(Translated by https://www.hiragana.jp/)
太平御覽 : 獸部三 - Chinese Text Project
Follow us on Facebook to receive important updates Follow us on Twitter to receive important updates Follow us on sina.com's microblogging site to receive important updates Follow us on Douban to receive important updates
Chinese Text Project
-> -> -> ししさん

ししさん

Library Resources

とらじょう

Library Resources
1 とらじょう:
せつぶん》曰:とらやまじゅうきみ也。

2 とらじょう:
春秋しゅんじゅううんくるる》曰:くるるぼし而為とら

3 とらじょう:
えき·ふく》曰:くつとら咥人,とおる

4 とらじょう:
また《頤卦》曰:虎視こし眈眈たんたん,其欲逐逐。

5 とらじょう:
えき·かわ》:きゅうぞう曰:大人おとなとらへん,其文炳也。

6 とらじょう:
えきどおりけん》曰:立秋りっしゅうとらはじめ嘯。

7 とらじょう:
つきれい》曰:仲冬ちゅうとうとらはじめ交。

8 とらじょう:
れい》曰:孔子こうし太山たいざんがわゆう婦人ふじん哭於はかしゃ而哀。夫子ふうししき而聽使つかいみつぎとい曰:「坎蘙,一勢重有憂者。」而曰:「しかむかししゃわれしゅうと于虎,われおっとまた焉,こん吾子あごまた焉。」夫子ふうし曰:「なにため?」曰:「苛政かせい。」かね曰:「しょう識之,苛政かせいもう于虎也。」

9 とらじょう:
ひだりでん·いとぐちよんねん》曰:わか敖娶于云阝,なま膊等。わか敖卒,したがえ其母畜于うん阝。いん于云阝子おんな生子おいごぶん焉。うん夫人ふじん使棄諸夢中むちゅうゆめさわとらちちうん阝子これ,懼而夫人ふじん,以告,つげおんな私通しつう所生しょせいとげ使おさむこれすわえじんいいちちためこくいいとらため於菟おといのち曰斗こく於菟おと

10 とらじょう:
春秋しゅんじゅうこう郵》曰:さんきゅうじゅうななななしゃ陽氣ようきなりとらなながつ而生。りつ于七,とら首尾しゅびちょうななしゃく。般般文者もんじゃ陰陽いんようざつ也。

11 とらじょう:
春秋しゅんじゅうえんじあな》曰:天命てんめいとろけ白虎びゃっこおどけあさ。其終,白虎びゃっこ在野ざいや

12 とらじょう:
しかみやび》曰:甝,白虎びゃっこかんせんみかどみなみぐん白虎びゃっこけんじ其皮こつ爪牙そうが也。虪,くろとら虪,おと敘。甝,えびすあませつ

13 とらじょう:
漢書かんしょ》曰:猛虎もうこなおあずか如蜂蠆擲曷蠚。
また曰:たけみかどげんかりちゅうみなみぐん白虎びゃっこ,以為たから
また曰:ひろ北平きたひらぐん出獵しゅつりょうくさ中石なかいし,以為とら而射中石なかいしぼついし也。明日あしたしゃおわり不能ふのうにゅう矣。
また曰:司馬しば遷書曰:猛虎もうこざい山中さんちゅう百獸ひゃくじゅうふるえこわ。及陷おり阱,ゆら而求しょくせきやくこれやや也。
また曰:敢子禹,ゆうちょう于太。禹有いさむうえ召禹使とげとらかかしたけんちゅういたりゆうみことのり引出。禹以けん斫絕るいよくとげとらうえたけしとげ焉。

