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太平御覽 : 人事部一百三十七 - Chinese Text Project
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人事じんじいちひゃくさんじゅうなな

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ことわざ

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1 ことわざ:
かんすすむ春秋しゅんじゅう》曰:しょかずらあきらそつ,楊儀せいぐん而出,せんおう敢逼,百姓ひゃくしょうことわざ曰:「しょかずらはしなまなかたち。」

2 ことわざ:
りょう祚《こくみつる》曰:おうあきらぶん舒。戒兄子せこうんことわざ曰:「すくいさむわかじゅう裘,とめそし莫若自修じしゅう。」斯言しん矣。

3 ことわざ:
ちょう勃《くれろく》曰:りく稠,はく羸。ため廣陵こうりょう太守たいしゅ,奸吏斂手。廣陵こうりょうことわざ曰:「かいゆいはん我國わがくにりくくん。」

4 ことわざ:
かん外傳がいでん》曰:おっとあく往古おうこ所以ゆえん危亡,而不知ふち其所以安そんのり以異乎卻ぎょう而求逮於前人ぜんじん也。鄙語ひご曰:「不知ふちため吏,やめなりごと。」ある曰:「前車ぜんしゃくつがえきさきしゃ戒。」

5 ことわざ:
こうひょうでん》曰:しょかずらあきらひょうみやこまもるいわおいむしょうためぐんしょく吏,ようせいふかかつ,茍利其身。鄉里きょうりためげんことわざ曰:「なん狎,うろこかぶと。」
また曰:てん容貌ようぼうさきがけ杰,めいかんむり三軍さんぐん,其所持しょじしゅ戟,ちょういくいちひろぐんちゅう為之ためゆき曰:「とばり壯士そうしゆうのりくん手提てさげそう戟八じゅうきん。」
また曰:かくのりくんぎょうため鉅鹿太守たいしゅあずかちゅうろうはたただしたくおさむはばぞくちょうたから於曲てんさくかこえ塹,たく肯,てんどく於西とうぞくおき晝夜ちゅうや進攻しんこうたからゆかりじょうもり敢出。時人じじんため曰:「かくくんかこえ塹,ただしはたもといくれいきつね貍,ため豺虎。たよわがかくくんかしこつよ轉機てんきあいだてきためきゅうとりこ。猗猗めぐみくんかん疆土。」
また曰:やなぎ琮,はく騫。ところ拔進,みなためしょたたえ,致位まきもり鄉里きょうりためことわざ曰:「とく黃金おうごんいち如為やなぎはく騫所識。」

6 ことわざ:
すめらぎはじめ謐《いたるでん》曰:繆斐,文雅ぶんがだいおさむ儒學じゅがくつぎかかとろく博士はかせ,以經ぎょう修明のぶあき學士がくししょう時人じじんいいかたり曰:「もとしゃ白馬はくば文雅ぶんが。」

7 ことわざ:
おうさち別傳べつでん》曰:すすむ受禪じゅぜんときろうびょう。莫不歡容,而祥しょく怡。時人じじん為之ためゆき曰:「王公おうこう恨恨,ゆうおくこれじょう也。」

8 ことわざ:
ちょうほうけんすわえこく先賢せんけんでん》曰:ことわざ曰:「なおため隸,奸慝弭;ひだりゆうため尚書しょうしょれい天下てんかまきせん舉。」

9 ことわざ:
《荀氏家傳かでん》曰:荀邃夫人ふじんゆういたりぎょうときとしあらまいらい糴者,夫人ふじんつね叩其斛,糴者りょう,輒過其本,時人じじんごう曰「じょう斛夫じん」。

10 ことわざ:
ひねとめ風俗ふうぞくでん》曰:もと晏字えらきみ,授《魯詩》於瑯琊。おうあらためがく曰:「もと章句しょうくれつざい儒林。」ことわざ曰:「殿上てんじょうなりぐんもとえらきみ。」

11 ことわざ:
曹操そうそう別傳べつでん》曰:りょぬのふくろういさむ,且有駿馬しゅんめ時人じじん為之ためゆき曰:「人中ひとなかゆうりょぬのうま中有ちゅううあかうさぎ。」

12 ことわざ:
文士ぶんしでん》曰:こうおうげん時人じじんことわざ曰:嶷然まれげんこうおうげん
また曰:とめこうななせいまごちょうさんきょうはつきょくれけんしょう人里ひとざと時人じじんことわざ曰:「あいさとちょう賢良けんりょう積善せきぜんおう子孫しそんあきら。」

