孙坚

  此條目め介かい紹的是ぜ东汉末まつ年ねん军阀。关于其他用法ようほう，请见「孙坚 (消しょう歧义)」。

孙坚
汉破やぶ虏將軍ぐん、乌程侯こう、领长沙太守たいしゅ 东吴追つい尊みこと皇帝こうてい
前任ぜんにん： 繼つぎ任にん：孙贲（豫よ州しゅう刺史しし）、 孫まご策さく（烏がらす程ほど侯こう）、 蘇そ代だい（長ちょう沙すな太守たいしゅ）
清しん代だい刻印こくいん的てき小しょう说《三さん國こく演義えんぎ》中ちゅう的てき孫まご坚畫像ぞう
破やぶ虏將軍ぐん、豫よ州しゅう刺史しし
國家こっか	東ひがし漢かん
時代じだい	東ひがし漢かん
主君しゅくん	朱しゅ儁→張ちょう溫あつし→自立じりつ（結盟けつめい袁術）
姓名せいめい	孫まご坚
字じ	文臺ぶんだい
封ふう爵	乌程侯こう→吳ご武たけ烈れつ帝みかど（追つい封ふう）
籍せき貫ぬき	吳くれ郡ぐん富とみ春はる
其他名號みょうごう	江東こうとう猛虎もうこ、孫まご破やぶ虜とりこ
出生しゅっしょう	永壽ながとし元年がんねん（155年ねん） 東ひがし漢かん
逝世	初はつ平たいら二に年ねん（191年ねん） （37歲さい） † 荊州襄じょう陽ひ峴山
庙号	始祖しそ
谥号	武たけ烈れつ皇帝こうてい
親おや屬ぞく 父親ちちおや 孙锺 元もと配はい 武たけ烈れつ皇后こうごう孙破虏吴夫人ふじん 繼室けいしつ 吳ご國こく太ふとし（三さん國こく演義えんぎ虛構きょこう） 側室そくしつ 丁ちょう氏し 兄弟きょうだい 兄あに：孙羌 弟おとうと：孙静 姊妹 妹いもうと：孫まご氏し（徐じょ真しん妻つま、徐じょ琨母はは） 子こ 長男ちょうなん長ちょう沙すな桓王孫まご策さく 次男じなん吳くれ大帝たいてい孫まご權けん 三男さんなん丹陽たんよう太守たいしゅ孙翊 四よん男なん烏がらす程ほど侯こう孙匡 五男定武中郎將孫まご朗ろう 女おんな 孫まご氏し(弘ひろし咨妻) 孫まご氏し(潘はん祕ひ妻つま之の母はは) 孙尚香が 嫡子ちゃくし 長男ちょうなん長ちょう沙すな桓王孫まご策さく 次男じなん吳くれ大帝たいてい孫まご權けん 三男さんなん丹に楊太守たいしゅ孙翊 四よん男なん烏がらす程ほど侯こう孙匡 嫡女 孫まご氏し(弘ひろし咨妻) 庶子しょし 五男定武中郎將孫まご朗ろう 庶女 孫まご氏し(潘はん祕ひ妻つま之の母はは) 孙尚香が 其他親おや屬ぞく 從弟じゅうてい：孫まご孺 族ぞく子こ：孫まご河かわ、孫まご香が 外そと甥おい：徐じょ琨 侄子：孫まご賁、孫まご輔、孫まご暠、孫まご瑜、孫まご皎こう、孫まご奐、孫まご謙けん
經歷けいれき
黃き巾はば之の亂みだれ、討伐とうばつ董ただし卓たく、斬き華はな雄つよし、敗はい呂りょ布ぬの、董ただし卓たく求もとめ和わ、進入しんにゅう洛陽らくよう、撿取玉だま璽

孙坚（155年ねん—191年ねん），字じ文臺ぶんだい，吴郡富とみ春はる县（今いま浙江せっこう省しょう杭州こうしゅう市し富とみ陽ひ区く）人にん，东汉末まつ年ねん軍閥ぐんばつ諸侯しょこう将はた领，是ぜ孙吴勢力せいりょく的てき首くび創そう者しゃ，奠基者しゃ孫まご策さく和わ建國けんこく者しゃ孫まご權けん的てき父親ちちおや，漢かん破やぶ虏將軍ぐん、封ふう乌程侯こう、领豫よ州しゅう刺史しし、長ちょう沙すな太守たいしゅ。在ざい討伐とうばつ董ただし卓たく期間きかん擔任たんにん先鋒せんぽう建立こんりゅう許多きょた戰功せんこう，諸しょ如擊敗はい呂りょ布ぬの、率先そっせん進入しんにゅう洛陽らくよう、董ただし卓たく被ひ迫さこ求もとむ和わ等とう事蹟じせき。史し载其“容貌ようぼう不ふ凡，性せい阔达，好奇こうき节”。后きさき在ざい军阀混こん战中阵亡。其次子孫しそん權けん稱しょう帝みかど後ご，追つい尊とうと為ため武たけ烈れつ皇帝こうてい，庙号始祖しそ。

生平おいだいら

少年しょうねん英雄えいゆう

孙坚出生しゅっしょう于永寿ことぶき元年がんねん（155年ねん）。據よりどころ《三國志さんごくし》記載きさい自稱じしょう是ぜ大だい軍事ぐんじ家か孫まご武たけし之これ後裔こうえい。《吳ご書しょ (韋昭)》记载其族“世よ仕つかまつ吳ご，家いえ于富春はる”。

《三国志さんごくし》记载他た17岁就单挑群盗ぐんとう。當時とうじ隨ずい其父孫まご鍾一起かずき乘船じょうせん去さ錢塘ぜんども，途中とちゅう，正せい碰上海しゃんはい盜とう胡えびす玉だま等とう人じん搶掠商人しょうにん財物ざいぶつ，在ざい岸上きしかみ分ぶん赃。商しょう旅行りょこう人じん，一見いっけん此情此景，都と嚇得止とめ步ふ不ふ前まえ，過か往船只ただ，也不敢向前まえ行ぎょう駛。孫まご堅けん見み狀じょう，對たい父親ちちおや說せつ：“此賊可か擊げき，請討之の。”他た父親ちちおや說せつ：“非ひ爾なんじ所しょ圖ず也。”但ただし孫まご堅けん已やめ經けい拿刀衝上岸がん，並なみ且指手しゅ劃腳，分ふん贓人以為官かん兵へい捕捉ほそく，嚇得立りつ刻こく拋棄財物ざいぶつ逃跑；孫まご堅けん追おい捕と海賊かいぞく，還かえ斬き下しも一いち個こ首級しゅきゅう回かい來らい，其父孫まご鍾大驚おどろき，孫まご堅けん因いん此事出で名めい並なみ做了縣けん吏。“以骤勇敢ゆうかん为见重じゅう于州郡ぐん”，历任郡ぐん县的司馬しば、县丞。

漢かん靈れい帝みかど熹平元年がんねん（172年ねん）會かい稽妖賊許もと昌あきら起おこり於句く章あきら，自稱じしょう陽明ようめい皇帝こうてい，與あずか其子韶煽動せんどう諸しょ縣けん，眾以萬まん數すう。孫まご堅けん以郡司馬しば募つの召精勇いさむ，得とく千せん餘人よにん，與あずか州しゅう郡ぐん之の兵へい合力ごうりょく討破許もと氏し。刺史しし臧旻列れつ上じょう功こう狀じょう，詔みことのり孫まご堅けん真ま除じょ鹽しお瀆丞すすむ，數すう歲さい徙盱眙丞すすむ，又また徙下しも邳丞すすむ。

