马超

馬うま超ちょう
涼りょう州しゅう牧まき
左ひだり將軍しょうぐん、征せい西にし將軍しょうぐん、平ひら西にし將軍しょうぐん、驃騎將軍しょうぐん、斄鄉侯こう
國家こっか	東ひがし漢かん→蜀しょく漢かん
時代じだい	東ひがし漢かん→三さん國こく
主君しゅくん	馬うま騰あが→獨立どくりつ勢力せいりょく→張ちょう魯→劉りゅう備
姓せい	馬うま
名な	超ちょう
字じ	孟はじめ起おこり
封ふう爵	斄鄉侯こう
封地ほうち	斄鄉縣けん
尊號そんごう	錦にしき馬ば超ちょう
籍せき貫ぬき	右みぎ扶風茂しげ陵りょう
出生しゅっしょう	熹平五ご年ねん（176年ねん） 東ひがし漢かん扶風茂しげ陵りょう（今いま陝西せんせい省しょう興きょう平ひらた東北とうほく）
逝世	章あきら武たけ二に年ねん（222年ねん）（46歲さい）
谥号	威い侯こう
親おや屬ぞく 父親ちちおや 馬うま騰あが 妻つま 楊氏 繼室けいしつ 董ただし氏し 兄弟きょうだい 馬うま休きゅう、馬うま鐵てつ 子こ 馬うま秋あき、馬うま承うけたまわ 女おんな 馬うま氏し 其他親おや屬ぞく 堂どう弟おとうと馬うま岱
著作ちょさく
《臨末上じょう疏》、《立たて漢かん中ちゅう王おう上表じょうひょう漢かん帝みかど》

馬うま超ちょう（176年ねん—222年ねん），字じ孟はじめ起おこり，扶風茂しげ陵りょう（今いま陝西せんせい省しょう興きょう平ひらた東北とうほく）人にん，漢かん末まつ三さん國こく時期じき蜀しょく漢かん著名ちょめい將領しょうりょう。刘備称しょう帝みかど后きさき任にん骠骑将はた军，领凉州しゅう牧まぎ，进封斄乡侯こう。故こ后きさき谥威侯こう，是ぜ为斄乡威い侯こう。陈寿在ざい撰せん写うつし《三国志さんごくし》的てき时候，将はた馬うま超ちょう与あずか關せき羽はね、張ちょう飛ひ、黄き忠ただし、趙ちょう雲くも合ごう为一传（《三国志さんごくし·蜀しょく书·关张马黄赵传》），罗贯中ちゅう的てき長篇ちょうへん小說しょうせつ《三さん国こく演えんじ义》中ちゅう又また将はた該五ご人にん并称“五ご虎とら上じょう将はた”，广为世人せじん所しょ知ち。

生平おいだいら

將門まさかど虎とら子こ

馬うま超ちょう出生しゅっしょう于176年ねん，為ため馬ば騰あが庶長子ちょうし，也是諸子しょし中武なかたけ勇いさむ最さい為ため出で眾者。建けん安やす七なな年ねん（202年ねん）曹操そうそう与あずか袁绍交战时，馬うま騰あが曾派馬ば超ちょう出で任にん司つかさ隶校尉じょう鍾繇的てき督とく军从事ごと，討伐とうばつ於平たいら陽よう的てき袁紹將領しょうりょう郭かく援、高こう幹みき。馬うま超ちょう的てき脚あし中ちゅう箭や受伤，但ただし仍大破たいは敵てき軍ぐん，其麾下か龐德更さら斬殺ざんさつ郭かく援，馬うま超ちょう因いん功こう被ひ拜はい徐じょ州しゅう刺史しし，但ただし并未赴任ふにん。曹操そうそう任つとむ丞相じょうしょう時とき，曾想將しょう馬ば超ちょう召進京きょう，拜はい谏议大夫たいふ。但馬たじま超ちょう不ふ接受せつじゅ。

此后馬うま騰あが与あずか自己じこ的てき义兄弟きょうだい镇西将はた军韩遂不和ふわ，韩遂杀马腾妻儿。曹操そうそう派は鍾繇、韋端前まえ去さ勸すすむ和わ，升ます馬ば騰あが為ため前ぜん將軍しょうぐん，改あらため屯たむろ槐えんじゅ里さと，假かり節ふし，封ふう槐えんじゅ里さと侯こう。張ちょう既すんで勸すすむ說せつ馬ば騰あが放棄ほうき軍隊ぐんたい，入朝にゅうちょう為ため官かん，馬うま騰あが一度いちど猶豫ゆうよ，馬うま騰あが自じ見み年ねん老おい，最終さいしゅう答こたえ應おう，來き到いた鄴城，曹操そうそう上表じょうひょう封ふう馬ば騰あが為ため衛まもる尉じょう，马超的てき嫡出ちゃくしゅつ兄弟きょうだい和わ家人かじん也都搬到曹操そうそう所在しょざい的てき鄴，之これ後ご馬うま超ちょう因いん庶出しょしゅつ緣故えんこ令れい其留守るす涼りょう州しゅう，被ひ封ふう为偏へん将はた军、都と亭てい侯こう，代だい領りょう其父的てき軍隊ぐんたい。

起おこり兵へい反はん曹

主しゅ条目じょうもく：潼关之の战

211年ねん（35歲さい），曹操そうそう不ふ听谏议，坚持派遣はけん司し隸校尉じょう鍾繇、夏なつ侯ほう淵ふかし率りつ领军队，试图经过马超等とう凉州军阀的てき领地进攻汉中的てき张鲁。馬うま超ちょう等とう人じん都と怀疑这是针对自己じこ用兵ようへい，于是馬ば超ちょう對たい韓かん遂とげ說せつ：「之これ前ぜん鍾司隸曾命いのち我わが謀はかりごと害がい將軍しょうぐん，關東かんとう之これ人にん已やめ經けい不可ふか以相信しん了りょう。現在げんざい我わが放棄ほうき我が的てき父親ちちおや，如父親ちちおや一いち樣よう對たい待まち將軍しょうぐん，將軍しょうぐん也應該放棄你的てき兒じ子こ，如兒子こ一いち樣よう對たい待まち我が。」 韩遂部下ぶか閻行進すすむ諫韓遂とげ，不ふ希望きぼう他た與あずか馬うま超ちょう聯合れんごう起おこり兵へい反はん叛朝廷ちょうてい，韓かん遂とげ回答かいとう：「現在げんざい諸しょ將しょう不ふ約やく而同舉兵，似に乎是天意てんい啊。」故こ韓かん遂とげ決意けつい與あずか馬うま超ちょう等とう多た位い涼りょう州しゅう軍閥ぐんばつ起おこり兵へい反はん曹，率りつ領りょう十じゅう萬まん人にん馬ば（包括ほうかつ漢かん兵へい、羌兵、胡えびす兵へい）進しん逼至潼關。曹操そうそう採用さいよう賈詡的てき計けい策さく，對馬つしま、韓かん二人ふたり使用しよう離間りかん計けい，令れい馬うま、韓かん內訌，加か上じょう曹操そうそう戰術せんじゅつ成功せいこう，馬うま超ちょう大敗たいはい逃亡とうぼう。曹操そうそう想そう乘じょう勝かち追擊ついげき，不ふ過か因いん田た银、苏伯於河間こうま造反ぞうはん，所しょ以退兵へい。但ただし留とめ在ざい邺城的てき马超父ちち亲馬騰あが及親眷兩百ひゃく多た人じん，卻因馬ば超ちょう起おこり兵へい，在ざい馬うま超ちょう起おこり兵へい後ご的てき第だい二に年ねん，皆みな為ため曹操そうそう所しょ族ぞく誅。