14 とらじょう:
こう漢書かんしょ》曰:りゅうこん桓公かんこう光武みつたけためひろのう太守たいしゅさき,崤澠えきどうとらわざわい行旅こうりょ不通ふつうこん為政いせいさんねんじんだいぎょうとらみなまけ渡河とかみかど聞而これきさきちょうためこう祿ろく勛,みことのりもんこん曰:「ぜん在江あるえりょうかえしふうめつきさき守弘もりひろのうとらきた渡河とかくだりなん德政とくせい而致ごと?」こんたい曰:「偶然ぐうぜんみみ。」みぎみなわらい其質訥。みかど嘆曰:「桿乃長者ちょうじゃげん也。」顧命しょしょさく
また曰:そうひとし遷九こう太守たいしゅぐんとら暴,すうためじん患。つねつのしつらえおり阱,而猶傷害しょうがいおりため以捕じゅう,阱謂穿ほじおちいこれひとしいた下記かきぞくけん曰:「おっととらひょうざいやま,黿鼉ざいみずかくゆうしょたく。且江淮之ゆう猛獸もうじゅうなおきたゆう雞豚也。こんためじんがいとがめざいざん吏,而勞つとむちょうゆう恤植いね也。其務退すさ奸貪,おもえすすむちゅうぜん一去檻阱,じょそぎせい。」其後傳言でんごんとらしょうあずかあずまゆう渡江とのえ
また曰:法雄のりおためみなみぐん太守たいしゅぐんはまたいこう沔,またゆうくもゆめやぶさわうんゆめさわこんざいやすしゅうえいはつちゅう虎狼ころううえだんぜん太守たいしゅしょうつのちょうはん為所しどころがいしゃ甚眾。乃移しょぞくけん曰:「凡虎おおかみざい山林さんりんなおひと居城きょじょういにしえしゃいたりこれだい猛獸もうじゅう擾,みなよしおん信寬のぶひろさわひとし及飛はし太守たいしゅ不德ふとく,敢忘其義!いた,其毀壞檻阱,とく妄捕山林さんりん。」とらがいややいきにん以獲やすざいぐんすうさいさい常豐つねとよみのり
また曰:わらわ恢字かんむねため其令。じんつねためとらしょがい,乃設おりこれなまとら。恢咒とら曰:「天生あもう萬物ばんぶつおもんみ人為じんいとうと虎狼ころうとうしょくろく畜,而殘暴于じん王法おうほう殺人さつじんしゃきずじんそく論法ろんぽうわか殺人さつじんしゃとうたれあたま服罪ふくざいしゃとうごう呼稱こしょう冤。」一虎かずとら低頭ていとう閉目,じょうわかふるえ懼,即時そくじころせこれ。一乃踴躍自奮,とげこれ

15 とらじょう:
しゃうけたまわこう漢書かんしょ》曰:あきらりゅうりょうはじめだかためちょうすなやす成長せいちょうさきとら百姓ひゃくしょう患之,みなしたがえけんりょうかんおさむ德政とくせい。逾月,とら悉出かい貿蒼かえ

16 とらじょう:
かんすめらぎとくでん》曰:鄧禹西にしせいおくこれ于道。すんでかえしいん于野おうりょうみち老翁ろうおうそく禽,せいとい曰:「禽何むこう?」并舉くび西にしゆびげん:「桿中とらしんごとそく禽,とらまたそくしん大王だいおう勿往也。」

17 とらじょう:
方言ほうげん》曰:とらちんそうすわえあいだあるいいちちこう淮南ワイナンすわえあいだいいみみとら食物しょくもつ,值耳そくとめ,以觸其諱ゆえあるいい於䖘。於音がらす,䖘音竇。たくみはく南山なんざんえびすよびとらため䖘。關東かんとう西にしあるいいはく也。

18 とらじょう:
風俗ふうぞくどおり》曰:よびとらためみみ俗說ぞくせつとらほんみなみ郡中ぐんちゅういおり公所ぐぞためよびみみいんよびはん便びんいか

19 とらじょう:
りゅうぎょかわ》曰:かかぶんとらはなもんじょうむべかん子孫しそんたい印綬いんじゅかかとらはなもんちゅうしゅういちねんやきさくくずあずか引之,がつちゅう便びんゆうなま貴子たかこ。勿令人知じんち,泄則けん也。また勿令人見ひとみ

