 巻まき161 表ひょう一いち - 皇子おうじ世よ表ひょう一いち
  • 巻まき162 表ひょう二に - 皇子おうじ世よ表ひょう二に
  • 巻まき163 表ひょう三さん - 皇子おうじ世よ表ひょう三さん
  • 巻まき164 表ひょう四よん - 皇子おうじ世よ表ひょう四よん
  • 巻まき165 表ひょう五ご - 皇子おうじ世よ表ひょう五ご
  • 巻まき166 表ひょう六ろく - 公主こうしゅ表ひょう
  • 巻まき167 表ひょう七なな - 外戚がいせき表ひょう
  • 巻まき168 表ひょう八はち - 諸しょ臣しん封ふう爵世表ひょう一いち
  • 巻まき169 表ひょう九きゅう - 諸しょ臣しん封ふう爵世表ひょう二に
  • 巻まき170 表ひょう十じゅう - 諸しょ臣しん封ふう爵世表ひょう三さん
  • 巻まき171 表ひょう十じゅう一いち - 諸しょ臣しん封ふう爵世表ひょう四よん
  • 巻まき172 表ひょう十じゅう二に - 諸しょ臣しん封ふう爵世表ひょう五ご上じょう
  • 巻まき173 表ひょう十じゅう三さん - 諸しょ臣しん封ふう爵世表ひょう五ご下か
  • 巻まき174 表ひょう十じゅう四よん - 大だい学士がくし年表ねんぴょう一いち
  • 巻まき175 表ひょう十じゅう五ご - 大だい学士がくし年表ねんぴょう二に
  • 巻まき176 表ひょう十じゅう六ろく - 軍機ぐんき大臣だいじん年表ねんぴょう一いち
  • 巻まき177 表ひょう十じゅう七なな - 軍機ぐんき大臣だいじん年表ねんぴょう二に
  • 巻まき178 表ひょう十じゅう八はち - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう一いち上じょう
  • 巻まき179 表ひょう十じゅう九きゅう - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう一いち下か
  • 巻まき180 表ひょう二に十じゅう - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう二に上じょう
  • 巻まき181 表ひょう二に十じゅう一いち - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう二に下か
  • 巻まき182 表ひょう二に十じゅう二に - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう三さん上じょう
  • 巻まき183 表ひょう二に十じゅう三さん - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう三下さんした
  • 巻まき184 表ひょう二に十じゅう四よん - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう四よん上じょう
  • 巻まき185 表ひょう二に十じゅう五ご - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう四よん下か
  • 巻まき186 表ひょう二に十じゅう六ろく - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう五ご上じょう
  • 巻まき187 表ひょう二に十じゅう七なな - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう五ご下か
  • 巻まき188 表ひょう二に十じゅう八はち - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう六ろく上じょう
  • 巻まき189 表ひょう二に十じゅう九きゅう - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう六ろく下か
  • 巻まき190 表ひょう三さん十じゅう - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう七なな上じょう
  • 巻まき191 表ひょう三さん十じゅう一いち - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう七なな下か
  • 巻まき192 表ひょう三さん十じゅう二に - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう八はち上じょう
  • 巻まき193 表ひょう三さん十じゅう三さん - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう八はち下か
  • 巻まき194 表ひょう三さん十じゅう四よん - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう九きゅう上じょう
  • 巻まき195 表ひょう三さん十じゅう五ご - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう九きゅう下か
  • 巻まき196 表ひょう三さん十じゅう六ろく - 部ぶ院いん大臣だいじん年表ねんぴょう十じゅう
  • 巻まき197 表ひょう三さん十じゅう七なな - 疆臣年表ねんぴょう一いち
  • 巻まき198 表ひょう三さん十じゅう八はち - 疆臣年表ねんぴょう二に
  • 巻まき199 表ひょう三さん十じゅう九きゅう - 疆臣年表ねんぴょう三さん
  • 巻まき200 表ひょう四よん十じゅう - 疆臣年表ねんぴょう四よん
  • 巻まき201 表ひょう四よん十じゅう一いち - 疆臣年表ねんぴょう五ご
  • 巻まき202 表ひょう四よん十じゅう二に - 疆臣年表ねんぴょう六ろく
  • 巻まき203 表ひょう四よん十じゅう三さん - 疆臣年表ねんぴょう七なな
  • 巻まき204 表ひょう四よん十じゅう四よん - 疆臣年表ねんぴょう八はち
  • 巻まき205 表ひょう四よん十じゅう五ご - 疆臣年表ねんぴょう九きゅう
  • 巻まき206 表ひょう四よん十じゅう六ろく - 疆臣年表ねんぴょう十じゅう
  • 巻まき207 表ひょう四よん十じゅう七なな - 疆臣年表ねんぴょう十じゅう一いち
  • 巻まき208 表ひょう四よん十じゅう八はち - 疆臣年表ねんぴょう十じゅう二に
  • 巻まき209 表ひょう四よん十じゅう九きゅう - 藩はん部ぶ世よ表ひょう一いち
  • 巻まき210 表ひょう五ご十じゅう - 藩はん部ぶ世よ表ひょう二に
  • 巻まき211 表ひょう五ご十じゅう一いち - 藩はん部ぶ世よ表ひょう三さん
  • 巻まき212 表ひょう五ご十じゅう二に - 交聘年表ねんぴょう一いち
  • 巻まき213 表ひょう五ご十じゅう三さん - 交聘年表ねんぴょう二に

列伝れつでん[編集へんしゅう]

「列伝れつでん」は巻数かんすうならびに項目こうもく (人物じんぶつ) 数すうが非常ひじょうに多おおい為ため、便宜上べんぎじょう、ここでは中華ちゅうか書しょ局きょく版はんに倣ならって数すう巻かんを一いち纏まとまりにした。中華ちゅうか書しょ局きょく版ばんでは第だい30冊さつから第だい48冊さつ (全ぜん48冊さつ) の合計ごうけい19冊さつ分ぶんに相当そうとうする。

