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太平御覽 : 地部二十八 - Chinese Text Project
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じゅうはち

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河南かなんしょみず

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1 河南かなんしょみず:
こうすい

2 河南かなんしょみず:
山海さんかいけい》曰:ひら逢山西にしじゅうさと廆山,其陽㻬琈たま,俞隨水出みずいで于其かげきたりゅうちゅう于穀,せいいい之孝ゆきたかすい也。

3 河南かなんしょみず:
はんたけし西にしせい》曰:澡孝すい以濯えい嘉美かみめいざい茲。

4 河南かなんしょみず:
橐水

5 河南かなんしょみず:
《陜縣けい》曰:橐水,そく魯水也。西北せいほく入城にゅうじょう百姓ひゃくしょうよりゆきよびためじんみぞ是也これやまた按《とううん武德ぶとく元年がんねん,陜東道行みちゆきだいきんろうちゅうちょうまごみさおぐん東又ひがしまた引水ひきのみず入城にゅうじょう,以代汲,百姓ひゃくしょうよりゆきあずかうわみぞ俱利于民。

6 河南かなんしょみず:
涑水

7 河南かなんしょみず:
じゅう道志どうし》曰:涑水,まためいじょうすい。荊楚みずかごさん而上しゃみなよびためじょうじょうじょう也。こん土人どじんよびため涑水,上流じょうりゅうまたよびためじょうめいそくじょうりくきよし地理ちりこころざし》曰:「じょうじょうすい也。」また按《じょう沔記》曰:「ちゅういおりゆう涑水ちゅう于沔,此水中有ちゅううぶつ,如さんよんさい小兒しょうに膝頭ひざがしら如虎てのひらつまつねぼつ水中すいちゅう膝頭ひざがしらしめせじん小兒しょうに不知ふちしゃよくろう,輒便啖人。あるひと有生ゆうせいとくしゃ,摘其はなしょう小使こづかいめい曰水とら。」

8 河南かなんしょみず:
菊花きっかげん

9 河南かなんしょみず:
《荊州》曰:菊花きっかげんはた悉生よしきくみちひた潭,りゅう其滋えきみずごくかおるかおる谷中たになかゆうさんじゅういえ穿井せんせいおおせいん此水,上壽じょうじゅさんひゃくちゅうことぶきひゃくあまり,其ななはちじゅうしゃなお不為ふためことぶきおっときくのうけいえきれいじん久壽きゅうじゅ,于此ゆうせい矣。またきさきかんえびすこうはくはじめためさむらいちゅうひさ患風羸,みなみいん此水,とげ瘳焉。

10 河南かなんしょみず:
滍水

11 河南かなんしょみず:
つて》曰:すすむしょちちおかせ蔡,すわえじょうすくいあずかすすむ夾滍而軍。

12 河南かなんしょみず:
みずけい》曰:滍水,南陽なんよう魯陽けん西之にしの堯山。

13 河南かなんしょみず:
ちょう衡《南都なんと》曰:「其川そのかわ瀆則滍澧濼浕,はつみなもと巖穴がんけつぬの濩漫あせ,漭沆よう溢,そうげききゅう趨,はせふうやまし。」
また曰:滍水また東南とうなん昆陽こやけんしろむかしかん光武みつたけあずかおうひろおう邑戰于昆はい敗走はいそうしゃしょうあが踐,奔殪ひゃくあまりさとかい大雨おおあめ如注,滍川もり溢,とらひょうみなまたせん士卒しそつそう赴,溺死できししゃ以萬すうみずため不流ふりゅうおう邑、いむゆうちんしげるけいみなじょうしかばね而渡。