征伐せいばつ黃き巾はば

主しゅ条目じょうもく：黃き巾はば之の亂みだれ和わ長ちょう社しゃ之の戰たたかえ

中平なかひら元年がんねん（184年ねん）四よん月がつ，加入かにゅう討伐とうばつ軍ぐん行列ぎょうれつ黄き巾はば起おこり义军的战斗，左ひだり中ちゅう郎ろう將しょう皇すめらぎ甫はじめ嵩かさ及右中ちゅう郎ろう將しょう朱しゅ儁各かく領りょう一軍いちぐん，控ひかえ制せい五ご校こう、三河騎士及剛招募來的精兵勇士共四萬多人，討伐とうばつ潁川一帶いったい的てき黃き巾はば軍ぐん。當時とうじ孫まご堅けん募集ぼしゅう諸しょ商しょう旅たび及淮、泗精兵せいびょう，鄉里きょうり少年しょうねん在ざい下しも邳者もの皆みな願ねがい隨ずい孫まご堅けん從したがえ军，千せん餘多あまた人じん。朱しゅ儁上表ひょう召募しょうぼ下か邳的孫まご堅かた為ため佐さ軍ぐん司馬しば，與あずか朱しゅ儁並力りょく奮擊，所しょ向むかい無む前まえ。六月ろくがつ，黃き巾はば黨とう便びん改あらため以趙ちょう弘ひろし為ため帥そち，以十餘あまり萬まん人にん佔據宛あて城じょう。而皇甫はじめ嵩かさ與あずか朱しゅ儁繼續けいぞく進擊しんげき汝なんじ南みなみ、陳ひね國こく的てき黃き巾はば軍ぐん，追擊ついげき波なみ才ざい到いた陽ひ翟，最後さいご在ざい西にし華はな大敗たいはい彭脫，餘よ軍ぐん想そう逃到宛あて城じょう，但ただし孫まご堅けん登城とじょう先入せんにゅう，眾人蟻あり附ふ般推進すいしん，大破たいは敵てき軍ぐん，成功せいこう討平豫よ州しゅう一帶いったい的てき黃き巾はば軍ぐん。張ちょう角かく唯ただ有ゆう撤到廣こう宗むね，盧の植しょく建築けんちく攔擋、挖掘壕ごう溝みぞ，製造せいぞう雲梯うなて，將はた可か攻おさむ下城げじょう池ち。朝廷ちょうてい下か詔みことのり再さい重じゅう新調しんちょう動どう將領しょうりょう：皇すめらぎ甫はじめ嵩かさ北上ほくじょう東ひがし郡ぐん；朱しゅ儁則進攻しんこう南陽なんよう的てき趙ちょう弘ひろし。 十じゅう月がつ，零れい陵りょう人じん觀かん鵠くぐい自稱じしょう「平たいら天たかし將軍しょうぐん」寇桂陽ひ，被ひ孫まご堅けん所しょ斬き。走はし保ほ宛あて城じょう。有ゆう一次孙坚乘胜追击，孤こ军深入ふかいり，结果受伤坠马倒たおせ在ざい草叢くさむら裏うら，当とう时军士し分散ぶんさん而没有人ゆうじん发现，后きさき来らい孙坚的てき坐すわ騎き跑回营地，將士しょうし便びん随ずい马而来らい，才ざい隨ずい馬ば在ざい草叢くさむら裏うら找到孫まご堅けん，並なみ將はた孫まご堅けん扶回營地裡うら養やしなえ傷きず。戰傷せんしょう養やしなえ了りょう十じゅう多た日び，伤势好こう转後，又また奔赴沙すな场。汝なんじ、穎賊ぞく困こま迫さこ，逃至宛あて城じょう，固守こしゅ。孙坚勇いさむ当とう一いち面めん，亲冒矢や石せき，登城とじょう先入せんにゅう，眾乃蟻あり附ふ，遂とげ大破たいは黄き巾はば。手下てした士し兵へい受到如此鼓舞こぶ，一いち鼓こ作さく气，從したがえ南みなみ門もん打だ進しん去さ拿下了りょう宛あて城じょう。朱しゅ儁将此事奏そう表ひょう朝廷ちょうてい，封ふう孙坚为别部司し马。

涼りょう州兵しゅうへい變へん

主しゅ条目じょうもく：凉州之の乱みだれ

中平なかひら二に年ねん（185年ねん），涼りょう州しゅう邊あたり章あきら與あずか韓かん遂とげ兵へい變へん，朝廷ちょうてい派遣はけん以董ただし卓たく為ため中ちゅう郎ろう將しょう，副ふく左ひだり車くるま騎き將軍しょうぐん皇すめらぎ甫はじめ嵩かさ征討せいとう。皇すめらぎ甫はじめ嵩かさ以無功こう免めん歸き，不利ふり。後こう再さい派は張ちょう溫あつし出で任にん司つかさ空そら、車くるま騎き將軍しょうぐん，張ちょう溫あつし邀請孫まご堅けん一いち起おこり前ぜん往，任にん參さん軍ぐん，屯たむろ軍ぐん長安ながやす。當時とうじ，張ちょう溫あつし以詔書しょ邀召集しょうしゅう董ただし卓たく，董ただし卓たく隔へだた了りょう很久才ざい到いた，張ちょう溫あつし於是責せめ罵ののし董ただし卓たく。當時とうじ，孫まご堅けん也在場じょう，於是偷偷告訴こくそ張ちょう溫あつし：「董ただし卓たく不ふ怕犯罪ざい而對您高傲，應おう該以檄げき召不到いた，以軍法ほう處しょ斬き。」張ちょう溫あつし說せつ：「董ただし卓たく以威名めい在ざい隴蜀しょく之これ間あいだ，今こん天てん殺ころせ了りょう他た恐おそれ怕征討せいとう邊べ章あきら等とう不利ふり。」孫まご堅けん說せつ：「您以中央ちゅうおう軍ぐん討賊，名聲めいせい已やめ震ふるえ天下でんか，何なに必要ひつよう依賴いらい董ただし卓たく？我わが聽董卓たく的てき言論げんろん，已やめ經けい冒おかせ犯はん上司じょうし，這是第だい一いち罪ざい；邊あたり章あきら等とう人ひと在ざい西域せいいき跋扈ばっこ多年たねん，應おう該立即そく撲滅ぼくめつ，董ただし卓たく討寇不ふ力ちから，使つかい士氣しき大だい挫くじけ，是ぜ第だい二に罪ざい；董ただし卓たく無む功こう無む勞ろう，又また應召おうしょう不ふ到いた，氣宇きう高だか傲，是ぜ第だい三さん罪ざい。古代こだい將領しょうりょう，以朝廷ちょうてい威儀いぎ服ふく眾，沒ぼつ有ゆう說せつ不ふ殺人さつじん就可以立威い的てき。過去かこ穰みのる苴斬き莊そう贾，魏ぎ絳殺ころせ揚あげ干ひ都と是ぜ。今こん天てん您對他心たしん軟，不ふ立だて即そく動どう手しゅ，恐おそれ怕有損そん軍ぐん威い。」懦弱だじゃく的てき張ちょう溫あつし實在じつざい不ふ敢這麼做，反はん而說：「你快走かいそう罷やめ！免まぬかれ得え董ただし卓たく懷疑かいぎ。」孫まご堅けん於是離はなれ去さ。後來こうらい，董ただし卓たく進しん京きょう，張ちょう溫あつし反はん被ひ董ただし卓たく所しょ殺ころせ。

區く星ぼし之の亂みだれ

中平なかひら四よん年ねん（187年ねん）長ちょう沙すな賊軍ぞくぐん首領しゅりょう區く星ぼし自稱じしょう將軍しょうぐん，萬眾餘人攻圍城邑，朝廷ちょうてい敕封孫まご堅かた為ため長ちょう沙すな太守たいしゅ。孫まご堅けん到いた郡中ぐんちゅう親おや率りつ將士しょうし，施ほどこせ方略ほうりゃく設備せつび，不ふ到いた一いち個月かげつ的てき時間じかん，攻おさむ克かつ破やぶ區く星ぼし。周しゅう朝ちょう、郭かく石せき亦また率りつ徒と眾起於零れい陵りょう、桂かつら陽よう，與あずか區く星ほし相しょう呼應こおう起おこり兵へい，遂とげ越境えっきょう過去かこ零れい陵りょう與あずか桂かつら陽よう征討せいとう周しゅう朝ちょう、郭かく石せき，郡ぐん中震ちゅうしん服ふく，三さん郡ぐん整せい肅。漢かん朝ちょう以孫堅けん的てき平ひら亂戰らんせん功こう，封ふう其爵位い為ため烏がらす程ほど侯こう。當とう任にん太守たいしゅ期間きかん推舉當地とうち名士めいし桓階為ため孝こう廉れん。

当とう时宜むべ春はる县被ひ賊兵ぞくへい攻おさむ打だ，時宜じぎ春はる縣けん令れい是ぜ廬いおり江こう太守たいしゅ陸りく康やすし的てき侄兒，卻派使者ししゃ求もとめ助じょ于孙坚。孫まご堅けん整せい装そう待まち发，主おも簿ぼ劝孙坚不要よう越えつ界かい征討せいとう，孙坚说：“我わが没ぼつ有ゆう什么文德ふみのり，以征讨为功こう，越えつ界かい帮忙也是为了保全ほぜん別べつ的てき郡ぐん國こく，即そく使つかい获罪，我わが也无愧于天下でんか！”于是進しん兵へい，賊兵ぞくへい闻风而散。