投とう奔張魯

213年ねん（37歲さい），馬うま超ちょう再度さいど起おこり兵へい反はん曹，发起长达八はち个月的てき冀城之の围，迫さこ使つかい涼りょう州しゅう刺史しし韋康投降とうこう，佔據冀城，自稱じしょう征せい西にし將軍しょうぐん，自じ領りょう并州牧まき，督とく凉州军事，并在冀城外がい二に百里击败了曹操派来的夏侯渊的救援军队。氐王杨千万まん也与他た结盟。可か是ぜ他た挾はさみ持じ名士めいし賈洪、殺ころせ死し投降とうこう的てき韋康、潜せん出城でしろ外がい求もとめ救すくい的てき閻溫等とう行為こうい令れい他た失しつ去さ人心じんしん，不ふ久ひさ便びん被ひ楊阜、姜きょう敘、梁りょう寬ひろし、趙ちょう衢、赵昂及其妻つま王おう異こと等とう十几人联合设计，由よし杨阜等とう人じん起おこり兵へい，赵衢说服马超出城でしろ后きさき关闭冀城门，杀马超ちょう妻つま儿。马超退すさ无所据すえ，袭历城じょう，历城守もり军听信しん传言以为马超已やめ奔汉中，无备，以为是ぜ姜きょう叙じょ回かい军。马超入城にゅうじょう杀姜叙じょ母はは及子，烧了城郭じょうかく，帶おび著ちょ從弟じゅうてい馬うま岱、部將ぶしょう龐德投とう奔漢かん中ちゅう的てき張ちょう魯。

張ちょう魯任命にんめい馬ば超ちょう為ため都と講こう祭さい酒しゅ，馬うま超ちょう正妻せいさい楊氏死し於冀城じょう，張ちょう魯有意ゆうい將はた自己じこ的てき女兒じょじ嫁よめ給きゅう他た，遭人勸すすむ阻說，馬うま超ちょう為ため人じん無情むじょう，連れん父親ちちおや、兄弟きょうだい等とう至いたり親おや的てき命いのち都と不ふ顧惜了りょう，怎麼會かい愛あい張はり家か的てき千金せんきん呢？張ちょう魯因此而作さく罷やめ。馬うま超ちょう數次すうじ請求せいきゅう張ちょう魯派兵はへい給きゅう他た進攻しんこう涼りょう州しゅう，雖然張ちょう魯派了りょう兵へい，但ただし曹军有ゆう夏なつ侯こう渊、张郃等ひとし坐すわ镇，每次まいじ的てき結果けっか也都是ぜ無む功こう而還。張ちょう魯手下か楊白等とう人ひと嫉妒馬ば超ちょう受宠欲よく加害かがい于他，於是馬ば超ちょう便びん從したがえ武たけ都みやこ逃入氐中なか。

歸き降くだ汉王

参まいり见：漢かん中之なかの戰せん

214年ねん（38歲さい），馬うま超ちょう認みとめ為ため不能ふのう與あずか張ちょう魯共計けい天下てんか大事だいじ，時じ劉りゅう備正せい將しょう劉りゅう璋あきら圍かこえ於成都せいと，劉りゅう備秘密ひみつ派遣はけん李り恢、出で使し漢かん中ちゅう接觸せっしょく馬ば超ちょう，馬うま超ちょう於是密書みっしょ於劉備投降とうこう，劉りゅう備大喜き；馬ば超ちょう投降とうこう劉りゅう備的消息しょうそく令れい成都せいと內人人じん震ふるえ驚おどろき，很快开城投降とうこう。劉りゅう備成功せいこう佔領益えき州しゅう後ご，封ふう馬ば超ちょう為平ためひら西にし將軍しょうぐん，駐ちゅう於臨沮，封ふう為ため前ぜん都と亭てい侯こう。後こう又また參加さんか北きた伐き漢かん中ちゅう，但ただし不ふ成功せいこう，與あずか張ちょう飛ひ先さき撤退てったい。

219年ねん（43歲さい），劉りゅう備稱漢かん中ちゅう王おう，封ふう馬ば超ちょう為ため左ひだり將軍しょうぐん，假かり節ふし。

某ぼう日にち治ち中ちゅう從事じゅうじ彭羕不滿ふまん劉りゅう備對其疏遠とお，置おけ其為外がい郡ぐん官員かんいん，因いん而主動しゅどう接觸せっしょく馬ば超ちょう。馬うま超ちょう先さき問とい彭羕：「你有非凡ひぼん才幹さいかん，主しゅ公おおやけ（指ゆび劉りゅう備）亦また曾十じゅう分ふん重視じゅうし閣かく下か，說せつ你能與あずか孔明こうめい（諸しょ葛かずら亮あきら）、孝こう直じき（法正のりまさ）等ひとし人並ひとなみ駕が齊ひとし驅か，如今卻封你外郡ぐん之の職しょく，似に乎很令れい你失望しつぼう？」彭羕一いち時じ忿怒ふんど，衝口而出：「老ろう革かわ荒あら悖もと，可か復ふく道どう邪よこしま？」（这个老兵ろうへい這麼昏庸，我わが還かえ能のう說せつ甚麼いんも？）接せっ著しる又また對馬つしま超ちょう說せつ：「卿きょう為ため其外，我わが為ため其內，天下てんか不足ふそく定てい也。」當時とうじ馬うま超ちょう剛つよし投とう奔劉備，結束けっそく流浪るろう生涯しょうがい不ふ久ひさ，親戚しんせき骨肉こつにく又また因いん自己じこ屢次叛亂はんらん而被誅滅ちゅうめつ，開始かいし懷ふところ有ゆう危懼きく之の心しん，怕有人じん疑うたぐ其心懷ふところ異い志こころざし，所以ゆえん他た聽到彭羕的てき話はなし後ご嚇了一いち跳とべ，默然もくぜん不ふ答こたえ。彭羕走後ご，馬うま超ちょう便びん將はた彭羕的てき言辭げんじ上じょう呈てい劉りゅう備，不ふ久ひさ彭羕下獄げごく待まち罪ざい，並なみ遭到誅殺ちゅうさつ。（《三國志さんごくし·蜀しょく志こころざし十じゅう·彭羕傳でん》）