13 ことわざ:
習鑿じょう》曰:うけたまわ彥謂しょかずらあきら曰:「ゆううしおんなさいこらえしょうはい。」そくおくこれ鄉里きょうり曰:「孔明こうめいせいとくがいうし也。」

14 ことわざ:
かずつとかんちょう》曰:ちんやすし奮刀,左右さゆう俱發。隴上曰:「隴上壯士そうしゆうひねやすたけはちへびほこ左右さゆう槃。」

15 ことわざ:
西京にしぎょう雜記ざっき》曰:かん嫣好だん,以金ためまるいちにちしょしつしゃじゅうあまり長安ながやす為之ためゆき曰:「わか饑寒きかん,逐彈丸だんがん。」京師けいし兒童じどうごと聞嫣だん,輒隨もちまるしょ落,便びんひろえ焉。

16 ことわざ:
英雄えいゆう》曰:袁紹ちちなりぶんひらけもりはり冀以みなため交言,したがえ京師けいしことわざ曰:「こと諧,まいぶんひらき。」

17 ことわざ:
さん輔決ろく》曰:馮豹,なかぶんははぐう甚酷,ひょうごといよいよ謹。時人じじん為之ためゆき曰:「道德どうとくあきらあきら馮仲ぶん。」
また曰:五門ごもん子孫しそん,凡民もんこんざい河南かなんよんじゅう,澗穀らく三水さんずい交。でん聞馬兄弟きょうだい五人共居此地,さくもん客舍かくしゃいん以為めいしゅやしなえ豬賣ぶたみん為之ためゆき曰:「えんちゅう三公みつきみ館下たてしたきょう五門ごもん嚾々,ただし聞豚ごえ。」
また曰:賈彪兄弟きょうだいさんにん并有高名こうみょうぴょうさいゆう天下てんかしょう曰:「賈氏さんとらえらぶしさいいか。」
また曰:ゆういんようひとしためえびす軫所がい月餘げつよ,軫得びょうただしげんふくふくゆうようひとしはたおにらい,於是遽死。せきちゅうことわざ曰:「なまゆう知人ちじんあきらゆうかみれい。」

18 ことわざ:
臨海りんかい異物いぶつこころざし》曰:安家あつかえびすみなこう啖猴あたまあつものことわざげんじんやすしまけじんせんせきあわすなおまけじん猴頭あつもの臛。
また曰:䱥魚肥ぎょひあぶしょく甚美,ことわざ曰:「やすしるいたく䱥魚がく

19 ことわざ:
風俗ふうぞくどおり》曰:ちょうおうよしみだいまゆ人間にんげん半額はんがくすわえ好廣よしひろりょう國人くにびとぼつこうひとしおうこう細腰さいよう後宮こうきゅうゆう餓死がししゃ
また曰:のべよしみちゅうちゅうつねさむらいたんちょうひだり琯、じょ璜、瑗、から衡在みかど左右さゆうたて其奸いっ時人じじん為之ためゆき曰:「ひだり回天かいてんじょてん獨坐どくざからおうごえ。」げん信用しんよう甚於てんえん也。
また曰:さと曰:「けんかん漫漫まんまん,怨死しゃはん。」

20 ことわざ:
ろく韜》曰:天下てんか攘攘,みなため往;天下でんか熙熙,みなためらい

21 ことわざ:
れつ》曰:しゅうことわざ曰:「ちちすわころせ。」晨出よるいれ以性つねすすまめ茹藿,以味ごく;一朝處以軟毛綈,こも以粱にくらんあじしんたいはん,內熱せいびょう矣。
また曰:楊朱曰:「古語こごゆうなましょう憐,死相しそう捐,此語いたり矣。」
また曰:ちょうぶん曰:「くにことわざゆうごと,察見ふちぎょしゃ不祥ふしょうさとしりょう隱逸いんいつしゃ殃。且君ほしぬすめ,莫若舉賢而任。」

22 ことわざ:
孟子もうし》曰:ひとしじんゆうごと:「雖有智慧ちえ如乘ぜい;雖有鎡基,如待。」ひとしじんことわざ也。じょうぜいきょ富貴ふうきいきおい也。鎡基,耒耜ぞく也。