群雄ぐんゆう討董

主しゅ条目じょうもく：討伐とうばつ董ただし卓たく之の戰たたかえ

初はつ平たいら元年がんねん（190年ねん）初はつ，東ひがし郡ぐん太守たいしゅ橋はし瑁向こう各地かくち諸侯しょこう發出はっしゅつ討伐とうばつ董ただし卓たく的てき檄文げきぶん，眾諸侯こう紛紛ふんぷん起おこり兵へい響ひびき應おう討伐とうばつ董ただし卓たく，孫まご堅けん在ざい長ちょう沙すな起おこり兵へい北上ほくじょう前ぜん往會盟めい。荊州刺史しし王おう叡あきら一向待孙坚无礼。王おう叡あきら起おこり兵へい讨伐董ただし卓たく前まえ，声こえ称しょう要よう先さき讨伐与あずか自己じこ不和ふわ的てき武たけ陵りょう太守たいしゅ曹寅。曹寅怕被殺ころせ，便びん偽造ぎぞう案あん行使こうし者しゃ温ゆたか毅あつし的てき檄文げきぶん交给孙坚，檄文げきぶん中ちゅう要求ようきゅう孙坚诛杀王おう叡あきら。孫まご堅けん立りつ即そく领兵前ぜん往王叡あきら处，王おう叡あきら問とい：「我わが（有）ゆうげんがいしゃ何なん罪ざい？」孫まご堅けん答こたえ道どう：「坐すわ無む所ところ知ち。」（你的罪ざい过就是ぜ什么都と不知ふち道どう。）王おう叡あきら便びん吞金自殺じさつ（把わ生せい金きん削そぎ到いた酒さけ中ちゅう，然しか後こう灌下，古書こしょ載の：生なま金かね有毒ゆうどく。）。南陽なんよう太守たいしゅ張ちょう咨在ざい孫まご堅けん軍ぐん過か時じ不ふ加か以支援しえん。孫まご堅けん送おく牛うし、酒さけ給きゅう張ちょう咨，張ちょう咨次日び亦また上うえ门答谢，二人ふたり酒宴しゅえん正せい酣たけなわ時じ，長ちょう沙すな主おも簿ぼ入にゅう內报告つげ孙坚：「前ぜん移うつり南陽なんよう，而道路ろ不治ふち，軍資ぐんし不具ふぐ，請收主ぬし簿ぼ推問意い故ゆえ。」張ちょう咨十じゅう分ふん恐懼きょうく，却因四周士兵封鎖无法离开。不ふ久ひさ，主おも簿ぼ又また报：「南陽なんよう太守たいしゅ稽停義兵ぎへい，使つかい賊ぞく不時ふじ討，請收出で案あん軍法ぐんぽう從事じゅうじ。」张咨随ずい即そく被ひ斬き。从此无人敢不满足孙坚军的要求ようきゅう。孫まご堅けん率りつ軍ぐん到達とうたつ魯陽，盟めい於袁術。袁術立りつ即そく上表じょうひょう朝廷ちょうてい，表おもて奏そう孫まご堅けん破やぶ虜とりこ將軍しょうぐん，領りょう豫よ州しゅう刺史しし。故こ孫まご堅かた又また稱たたえ為ため「孫まご破やぶ虜とりこ」。

嫁よめ禍か屬ぞく下か

初はつ平たいら元年がんねん（190年ねん）冬ふゆ，孫まご堅けん派は長ちょう史ふみ公おおやけ仇かたき稱しょう回かい州しゅう督促とくそく軍ぐん糧かて，於城門東もんとう外がい設しつらえ帳ちょう幔，邀請官かん屬ぞく為ため公こう仇かたき稱しょう設しつらえ宴えん送おく行くだり。剛つよし好こう董ただし卓たく軍ぐん數すう萬まん步ほ、騎き突然とつぜん出現しゅつげん，但ただし孫まご堅けん仍在行ぎょう酒さけ令れい、談笑だんしょう自若じじゃく，整頓せいとん部ぶ曲きょく，命いのち他た們不可ふか妄動もうどう。後來こうらい董ただし軍ぐん騎兵きへい漸やや到いた，孫まご堅けん才ざい起おこり來らい，徐徐じょじょ率りつ軍ぐん入城にゅうじょう，對たい他た們說：「向こう堅けん所以ゆえん不ふ即そく起おこり走はし，恐おそれ兵へい相しょう蹈藉，諸君しょくん不ふ得とく入にゅう耳みみ。（我わが之これ所以ゆえん不ふ立だて即そく起おこり來らい走はし避，是ぜ怕士兵へい互相爭そう先さき，令れい眾人反はん而不能ふのう入城にゅうじょう。）」董ただし卓たく軍ぐん見み孫まご堅けん軍ぐん整齊せいせい，不ふ敢攻勢こうせい而歸還きかん。

後こう孫まご堅けん改あらため屯たむろ梁はり東ひがし，而董卓たく派は徐じょ榮さかえ、李り蒙こうむ四よん出で虜とりこ掠かすめ，與あずか孫まご堅けん在ざい梁やな縣けん發生はっせい遭遇そうぐう戰せん，孫まご軍ぐん大敗たいはい，孫まご堅けん與あずか數すう十じゅう騎き突圍而走。因よし為ため孫まご堅けん兜かぶと鍪配はい戴赤幘（紅色こうしょく頭巾ずきん），太ふとし過か顯あらわ眼め被ひ董ただし軍ぐん認みとめ出で，便びん脫だっ下か來らい給きゅう了りょう近きん將しょう祖そ茂しげる戴上，引開徐じょ榮さかえ軍ぐん騎兵きへい，孫まご堅けん則そく由よし小路こうじ逃出。祖そ茂しげる被ひ敵てき軍ぐん追つい得え困こま迫せり，便びん下馬しもうま將すすむ頭巾ずきん放ひ在ざい一いち條じょう燒しょう過か的まと柱ばしら上じょう，自己じこ則そく隱かくれ藏ぞう在ざい草くさ堆うずたか中なか。騎兵きへい看み見み頭巾ずきん，以為是ぜ孫まご堅けん，便びん將はた頭巾ずきん重重じゅうじゅう圍繞いじょう，到いた近きん看み才ざい發現はつげん是ぜ柱ばしら後便こうびん離はなれ去さ。孫まご軍ぐん大だい多た兵へい將はた被ひ俘，甚至以殘酷ざんこく手段しゅだん所しょ殺ころせ，如潁川かわ太守たいしゅ李り旻みん就被烹死，其他士卒しそつ則そく以布纏まとい裹，吊つるし起おこり倒立とうりつ到いた地ち，用よう熱ねつ油あぶら灌殺。

斬殺ざんさつ華はな雄つよし

初はつ平たいら二に年ねん（191年ねん）二に月がつ，孫まご堅けん收おさむ復ふく散ち兵へい，屯たむろ兵へい陽ひ人じん，董ただし卓たく便びん派は胡えびす軫為ため大だい督とく護まもる、呂りょ布ぬの為ため騎き督とく及其他た多た位い都と督とく，率りつ五千步騎攻擊孫堅。呂りょ布ぬの與あずか胡えびす軫不和ふわ，軍ぐん中ちゅう惟おもんみ亂みだれ，士卒しそつ散亂さんらん。孫まご堅けん追擊ついげき，胡えびす軫與呂りょ布ぬの敗退はいたい。胡えびす軫揚言ようげん要よう斬殺ざんさつ一いち個こ長官ちょうかん，做為整せい肅軍しゅくぐん紀き手段しゅだん，各かく都と督とく聽到後ご都と十じゅう分ふん討厭他た。當とう到達とうたつ離はなれ陽ひ人じん城じょう數すう十里的廣成已是黃昏，兵馬へいば疲つかれ乏とぼし，又また受董卓たく節度せつど，便びん下か紮餵馬ば、休息きゅうそく，準備じゅんび在ざい夜よる裡うら出發しゅっぱつ，次じ日び早はや上うえ攻おさむ城じょう。各かく將領しょうりょう討厭胡えびす軫，想そう要よう破壞はかい他た的てき計けい劃，呂りょ布ぬの等とう便びん揚言ようげん陽ひ人的じんてき士し兵へい已やめ走はし，應おう立りつ即そく追擊ついげき。胡えびす軫立即そく出兵しゅっぺい，但ただし原はら來らい孫まご堅けん軍ぐん已やめ整頓せいとん守備しゅび，董ただし軍ぐん無む奈，加か上じょう吏士飢渴きかつ，人馬じんば疲つかれ乏とぼし，唯ただ有ゆう就地休息きゅうそく。呂りょ布ぬの又また大だい喊敵人じん偷襲，全ぜん軍ぐん混亂こんらん，棄甲逃走とうそう，騎き失しつ馬鞍まぐら。逃出十じゅう多た里さと外がい，才さい發現はつげん沒ぼつ有ゆう敵てき人じん，剛つよし好天こうてん亮あきら，便びん拿回兵器へいき，想そう再さい攻おさむ城じょう，可か是ぜ軍隊ぐんたい已やめ被ひ孫まご堅けん軍ぐん發現はつげん，城しろ池ち已やめ被ひ加か固かた，胡えびす軫等唯ただ有ゆう撤退てったい。孫まご堅けん出城でしろ追擊ついげき，大敗たいはい敵てき軍ぐん，斬殺ざんさつ都と督とく華はな雄つよし等とう人ひと（三さん國こく演義えんぎ為ため尊みこと劉りゅう貶曹抑そもそも孫まご戲おどけ劇げき效果こうか移うつり花はな接木つぎき給きゅう關せき羽わ因いん而虛構きょこう出で溫ゆたか酒しゅ斬き華はな雄つよし）。