當時とうじ蜀しょく國こく西にし邊べ羌患極ごく為ため嚴重げんじゅう，到いた了りょう當地とうち漢人かんど婦女ふじょ都會とかい持じ兵器へいき協きょう防ぼう的てき地步ちほ，馬うま超ちょう對たい羌人等とう遊牧ゆうぼく民族みんぞく素もと有ゆう威名いめい，在ざい鎮懾威嚇いかく羌族這方面ほうめん有ゆう極大きょくだい貢獻こうけん。

221年ねん（45歲さい），劉りゅう備稱帝みかど，馬うま超ちょう遷任驃騎將軍しょうぐん，領りょう涼りょう州しゅう牧まき，進しん封ふう斄鄉侯こう。

222年ねん（46歲さい）劉りゅう備率軍ぐん伐き吳くれ。同年どうねん八はち月がつ馬うま超ちょう病やまい逝，終年しゅうねん四よん十じゅう六ろく歲さい，他た生前せいぜん最さい擔心的てき就是他た唯ただ一在世的親人堂弟馬うま岱。《三国志さんごくし卷まき三さん十じゅう六ろく.馬うま超ちょう傳つて》记载：（马超）临没上じょう疏曰：“臣しん门宗二に百ひゃく馀口，为孟德とく所しょ诛略尽つき，惟おもんみ有ゆう从弟岱，当とう为微宗むね血ち食しょく之の继，深ふか托たく陛下へいか，餘あまり无复言ごと。”

逝世后きさき追おい諡おくりな為ため威い侯こう，故こ後世こうせい亦また稱たたえ其為馬うま威たけし侯こう。

轶事

馬うま超ちょう勇猛ゆうもう善戰ぜんせん，曾大敗たいはい曹操そうそう，曹操そうそう部下ぶか楊阜說せつ其有如韓かん信しん、英えい布ぬの一般いっぱん勇猛ゆうもう。甚得羌人ひと、氐人之の心しん。

馬うま超ちょう入いれ蜀しょく之これ時じ，他た的てき妻子さいし董ただし氏し及兒子こ馬うま秋あき留とめ依よ張ちょう魯。後來こうらい張ちょう魯兵敗はい，馬うま超ちょう家人かじん落入曹操そうそう手中しゅちゅう，曹操そうそう把わ董ただし氏し賜たまもの給きゅう閻圃，把わ馬ば秋あき交給張ちょう魯，張ちょう魯更親おや手しゅ殺ころせ掉了馬ば秋あき。馬うま超ちょう常つね對たい家族かぞく彌わたる夷えびす唏噓痛心つうしん，在ざい馬うま超ちょう未み抗こう曹時，他た的てき妻つま弟おとうと董ただし種しゅ留とめ在ざい三さん輔，後來こうらい馬うま超ちょう戰敗せんぱい，種しゅ先入せんにゅう漢かん中ちゅう，所以ゆえん倖得保存ほぞん性せい命いのち。在ざい馬うま超ちょう依よ附ふ張ちょう魯的第だい二に年ねん元旦がんたん，種しゅ到いた馬うま超ちょう家中かちゅう拜賀はいが，馬うま超ちょう卻捶胸むね哀あい道どう：「闔門百ひゃく口くち，一旦いったん同どう命いのち，今いま二に人にん相賀あいが邪よこしま？」悲傷ひしょう乃至ないし於吐血とけつ。在ざい馬うま超ちょう臨死りんし前ぜん向こう劉りゅう備上書中しょちゅう也道：「臣しん門もん宗むね二に百ひゃく餘よ口くち，為ため孟はじめ德とく所しょ誅略盡つき，惟おもんみ有ゆう從弟じゅうてい岱，當為とうい微ほろ宗むね血ち食しょく之の繼つぎ，深ふか託たく陛下へいか，餘よ無む復ふく言ごと。」

據よりどころ《山陽さんよう公おおやけ載の記き》記載きさい馬ば超ちょう因いん為ため看み到いた劉りゅう備厚待まち自己じこ，跟劉備對話たいわ時じ，常つね稱呼しょうこ劉りゅう備表字じ（玄げん德とく），因いん此致使し關せき羽わ氣き得とく請求せいきゅう劉りゅう備殺馬ば超ちょう。劉りゅう備回：「他た就是走はし投なげ無む路みち才ざい會かい來らい歸順きじゅん於我，你們為ため馬ば超ちょう稱呼しょうこ我わが表おもて字じ而生氣き，還かえ想そう要よう殺ころせ了りょう馬ば超ちょう，我わが怎麼跟天下人げにん交代こうたい？」張ちょう飛ひ答こたえ：「如果是ぜ這樣，那な就讓他た看み看み甚麼いんも是ぜ禮れい貌。」第だい二に天てん大會たいかい，馬うま超ちょう被ひ請來しょうらい後ご，關せき羽はね和わ張ちょう飛とび都と持じ刀がたな肅立，馬うま超ちょう沒ぼつ看み到いた關せき羽わ、張ちょう飛ひ的てき座ざ位い，見み到いた他た們站著ちょ後ご，大だい吃ども一驚いっきょう，第だい二に天馬てんま超ちょう嘆息たんそく：「我わが現在げんざい知道ともみち我わが錯在哪了，稱呼しょうこ主ぬし公的こうてき表ひょう字じ，幾いく乎被關せき羽わ和わ張ちょう飛ひ所しょ殺ころせ。」自じ此開始かいし對たい劉りゅう備禮敬けい。