14 河南かなんしょみず:
澧水

15 河南かなんしょみず:
せつぶん》曰:澧,水出みずいで南陽なんよう雉衡さんひがしにゅうなんじ

16 河南かなんしょみず:
山海さんかいけい》曰:葛山かつらやま,澧水焉,おとあやひがしりゅう余澤よたく,其中ろくそくぎょ

17 河南かなんしょみず:
漢書かんしょ地理ちりこころざし》曰:たかしけんれきやま,澧水焉。

18 河南かなんしょみず:
またはなれ騷》うん:沅有芷兮澧有らん是也これや

19 河南かなんしょみず:
またゆう澹水。おうなかせんおくまごぶんはじめうん:「悠悠ゆうゆう澹澧」是也これや澹水,澧水。

20 河南かなんしょみず:
なんじすい

21 河南かなんしょみず:
せつぶん》曰:なんじすいひろのうかえ歸山きさんひがしにゅう淮。

22 河南かなんしょみず:
春秋しゅんじゅうせつ題辭だいじ》曰:なんじもうやまなんじためげんおんな也。

23 河南かなんしょみず:
そうひとしちゅう曰:おんな其生孕也。

24 河南かなんしょみず:
もう》曰:なんじふん道化どうけぎょう也,ぶんおうこれぎょう乎汝ふんくに

25 河南かなんしょみず:
みずけい》曰:なんじ河南かなんやなけんつとむ鄉西ごうにしてんいきさんちゅう曰:《地理ちりこころざしうん高陵こうりょうさんそくもうやま也。またげん魯陽けんだいもうやま。《博物はくぶつこころざしうんつばめ泉山いずみやま。并異めい也。

26 河南かなんしょみず:
ひがしかんかん》曰:でんしゅんしたがえじょう迎擊げいげきおう莽二こう于陽せきかんへいはんはしかえいたなんじすいうえ于水がん以手飲水のみみず,澡頰ちりあかいいしゅんとう曰:「今日きょうやめ倦甚,しょきょうやすし憊耶?」

27 河南かなんしょみず:
潁水

28 河南かなんしょみず:
せつぶん》曰:潁,水出みずいで潁川じょう乾山けんざんひがしにゅう淮,しゅうひた也。

29 河南かなんしょみず:
みずけいちゅう》曰:潁有さんげんみぎ水出みずいでよう乾山けんざん潁谷,ちゅう水出みずいでしるべげんしょうしつひだり水出みずいでしょうしつみなみけい

30 河南かなんしょみず:
漢書かんしょ》曰:灌夫,潁川じん宗族そうぞくごうよこ潁人。うたい曰:「潁川きよし,灌氏やすし;潁水にご,灌氏ぞく。」

31 河南かなんしょみず:
かん》曰:ていじんゆうぼくつまかい鱉,潁川,以鱉ため渴,いんとげしつ鱉。

32 河南かなんしょみず:
りょ春秋しゅんじゅう》曰:ゆずる天下でんか於卞したがえ,卞隨とう于潁すい

33 河南かなんしょみず:
すい

34 河南かなんしょみず:
漢書かんしょ》曰:高祖こうそいれせきおうりょうおこりへいすい以歸かん

35 河南かなんしょみず:
みずけい》曰:すいきょう兆上洛縣蒙嶺山,いたりすいけんにゅう于汋。

36 河南かなんしょみず:
りょ春秋しゅんじゅう》曰:堯有すいたたかえ,以服南蠻なんばんちゅう曰:水出みずいでまことぎょさき夏至げしじゅうにちよる伺之,さかな浮水がわあかこうじょうあきら如火,もう而取わり其血以涂あし以步行水ぎょうずいじょう長居ながいふちちゅう

37 河南かなんしょみず:
尚書しょうしょいっへん曰:堯子不肖ふしょうしゅん使きょたんふかしため諸侯しょこうゆえごう曰丹しゅ

38 河南かなんしょみず:
ろく韜》曰:堯伐ゆう扈,せん于丹すいうら

39 河南かなんしょみず:
白水しろうず

40 河南かなんしょみず:
みずけい》曰:白水しろうず朝陽あさひけん西にしひがしりゅう其縣みなみいたり新野あらたのけんひがしにゅう于涓。

41 河南かなんしょみず:
ひがしかんかん》曰:光武みつたけ皇考こうこうふう南陽なんようしろ水鄉すいごう

42 河南かなんしょみず:
そう》曰:兩神りょうかみおんな于白すいうえ,禹過而趨曰:「天下でんか奈何いかん?」おんな曰:「また胈,ずねなま手足てあし胼胝だこなんそく以至?」