孫まご堅けん大敗たいはい董ただし卓たく軍ぐん，有人ゆうじん便びん向こう袁術進言しんげん：「孫まご堅けん若わか得え到いた洛陽らくよう，就無法ほう再さい制約せいやく他た了りょう，趕走了りょう董ただし卓たく這匹狼おおかみ，卻反而迎來らい了りょう孫まご堅けん這隻老ろう虎とら。」袁術心こころ生なま疑懼ぎく，便びん不發ふはつ放ひ運輸うんゆ糧かて草くさ給きゅう孫まご堅けん。孫まご堅けん便びん連夜れんや趕回魯陽，嚴いむ辭じ切きり責せめ袁術，且說：「我わが之これ所以ゆえん不ふ顧性命いのち出兵しゅっぺい，上うえ為ため報國ほうこく討賊、下しも為ため報ほう將軍しょうぐん您族人じん之の仇かたき。我わが孫まご堅けん與あずか董ただし卓たく亦また無む殺害さつがい親おや人的じんてき仇怨きゅうえん，而將軍ぐん您卻聽信讒言ざんげん，竟然還かえ懷疑かいぎ我が。」袁術聽完孫まご堅けん之の言げん後ご感かん到いた羞愧，於是立りつ即そく調度ちょうど孫まご堅けん軍ぐん的てき糧かて草くさ及軍械，孫まご堅かた亦また回かい到いた陽ひ人じん。

誓ちかい殺ころせ董ただし卓たく

董ただし卓たく知道ともみち孫まご堅けん厲害，便びん派は李り傕游ゆう說せつ孫まご堅けん和親わしん，更さら稱たたえ可か以令其子弟してい們擔任たんにん刺史しし、郡こおり守まもる，但ただし孫まご堅けん一身いっしん英雄えいゆう正氣しょうき，且義正辭まさこと嚴げん的てき不為ふため所しょ動どう，並なみ拒絕きょぜつ董ただし卓たく的てき利り誘さそえ，還かえ厲聲嚴げん喝かつ怒いか斥董卓たく，聲こえ言げん要よう滅めつ其三族ぞく，并立即そく進軍しんぐん大谷おおや，董ただし卓たく親おや自じ率りつ兵へい與あずか孫まご堅けん在ざい先帝せんてい陵墓りょうぼ間あいだ發生はっせい戰せん鬥，董ただし卓たく敗走はいそう，移うつり屯たむろ澠池，另在陝集兵へい。孫まご軍ぐん便びん進入しんにゅう洛陽らくよう宣せん陽ひ城門じょうもん，擊破げきは董ただし卓たく軍ぐん殿どの後ご的中てきちゅう郎ろう將しょう呂りょ布ぬの。入城にゅうじょう后きさき扫除宗むね庙，祠ほこら以太牢ろう，孫まご堅けん祭祀さいし天地てんち后きさき，分ふん兵へい出で函はこ谷たに關せき，到いた新しん安やす、澠池防禦ぼうぎょ董ただし卓たく軍ぐん。董ただし卓たく留とめ董ただし越えつ屯たむろ兵へい澠池，段だん煨屯兵へい華はな陰かげ，牛うし輔屯兵安へいあん邑，其他將領しょうりょう留守るす各かく縣けん，制せい衡山東ひがし，自己じこ則そく出發しゅっぱつ向むかい長安ながやす。而孫堅かた得え不ふ到いた各かく路みち諸侯しょこう支持しじ，于修繕しゅうぜん漢かん室しつ皇すめらぎ陵りょう後ご，便びん率りつ軍ぐん還かえ魯陽。孙坚勇敢ゆうかん对抗董ただし卓たく引起董ただし卓たく重じゅう视，董ただし卓たく对长史し刘艾说：“关东诸将屡しばしば战屡败，不足ふそく为虑，只ただ有ゆう孙坚这家伙，大家たいか要よう警惕。”

聯れん軍ぐん星ほし散ち

雖然先鋒せんぽう隊たい孫まご堅けん軍ぐん攻おさむ進しん了りょう洛陽らくよう，但ただし聯れん軍ぐん的てき諸侯しょこう軍閥ぐんばつ卻各懷ふところ鬼胎きたい，故意こい按兵不動ふどう且飲酒しゅ作樂さくら，為ため了りょう擴大かくだい勢力せいりょく地盤じばん紛紛ふんぷん兼けん并割據かっきょ。袁紹、袁術雖為兄弟きょうだい，可か互相也爾虞おそれ我わが詐いつわり，勾心斗と角かく。因よし袁術不ふ贊同さんどう袁紹擁立ようりつ新帝しんてい劉りゅう虞おそれ的てき提議ていぎ，使つかい兄弟きょうだい二に人にん就此不和ふわ。當とう袁術派は孫まご堅けん去さ攻おさむ打だ董ただし卓たく未み歸き之の時とき，袁紹卻改派は周しゅう喁為ため豫よ州しゅう刺史しし，想そう要よう奪取だっしゅ孫まご堅けん的てき地盤じばん，率りつ兵へい襲かさね取と豫よ州しゅう陽ひ城じょう（今こん河南かなん省しょう鄭てい州しゅう市し登のぼり封ふう市し陽ひ城ぐすく區く鎮）。孫まご堅けん得とく此訊息いき，感慨かんがい道どう：“我わが們同舉義兵へい，是ぜ為ため了りょう挽救江山えやま社稷しゃしょく。如今逆ぎゃく賊將ぞくしょう被ひ掃滅そうめつ，內部卻如此爭鬥起來らい，我わが跟誰戮力同心どうしん，回天かいてん轉てん日び呢？”語ご畢便流下りゅうか英雄えいゆう淚なみだ來らい，之これ後ご孫まご堅けん在ざい豫よ州しゅう戰せん事ごと中ちゅう對たい上じょう周しゅう喁屢次じ取と勝かち，亦また得え到いた汝なんじ颍地区ちく黄き巾はば军的依よ附ふ。在ざい此同時じ，孫まご堅けん雖為討董先鋒せんぽう隊たい，但ただし始終しじゅう得え不ふ到いた聯れん軍ぐん各かく路みち人馬じんば的てき支援しえん，當とう得知とくち討董的てき聯れん軍ぐん諸侯しょこう已やめ經けい各自かくじ割據かっきょ勢力せいりょく後ご，只ただ能のう在ざい沒ぼつ有ゆう多大ただい的てき成果せいか之の下しも結束けっそく了りょう董ただし卓たく討伐とうばつ戰せん。有史ゆうし料りょう記載きさい孫まご堅けん軍ぐん進入しんにゅう洛陽らくよう後ご拾ひろえ獲え傳つて國璽こくじ，但ただし後來こうらい被ひ袁術劫こう持じ孙坚妻つま吳ご夫人ふじん以奪取だっしゅ玉だま璽，作為さくい稱しょう帝みかど的てき憑據。

