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太平御覽 : 地部十四 - Chinese Text Project
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じゅうよん

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西にし楚南そなんえつ諸山しょざん

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1 西にしすわえ南越なんごし... :
景山かげやま

2 西にしすわえ南越なんごし... :
もり弘之ひろゆき《荊州》曰:景山かげやまざい上洛じょうらくけん西南せいなんひゃくひがしあずか荊山連接れんせつゆう沮水げん焉。其山いちめいかり浮山,荊山くび曰景さんかりみなみしょうきたへんけい其上,土人どじんよし改名かいめいためかりさんまたためかりふさがやま

3 西にしすわえ南越なんごし... :
荊山

4 西にしすわえ南越なんごし... :
山海さんかいけい》曰:荊山くび曰景さん金玉きんぎょくただし。此即卞和だき璞之しょみなみれん青山あおやまきたせっかりふさがつうりん交麓,峭峙しょうもち。雖群みねけいおこり,而荊やまどくしゅう。卞和とくだま於此さんけんじ厲王,おう使つかいだま人相にんそう,曰:いし也。刖其左足ひだりあし。厲王薨,けんじたけおうたま人相にんそうまた曰,せき也。刖其右足みぎあしだき其璞哭荊やました

5 西にしすわえ南越なんごし... :
かわくく地象ちしょう》曰:荊山ためめすうえためのきぼし

6 西にしすわえ南越なんごし... :
荊門やま

7 西にしすわえ南越なんごし... :
袁山まつむべ山川やまかわ》曰:みなみがけ有山ありやまめい荊門,きたたいがけ有山ありやまめいとらきばやま相對そうたい,其荊もんやまざいみなみ上合かみあい而下そらてっ山南さんなんゆうぞうもん也。

8 西にしすわえ南越なんごし... :
勾將やま

9 西にしすわえ南越なんごし... :
袁山まつ《勾將やま》曰:とう勾將山南さんなんもちよろしこうりょう近在きんざい目前もくぜん,沮潭沔漢諸山しょざん,嵎嵎とおながめうんゆめさわ,皛然あずか天際てんさい。四顧總視眾山數千仞者,もりしか羅列られつ於足千仞せんじん以還しゃ,𡾊嵬如おかなみぜい焉。こんざい上洛じょうらくけん西北せいほく

10 西にしすわえ南越なんごし... :
とらきばやま

11 西にしすわえ南越なんごし... :
袁山まつむべ山川やまかわ》曰:とらきばやまゆう石壁いしかべ,其文赤色あかいろかたち如齒がた

12 西にしすわえ南越なんごし... :
やま

13 西にしすわえ南越なんごし... :
ぐんこくこころざし》曰:やすとおゆうりくこうしろしろみなみゆうやま。袁山まつためぐん,嘗登此山以四もち大江おおえ如縈たいふねせん如鳧かり焉。

14 西にしすわえ南越なんごし... :
こうかたみやま

15 西にしすわえ南越なんごし... :
袁山まつ《勾將やま》曰:とう勾將,北見きたみだかかたみさん,嶷然半天ばんてん,《荊州ふくうん:「むかし堯時大水おおみず,此山ぼつ如筐,いんめい也。」

16 西にしすわえ南越なんごし... :
佷山

17 西にしすわえ南越なんごし... :
むべ》曰:佷山,山谷さんや內有せきあなあな清泉きよいずみみずゆうしんぎょだいしゃしゃく小者こものいちしゃくつりしゃさき多少たしょうはい而請かず滿まん便びんとめみずがわゆうはなよく摘如ぎょ請。またゆうめいせんさいようなつめふゆなつつねあおふくゆうあお范溪相近すけちか

18 西にしすわえ南越なんごし... :
むべやま

19 西にしすわえ南越なんごし... :
むべ》曰:むべやま有風ゆうふうあなだい如甕,なついずるふゆいれゆうきこりじんおけかさ穴口あなぐちふう吸之,きさき於長楊溪こうとくかさのりせんどおり也。

20 西にしすわえ南越なんごし... :
やま

21 西にしすわえ南越なんごし... :
むべ》曰:たんやまゆうあかかご如丹,ゆう此名。

22 西にしすわえ南越なんごし... :
しょうとりさん

23 西にしすわえ南越なんごし... :
もり弘之ひろゆき《荊州》曰:しょうとりさん山上さんじょうせきあな中有ちゅううしょせんかん相傳そうでんしんじん於此而學,いんとめはり湘東おううんおとずれとりいってん是也これや