23 ことわざ:
あなくさむら》曰:平原ひらはらくんあずかだかいんつよだかしゅ曰:「むかしゆうのこことわざ:堯舜せんかね孔子こうしひゃく觚。嗑嗑,なおいんひゃく榼。いにしえけんきよし不能ふのういん也。吾子あごなん焉?」

24 ことわざ:
かん》曰:ひなことわざ曰:「長袖ながそでぜんまいぜにぜん賈。」此言資之すけゆきえきためこう
また曰:ゆうことわざ曰:「為政いせいなお沐也。」雖有棄髮はい,而有ちょうはつ利也としや

25 ことわざ:
慎子しんこ曰:ことわざうん:「さと不明ふめい不能ふのうためおう瞽不ろう不能ふのうためこう。」

26 ことわざ:
蔣子《萬機ばんきろん》曰:學者がくしゃ如牛なりしゃ如麟かく
また曰:猛虎もうこしょ卑勢,勁鷹たてたれえだ

27 ことわざ:
だきしらき》曰:桓靈曰:舉秀才しゅうさい不知ふちしょ;察孝れんちち別居べっきょかんもときよし白濁はくだく如泥,こうだいはたおびえ如蠅。
また曰:古人こじんほったちつとむ誦經じゅきょうこんかんつとむ治生はるお

28 ことわざ:
しょうくんしょ》曰:公孫こうそん鞅謂はたたかしおおやけ曰:しん聞之,うたぐあるき無名むめいうたぐことこうくん亟定へんほうおもんばか,殆猶天下でんかかたり曰:「愚者ぐしゃくら於成ごと智者ちしゃ於未もえ。」

29 ことわざ:
邯鄲かんたんわらいりん》曰:桓帝有人ゆうじん辟公じょうしゃ,倩人さくそう記文きぶんにん不能ふのうためさくいん曰:「はりこくかずら龔者,さきため記文きぶんうつしようはんさらさく。」とげしたがえじんげんうつし記文きぶん龔名せいこうだいおどろきこたえ而罷時人じじん曰:「さくそう雖工,むべかずら龔。」

30 ことわざ:
賈誼《新書しんしょ》曰:ひなことわざ曰:「よくとうねずみ而忌。」此善喻也。ねずみきん於器,なおはばか而弗なげおそれきず也。きょうだいしんきん於主みかど乎?

31 ことわざ:
桓子《しんろん》曰:關東かんとうことわざ曰:「ひと聞長安樂あんらくのりもん而西むかいえみにく味美あじよしのりたいほふもん而大嚼。」またことわざ曰:「侏攘披いちせつ長短ちょうたん可知かち孔子こうしげん舉一隅足以三隅反。」かんわれしょうまたあし以揆其能

32 ことわざ:
ちぇみのる政論せいろん》曰:まい詔書しょうしょしょよく禁絕きんぜつ,雖重こん惻罵詈極,ぴつよしふくはいしゃおわり悛意。故里ふるさと曰:「しゅうぐん,如霹靂へきれきとく詔書しょうしょただしかけかべ。」
また曰:いちさいさい赦,やつ噫唶。きょう不軌ふきみん,孰不肆意しい

33 ことわざ:
おう劭《かんかん》曰:さとうん:「つかまつ宦不とめしゃせいみみ。」

34 ことわざ:
蔡邕《獨斷どくだん》曰:幘無はばおう莽頭禿ちび,乃始ほどこせはばかたり曰:「莽頭禿ちび,幘如。」

35 ことわざ:
おうあきらひんやつれ》曰:ことわざ曰:「魯班雖巧,不能ふのうため乞丐こつがいしゃがお。」

36 ことわざ:
たけせんれい曰:ことわざ曰:「しつ晨之雞,おもえさら。」むかし闡在白馬はくばゆう受金婢之ざい,棄而どるとえきさき以為ずみきたしょう,以其のうゆえ

37 ことわざ:
曹植れい曰:ことわざうん:「あいもんゆうしょう將門まさかどゆうしょう。」おっと相者そうしゃ文德ふみのりあきらしょうしゃ武功ぶこうれつ

そう

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1 そう:
ひだりでん·かくれこう》曰:ていはくはたもと,授兵於太みや公孫こうそん閼與潁考叔爭しゃ,潁考叔挾辀以はし辀,くるまながえ也。拔戟以逐