將星しょうせい殞落

主しゅ条目じょうもく：襄じょう阳之战

初はつ平たいら二に年ねん（公おおやけ元もと191年ねん），孫まご堅けん奉たてまつ袁術之の命いのち討伐とうばつ荊州劉りゅう表ひょう。劉りゅう表ひょう派は其部將ぶしょう黃き祖そ出で戰せん，於樊城じょう與あずか鄧州之の間あいだ決戰けっせん，孫まご堅けん趁夜幕まく突襲，黃き祖そ逃入峴山。孫まご堅けん部ぶ眾繼而入山にゅうざん乘じょう勝かち追擊ついげき黃き祖そ殘部ざんぶ，追つい至いたり峽谷きょうこく中ちゅう一いち竹林ちくりん之の際さい，遭黃祖そ部下ぶか呂りょ公こう佈於兩邊りょうへん山峽やまかい上之うえの伏兵ふくへい投擲とうてき圓えん木き落石らくせき。孫まご堅けん被ひ落石らくせき擊げき中ちゅう頭部とうぶ，當とう場ば腦のう漿迸裂きれ陣じん亡ほろび，享年きょうねん三さん十じゅう七なな歲さい。

長ちょう沙すな人じん桓階因いん為ため曾被孫まご堅けん推舉為ため孝こう廉れん，為ため報ほう此恩，他た大膽だいたん前ぜん往劉表ひょう處しょ與あずか其斡旋あっせん。劉りゅう表おもて欣賞其義行ぎょう，於是答こたえ允まこと其要求ようきゅう，把わ孫まご堅けん的てき遺體いたい送還そうかん給きゅう孫まご家か。之これ後ご孫まご堅けん的てき侄子孫まご賁（孫まご堅けん之の兄あに孫まご羌之子ゆきこ）統率とうそつ孫まご堅けん部ぶ眾投靠もたれ袁術，袁術上奏じょうそう孫まご賁為豫よ州しゅう刺史しし。

卒そつ年ねん疑うたぐ问

关于孙坚的てき卒そつ年ねん，史料しりょう上じょう有ゆう三さん种记载：

• 初はつ平たいら二に年ねん（191年ねん）。《三國志さんごくし·吳くれ書しょ·孫まご策傳さくでん》裴松之の註引《吳くれ錄ろく》所載しょさい孫まご策さく表おもて文ぶん稱しょう「臣しん年ねん十じゅう七なな，喪失そうしつ所しょ怙」，孙策死し于建たて安やすし五ご年ねん（200年ねん），时年26岁，则初平ひらめ二に年ねん（191年ねん）孫まご策さく17歲さい時じ父親ちちおや孫まご堅けん去さ世よ；註文ちゅうもん又また載の「張ちょう璠《漢かん紀き》及《吳くれ曆れき》併以堅けん初はつ平たいら二に年ねん死し」。裴松之の据すえ以上いじょう史料しりょう认为陳ちん壽ひさし所ところ記載きさい的てき孫まご堅けん卒そつ於192年ねん有ゆう誤あやま。司つかさ马光、潘はん眉まゆ、卢弼也认同どう这一推论。
• 初はつ平たいら三さん年ねん（192年ねん）。《三國志さんごくし·吳くれ書しょ·孫まご堅けん傳でん》对孙坚死亡しぼう的てき记载在ざい「初はつ平たいら三さん年ねん（192年ねん），术使坚征荆州」后きさき，部分ぶぶん人じん据すえ此认为孙坚卒于192年ねん。（開始かいし出征しゅっせい為ため192年ねん，戰死せんし於193年ねん）《后きさき汉书》、《后きさき汉纪》也记载孙坚死于初平ひらめ三さん年ねん（前者ぜんしゃ作さく春季しゅんき、後者こうしゃ系けい於五ご月がつ）。
• 初はつ平たいら四よん年ねん（193年ねん）。《三國志さんごくし·吳くれ書しょ·孫まご堅けん傳でん》裴松之の注ちゅう引《英雄えいゆう記き》称しょう：「坚以初はつ平たいら四よん年ねん正月しょうがつ七なな日にち（193年ねん2月がつ25日にち）死し。」

以下いか為ため司馬しば光ひかり的てき《通つう鑑かん考こう異こと》內容：

【范書初はつ平たいら三さん年ねん春はる堅けん死し】吳ご志こころざし孫まご堅けん傳でん亦また云うん初はつ平たいら三さん年ねん，英雄えいゆう記き曰初平ひらめ四よん年ねん正月しょうがつ七なな日にち死し，袁紀初はつ平たいら三さん年ねん五ご月がつ。山陽さんよう公こう載の記載きさい䇿表曰“臣しん年ねん十じゅう七なな，喪失そうしつ所しょ怙。”裴松之の按䇿以建安やす五ご年ねん卒そつ，時じ年ねん二に十じゅう六ろく，計けい堅けん之の亡ほろび，䇿應十じゅう八はち，而此表ひょう云うん十じゅう七なな，則のり為ため不ふ符ふ。張ちょう璠漢紀き及胡沖おき吳くれ歴れき並なみ以堅初はつ平たいら二に年ねん死し，此為是ぜ而本傳でん誤あやま也，今いま從したがえ之これ

後繼こうけい有子ゆうこ

孙坚身み故こ之これ后きさき，由ゆかり其侄孙贲率りつ领其军队，并护送灵柩。另長子ちょうし孫まご策さく本當ほんとう承うけたまわ襲かさね父親ちちおや爵位しゃくい（烏がらす程ほど侯こう），但ただし孫まご策さく讓ゆずる之の於四よん子し孫まご匡ただし承うけたまわ襲かさね。

建たて安やすし三さん年ねん（198年ねん），孫まご策さく成功せいこう平定へいてい江東こうとう，建立こんりゅう起おこり江東こうとう政權せいけん。建けん安やす四よん年ねん（199年ねん）孫まご策さく率りつ軍ぐん討伐とうばつ黃き祖そ，迫さこ使つかい黃き祖そ隻せき身み逃走とうそう。孙策死し后きさき，次じ弟おとうと孙权继业。

建けん安やす八はち年ねん（203年ねん），孫まご權けん率りつ軍ぐん戰せん黃き祖そ爆發ばくはつ了りょう夏なつ口之くちの戰せん但ただし無む功こう而返失しつ利り損そん兵へい折おり將しょう凌しのげ操みさお。

建けん安やす十じゅう三さん年ねん（208年ねん）春はる時じ，孫まご權けん再さい次つぎ率りつ軍ぐん征伐せいばつ黃き祖そ爆發ばくはつ了りょう江夏えなつ之これ戰せん，大將たいしょう呂りょ蒙こうむ打だ敗はい黃き祖そ水軍すいぐん，並なみ收おさむ編へん了りょう甘あま寧やすし作為さくい麾下きか，凌しのげ統すべ則そく攻おさむ克かつ江夏えなつ守まもる軍ぐん，孫まご權けん軍ぐん大だい獲え全勝ぜんしょう，黃き祖そ被ひ孫まご權けん配下はいか騎兵きへい馮則所しょ殺ころせ，並なみ奪取だっしゅ江夏えなつ為ため領土りょうど。同年どうねん冬ふゆ時じ，爆ばく發はつ了りょう赤あか壁かべ之の戰たたかえ，周しゅう瑜及程ほど普ひろし率りつ軍ぐん大敗たいはい曹操そうそう於赤壁かべ烏がらす林りん一帶いったい，奠定了りょう三さん國こく鼎立ていりつ之の局面きょくめん。

黃き龍りゅう元年がんねん（229年ねん）次じ子孫しそん權けん称しょう帝みかど后きさき，立だて建けん業ぎょう為ため帝都ていと，追つい諡おくりな其父破やぶ虜とりこ將軍しょうぐん孙坚为“武たけ烈れつ皇帝こうてい”，以「思おもえ崇たかし嚴父げんぷ配はい天てん之の義よし」尊みこと廟びょう號ごう始祖しそ，葬そう高だか陵墓りょうぼ，追つい諡おくりな其母孫まご破やぶ虜とりこ吳ご夫人ふじん為ため“武たけ烈れつ皇后こうごう”，追つい諡おくりな其兄討逆將軍しょうぐん孫まご策さく為ため“長ちょう沙すな桓王”，並なみ冊さつ封ふう長子ちょうし孫まご登とう為ため皇太子こうたいし，孙策子こ孫まご紹為ため吳くれ侯こう。