列伝れつでん001-011 (巻まき214-224)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい
214 1 后妃こうひ 顕あらわ祖そ 宣せん皇后こうごう・継つぎ妃ひ・庶妃
太ふとし祖そ 孝こう慈高皇后こうごう・元もと妃ひ・継つぎ妃ひ・大だい妃ひ・寿ことぶき康かん太ふとし妃ひ・太ふとし祖そ諸もろ妃ひ
太ふとし宗むね 孝こう端はし文ぶん皇后こうごう・孝こう荘そう文ぶん皇后こうごう・敏恵としえ恭きょう和わ元もと妃ひ・懿靖大だい貴たか妃ひ・康かん恵淑へいすく妃ひ・太ふとし宗そう諸しょ妃ひ
世よ祖そ 廃はい后きさき・孝恵たかえ章あきら皇后こうごう・孝康たかやす章あきら皇后こうごう・孝こう献けんじ皇后こうごう・貞さだ妃ひ・淑恵よしえ妃ひ・世よ祖そ諸もろ妃ひ
聖せい祖そ 孝こう誠まこと仁じん皇后こうごう・孝昭たかあき仁じん皇后こうごう・孝こう懿仁皇后こうごう・孝こう恭きょう仁じん皇后こうごう・敬けい敏さと皇すめらぎ貴とうと妃ひ・定じょう妃ひ・通つう嬪・惇あつし怡皇貴とうと妃ひ・愨恵皇すめらぎ貴とうと妃ひ・聖せい祖そ諸もろ妃ひ
世よ宗むね 孝こう敬けい憲けん皇后こうごう・孝こう聖ひじり憲けん皇后こうごう・敦あつし粛皇貴とうと妃ひ・純じゅん愨皇貴とうと妃ひ・世せい宗そう諸しょ妃ひ
高こう宗はじめ 孝こう賢けん純じゅん皇后こうごう・皇后こうごう納おさめ喇氏・孝こう儀ぎ純じゅん皇后こうごう・慧とし賢けん皇すめらぎ貴とうと妃ひ・純恵すみえ皇すめらぎ貴とうと妃ひ・慶けい恭きょう皇すめらぎ貴とうと妃ひ・哲あきら憫皇貴とうと妃ひ・淑よし嘉よしみ皇すめらぎ貴とうと妃ひ・婉貴太たい妃ひ・穎貴太たい妃ひ・高こう宗はじめ諸しょ妃ひ
仁じん宗むね 孝こう淑よし睿皇后こうごう・孝和こうわ睿皇后こうごう・恭順きょうじゅん皇すめらぎ貴とうと妃ひ・和かず裕ひろし皇すめらぎ貴とうと妃ひ・仁ひとし宗そう諸しょ妃ひ
宣せん宗むね 孝こう穆きよし成なり皇后こうごう・孝こう慎まき成しげる皇后こうごう・孝こう全ぜん成なり皇后こうごう・孝こう静せい成なり皇后こうごう・荘そう順じゅん皇すめらぎ貴とうと妃ひ・彤貴妃ひ・宣せん宗むね諸もろ妃ひ
文ぶん宗むね 孝徳たかのり顕あきら皇后こうごう・孝貞こうてい顕あらわ皇后こうごう・孝こう欽顕皇后こうごう・荘そう静せい皇すめらぎ貴とうと妃ひ・玫貴妃ひ・端はし恪つとむ皇すめらぎ貴とうと妃ひ・文ぶん宗むね諸もろ妃ひ
穆きよし宗むね 孝こう哲あきら毅あつし皇后こうごう・淑よし慎まき皇すめらぎ貴とうと妃ひ・荘そう和わ皇すめらぎ貴とうと妃ひ・敬けい懿皇貴とうと妃ひ・栄恵さかえ皇すめらぎ貴とうと妃ひ
徳とく宗むね 孝こう定てい景けい皇后こうごう・端はし康やすし皇すめらぎ貴とうと妃ひ・恪つとむ順じゅん皇すめらぎ貴とうと妃ひ
宣せん統みつる 皇后こうごう・淑よし妃ひ
215 2 諸王しょおう一いち 景けい祖そ 礼れい敦あつし（色いろ勒）・額がく爾なんじ袞・斎とき堪こらえ・塔とう察篇古いにしえ
顕あらわ祖そ 穆きよし爾なんじ哈斉（務つとむ達たち海うみ）・舒爾哈斉（阿おもね敏さと・固かた爾しか瑪琿・瓦かわら三さん・済すみ爾なんじ哈朗・済度さいど・喇布・雅まさ布ぬの・雅みやび爾しか江こう阿おもね・徳とく沛・奇き通どおり阿おもね・烏がらす爾しか恭きょう阿おもね・端はし華はな・承うけたまわ志こころざし・勒度）・巴ともえ爾しか堪こらえ・巴ともえ賽さい・費ひ揚あげ武たけし・尚なお善ぜん・傅でん喇塔（富とみ善ぜん）・札さつ喀納・屯たむろ済ずみ・温ゆたか済ずみ・洛らく託たく・富とみ達たち礼れい）・雅みやび爾しか哈斉・巴ともえ雅みやび喇（拝はい音おん図ず）
216 3 諸王しょおう二に 太ふとし祖そ一いち 褚英（杜もり度ど・杜もり爾なんじ祜・穆きよし爾なんじ祜・特とく爾なんじ祜・薩弼・尼あま堪こらえ・尼あま思おもえ哈）・代だい善ぜん（満まん達たち海うみ・阿おもね岱・傑すぐる書しょ・椿つばき泰やすし・崇たかし安やす・永えい恩おん・昭あきら槤・世よ鐸・岳たけ託たく・羅ら洛らく渾・羅ら科か鐸・福ぶく彭・慶寧よしやす・慶けい恵めぐみ・喀爾楚すわえ渾・巴ともえ思おもえ哈・碩せき託たく・薩哈璘・阿達あだち礼あや・勒克徳とく渾・勒爾錦にしき・諾だく羅ら布ぬの・錫すず保ほ・熙良・瓦かわら克かつ達たち・瑪占）
217 4 諸王しょおう三さん 太ふとし祖そ二に 阿おもね拝はい・湯ゆ古代こだい（穆きよし爾なんじ察・聶克塞ふさが）・莽古爾しか泰やすし・塔とう拝はい・阿おもね巴ともえ泰やすし（岳たけ楽たのしヨロ・博和ひろかず託たく・彰あきら泰やすし・博ひろし洛らく・斉ひとし克かつ新しん・蘇そ布ぬの図ず）・巴ともえ布ぬの泰やすし・徳とく格かく類るい・巴ともえ布ぬの海かい・阿おもね済すみ格かく（傅でん勒赫）・頼よりゆき慕布
218 5 諸王しょおう四よん 太ふとし祖そ三さん 多た爾なんじ袞（多た爾なんじ博はく）・多た鐸（多た尼あま・鄂札・董ただし額がく・察尼）・費ひ揚あげ果はて
219 6 諸王しょおう五ご 太ふとし宗むね 豪ごう格かく（富とみ綬・猛もう峨・延のべ信しん）・葉は布ぬの舒・碩せき塞ふさが（博ひろし果はて鐸・允まこと禄ろく・永えい瑺・綿めん課か・綿めん護まもる・博ひろし爾なんじ果はて洛らく）・高こう塞ふさが・常つね舒・韜塞・博ひろし穆きよし博はく果はて爾なんじ
世よ祖そ 福ぶく全ぜん（保ほ泰やすし）・栄さかえ親王しんのう・常つね寧やすし・隆りゅう禧
220 7 諸王しょおう六ろく 聖せい祖そ 貝かい子こ品ひん級きゅう允まこと禔　理り密みつ親王しんのう允まこと礽　誠まこと隠かくれ郡ぐん王おう允まこと祉　恒温こうおん親王しんのう允まこと祺　淳じゅん度ど親王しんのう允まこと祐ゆう　允まこと禩　允まこと禟　輔国公こう允まこと䄉　履くつ懿親王おう允まこと祹　怡賢親王しんのう允まこと祥さち　恂まこと勤つとむ郡ぐん王おう允まこと禵　愉恪郡ぐん王おう允まこと禑　果はて毅あつし親王しんのう允まこと礼れい 果はて恭きょう郡ぐん王おう弘ひろ曕　簡靖貝かい勒允まこと禕　慎まき靖やすし郡ぐん王おう允まこと禧 質しつ荘そう親王しんのう永えい瑢　恭きょう勤つとむ貝かい勒允まこと祜　郡ぐん王おう品ひん級きゅう誠まこと貝かい勒允まこと祁　誠まこと恪つとむ親王しんのう允まこと祕ひ
世よ宗むね 端はし親王しんのう弘暉ひろあき　和かず恭きょう新しん王おう弘ひろし昼ひる　懐ふところ親王しんのう福恵ふくえ
221 8 諸王しょおう七なな 高こう宗はじめ 永えい璜・永えい璉・永えい璋あきら・永えい琪・永えい琮・永えい璇・永えい瑆・永えい璂・永えい璘
仁じん宗むね 穆きよし郡ぐん王おう・綿めん愷（奕誴）・綿めん忻・綿めん愉
宣せん宗むね 奕緯・奕綱・奕継・奕訢・奕譞・奕詥・奕譓
文ぶん宗むね 憫郡王おう
222 9 - - 阿おもね哈出 子こ釈しゃく加か奴やつ 猛もう哥不花はな 釈しゃく加か奴やつ子こ李り満みつる住じゅう 李り満みつる住じゅう孫まご完かん者しゃ禿かぶろ 猛もう哥不花子はなこ撒満哈失里さと 猛もう哥帖木き児じ 猛もう哥帖木き児じ弟おとうと凡察 子こ董ただし山さん 董ただし山子やまご脱だつ羅ら 脱だつ羅ら子こ脱だつ原保わらぼ 凡察子こ不ふ花はな禿かぶろ　王おう杲 王おう兀堂
223 10 - - 萬まん 子こ扈爾干ひ 孟はじめ格かく布ぬの禄ろく 扈爾干ひ子こ岱善 孟はじめ格かく布ぬの禄ろく子こ呉ご爾なんじ古代こだい　楊吉砮 兄あに清佳さやか砮 楊吉砮子納おさめ林りん布ぬの禄ろく 金きむ台たい石せき 清佳さやか砮子布ぬの寨 布ぬの寨子布ぬの揚あげ古いにしえ　布ぬの占うらない泰やすし　拝はい音おん達たち里さと
224 11 - - 張ちょう煌言（張ちょう名振なぶり・王おう翊等ひとし）・鄭てい成功せいこう（鄭てい錦にしき・鄭てい克かつ塽）・李り定国さだくに
列伝れつでん012-024 (巻まき225-237)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい
225 12 - - 額がく亦また都と　費ひ英えい東ひがし 子こ索さく海うみ 孫まご倭やまと黒くろ　何なに和かず礼あや 子こ多た積せき礼れい 和かず碩せき図ず 都と類るい　安やす費ひ揚あげ古いにしえ　扈爾漢かん
226 13 - - 揚あげ古こ利り・労ろう薩（程ほど尼あま・羅ら璧）・図ず魯什（巴ともえ什泰）・覚さとし羅ら拝はい山さん（顧納岱・莫洛渾）・西にし喇布（馬うま喇希・阿おもね蘭らん珠たま・布ぬの爾しか堪こらえ・納おさめ爾なんじ察・瑚沙）・達いたる音おと布ぬの（阿おもね済すみ格かく尼あま堪こらえ・朗ろう格かく・和わ託たく・雍舜・瑪爾当とう図ず・烏がらす庫こ理り・喀喇・舒里渾・洛らく多た歓・崆古図ず・特とく爾なんじ勒）・巴ともえ篤あつし理り（蒙こうむ阿おもね図ず・穆きよし克かつ譚たん・愛あい音おん塔とう穆きよし・公おおやけ図ず・達いたる珠たま瑚・翁おう阿おもね岱）
227 14 - - 常つね書しょ（揚あげ書しょ・察哈喇・葉は璽・辰たつ布ぬの禄ろく・富とみ喇克塔とう・達いたる爾なんじ漢かん・鄂羅塞ふさが臣しん）・康かん果はて礼れい（喀克都と哩まいる・哈哈納おさめ・費ひ揚あげ古いにしえ・綽和諾だく・富とみ喀禅・葉は克かつ書しょ・道みち喇）・博はく爾しか晋すすむ（特とく錦にしき・馬うま沁・康かん喀喇）・雅まさ希のぞみ禅ぜん（恭きょう袞・訥爾特とく・喇篤渾・舒賽・西にし蘭らん・席せき特とく庫こ・景けい固かた勒岱・崇たかし阿おもね）・揚あげ善ぜん（伊い遜へりくだ・訥都祜・武たけ頼よりゆき）・冷ひや格かく里さと（穆きよし成なり格かく・納おさめ穆きよし泰やすし・譚たん布ぬの）・薩穆什喀（雅まさ頼よりゆき）・洪ひろし尼あま雅みやび喀（武たけ拉ひしげ禅ぜん・薩蘇喀）・阿山あやま
228 15 - - 額がく爾なんじ徳とく尼あま 噶蓋 噶蓋子こ武たけ善よし 布ぬの善ぜん 布ぬの善子よしこ夸札　達いたる海うみ 雅まさ泰やすし 辰たつ徳とく 喇捫 常つね額がく　尼あま堪こらえ　庫くら爾なんじ纏まとい 弟おとうと庫くら拝はい　英えい俄にわか爾しか岱　満まん達たち爾なんじ漢かん 弟おとうと馬うま福ぶく塔とう　明あきら安達あだち礼あや 都みやこ克かつ
229 16 - - 明あかり安やす（昂のぼる洪ひろし・多た爾なんじ済ずみ・綽爾済ずみ・朗ろう素もと・恩おん格かく類るい・布ぬの当とう・布ぬの顔がお代だい）・恩おん格かく徳とく爾なんじ（額がく爾しか克かつ戴青・古こ爾なんじ布ぬの什）・鄂斉爾なんじ桑くわ（布ぬの爾なんじ喀図・弼喇什・色いろ爾なんじ格かく克かつ）・阿おもね済すみ拝はい（恩おん格かく図ず・鄂本兌・和かず済わたる格かく爾なんじ・拝はい音おん達たち里さと・阿おもね頼よりゆき）・布ぬの延のべ（茂しげる奇き塔とう特とく・阿おもね爾しか沙すな瑚・果はて爾なんじ沁・額がく琳奇岱青・徳とく参さん済ずみ旺・多た爾なんじ済ずみ達たち爾しか罕・奇き塔とう特徴とくちょう爾なんじ貝かい）・洛らく哩まいる（沙すな済ずみ・沙すな哩まいる岱・奇き塔とう特とく偉えら徴ちょう・額がく爾なんじ格かく勒珠爾なんじ・喀蘭図ず・札さつ克かつ托たく会かい・袞楚克かつ図ず英えい・琿津・沙すな爾なんじ布ぬの）
230 17 - - 武たけ理さとし堪こらえ（呉ご拝はい・蘇そ拝はい・和わ託たく）・武たけ納おさむ格かく（徳とく穆きよし図ず・斉ひとし墨ぼく克かつ図ず）・阿おもね什達爾なんじ漢かん（蘇そ納おさむ・固かた三さん泰やすし・明あかり阿おもね図ず・賽さい弼翰・瑚什布ぬの・穆きよし徹とおる納おさめ）・鄂莫克かつ図ず（喀山・納おさめ海かい・安達あだち立だて・阿おもね積せき頼よりゆき・綽拜・布ぬの丹に・達いたる哩まいる）・吉きち思おもえ哈（吉よし普ひろし喀達・呉ご巴ともみ海うみ）・康かん喀勒（和わ託たく・瑪拉・通つう嘉よしみ・薩璧翰・漢かん楚すわえ哈・哈爾沁）
231 18 - - 佟養性せい（佟国瑤よう）・李り永芳ながよし・石いし廷柱・馬うま光ひかり遠とお（馬うま光輝みつてる）・李り思おもえ忠ただし（李り廕祖・李り鈵）・金玉きんぎょく和かず（金きむ維城）・王おう一いち屏へい（王おう国光くにみつ・王おう永えい誉ほまれ）・孫まご得とく功こう・張ちょう士し彦（張ちょう朝ちょう璘）・金きむ礪
232 19 - - 希まれ福ぶく（帥そち顔がお保ほ・嵩かさみ寿ひさし）・范文程ほど（范承勲くん・范承斌あきら・范時繹・范時捷とし・范時綬・范時紀き・范宜恒つね・范建中ちゅう）・寧やすし完かん我が・鮑あわび承うけたまわ先さき
233 20 - - 図ず爾なんじ格かく（武たけ爾なんじ格かく・徹とおる爾なんじ格かく・陳ちん泰やすし）・伊い爾なんじ登とう（超ちょう哈爾・額がく赫里・英えい素もと）・巴ともえ奇き蘭らん（岱松阿おもね・阿納あの海かい・巴ともえ漢かん）・斉ひとし爾なんじ格かく申さる（巴ともえ都と里さと・海うみ都と・托たく克かつ雅みやび）・葉は臣しん（車くるま爾なんじ布ぬの・蘇そ魯邁・蘇そ爾なんじ済ずみ・鄂洛順じゅん・翁おう鄂洛）・珠たま瑪喇（瓦かわら爾なんじ喀珠瑪喇・伊い瑪喇）
234 21 - - 孔あな有徳うとく・耿仲明あきら・尚なお可か喜き・沈志祥さち・祖そ大寿だいず
235 22 - - 図ず頼よりゆき・準じゅん塔とう・伊い爾なんじ徳とく（巴ともえ琿岱）・努つとむ山さん・阿おもね済すみ格かく尼あま堪こらえ・佟図頼よりゆき
236 23 - - 陳ちん泰やすし・阿おもね爾しか津つ・李り国こく翰（海うみ爾なんじ図ず・桑くわ額がく）・卓たく布ぬの泰やすし（巴ともえ哈・蘇そ勒達）・卓たく羅ら（永えい慶けい）・愛あい星ぼし阿おもね（富とみ善ぜん）・遜へりくだ塔とう（馬うま錫すず泰やすし・都と爾なんじ徳とく）
237 24 - - 洪ひろし承うけたまわ疇・夏なつ成徳しげのり・孟はじめ喬たかし芳かおる・張ちょう文ぶん衡・張ちょう存そん仁じん
列伝れつでん025-043 (巻まき238-256)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい
238 25 - - 蔣赫徳とく・額がく色しょく赫・車くるま克かつ・覚さとし羅ら巴ともみ哈納・宋そう権けん・傅でん以漸・呂りょ宮みや・成なり克かつ鞏・金之かねゆき俊しゅん・王おう永吉えいきち・党とう崇たかし雅みやび
239 26 - - 沈文奎　李り棲鳳　馬うま国こく柱ばしら　丁ちょう文ぶん盛もり　祝しゅく世よ昌あきら
240 27 - - 李り国こく英えい　劉りゅう武たけし元もと　庫くら礼れい　胡えびす全ぜん才ざい　申さる朝あさ紀き　于時躍おど 蘇そ弘ひろし祖そ　呉ご景けい道どう　劉りゅう清泰きよやす　陳ちん錦にしき
241 28 - - 科か爾しか昆こん　覚善かくぜん　甘あま都と　譚たん拝はい 法ほう譚たん　席せき特とく庫こ　藍あい拝はい　鄂碩 羅ら碩せき 鄂爾多おお　伊い拝はい 弟おとうと庫くら爾なんじ闡　阿おもね哈尼堪こらえ 星ほし訥　褚庫
242 29 - - 覚さとし羅ら果はて科か（覚さとし羅ら阿おもね克かつ善ぜん）・敦あつし拝はい（哈寧阿おもね・碩せき詹・達いたる色しょく）済すみ席せき哈（費ひ雅みやび思おもえ哈）・噶達渾（費ひ揚あげ武たけし・愛あい松まつ古いにしえ・訥青・興きょう鼐・哈爾奇き）・達いたる素もと・喀爾塔とう喇（赫特赫）
243 30 - - 沙すな爾なんじ虎とら達たち（巴ともえ海かい・安やす珠たま瑚）・劉りゅう之の源みなもと・巴ともえ山さん（舒恕）・喀喀木き・梁はり化か鳳おおとり・劉りゅう芳名ほうめい・胡えびす有ゆう陞・楊名高だか・劉りゅう光ひかり弼・劉りゅう仲なか錦にしき
244 31 - - 趙ちょう開ひらく心こころ・楊義・林はやし起おこり龍りゅう・朱しゅ克かつ簡・王命おうめい岳だけ・李り森もり先さき・李り裀・季き開ひらき生せい・張ちょう煊