24 西にしすわえ南越なんごし... :
いもやま

25 西にしすわえ南越なんごし... :
もり弘之ひろゆき《荊州》曰:いもさんゆうつくばいみみずく如兩斛大,しょく終身しゅうしんのうひだるこんみんしょく

26 西にしすわえ南越なんごし... :
かさやなさん

27 西にしすわえ南越なんごし... :
もり弘之ひろゆき《荊州》曰:かさやなさんざい澧水もち如香じょうこんめい石門せきもんひさしやすろくねん自然しぜんほらひらけげんろう如門さんひゃくたけもんかくじょうかくせいいちたけたおせ垂下すいかはらえいいてん帚。まごきゅう以為よしみさちおけけんいんさんためめいずいぶんみかどあらため曰石もんやま也。

28 西にしすわえ南越なんごし... :
たかしさん

29 西にしすわえ南越なんごし... :
もり弘之ひろゆき《荊州》曰:たかしさん,《しょうん驩兜於崇さん」,たかしやまざい澧陽縣南けんなんななじゅうさと

30 西にしすわえ南越なんごし... :
武山たけやま

31 西にしすわえ南越なんごし... :
たけりょう》曰:武山たけやまこうまん仞,やまはんゆうばんひさご石窟せっくつ中有ちゅうういちせきいぬがたうんばんひさごのこぞうまたゆうはんへびよんだいじゅうかこえやま有水ありみずいいたけけい是也これやざいけん西にし

32 西にしすわえ南越なんごし... :
つぼ頭山つむりやま

33 西にしすわえ南越なんごし... :
たけりょう》曰:つぼ頭山つむりやまざいけんひがしうま援所穿ほじしつ也。しつ內有へびひゃく斛船,うん援之あまりれい

34 西にしすわえ南越なんごし... :
てんもんやま

35 西にしすわえ南越なんごし... :
たけりょう》曰:てんかどさんうえゆう蔥,如人しょしゅあぜ隴成ぎょうひとほしこれさき禱山しん乃取,氣味きみ甚美;しかしゃ不可ふかとくいわお中有ちゅううしょすうせんかん人見ひとみ不可ふか

36 西にしすわえ南越なんごし... :
聞山

37 西にしすわえ南越なんごし... :
たけりょう》曰:むかしゆう臨沅黃道こうどうしんじゅう聞山がわ釣魚ちょうぎょいんにゅうももはなげんとうせんゆうももはなげん》。こん山下やましたゆう潭,だてめい聞,此蓋聞道きくならく所說しょせつとげため其名也。

38 西にしすわえ南越なんごし... :
ふうもんやま

39 西にしすわえ南越なんごし... :
たけりょう》曰:ふうもんやまゆう石門せきもんひゃくあまりたけまいしょうほっふうおこり,此門さきゆうくろわかけむりかくれかくれ而上,斯須ふうおこり竟日。

40 西にしすわえ南越なんごし... :
いし帆山ほやま

41 西にしすわえ南越なんごし... :
たけりょう》曰:いし帆山ほやませき危起わかすうひゃくぶくがた

42 西にしすわえ南越なんごし... :
とらやま

43 西にしすわえ南越なんごし... :
たけりょう》曰:とらさんかたち如虎みんろくがつさいしかそく輒有とらがい

44 西にしすわえ南越なんごし... :
うつりさん

45 西にしすわえ南越なんごし... :
たけりょう》曰:うつりさんざい汧陽かいほん在江あるえ北岸ほくがんいん風雨ふうういきおい一夕いっせきうつり渡江とのえ南岸なんがんきさき以此めい

46 西にしすわえ南越なんごし... :
じゅん于山

47 西にしすわえ南越なんごし... :
たけりょう》曰:あつし于山,あずかしろ雉山相近すけちかざいたつしゅうたけりょうぐんかいぜっ壑之はんゆう一白いっぱく雉,遠望えんぼう首尾しゅびたけさるあししょうつばさわかむなしなかこぼしそくうえ,乃有一石雉舒翅綴著石上。山下やましたゆう石室いしむろすううねもちしつさと雖暗,なおどうかねだか丈余じょうよすうじゅうまい,其色甚光明こうみょう