然しか而，裴松之の在ざい《三國志さんごくし注ちゅう》對たい此記載きさい做出質疑しつぎ，認みとめ為ため馬ば超ちょう只ただ是ぜ一いち個こ降くだ將はた，受劉備封爵，怎麼會かい對たい主おも公こう劉りゅう備這麼傲慢ごうまん，還かえ稱呼しょうこ其表字じ。而且關せき羽わ當時とうじ坐すわ守もり荊州，從來じゅうらい都と沒ぼつ進すすむ過か益えき州しゅう，關せき羽はね甚至還かえ在ざい馬うま超ちょう投降とうこう時じ，寫うつし信しん給きゅう諸しょ葛かずら亮あきら問とい「超ちょう人才じんさい可か誰だれ比類ひるい」，人にん在ざい荊州的てき關せき羽わ怎麼可能かのう同時どうじ跑去益えき州しゅう跟張飛ひ站在一いち起おこり呢？一般人做事都是因為認為可以做的才去做，不可ふか以做的てき就不會かい去さ做了。馬うま超ちょう若わか真しん的てき稱呼しょうこ劉りゅう備為「玄げん德とく」，就代表だいひょう他た認みとめ為ため這是對たい的てき，即そく使つかい關せき羽わ請求せいきゅう殺ころせ了りょう馬ば超ちょう，馬うま超ちょう也不會かい知道ともみち是ぜ為ため了りょう這件事ごと，馬うま超ちょう又また怎會因いん為ため看み到いた關せき張ちょう二人ふたり站著，就知道どう這是因いん為ため自己じこ直ちょく稱しょう劉りゅう備的表ひょう字じ，還かえ說せつ「差さ點てん被ひ關せき張ちょう二人ふたり所しょ殺ころせ」？講話こうわ如此毫無道理どうり，實在じつざい讓ゆずる人氣にんき憤いきどお。袁暐、樂らく資し等とう人ひと常つね寫うつし一いち些虛構きょこう的てき故事こじ，多た到いた數かず不ふ清きよし。

墓はか園えん

中國ちゅうごく現有げんゆう兩個りゃんこ馬ば超ちょう墓はか，一いち個こ在ざい四川しせん成なり都市とし新しん都區とく，另一いち個こ在ざい陝西せんせい勉つとむ縣けん。

位くらい於新都しんと的てき馬うま超ちょう墓はか，歷代れきだい均ひとし受到重視じゅうし，據よりどころ說せつ明代あきよ四川しせん按察使し楊贍、成都せいと知ち府ふ王おう九きゅう德とく、新都しんと知ち縣けん邵年齊ひとし等とう官員かんいん，均ひとし曾於そお馬ば超ちょう墓前ぼぜん立りつ碑ひ，又また於道旁つくり立りつ華はな表ひょう。清しん代だい雍正、道みち光こう年間ねんかん，當地とうち知ち縣けん亦また保持ほじ修繕しゅうぜん墓地ぼち的てき習慣しゅうかん。四川しせん提督ていとく馬うま維祺就曾親おや自じ拜謁はいえつ馬ば超ちょう墓はか，寫うつし下か「英えい風ふう常つね振ふ」匾額，更さら撰せん《馬うま公こう墓はか志こころざし》命いのち人じん刻こく石せき放ひ存そん墓ぼ旁つくり，以示敬慕けいぼ之の情じょう。

中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく成立せいりつ後ご，當地とうち居きょ民みん更さら在ざい當地とうち營辦馬ば超ちょう村むら小學しょうがく。文化ぶんか大だい革命かくめい期間きかん，新都しんと馬ば超ちょう墓はか遭到嚴重げんじゅう破壞はかい，墓石はかいし全ぜん被ひ取と空むなし，僅存土ど丘おか碑ひ刻こく等とう頹垣敗はい瓦かわら。1985年ねん，新都しんと縣けん人民じんみん政府せいふ將しょう馬ば超ちょう墓列ぼれつ為ため縣けん內重要よう文物ぶんぶつ遺のこ址し，並なみ且立碑ひ加か以保護ほご。1987年ねん，新都しんと县文物ぶつ普ひろし查，将はた两块碑石ひせき迁到升ます庵あん桂かつら湖こ，现立于桂湖みずうみ碑ひ林りん。

家庭かてい

父ちち

• 馬うま騰あが（？－212年ねん），字じ寿ことぶき成しげる，東ひがし漢かん末すえ年ねん群雄ぐんゆう之の一いち，後ご因いん馬ば超ちょう起おこり兵へい反はん曹失敗しっぱい被ひ殺ころせ。

兄弟きょうだい

• 馬うま休きゅう，馬うま超ちょう之の弟おとうと。被ひ召進京きょう為ため奉たてまつ車くるま都と尉じょう。後こう因いん馬ば超ちょう起おこり兵へい反はん曹被殺ころせ。
• 馬うま鐵てつ，馬うま超ちょう之の弟おとうと。被ひ召進京きょう為ため騎き都と尉じょう。後こう因いん馬ば超ちょう起おこり兵へい反はん曹被殺ころせ。
• 馬うま岱，馬うま超ちょう堂どう弟おとうと。一直跟隨馬超，位い至いたり平ひら北きた将はた军，成なり為ため蜀しょく漢かん重要じゅうよう將領しょうりょう並なみ在ざい諸しょ葛かずら亮あきら死後しご聽從ちょうじゅう楊儀之これ命いのち斬殺ざんさつ魏ぎ延のべ。

另有兄弟きょうだい为韩遂とげ所しょ杀。

妻つま

• 楊氏，馬うま超ちょう妻つま。
• 董ただし氏し，馬うま超ちょう庶妻，馬うま超ちょう投とう劉りゅう備時，留とめ於漢かん中ちゅう。曹操そうそう打だ敗はい張ちょう魯後，將はた其賜給きゅう张鲁的てき下した属ぞく閻圃。

子女しじょ

• 馬うま秋あき，馬うま超ちょう和かず董ただし氏し之の子こ。馬うま超ちょう投とう劉りゅう備時とき，留とめ於漢中ちゅう。曹操そうそう打だ敗はい張ちょう魯後，将はた其交給きゅう張ちょう魯處置しょち，張ちょう魯殺了りょう他た。
• 馬うま承うけたまわ，馬うま超ちょう之子ゆきこ，嗣侯。
  • 馬うま桓，馬うま承うけたまわ之子ゆきこ，马超之の孙，嗣侯。
• 馬うま氏し，馬うま超ちょう之の女おんな，嫁よめ給きゅう刘备之子ゆきこ安平あびら王おう劉りゅう理さとし。