245 32 - - 剛つよし林りん・祁充格かく・馮銓・孫まご之の獬・李り若わか琳・陳ひね名めい夏なつ・陳ひね之の遴・劉りゅう正宗まさむね・張ちょう縉彦
246 33 - - 譚たん泰やすし・何なに洛らく会かい・錫すず図ず庫こ・博ひろし爾なんじ輝てる・冷ひや僧そう機き
247 34 - - 彭而述じゅつ・陸りく振ふ芬・姚延著ちょ・畢振姫ひめ・方かた国こく棟とう・于朋挙きょ・王おう天たかし鑑かん・趙ちょう廷標
248 35 - - 許もと定国さだくに・劉りゅう良りょう佐さ・左ひだり夢ゆめ庚かのえ・郝效忠ただし・徐じょ勇いさむ・盧の光ひかり祖そ・田た雄ゆう・馬うま得とく功こう・張ちょう天たかし禄ろく・張ちょう天福てんぷく・趙ちょう之の龍りゅう・孫まご可か望もち・白しろ文選ぶんせん
249 36 - - 索さく尼あま・蘇そ克かつ薩哈（蘇そ納おさむ海うみ・朱しゅ昌あきら祚・王おう登のぼる聯れん・白しろ爾なんじ赫図）・遏必隆たかし（尹いん徳いさお）・鰲拝（穆きよし里さと瑪・班はん布ぬの爾なんじ善ぜん）
250 37 - - 李り霨・孫まご廷銓・杜もり立徳りっとく・馮溥・王おう熙（王おう燕つばめ）・呉ご正治しょうじ・黄き機き・宋そう徳いさお宜よろし（宋そう駿しゅん業ぎょう）・伊い桑くわ阿おもね（伊い都立とりつ）・阿おもね蘭らん泰やすし（富とみ寧やすし安やす）・徐じょ元もと文ぶん（徐じょ秉義）
251 38 - - 図ず海うみ・李り之の芳かおる
252 39 - - 甘あま文ぶん焜（甘あま国こく璧）・范承謨（范時崇たかし）・馬うま雄つよし鎮・傅でん弘ひろし烈れつ
253 40 - - 莫洛・陳ちん福ぶく・王おう之の鼎かなえ（費ひ雅みやび達たち）・李り興きょう元もと・陳ちん啓あきら泰やすし（呉ご万福ばんぷく）・陳ちん丹まこと赤あか（馬うま堺さかい）・葉は英えい榴
254 41 - - 賚塔・穆きよし占うらない・莽依図ず（覚さとし羅ら舒恕・勒貝）・仏ふつ尼あま埒らち（坤ひつじさる・鄂泰・呉ご丹まこと）・畢力克かつ図ず（噶爾漢かん）・阿おもね密みつ達たち（鄂克済ずみ哈・覚さとし羅ら吉よし哈里）・拉ひしげ哈達（察哈泰やすし）・根ね特とく（華はな善よし）・席せき卜ぼく臣しん（希まれ爾しか根ね）
255 42 - - 張ちょう勇いさむ・趙ちょう良りょう棟とう・王おう進すすむ宝たから・王おう万まん祥さち・孫まご思おもえ克かつ・馬うま進すすむ良りょう
256 43 - - 蔡毓栄さかえ・哈占（杭くい愛あい・鄂善・華はな善よし）・董ただし衛まもる国こく（佟国正ただし）・周しゅう有徳うとく・張ちょう徳地とくじ・伊い闢（王おう継つぎ文ぶん）
列伝れつでん044-065 (巻まき257-278)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい
257 44 - - 趙ちょう国こく祚・許もと貞さだ・周しゅう球だま・徐じょ治おさむ都と・胡えびす世よ英えい・唐から希まれ順じゅん・李り麟・趙ちょう応おう奎・趙ちょう頼よりゆき・李り芳かおる述じゅつ・陳ちん世よ凱・許もと占うらない魁さきがけ
258 45 - - 希まれ福ぶく 珠たま満みつる 瑪奇 額がく赫訥 洪ひろし世よ禄ろく 彰あきら庫こ　鄂克遜へりくだ 莽奕禄ろく 沙すな納おさめ哈　偏へん図ず　瑚里布ぬの 達いたる理り善ぜん　額がく楚すわえ 穆きよし成なり額がく　額がく斯泰 布ぬの舒庫 塔とう勒岱　瓦かわら岱 桑くわ格かく 伊い巴ともえ罕　沃申 武たけ穆きよし篤あつし　瑚図 瑪哈達たち　傑すぐる殷いん 傑すぐる都と　瓦かわら爾なんじ喀
259 46 - - 宜むべ里さと布ぬの・哈克三さん・阿おもね爾しか護まもる・路みち什（布ぬの納おさめ海かい）・雅まさ賚・拡爾坤ひつじさる・王おう承うけたまわ業ぎょう（王おう忠孝ただたか）
260 47 - - 姚啓聖きよし・呉ご興きょう祚・施ほどこせ琅・朱しゅ天たかし貴たか
261 48 - - 楊捷（石いし調ちょう声ごえ）・万まん正せい色しょく・呉ご英すぐる・藍あい理さとし・黄き梧（黄き芳よし度ど・黄き芳よし世よ・黄き芳よし泰たい・黄き応おう纘・黄き仕つかまつ簡）・穆きよし赫林（段だん応挙おうきょ）
262 49 - - 魏ぎ裔介・熊くま賜たまもの履くつ・李り光ひかり地ち
263 50 - - 王おう弘ひろし祚・姚文然しか・魏ぎ象ぞう枢くるる・朱しゅ之の弼・趙ちょう申さる喬たかし
264 51 - - 郝維訥・任にん克かつ溥・劉りゅう鴻儒こうじゅ・劉りゅう楗・朱しゅ裴・張ちょう廷枢
265 52 - - 湯ゆ斌あきら・陸りく隴其・張ちょう伯はく行ぎょう
266 53 - - 葉は方かた藹しげる・沈荃・励杜訥・徐じょ元もと珙・許もと三さん礼れい・王おう士し禎ただし・韓かん菼・湯ゆ右みぎ曾
267 54 - - 張ちょう玉たま書しょ・李り天たかし馥・呉ご琠・張ちょう英すぐる（張ちょう廷瓚・張ちょう廷璐・張ちょう廷瑑）・陳ちん廷敬・温ゆたか達たち（穆きよし和かず倫りん）・蕭しょう永なが藻も・嵩かさみ祝はじめ・王おう頊齢
268 55 - - 米こめ思おもえ翰（李り栄さかえ保ほ）・顧八はち代だい・瑪爾漢かん・田た六ろく善ぜん・杜もり臻・薩穆哈
269 56 - - 索さく額がく図ず・明あかり珠たま（余よ国こく柱ばしら・仏ふつ倫りん）
270 57 - - 郝浴・楊素蘊・郭かく琇
271 58 - - 徐じょ乾いぬい学まなぶ・翁おう叔元・王おう鴻ひろし緒いとぐち・高士こうし奇き
272 59 - - 湯ゆ若わか望もち・楊光先さき・南みなみ懐ふところ仁ひとし
273 60 - - 李り率りつ泰やすし・趙ちょう廷臣ていしん・袁懋功こう・徐じょ旭あさひ齢よわい・郎ろう廷佐・郎ろう廷相・郎ろう永えい清きよし・郎ろう廷極・佟鳳彩いろどり・麻あさ勒吉・阿おもね席せき熙・瑪祜・施ほどこせ維翰
274 61 - - 楊雍建けん・姚締虞おそれ・朱しゅ弘ひろし祚・朱しゅ綱つな・王おう騭・宋そう犖・陳ちん詵
275 62 - - 格かく爾しか古徳ことく・金きむ世よ徳とく・趙ちょう士し麟・郭かく世よ隆たかし・傅でん臘塔・馬うま如龍
276 63 - - 石いし琳（石いし文ぶん晟あきら）・徐じょ潮うしお（徐じょ杞）・貝かい和わ諾だく（馬うま喇・陶とう岱）・博ひろし霽（覚さとし羅ら華はな顕あきら）・蔣陳錫すず（蔣漣・蔣泂）・劉りゅう蔭かげ枢くるる・音おと泰やすし・鄂海・衛まもる既すんで斉ひとし
277 64 - - 于成竜りゅう・彭鵬・陳ちん璸・陳ちん鵬ほう年ねん・施ほどこせ世よ綸
278 65 - - 慕天顔がお・阿山あやま・噶礼
列伝れつでん066-087 (巻まき279-300)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい
279 66 - - 楊方興きょう・朱しゅ之の錫すず・靳輔・陳ちん潢・于成竜りゅう（孫まご成なり豊ゆたか・開ひらき音おん布ぬの）・張ちょう鵬ほう翮
280 67 - - 郎ろう坦ひろし・朋とも春はる・薩布素もと・瑪拉
281 68 - - 費ひ揚あげ古いにしえ（満まん丕・碩せき岱・素す丹に）・馬うま斯喀・佟国綱つな（邁図・格かく斯泰）・阿南あなみ達いたる（阿おもね喇納）・吉よし勒塔布ぬの・殷いん化か行ぎょう・潘はん育いく竜りゅう（潘はん紹周・潘はん之の善ぜん）・額がく倫りん特とく（康かん泰やすし・康かん海うみ）
282 69 - - 姜きょう希のぞみ轍わだち・余よ縉・徳とく格かく勒・陳ちん紫むらさき芝しば（笪重光こう）・任にん弘ひろし嘉よしみ・高こう層雲そううん・沈愷曾・龔翔麟・高こう遐昌
283 70 - - 覚さとし羅武ラブ黙だま訥　舒蘭 拉ひしげ錫すず 拉ひしげ錫すず子こ旺札爾なんじ 孫まご博ひろし霊れい阿おもね　図ず理り琛　何なに国こく宗むね
284 71 - - 覚さとし羅ら満みつる保ほ（陳ひね策さく）・施ほどこせ世よ驃・藍あい廷珍（藍あい鼎かなえ元もと）・林はやし亮あきら（何なに勉つとむ・陳ちん倫りん炯）・欧おう陽ひ凱（羅ら万まん倉くら・游ゆう崇たかし功いさお）
285 72 - - 王おう紫綬しじゅ・袁州佐さ・黎はじむ士し弘ひろし・多た弘安ひろやす・佟国聘・王おう繻・田た呈てい瑞みず・張ちょう孟はじめ球だま
286 73 - - 王おう掞・王おう奕清・王おう奕鴻・労ろう之の弁わきまえ・朱しゅ天保てんぽう・陶とう彝つね・任にん坪つぼ・范長発はつ・鄒図雲くも・陳ちん嘉よしみ猷・王おう允まこと晋すすむ・李り允まこと符ふ・范允𨧨・高こう玢・高こう怡・趙ちょう成しげる穮・孫まご紹曾・邵璿
287 74 - - 佟国維・馬うま斉ひとし（富とみ良りょう・馬うま武たけし・保ほ祝しゅく）・阿おもね霊れい阿おもね（阿おもね爾しか松まつ阿おもね）・揆叙・鄂倫岱
288 75 - - 鄂爾泰やすし（鄂爾奇き・鄂弼・鄂寧）・張ちょう廷玉（張ちょう若わか靄・張ちょう若わか澄きよし・張ちょう若わか渟・張ちょう若わか溎）
289 76 - - 朱しゅ軾・徐じょ元夢もとむ・蔣廷錫すず（蔣溥）・邁柱（白しろ潢・趙ちょう国こく麟）・田た従したがえ典てん（田た懋・高こう其位・遜へりくだ柱はしら）・尹いん泰やすし（陳ちん元もと竜りゅう）
290 77 - - 楊名時じ・黄き叔琳（黄き登のぼり賢けん）・方ほう苞つと・王おう蘭らん生せい（留保りゅうほ）・胡えびす煦・魏ぎ廷珍（任にん蘭らん枝えだ）・蔡世遠とお（蔡長澐）・沈近思おもえ（沈玉璉）・雷かみなり鋐
291 78 - - 海うみ望もち（三和さんわ）・莽鵠立りつ・杭くい奕禄・傅でん鼐・陳ちん儀ただし・劉りゅう師し恕じょ（焦こげ祈年きねん・李り徽）・王国おうこく棟とう（許容きょよう・蔡仕舢）
292 79 - - 高こう其倬・金きむ鉷・楊宗仁ひとし・楊文乾いぬい・孔あな毓珣・裴𢕑度ど・裴宗錫すず・唐から執と玉たま・楊永斌あきら
293 80 - - 李り紱・蔡珽・謝しゃ済世さいせい・陳ちん学海がっかい
294 81 - - 李り衛まもる・田た文ぶん鏡きょう・憲けん徳とく・諾だく岷・陳ひね時じ夏なつ・王おう士し俊しゅん
295 82 - - 隆りゅう科か多た　年とし羹あつもの堯
296 83 - - 岳たけ鍾琪（岳たけ超ちょう龍りゅう・岳たけ鍾璜・岳たけ濬）・策さく棱（成なり袞札布ぬの・車くるま布ぬの登とう札さつ布ぬの）
297 84 - - 査郎阿おもね・傅でん爾なんじ丹に・馬うま爾なんじ賽さい（李り杕）・慶けい復ふく（李り質ただし粋いき）・張ちょう広ひろ泗
298 85 - - 噶爾弼（法ほう喇）・査克丹に（欽拝）・常つね賚・哈元生せい（哈尚徳とく）・董ただし芳かおる・査弼納おさめ（達いたる福ぶく・定てい寿ことぶき・素もと図ず）
299 86 - - 馬うま会かい伯はく・路みち振ふ揚あげ・韓かん良輔りょうすけ・楊天縦たて・王おう郡ぐん・宋そう愛あい
300 87 - - 沈起元もと・何なに師し倹・唐から継つぎ祖そ・馬うま維翰・余よ甸・王おう葉よう滋しげる・劉りゅう而位
列伝れつでん088-106 (巻まき301-319)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい
301 88 - - 訥親・傅でん恒ひさし（福ぶく霊れい安やす・福ぶく隆りゅう安やすし・豊ゆたか紳しん済ずみ倫りん・福長ふくなが安やす）
302 89 - - 徐じょ本ほん・汪ひろし由ゆかり敦あつし（汪ひろし承うけたまわ霈）・来らい保ほ・劉りゅう綸（劉りゅう躍おど雲くも）・劉りゅう統みつる勛（劉りゅう墉・劉りゅう鐶之）
303 90 - - 福ぶく敏さと・陳ちん世よ倌・史ふみ貽直（史ふみ奕簪）・阿おもね克かつ敦あつし・孫まご嘉よしみ淦あか・梁りょう詩し正ただし（梁りょう同書どうしょ）
304 91 - - 張ちょう照あきら・甘あま汝なんじ来らい・陳ちん徳いさお華はな・王おう安国やすくに・劉りゅう呉ご龍りゅう（楊汝穀こく・張ちょう泰やすし開ひらく）・秦はた蕙田・彭啓豊ゆたか・夢ゆめ麟
305 92 - - 銭ぜに陳ひね群ぐん・沈徳潜せん・金きむ徳いさお瑛あきら・斉ひとし召南・董ただし邦くに達たち・謝しゃ墉・王おう昶あきら
306 93 - - 曹一士し・李り慎まき修おさむ・胡えびす定じょう・仲なか永ひさし檀まゆみ・柴しば潮うしお生せい・儲もうか麟趾
307 94 - - 尹いん継つぎ善ぜん・劉りゅう于義・陳ちん大だい受・張ちょう允まこと随ずい・陳ちん宏ひろし謀はかりごと
308 95 - - 那な蘇そ図ず・楊超曽そ・徐じょ士し林りん（邵基・王師おうし）・尹いん会かい一いち（尹いん嘉よしみ銓）・王おう恕じょ（王おう汝なんじ璧）・方かた顕あらわ（方ほう桂かつら・馮光裕ひろし・馮祁）・楊錫紱・潘はん思おもえ榘・胡えびす宝たから瑔
309 96 - - 崔ちぇ紀おさむ・喀爾吉よし善よし（定じょう長ちょう・鄂雲布ぬの）・雅まさ爾なんじ図ず・晏斯盛もり・瑚宝・衛まもる哲治てつじ・蘇そ昌あきら・鶴つる年みのる・呉ご達いたる善ぜん・崔ちぇ応おう階かい・王おう検けん・呉ご士し功いさお（呉ご玉たま綸）
310 97 - - 斉ひとし蘇そ勒・嵆曽筠（嵆璜）・高こう斌あきら（高こう恒ひさし・高こう晋すすむ）・完かん顔がお偉えら・顧琮・白しろ鍾山
311 98 - - 哈攀龍りゅう・任にん挙きょ・冶大雄ゆう・馬うま良りょう柱ばしら・本もと進すすむ忠ただし・劉りゅう順じゅん
312 99 - - 傅でん清きよし・拉ひしげ布ぬの敦あつし・班はん第だい（巴ともえ禄ろく）・鄂容安やす・納おさめ穆きよし札さつ爾なんじ（保ほ寧やすし）・三さん泰やすし
313 100 - - 兆ちょう恵めぐみ（札さつ蘭らん泰やすし）・阿おもね里さと袞（豊ゆたか升ます額がく・布ぬの彦達賚）・舒赫徳とく（舒常）
314 101 - - 策さく楞（特とく通どおり額がく・特とく清きよし額がく・特とく成なり額がく）・玉たま保ほ・達いたる爾なんじ党とう阿おもね・哈達哈（哈寧阿おもね）・永常ながつね・覚さとし羅ら雅みやび爾なんじ哈善・富とみ徳とく・薩頼爾なんじ
315 102 - - 高天こうてん喜き（鄂実・三さん格かく）・和かず起おこり・唐から喀禄・阿おもね敏道としみち・満まん福ぶく・豆まめ斌あきら・端はし済ずみ布ぬの（諾だく爾しか本ほん）
316 103 - - 瑚爾起おこり・愛あい隆たかし阿おもね（巴ともえ霊れい阿おもね）・舒明（雅まさ満みつる泰やすし）・福ぶく禄ろく・斉ひとし里さと克かつ斉ひとし・閻相師し・伊い柱ばしら・努つとむ三さん（烏がらす勒登）
317 104 - - 王おう無む党とう・呉ご進すすむ義よし・譚たん行義ゆきよし・李り勲いさお・樊廷・武たけ進すすむ升ます・馬うま負まけ書しょ・范毓皛
318 105 - - 阿おもね桂かつら（阿おもね迪すすむ斯・阿おもね必達）
319 106 - - 于敏中ちゅう・和かず珅・（和かず琳・蘇そ凌りょう阿おもね）
列伝れつでん107-126 (巻まき320-339)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい
320 107 - - 三宝さんぽう・永えい貴たか・蔡新（程ほど景けい伊い）・梁りょう国治くにはる・英えい廉れん・彭元瑞みず・紀きの昀（陸りく錫すず熊ぐま・陸りく費ひ墀）
321 108 - - 裘曰修おさむ・呉ご紹詩（呉ご垣かき・呉ご壇だん）・閻循琦（王おう際ぎわ華はな）・曹秀先さき・周しゅう煌（周しゅう興きょう岱）・曹文埴はに（杜もり玉だま林りん・王おう士し棻）・金きむ簡（縕布）
322 109 - - 竇光鼐・李り漱芳・曹錫宝たから・銭ぜに灃・尹いん壮図そうと
323 110 - - 黄き廷桂（黄き検けん）・鄂弥達たち・楊廷璋あきら・荘そう有ゆう恭きょう・李り侍さむらい尭たかし（李り奉たてまつ尭たかし）・伍ご弥わたる泰やすし（官かん保ほ）
