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太平御覽 : 樂部十三 - Chinese Text Project
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らくじゅうさん

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1 鍾:
しゃくめい》曰:鍾,空也くうやそら內,受氣こえだい

2 鍾:
せつぶん》曰:鍾,秋分しゅうぶんおともの鍾成也。

3 鍾:
えきどおりけん》曰:ひとぬし冬至とうじたてはちのうげき鍾之みやのりじんしゅけいぜん公卿くぎょう大夫たいふまことしん

4 鍾:
れい》曰:悼子そつひつじそうひらおおやけ飲酒いんしゅ曠、調ちょうさむらいつづみ鍾。もり蕢自外來がいらい,聞鍾ごえ曰:「安在あんざい?」曰:「ざい。」もり蕢入れきかい而升,しゃく曰:「曠飲斯。」またしゃく曰:「調しらべいん斯。」またしゃく堂上どうじょう北面ほくめんすわいん

5 鍾:
またらく》曰:鍾聲鏗鏗以立,ごうごう以立,よこよこ以立。たけくん聽鍾ごえそくおもえ武臣ぶしん

6 鍾:
しゅうあや·ふゆかん·けり》曰:けりため鍾鎛,うすきあつしこれしょ震動しんどう清濁せいだく所由しょゆう,侈弇所由しょゆうきょうゆうせつせつなお鍾已あつのりせきふとしあつのりごえ不發ふはつやめうすのり播,だいうすのりごえ侈則ならなら讀為咋咋しかこれ咋,こえだいがい也。弇則いくこえ舒揚。ちょう甬則ふるえ鍾掉そくごえ不正ふせい鍾大而短,のりごえやまし而短聞;あさすなわち躁,躁易竭也。鍾小而長,のり其聲舒而どお聞。ふかすなわちやすやすなんいき
また曰:けりため鍾,りょう欒謂ずく
また曰:かおるてのひらきょうげきへん鍾。

7 鍾:
またはるかん》曰:鍾師てのひらきょうきんそうげききん以為そうぶしきむいい鍾鎛也。

8 鍾:
ひだりでん·じょう》曰:莒人わがひがしひなびかこえだい武子たけしすくいだいとげにゅう鄆,其鍾以為おおやけばん

9 鍾:
またじょうろくねん曰:公子きみこさつ自衛じえい如晉,はた宿やど於戚,戚,まご文子ふみこ邑。聞鍾ごえ曰:「哉!われ聞之べん不德ふとく,必加於戮。夫子ふうしざい於其くん,以在此也,懼猶不足ふそく而又なんらく夫子ふうしざい此也,なおつばめ於幕じょう也。きみまたざい殯,而可以樂乎?」けんじおおやけそつひつじそう也。
また曰:ていはくゆう嗜酒,ためくつしつ而夜飲酒いんしゅげき鍾焉,あさいたり而未おのれ
また曰:ていじんまいないすすむこう肆。ちゅう曰:肆,れつ也。かかじゅうろくためいち肆,肆,さんじゅうまい

10 鍾:
また昭二しょうじじゅういち》曰:天王てんのうはたしゅうけいおう,鍾名,りつちゅうしゃ泠州ばと曰:「らく天子てんししょくおっとおんらく輿こし也,而鍾,おとうつわ也。天子てんししょうふう以作らくうつわ以鍾鍾,聚也,以器聚音。輿こし以行小者こものうつろだいしゃ槬。うつろそく咸,充滿じゅうまん人心じんしん也。槬則ようこころ不堪ふかんよう也。こころ以感,かん實生みしょうやましこん鍾槬矣,おうこころ不堪ふかん,其能ひさ乎?
また曰:そうひだり每食まいしょくげき鍾。
また曰:ていはくはじめちょう于楚,すわえたまものかねすんで而悔,あずかこれめい曰:「以鑄へい。」以鑄さん鍾。

11 鍾:
しかみやびだい鍾曰鏞,其中いいひょうげおとひさご其小しゃいい棧。おと醆。かく璞:醆曰鏞,いち曰鎛。

12 鍾:
國語こくご》曰:すすむかつ潞之やく顆以卻退しん于輔おやとめもりかい,其勛めい于景鍾。
また曰:しゅうけいおうじゅうさんねん而為大林おおばやし。鍾成,伶人れいじんつげおういい伶州ばと曰:「鍾果矣。」たい曰:「上作じょうさくみんらくのりためこんみん莫不怨恨えんこんことわざ曰:『眾心成城せいじょう,眾口鑠金。』しん不知ふち其和。」賈逵曰:大林おおばやしふく也。