2 そう:
またじょうねん》曰:はたはくおとうとはり如晉修成しゅうせい,叔向いのち召行じんいんよく使こたえしん行人こうじんしゅ曰:「しゅ也當。」進也しんやげんとうつぎぎょうさんうん,叔向おうしゅいか曰:「はん爵同,どうため大夫たいふなに以黜しゅ於朝?」なでけんしたがえこれ。叔向曰:「はたすすむ和久わぐ矣!今日きょうことこう而集,すすむこくよりゆきこれしゅう三軍さんぐん暴骨。いんどうこくげん無私むしつねえき。奸以ごとくんしゃわれしょのう也。」はらいころもしたがえこれひとすくいひらおおやけ曰:「すすむ其庶乎!庶幾しょき于治。われしんこれしょそうしゃだい。」曠曰:「おおやけしつ懼卑,しんしんきおい而力そうつとむとく而爭ぜん私欲しよくやめ侈,のう卑乎?」

3 そう:
またじょうねん》曰:すわえていいたり于城麇。ていすめらぎ頡戍あずかすわえせんはい穿ほじふういぬしゅうすめらぎ頡,公子こうしかこえあずかこれそうせい於伯しゅう犁,せいきょく直也なおやはくしゅう犁曰:「請問於囚。」乃立しゅうはくしゅう犁曰:「ところそう君子くんし也,其何不知ふち?」じょう其手,曰:「夫子ふうしため王子おうじかこえ,寡君かいおとうと也。」しも其手,曰:「此子ため穿ほじふう戍,方城ほうじょう外之そとゆきけんいん也。だれ?」上下じょうげしゅ以道しゅうしゅう曰:「頡遇王子おうじじゃく焉。」じゃくはい也,げんため王子おうじ所得しょとく戍怒,抽戈逐王かこえ

4 そう:
史記しき》曰:しょう如功だいはいためじょうきょうざいかど頗右。頗曰:「わがためちょうすすむゆうおさむ城野じょうのせんこうそう如徒以口したためろうわがうえわれしのぶ為之ためゆき,必辱。」あい如聞肯與かい每朝まいあさつねしょうびょうほっあずか頗爭れつ。於是,舍人とねり辭去じきょあい如曰:「つよはた敢加へい於趙しゃ以吾兩人りょうにんざい也。こん兩虎りょうこどもいきおい俱生。われ所以ゆえんため此者,さき國家こっかきゅう而後わたし讎也。」
また曰:彭越,なかつねりょう鉅野ちゅうため群盜ぐんとうちんまさるこうはりおこり少年しょうねんあるいいえつ曰:「ごう杰相りつ叛秦,なかこう。」えつ曰:「りょうりゅうかた,且待。」
また曰:婁敬せつじょう曰:「おっとあずかひと扼其亢,ちょう晏曰:亢,のど嚨。拊其のうぜん勝也かつやこん陛下へいかいれせき而都,あんしん。此亦扼天下之したの亢而拊其也。」
また曰:孔子こうしひねがまかいこう叔氏以蒲叛,がまじんとめ孔子こうし弟子でし公良きみよし孺者,ゆういさむつとむいい曰:「むかししたがえ夫子ふうしぐうなん於匡,こんぐうなん於此,いのち也。われやすし而死。」甚疾。がまじん懼,いい曰:「てきまもるわれ也。」

5 そう:
漢書かんしょ》曰:項羽こうういいかんおう曰:「天下てんかきょうきょう以吾兩人りょうにんすなおあずかおう挑戰ちょうせんけつ雌雄しゆう。」かんおうえみ曰:「われやすし不能ふのう力也りきや。」
また曰:大將軍だいしょうぐん霍光秉政,しょ霍在ひらやつきゃくがたなへいいり,吏不能ふのうきん。及尹おうため吏,莫敢はんしゃ
また曰:邴吉つね,逢群しゃ死傷ししょう橫道よこみちよしこれ不問ふもんじょうどくかいよし曰:「みんしょう殺傷さっしょう長安ながやすれいきょう兆尹職所當禁也。宰相さいしょうおや小事しょうじ。」
また曰:はらわたるやついたりかいにくやつじょうわたるあずかほふしゃそうごと,斫傷ほふしゃ

6 そう:
また漢書かんしょ·ちょうみみさん》曰:ちょうみみひねあまりせいしょしょうけんはじめきょやくときそうしかしんあに顧問こもん哉!及據こくそうけんそつしょう滅亡めつぼういきおい利之としゆき交,古人こじん羞之。