324 111 - - 方かた観かん承うけたまわ・富とみ明あかり安やす・周しゅう元もと理り（李り湖みずうみ）・李り瀚・李り世よ傑すぐる・袁守侗（鄭てい大進たいしん）・劉りゅう峨・陸りく燿・管かん幹みき貞さだ（蔣兆奎）・胡えびす季き堂どう
325 112 - - 李り清きよし時とき（姚立徳とく）・李り宏ひろし（李り奉たてまつ翰・李り亨とおる特とく）・何なに煟（何なに裕ひろし城じょう）・呉ご嗣爵・薩載（薩騰安やす）・蘭らん第だい錫すず・韓かん鑅
326 113 - - 開ひらけ泰やすし・阿おもね爾しか泰やすし・桂かつら林りん・温ゆたか福ぶく
327 114 - - 劉りゅう藻も・楊応琚（楊重英えい・蘇そ爾なんじ相しょう）・明あかり瑞みず（恵めぐみ倫りん）
328 115 - - 常つね青あお・藍あい元もと枚まい（梁りょう朝ちょう桂かつら・普ひろし吉保よしやす）・蔡攀龍りゅう・丁ちょう朝雄あさお・鄂輝・舒亮
329 116 - - 宋そう元もと俊しゅん（薛琮・張ちょう芝しば元はじめ）・董ただし天てん弼・柴しば大だい紀き
330 117 - - 福ぶく康かん安やすし・孫まご士し毅あつし・明あきら亮あきら
331 118 - - 海うみ蘭らん察（案あん禄ろく）・奎林（珠たま勒格徳とく）・和隆かずたか武たけ・額がく森もり特とく・普あまね爾しか普ひろし
332 119 - - 富とみ勒渾（文ぶん綬）・劉りゅう秉恬（査礼）・鄂宝（顔かお希まれ深ふか）・徐じょ績・覚さとし羅ら図ず思おもえ徳とく（彰あきら宝たから）・徐じょ嗣曾・陳ちん歩あゆみ瀛・孫まご永えい清きよし（孫まご藩はん）・郭かく世よ勲くん・畢沅
333 120 - - 五ご岱・五福ごふく・海うみ禄ろく・成徳しげのり・馬うま彪ぴょう・常つね青あお・官かん達たち色しょく（烏がらす什哈達たち・瑚尼勒図）・敖成・図ず欽保・木き塔とう爾なんじ・岱森保ほ・翁おう果はて爾なんじ海うみ・珠たま爾なんじ杭くい阿おもね・哲あきら森保もりやす（富永とみなが）
334 121 - - 馬うま全あきら（牛ぎゅう天たかし畀・阿おもね爾しか素もと納おさめ・張ちょう大だい経けい）・曹順（敦あつし住じゅう・烏がらす爾なんじ納おさめ）・科か瑪（仏ふつ倫りん泰やすし・達いたる蘭らん泰やすし・薩爾吉きち岱）・常つね禄ろく保ほ（瑪爾占うらない・庫くら勒徳・穆きよし哈納・国くに興きょう・巴ともえ西薩せいさつ）・札さつ拉ひしげ豊ゆたか阿おもね（観音かんのん保ほ・李り全あきら・王おう玉たま廷・珠たま魯訥）・許もと世よ亨とおる（許もと文ぶん謨・尚なお維升・張ちょう朝ちょう龍りゅう・李り化か龍りゅう・邢敦行ぎょう）・台たい斐英阿おもね（阿おもね満まん泰やすし）・花はな連れん布ぬの（明あかり安やす図ず）
335 122 - - 富とみ僧そう阿おもね・伊い勒図・胡えびす貴とうと・兪金鼇（尹いん徳いさお禧）・剛つよし塔とう
336 123 - - 葉は士し寛ひろし（陳ちん夢ゆめ説せつ）・介かい錫すず周しゅう・方ほう浩ひろし・金きむ溶・張ちょう維寅・顧光旭あさひ・沈善富とみ・方ほう昂のぼる・唐から侍さむらい陛（張ちょう沖おき之の）
337 124 - - 盧の焯・図ず爾なんじ炳阿・阿おもね思おもえ哈・宮みや兆ちょう麟・楊景素もと・閔鶚元もと
338 125 - - 塞ふさが楞額（周しゅう学がく健けん）・鄂昌（鄂楽舜しゅん）・彭家屏へい・李り因いん培つちかえ・常安つねやす・福ぶく崧
339 126 - - 恒つね文ぶん（郭かく一裕かずひろ・蔣洲・楊灝）・高こう恒ひさし（高こう樸しらき）・王おう亶望（勒爾謹・陳ちん輝あきら祖そ・鄭てい源はじめ鸘）・国くに泰やすし（郝碩）・良りょう卿きょう（方ほう世よ俊しゅん）・銭ぜに度ど・覚さとし羅ら伍ご拉ひしげ納おさめ（浦うら霖）
列伝れつでん127-149 (巻まき340-362)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい
340 127 - - 王おう傑すぐる（王おう篤あつし）・董ただし誥・朱しゅ珪
341 128 - - 慶けい桂かつら・劉りゅう権けん之これ・戴衢亨とおる・戴均元もと・托たく津つ・章あきら煦・盧の蔭かげ溥
342 129 - - 保ほ寧やすし（慶けい恵めぐみ）・松まつ筠・富とみ俊しゅん（竇心伝でん・博はく啓けい図ず）
343 130 - - 書しょ麟（広こう厚あつし）・覚さとし羅ら吉よし慶けい・覚さとし羅ら長ちょう麟・費ひ淳あつし・百ひゃく齢よわい・伯はく麟
344 131 - - 勒保・額がく勒登保ほ（胡えびす時じ顕あらわ）・徳とく楞泰（蘇そ沖おき阿おもね）
345 132 - - 永えい保たもつ・恵めぐみ齢よわい・宜むべ綿めん（瑚素通どおり阿おもね）・英えい善ぜん・福ぶく寧やすし・景けい安やす・秦はた承うけたまわ恩おん
346 133 - - 恒つね瑞みず・慶けい成なり・七なな十じゅう五ご・富とみ志こころざし那な（亮あきら禄ろく）
347 134 - - 楊遇春はる（楊国楨・呉ご廷剛・祝しゅく廷彪・游ゆう棟とう雲くも）・羅ら思おもえ挙きょ（桂かつら涵・包つつみ相しょう卿きょう）
348 135 - - 賽さい沖おき阿おもね（温ゆたか春はる・色いろ爾しか滾たぎ・蘇そ爾なんじ慎まき・阿おもね哈保）・綸布春はる（格かく布ぬの舎しゃ）・札さつ克かつ塔とう爾なんじ（桑くわ吉きち斯塔爾なんじ）・馬うま瑜（蒲かば尚しょう佐さ）・薛大烈れつ（羅ら声こえ皋・薛陞）
349 136 - - 王おう文雄ふみお・朱しゅ射しゃ斗と（朱しゅ樹いつき）・穆きよし克かつ登とう布ぬの（頤齢）・富とみ成なり（穆きよし維）・施ほどこせ縉（李り紹祖・宋そう延清のぶきよ）・袁国璜（何なに元もと卿きょう・諸しょ神保じんぼう・達三たつぞう泰やすし・徳とく齢よわい・保ほ興きょう・凝しこり徳とく・多た爾なんじ済ずみ札さつ布ぬの・王おう凱・王おう懋賞）・恵めぐみ倫りん（安やす禄ろく・仏ふつ住じゅう・西津にしづ泰たい・豊ゆたか伸しん布ぬの・阿おもね爾しか薩朗・烏がらす什哈達たち・和かず興きょう額がく）
350 137 - - 李り長ちょう庚かのえ（李り廷鈺・胡えびす振ふ声こえ）・王おう得とく禄ろく・邱良功こう（陳ちん歩あゆみ雲くも）・許もと松年しょうねん・黄き標しるべ（林はやし国こく良りょう・許もと廷桂）
351 138 - - 沈初・金かね士し松まつ・鄒炳泰やすし・戴連奎・王おう懿修（王おう宗そう誠まこと）・黄き鉞
352 139 - - 姜きょう晟あきら・金光かねみつ悌・祖そ之の望もち・韓かん崶
353 140 - - 達いたる椿つばき（薩彬図ず）・鉄てつ保ほ（玉たま保ほ）・和かず瑛あきら・覚さとし羅ら桂かつら芳かおる
354 141 - - 万ばん承うけたまわ風ふう・周しゅう系けい英えい・銭ぜに樾・秦はた瀛・李り宗はじめ瀚・韓かん鼎かなえ晋すすむ・朱しゅ方かた增ぞう
355 142 - - 魁さきがけ倫りん・広こう興きょう・初はつ彭齢
356 143 - - 洪ひろし亮吉りょうきち（管かん世よ銘めい）・谷たに際ぎわ岐・李り仲なか昭あきら・石いし承うけたまわ藻も
357 144 - - 呉ご熊くま光こう・汪ひろし志しむら伊い・陳ちん大だい文ぶん・熊くま枚まい・裘行簡・方ほう維甸・董ただし教きょう増ぞう
358 145 - - 馮光熊ぐま・陸りく有ゆう仁ひとし・覚さとし羅ら琅玕（烏がらす大だい経けい）・清きよ安泰あんたい・常明つねあき・温ぬる承うけたまわ恵めぐみ・顔かお検けん
359 146 - - 岳たけ起おこり・荊道乾いぬい・謝しゃ啓けい昆こん・李り殿どの図ず・張ちょう師し誠まこと（王おう紹蘭）・李り奕疇・銭ぜに楷・和かず舜しゅん武たけ
360 147 - - 司馬しば騊・王おう秉韜（嵆承志こころざし）・康かん基はじめ田た・呉ご璥・徐じょ端はし・陳ちん鳳おおとり翔しょう・黎はじむ世よ序じょ
361 148 - - 劉りゅう清きよし・傅でん鼐・厳いむ如熤（厳正げんせい基もと）
362 149 - - 方ほう積つもる・朱しゅ爾なんじ漢かん・楊頀・廖寅・陳ちん昌あきら斉ひとし・朱しゅ爾なんじ賡額・査崇華はな
列伝れつでん150-178 (巻まき363-391)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい
363 150 - - 曹振鏞・文ぶん孚まこと・英和えいわ・王おう鼎かなえ・穆きよし彰あきら阿おもね（薩廉）・潘はん世よ恩おん
364 151 - - 阮元・汪ひろし廷珍・湯ゆ金きん釗
365 152 - - 覚さとし羅ら宝たから興きょう・敬けい徴ちょう・禧恩・陳ひね官かん俊しゅん（陳ひね介かい祺）・卓たく秉恬
366 153 - - 孫まご玉庭たまにわ（孫まご善ぜん宝たから）・蔣攸銛・李り鴻ひろし賓まろうど
367 154 - - 長ちょう齢よわい・那な彦成ひこなり（容よう安やす・容よう照あきら）・玉たま麟（特とく依よ順じゅん保ほ）
368 155 - - 楊芳（胡えびす超ちょう・斉ひとし慎まき・郭かく継つぎ昌あきら・段だん永福えいふく）・武たけ隆たかし阿おもね（巴ともえ哈布・長ちょう清きよし・達いたる凌しのげ阿おもね・哈豊阿おもね）・慶けい祥さち（舒爾哈善・烏がらす凌しのげ阿おもね・穆きよし克かつ登とう布ぬの・多た隆りゅう武たけし）・壁かべ昌あきら
369 156 - - 林はやし則のり徐じょ・鄧廷楨（達いたる洪ひろし阿おもね）
370 157 - - 琦善（恭きょう鏜・瑞みず洵まこと・瑞みず澂）・伊里いり布ぬの・耆英
371 158 - - 顔かお伯はく燾・怡良・祁𡎴（黄き恩おん彤）・劉りゅう韻いん珂・牛ぎゅう鑑あきら
372 159 - - 裕ひろし謙けん（謝しゃ朝恩ちょうおん・重じゅう祥さち）・関せき天たかし培つちかえ（陳ちん連れん升ます・祥さち福ぶく・江こう継つぎ芸げい）・陳ひね化成かせい（海うみ齢よわい）・葛かずら雲くも飛ひ（王おう錫すず朋とも・鄭てい国こく鴻おおとり・朱しゅ貴たか）
373 160 - - 奕山（隆文たかふみ）・奕経（文ぶん蔚・特とく依よ順じゅん・余よ歩ほ雲くも）
374 161 - - 姚文田た・戴敦元もと・朱しゅ士し彦・何なに凌しのげ漢かん・李り振ふ祜・恩おん桂かつら
375 162 - - 白しろ鎔（白しろ桓）・史ふみ致儼・那な清きよし安やす・昇のぼり寅とら（宝たから琳）・李り宗はじめ昉・姚元之の・何なに汝なんじ霖・季き芝しば昌あきら
376 163 - - 辛からし従したがえ益えき・張ちょう鱗うろこ・顧皋・沈維鐈・朱しゅ為ため弼・程ほど恩沢おんたく・呉ご傑すぐる
377 164 - - 鮑あわび桂かつら星ほし・顧蒓・呉ご孝たかし銘めい・陳ちん鴻ひろし・鄂木順じゅん額がく・徐じょ法ほう績
378 165 - - 黄き爵滋・金きむ応おう麟・陳ちん慶けい鏞・蘇そ廷魁・朱しゅ琦
379 166 - - 趙ちょう慎まこと畛・盧の坤ひつじさる（曽そ勝かち）・陶とう澍
380 167 - - 陳ちん若わか霖・戴三さん錫すず・孫まご爾なんじ準じゅん・程ほど祖そ洛らく（馬うま済わたる勝かち）・裕泰ひろやす・賀が長ちょう齢よわい
381 168 - - 帥そち承うけたまわ瀛（帥そち遠どお燡・帥そち承うけたまわ瀚）・左ひだり輔・姚祖同どう・程ほど含章・康かん紹鏞・朱しゅ桂かつら楨・陳ちん鑾・呉ご其濬・張ちょう澧中・張ちょう日にち晸
382 169 - - 瑚松額がく・布ぬの彦泰・薩迎阿おもね
383 170 - - 張ちょう文浩ふみひろ・厳いむ烺・張ちょう井い・呉ご邦くに慶けい・栗ぐり毓美・麟慶・潘はん錫すず恩おん（潘はん駿しゅん文ぶん）
384 171 - - 林はやし培つちかえ厚あつ（李り象ぞう鵾）・李り宗そう伝つたえ・王おう鳳おおとり生せい（黄き冕）・兪徳淵ふち・姚瑩（姚濬昌あきら）
385 172 - - 杜もり受田（杜もり翰）・祁寯藻も（祁世長ちょう）・翁おう心しん存そん・彭蘊章あきら
386 173 - - 文ぶん慶けい・文ぶん祥さち・宝たから鋆
387 174 - - 粛順・穆きよし廕（劻源・焦こげ祐ゆう瀛）・陳ちん孚まこと恩おん
388 175 - - 桂かつら良りょう・瑞みず麟（懐ふところ塔とう布ぬの）・官かん文ぶん・文ぶん煜
389 176 - - 柏かしわ葰・麟魁・瑞みず常つね・全ぜん慶けい
390 177 - - 賈楨・周しゅう祖そ培つちかえ・朱しゅ鳳おおとり標しるべ・単たん懋謙
391 178 - - 倭やまと仁ひとし・李り棠階・呉ご廷棟
列伝れつでん179-201 (巻まき392-414)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい
392 179 - - 賽さい尚なお阿おもね・訥爾経けい額がく
393 180 - - 李り星ほし沅・周しゅう天爵てんしゃく・労ろう崇たかし光こう
394 181 - - 徐じょ広ひろ縉・葉は名めい琛・黄き宗むね漢かん
395 182 - - 常つね大だい淳あつし（双そう福ぶく・王おう錦繍きんしゅう・常つね禄ろく・王おう寿ひさし同どう）・蔣文慶けい・陶とう恩おん培つちかえ（多た山やま）・吉よし爾なんじ杭くい阿おもね（劉りゅう存そん厚あつ・綳闊・周しゅう兆ちょう熊くま）・羅ら遵殿（王おう友とも端はし・繆梓）・徐じょ有ゆう壬みずのえ・王おう有ゆう齢よわい
396 183 - - 呉ご文ぶん鎔・潘はん鐸（鄧爾恒つね）
397 184 - - 陸りく建けん瀛（楊文定じょう）・青あお麐（崇たかし綸）・何なに桂かつら清きよし
398 185 - - 祥さち厚あつし（霍隆武たけし・福ぶく珠たま洪ひろし阿おもね・恩おん長ちょう・陳ちん勝元かつもと・祁宿藻も・陳ちん克かつ譲ゆずる・劉りゅう同どう纓えい）・瑞みず昌あきら（傑すぐる純じゅん・錫すず齢よわい阿おもね）
399 186 - - 呂りょ賢けん基もと・鄒鳴鶴づる・戴熙（湯ゆ貽汾）・張ちょう芾・黄き琮（陶とう廷杰）・馮培元もと・孫まご銘めい恩おん・沈炳垣かき・張ちょう錫すず庚かのえ
400 187 - - 何なに桂かつら珍めずらし・徐じょ豊ゆたか玉だま（張ちょう汝なんじ瀛・金きむ雲くも門もん・唐から樹き義よし・岳たけ興きょう阿おもね・易えき容よう之の）・温ゆたか紹原（王家おうけ幹みき）・金光かねみつ筯・李り孟はじめ群ぐん・趙ちょう景けい賢けん
401 188 - - 向むかい栄さかえ・和春かずはる・張ちょう国こく樑
402 189 - - 烏がらす蘭らん泰やすし（長ちょう瑞みずほ・長寿ちょうじゅ・董ただし光こう甲かぶと・邵鶴齢よわい）・鄧紹良りょう（石いし玉だま竜りゅう）・周しゅう天たかし受（周しゅう天たかし培つちかえ・周しゅう天たかし孚まこと）・饒にょう廷選（文ぶん瑞みず・彭斯挙きょ）・張ちょう玉たま良りょう（魯占鼇・劉りゅう季三すえぞう）・双そう来らい・瞿騰龍りゅう・王国おうこく才ざい・虎とら坤ひつじさる元もと・戴文英えい
403 190 - - 勝保かつやす・托たく明あかり阿おもね（陳ひね金きん綬）・徳とく興きょう阿おもね
404 191 - - 僧そう格かく林りん沁（舒通額がく・恒つね齢よわい・蘇そ克かつ金きん・何なに建けん鼇・全ぜん順じゅん・史ふみ栄さかえ椿つばき・楽らく善ぜん）
405 192 - - 曽そ国こく藩はん
406 193 - - 駱秉章あきら・胡えびす林はやし翼つばさ
407 194 - - 江こう忠ただし源げん（江こう忠ただし済ずみ・江こう忠信ただのぶ）・羅ら沢さわ南みなみ
408 195 - - 李り続ぞく賓まろうど（丁ひのと鋭するど義よし・曽そ国華こっか）・李り続ぞく宜よろし・王おう錱（王おう開化かいか）・劉りゅう騰あが鴻おおとり（劉りゅう騰あが鶴づる）・蔣益澧
409 196 - - 塔とう斉ひとし布ぬの（畢金科か）・多た隆たかし阿おもね（寿ことぶき長ちょう）・鮑あわび超ちょう（宋そう国こく永ひさし・婁雲慶けい・譚たん勝かち達たち・唐から仁じん廉れん）・劉りゅう松山まつやま