另有和わ楊氏之子ゆきこ在ざい冀城为梁宽、赵衢等とう所しょ杀。

評價ひょうか

• 陈寿在ざい三國志さんごくし評ひょう曰：「超ちょう阻戎負ふ勇いさむ，以覆其族，惜哉！能因のういん窮きゅう致泰，不ふ猶なお愈いよいよ乎！」；「先さき主しゅ复领益えき州しゅう牧まぎ，诸葛亮あきら为股肱ここう，法正のりまさ为谋主ぬし，关羽、张飞、马超为爪牙きば，许靖、麋おうしか竺、简雍为宾友とも。」
• 楊阜：「超ちょう有ゆう信しん、布ぬの之これ勇いさむ，甚得羌、胡えびす心しん。若わか大軍たいぐん還かえ，不ふ嚴げん為ため其備，隴上諸しょ郡ぐん非ひ國家こっか之の有ゆう也。」；「超ちょう强きょう而无义。」；「馬ば超ちょう背せ父ちち叛君，虐殺ぎゃくさつ州しゅう將はた，豈あに獨どく阜之憂ゆう責せめ，一州士大夫皆蒙其恥。」
• 曹操そうそう：「馬うま兒じ不死ふし，吾われ無む葬そう地ち也。」；「几为小しょう贼所困こま。」；「几为狡ずる虏所欺。」；「关西兵へい精悍せいかん，坚壁勿与战。」
• 刘备：「朕ちん以不德ふとく，獲え繼つぎ至尊しそん，奉たてまつ承うけたまわ宗廟そうびょう。曹操そうそう父子ふし，世せい載の其罪，朕ちん用よう慘むご怛，疢如疾やまし首くび。海うみ內怨憤，歸かえり正ただし反はん本ほん，暨于氐、羌率服ふく，獯鬻慕義。以君信しん著ちょ北きた土ど，威武いぶ並なみ昭あきら，是ぜ以委任いにん授君，抗こう颺虓虎とら，兼けん董ただし萬里ばんり，求もとめ民みん之の瘼。其明宣せん朝あさ化か，懷ふところ保ほ遠どお邇，肅慎賞罰しょうばつ，以篤漢かん祜，以對于天下か。」
• 荀彧：「關せき中ちゅう將帥しょうすい以十數すう，莫能相しょう一いち，唯ただ韓かん遂とげ、馬うま超ちょう最さい彊つよし。」
• 張ちょう魯部下ぶか：「有人ゆうじん若わか此不愛あい其親，焉能愛人あいじん？」
• 諸しょ葛かずら亮あきら：「忠之ただゆき名望めいぼう，素もと非ひ关、马之伦。」
• 諸しょ葛かずら亮あきら書しょ予よ關せき羽はね：「孟はじめ起おこり兼けん資し文武ぶんぶ，雄お烈れつ過か人ひと，一世いっせい之の傑すぐる，黥、彭之これ徒と，當とう與あずか益えき德とく並なみ驅か爭そう先さき，猶なお未み及髯之の絕倫ぜつりん逸いっ群ぐん。」
• 周しゅう瑜：「今北いまきた土ど既すんで未み平安へいあん，加か马超、韩遂尚ひさし在ざい关西，为操後患こうかん。」
• 王おう商しょう：「超ちょう勇いさみ而不仁ふじん，见得不ふ思おもえ义，不可ふか以为唇くちびる齿。」
• 潘はん勖：「马超、成なり宜よろし，同どう恶相济，滨据河かわ、潼，求もとめ逞たくまし所ところ欲ほっ。」
• 陈琳：「近こん者しゃ关中诸将复相合あい聚，续为叛乱はんらん，阻二华据河渭，驱率羌胡，齐锋东向，气高志こころざし远，似に若わか无敌。」
• 彭羕：「卿きょう为其外がい，我わが为其内ない，天下てんか不足ふそく定てい也。」
• 楊戲的てき《季き漢かん輔臣贊さん》中ちゅう贊さん馬うま孟はじめ起おこり:「驃騎奮起ふんき，連れん橫よこ合從がっしょう，首しゅ事ごと三さん秦はた，保ほ據よりどころ河かわ、潼。宗むね計けい於朝，或ある異あや或ある同どう，敵てき以乘釁，家いえ破やぶ軍ぐん亡ほろび。乖道反はん德とく，託たく鳳おおとり攀よじ龍りゅう。」
• 孫まご盛もり：「是ぜ以周しゅう鄭てい交惡，漢かん高だか請羹あつもの，隗囂捐子，馬うま超ちょう背せ父ちち，其為酷こく忍にん如此之の極ごく也。」（《三國志さんごくし‧高こう柔やわら傳つて》裴注）
• 楊侃：「昔むかし魏ぎ武ぶ與あずか韓かん遂とげ、馬うま超ちょう據よりどころ潼關相しょう拒こばめ，遂とげ、超ちょう之これ才さい，非ひ魏ぎ武たけ敵てき也，然しか而勝負しょうぶ久ひさし不ふ決けつ者しゃ，扼其險要けんよう故こ也。」
• 姜きょう敘母はは：「你背父ちち（馬うま騰あが）之の逆子さかご，殺ころせ君くん（韋康）之の桀賊，天地てんち豈あに久ひさ容よう你，而不早死はやじに，敢以面目めんぼく視し人じん乎！」
• 常つね璩：「汉末大乱たいらん，雄お桀并起おこり。若わか董ただし卓たく、吕布、二に袁、韩、马、张杨、刘表之これ徒と，兼けん州しゅう连郡，众逾万まん计，叱しか吒之间，皆みな自じ谓汉祖そ可か踵かかと，桓、文ぶん易えき迈。」
• 赵蕤：「袁本初はつ虎とら视河朔ついたち；刘景升ます鹊起荆州；马超、韩遂，雄ゆう据すえ於关西にし；吕布、陈宫，窃命於东夏なつ；辽河海うみ岱，王公おうこう十じゅう数すう，皆みな阻兵百ひゃく万まん、铁骑千せん群ぐん，合ごう纵缔交，为一时之杰也。」
• 孔あな颖达：「汉末曹操そうそう与あずか马超对语，徐じょ晃あきら与あずか关羽对语，皆みな仇かたき敌交言ごと，而不能ふのう相しょう取と，亦また何なに怪かい古ふる之これ人にん乎？」
• 李り商しょう隐：「陇首云うん归，端溪たんけい遽逐。角かく岂触藩はん，臀しり终困木き，海うみ阔天尽つき，山やま深ふか雾毒。许靖他た乡，有名ゆうめい无禄；马超正せい色しょく，宜むべ歌うた反はん哭。何なに为善之の无凭，而降灾之甚速！」
• 戎えびす昱：「能のう持じ苏武节、不ふ受马超ちょう勋。」
• 裴松之の：「于时韩、马之徒と尚なお狼おおかみ顾关右みぎ，魏ぎ武たけ不ふ得とく安坐あんざ郢都以威怀吴会かい，亦また已やめ明あきら矣。」
• 徐じょ铉：「公おおやけ侯こう必复，关西靡孟起おこり之の威い。文武ぶんぶ未み坠，南みなみ郡ぐん被ひ季き长（马融）之の德とく。存そん乎谱牒，无俟阐扬。」
• 李り觏：「曹公用兵ようへい，不ふ谓不善ふぜん，而弗能のう以一矢加于孙权者，非持ひじ山川やまかわ之の险，亦また以马超ちょう、韩遂在ざい关西故こ也。」
• 何なに去さ非ひ：「马超、韩遂之これ所しょ纠合以拒公おおやけ者しゃ，皆みな剧贼也。」
• 唐から庚かのえ：「先さき主ぬし始はじめ王おう汉中......马超卒そつ......基もと业未就而一时功臣相继沦谢，如有物ぶつ夺之者しゃ。」
• 徐じょ积：「蜀しょく之の将はた关张已やめ先さき死し，而姜维马超ちょう又また后きさき出で。方かた戮力以战时，所用しょよう惟おもんみ魏ぎ延のべ。马谡数すう子し又また皆みな庸いさお将はた，则蜀之これ所しょ恃一武いちぶ侯こう而已。」
• 萧常：「超ちょう去さ危即安やす，转祸为福，忠ちゅう帅属士卒しそつ，前ぜん无坚对。」
• 程ほど公こう许：「智勇ちゆう绝伦，足そく以当一いち面めん。」
• 陈郁：「诸葛武たけ侯こう荐马超ちょう于先主ぬし，关羽恐おそれ其出己おのれ右みぎ，移うつり书问之の，武たけ侯こう曰：『可か与あずか益えき徳とく并驱争そう衡，然しか非ひ髯ひげ将はた军比也。』羽はね闻而喜き，余あまり谓武侯こう此语，既すんで不ふ掩超之の美よし，又また有ゆう以结羽わ之の心しん，深ふか沉大畧可涯涘。」
• 郝经：「马超父子ふし勇いさむ冠かんむり西にし州しゅう，与あずか韩遂颉翥为寇，残ざん灭三さん辅，垦伤汉室，董ただし卓たく因いん之の肆其蛇へび豕いのこ，汉遂以忘，天下てんか分裂ぶんれつ，不能ふのう归命有德うとく，卒そつ堕操手しゅ。阖门诛夷，债踣不ふ悔，有ゆう勇いさみ无义，君子くんし悼诸。然しか潼关之の役やく，操みさお几不免まぬかれ，孤こ剑来归，即そく厕关张之列れつ，超ちょう亦また人ひと豪ごう也哉。」；「超ちょう几获操みさお，一いち时之雄ゆう！」