13 鍾:
漢書かんしょ》曰:こう祖廟そびょうゆうじゅう鍾,受千せき。撞之,聲聞しょうもんひゃくさと

14 鍾:
こう漢書かんしょていつかさみのり曰:于鍾くちびるうえ祛也,しょげきしょ也。まいけんいい旋,旋蟲いいみき。旋屬鍾柄,しょ以懸

15 鍾:
こころざし》曰:はつかん鍾,どうこうしばだまたくみしょ造作ぞうさくもり夔令こう鍾,其聲清濁せいだく如法にょほうすう改作かいさくたま甚厭白太しらたふとしところ鍾雜錯更こころみしかこう夔為せい而玉妄也。

16 鍾:
すすむしょ》裴頠れい荀藩おわりちち勖之こころざし鍾鑿かおる,以備郊廟。

17 鍾:
そうしょ》曰:かんちゅうじょうかたけんかんすいがけぎわゆうごえ如雷,にわかごろがけくずれゆうどうじゅう

18 鍾:
ちょうしょ》曰:將軍しょうぐんちょうちんりょうぐん縣民けんみんひのとまんにん徙洛ろく鍾:もう虡、きゅうりゅうおうなかどう駝、れん,鍾一ぼつめいちゅう

19 鍾:
しょうあらわひとししょ》曰:ちょう瑰字はぐれくれぐんくれじんちちながみぎこう祿ろく大夫たいふあかつき音律おんりつそうたかしたけといなが太極たいきょく殿どのぜん鍾聲嘶。えいこたえ曰:「鍾有どうかす。」乃扣鍾,もとめ其處,鑿而去こえとげしんえつ。「

20 鍾:
じゅうろくこく春秋しゅんじゅう》曰:いし勒耕,輒聞鍾鐸おとあるざいぜんきさき。懼以といつばさとぎとぎ曰:「さくろうみみ不祥ふしょう也。」勒至平原へいげんつねざいたいらじん驩家ためやつゆう老父ろうふいい勒曰:「きみりゅうぎょはつさいきわよんみちやめなりとうためじんぬしかぶといぬとしおう彭祖。」勒曰:「わか公言こうげん敢忘とく。」ゆるがせしかまいこうまた聞鼓かくこえ,勒又つげしょやつまた聞之,いん曰:「われはつ在家ありいえつね聞如。」しょやつしろ驩,驩奇而免いたり眾歸焉。

21 鍾:
そう》曰:「あずさけいそぎため鐻,しゃおどろきなお鬼神きじん。魯侯とい其術,たい曰:」しんはたため鐻,嘗敢以耗ひとしななにち,忘吾よんささえしかこう入山にゅうざんりんかん天性てんせい區別くべつなり鐻,しかこうしゅ。「鐻似夾鍾也。

22 鍾:
かん》曰:みかどさく五聲以正五鍾,一曰青鍾大音,二曰赤鍾重心,三曰黃鍾灑光,四曰景鍾昧其明,五曰黑鍾隱其常。こえすんで調ちょうしか後作あとさくぎょう

23 鍾:
しかばね》曰:ていこういいさん曰:「飲酒いんしゅらく,鍾鼓,寡人せい也。國家こっか乂,朝廷ちょうていあずか諸侯しょこう交之とくこころざし也,にん也。いれ寡人らく,寡人入子いれこあさ。」以來いらいさんてい城門じょうもん閉,くに盜賊とうぞくみちかつえじん孔子こうし曰:「わかていこうこうらく也,雖抱鍾而あさ可也かなり。」

24 鍾:
戴延西にしせい》曰:陜縣城西じょうさいきためんたいかわ河中かわなかたい城西じょうさい北角きとずみみず涌起どう鍾,おうなかあたまはつつね出水しゅっすいじょうみなぎげんつねあずかみずひとしすすむぐんとういたりはつふくおもんみすいこと,嗟嗟ゆうごえ聲聞しょうもんすうさとおう仲本なかもとざいしろ內大司馬しば門外もんがいためぞくしょ徙,とう西入にしいりせきいたり此而ぼつ