410 197 - - 彭玉麟・楊岳斌あきら（王おう明山めいさん・王おう昌あきら凱・楊明海うみ・謝しゃ濬畬）
411 198 - - 李り鴻章こうしう
412 199 - - 左ひだり宗はじめ棠
413 200 - - 曽そ国こく荃（曽そ貞さだ幹みき）・沈葆楨・劉りゅう坤ひつじさる一いち
414 201 - - 李り臣しん典てん・蕭しょう孚まこと泗・朱しゅ洪ひろし章あきら・劉りゅう連れん捷とし・彭毓橘たちばな・張ちょう詩し日び（伍ご維寿・朱しゅ南みなみ桂かつら・羅ら逢元・李り祥さち和わ・蕭しょう慶けい衍・呉ご宗はじめ国こく）
列伝れつでん202-222 (巻まき415-435)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい
415 202 - - 黄き翼つばさ升ます（丁ちょう義方よしえ・王おう吉よし・呉ご家か榜）・李り成しげる謀はかりごと・李り朝ちょう斌あきら（江こう福山ふくやま）・劉りゅう培つちかえ元もと
416 203 - - 程ほど学がく啓けい・鄭てい国こく魁さきがけ・劉りゅう銘めい伝でん・張ちょう樹いつき珊・周しゅう盛もり波なみ・周しゅう盛もり伝つたえ・潘はん鼎かなえ新しん・呉ご長慶ちょうけい
417 204 - - 都と興きょう阿おもね・富とみ明あかり阿おもね・舒保・伊興いこう額がく・関せき保たもつ
418 205 - - 袁甲三さん・袁保恒つね・毛もう昶あきら熙
419 206 - - 劉りゅう長ちょう佑たすく・劉りゅう岳たけし昭あきら・岑毓英えい
420 207 - - 韓かん超すすむ・田た興きょう恕じょ・曾璧光こう・席せき宝田たからだ
421 208 - - 沈兆霖・曹毓瑛あきら・許もと乃普・趙ちょう光ひかり・朱しゅ嶟・李り菡・張ちょう祥さち河かわ・羅ら惇あつし衍・鄭てい敦あつし謹・龐鍾璐
422 209 - - 王おう茂しげる蔭かげ・宋そう晋すすむ・袁希祖そ・文ぶん瑞みず・徐じょ継つぎ畬・王おう発はつ桂かつら・廉かど兆ちょう綸・雷かみなり以諴・陶とう樑・呉ご存そん義ぎ・殷いん兆ちょう鏞
423 210 - - 宗そう稷きび辰たつ・尹いん耕こう雲くも・王おう拯・穆きよし緝香阿おもね・游ゆう百川ももかわ
424 211 - - 呉ご振ふ棫・張ちょう亮あきら基もと・毛もう鴻ひろし賓まろうど・張ちょう凱嵩
425 212 - - 李り僡・呉ご棠・英えい翰・劉りゅう蓉・喬松たかまつ年ねん・銭ぜに鼎かなえ銘めい・呉ご元もと炳
426 213 - - 王おう慶けい雲くも・譚たん廷襄・馬うま新しん貽・李り宗はじめ羲・徐じょ宗そう幹みき・王おう凱泰・郭かく柏蔭はくいん
427 214 - - 王おう懿徳・曾望顔がお・覚さとし羅ら耆齢・福ぶく済ずみ・翁おう同書どうしょ・厳いむ樹いつき森もり
428 215 - - 秦はた定三ていぞう・鄭てい魁いさお士し・傅でん振ふ邦くに・邱連恩おん・黄き開ひらき榜・陳ひね国こく瑞みず・郭かく宝たから昌あきら
429 216 - - 江こう忠義ただよし・周しゅう寛ひろし世よ・石いし清吉せいきち・余よ際さい昌あきら・林はやし文ぶん察・趙ちょう徳光とくみつ・張ちょう文徳ふみのり
430 217 - - 雷かみなり正せい綰たがね・陶とう茂しげる林りん・曹克忠ただし・胡えびす中和ちゅうわ・周しゅう達たち武たけし・李り輝武てるたけ・唐から友とも耕こう
431 218 - - 郭かく松林まつばやし・李り長楽ながら・楊鼎勲くん・唐から殿しんがり魁さきがけ・唐から定てい奎・滕嗣武たけし・駱国忠ただし
432 219 - - 蕭しょう啓けい江え・張ちょう運はこぶ蘭らん・唐から訓くん方かた・蔣凝学がく・陳ちん湜・李元りげん度ど
433 220 - - 金かね国こく琛・黄き淳じゅん熙・呉ご坤ひつじさる修おさむ・康かん国こく器き・李り鶴つる章あきら・呉ご毓蘭
434 221 - - 沈棣輝てる・鄧仁堃・余よ炳燾・栗ぐり燿・朱しゅ孫まご貽・史ふみ致諤・劉りゅう郇膏・朱しゅ善よし張ちょう・黄き輔辰
435 222 - - 華はな爾なんじ・勒伯勒東・法ほう爾しか第だい福ぶく・戈ほこ登とう・日にち意い格かく・徳とく克かつ碑ひ・赫徳・帛黎
列伝れつでん223-244 (巻まき436-457)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい
436 223 - - 沈桂芬・李り鴻ひろし藻も・翁おう同どう龢・孫まご毓汶
437 224 - - 栄さかえ禄ろく・王おう文ぶん韶・張ちょう之の洞ほら・瞿鴻禨
438 225 - - 閻敬銘めい・張ちょう之の万まん・鹿しか伝でん霖・林はやし紹年
439 226 - - 景けい廉れん・額がく勒和布ぬの・許もと庚かのえ身み・銭ぜに応おう溥・廖寿恒つね・栄さかえ慶けい・那な桐きり・戴鴻慈
440 227 - - 英えい桂かつら・載の齢よわい・恩おん承うけたまわ・福ぶく錕・崇たかし礼れい・裕ひろし徳とく
441 228 - - 慶けい桂かつら・劉りゅう権けん之これ・戴衢亨とおる・戴均元もと・托たく津つ・章あきら煦・盧の蔭かげ溥
442 229 - - 徐じょ樹いつき銘めい・薛允升ます・延のべ煦・汪ひろし鳴な鑾・周しゅう家か楣・周しゅう徳いさお潤じゅん・胡えびす燏棻・張ちょう蔭かげ桓
443 230 - - 孫まご家か鼐・張ちょう百ひゃく熙・唐から景けい崇たかし・于式枚まい・沈家本ほん
444 231 - - 黄体おうたい芳かおる・宝たから廷・盛もり昱・張ちょう佩綸・鄧承修おさむ・徐じょ致祥
445 232 - - 呉ご可讀かどく・朱しゅ一新いっしん・屠ほふ仁じん守もり・安やす維峻・文ぶん悌・江こう春はる霖
446 233 - - 郭かく嵩たかし燾・崇たかし厚あつし・曾紀沢さわ・薛福成なり・黎はじむ庶昌・馬うま建たて忠ただし・李り鳳おおとり苞つと・洪ひろし鈞ひとし・劉りゅう瑞みずほ芬・徐じょ寿ことぶき朋とも・楊儒
447 234 - - 丁ちょう宝たから楨・李り瀚章・楊昌濬・張ちょう樹いつき声ごえ・衛まもる栄光えいこう・劉りゅう秉璋・陳ひね士し傑すぐる・陶とう模も・李り興きょう鋭するど・史ふみ念ねん祖そ
448 235 - - 丁ちょう日にち昌あきら・卞宝第だい・涂宗瀛・黎はじむ培つちかえ敬けい・崧駿・崧蕃・辺あたり宝たから泉いずみ・于蔭霖・饒にょう応おう祺・惲祖翼つばさ
449 236 - - 錫すず良りょう・周しゅう馥・陸りく元もと鼎かなえ・張ちょう曾敭・楊士驤・馮煦
450 237 - - 李り鶴づる年ねん・文ぶん彬あきら・任にん道どう鎔・許もと振ふ禕・呉ご大だい澂
451 238 - - 李り朝ちょう儀ぎ・段だん起おこり・丁ちょう寿ことぶき昌あきら・曾紀鳳おおとり・鐵てつ珊・桂かつら中ちゅう行ゆき・劉りゅう含芳・游ゆう智さとし開ひらく・李り用よう清きよし・李り金きん鏞・金きむ福ぶく曾・童わらわ兆ちょう蓉
452 239 - - 洪ひろし汝なんじ奎・楊宗濂・史ふみ樸しらき・沈保靖やすし・朱しゅ其昂・宗そう源はじめ瀚・徐じょ慶けい璋あきら・蒯光典てん・陳ちん遹声・潘はん民みん表ひょう・唐から錫すず晋すすむ・婁春蕃しげる
453 240 - - 栄さかえ全ぜん・升ます泰やすし・善ぜん慶けい・恩澤おんたく・銘めい安やす・恭きょう鏜・慶けい裕ひろし・長ちょう庚かのえ・文海ぶんかい・鳳おおとり全あきら・増ぞう祺・貽穀
454 241 - - 劉りゅう錦にしき棠・張ちょう曜・劉りゅう典のり・金きむ順じゅん・穆きよし図ず善ぜん・文ぶん麟
455 242 - - 董ただし福ぶく・金きむ運はこぶ昌あきら・黄き万まん鵬おおとり・余よ虎とら恩おん・桂かつら錫すず楨・方ほう友とも升ます
456 243 - - 馬うま如龍・和かず耀曾・楊玉科か・蔡標・夏なつ毓秀・何なに秀しゅう林りん・楊国発はつ・張ちょう保たもつ和わ
457 244 - - 蔣東才ざい・李り南みなみ華はな・董ただし履くつ高だか・牛うし師し韓かん・曹徳慶けい・馬うま復ふく震ふるえ・程ほど文ぶん炳・方ほう耀
列伝れつでん245-262 (巻まき458-475)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい
458 245 - - 徐じょ延のべ旭あさひ・唐から炯・何なに璟・張ちょう兆ちょう棟むね
459 246 - - 馮子材ざい・蘇そ元春もとはる・王おう徳いさお榜・馬うま維騏・孫まご開ひらき華はな・欧おう陽ひ利り見み
460 247 - - 左ひだり宝たから貴たか・永山ながやま・鄧世昌あきら・劉りゅう歩あゆみ蟾・戴宗騫
461 248 - - 宋そう慶けい・馬うま玉たま崑こん・依よ克かつ唐から阿おもね・長ちょう順じゅん
462 249 - - 丁ちょう汝なんじ昌あきら・衛まもる汝なんじ貴とうと・葉は志こころざし超ちょう
463 250 - - 唐から景けい崧・劉りゅう永福えいふく
464 251 - - 李り端はし棻・徐じょ緻靖・陳ちん宝たから箴・黄き遵憲・曾鉌・楊深秀しゅう・楊鋭・劉りゅう光ひかり第だい・譚たん嗣同・唐から才ざい常つね・林はやし旭あさひ・康広やすひろ仁ひとし
465 252 - - 徐じょ桐きり・剛毅ごうき・趙ちょう舒翹・啓けい秀しゅう・英えい年ねん・裕ひろし禄ろく・毓賢
466 253 - - 徐じょ用よう儀ぎ・許もと景けい澄きよし・袁昶・立山たてやま・連れん元もと
467 254 - - 李り秉衡・聶士成なり・羅ら栄光えいこう・寿山ことぶきやま・鳳おおとり翔しょう
468 255 - - 崇たかし綺あやぎぬ・延のべ茂しげる・色いろ普ふ徴ちょう額がく・王おう懿栄・宝たから豊ゆたか・寿ことぶき富とみ・宋そう承うけたまわ庠
469 256 - - 恩おん銘めい・端はし方かた・松寿しょうじゅ・趙ちょう爾なんじ豊ゆたか・馮汝騤・陸りく鍾琦
470 257 - - 志こころざし鋭するど・良りょう弼・載の穆きよし・文ぶん瑞みず・恒つね齢よわい・樸しらき寿ことぶき・謝しゃ宝たから勝まさる・黄き忠浩ただひろ
471 258 - - 盛もり宣せん懐ふところ・瑞みず澂
472 259 - - 陸りく潤じゅん庠・世よ続つづけ・伊い克かつ坦ひろし・梁りょう鼎かなえ芬・徐じょ坊ぼう・労ろう乃宣・沈曾植うえ
473 260 - - 張ちょう勲いさお・康有為こうゆうい
474 261 - - 呉ご三さん桂かつら・耿精忠ただし・尚なお之これ信しんじ・孫まご延のべ齢よわい
475 262 - - 洪秀全こうしゅうぜん
列伝れつでん263-270 (巻まき476-483)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい
476 263 循吏一いち - 白はく登のぼり明あきら・湯ゆ家相かそう・任にん辰たつ旦だん・于宗堯・宋そう必達・陸りく在ざい新しん・張ちょう沐・張ちょう塤・陳ちん汝なんじ咸・繆燧・陳ひね時じ臨・姚文燮・黄き貞さだ麟・駱鍾麟・崔ちぇ宗そう泰やすし・祖そ進しん朝あさ・趙ちょう吉きち士し・張ちょう瑾・江こう皋・張ちょう克かつ嶷・賈樸・邵嗣堯・衛まもる立たて鼎かなえ・高こう廕爵・靳譲・崔ちぇ華はな・周しゅう中ちゅう鋐・劉りゅう棨・陶元とうげん淳あつし・廖冀亨とおる・佟国瓏・陸りく師し・龔鑑
477 264 循吏二に - 陳ちん徳いさお栄さかえ・芮復伝でん・蔣林・閻堯熙・王おう時じ翔しょう・藍あい鼎かなえ元もと・葉は新しん・施ほどこせ昭あきら庭にわ・陳ちん慶けい門もん・周しゅう人じん龍りゅう・童わらわ華はな・黄き世よ発はつ・李り渭・謝しゃ仲なか坃・李り大本おおもと・牛うし運うん震ふるえ・張ちょう甄陶・邵大業ぎょう・周しゅう克かつ開ひらく・鄭てい基はじめ・康かん基はじめ淵ふち・言げん如泗・周しゅう際ぎわ華はな・汪ひろし輝てる祖そ・茹敦和わ・朱しゅ休きゅう度ど・劉りゅう大だい紳しん・呉ご煥彩・紀きの大だい奎・邵希曾
478 265 循吏三さん - 張ちょう吉安きちやす・李り毓昌・龔景瀚・蓋ぶた方かた泌・史ふみ紹登・李り賡芸・伊い秉綬・狄尚絅・張ちょう敦あつし仁ひとし・鄭てい敦あつし允まこと・李り文ぶん耕こう・劉りゅう体重たいじゅう・劉りゅう煦・張ちょう琦・石いし家か紹・劉りゅう衡・徐じょ棟とう・姚柬之の・呉ご均ひとし・王おう肇はじめ謙けん・曹瑾・桂かつら超ちょう万まん・張ちょう作つくる楠くすのき・雲くも茂しげ琦
479 266 循吏四よん - 孫まご奇き逢・耿介・黄き宗むね羲・黄き宗むね炎えん・黄き宗むね会かい・黄き百ひゃく家いえ・王おう夫おっと之の・王おう介かい之の・李り顒・李り因いん篤あつ・李り柏かしわ・王おう心敬しんけい・沈国模も・史ふみ孝こう咸・韓かん当とう・邵曾可か・邵貞顕あらわ・邵廷採・王朝おうちょう式しき・謝しゃ文ぶん洊・甘あま京きょう・黄き熙・曾曰都と・危龍光こう・湯ゆ其仁・宋そう之の盛もり・鄧元昌あきら・高たか愈いよいよ・顧培・彭定求もとむ・湯ゆ之の錡・施ほどこせ璜・張ちょう夏なつ・呉ご曰慎・陸りく世よ儀ぎ・陳ちん瑚・盛もり敬たかし・江こう士し韶・張ちょう履くつ祥さち・銭せん寅とら・何なに汝なんじ霖・凌しのげ克かつ貞さだ・屠ほふ安世やすよ・鄭てい宏ひろし・祝しゅく洤・沈昀・姚宏任にん・葉は敦あつし艮うしとら・劉りゅう汋・応おう撝謙・朱しゅ鶴づる齢よわい・陳ちん啓あきら源げん・范鎬鼎かなえ・党とう成なり・李り生なま光ひかり・白しろ奐彩・党とう湛じん・王化おうか泰やすし・孫まご景けい烈れつ・胡えびす承諾しょうだく・曹本栄さかえ・張ちょう貞生さだお・劉りゅう原げん淥・姜きょう国こく霖・劉りゅう以貴・韓かん夢ゆめ周しゅう・梁りょう鴻ひろし翥・法ほう坤ひつじさる宏ひろし・閻循観かん・任にん瑗・顔かお元もと・王おう源はじめ・程ほど廷祚・惲鶴生せい・李り塨・刁包・王おう餘あまり佑たすく・李り来らい章あきら・冉覲祖そ・竇克勤つとむ・李り光ひかり坡・李り鍾倫・荘そう亨とおる陽ひ・官かん献けんじ瑤よう・王おう懋竑・朱しゅ沢さわ澐・喬たかし僅・李り夢ゆめ箕み・李り図ず南みなみ・張ちょう鵬翼ほうよく・童わらわ能のう霊れい・胡えびす方かた・馮成修おさむ・労ろう潼・労ろう史し・桑くわ調ちょう元もと・汪ひろし鑒・顧棟高だか・陳ちん祖そ範はん・呉ご鼎かなえ・梁りょう錫すず璵・孟はじめ超然ちょうぜん・汪ひろし紱・余よ元もと遴・姚学塽・潘はん諮はか・唐から鑑かん・呉ご嘉よしみ賓まろうど・劉りゅう伝つたえ瑩・劉りゅう熙載・朱しゅ次じ琦・成なり孺・邵懿辰たつ・高こう均ひとし儒・伊い楽らく堯
480 267 儒林一いち - 徐じょ台たい英えい・牛うし樹じゅ梅うめ・何なに曰愈・呉ご応おう連れん・劉りゅう秉琳・陳ちん崇たかし砥とぎ・夏子なつこ齢よわい・蕭しょう世よ本ほん・李り炳濤・兪澍・朱しゅ根ね仁ひとし・鄒鍾俊しゅん・王おう懋勲・蒯徳模も・林はやし達いたる泉いずみ・方ほう大だい湜・陳ちん豪つよし・楊栄緒いとぐち・林はやし啓あきら・王仁わに福ぶく・朱しゅ光ひかり第だい・冷ひや鼎かなえ亨とおる・孫まご葆田・柯劭憼・涂官俊しゅん・陳ちん文ぶん黻・李り素もと・張ちょう楷・王おう仁ひとし堪こらえ