• 胡えびす一いち桂かつら：「蒋琬负社稷しゃしょく之の器うつわ，马超兼けん文武ぶんぶ之の资，黄き忠ただし勇いさむ冠かんむり三さん军，庞统冠かんむり冕南州しゅう，董ただし和わ、黄き权、李り严、吴壹、费观、彭羕、刘巴之これ徒と。咸擢显要，尽つき其器能のう，谓冝可か以复汉，祚吊遗黎，然しか卒そつ局きょく于一隅すみ之の蜀しょく，而不能取のとろ中原なかはら块土！」
• 胡えびす三さん省しょう：「当とう此之时，关西之の兵へい最さい为精强きょう，而破于操者しゃ，法制ほうせい不ふ一也かずや。」
• 陈亮：「关西诸将皆みな不足ふそく畏かしこ，所しょ可か惮者惟おもんみ一いち马超。」；「曹公所しょ以南いなん失しつ荆、西にし失しつ蜀しょく，而孙刘争雄ゆう，天下てんか分裂ぶんれつ。盖其失しつ止とめ于留马超，取と荆州而患之の。不可ふか支ささえ卒そつ至いたり于此，故こ夫おっと取と天下てんか之の大だい计，不可ふか以不先さき定てい也。」
• 赵居信しん：「勇いさむ冠かんむり三さん军则马超。」
• 罗贯中ちゅう：「威い震ふるえ西にし凉立大功たいこう，渭桥六ろく战最英雄えいゆう。」；「西川にしかわ马孟起おこり，名誉めいよ震ふるえ关中。信しんじ、布ぬの齐夸勇いさむ，关、张可并雄。渭桥施ほどこせ六ろく战，安やす蜀しょく奏そう全ぜん功こう。曹操そうそう闻风惧，流りゅう芳よし播远戎えびす。」
• 李り贽：「养子如马超ちょう，得とく人じん如许褚，俱快事かいじ也。」
• 谢肇淛：「汉季关、张称万まん人にん敌，岂独以勇力りょく胜，忠ただし肝かん义烈，盖有国士こくし之の风焉；不ふ然しか，彼かれ典てん韦、许褚、马超、曹彰等ひとし，非ひ不ふ并驱中原なかはら，碌碌ろくろく何なん足そく比ひ数也かずや？」
• 徐じょ孚まこと远：「时则周しゅう东迁而依郑，唐とう西にし狩かり而相畋。盖有横よこ海うみ将はた军，闭门节度。独どく屯たむろ汧陇，马超不ふ逐腾归；为定广韶，刘隐知ち迎むかえ薛至。徒と属ぞく五ご百ひゃく，田た横よこ之の岛可居きょ；男女だんじょ数すう千せん，徐じょ市之いちの洲しゅう且据。于是永えい嘉よしみ流りゅう寓ぐう、京洛きょうらく衣冠いかん，都と为王おう粲つばら之これ依よ荆，曷异韦庄之これ入にゅう蜀しょく。若わか张公煌言、曾公樱、沈公宸佺等とう，皆みな在ざい于是。公おおやけ以部党とう旧きゅう齿、宗匠そうしょう盛名せいめい，非ひ吴质之これ游ゆう于南皮がわ，有ゆう应劭之これ甘あま于北面めん。儒术若わか卢植，皇すめらぎ甫はじめ许其起おこり兵へい；名めい德とく惟おもんみ李り膺，景けい毅あつし自じ言げん师事。遂とげ乃同居どうきょ军帐，亦また联卿班はん；期き励新勋，言こと敦あつし昔むかし款。李り诉之これ敬けい裴度，能のう屈こごめ櫜鞬；王おう猛たけし之これ在ざい苻坚，恒つね商しょう樽俎そんそ。凡有大事だいじ，相そう谘而行ぎょう。」
• 张大龄：「当とう汉之衰おとろえ，马超提ひさげ一いち旅たび，曹孟德とく几为所しょ摧，况其馀乎？呜呼！此凉之の所以ゆえん为凉也。」
• 陆深：「单马潼关会かい，阿おもね瞒来送おく虏。不ふ恨事こんじ无成，但ただし恨事こんじ不ふ武ぶ。马将军人中ちゅう虎とら，力ちから能のう捉曹公こう。眼め当とう空そら许禇，英雄えいゆう成なり败常有ゆう幸こう，舞まい阳杀人じん十じゅう四よん五ご。」
• 顾祖禹：「马超、韩遂挟はさみ羌胡之の士し而东，以曹操みさお之の用兵ようへい，几覆于潼关。幸こう而超、遂とげ亦また两相携贰，智さとし计不立りつ，卒そつ以解散かいさん耳みみ。终魏之の世よ，关陇有事ゆうじ，必举国こく以争之の。故こ以武侯こう、姜きょう维之才智さいち，而不获一逞たくまし也。」
• 毛もう宗はじめ崗：「五ご虎とら將しょう中ちゅう，關せき、張ちょう、趙ちょう、黃き皆みな大將たいしょう才ざい也。若わか馬うま超ちょう，則のり丁ひのと為ため戰せん將はた，而不可ふか為ため大將たいしょう。其殺韋康，屠ほふ百姓ひゃくしょう，不ふ得とく謂いい之の仁じん矣；其不疑うたぐ楊阜，不ふ得とく謂いい之の智さとし矣。前ぜん既すんで惑於曹操そうそう，而攻韓かん遂とげ；後ご復歸ふっき於張魯，而拒玄げん德とく：此其識見しきけん，當とう在ざい四よん人にん之の下した。」
• 觉浪道どう盛もり：「后きさき周しゅう宇文うぶん护以母在ざい齐而缓之，马超弃父择主，固かた何なに如李り傕也。无故使し人じん缩高其亲，岂能望もち窦建德けんとく赦李り勣之これ父ちち乎。何なに可か不ふ审？独どく孤こ寒さむ曰：『达人知事ちじ执之，固かた然しか先さき几远引，不ふ受人之の职，即そく可か不ふ殉人之の难，此庄子こ休きゅう所しょ谓养亲尽年ねん者しゃ乎。』杖つえ人じん叹曰：『既すんで落人おちうど间业缘难避！』」
• 英えい廉れん：「若わか夫おっと虎臣こしん罴士，折おり冲宣力りょく、马超囊足、铫期摄帻、渴赏捐躯实不乏とぼし人じん，而一闻如是ぜ者しゃ。」
• 王おう夫おっと之の：「兵へい之の初はつ起おこり也，群雄ぐんゆう互角ごかく，而操挟はさみ天子てんし四面应之而皆碎。此无异故，吕布倏彼倏此而为众所同どう嫉，袁术则与袁绍离矣，袁绍则与公おおやけ孙瓒竞矣，袁谭、袁尚则兄弟きょうだい相しょう雠杀矣，韩遂则与马超相しょう疑うたぐ矣，刘表虽通袁绍，视绍之の败而不ふ恤矣，皆みな自じ相あい灭以授曹氏し之の灭之也。」
• 蒋超伯はく：「此奏先さき列れつ马超者しゃ，盖以马氏为西州しゅう右みぎ族ぞく，曹瞒所しょ畏かしこ，新来しんらい归附，故こ首くび列れつ之の。」
• 李り桓辑：「韩遂、马超；不ふ离之，卒そつ难破也。」
• 曾衍东：「回かい忆祝发，空そら王おう曾下长门之の泪なみだ；堪こらえ笑わらい割わり须，渭水空そら惊孟起おこり之の军。」
• 文ぶん祥さち：「初はつ六ろく日にち，由ゆかり宝たから鸡起程ほど，复渡渭水，河かわ宽浪急きゅう船ふね少しょう，人にん多た纷纷竞渡，恍とぼけ如曹军之遇ぐう马超焉！」
• 徐じょ鼒：「盖圣人じん大公たいこう无我之の心しん，前ぜん后きさき一揆いっき。若わか执赵苞つと不孝ふこう之の义，律りつ以马超ちょう背せ父ちち之これ条じょう，则敝屣之弃，大だい舜しゅん可か处海滨；杯はい羹あつもの之これ分ぶん，汉祖忍にん于置俎まないた！英雄えいゆう之の事こと，非ひ圣贤之の心こころ欤！」
• 卢弼：「马超勇いさむ力つとむ善ぜん战，抚有羌、胡えびす，既すんで兼けん陇右之の众，又また得とく张鲁之の助じょ，宜むべ其所向こう无敌。」；「或ある遂とげ、超ちょう各かく别单马会语，与あずか超ちょう语时虑超之の勇いさむ，而以褚随耳みみ。」
• 蔡东藩はん：「马超猛もう将しょう，韩遂庸いさお奴やつ，两人皆みな非ひ曹操そうそう敌手。但ただし操みさお先さき轻视马超，当とう引兵北きた渡わたり时，危坐不ふ动，微ほろ许褚之の翼つばさ操みさお下船げせん，几已为马超ちょう所しょ毙矣。及已知ち超ちょう勇いさむ，始はじめ用よう贾诩计议，立たて马语遂とげ，抹书间超，超ちょう刚而遂とげ愚ぐ，适堕操みさお计，此用兵へい之の所以ゆえん尚なお谋也。」；「马超多た勇いさみ无谋，卒そつ致上害がい父母ちちはは，下しも及妻孥；设非投入とうにゅう刘备，则其身み尚ひさし不能ふのう保たもて，遑问与曹操そうそう为敌乎？」
• 冯玉祥ぎょくしょう：「千古英名基事汉，一篇遗疏痛仇曹。」
• 周しゅう大荒おおあら：「以人材じんざい论之，吕布马超之の与あずか张绣，盖在伯仲はくちゅう之の间。」
• 尤ゆう俊しゅん：「官かん莫寻谢知县，将はた莫遇马威侯こう。」
• 万まん自律じりつ：「勇いさむ媲关张，威い宣せん北きた魏ぎ；功こう昭あきら蜀しょく汉，绩著西にし凉。」
• 谢绍祯：「若わか论风貌诗书品，雄お秀しゅう当とう推锦马超。」