48 西にしすわえ南越なんごし... :
たけりょうやま

49 西にしすわえ南越なんごし... :
たけはじめ》曰:たけりょうさん中有ちゅううしん避世じんきょひろすいごう曰桃はなげんとうせんゆうももはなげん》。

50 西にしすわえ南越なんごし... :
またうん山上やまかみゆうかみははほこら

51 西にしすわえ南越なんごし... :
たいらやま

52 西にしすわえ南越なんごし... :
神仙しんせんでんうんきさきかんのべこう元年がんねんかげ長生ちょうせい於馬明生めいせいれんもとめせんほう,乃將長生ちょうせいにゅう青天せいてん山中さんちゅう黃土おうどためきん以示たてだん唼血,ふときよしかみけい授之,乃別長生ちょうせいきさき於平やま白日はくじつ昇天しょうてんそく此山是也これややまざいみなみまろうどけんきたさと

53 西にしすわえ南越なんごし... :
歧山

54 西にしすわえ南越なんごし... :
《荊南》曰:いしくびけん歧山,やま所出しょしゅつ不足ふそくしょ本屬ほんぞく南平なべらかい

55 西にしすわえ南越なんごし... :
范玄たいらうん故老ころう相承そうしょううんえびすはくはじめ以本縣境けんきょう無山むやま,于此山上さんじょうけい偕簿。

56 西にしすわえ南越なんごし... :
こうやま

57 西にしすわえ南越なんごし... :
こうはじめうん:《すわえ所謂いわゆるみこやま高丘たかおか阻」,高丘たかおかぶただかみやこさん也。

58 西にしすわえ南越なんごし... :
きみやま

59 西にしすわえ南越なんごし... :
博物はくぶつこころざし》曰:くんさんほらにわやま是也これやみかど二女じじょきょ,曰湘夫人ふじんみかどおんなせいまもるいたりおうはは西山にしやまこれだましるししるし東海とうかい北山ほくざん

60 西にしすわえ南越なんごし... :
庾穆《湘州うんむかしはたすめらぎほしにゅう湘觀衡山而遇風浪ふうろうおぼれはいいたり此山而免,いんごうためくんやままた《荊州ふくうん:「湘君しょゆう曰君やまゆうかみいのりのりわたる山下やました有道ありみちあずかくれつつみやませんどおりうえ有美ゆみしゅすうとくいんしゃ不死ふし。」

61 西にしすわえ南越なんごし... :
かんたけみかど故事こじうんみかどときななにち欒賓はた男女だんじょすうじゅうにんいたるくんさんとくしゅよくいん東方とうほうついたち曰:「しん識此しゅ,請視。」いんそく便びんいんみかどよくころせこれついたち曰:「ころせついたち若死わかじに,此為けんわか其有けんころせまた不死ふし。」みかど赦之。

62 西にしすわえ南越なんごし... :
しょういおりやま

63 西にしすわえ南越なんごし... :
《衡山けい》曰:しょういおりさんいちめい浮丘さんざい縣西けんせいいちひゃくはちこうろくさとさんじゅう東西とうざいじゅう南北なんぼくよんじゅうさとげん其山きゅういおりさん曰小いおりやま

64 西にしすわえ南越なんごし... :
また古老ころう相傳そうでんいい浮丘こう上昇じょうしょうこれしょ兼有けんゆうどうかんそん焉。

65 西にしすわえ南越なんごし... :
せい福山ふくやま

66 西にしすわえ南越なんごし... :
《衡山けい》曰:しず福山ふくやまざいけん北五十里きたいかりゆうはり廖沖しゃもりきよむなし為本ためもとぐんおも簿西にし曹祭しゅ。湘東王國おうこくつねさむらい大同だいどうさんねん於此さん先天せんてん二年飛昇於此山。きさき刺史しし蔣防敬慕けいぼ高風こうふうこくせきため

67 西にしすわえ南越なんごし... :
かた臺山だいやま

68 西にしすわえ南越なんごし... :
しょうまこと《荊南こころざし》曰:はなひろしかた臺山だいやま山出やまでうんはは土人どじんさいさきこううん所出しょしゅつしょ於下おしただい往往おうおうゆうちょうしゃくしゃ以為屏風びょうぶとうこれゆうごえひびきのり所得しょとく粗惡そあく