481 268 儒林二に - 顧炎武たけし・張ちょう爾なんじ岐・馬うま驌・万まん斯大・万まん斯選・万まん経けい・万言まんげん・胡えびす渭・胡えびす彦昇・葉は佩蓀・毛もう奇き齢よわい・陸りく邦くに烈れつ・閻若璩・閻詠・李り鎧よろい・呉ご玉たま搢・恵めぐみ周しゅう惕・恵めぐみ士し奇き・恵めぐみ棟とう・余よ蕭しょう客きゃく・陳ちん厚あつし耀・臧琳・臧庸・礼れい堂どう・任にん啓運けいうん・全ぜん祖そ望もち・蔣学鏞・董ただし秉純・沈彤・蔡徳晋すすむ・盛もり世よ佐さ・江こう永ひさし・程ほど瑤よう田た・褚寅亮あきら・盧の文ぶん弨・顧広圻・銭ぜに大だい昕・銭塘ぜんども・銭ぜに坫・王おう鳴な盛もり・金きむ曰追・呉ご凌雲りょううん・戴震・金きむ榜・段だん玉だま裁さい・鈕ぼたん樹じゅ玉だま・徐じょ承うけたまわ慶けい・孫まご志こころざし祖そ・翟灝・梁りょう玉縄たまなわ・梁りょう履くつ縄なわ・汪ひろし家か禧・劉りゅう台たい拱・朱しゅ彬あきら・孔あな広こう森もり・邵晋涵・周しゅう永年えいねん・王おう念ねん孫まご・王おう引之・李り惇あつし・賈田祖そ・宋そう綿めん初はつ・汪ひろし中なか・江こう徳いさお量りょう・徐じょ復ふく・汪ひろし光こう爔・武ぶ億おく・荘そう述じゅつ祖そ・荘そう綬甲・荘そう有可ゆか・戚学標しるべ・江こう有ゆう誥・陳ちん熙晋・李り誠まこと・丁ちょう杰・周しゅう春はる・孫まご星ぼし衍・畢亨・李り貽徳・王おう聘珍・凌しのげ廷堪・洪ひろし榜・汪ひろし龍りゅう・桂かつら馥・許もと瀚・江こう声こえ・孫まご沅・銭ぜに大昭たいしょう・銭ぜに東垣ひがしがき・銭ぜに繹・銭ぜに侗・朱しゅ駿しゅん声ごえ
482 269 儒林三さん - 馬うま宗はじめ槤・馬うま瑞みずほ辰たつ・馬うま三さん俊しゅん・張ちょう恵めぐみ言げん・張ちょう成しげる孫まご・江こう承うけたまわ之これ・郝懿行ぎょう・陳ちん寿ひさし祺・陳ちん喬たかし樅もみ・謝しゃ震ふるえ・何なに治ち運うん・孫まご経世けいせい・柯蘅・許もと宗彦むねひこ・呂りょ飛ひ鵬おおとり・沈夢蘭らん・宋そう世よ犖・厳いむ可か均ひとし・厳いむ元もと照あきら・焦こげ循・焦こげ廷琥・顧鳳毛げ・鍾懐・李り鍾泗・李り富とみ孫まご・李り超ちょう孫まご・李り遇ぐう孫まご・胡えびす承うけたまわ珙・胡えびす秉虔・朱しゅ珔・凌しのげ曙あけぼの・薛伝均ひとし・劉りゅう逢禄・宋そう翔しょう鳳おおとり・戴望・雷かみなり学がく淇・王おう萱かや齢よわい・崔ちぇ述じゅつ・胡えびす培つちかえ翬・楊大堉・劉りゅう文ぶん淇・劉りゅう毓崧・孫まご寿ことぶき曾・方ほう申さる・丁ちょう晏・王おう筠・曾釗・林はやし伯はく桐きり・李り黼平・柳やなぎ興きょう恩おん・柳栄りゅうえい宗むね・許もと桂かつら林りん・鍾文烝・梅うめ毓・陳ちん澧・侯ほう康やすし・侯ほう度たび・桂かつら文ぶん燦・鄭てい珍ちん・鄒漢勲くん・王おう崧・劉りゅう宝たから楠くすのき・劉りゅう恭きょう冕・龍りゅう啓あきら瑞みず・苗なえ夔・龐大堃・陳ひね立りつ・陳ちん奐・金きむ鶚みさご・黄き式しき三さん・黄き以周・兪樾・張ちょう文ぶん虎とら・王おう闓運・王おう先さき謙けん・孫まご詒譲・鄭てい杲・宋そう書しょ升ます・法ほう偉えら堂どう
483 270 儒林四よん - 孔あな廕植・孔あな興きょう燮・孔あな毓圻・孔あな伝でん鐸・孔あな広こう棨・孔あな昭あきら煥・孔あな憲けん培つちかえ・孔あな慶けい鎔・孔あな繁しげる灝・孔あな祥さち珂・孔あな令れい貽
列伝れつでん271-278 (巻まき484-491)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい
484 271 文苑ぶんえん一いち - 魏ぎ禧・魏ぎ際ぎわ瑞みず・魏ぎ礼れい・魏ぎ世よ效こう・魏ぎ世よ儼げん・李り騰あが蛟みずち・邱維屏へい・曾燦・林はやし時じ益えき・梁りょう份・侯ほう方かた域いき・王おう猷定・陳ちん宏ひろし緒いとぐち・徐じょ士し溥・欧おう陽ひ斌あきら元もと・申さる涵光・張ちょう蓋ぶた・殷いん岳だけ・呉ご嘉紀よしのり・徐じょ波なみ・銭せん謙けん益えき・龔鼎孳・呉ご偉業いぎょう・曹溶・宋そう琬・厳いむ沆・施ほどこせ閏うるう章あきら・高こう詠えい・鄧漢儀ぎ・王おう士し禄ろく・王おう士し祜・田た雯・曹貞吉きち・顔かお光敏みつとし・王おう苹・張ちょう篤あつし慶けい・徐じょ夜よる・陳ちん恭きょう尹いん・屈こごめ大だい均ひとし・梁りょう佩蘭・程ほど可か則そく・方ほう殿どの元もと・呉ご文ぶん煒・王おう隼はやぶさ・馮班・宗そう元もと鼎かなえ・劉りゅう体からだ仁ひとし・呉ご殳・胡えびす承諾しょうだく・賀が貽孫・唐から甄・阿おもね什垣・劉りゅう淇・金きむ徳いさお純じゅん・傅でん沢さわ洪ひろし・汪ひろし琬・計けい東ひがし・呉ご兆ちょう騫・顧我錡・彭孫遹・朱しゅ彝つね尊みこと・李り良りょう年ねん・譚たん吉よし璁・尤ゆう侗・秦はた松まつ齢よわい・曹禾・李り来らい泰やすし・陳ちん維崧・呉ご綺あやぎぬ・徐じょ釚・潘はん耒・倪燦・厳いむ縄なわ孫まご・徐じょ嘉よしみ炎えん・方ほう象ぞう瑛あきら・万まん斯同・銭ぜに名めい世よ・劉りゅう献けんじ廷・邵遠平ひらた・呉ご任つとむ臣しん・周しゅう春はる・陳ちん鱣・喬たかし萊・汪ひろし楫かじ・汪ひろし懋麟・陸りく葇・陸りく奎勲・龐塏・辺あたり連れん宝たから・陸りく圻・丁ちょう澎・柴しば紹炳・毛け先さき舒・孫まご治ち・張ちょう丹まこと・呉ご百ひゃく朋とも・沈謙・虞おそれ黄き昊ひろし・孫まご枝えだ蔚・李り念ねん慈・丁ちょう煒・林はやし侗・林はやし佶ただし・黄き任にん・鄭てい方かた坤ひつじさる・黄き与あずか堅がた・王おう昊ひろし・顧湄・呉ご雯・陶とう季き・梅うめ清きよし・梅うめ庚かのえ・馮景・邵長蘅・姜きょう宸英・厳いむ虞おそれ惇あつし・黄き虞おそれ稷きび・納おさめ蘭らん性せい徳とく・顧貞観かん・項こう鴻おおとり祚・蔣春霖・文昭ふみあき・蘊端・博ひろし爾なんじ都と・永えい忠ただし・書しょ誠まこと・永えい諲・裕ひろし瑞みず・趙ちょう執と信しん・葉は燮・馮廷櫆・黄き儀ぎ・鄭てい元もと慶けい・査愼行ぎょう・査嗣瑮・査昇・史ふみ申さる義よし・周しゅう起おこり渭・張ちょう元臣もとおみ・潘はん淳あつし・顧陳垿・何なに焯・陳ちん景けい雲くも・陳ちん黄き中ちゅう・戴名世よ
485 272 文苑ぶんえん二に - 諸しょ錦にしき・沈廷芳かおる・夏なつ之の蓉・厲鶚・汪ひろし沆・符ふ曾・陳ひね撰せん・趙ちょう昱・趙ちょう信しん・王おう峻たかし・王おう延のべ年ねん・何なに夢ゆめ瑤よう・労ろう孝こう輿こし・羅ら天たかし尺じゃく・蘇そ珥・車くるま騰あが芳かおる・許もと遂とげ・韓かん海うみ・劉りゅう大だい櫆・胡えびす宗むね緒いとぐち・王おう灼・李り鍇・陳ちん景元かげもと・戴亨・長海ながみ・呉ご麟・曹寅・鮑あわび珍めずらし・高こう鶚みさご・劉りゅう文ぶん麟・沈炳震ふるえ・沈炳謙けん・沈炳巽たつみ・趙ちょう一清かずきよ・曹仁虎とら・呉ご泰やすし来らい・黄き文ぶん蓮はちす・胡えびす天遊てんゆう・彭兆蓀・袁枚・程ほど晋すすむ芳かおる・張ちょう問とい陶すえ・王おう又また曾・王おう復ふく・祝しゅく維誥・万まん光ひかり泰やすし・祝しゅく喆・邵斉燾・王おう太ふとし岳だけ・呉ご錫すず麒・楊芳燦・楊揆・呉ご鼒・徐じょ文ぶん靖やすし・趙ちょう青あお藜あかざ・汪ひろし越えつ・朱しゅ仕つかまつ琇・高こう澍然・蔣士銓・汪ひろし軔・楊垕・趙ちょう由ゆかり儀ぎ・呉ご嵩たかし梁はり・楽らく鈞ひとし・趙ちょう翼つばさ・黄き景けい仁ひとし・呂りょ星ぼし垣かき・楊倫・徐じょ書しょ受・厳いむ長明ちょうめい・厳いむ観かん・朱しゅ筠・翁おう方ほう綱つな・姚鼐・呉ご定じょう・魯九皋・陳ひね用よう光こう・呉ご徳いさお旋・宋そう大だい樽たる・銭ぜに林りん・端はし木国もっこく瑚・呉ご文ぶん溥・章あきら学がく誠まこと・章あきら宗そう源はじめ・姚振宗むね・呉ご蘭らん庭にわ・祁韻士し・張ちょう穆きよし・何なに秋あき濤・馮敏昌あきら・宋そう湘・趙ちょう希のぞみ璜・法式ほうしき善ぜん・孫まご原げん湘・郭かく麟・惲敬・趙ちょう懷ふところ玉だま・黎はじむ簡・張ちょう錦にしき芳かおる・張ちょう錦にしき麟・黄き丹に書しょ・呂りょ堅けん・胡えびす亦また常つね・張ちょう士し元もと・張ちょう海うみ珊・張ちょう履くつ
486 273 文苑ぶんえん三さん - 張ちょう澍・邢澍・莫与儔・莫友芝しば・陸りく継つぎ輅・陸りく耀遹・彭績・洪ひろし頤煊・洪ひろし坤ひつじさる煊・洪ひろし震ふるえ煊・鄧顕鶴づる・万まん希まれ槐えんじゅ・周しゅう済わたる・陳ちん鶴づる・徐じょ松まつ・沈垚・陳ちん潮うしお・李り図ず・李り兆ちょう洛らく・承うけたまわ培つちかえ元もと・宋そう景けい昌あきら・繆尚誥・陸りく承うけたまわ如・銭せん儀ただし吉きち・銭せん泰やすし吉きち・包つつみ世よ臣しん・斉ひとし彦槐・姚椿・顧広誉ほまれ・張ちょう鑑あきら・楊鳳苞つと・施ほどこせ国こく祁・黄き易えき・瞿中溶・張ちょう廷済・沈濤・陸りく增ぞう祥さち・董ただし祐ゆう誠まこと・方ほう履くつ籛・周しゅう儀ただし暐・兪正燮・趙ちょう紹祖・汪ひろし文台ぶんだい・湯ゆ球だま・潘はん徳いさお輿こし・呉ご昆こん田た・張ちょう維屏・譚たん敬たかし昭あきら・彭泰来らい・梅うめ曾亮・管かん同どう・劉りゅう開ひらく・毛もう岳たけし生せい・湯ゆ鵬おおとり・張ちょう際ぎわ亮あきら・龔鞏祚・魏ぎ源げん・方ほう東ひがし樹じゅ・方ほう宗そう誠まこと・蘇そ惇あつし元もと・戴鈞衡・魯一同いちどう・魯蕡・譚たん瑩・熊くま景けい星ぼし・黄き子こ高だか・譚たん宗そう浚・呉ご敏樹としき・楊彝珍めずらし・周しゅう寿ことぶき昌あきら・李り希のぞみ聖きよし・斌あきら良りょう・錫すず縝・李り雲くも麟・何なに紹基・孫まご維樸・李り瑞みずほ清きよし・馮桂芬・王おう頌蔚・葉は昌あきら熾おき・管かん礼れい耕こう・袁宝璜・李り慈銘・陶すえ方かた琦・譚たん廷献・李り稷きび勲くん・張ちょう裕ひろし釗・范当世とうせい・朱しゅ銘めい盤ばん・楊守敬けい・呉ご汝なんじ綸・蕭しょう穆きよし・賀が濤・劉りゅう孚まこと京きょう・林はやし紓・厳いむ復ふく・辜湯生せい
487 274 忠義ちゅうぎ一いち - 特とく音おん珠たま・阿おもね巴ともえ泰やすし・固山こやま・僧そう錫すず・納おさめ密みつ達たち・炳図・書しょ寧やすし阿おもね・感かん済ずみ泰やすし・穆きよし護まもる薩・覚さとし羅ら蘭らん泰やすし・索さく爾なんじ和わ諾だく・斎とき薩穆・席せき爾しか泰やすし・満まん達たち理り・卓たく納おさめ・納おさめ海かい・覚さとし羅ら鄂博恵めぐみ・覚さとし羅ら阿おもね賚・同どう阿おもね爾しか・董ただし廷元・董ただし廷儒・董ただし廷柏・常つね鼎かなえ・白はく忠順ただまさ・格かく布ぬの庫こ・阿おもね爾しか津つ・済すみ三さん・瑚密色しょく・敦あつし達たち里さと・安達あだち里さと・許もと友信とものぶ・成なり升ます
488 275 忠義ちゅうぎ二に - 朱しゅ国治くにはる・楊応鶚みさご・馬うま弘ひろし儒・周しゅう岱生・楊三知みち・孫まご世よ誉ほまれ・翟世琪・劉りゅう嘉よしみ猷・高こう天爵てんしゃく・李り成功せいこう・張ちょう善よし継つぎ・嵆永仁ひとし・王おう龍りゅう光こう・葉は有ゆう挺てい・蕭しょう震ふるえ・戴璣・劉りゅう欽隣・崔ちぇ成しげる嵐あらし・黄き新しん徳とく・柯永昇のぼる・随ずい光こう啓けい・道みち禅ぜん・李り茂吉しげよし・劉りゅう昆こん・馬うま秉倫・劉りゅう鎮宝・羅ら鳴な序じょ
489 276 忠義ちゅうぎ三さん - 恒つね斌あきら・倪国正ただし・趙ちょう文ぶん哲あきら・王おう日にち杏あんず・汪ひろし時とき・孫まご維龍・呉ご璜・呉ご鉞・曹永誾・何なに道深どうしん・沈斉義よし・陳ひね枚まい・呉ご躭等・温ゆたか模も・邵如椿つばき・李り南みなみ暉あきら・湯ゆ大だい奎・史ふみ謙けん・周しゅう大だい綸・寿ことぶき同どう春はる・李り喬たかし基もと・熊くま恩おん紱・宋そう如椿・趙ちょう福ぶく・劉りゅう昇のぼる・滕家瓚・蕭しょう水すい清きよし・劉りゅう大成たいせい・王おう翼つばさ孫まご・王おう行こう倹・王おう銑ずく・汪ひろし兆ちょう鼎かなえ・左ひだり観かん瀾・董ただし寧やすし川がわ・韓かん嘉よしみ業ぎょう・葉は槐えんじゅ・陸りく維基・毛もう大だい瀛・張ちょう大鵬たいほう・白しろ廷英・楊継曉あかつき・楊堂等とう・曾艾同どう・曾彰泗・羅ら江こう泰やすし・霍永清きよし・強つよ克かつ捷とし・趙ちょう綸・奕湄・景けい興きょう・陳ちん孝たかし寛ひろし・王おう鼎かなえ銘めい・呂りょ志こころざし恒つね・邵用之の・楊延亮あきら・師し長治ながはる・王おう光ひかり宇
490 277 忠義ちゅうぎ四よん -
491 278 忠義ちゅうぎ五ご -
列伝れつでん279-288 (巻まき492-501)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい
492 279 忠義ちゅうぎ六ろく -
493 280 忠義ちゅうぎ七なな -
494 281 忠義ちゅうぎ八はち -
495 282 忠義ちゅうぎ九きゅう -
496 283 忠義ちゅうぎ十じゅう -
497 284 孝こう義一ぎいち -
498 285 孝義たかよし二に -
499 286 孝こう義三よしぞう -
500 287 遺のこ逸いっ一いち -
501 288 遺のこ逸いっ二に -
列伝れつでん289-298 (巻まき502-511)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい
502 289 芸術げいじゅつ一いち -
503 290 芸術げいじゅつ二に -
504 291 芸術げいじゅつ三さん -
505 292 芸術げいじゅつ四よん -
506 293 疇人一いち -
507 294 疇人二に -
508 295 列れつ女おんな一いち -
509 296 列れつ女おんな二に -
510 297 列れつ女おんな三さん -
511 298 列れつ女おんな四よん -
列伝れつでん299-309 (巻まき512-522)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい/地域ちいき名めい
512 299 土ど司し一いち 湖みずうみ広ひろ -
513 300 土ど司し二に 四川しせん -
514 301 土ど司し三さん 雲南うんなん -
515 302 土ど司し四よん 貴き州しゅう -
516 303 土ど司し五ご 広西ひろせ -
517 304 土ど司し六ろく 甘粛かんせい -
518 305 藩はん部ぶ一いち - 科か爾なんじ沁・扎賚特とく・杜もり爾なんじ伯はく特とく・郭かく爾なんじ羅ら斯・喀喇沁・土ど黙だま特とく
519 306 藩はん部ぶ二に - 敖漢・奈曼・巴ともえ林りん・扎嚕特とく・阿おもね嚕科爾なんじ沁・翁おう牛うし特とく・克かつ什克騰あが・喀爾喀左翼さよく・烏がらす珠たま穆きよし沁・浩ひろし斉ひとし特とく・蘇そ尼に特とく・阿おもね巴ともえ噶・阿おもね巴ともえ哈納爾なんじ
520 307 藩はん部ぶ三さん - 四よん子し部落ぶらく・茂明しげあき安やす・喀爾喀右翼うよく・烏がらす喇特・鄂爾多た斯・阿おもね拉ひしげ善ぜん・額がく済ずみ訥
521 308 藩はん部ぶ四よん - 喀爾喀土謝しゃ図ず汗あせ部ぶ・喀爾喀車臣しん汗あせ部ぶ・喀爾喀賽因いん諾だく顔がお部ぶ・喀爾喀扎薩克図ず汗あせ部ぶ
522 309 藩はん部ぶ五ご - 青海あおみ額がく魯特
列伝れつでん310-316 (巻まき523-529)
巻数かんすう 序じょ数すう 大だい分類ぶんるい 中ちゅう分類ぶんるい 人物じんぶつ名めい/地域ちいき名めい
523 310 藩はん部ぶ六ろく - 杜もり爾なんじ伯はく特とく・旧きゅう土ど爾なんじ扈特・新しん土ど爾なんじ扈特・和かず碩せき特とく
524 311 藩はん部ぶ七なな - 唐から努つとむ烏がらす梁やな海かい・阿おもね爾しか泰たい烏がらす梁やな海かい・阿おもね爾しか泰たい淖爾烏がらす梁やな海かい
525 312 藩はん部ぶ八はち - 西蔵とりぞう
526 313 属国ぞっこく一いち - 朝鮮ちょうせん・琉球りゅうきゅう
527 314 属国ぞっこく二に - 越こし南みなみ
528 315 属国ぞっこく三さん - 緬はる甸・暹羅しゃむ・南みなみ掌てのひら・蘇そ禄ろく
529 316 属国ぞっこく四よん - 廓くるわ爾なんじ喀・浩ひろし罕・布ぬの魯特・哈薩克かつ・安やす集しゅう延のべ・瑪爾噶朗・那な木き干ひ・塔とう什干・巴ともえ達いたる克かつ山さん・博ひろし羅ら爾なんじ・阿おもね富とみ汗あせ・坎巨提ひさげ