20 とらじょう:
春秋しゅんじゅうきさき》曰:すわえ歇說はたあきらおう曰:「天下てんか強國きょうこく,莫過于秦すわえこん大王だいおうほしすわえ,此猶兩虎りょうこしょうあずか,而駑けん受蒲爸,如善すわえ也。」
また曰:はためぐみおういいひね軫曰:「こんかんたかししょうおさむねんかいあるいい寡人すくいうえてんある曰勿すくい便びん。寡人不能ふのうためけつすなおため寡人けいこれ。」軫曰:「またつねゆう以卞そうとげとら聞于王者おうじゃ乎?」おう曰:「聞。」軫曰:「卞莊子方こかたとげとら,而卞豎子じゅしどめ,曰:『兩虎りょうこかたしょくうしうしあま必爭,そう必斗。そくだいしゃきず小者こものしたがえきず而刺,一舉必有雙虎之名』。卞莊以為しかたて而顧ゆうごろ兩虎りょうこはてだいしゃきず小者こもの,一舉果有雙虎之功。こんかんたかししょうおさむねんかい大國たいこくきず小國しょうこくほろびしたがえきず而伐いち舉必ゆう。此猶卞莊とげとらるい也。」めぐみおう曰:「ぜん。」咒不すくいまち其敗而攻はてだい克也かつや

21 とらじょう:
えつ春秋しゅんじゅう》曰:おうそうあきら門外もんがい金玉きんぎょくきよしじょうため白虎びゃっこ

22 とらじょう:
れつでん》曰:はた公子こうしくだり使つかいしゅたてまつ璧一はたおうだいいかはたしゅちょとらけんちゅう瞋目とら,眥裂,濺虎,とらおわり敢動。

23 とらじょう:
きよし天子てんしでん》曰:ゆうとらざい于葭ちゅうかやあし七萃之士曰高奔戎,乃生とら而獻天子てんしいのちため柙,柙,おり而畜ひがしおそれ曰虎ろうこん苜眶なり皋縣是也これや

24 とらじょう:
山海さんかいけい》曰:はじめさんとりねずみどうあなやま,其上白虎びゃっこ也。
また曰:狄山,爰有ぐまひぐまぶんとらかそけやまくろ水上みずかみゆうげんとら

25 とらじょう:
ためし縈》曰:とらひょうこま成文せいぶん,而有しょくうし
また曰:ちゅうはく曰:「ひだりたいゆき夔,而右むご鬋虎。」

26 とらじょう:
かん》曰:龐共與太よたしつ邯鄲かんたんいいおう曰:「いまいちにんげん市有しゆうとらおうしん乎?」おう曰:「。」「二人ふたりごとおうしん乎?」おう曰:「。」「さんにんげんおうしん乎?」曰:「寡人信之のぶゆき。」龐共曰:「おっと壟明矣,而さんにんげんなるとらこん邯鄲かんたんどお于市,しんしゃさんにんすなおおう察之。」龐共したがえ邯鄲かんたんかえさかいとくいれ
また曰:おっととら所以ゆえんのうふくいぬしゃ爪牙そうが也。使つかいとらしゃく其爪きば,而使いぬようのりとらはんふく于狗矣。ひとぬししゃ,以刑とくせいしんいまくんしつ其刑とく使臣ししんようのりくんはんせい于臣矣。

27 とらじょう:
かん》曰:桀之おんならくさんまんにんとら于市,かん其驚駭。

28 とらじょう:
れつ》曰:りょう鴦曰:「やしなえとらほう,凡順のりぎゃくのりいか,此血しゃせい也。おっとしょくとらぶつ敢以生物せいぶつあずかこれため其殺おそれいか也;敢以ぜんものあずかこれため其決おそれいか也。」そうどう

29 とらじょう:
孟子もうし》曰:すすむじんゆう馮婦しゃぜん搏虎。ゆう眾逐とら望見ぼうけん馮婦趨而むかえこれ

30 とらじょう:
まごきょう》曰:望見ぼうけん,以為ふくとら

31 とらじょう:
りょ春秋しゅんじゅう》曰:ころもじんざいかんしょくじんざいひだるひねおもえしょうとうとら千金せんきん如一ぶたかた

32 とらじょう:
淮南ワイナン》曰:ちゅうゆき繆伯しゅ搏虎而不能生のう也。ちゅうくだり繆伯,すすむしん也。ちからのう搏虎,而不能ふのうふく也。
また曰:へび不可ふか使ためあしとら不可ふか使えん