部下ぶか

• 程ほど普ひろし，字じ德とく謀はかりごと，追隨ついずい孫まご堅けん，孫まご堅けん死し後繼こうけい而追隨ついずい其長子孫しそん策さく與あずか次じ子孫しそん權けん為ため主ぬし公おおやけ，為ため東ひがし吳くれ三さん代だい老ろう將しょう元勳げんくん，功こう勳くん卓たく著ちょ，軍ぐん中ちゅう諸しょ將しょう最さい為ため年長ねんちょう，東ひがし吳くれ軍ぐん士し尊稱そんしょう為ため“程ほど公こう”，後こう輕視けいし周しゅう瑜，便びん多た次じ羞辱周しゅう瑜，但ただし周しゅう瑜每次じ都と容よう忍にん下か來らい，程ほど普ひろし才ざい認みとめ同どう周しゅう瑜的氣き量りょう與あずか為ため人じん。
• 黃き蓋ぶた，字じ公こう覆くつがえ，追隨ついずい孫まご堅けん，孫まご堅けん死し後繼こうけい而追隨ついずい其長子孫しそん策さく與あずか次じ子孫しそん權けん為ため主ぬし公おおやけ，為ため東ひがし吳くれ三さん代だい老ろう將しょう元勳げんくん，和かず周あまね瑜商量しょうりょう破やぶ曹之計けい，並なみ獻けんじ計けい於周瑜火攻おさむ燒しょう船せん破やぶ曹，周しゅう瑜認為ため可か行ぎょう，赤あか壁かべ之の戰火せんか燒しょう戰せん船せん，黃き蓋ぶた領りょう首くび功こう。
• 韓かん當とう，字義じぎ公こう，追隨ついずい孫まご堅けん，孫まご堅けん死し後繼こうけい而追隨ついずい其長子孫しそん策さく與あずか次じ子孫しそん權けん為ため主ぬし公おおやけ，為ため東ひがし吳くれ三さん代だい老ろう將しょう元勳げんくん，韓かん當とう因いん為ため善ぜん使し弓術きゅうじゅつ、騎き術じゅつ而且臂ひじ力りょく過か人ひと而受到孫まご堅けん賞しょう識及提ひさげ拔，對たい孫まご氏し江東こうとう的てき奠定與あずか穩定付づけ出で功こう不可ふか沒ぼつ，為ため東ひがし吳くれ立りつ下か赫赫かくかく戰功せんこう。
• 朱しゅ治おさむ，字じ君くん理り，初はつ為ため縣けん吏，後ご察孝廉かど，州しゅう辟從事じゅうじ，隨ずい孫まご堅けん征伐せいばつ。中平なかひら五ご年ねん，拜はい司馬しば，從したがえ討長沙すな、零れい、桂かつら等とう三さん郡ぐん賊ぞく周しゅう朝ちょう、蘇そ馬うま等とう，有功ゆうこう，孫まご堅けん表ひょう朱しゅ治おさむ行あるき都と尉じょう。從したがえ破やぶ董ただし卓たく於陽人じん，入洛にゅうらく陽ひ。上表じょうひょう為ため行ぎょう督とく軍ぐん校こう尉じょう，特とく將はた步ふ騎き，東ひがし助じょ徐じょ州しゅう牧まぎ陶とう謙けん討黃巾はば。孫まご堅けん戰死せんし後ご，助すけ孫まご策さく，依よ附ふ袁術。後こう知ち袁術心術しんじゅつ不正ふせい，勸すすむ孫まご策さく平ひら江東こうとう。時とき太ふと傅でん馬うま日び磾在ざい壽ことぶき春はる，辟朱しゅ治おさむ為ため掾じょう，遷吳郡こおり都と尉じょう。是ぜ時じ吳ご景けい已やめ在ざい丹に楊，而孫策さく為ため袁術攻おさむ廬いおり江こう，於是劉りゅう繇恐こわ為ため袁術、孫まご策さく所しょ并，遂とげ搆嫌隙すき。而孫策さく家門かもん盡つき在ざい州しゅう下か，朱しゅ治おさむ使つかい人じん於曲阿おもね迎むかえ孫まご堅けん妻つま吳くれ夫人ふじん及孫家か弟妹ていまい，所以ゆえん供奉ぐぶ輔護，甚有恩おん紀き。朱しゅ治おさむ從したがえ錢ぜに唐から欲よく進すすむ到いた吳くれ郡ぐん，破やぶ吳くれ郡ぐん太守たいしゅ許もと貢みつぎ。山賊さんぞく嚴げん白虎びゃっこ，朱しゅ治おさむ遂とげ入いり郡ぐん，領りょう太守たいしゅ事ごと。
• 祖そ茂しげる，字じ大榮おおえ，在ざい梁やな縣けん孫まご堅けん遭徐じょ榮さかえ伏ふく擊げき而率眾包圍ほうい孫まご堅けん，孫まご堅けん令れい近きん身み侍さむらい衛まもる祖そ茂しげる穿ほじ戴著孫まご堅けん常つね戴的紅べに頭巾ずきん，董ただし卓たく騎兵隊きへいたい以為戴紅頭巾ずきん的てき祖そ茂しげ是ぜ孫まご堅けん，祖そ茂しげる負ふ責せめ引開董ただし卓たく追おい兵へい，於是追擊ついげき祖そ茂しげる，孫まご堅けん因いん此能逃脫。
• 徐じょ琨，追隨ついずい孫まご堅けん征伐せいばつ有功ゆうこう，拜はい偏へん將軍しょうぐん。孫まご堅けん死後しご，隨ずい孫まご策さく討樊能のう、于麋等とう於橫江こう，擊破げきは張ちょう英すぐる於當利口りこう，擊げき走はし笮融、劉りゅう繇。領りょう丹に楊太守たいしゅ，會かい吳ご景けい委ゆだね廣陵こうりょう來らい東ひがし，復ふく為ため丹に楊守，以督軍ぐん中ちゅう郎ろう將領しょうりょう兵へい，從したがえ破やぶ廬いおり江こう太守たいしゅ李り術じゅつ，封ふう廣德ひろのり侯こう，遷平虜とりこ將軍しょうぐん。後ご從したがえ討黃き祖そ，中ちゅう流矢ながれや卒そつ。父ちち為ため孫まご堅けん妹いもうと夫おっと徐じょ真しん，女兒じょじ為ため孫まご權けん徐じょ夫人ふじん、孫まご登とう養母ようぼ。
• 吳ご景けい，追隨ついずい孫まご堅けん征伐せいばつ有功ゆうこう，受封騎き都と尉じょう。孫まご堅けん死後しご，討伐とうばつ丹に楊太守もり周しゅう昕，佔領了りょう丹に楊後袁術上表じょうひょう吳くれ景けい爲ため丹に楊太守もり。袁術與あずか劉りゅう備爭奪そうだつ徐じょ州しゅう時じ，任命にんめい吳ご景けい為ため廣陵こうりょう太守たいしゅ。袁術僭越せんえつ稱しょう帝みかど時じ，孫まご策さく派は人じん通知つうち吳ご景けい。吳ご景けい東ひがし歸き孫まご策さく，孫まご策さく仍任他た為ため丹陽たんよう太守たいしゅ。漢かん使し到來とうらい，授銜揚あげ武將ぶしょう軍ぐん，仍舊領りょう丹に楊。其姊為ため孫まご堅けん正妻せいさい孫まご破やぶ虜とりこ吳くれ夫人ふじん。
• 孫まご靜せい，字じ幼よう臺だい，孫まご堅けん幼よう弟おとうと，孫まご堅けん起おこり兵へい後ご以宗室しつ數すう百ひゃく人にん戒備故鄉こきょう，協きょう助じょ孫まご策さく平定へいてい江東こうとう一帶いったい，攻おさむ伐き會かい稽時，獻策けんさく以聲東ひがし擊げき西之にしの計けい擊げき敗はい易えき守もり難なん攻おさむ的てき會かい稽，後來こうらい孫まご策さく平定へいてい江東こうとう後ご予よ以重任じゅうにん，孫まご靜せい因いん思念しねん故鄉こきょう而推辭じ，回かい到いた家中いえじゅう病死びょうし。
• 孫まご河かわ，字じ伯海はっかい，孫まご堅けん族ぞく子こ，曾出繼つぎ姑しゅうと家か俞氏。孫まご河かわ自じ少しょう跟隨孫まご堅けん出征しゅっせい，常常つねづね作さく前驅ぜんく，後來こうらい領りょう孫まご堅けん親おや兵へい，軍隊ぐんたい內部的てき事項じこう軍紀ぐんき他た都と清楚せいそ，被ひ孫まご堅けん視し為ため心腹しんぷく。
• 孫まご香が，字じ文ぶん陽ひ，孫まご堅けん再さい從弟じゅうてい孫まご孺之子ゆきこ，追隨ついずい孫まご堅けん征伐せいばつ有功ゆうこう，孫まご堅けん戰死せんし後ご隨ずい孫まご策さく投とう靠もたれ袁術，後ご因いん路ろ途と遙遠ようえん而未能のう回かい到いた江東こうとう追隨ついずい孫まご策さく創業そうぎょう，病死びょうし於壽春はる。
• 孫まご賁，字じ伯はく陽ひ，孫まご堅けん侄子，孫まご堅けん在ざい長ちょう沙すな起おこり兵へい時じ，孫まご賁棄官かん追隨ついずい孫まご堅けん征伐せいばつ，孫まご堅けん戰死せんし後ご護送ごそう孫まご堅けん靈柩れいきゅう，並なみ統すべ領りょう孫まご家か部ぶ眾依附ふ袁術，孫まご策さく率りつ兵へい過か江平えひら江東こうとう給きゅう予よ協きょう助すけ，孫まご策さく與あずか袁術決裂けつれつ後ご，孫まご賁響應おう孫まご策さく的てき號ごう召而渡江とのえ回かい江東こうとう，領りょう豫よ章あきら太守たいしゅ封ふう都と亭ちん侯こう。
• 芮祉，字じ宣せん嗣，從したがえ孫まご堅けん征伐せいばつ有功ゆうこう，孫まご堅けん舉薦芮祉為ため九きゅう江え太守たいしゅ，後ご轉てん吳くれ郡ぐん，所在しょざい有ゆう聲ごえ。其長男ちょうなん芮良(字じ文ぶん鸞)隨ずい孫まご策さく平ひら江東こうとう，孫まご策さく任にん其為會かい稽東部とうぶ都と尉じょう，其次男じなん芮玄(字じ文ぶん表ひょう)在ざい兄あに長ちょう死後しご統すべ領りょう其兵，並立へいりつ下か不ふ少しょう汗馬かんば功勞こうろう，以功被ひ封ふう為ため溧陽侯こう。孫まご權けん欲よく為ため太子たいし孫まご登とう娶めと妃ひ，群臣ぐんしん皆みな以芮祉、芮良、芮玄以げんい德義とくぎ文武ぶんぶ顯あらわ名めい三さん世せい，而推薦すいせん芮玄之の女おんな。
• 公おおやけ仇かたき稱しょう，孫まご堅けん部下ぶか，擔任たんにん長ちょう史ふみ一いち職しょく，孫まご堅けん討伐とうばつ董ただし卓たく時じ派は他た袁術軍ぐん駐ちゅう地ち去さ催促さいそく糧かて草そう。