清史きよし（中華民国ちゅうかみんこく）[編集へんしゅう]

詳細しょうさいは「清史きよし (中華民国ちゅうかみんこく)（中国語ちゅうごくご版ばん）」を参照さんしょう

編纂へんさん過程かてい[編集へんしゅう]

関内かんない本ほんを没収ぼっしゅうしてその出版しゅっぱんを禁きんじた国民こくみん政府せいふであったが、関せき外がい本ほんの存在そんざいと日本にっぽんとの戦争せんそうによってその命令めいれいが有名ゆうめい無実むじつと化かしたために、国民こくみん政府せいふの手てによって「清史きよし」を編纂へんさんすべきであるという声こえが上あがった。だが、国共こっきょう内戦ないせんで敗北はいぼくした国民こくみん政府せいふは台湾たいわんに逃のがれるなどの混乱こんらんがあり、正史せいし編纂へんさん計画けいかくは進すすまなかった。そこで国民こくみん政府せいふは辛からし亥い革命かくめい50周年しゅうねんにあたる1961年ねんを目途もくとに国防こくぼう研究けんきゅう院いんに正史せいし編纂へんさん事業じぎょう（関内かんない本ほんの改訂かいてい）を命めいじた。中国ちゅうごく大陸たいりくの正統せいとう政権せいけんであることのアピールとしても、必要ひつような編纂へんさんと認識にんしきされた。1960年ねん9月がつ、張ちょう其昀（中国語ちゅうごくご版ばん）・彭国棟とうらによって改訂かいていに着手ちゃくしゅした。「清史きよし編纂へんさん委員いいん会かい」は張ちょう其昀を主任しゅにん委員いいんとし、総勢そうぜい23名めいの陣容じんようであった。当初とうしょ予定よてい通どおりの1961年ねんに刊行かんこうされた。

巻まき次じ説明せつめい[編集へんしゅう]

全書ぜんしょ550巻かん。本紀ほんぎ25巻かん、志こころざし136巻かん、表ひょう53巻かん、列伝れつでん315巻かん、補ほ編へん21巻かんからなる。また、綱目こうもく索引さくいん、人名じんめい索引さくいんも付ふされた。

正史せいし編纂へんさんと称しょうするが、実質じっしつは『清史きよし稿こう』関内かんない本ほんの改訂かいていである。ただし、従来じゅうらいの正史せいし執筆しっぴつと同様どうように、辛からし亥い革命かくめいや中国ちゅうごく国民党こくみんとう（＝（当時とうじの）国民こくみん政府せいふ）を否定ひていする記事きじの削除さくじょ・書かき換かえが行おこなわれている。また、明あきらかな事実じじつ関係かんけいの誤あやまり・誤植ごしょくなども訂正ていせいされたが、改訂かいてい期間きかんの短みじかさもあり、訂正ていせいの多おおくは年表ねんぴょう部分ぶぶんに留とどまった。補ほ編へんには南みなみ明紀あきのり（5巻かん、南明なんめい政権せいけんを扱あつかう）・明あきら遺臣いしん列伝れつでん（2巻かん、清きよしに抵抗ていこうした明あかりの旧臣きゅうしん達たちを扱あつかう）、鄭てい成功せいこう載の記き（2巻かん、台湾たいわんの鄭てい氏し政権せいけんを扱あつかう、これには台湾たいわんに追おわれた国民こくみん政府せいふと重かさね合あわせたものか）、洪秀全こうしゅうぜん載の記き（2巻かん、太平たいへい天国てんごくを扱あつかう）、革命かくめい党とう列伝れつでん（8巻かん、清朝せいちょうの弾圧だんあつと戦たたかった革命かくめい家か達たちを扱あつかう）の各巻かくかんが立たてられて、清朝せいちょうに対たいする抵抗ていこうの上うえに辛からし亥い革命かくめいを成なし遂とげたとする中国ちゅうごく国民党こくみんとうの歴史れきし観かんを反映はんえいしたものとなっている。

再さい改訂かいていの試こころみと挫折ざせつ[編集へんしゅう]

中華民国ちゅうかみんこく（台湾たいわん）では、改訂かいていへの肯定こうてい的てきな評価ひょうかはあったが、不十分ふじゅうぶんとする批判ひはんも多おおかった。張ちょう其昀は批判ひはんに自覚じかく的てきで、民みん国こく版ばん『清史きよし』の序文じょぶんで「新しん史学しがくの体裁ていさいと風格ふうかくによって、清せい一代かずよの文献ぶんけんを網羅もうらし、理想りそうの新しん清しん史しを完成かんせいさせることが、後世こうせいの著述ちょじゅつ家かへの大おおきな期待きたいである」と述のべた。

その後ご、台湾たいわんでは時間じかん経過けいかや経済けいざい発展はってんなどで、『清史きよし稿こう』の史料しりょう価値かちに目めを向むける余裕よゆうが出でてきた。1978年ねんより、改あらためて『清史きよし稿こう』の校こう注ちゅうが行おこなわれ、1987年ねん、『清史きよし稿こう校こう注ちゅう』として書籍しょせき化かされた。

こうして『清史きよし稿こう』の問題もんだい点てんを洗あらい出だした上うえで、国史こくし館かんは1990年ねんより再度さいど『新あたらし清史きよし』[注ちゅう 1]の編纂へんさんに着手ちゃくしゅしたが、完成かんせいさせることはできなかった。これは、台湾たいわんとしてのアイデンティティに関心かんしんが移うつった結果けっか、台湾たいわん史しに力点りきてんが置おかれるようになったためである。『新あたらし清史きよし』は本紀ほんぎなど一部いちぶはできあがっており、本紀ほんぎはWebで閲覧えつらんすることができる。

一方いっぽう、大陸たいりく側がわの中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく・国家こっか清史きよし編纂へんさん委員いいん会かいでは、中華民国ちゅうかみんこく版ばん『清史きよし』を「台湾たいわん国民党こくみんとう政権せいけんが、中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくに対抗たいこうする手段しゅだんとして、清国きよくに史しの修正しゅうせいに取とり組くんだ」ものと認識にんしきしている[2]。

清史きよし（中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく）[編集へんしゅう]

詳細しょうさいは「清史きよし (中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく)（中国語ちゅうごくご版ばん）」を参照さんしょう

編纂へんさん過程かてい[編集へんしゅう]

中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくは、中華民国ちゅうかみんこく（台湾たいわん）に対たいする正統せいとう政権せいけんを主張しゅちょうする一環いっかんとして、清史きよしの編纂へんさんをかねてより計画けいかくしていた。1950年代ねんだい初頭しょとう、董ただし必武は政府せいふに、中国共産党ちゅうごくきょうさんとう史ふみと清史きよしの編纂へんさんを、国家こっかの二に大だい文化ぶんか事業じぎょうとして行おこなうべきと提案ていあんした[2]。董ただしの提案ていあんは、中華民国ちゅうかみんこくが既すでに独自どくじの清史きよし編纂へんさんを計画けいかくしていたことを意識いしきしたものだった。この時ときは計画けいかくは具体ぐたい化かしなかったが、政府せいふは清史きよしの編纂へんさんを将来しょうらいの課題かだいとした。

1958年ねん、周しゅう恩来おんらいは歴史れきし家かで北京ぺきん市し副ふく市長しちょうの呉ご晗に清史きよし編纂へんさんの検討けんとうを命めいじた。呉ご晗は清きよしの歴史れきし博物館はくぶつかんの設立せつりつ、外国がいこく語ご史料しりょうを分析ぶんせきするための英語えいご、フランス語ふらんすご、ドイツ語ご、満州まんしゅう語ご、モンゴル語ごの翻訳ほんやく者しゃ、大学だいがくの歴史れきし科か卒業生そつぎょうせい、専せん門もんの訓練くんれんを積つんだ清史きよし学者がくしゃなど、総勢そうぜい100人にん規模きぼの壮大そうだいな計画けいかくを立たてた。3年間ねんかんは紙上しじょうの計画けいかくに留とどまったが、毛沢東もうたくとうも清史きよし編纂へんさんに賛同さんどうした。しかし、本格ほんかく的てきな編纂へんさんは未いまだ検討けんとう段階だんかいだった。

1965年ねん秋あき、中央ちゅうおう宣伝せんでん部ぶ次官じかんの周しゅう揚よう（中国語ちゅうごくご版ばん）らにより、「清史きよし編纂へんさん委員いいん会かい」の設立せつりつが決きまった。編集へんしゅう委員いいんとして、郭かく影かげ秋あき（中国語ちゅうごくご版ばん）、尹いん達いたる、関山せきやま復ふく、劉りゅう大年おおとし、佟冬、劉りゅう導しるべ生せい、戴逸（中国語ちゅうごくご版ばん）の7人にんが招聘しょうへいされた。しかし、清史きよしの歴史れきし家かとして名声めいせいのあった、呉ご晗と鄭てい天たかし挺ていは、中国共産党ちゅうごくきょうさんとう員いんでは無ないという理由りゆうで編集へんしゅう委員いいんから外はずされた[注ちゅう 2]。その2カ月かげつ後ご、呉ご晗の『海うみ瑞みず罷やめ官かん』に対たいする、姚文元もとによる糾弾きゅうだんを引ひき金がねに、文化ぶんか大だい革命かくめいが勃発ぼっぱつした。呉ご晗は「反はん革命かくめい」とされ獄死ごくしし、周しゅう揚ようも投獄とうごくされた。そして、清史きよし編纂へんさんの準備じゅんび活動かつどうの母体ぼたいである、中国ちゅうごく人民じんみん大学だいがくの清史きよし研究所けんきゅうじょまでもが解散かいさんを命めいじられた。さらに、「清史きよし編纂へんさん委員いいん会かい」そのものが、「郭かく影かげ秋あきによる、文革ぶんかくに抵抗ていこうするための中央ちゅうおう宣伝せんでん部ぶの陰謀いんぼう」[3]とレッテルを貼はられ、潰つぶされてしまった。