民間みんかん藝術げいじゅつ

颐和园长廊彩あや绘：张飞夜よる战马超ちょう

《三さん國こく演義えんぎ》中ちゅう的てき馬うま超ちょう

• 《三さん國こく演義えんぎ》中ちゅう的てき馬うま超ちょう登場とうじょう於第十じゅう回かい，當時とうじ他た輔助父親ちちおや馬ば騰あが於涼州しゅう起おこし兵へい，打算ださん攻おさむ打だ長安ながやす，殺ころせ李り傕、郭かく汜以勤王おう。馬うま超ちょう其時十じゅう七なな歲さい，勇いさむ猛たけし莫當，連れん斬き李り蒙こうむ、王おう方かた二に將しょう，可か惜該次じ起おこり兵へい因いん為ため內應密みつ泄而無む功こう而還。
• 後來こうらい曹操そうそう將しょう馬ば騰あが誘さそえ入京にゅうきょう師し加か以殺害さつがい，作為さくい長子ちょうし的てき馬うま超ちょう便びん領りょう兵へい攻おさむ曹，展開てんかい了りょう著ちょ名めい的てき潼關之これ役やく。其間馬ば超ちょう大戰たいせん曹將許もと褚，渭城七戰更殺得曹操割鬚棄袍。此戰西にし涼りょう軍ぐん本來ほんらい初はつ佔上風ふう，後來こうらい卻中了りょう賈詡的てき離間りかん計けい，內部崩潰ほうかい，將士しょうし離はなれ心しん，馬うま超ちょう只ただ能のう帶たい領りょう族ぞく弟おとうと馬うま岱、部將ぶしょう龐德投とう靠もたれ羌族。