評價ひょうか

• 陳ちん壽ひさし：“勇いさむ挚刚毅あつし，孤こ微ほろ发迹，导温戮卓，山陵さんりょう杜もり塞ふさが，有ゆう忠ちゅう壮たけし之の烈れつ。”
• 董ただし卓たく：“孙坚小しょう戆，颇能用人ようにん，当とう语诸将はた，使つかい知ち忌き之の。”
• 刘艾：“坚虽时见计，故こ自じ不ふ如李傕、郭かく汜。”“坚用兵へい不ふ如李傕、郭かく汜。坚前与あずか羌战於美阳，殆死，无能为！”
• 陆机：“权略纷纭，忠勇ちゅうゆう伯はく世よ，威い棱则夷えびす羿震荡，兵へい交则丑うし虏授馘くび，遂とげ扫清宗むね祊，蒸ふけ禋皇祖こうそ。……忠ただ规武节，未み有ゆう如此其著者しゃ也。”
• 华谭：“昔むかし吴之武たけ烈れつ，称美しょうび一いち代だい，虽奋奇き宛あて叶かのう，亦また受折襄じょう阳。讨逆雄ゆう气，志こころざし存そん中ちゅう夏なつ，临江发怒，命いのち讫丹徒と。”
• 裴松之の：“孙坚于兴义之中ちゅう最さい有ゆう忠ちゅう烈れつ之の称たたえ，若わか得とく汉神器き而潜匿不言ふげん，此为阴怀异志，岂所谓忠臣ちゅうしん者しゃ乎？吴史欲よく以为国こく华，而不知ふち损坚之の令れい德とく。如其果然かぜん，以传子こ孙，纵非六ろく玺之数すう，要よう非常ひじょう人じん所しょ畜，孙皓之の降くだ，亦また不ふ得とく但ただし送おく六ろく玺，而宝藏ほうぞう传国也。受命じゅめい于天，奚取於归命いのち之の堂どう，若わか如喜言ごと，则此玺今尚ひさし在ざい孙门。匹夫ひっぷ怀璧，犹曰有罪ゆうざい，而况斯物哉！”
• 孙元宴えん：“委ゆだね存そん张公翊圣材ざい，几将贤德赞文台だい。争そう教きょう不ふ霸江山やま得え，日月じつげつ征せい曾入梦来。”
• 何なに去さ非ひ：“特とく孙坚激げき于忠勇ちゅうゆう，投とう袂たもと特とく起おこり于区区く之の下郡しもごおり，奋以诛卓，虽卓亦また独どく惮而避之。惜乎！三失大机而功业不就，卒そつ以轻敌遂殒其身み，由ゆかり无谋夫おっと策士さくし以发其智虑之所しょ不ふ及故也。”
• 晁あきら补之：“吴人轻而无谋，自じ古こ记之矣。孙坚、孙策皆みな无王霸器。坚轻骑从敌，策さく暂出遇ぐう仇かたき，俱以轻败。虽赖周しゅう瑜、鲁肃辈辅权嗣立りつ，亦また权稍持じ重じゅう，故ゆえ卒そつ建けん吴国也。”
• 王おう应麟：“孙坚与策さく，皆みな以轻敌陨其身。权出合であい肥こえ之の围，亦また幸こう而免。 ”
• 洪ひろし迈：“董ただし卓たく盗ぬすめ国柄くにがら，天下てんか共ども兴义兵へい讨之，惟おもんみ孙坚以长沙すな太守たいしゅ先さき至いたり，为卓所しょ惮，独どく为有功ゆうこう。故こ裴松之の谓其最さい有ゆう忠ちゅう烈れつ之の称しょう。然しか长沙为荆州しゅう属ぞく部ぶ，受督于刺史し王おう睿。睿先与あずか坚共击零、桂かつら贼，以坚武官ぶかん，言げん颇轻之の。及睿举兵欲よく讨卓，坚乃承案あん行使こうし者しゃ，诈檄杀之，以偿囊忿。南みなみ阳太守たいしゅ张咨，邻郡二に千せん石せき也，以军资不具ぐ之の故こ，又また收おさむ斩之。是ぜ以区区く一いち郡ぐん将しょう，乘じょう一いち时兵威い，辄害方かた伯はく、邻守，岂得为勤王おう乎？刘表在ざい荆州，乃心王室おうしつ，袁术志こころざし于逆乱みだれ，坚乃奉其命而攻之の，自じ速そく其死，皆みな可か议也。”
• 萧常：“自じ董ただし卓たく称しょう乱みだれ，四方倡义而起者非一，然しか皆みな负恃其众，因いん之の以自封ふう殖ふえ，卒そつ无一いち人にん婴其锋者；独どく坚一战而败之，遂とげ使し西にし走はし，修おさむ复园陵りょう，祗祀庙社，此其忠ちゅう义奋发，岂袁、刘辈可か同日どうじつ语哉！惜其孤こ军无继，功こう弗どる克かつ就，而其志こころざし有ゆう足あし尚也なおや。”
• 郝经：“破やぶ虏以雄お才ざい壮たけし略りゃく，遭汉衰おとろえ末まつ，慨然がいぜん有ゆう拨定之の志こころざし。崛起吴会，陵りょう蹈中原なかはら，讨灭黄き巾はば，劝诛董ただし卓たく，识度远矣。逮卓废立劫こう迁，奋其忠ちゅう烈れつ，以偏师追亡ほろび逐北，使つかい不ふ敢东。修おさむ塞ふさが园陵，保ほ完かん汉玺，威い震ふるえ函はこ洛らく，向むかい非ひ袁术掣肘せいちゅう，扶义而西，汉未必亡。”
• 王おう夫おっと之の：“孙坚之の始はじめ起おこり，斩许生せい而功已やめ著ちょ，参まいり张温之の军事，讨边章あきら而名已やめ立りつ，非ひ不可ふか杰立而称雄也ゆうや；奋起诛卓，先さき群ぐん帅而进屯阳人，卓たく惮之而与和わ亲，乃曰：‘不ふ夷えびす汝なんじ三さん族ぞく悬示四海しかい，吾われ死し不ふ瞑目めいもく。’独どく以孤军进至いたり雒阳，埽除宗むね庙，修おさむ塞ふさが诸陵，不ふ自じ居きょ功こう，而还军鲁阳。当とう斯时也，可か不ふ谓皎然しか于青天白日せいてんはくじつ之の下しも而无惭乎？故こ天下てんか皆みな举兵向むかい卓たく，而能以躯命いのち与あずか卓たく争そう生死せいし者しゃ，孙坚而已矣。其次则曹操みさお而已矣。”
• 罗贯中ちゅう：“谁道江南えな少将しょうしょう才ざい？明星みょうじょう夜夜よよ照文てるぶみ台だい。欲よく诛董卓たく安やす天下でんか，为首长沙太守たいしゅ来らい。”