7 そう:
ぞく漢書かんしょ》曰:こうれい皇帝こうてい於后みや人為じんいれつ販賣はんばい使つかいしょう偷盜そううえ臨視以為たのし

8 そう:
ひがしかんかん》曰:金吾きんご賈復ざいなんじみなみ部將ぶしょう殺人さつじん潁川,,寇恂乃戮於市。ふく以為はじ潁川,いい左右さゆう曰:「われ今見いまみまこと,必手けん。」まこと其謀,ほっあずかあいまこと曰:「むかししょう如屈於廉頗者,為國ためくに也。」乃敕ぞくけんさかりきょう一人ひとりみなけんにん饌。まこと出迎でむかえ於道,たたえやましかえ。賈復勒兵よくおい,而吏みなよいとげ過去かこまこと以狀聞,上乃うえのしるしまことまこといたり引見いんけんふくさきざいよくおこりしょう避。うえ曰:「天下てんか未定みてい兩虎りょうこやすわたし?」
また曰:しゅうとうはくきょうふとし原人げんじんごうたすくはつとう徭道,於人ちゅうはずかしめこれとうがく春秋しゅんじゅう長安ながやす,聞復讎ふくしゅうよし,輟講いたあずかごうたすく相聞そうもんさと佐多さた從兵じゅうへい往,使つかいきょうさき拔刀ばっとうしかあずかあいげきごうたすくふく義勇ぎゆう

9 そう:
袁山まつこう漢書かんしょ》曰:りゅうぼんきょ長樂ながらみやあかまゆしょしょうかいろん功名こうみょうげんほしためぼうおう欲得よくとくぼうかんそうげんごうよび拔劍ばっけんしょうげき

10 そう:
英雄えいゆう》曰:りょぬのたてまつさきりゅう備屯しょう沛,袁術はたきのれいさんまんおさむ備。備求すくい於布,ぬのりつせんあまりはせ赴之,ひと招備并請れいとうひびきいんいいれい曰:「ぬのせい喜合きごうただしかいみみ。」

11 そう:
しょくこころざし》曰:りゅうふうあずかはじめたちぶんそう不和ふわふうだつたち鼓吹こすいたちとげ

12 そう:
山海さんかいけい》曰:けい夭與みかどそうしんみかどだん其首,そうつねひつじやま

13 そう:
かみけい》曰:東北とうほくあら中有ちゅううじゅう焉,其狀如羊,一角いっかくもうあお四足しそくぐませいちゅう而直,じんそくさわじき,聞人ろん不正ふせいめい曰獬豸,いちめいにんほうこん用法ようほうかんむりぞく曰:「獬豸かんむり」也。

14 そう:
ぞくさがせかみ》曰:すすむふとし原中はらなか北地きたじじんちんりょうあずか沛郡みん焉共ため賈,きさきだいとく焉。ころせものじゅうもとりょうゆるがせかつとくせつ死時しにどき周旋しゅうせんじんりゅう舒。舒久やめほろびいいりょう曰:「去年きょねんはる社日しゃにちほこらほこら家中いえじゅうそうわれじつ忿之,さくいち兕於庭前ていぜん。」りょう往報舒家,其怪またぜっ

15 そう:
すめらぎはじめやすいっでん》曰:こうおおとり鄰里ゆうそうざいしゃ兵刃へいじんしょうおおとり脫衣だついはばため叩頭こうとう曰:「仁義じんぎへりくだゆずる不可ふかはい也。」そうざいしゃとうへいしゃ而罷。ひがしかんかんまた
また曰:かんやすししょきょたむろ落,かいゆう汲者,ある男女だんじょざつ錯,あるそう鬩。やすし患之,乃買ぶんおけ井傍いのそば,汲以まち各自かくじしょうせめふく也。

16 そう:
かい稽典ろく》曰:なつかおり曼卿。もんがわゆう大井おおいうえゆうかわらぼん里中さとなか兒童じどうかくきおいいんうしそうすいどもこうため汲,おけぼんゆかりそう