43 河南かなんしょみず:
灌水

44 河南かなんしょみず:
みずけいちゅう》曰:灌水けいたでけん,褚先生せんせい所謂いわゆるかみかめ于江灌之あいだ是也これや

45 河南かなんしょみず:
潧冰

46 河南かなんしょみず:
せつぶん》曰:潧水,ていこく

47 河南かなんしょみず:
みずけいちゅう》曰:潧水,鄶城西北せいほく雞絡塢下,東南とうなん流入りゅうにゅう洧。潧字いまさく溱。

48 河南かなんしょみず:
》曰:めぐみおもえわが,褰裳わたる溱。おもえあに他人たにん
また曰:溱與洧,ほうきよしきよし兮。あずかなんじぽう秉簡兮。溱洧ていりょうみずめい。簡,らん

49 河南かなんしょみず:
孟子もうし》曰:さん聽鄭こくせい,以其じょう輿こしずみじん於溱洧。

50 河南かなんしょみず:
洧水

51 河南かなんしょみず:
せつぶん》曰:洧水,潁川城山しろやま東南とうなんにゅう潁。

52 河南かなんしょみず:
みずけいうんみつけんみねさんちゅううん:洧別げん也。

53 河南かなんしょみず:
》曰:めぐみおもえわが,褰裳わたる洧。おもえあに

54 河南かなんしょみず:
つて》曰:てい大水だいすい龍斗りゅうと于時もんそと洧淵。どきもんてい城門じょうもん也。

55 河南かなんしょみず:
きょうみず

56 河南かなんしょみず:
みずけいちゅう》曰:きょうすいはつげんきょうけんうずたか山東さんとうまためいしゅくひがしいずみぜいにえ涌,じょうわかかなえ揚揚ようようぞくいいきょうすい也。

57 河南かなんしょみず:
さくすい

58 河南かなんしょみず:
みずけいちゅう》曰:さくすいきょうけん西南せいなんかさみ渚山しょざんあずかせきすいどうみなもと分流ぶんりゅうそく旃然すい也。《ひだりでんいいすわえてい旃然,そく此水めい

59 河南かなんしょみず:
史記しき》曰:かんおうはい于彭じょうかんしん擊破げきはすわえへい于京さくあいだ,以故項羽こうう不能ふのう西にし

60 河南かなんしょみず:
濮水

61 河南かなんしょみず:
せつぶん》曰:濮水,ひがしぐん濮陽,みなみにゅう鉅野。

62 河南かなんしょみず:
みずけい》曰:ひさごかわ東北とうほく稟丘けんため濮水。

63 河南かなんしょみず:
史記しき》曰:晉平しんぺいおおやけれい涓鼓きんおわり曠止曰:「亡國ぼうこくおと也。」たいらこう曰:「なんみち?」こたえ曰:「此師のべ所作しょさ也,あずか紂為靡靡らくたけおう紂,のべひがしはしとう濮水なか聞此ごえ必于濮水さき聞此ごえしゃこくそぎ。」もんはて于濮じょうとく

64 河南かなんしょみず:
そう》曰:そうつり于濮すいすわえおう使大夫たいふにんさき焉,曰:「すなお以境內為るい。」そう子持こもち竿ざお顧也。

65 河南かなんしょみず:
隕石いんせきすい

66 河南かなんしょみず:
みずけいちゅう》曰:睢陽ゆう隕石いんせきすいいちめいうるしみぞ。《ひだりでんうん:「隕石いんせき于宋,隕星也。」故老ころううん:此水ゆう竭涸,五石いついしそん焉,めい隕水,せき墜處ためさわ

67 河南かなんしょみず:
りょはりすい

68 河南かなんしょみず:
じゅつせい》曰:彭城りょけんゆうりょはりすいのりそうしょしょう丈夫じょうぶすい也。

69 河南かなんしょみず:
れつ》曰:孔子こうしかんりょはりかかみずさんじゅう仞,りゅうあわさんじゅう,黿鼉ぎょ不能ふのうゆういち丈夫じょうぶゆうすうひゃく而出,發行はっこう