33 とらじょう:
淮南ワイナンまん畢術》曰:やきかく入山にゅうざんのりとらひょうとおあく其臭也。
また曰:むかししゃうしあいびょうななにち而為とら。其兄けい而入,とら搏而ころせこれかた其為とら不知ふち其常ためじん也;かた其為じん不知ふち其且ためとら也。且猶はた也。
また曰:とら嘯則たに風生ふうせい

34 とらじょう:
せつえん》曰:あなとりあいとらひょうあいつめ所以ゆえん輔其也。

35 とらじょう:
だきしらき》曰:とら及鹿うさぎみなことぶきせんさい滿まんひゃくさいしゃ,其色みなしろ
また曰:あるといため道者どうしゃざい山林さんりん山林さんりん虎狼ころうこれしつなに以避だきしらき曰:「いにしえ入山にゅうざんしゃ,佩黃しんこしあきら。其廣よんすん,其字ひゃくじゅう,以封どろちょしょじゅう四方しほうかくひゃくのり虎狼ころう敢近其內也。」
また曰:山中やまなかとらしょうおそれ吏者,とら也。
また曰:蔡誕入山にゅうざんかえ其家,うん謫到こん侖,こん侖山白虎びゃっこ、蜲蛇ちょうひゃくあまりさと,其口ちゅうきばみなさんひゃく斛舡だい

36 とらじょう:
風俗ふうぞくどおり》曰:とらしゃぶつ百獸ひゃくじゅうちょう也,のう噬食おにこんひとそつとくびょうしょうかわいんけい其衣ふくまた辟惡。此甚けん
また曰:もも梗、あし茭、とら。謹案あんみかどしょ》:上古じょうこときゆうかみ荼與いくるい兄弟きょうだいにん性能せいのうおについたち山上さんじょうもも樹下じゅか簡閱ひゃくおに鬼無きなし道理どうり妄為じん,荼與いくるいばく以葦さく以食とら。於是かんつね以臘じょゆうかざりももじんとら於門。みなついこうぜんこと,冀以きょう也。
また曰:そうひとしためきゅう太守たいしゅとらまけ渡江とのえあん虎毛とらげばばしゃばあにおかせほうなみさとうん:「きつねよく渡河とか奈尾なに?」舟人ふなびとひさしゆう懼,きょうとら耶?わかとくちかいうみとらまた不能ふのういたりおにかた也。

37 とらじょう:
蔣濟《萬機ばんきろん》曰:猛虎もうこしょ卑勢,鷙鳥たてたれえだ也。

38 とらじょう:
西京にしぎょう雜記ざっき》曰:ひろあずか兄弟きょうだいりょう于冥やまきたとら焉,しゃ一矢いっし斃。つぎ髑髏しゃれこうべ以為まくらしめせふくもう也;銅像どうぞう其形ため溲器,しめせいやふく也。
また曰:余所よそゆうきくどうりゅうため幻術げんじゅつつねむこうあまりせつ曰:「東海とうかいじんこう少時しょうじためまぼろしはたまつゆう白虎びゃっこ東海とうかいみことのりこう以赤がたな往厭じゅつすんでくだりとげためとらしょころせ。三輔人俗用以為戲,かんあさまたこれためかく抵戲焉。」

39 とらじょう:
王子おうじねん拾遺しゅういろく》曰:はじめすめらぎねん,謇涓こく畫工がこうしゃめいれつ裔,こく白玉しらたま兩虎りょうこそぎだまためゆう如真矣,てん兩目りょうめ睛。はじめすめらぎ使あまりこうよる往點ため睛。だん往,とらそくとべ明年みょうねんみなみぐんゆうけんじ白虎びゃっことうはじめすめらぎ使,乃是先刻せんこくだまはじめすめらぎめいじ睛,とら不能ふのうふく

URN: ctp:taiping-yulan/891