25 鍾:
りょ春秋しゅんじゅう》曰:晉平しんぺいおおやけため鍾,使つかいこう聽之,みな以為調ちょう矣。曠曰:「不調ふちょう。請更これ。」おおやけ曰:「われみな以為調ちょう矣。」曠曰:「後世こうせいゆう知音ちいんしゃ不調ふちょう也,しん竊恥。」いたり于師涓而はて鍾之不調ふちょう也。

26 鍾:
慎子しんこ》曰:魯莊こうだい鍾,曹翽いれ,曰:「いまこく褊小而鍾だいきみなに。」

27 鍾:
《鬻子》曰:だい禹治天下でんか也,以五ごえ聽之せい。曰:「きょう寡人以義しゃげき鍾。」

28 鍾:
かん》曰:叔孫しょう魯,有子ゆうこ曰孟へい,豎牛妒之。叔孫ためへい鍾。鍾成,へい敢擊,使つかい豎牛請之叔孫。豎牛不為ふため請,また欺之曰:「われやめためしか請之矣。使つかいなんじげき。」叔孫聞之曰:「へい請而擅擊鍾。」とげいかこれへい出奔しゅっぽんひとし

29 鍾:
しかばね》曰:鍾鼓こえいか而擊則武のりたけゆう而擊のり悲,而擊のりらく。其意へん,其聲またへんまことかんこれたち於金せき,而況じん乎?

30 鍾:
《晏子》曰:けいこうためだい鍾,はたかかこれなかはくつね騫、晏子さんにん俱朝,曰:「鍾將毀之。」撞之,はて毀。おおやけさんとい,晏子たい曰:「鍾大以禮,曰將毀。」なか曰:「鍾大かかしもうえうす曰將毀。」はくつね騫曰:「今日きょう庚申こうしんかみなり也。かげ莫勝於雷,曰將毀。」

31 鍾:
かん》曰:さとしはくほしかたきよし而道なん不通ふつうだい鍾遺ぽうしゃ軌。かたきゆかりだいえつじょ涂將內之。あかあきら曼支諫曰:「此小所以ゆえん事大じだい也,こん大事だいじしょうへい必隨。」かたきゆかりくん聽,曼支いんだんこしき而馳いたりひとしじゅうがつかたきよしほろび

32 鍾:
淮南ワイナン》曰:闔閭伐すわえやぶきゅうりゅう鍾。もとまきちゅう曰:こく虡為九龍懸鍾也。賈子うん:毀じゅうりゅう鍾。
また曰:ひとしけいおおやけぞくだい鍾,撞之於庭,郊雉みな雊。もとまきちゅう曰:ぞく,聚也。鍾聲如雷ふるえ,雉皆おう。「
また曰:孟秋もうしゅうにち西にし舒御こう白色はくしょくはくあや撞白鍾,ところ西宮にしのみや
また曰:鍾之あずかかおる也,きんこれそく鍾音あきらとおこれそくかおるおとあきらかおるいし也。おと清明きよあきとお聞而あきらちょもの固有こゆうちかわかとおとおわかこんしゃ

33 鍾:
山海さんかいけいうん豐山とよやましゃゆう鍾,霜降しもふりそく
また曰:ほのおみかどまごはくたかしはく崚生のべため鍾。

34 鍾:
りょ春秋しゅんじゅう》曰:みかどまたいのち伶倫じゅう鍾,かず五音ごいんはじめそう,曰咸

35 鍾:
東方とうほうさくつたえ》曰:かんたけみかど未央みお宮殿きゅうでんぜん鍾無三日みっかさんとめだいかい,召待みことのりおうついたちといついたちたい曰:「ゆうへい。」じょうさらとい東方とうほうついたちついたちたい曰:「おうとも其一,不知ふち其二そのじしんむかし聞:どう之子ゆきこ。以陰陽氣ようきるいげんははしょうかんやまただし裥崩たゆしゃ鍾先。《えき》曰:『づるざいかげ,其子和之かずゆき。』」じょう曰:「おうざいいくにち?」さく曰:「ざいにち內。」きょさんにちみなみぐん太守たいしゅげんゆう山崩やまくずれのべじゅうあまりさと上大かみおおわらいたまものさんじゅうひき