70 河南かなんしょみず:
ごうすい

71 河南かなんしょみず:
みずけいちゅう》曰:ごうすいかげりょうけんていきたしょうこごめせきあなきたちゅう于淮。

72 河南かなんしょみず:
そう》曰:そうあずか惠子けいこゆう于豪はり水上すいじょう

73 河南かなんしょみず:
汳水ひきまんきり

74 河南かなんしょみず:
みずけいちゅう》曰:汳水かげみぞいたり浚儀けんきたにゅう睢水。ちゅううんかげみぞそくなみとろけみぞ也。またげん汳受旃然すいいまさく汴。またうんたん沁亂りゅう,于武德ぶとくぜっ河南かなんにゅう滎陽あい汳,汳兼すいしょうかわ沛水だん,汳承旃然而東。おうみのる灌大はり水出みずいで縣南けんなん而不けい其北,なつすいひろし泠,のり瀆津どおりみぞそくかげみぞ也。於大おだいはりきたまた曰浚すい矣。ひねとめ風俗ふうぞくでんうん浚水逕其きたしゃ也。

75 河南かなんしょみず:
睢水

76 河南かなんしょみず:
漢書かんしょ》曰:項羽こううあずかかんおうせん于靈かべひがしかんぐん大敗たいはい,睢水為之ためゆき不流ふりゅう

77 河南かなんしょみず:
また地理ちりこころざし》曰:睢水くび受陳とめけんなみとろけみぞ

78 河南かなんしょみず:
みずけい》曰:睢水,ひがし逕睢けんまたひがしあい縣南けんなんとうしょう縣南けんなんにゅう于淮。
また曰:睢水,また東經とうけい睢陽けん城南じょうなんせき而為よもぎひろしさわ也。

79 河南かなんしょみず:
また九州きゅうしゅうよううん:睢陽すいざいそう城西じょうせい

80 河南かなんしょみず:
またうんきよしすいけい新城しんじょうみなみまた東南とうなんあいあきらみぞすい
また曰:つてうん睢渙あいだ文章ぶんしょう天子てんし郊廟ふく焉。《尚書しょうしょ所謂いわゆる厥篚織文者もんじゃ也。

81 河南かなんしょみず:
泗水しすい

82 河南かなんしょみず:
せつぶん》曰:泗水しすい受濟すいひがしにゅう淮。

83 河南かなんしょみず:
れい》曰:曾子いいなつ曰:「われあずかしかこと夫子ふうし于洙泗之あいだ退すさ而老于西かわうえ。」

84 河南かなんしょみず:
漢書かんしょ·地理ちりこころざし》曰:洙泗みず,其民わたるわたり幼者ようしゃ扶老,及魯どうおとろえ,洙泗あいだ,龂龂如也。

85 河南かなんしょみず:
ろん衡》曰:儒書げん孔子こうしそう泗水しすい泗水しすい為之ためゆき卻流,此虛也。泗水しすい無知むち天神てんじん使卻流,孔子こうしせいなに使つかい尊敬そんけい乎?

86 河南かなんしょみず:
みずけいちゅう》曰:《地理ちりこころざし》曰:泗出ずみかげじょうけんまた雲出くもいで卞縣きた,《けいげん北山きたやまみなため矣。《山海さんかいけい》曰:「泗水しすい東北とうほく。」あまりむかしいん公事こうじ,沿歷じょ沇,みちけい洙泗,いんれいひろ其源りゅう水出みずいで卞縣城東じょうとうみなみもも墟西きた。《春秋しゅんじゅうあきらおおやけななねんしゃいきおさめまごげん,以孟なり邑與すすむ而遷于桃。もりあずか曰:「魯國卞縣東南とうなんゆうもも墟,せいいい曰陶墟,しゅんしょしょ也,曰舜。」みなため也。墟有さわぽういちじゅうさわ西にしぎわ阜,ぞくいい媯亭やまぶたゆうすえ墟舜げんいんふくゆう媯亭めい矣。阜則ゆうさんせきあなこうえんさんよんしゃくあなゆうどおりいなみずゆうみつるのりすうゆうちゅうかたぶけ陂竭さわ矣。左右さゆうきょみん識其はた以木鄣穴こうさかな鱉暴うろこ不可ふかしょう矣。此連おかどおり阜,西北せいほくよんじゅうさともとおか西にしぎわ便びんとく泗水しすいみなもと也。