交趾陶すえ馬うま超ちょう像ぞう

颐和园长廊彩あや绘中的てき许褚战马超ちょう。

• 不ふ久ひさ，馬うま超ちょう再さい次つぎ起おこり兵へい，然しか而很快かい便びん被ひ夏なつ侯ほう淵ふかし、楊阜等とう人ひと擊退げきたい。馬うま超ちょう帶おび領りょう餘あまり眾投奔張魯。
• 其時，劉りゅう備正攻おさむ打だ益えき州しゅう的てき劉りゅう璋あきら，馬うま超ちょう奉たてまつ命いのち赴援，並なみ與あずか劉りゅう備軍大將たいしょう張ちょう飛ひ進行しんこう大戰たいせん。
• 劉りゅう備甚欲よく收攬しゅうらん馬ば超ちょう，於是在ざい諸しょ葛かずら亮あきら的てき設計せっけい下か，賄賂わいろ張ちょう魯部下か楊松，迫さこ得とく馬ば超ちょう進退しんたい不ふ得とく。最後さいご派遣はけん辯士べんし李り恢，說せつ服ふく馬ば超ちょう歸き降くだ。
• 劉りゅう備進受漢中ちゅう王おう後ご，封ふう五ご虎とら大將たいしょう，馬うま超ちょう是ぜ第だい四よん名めい五ご虎とら大將たいしょう。
• 馬うま超ちょう於小說せつ中ちゅう的てき武器ぶき是長これなが槍やり，亦また曾以寶劍ほうけん斬き韓かん遂とげ、力ちから敵てき西にし涼りょう五ご將しょう。正史せいし無む記載きさい馬ば超ちょう所用しょよう之の武器ぶき為ため何なに。而且關せき於馬超ちょう的てき武器ぶき在民ざいみん間あいだ流傳りゅうでん了りょう很多不同ふどう的てき說法せっぽう，其一是ぜ使し“虎とら頭あたま湛たたえ金きん槍やり”，槍やり身み乃混鐵てつ精鋼せいこう打だ造づくり而成，長一ちょういち丈たけ一いち尺しゃく三さん，槍やり頭あたま為ため鎦金虎とら頭あたま形がた，虎口ここう吞刃，乃白のしら金きん鑄い就，鋒ほこさき銳するど無比むひ。其二そのじ是ぜ善ぜん於使用しよう“鉤かぎ鐮槍”，又また名な“龍りゅう吟ぎん槍やり”、“龍りゅう吟ぎん鉤かぎ鐮槍”。
• 劉りゅう備死後ご，魏ぎ國こく在ざい司馬しば懿的てき調度ちょうど下か分ぶん五路大軍伐蜀。諸しょ葛かずら亮あきら知道ともみち羌人以馬超ちょう為ため「神威かもい天たかし將軍しょうぐん」，所以ゆえん命いのち馬ば超ちょう率りつ軍ぐん對たい付づけ羌兵，果然かぜん令れい羌兵不戰ふせん而退。
• 諸しょ葛かずら亮あきら征討せいとう南蠻なんばん回國かいこく時じ，馬うま超ちょう已やめ因いん病やめ去ざ世よ。

戲おどけ劇げき／電でん影かげ

• 中國ちゅうごく大陸たいりく中央ちゅうおう電でん視し台だい電でん視し劇げき《三さん國こく演義えんぎ》（1994年ねん）：由ゆかり安やす亞あ平たいら飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大陸たいりく電でん視し劇げき《曹操そうそう》（1999年ねん）：由ゆかり李り跃震飾かざり演えんじ。
• 香港ほんこん電でん影かげ《三国志之见龙卸甲》（2008年ねん）：由ゆかり孟はじめ和わ乌力吉きち飾かざり演えんじ。
• 台灣たいわん民みん視し/八大やひろ電でん視し劇げき《終極しゅうきょく三さん國こく》（2009年ねん）：由ゆかり邵翔飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大陸たいりく電でん視し劇げき《三さん國こく》（2010年ねん）：由ゆかり陳ちん奕霖飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大陸たいりく電でん視し劇げき《武神ぶしん趙ちょう子こ龍りゅう》（2016年ねん）：由ゆかり张晓晨飾かざり演えんじ。
• 中國ちゅうごく大陸たいりく優ゆう酷こく網あみ路ろ劇げき《終極しゅうきょく三さん國こく》（2017年ねん）：由ゆかりSpeXial-易えき恩おん飾かざり演えんじ。

電でん玩遊戲ゆうぎ

• 真ま三さん國こく無雙むそう系列けいれつ／無雙むそうOROCHI系列けいれつ（光榮こうえい公司こうし開發かいはつ，服卷はらまき浩司こうじ配はい音おん）
• 王者おうじゃ榮耀えいよう 定位ていい為ため戰士せんし／刺客しかく
• 三国杀名将传 定位ていい为暴力りょく队肉盾たて

動どう漫作品さくひん

• 三國志さんごくし
• 三さん國こく演義えんぎ
• 《橫山よこやま光輝みつてる三國志さんごくし》（橫山よこやま光輝みつてる）
• 《蒼天そうてん航路こうろ》（王おう欣太）
• 《火ひ鳳おおとり燎原りょうげん》（陳ちん某ぼう）

參考さんこう資料しりょう

• 《三國志さんごくし‧蜀しょく書しょ‧馬ば超ちょう傳つて》
• 《三國志さんごくし》陳ちん壽ひさし著ちょ，中華ちゅうか書しょ局きょく出版しゅっぱん，1995
• 《三國志さんごくし人物じんぶつ事典じてん》小出こいで文ぶん彥 作者さくしゃ，霹靂へきれき新潮社しんちょうしゃ 出版しゅっぱん，2006
• 反はん三さん國こく演義えんぎ、馬うま雲くも騄

延伸えんしん阅读

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《三國志さんごくし·卷まき36》，出自しゅつじ陳ちん壽ひさし《三國志さんごくし》

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官かん衔
前任ぜんにん： 首くび任にん	蜀しょく汉骠骑将はた军 221年ねん—222年ねん	繼つぎ任にん： 不明ふめい 下した一いち位い可か考こう者しゃ李り严