36 鍾:
かくゆかりせいじゅつせい》曰:洛陽らくよう太極たいきょく殿どのぜんだいろくまい父老ふろううん:曾有よくうつり此鍾しゃ,聚百すうちょう縆挽,鍾聲ふるえ,咸懼,敢復はん

37 鍾:
りく翽《鄴中》:大面おおもこうそといちたけしゃく小面こおもてこうななしゃくあるさく蛟龍こうりょうあるさく鳥獸ちょうじゅうにょう其上。

38 鍾:
なにほうもりすすむ中興ちゅうこうしょ》曰:よしじゅういちねん,霍山崩やまくずれ毀,どうろくまいうえゆうぶんいにしえしょにん莫能識。

39 鍾:
すすむはんたけしせきちゅう》曰:かんあきらみかどたいらりょうせんみかどもりりょうりょう鍾在長安ながやすなつこうせい西にしよく徙詣洛陽らくようじゅう不能ふのう致,かかざい清明せいめいもんもんさとどうみなみ。其西しゃひらりょう鍾;ひがししゃもりりょう鍾也。

40 鍾:
王子おうじねん拾遺しゅうい》曰:みかど顓頊きょ文德ふみのりしゃそくすず以鍾かおる武德ぶとくしゃすず干戈かんか

41 鍾:
戴延西にしせい》曰:鍾大しゃさんじゅうはく山頭やまずがた瑰紐さく獅子頭ししがしら。鍾大しゃさんじゅうはく山頭やまず二丈にじょうあつはちしゃく大面おおもこういちたけしゃく小面こおもてななしゃくあるさく蛟龍こうりょうあるさく鳥獸ちょうじゅうしゅうにょう其外。

42 鍾:
からざつせい》曰:凡私しつらえ鍾磬。三品みしな已上いじょうおんならくにんひん已上いじょうさんにん也。

43 鍾:
おそれこころざしりん》曰:於江水中すいちゅうとく鍾,ゆうひゃくつのもとめ讀者どくしゃ,并無じんあかつき

44 鍾:
らく什圖せい》曰:君子くんし鑠金ため鍾,よんきゅうちち以撞鍾以ともくん,鍾調そくくんどうとくそうひとしちゅう曰:「きゅうちちほう九州きゅうしゅう。」
また曰:聖王せいおう往承てんてい爵祿しゃくろくにんしゃ其能,尊卑そんぴゆうゆうぶつものゆうよろしこうなりしゃしょうこう敗者はいしゃばつ故里ふるさと衩鍾。そうひとしちゅう曰:「のういいりょうのう授爵じゅしゃく也。有罪ゆうざい鍾以おさむ也。

45 鍾:
白虎びゃっこどおり》曰:鍾之ため言動げんどう也。陰氣いんき用事ようじ萬物ばんぶつどうなり。鍾為用金ようきんごえ也。鎛者,こえ也,節度せつど所生しょせい也。ゆう節度せつどそく萬物ばんぶつあきら節度せつどそく萬物ばんぶつほろび

46 鍾:
えん》曰:殿しんがりぜん鍾忽ちょうはな曰:「しょくどう山崩やまくずれ。」

47 鍾:
せつえん》曰:ほうてん,鍾法はたはじめすめらぎけんせんせき鍾,たてまんせき虡。

48 鍾:
でんげんうた》曰:かみなり鍾鼓,風伯ふうはく吹笙簧。西にしははあな聽,おうちちぎんひがしひさし

49 鍾:
さんれい》曰:凡鍾じゅうろくまいどうためいちたけのこ,虡為へん鍾。とくかかしゃいい鎛。また曰:鎛,鍾之だいしゃ也。かたち如鍾,ただしだいみみ。其在虡,またいちまい而已。

50 鍾:
さん輔黃》曰:如皇虡高さんたけ,鍾小しゃせんせき

51 鍾:
つうれい纂》曰:鍾磬はんためぜんため肆。のきかかさんめんうたさん肆。はん憑懸兩面りょうめんうた肆。とくかかいちめんおもんみかおる而已。
また曰:えん鍾,夾鍾也。於位ざいせい於房しんためみや天帝てんていあかりどう奏樂そうがくさきそうえん鍾,ためみや
また曰:いれ,撞蕤まろうど鍾。ひだり鍾皆おうしゃあん:蕤賓きょうまうまぬし主動しゅどうぞうおうそとどう而入,ぽうきょはじめさきさく。而東ひさしおうしゃひがしため主動しゅどうあきら以靜主動しゅどう使つかい相應そうおう也。,撞黃鍾,みぎ鍾皆おう鍾位きょため主動しゅどうぞうおう內動而出,ぽうぎょうはじめさきさく。而西ひさしおうしゃ西にしためかげかげぬししずかあきら以動つげせい使つかいあい和也かずや