69 西にしすわえ南越なんごし... :
攸縣うんやま

70 西にしすわえ南越なんごし... :
《遁甲けい》曰:すなくも墟,以避隱居いんきょくもいにしえ仙人せんにん姓氏せいしいんごううんやまざい攸縣。

71 西にしすわえ南越なんごし... :
せんかたうん南岳みなみだけさん有福ありふく有松ありまつあぶらじつあま鮮可えさ相傳そうでんうんふくしょくねりぎょうこれにんらいさい此松あぶら而服澀,あずかしょまつゆうべつ

72 西にしすわえ南越なんごし... :
がらすりゅうしろやま

73 西にしすわえ南越なんごし... :
《湘川うんなんじぐすくけんひがしゆうがらすりゅうしろやま遠望えんぼうじょうゆう黑石くろいし如龍,白石しらいし如馬羅列られつごう曰烏りゅうしろやま

74 西にしすわえ南越なんごし... :
ぶんきんやま

75 西にしすわえ南越なんごし... :
《湘川うん:耒陽ぶんきんさんうえゆうせきゆかかただかいちたけ四面しめんみどりちく扶疏,つねずいふうはらい此床。大旱たいかんそく禱雨おう

76 西にしすわえ南越なんごし... :
石燕せきえんさん

77 西にしすわえ南越なんごし... :
甄烈《湘州うんいしがたつばめ大小だいしょう如一,やまあきらうん凈,そく翩翩飛翔ひしょう

78 西にしすわえ南越なんごし... :
含《湘中うん石燕せきえんざいれいりょうけんかみなりふうのりぐん翩翩しか,其土じんゆうしゃこんごうやくあるよう

79 西にしすわえ南越なんごし... :
萬歲ばんざいさん

80 西にしすわえ南越なんごし... :
もり弘之ひろゆき《荊州》曰:かつらよう萬歲ばんざいさんれいことぶきそうせんかたふく不死ふしまたゆうはなし石山いしやませきゆうごえ,如人どもばなし

81 西にしすわえ南越なんごし... :
はこさん

82 西にしすわえ南越なんごし... :
もり弘之ひろゆき《荊州》曰:はこさんいちめい岑山,ざい東南とうなんさんじゅうさと。其山郴水所出しょしゅつそくみねいちしたがえひがしだいみね是也これやまたゆうなみさんにちいち涌。

83 西にしすわえ南越なんごし... :
麓山はやま

84 西にしすわえ南越なんごし... :
もり弘之ひろゆき《荊州》曰:ちょうすな西岸せいがんゆう麓山はやま,其下有精ゆうせいしゃ左右さゆうりんみねたまきかいいずみ澗,精舍しょうじゃはたゆう礜石,まいいたり嚴冬げんとう,其上とま霜雪そうせつ

85 西にしすわえ南越なんごし... :
そうふかし麓山はやま》曰:やまあし曰麓,ぶた衡山あし也。

86 西にしすわえ南越なんごし... :
あきらさん

87 西にしすわえ南越なんごし... :
そうひさしはつ山川やまかわ》曰:あきら山下やましたゆう旋潭,ふかそこ湘水最深さいしんしょむかしゆう舟人ふなびとくつがえ於此潭,其槽并甑有名ゆうめい題號だいごうきさき於洞にわひろそくくらどおり也。

88 西にしすわえ南越なんごし... :
溪山けいざん

89 西にしすわえ南越なんごし... :
ちょうすなけい》曰:溪山けいざんざいけん西北せいほくじゅうはちこうきたにゅうろうしゅうかいむかしりゅうさんねんはん濬將へい五萬討武陵五溪蠻,ざい此山下立おりたて營,截住徒黨ととういん以為めい。按溪すいぐんしゅうたけつよしけん東北とうほくりゅういたりたけしゅう沅江けんごうえきすい。《えきじょううんざいえきすい水出みずいでけんきた流入りゅうにゅうこうざいけんもん橋下はしもとみな五溪之下口也。また按關たむろ軍資ぐんしすい北岸ほくがんそくいちめい茱萸ぐみこう也。あまやすしこばめこれうん「聞吾咳唾がいだかれそく敢過此處ここいまごうためせき羽瀨はせ