17 そう:
祎別でん》曰:のべあずか楊儀并坐爭論そうろんのべある舉刃なずらえ涕泣ていきゅうよこしゅう。祎常いれすわ其間,諫喻分別ふんべつ

18 そう:
いし勒別でん》曰:勒微あずか邑人よう相近すけちか陽性ようせい剛愎ごうふくまいけい勒,あずかそう漚麻ともしょうゆずりは,互有勝負しょうぶ

19 そう:
えつ春秋しゅんじゅう》曰:胥始くれぐうせんしょ於途。せん諸方しょほうあずかひとはた就之,てき其怒,ゆうまんにん。其妻いちよびそくかえ胥怪而問其狀。せんしょ曰:「おっとこごめいちにんした,必伸まんにんうえ。」

20 そう:
れつ》曰:むかしどもこうあずか顓頊そうためみかどいかさわしゅうやまおりてんばしらぜっ維。

21 そう:
えびす》曰:えびすおさむぼくきょうゆうこごめ將子まさこ恃勇,聞墨しゃ帶劍たいけん危冠往見えびすこう而問曰:「はた先生せんせい而好いさむゆうせつのりせつそく。」えびすためげんいさみこごめ將子まさこ悅服えっぷく

22 そう:
しかばね》曰:魯人ゆうこうしゃさんためははきた,魯人稱にんしょうかれ其斗そくがいおやそくはずかしめ嬴矣,わかりょうくだこれ

23 そう:
かん》曰:ていじんゆうしょうあずかそうねんしゃ一人ひとり曰:「われあずか同年どうねん。」一人ひとり曰:「われあずかみかどけい同年どうねん。」訟此けつ以後いごいきためしょう

24 そう:
りょ春秋しゅんじゅう》曰:すわえあたり邑名曰卑はり,其處おんなそうくわ於境じょうおどけ而傷卑梁おんな。卑梁じん以讓くれじんくれじんおうきょういか而殺くれじん往報つきほふ其家。於是くれすわえだいそう

25 そう:
淮南ワイナン》曰:さいしゃとく嘗救,しゃとくきず
また曰:さんにんどうしゃ二人ふたりしょうあずかそうそうしゃ各自かくじ以為じき不能ふのうしょう聽。一人ひとり雖愚,必從而決智也ともや,以不そう也。

26 そう:
せつえん》曰:はたはじめ皇太后こうたいごう謹,幸郎ゆきお嫪毒,ふうため長信ながのぶこうせん國事こくじあずかさむらいちゅう左右さゆうしん俱博,飲酒いんしゅよいそうげん而斗,瞋目大呼たいこ

27 そう:
桓子《しんろん》曰:あまりぜんためてんらく大夫たいふ有鳥あっとり於庭じゅじょう,而府中ふちゅう門下もんかみなためゆう懼。きさきあまりあずかてんらくしゃ俟爭,俱坐まぬかれ

28 そう:
風俗ふうぞくどおり》曰:臨淮ゆう一人持一匹縑到市賣之,みちぐう,披戴。後人こうじんもとめきょうひさしかげ授與じゅよいちとうあめ霽當べついんどもそうかくうんわが縑,まいげん丞相じょうしょう薛宣よび中斷ちゅうだん縑,かくあずかはんきさきじん濫受,いんぜんつまみ,縑主しょう怨。せんしかこうせめふく
また曰:俗說ぞくせつ二人ふたりども澡手,れいじんそうりょうこととうきょう澡者。其祝曰:「ひと相愛そうあいいぬしょう嚙。」げんいぬ,灑之以水,便びんかい也。
また曰:すわうつりだる俗說ぞくせつうつりだるれいじんそう

29 そう:
てんろん》曰:なんじみなみもと劭與ぞくけいやすし俱避江東こうとうくれぐんそうろん太守たいしゅもとみつぎいたり手足てあししょう及。

30 そう:
かく璞《えきほらりん》曰:いんおおとりたかしれいわれさくとくだいたけし《夬》,うん:「まき勿與もとせい者共ものどもごと田作たづくり也,必斗しょうきず。」いんかえせんじょうとげあずかもとせいどもじゅくゆうしょそう。此人舉杖よく撞之,たかし退すさおもえちゅうあいだ戒,しゃ,僅乃とくきゅう

31 そう:
ゆめしょ》曰:うずら鷃為夢見ゆめみうずら鷃,ゆう閑斗也。

32 そう:
嵇康《ふとし箴》曰:わかかいしゅすわじんそう,其形ぜいよくてんもり便びんとうしゃ。此斗ちょう也。

URN: ctp:taiping-yulan/496