52 鍾:
こう古今ここんぎょう》曰:かい稽人ちんきよし於井ちゅうしょう鍾,ちょうななすんふんうえゆう古文こぶんじゅうはち,其よん識,うんかい稽岳いのちかく璞云:愍懷くつがえもとみかど中興ちゅうこうおうせんみかどいたりきょうみかどすうじゅうはち
また曰:陜州黃河こうがゆうどう鍾在すいみず大小だいしょうつね浮出。まいみそついたちかげこれにち,輒鳴,こえひびき悲亮。くだりきゃく聞之,莫不愴然。
また曰:すすむちゅうあさ有人ゆうじんかかどうためばん,晨夕つね,如人扣打。以白ちょうはなはな曰:「此盤あずからく鍾宮しょうしょう諧,こえ相應そうおう錯令けいのりいん乖自どめ。」

53 鍾:
古今ここんらくろく》曰:こうびょうちゅうよん鍾皆しんときびょう鍾也,じゅうせんひゃくきんあかりみかど鍾在南宮なんぐう

54 鍾:
ちょう衡《東京とうきょう》曰:はつくじらぎょ,鏗華鍾。薛綜ちゅう曰:天子てんしそくがまろう海中かいちゅうだいさかなめいくじら海島うみしまちゅう裥大じゅうめいがまろうかしこくじらぎょくじらぎょいちげきかばろう輒大よび。凡鍾ほっれいだいさくがまろう於上,所以ゆえんげきこれしゃくじらぎょゆう篆刻てんこくぶん曰華鍾也。

55 鍾:
戴延西にしせい》曰:洛陽らくよう太極たいきょく殿どのぜん左右さゆうかくさんどう相對そうたい。鍾大しゃさんじゅうかこえ小者こものじゅうかこえ

56 鍾:
とうしょ》曰:からふとしそう召張ぶんおさむ於太つねれいあずかしょうきょうこうまごさんてい雅樂ががくゆうじゅう近代きんだいおもんみよう其七。ゆう鍾,ぞくごう啞鍾,莫能どおりしゃぶんおさむ吹律調ちょうこえみなひびきとおる時人じじん咸服其妙。

錞于

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1 錞于:
しゅうあや》曰:以金錞和

2 錞于:
そううんこうかん什邡じんだん以錞于獻はじめきょうおう鑒。其器だかさんしゃくろくすんかこえしゃくよんすんえん如筩,しょくくろ如漆,甚薄,うえゆうどう,以繩かかうまれいじゃくあまり,灌之以水。また以器もりすい於下おした,以芒とうしん跪注錞于,以手すすきのり其聲如雷,きよしひびき良久よしひさ乃絕。

3 錞于:
こうしゅうしょ》:斛斯ちょう遷太つねきょうさと裥錞于者,近代きんだい絕無ぜつむ此器。あるゆうしょくとくみな莫之識。しるし曰:「此錞于也。」眾弗しんしるしとげ引干たからしゅうあやちゅう》,以芒とう捋之,其聲ごく,眾乃嘆服。しるし乃取以合らく焉。

4 錞于:
らくしょ》曰:錞于しゃ,以銅為之ためゆき。其銅ぞう鍾,いただきだいはら𢴲くち弇,うえ以伏じゅうためはな,內懸子かけごすずどうした凡作ぼんさくらく而鳴あずかしょう
また曰:凡金ため樂器がっきゆうろくみな鍾之るい也。曰鍾,曰鎛,曰錞,曰鐲,おとにご曰鐃,やつ交切。曰鐸。だいかくきり鎛如鍾而だい。錞于也,えん如椎;あたま上大かみおおしょう所謂いわゆるきむ錞和」。鐲,かね也,かたち如小鍾,ぐん行為こういぶし。鐃,すず而無したゆう而執。鐸如だいすず

URN: ctp:taiping-yulan/575