90 西にしすわえ南越なんごし... :
ぜに石山いしやま

91 西にしすわえ南越なんごし... :
《湘川うんきょくけんひがしゆうぜに石山いしやま,其狀四方よもゆうわかだい,其石さん面壁めんぺきりつ,其上碎石さいせき如錢,いいぜに石山いしやま

92 西にしすわえ南越なんごし... :
さい玉山ぎょくざん

93 西にしすわえ南越なんごし... :
《湘川》曰:きょくけんゆうさい玉山たまやま,卉木しげるしげる泉石せんせききよしてっ相傳そうでんうんさいだま於此とくめい

94 西にしすわえ南越なんごし... :
玉山たまやま

95 西にしすわえ南越なんごし... :
《湘川》曰:たま山下やましたゆうびょうむかし有人ゆうじんとくだまあきら於此,ゆう銀山ぎんざん白石しらいしさんこし玉山ぎょくざんまた浮山,其地躡一しょのりひゃくどう

96 西にしすわえ南越なんごし... :
臨賀やま

97 西にしすわえ南越なんごし... :
もり弘之ひろゆき《荊州》曰:臨賀さん東山ひがしやま中有ちゅううたけ大數たいすうじゅうかこえゆう盤石ばんじゃくみちよんたけごく方正ほうせいあお如彈棋局,兩竹もろたけたれはらい掃石じょう絕無ぜつむちりけがれいたりすうじゅう,聞風吹簫かんおと

98 西にしすわえ南越なんごし... :
うまみねさん

99 西にしすわえ南越なんごし... :
ぐんこくこころざし》曰:郴州みねさん本名ほんみょううし脾山,山上やまかみゆう仙人せんにん躭壇,そく郴人也。ため兒童じどうあずか眾童まきさらちょくもりうしまいふけもりうしうし敢散。嘗與眾人りょうそくじょう鹿しかにんわらい,曰:「龍也たつや」。ぐんひゃくじゅうはは臨食ばん,往買鲊,須臾しゅゆそくかえ一旦いったんゆう眾賓らいふけけいはは曰:「受性とうせん仙人せんにんあい召耽今年ことしやまし疫甚,いん中井なかいすいそく恙。またたねやく於園うめ樹下じゅかひゃくびょうかい此水及藥,供養くよう。」便びんはは遽視,眾賓みなしろづる也。以耽つねじょう白馬はくばゆえごうみねさん

100 西にしすわえ南越なんごし... :
たま丸山まるやま

101 西にしすわえ南越なんごし... :
みずけいちゅう》曰:臨桂だん丸山まるやまゆう涌泉,奔流ほんりゅう迅激,ひがしちゅう於漓すいやまがん及溪中有ちゅううせき彈丸だんがんいん以石めい焉。しるし其山ゆうせき竇,したふかすうたけ洞穴どうけつ深遠しんえん,莫究其極。

102 西にしすわえ南越なんごし... :
ひゃく丈山じょうざん

103 西にしすわえ南越なんごし... :
かつらりん風土記ふどき》曰:ひゃく丈山じょうざんざいぐん城東北じょうとうきたななじゅうさといちめいつえやまたたみさわふかおもとおのべ西南せいなんすうひゃくさとよんせっぐんかい,莫窮遠近えんきんきた驛路えきろみち穿ほじ其中,ぞく以崎嶇險阻けんそひゃくたけめいまた以林巒深邃しんすい行人こうじんみなへいつえ以防猛獸もうじゅういんまためいつえやま

104 西にしすわえ南越なんごし... :
漓山

105 西にしすわえ南越なんごし... :
かつらりん風土記ふどき》曰:漓山,ざい城南しろみなみ,漓水いん以名焉,いちめい沈水やま。其山拔,したゆうきよし潭,うえだかさんひゃくしゃくはた有洞うとうあな,其穴こうすうたけ南北なんぼくちょくとおるうえゆうかいせき欹危,ふじ蘿縈しげるらんみん以避寇,ひでりある禱祀頗靈。