87 河南かなんしょみず:
博物はくぶつこころざし》曰:泗水しすい陪尾,ぶた斯阜也,せきあな吐水,五泉ごせん俱導,いずみあなかくみちじゃくあまり水源すいげん南側みなみがわゆういちびょう松柏しょうはくなりりん時人じじんいい原泉げんせんほこらところきわむ也。
また曰:かんけいみかどさんねんゆうしろ頸烏あずかくろがらすぐん于呂けんしろ頸烏かち,墮泗水中すいちゅう死者ししゃすうせん

88 河南かなんしょみず:
洙水

89 河南かなんしょみず:
みずけい》曰:洙水泰山たいざんぶたけん臨樂さん西南せいなんいたり汴縣にゅう于泗。ちゅううん:洙水西南せいなんりゅうとう泉水せんすいちゅういずみいずる卞城東北とうほく,卞山かげ。《論語ろんごせんこう讖》曰:「みずめいぬすめいずみ孔子こうし潄。」またちゅう曰:夫子ふうしきょう于洙泗之あいだ今城いましろきた二水にすいなかそく夫子ふうししつらえ教之のりゆきしょ也。

90 河南かなんしょみず:
したがえせい》曰:洙泗二水にすい,交於魯城東北とうほくじゅうなな,闕里ゆう洙泗墻,南北なんぼくいちひゃくじゅう東西とうざいろくじゅう,四門各有石閫,北門きたもん洙水ひゃく

91 河南かなんしょみず:
沂水

92 河南かなんしょみず:
せつぶん》曰:沂水,東海とうかいひがし西入にしいり泗。いち曰出泰山たいざんぶたあおしゅうひた也。

93 河南かなんしょみず:
みずけい》曰:沂水,泰山たいざんぶたけんもぐさやまちゅう曰:ていげんうん沂山,あるうん臨樂やまみずゆうげんみなみげんしょしるべせいいい祚泉;きたすいしょはつぞくいいさかなきゅういずみ,俱東みなみりゅう合成ごうせいいちがわ

94 河南かなんしょみず:
論語ろんご》曰:暮春ぼしゅんこれがつはるふく既成きせい冠者かんじゃろくにん童子どうじろくななにんよく乎沂,ふう乎舞雩,えい而歸。

95 河南かなんしょみず:
西京にしぎょう雜記ざっき》曰:魯人あきえびすめとつまさんにち而游宦,さんねんきゅうかえ,其婦さいくわ于郊,えびすいたり識,而悅,乃遺きんいち鎰。つま曰:「わらわおっとゆう宦未かえし,于茲さんねんゆうはずかしめ如今也。」顧。えびす慚而退,いたりもんつまなんざいはは曰:「さいくわ于郊。」乃是こうらい挑者也。夫妻ふさい俱慚,とげ赴沂すい而死。

96 河南かなんしょみず:
しかばね》曰:かん雉見さるひつじ于魯,ゆうりゅういん于沂。かん雉曰:「われ聞之,とら,搏之,りゅうしゃこんどるくだりわれ聞也。」とげこれ

97 河南かなんしょみず:
ぐんこくこころざし》曰:しょう沂水,いまごうため長利ながとし,圯上ゆうきょうそくちょうりょうため黃石こうせき公取こうとりくつしょ

98 河南かなんしょみず:
濰水

99 河南かなんしょみず:
みずけいちゅう》曰:濰水しるべげん濰山,もとまきりょまことうん:濰水屋山ややま

100 河南かなんしょみず:
淮南ワイナン》曰:濰出くつがえ舟山ふなやまぶたこう異名いみょう也。

101 河南かなんしょみず:
史記しき》曰:かんしんあずかすわえはたりゅう且夾濰水而陳。于此,しんよるれいため萬餘囊盛沙以遏濰水,引軍げき且,にせ退すさ,且追きたしんけつすいみずだいいたり,且軍はんとくわたりとげりゅう且。