1976年ねん、毛沢東もうたくとうが死去しきょした。1978年ねん、中国ちゅうごく人民じんみん大学だいがくの清史きよし研究所けんきゅうじょが再建さいけんされた。1979年ねん、ある人ひとが手紙てがみで、鄧小平ひらたに清史きよしの国家こっか編纂へんさんを訴うったえた。これを機きに、4度目どめにして編纂へんさん計画けいかくが具体ぐたい化かし始はじめた。しかし、戴逸によると資金しきん不足ふそくや清史きよし研究けんきゅうの遅おくれ、中国ちゅうごく学界がっかいにおける清史きよし研究けんきゅう者しゃの力ちからの弱よわさから、編纂へんさんの着手ちゃくしゅは進すすまなかった。その間あいだに清史きよし研究所けんきゅうじょは実績じっせきを積つみ上あげ、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく、日本にっぽん、ドイツ、フランスなどの研究けんきゅう者しゃ・大学院生だいがくいんせいとの交流こうりゅうを深ふかめた。清史きよし研究所けんきゅうじょは1996年ねんに独自どくじの「清史きよし」プロジェクトを立たち上あげ、教育きょういく部ぶの「211工程こうてい」の特別とくべつ助成じょせい対象たいしょうとなった。清史きよし研究所けんきゅうじょは2000年ねん、全ぜん12巻かんの『清史きよし編へん年ねん』（主おも編へん：李り文海ぶんかい（中国語ちゅうごくご版ばん））を上梓じょうしした。

2001年ねん3月がつ、全国ぜんこく人民じんみん代表だいひょう大会たいかい・第だい4回かい中国ちゅうごく人民じんみん政治せいじ協商きょうしょう会議かいぎ第だい9部会ぶかいにおいて、清史きよし編纂へんさんが正式せいしきに国家こっか事業じぎょうとして承認しょうにんされた。2002年ねん3月がつ、戴逸を主任しゅにんとした国家こっか清史きよし編纂へんさん委員いいん会かいが立たち上あげられ、ついに編纂へんさんに着手ちゃくしゅした。2003年ねん、10年ねん以内いないの完成かんせいを目指めざすと表明ひょうめいした。編纂へんさんは新しん世紀せいき（21世紀せいき）の一大いちだい国家こっかプロジェクトと位置付いちづけられており、経費けいひは全すべて政府せいふの出資しゅっしとなる。従来じゅうらいの正史せいしと違ちがい、共産党きょうさんとう政権せいけんの基本きほん理念りねんであるマルクス・レーニン主義しゅぎ、毛沢東もうたくとう思想しそう、鄧小平こだいら理論りろん、三さん個こ代表だいひょう重要じゅうよう思想しそうに基もとづく編纂へんさんとなる。10月、台湾たいわんの佛ふつ光こう大学だいがく「第だい一いち届とどけ（回かい）清史きよし学術がくじゅつ研けん討会」に国家こっか清史きよし編纂へんさん委員いいん会かいの委員いいんも招待しょうたいされ、台たい中ちゅうの学者がくしゃによる討論とうろんが行おこなわれた。その中なかで、台湾たいわんの荘そう吉きち発はつに人民じんみん共和きょうわ国こく版ばん『清史きよし』の位置いちづけを問とわれ、「中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく政府せいふが全面ぜんめん的てきにサポートする文化ぶんか事業じぎょうであるが、「官かん修おさむ」や「欽定きんてい」などの概念がいねんには該当がいとうしない。元来がんらいの「正史せいし」なら皇帝こうていの「欽定きんてい」によって初はじめて完結かんけつとされるが、新編しんぺん『清史きよし』はあくまでも一団いちだんの清史きよし専門せんもん家かによる現時点げんじてんの最高さいこう学術がくじゅつ水準すいじゅんを反映はんえいした大型おおがた清史きよしを目指めざしている。学術がくじゅつの面めんにおいては政府せいふの干渉かんしょうを受うけない」と回答かいとうした[4]。

2004年ねんに2013年ねんの完成かんせいを予定よていとする計画けいかくが改あらためて発表はっぴょうされ、目録もくろくも公開こうかいされた[5]。主任しゅにんの戴逸によると、2012年ねん中ちゅうに95%が完成かんせいしたが、新しん史料しりょう発見はっけんが相次あいつぎ、また内容ないように万全ばんぜんを期きすため、決定けってい稿こうは2015年ねんの完成かんせいになる見込みこみだという[6]。2013年ねん12月17日にち、中国ちゅうごく人民じんみん大学だいがくの式典しきてんで『清史きよし』初稿しょこうが完成かんせいしたことが発表はっぴょうされた。しかし完成かんせいは、やはり3年ねん後ご（2016年ねん）になるという[7]。2016年ねん1月がつ1日にちには、人民日報じんみんにっぽうで改あらためて初稿しょこうの完成かんせいが報ほうじられた[8]。しかし刊行かんこうは遅おくれており、2017年ねんには、上級じょうきゅう機関きかんへの引渡ひきわたし予定よていを2018年ねんとした[9]。引渡ひきわたしは2018年ねん11月に行おこなわれた[10]。

2019年ねん1月がつ現在げんざい、編纂へんさんは「最終さいしゅう段階だんかいに入はいった」という[11]。上級じょうきゅう機関きかんによる点検てんけん・変更へんこうは6月がつに終了しゅうりょうし、2019年ねん中ちゅうに公刊こうかん予定よていという[12]。しかし2024年ねん2月がつ現在げんざい、公刊こうかんはされていない。戴逸は2024年ねん1月がつ24日にち、公刊こうかんを待またずに死去しきょした[13]。

また、国家こっか清史きよし編纂へんさん委員いいん会かいは、清史きよし編纂へんさんの過程かていで収集しゅうしゅうした史料しりょうなども単行本たんこうぼん化かしている[8]。

巻まき次じ説明せつめい[編集へんしゅう]

当初とうしょ予定よていでは全書ぜんしょ92巻かん。皇帝こうていの伝記でんきである本紀ほんぎの代かわりに、章節しょうせつ体たいの通つう紀き[14]8巻かんを設もうける。志こころざし39巻かん、列伝れつでん22巻かん、表ひょう29巻かん、正史せいしで初はじめて設もうけられる図録ずろく10巻かん。分野ぶんや毎ごとの歴史れきしである志こころざしの割合わりあいが4割わりを占しめる[15]。図録ずろくには肖像しょうぞうや写真しゃしんなども収録しゅうろくされる。約やく3080人にんが立たて伝つてされ、字数じすうは3000万まん字じ以上いじょうになるという。2013年ねん12月には、全書ぜんしょ100巻かんになると報ほうじられている[7]。最終さいしゅう的てきに、全書ぜんしょ105巻かんになった[12]。また、正史せいしでは初はじめて現代げんだい白話はくわ（口語こうご）文ぶんとなる。

批判ひはん[編集へんしゅう]

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの中国ちゅうごく研究けんきゅう者しゃであるパメラ・カイル・クロスリーによると、習近平ひらた政権せいけんは外国がいこく人じん研究けんきゅう者しゃへの非難ひなんを強つよめており、「帝国ていこく主義しゅぎ者もの」「歴史れきし虚無きょむ主義しゅぎ者もの」と非難ひなんされているという。ここでいう「歴史れきし虚無きょむ主義しゅぎ」とは、中国共産党ちゅうごくきょうさんとうの指導しどうの否定ひてい、マルクス主義まるくすしゅぎ・社会しゃかい主義しゅぎ・共産きょうさん主義しゅぎの否定ひていを意味いみする[16]。

クロスリーは、『清史きよし』が「清きよしの最大さいだい版図はんとは自然しぜんかつ平和へいわ裏うらに実現じつげんした」とする見方みかたを示しめすことで、「現在げんざいの中国ちゅうごくが南シナ海みなみしなかい、台湾たいわん、チベット、新しん疆の領有りょうゆう権けんを主張しゅちょうする根拠こんきょ」にしていると主張しゅちょうした[17]。

2023年ねん11月3日にち、イェール大学だいがく教授きょうじゅの張ちょう泰やすし蘇そ（中国語ちゅうごくご版ばん）は、『清史きよし』の内容ないようが中国ちゅうごく政府せいふによって「政治せいじ的てきに受うけ入いれられない」とされ、公刊こうかんが棚上たなあげされていると批判ひはんした。張ちょうによると、中国ちゅうごく政府せいふの見解けんかいは「内容ないようが新しん清史きよし学派がくは（中国語ちゅうごくご版ばん）の影響えいきょうを受うけすぎている」というもので、張ちょうは「主しゅたる編纂へんさん者しゃのほとんどが新しん清史きよし学派がくはを激はげしく非難ひなんして来きただけに、これは非常ひじょうに衝撃しょうげき的てきな主張しゅちょうだ」「20年ねんにわたり20億おく人民元じんみんげん近ちかくがこのプロジェクトに投とうじられたが、政治せいじ的てきに正ただしくないという理由りゆうですべて無駄むだになってしまった」と非難ひなんした[18]。

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ 張ちょう永江ながえ「近きん百ひゃく年来ねんらいにおける中国ちゅうごくの清史きよし編纂へんさん事業じぎょうと最新さいしんの進展しんてん状じょう況きょう（上うえ）」　7頁ぺーじ
  2. ^ a b 新しん修おさむ《清史きよし》、清史きよし工程こうてい与清ともきよ史し研究所けんきゅうじょ - 朱しゅ滸　中華ちゅうか文ぶん史し網もう（中国ちゅうごく語ご）
  3. ^ 哲人てつじん其萎 風ふう範はん長ちょう存そん - 戴逸　中華ちゅうか文ぶん史し網もう（中国ちゅうごく語ご）
  4. ^ 台湾たいわん 佛ふつ光こう大学だいがく 「第だい一届清史学術研討会」参加さんか記き - 華はな立りつ　中国ちゅうごく・アジア研究けんきゅう論文ろんぶんデータベース
  5. ^ “『清史きよし』編纂へんさんプロジェクト、総体そうたい的てきな枠組わくぐみと目録もくろくが原則げんそく的てきに確定かくてい”. 中国ちゅうごく網もう. http://japanese.china.org.cn/culture/2004-05/21/content_2114414.htm 
  6. ^ 高こう毅あつし哲あきら (2012年ねん12月29日にち). “戴逸：修おさむ清史きよし的てき第だい十じゅう年ねん” (中国ちゅうごく語ご). 中国ちゅうごく教育きょういく報ほう (365ニュース). http://guoxue.zhyww.cn/201212/66325.html 
  7. ^ a b 任にん敏さとし (2013年ねん12月18日にち). “国家こっか清史きよし編纂へんさん工程こうてい已やめ完成かんせい初稿しょこう” (中国ちゅうごく語ご). 北京ぺきん日報にっぽう (新しん華はな網もう北京ぺきん頻しき道みち). http://www.bj.xinhuanet.com/jyyf/2013-12/18/c_118606338.htm 
  8. ^ a b 任にん成なり琦; 郝倖仔こ. “新あたらし修おさむ《清史きよし》初稿しょこう完成かんせい” (中国ちゅうごく語ご). 人民日報じんみんにっぽう海外かいがい版ばん. http://paper.people.com.cn/rmrbhwb/html/2016-01/01/content_1644411.htm 
  9. ^ 郝倖仔こ. “中外ちゅうがい両個りゃんこ清きよし史学しがく家か的てき握手あくしゅ” (中国ちゅうごく語ご). 人民日報じんみんにっぽう海外かいがい版ばん. http://paper.people.com.cn/rmrbhwb/html/2017-01/13/content_1743228.htm 
  10. ^ 李り慶けい禹 (2019年ねん3月がつ27日にち). “清史きよし編へん委い会かい開ひらき展てん新しん修おさむ《清史きよし》稿こう件けん通読つうどく工作こうさく” (中国ちゅうごく語ご). 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく文化ぶんか観光かんこう部ぶ. https://www.mct.gov.cn/whzx/zsdw/whbqszxyyjzx/201903/t20190327_837975.htm 
  11. ^ 周しゅう群ぐん. “牢ろう牢ろう把握はあく清史きよし研究けんきゅう話はなし語ご権けん” (中国ちゅうごく語ご). 人民日報じんみんにっぽう. http://opinion.people.com.cn/n1/2019/0114/c1003-30524940.html 
  12. ^ a b 岳たけ懐ふところ譲ゆずる (2019年ねん4月がつ3日にち). “新あたらし修おさむ《清史きよし》已やめ進入しんにゅう稿こう件けん通読つうどく階段かいだん，預あずか計けい今年ことし出版しゅっぱん問とい世よ” (中国ちゅうごく語ご). 澎湃ほうはい新聞しんぶん. https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_3248453 
  13. ^ 岳たけ懷ふところ譲ゆずる; 程ほど婷. “清史きよし大家たいか戴逸逝世，曾以“勤つとむ、苦く、乐、迷”总结为学之の道みち” (中国ちゅうごく語ご). 澎湃ほうはい新聞しんぶん. https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_26124215 
  14. ^ 楊麗瓊 (2013年ねん4月がつ28日にち). “熬い夜よる写うつし作さく已やめ成なり常態じょうたい” (中国ちゅうごく語ご). 新しん民みん晩ばん報ほう. http://xmwb.news365.com.cn/xqtygb/201304/t20130428_1095860.html 
  15. ^ 郭かく飛ひ (2020年ねん4月がつ10日とおか). “丹青たんせい難なん写うつし是ぜ精神せいしん ——戴逸先生せんせい談だん清史きよし研究けんきゅう及相関そうかん問題もんだい” (中国ちゅうごく語ご). 中国ちゅうごく社会しゃかい科学かがく网-全ぜん球たま最大さいだい学術がくじゅつ門戸もんこ网站. 2020年ねん12月25日にち閲覧えつらん。
  16. ^ 李り澍 (2019年ねん6月がつ24日にち). “【思おもえ享とおる家か】警惕歴史れきし虚無きょむ主義しゅぎ的てき“塔とう西にし佗陥阱””. 光明こうみょう網もう. http://theory.gmw.cn/2019-06/24/content_32943827.htm 
  17. ^ “習近平たいらが仕掛しかける「清朝せいちょう」歴史れきし戦争せんそう　Streamrolling Its own History”. ニューズウィーク. (2019年ねん2月がつ16日にち). https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/02/post-11708.php 
  18. ^ “Academic news of the day: the Qing History Project at Renmin University and CASS (this is the government sponsored attempt to formally write a comprehensive and authoritative history of the Qing) has now been put on ice because higher authorities deemed the draft it produced to be politically unacceptable—“failing to honor the perspective of the people,” which is an extraordinarily negative verdict. Specifically, the project “was overly influenced by the New Qing History.” This is quite the shocking claim, as most of the project leaders have spent their entire careers vehemently attacking the New Qing History.”. X (2023年ねん11月3日にち). 2024年ねん3月がつ1日にち閲覧えつらん。

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくを中心ちゅうしんに興おこった、新しん清史きよし学派がくは（中国語ちゅうごくご版ばん）とは無関係むかんけい。
  2. ^ 実際じっさいは、呉ご晗は中国共産党ちゅうごくきょうさんとうに入党にゅうとうしていた。

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

中国語ちゅうごくご版ばんウィキソースに本ほん記事きじに関連かんれんした原文げんぶんがあります。
  • 国学こくがくネット — 原典げんてん宝庫ほうこ（簡体字かんたいじ中国語ちゅうごくご）
上うえ：1巻かん/本紀ほんぎ1 - 230巻かん/列伝れつでん17
下した：231巻かん/列伝れつでん18 - 529巻かん/列伝れつでん316
  • 国家こっか清史きよし編纂へんさん委員いいん会かい（簡体字かんたいじ中国語ちゅうごくご）
中華ちゅうか文ぶん史し網もう
  • 國史こくし館かん（繁体字はんたいじ中国語ちゅうごくご）
國史こくし館かん史籍しせき全文ぜんぶん資料しりょう庫こ - 『新あたらし清史きよし』は本紀ほんぎのみ公開こうかい
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