106 西にしすわえ南越なんごし... :
かくれやま

107 西にしすわえ南越なんごし... :
かつらりん風土記ふどき》曰:かくれやまざいしゅう西にし郊,さきはしばみ莽翳薈,莫知しゃたかられきはつ渤出鎮,とげひろ其源,石門せきもん半開はんかい有水ありみずふち澈,乃夷なぎかぶらけがれ疏通そつう巖穴がんけつ石林いしばやし磴道,わかてんづくりれい不可ふか根本こんぽんいんごうかくれやま

108 西にしすわえ南越なんごし... :
どく秀山しゅうざん

109 西にしすわえ南越なんごし... :
かつらりん風土記ふどき》曰:どく秀山しゅうざんざい城西じょうさいきたいちひゃくちょくそびえひゃくしゃく周回しゅうかいいち平地ひらち拔秀ことした有洞うとうあなしこりたれちち,竇路どおり山北さんぽくはたかいひゃくあまりたけ豁然かつぜん明朗めいろうそうひかり祿ろくきょうがおのべねんまき此郡,つね於此石室いしむろちゅう讀書どくしょ遺跡いせきなおそん。嘗賦うん:「わかどくしゅうしゃ嵯峨さがかく邑開」是也これや

110 西にしすわえ南越なんごし... :
みなみ溪山けいざん

111 西にしすわえ南越なんごし... :
かつらりん風土記ふどき》曰:みなみ溪山けいざんざい縣南けんなんさとあまり,其山そびえせんしゃくけむりみどりしこりそら古今ここんしょのこ,其溪ひがしちゅうあずかかつらこうごう

112 西にしすわえ南越なんごし... :
りゅうわだかまやま

113 西にしすわえ南越なんごし... :
かつらりん風土記ふどき》曰:りゅうわだかまやま本名ほんみょうばん龍山たつやまゆうせきほらふか致,ほらちゅう天然てんねん石室いしむろいしゆかいしぼん洞門どうもんすうじゅうひと秉燭ゆう常見つねみりゅうあとだい如碗。ほら有水ありみず水中すいちゅうゆうぎょ,四足有角如龍形,にんころせそく風雨ふうう晦冥かいめい立至たちいた也。ぜん使つかい渤給ごと改名かいめいかくれやまれん其所也。

114 西にしすわえ南越なんごし... :
堯山

115 西にしすわえ南越なんごし... :
ぐんこくこころざしうん廣州こうしゅう堯山,こうよんせんたけばん禺、交阯これゆう颶風ぐふう風發ふうはつおりじゅこぼしみずうみ焉。

116 西にしすわえ南越なんごし... :
うんははやま

117 西にしすわえ南越なんごし... :
ぞく南越なんごしこころざしうんてんきさきあさ,曾城けんゆうなんおんなふくうんはは得道とくどう於羅浮山,やまいん所出しょしゅつ以名

118 西にしすわえ南越なんごし... :
馬鞍まぐらさん

119 西にしすわえ南越なんごし... :
南越なんごしこころざしうんはじめすめらぎあさもちしゃうん南海なんかいゆう色氣いろけとげはつそつせんにん鑿之,以斷やまおか阜,いい鑿龍。いましょ鑿之しょかたち如馬くらめい焉。

120 西にしすわえ南越なんごし... :
おもんばかやま

121 西にしすわえ南越なんごし... :
裴關《廣州こうしゅううんひがしふといけんゆうおもんばかやま,其側ゆう楊梅やまもも山桃やまももただとく於山ちゅう飽食ほうしょくしも;如下,のり輒迷

122 西にしすわえ南越なんごし... :
火山かざん

123 西にしすわえ南越なんごし... :
みねひょうろくうん:梧州對岸たいがん西にし火山かざん山下やました水澄みすみ潭,水深すいしんきょく,其火ごとさん一見いっけん於山いただきまいいたりいちさらはつおこり匝其いただき,如野はな甚者,こうじゅう丈余じょうよしょくごろ而息。あるげん其下すい中有ちゅうう寶珠ほうしゅ光照みつてる於上,如火。うえゆう荔枝,よんがつさきじゅく,以其地熱じねついい火山かざん也。

124 西にしすわえ南越なんごし... :
浮石うきいしさん

125 西にしすわえ南越なんごし... :
《交州うん海中かいちゅうゆう浮石うきいしさん而峙だかすうじゅうたけながひら營百余里より,浮在水上すいじょうむかしへりくだせいしゅがけよくしん其實いな,牽長さく于山そこほら

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