102 河南かなんしょみず:
汶水

103 河南かなんしょみず:
せつぶん》曰:汶水,瑯琊泰山たいざんしゅむなしひがしにゅう濰。またうん泰山たいざん萊蕪,西南せいなんいれずみ

104 河南かなんしょみず:
したがえせい》曰:汶水,萊蕪けん西南せいなんりゅうまたげんいれ萊蕪だに,夾路連山れんざんすうひゃくみずくろくだりせき,澗中くさやくにょう松柏しょうはくはやし灌綿濛,がけかべしょうもちあるかたぶけ岑岨みちあるかいいわおぜっだに清風せいふうじょうやま壑俱ひびきりょう高谷たかやふかしけん惴栗懼,危溪けんみちゆうかかたば艱。出谷でたにじゅうあまりさとゆうべつたにざい山下やましたたにゆう清泉きよいずみいずみじょうすうたけゆうせきあなくちようじん平行へいこうにゅうあな丈餘じょうよこうきゅうしゃくあまりこうよんたけげんむかしじんさんしょたきぎ爨煙黝猶そん谷中たになかりん致密,行人こうじん有能ゆうのう矣至。またゆうしょうもと山田やまだ,引灌蹤尚そん出谷でたにゆう平丘ひらおかめんやまはたすい土人どじん悉以しゅむぎうん此山むべふえきび而宜むぎひとしじん相承そうしょう以殖

105 河南かなんしょみず:
》曰:汶水行人こうじん彭彭。

106 河南かなんしょみず:
しゅうあやこうこう》曰:むじな逾汶そく地氣ちきしか也。

107 河南かなんしょみず:
論語ろんご·雍也》曰:使閔子騫為おさむ。閔子騫曰:「ためわが焉!如有ふくしゃのりわれ必在汶上矣。」

108 河南かなんしょみず:
つて》曰:ひとしじんわが汶陽

109 河南かなんしょみず:
沭水

110 河南かなんしょみず:
みずけいうん:沭水,瑯琊ひがしふといけん西北にしきたさん東南とうなんけい東海とうかいあつしおかけんりょうたかしかんねんさんがつ土人どじんちょう高等こうとう五百餘人相率開鑿此溪,引溉水田すいでんひゃくあまりごろ俗名ぞくみょうため紅花べにばなすいひがし流入りゅうにゅう泗州さざなみすいかい

111 河南かなんしょみず:
淄水

112 河南かなんしょみず:
みずけい》曰:淄水泰山たいざん萊蕪けん原山はらやまちゅううんいい原泉げんせん

113 河南かなんしょみず:
淮南ワイナン》曰:淄澠みずあいえききば嘗而知之ともゆき淄澠,ひとし二水にすい也。

114 河南かなんしょみず:
しんじょ》曰:ひとし有田ありたともみ先生せんせいしゃぎょうおさむ于內,智明ともあき于外,ひとしくん聞其けん,聘而といせい焉。ともえたい曰:「せいざいせいせいほんざい群臣ぐんしん大王だいおう召臣,しんあらためせいぜんかざりはたみやつこ公門くもんもん於臣わらわ曰:『奚若?』わらわあいしん曰:はたもんもん從者じゅうしゃ從者じゅうしゃかしこしん曰:。及臨淄水而觀かげしかうしあく也。いまひとしこれしんわらわ諛王しゃとくにんおう如臨淄水おのれあく而能あらため,斯齊國治くにはる矣。」

115 河南かなんしょみず:
澠水

116 河南かなんしょみず:
みずけいちゅう》曰:澠水,營丘城東じょうとうせいいいかんみなとすいにゅう于時すい

117 河南かなんしょみず:
つて》曰:ゆうさけ如澠。

URN: ctp:taiping-yulan/63