家庭かてい

子女しじょ

• 長男ちょうなん孫まご策さく，字じ伯はく符ふ，吳くれ侯こう
• 長女ちょうじょ孙氏，弘ひろ咨妻
• 孙氏，陈某妻つま（未み详是否いや同どう一女いちじょ先さき后きさき两嫁）
• 次男じなん孫まご權けん，字じ仲なか謀はかりごと，南みなみ昌あきら侯こう
• 三男さんなん孫まご翊，字じ叔弼，丹陽たんよう太守たいしゅ
• 四よん男なん孫まご匡ただし，字じ季き佐さ，漢かん烏がらす程ほど侯こう
• 五男いつお孫まご朗ろう，孫まご朗ろう為ため孫まご堅けん庶子しょし，別名べつめい孫まご仁ひとし，但ただし未み記載きさい生母せいぼ姓名せいめい。而《三さん國こく演義えんぎ》中ちゅう則そく將はた其母定てい為ため吴夫人的じんてき妹いもうと妹いもうと吳くれ國こく太ふとし
• 次女じじょ孫まご夫人ふじん，漢かん昭あきら烈れつ帝みかど劉りゅう備夫人ふじん

其中一いち女じょ为吴夫人ふじん所生しょせい，未み详是谁。《三さん国こく演えんじ义》将はた孙夫人じん生母せいぼ定てい为吴国こく太ふとし。历史上しじょう并未记载吴夫人じん有ゆう妹いもうと妹いもうと一同嫁给孙坚。

孫まご

孫まご策さく系けい

• 孫まご紹，孫まご策さく子こ，先さき封ふう吳くれ侯こう，後ご改あらため封ふう為ため上じょう虞おそれ侯こう。
• 孫まご氏し，顧邵妻つま。
• 孫まご氏し，陆逊妻つま（陆逊为陆康的てき从孙）。
• 孫まご氏し，朱しゅ纪妻つま（朱しゅ纪为朱しゅ治おさむ的てき次子じし）。

孫まご權けん系けい

• 孫まご登とう，字じ子こ高だか，孫まご權けん長子ちょうし。
• 孫まご慮おもんばか，字じ子こ智さとし，孫まご權けん次子じし。
• 孫まご和わ，字じ子こ孝こう，孫まご權けん三さん子し。
• 孫まご霸，字じ子こ威い，孫まご權けん四よん子し。
• 孫まご奮，字じ子こ揚あげ，孫まご權けん五ご子し。
• 孫まご休きゅう，字じ子こ烈れつ，孫まご權けん六ろく子し，被ひ擁立ようりつ為ため孫吳そんご第だい三さん任にん皇帝こうてい。
• 孫まご亮あきら，字じ子こ明あきら，孫まご權けん七なな子し，繼つぎ任にん為ため孫吳そんご第だい二に任にん皇帝こうてい。
• 孫まご魯班，字じ大だい虎とら，孫まご權けん長女ちょうじょ，先さき配はい周しゅう循，後こう配はい全ぜん琮。
• 孫まご氏し（待まち考こう），孫まご權けん次女じじょ。劉りゅう纂妻つま，早はや卒そつ。
• 孫まご魯育，字じ小しょう虎とら，孫まご權けん三さん女じょ，先さき配はい朱しゅ據よりどころ，後こう配はい劉りゅう纂。
• 孫まご氏し（待まち考こう），滕胤妻つま。

孫まご翊系

• 孫まご松まつ，字じ子こ喬たかし，射い聲ごえ校こう尉じょう，封ふう都と鄉ごう侯こう。黃き龍りゅう三さん年ねん卒そつ。

孫まご匡ただし系けい

• 孫まご泰やすし（曹氏之の甥おい、為ため長ちょう水みず校こう尉じょう。嘉よしみ禾三さん年ねん，跟從孫まご權けん圍かこえ攻おさむ新城しんじょう，中ちゅう流矢ながれや而死）

艺术形象けいしょう

影かげ视形象けいしょう

• 中國ちゅうごく中央ちゅうおう電でん視し台だい電でん視し劇げき《三さん國こく演義えんぎ》（1994年ねん）：由ゆかり吳ご曉あきら東ひがし飾かざり演えんじ孫まご堅けん。
• 中國ちゅうごく電でん視し劇げき《武たけ圣关公こう》（2004年ねん）：由ゆかり罗灯宝たから飾かざり演えんじ孫まご堅けん。
• 台灣たいわん民みん視し/八大やひろ電でん視し劇げき《終極しゅうきょく三さん國こく》（2009年ねん）：由ゆかり那な維勳飾かざり演えんじ孫まご堅けん。
• 中國ちゅうごく電でん視し劇げき《三さん国こく》（2010年ねん）：由ゆかり范雨林りん飾かざり演えんじ孫まご堅けん。
• 中國ちゅうごく電でん視し劇げき《武神ぶしん赵子龙》（2016年ねん）：由ゆかり王おう斌あきら飾かざり演えんじ孫まご堅けん。
• 中國ちゅうごく电视剧《少しょう儿也三さん国こく》（2017年ねん）：由ゆかり王家おうけ辉飾かざり演えんじ孫まご堅けん。
• 回かい宇执导電でん影かげ《魔ま国こく志こころざしI之の黄き巾はば之の乱みだれ》（2018年ねん）：由ゆかり张铎瀚飾かざり演えんじ孫まご堅けん。
• 姜きょう炫亦执导電でん影かげ《江こう东战神しん少年しょうねん周しゅう瑜》（2020年ねん）：由ゆかり孙蛟龙飾かざり演えんじ孫まご堅けん。
• 周しゅう顯揚けんよう执导電でん影かげ《真ま·三さん國こく無雙むそう》（2021年ねん）：由ゆかり袁文康ふみやす飾かざり演えんじ孫まご堅けん。

動どう漫遊まんゆう戲おどけ形象けいしょう

• 真ま三さん國こく無雙むそう系列けいれつ / 無雙むそうOROCHI系列けいれつ（光榮こうえい公司こうし開發かいはつ，徳山とくやま靖やすし彥配はい音おん）
• 《蒼天そうてん航路こうろ》（王おう欣太）
• 《火ひ鳳おおとり燎原りょうげん》（陳ちん某ぼう）、《火ひ鳳おおとり燎原りょうげん》外傳がいでん小說しょうせつ《伯はく符ふ》（王おう貽興）:已やめ死し，僅在回顧かいこ如何いか得え到いた王おう壐和戰死せんし的てき劇げき情じょう中ちゅう登場とうじょう，在ざい外傳がいでん小說しょうせつ《伯はく符ふ》中ちゅう交代こうたい在ざい襄じょう陽ひ之の战中ちゅう為ため袁術手下てした無名むめい軍師ぐんし的てき計けい謀はかりごと安やす排はい下か被ひ時じ為ため黃き祖そ之これ手下てした甘あま寧やすし所ところ射殺しゃさつ。
• 《BB戰士せんし三さん國こく傳でん》孫まご堅けん積せき菲沙斯
• 《SD高だか達たち世界せかい 三國創傑傳》孫まご堅けん迷惘高だか達たち

參考さんこう資料しりょう

• 《三國志さんごくし‧吳ご書しょ·孫まご堅けん傳でん》
• 《三國志さんごくし·魏ぎ志こころざし廿にじゅう二に·桓階傳でん》

延伸えんしん阅读

[在ざい维基数すう据すえ编辑]

《三國志さんごくし·卷まき46》，出自しゅつじ陳ちん壽ひさし《三國志さんごくし》

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