ウナギ

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シラスウナギから転送てんそう
ウナギ
ヨーロッパウナギ Anguilla anguilla
分類ぶんるい
さかい : 動物界どうぶつかい Animalia
もん : 脊索せきさく動物どうぶつもん Chordata
もん : 脊椎動物せきついどうぶつもん Vertebrata
つな : じょうひれつな Actinopterygii
: ウナギ Anguilliformes
: ウナギ Anguilloidei
: ウナギ Anguillidae
ぞく : ウナギぞく Anguilla
ウナギ、せい
100 gあたりの栄養えいよう
エネルギー 770 kJ (180 kcal)
0 g
糖類とうるい 0 g
食物しょくもつ繊維せんい 0 g
11.66 g
飽和ほうわ脂肪酸しぼうさん 2.358 g
一価いっか飽和ほうわ 7.19 g
あたい飽和ほうわ 0.947 g
18.44 g
トリプトファン 0.207 g
トレオニン 0.809 g
イソロイシン 0.85 g
ロイシン 1.499 g
リシン 1.694 g
メチオニン 0.546 g
シスチン 0.198 g
フェニルアラニン 0.72 g
チロシン 0.623 g
バリン 0.95 g
アルギニン 1.104 g
ヒスチジン 0.543 g
アラニン 1.115 g
アスパラギンさん 1.889 g
グルタミン酸ぐるたみんさん 2.753 g
グリシン 0.885 g
プロリン 0.652 g
セリン 0.753 g
ビタミン
ビタミンA相当そうとうりょう
(130%)
1043 µg
(0%)
0 µg
0 µg
チアミン (B1)
(13%)
0.15 mg
リボフラビン (B2)
(3%)
0.04 mg
ナイアシン (B3)
(23%)
3.5 mg
パントテンさん (B5)
(5%)
0.24 mg
ビタミンB6
(5%)
0.067 mg
葉酸ようさん (B9)
(4%)
15 µg
ビタミンB12
(125%)
3 µg
コリン
(13%)
65 mg
ビタミンC
(2%)
1.8 mg
ビタミンD
(155%)
932 IU
ビタミンE
(27%)
4 mg
ビタミンK
(0%)
0 µg
ミネラル
ナトリウム
(3%)
51 mg
カリウム
(6%)
272 mg
カルシウム
(2%)
20 mg
マグネシウム
(6%)
20 mg
リン
(31%)
216 mg
鉄分てつぶん
(4%)
0.5 mg
亜鉛あえん
(17%)
1.62 mg
マンガン
(2%)
0.035 mg
セレン
(9%)
6.5 µg
成分せいぶん
水分すいぶん 68.26 g
%はアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくにおける
成人せいじん栄養えいよう摂取せっしゅ目標もくひょう (RDI割合わりあい
出典しゅってん: USDA栄養えいようデータベース英語えいご
ウナギ(100gなか)のおも脂肪酸しぼうさん種類しゅるい[1][出典しゅってん無効むこう]
項目こうもく 分量ぶんりょう(g)
脂肪しぼう 11.66
飽和ほうわ脂肪酸しぼうさん 2.358
14:0(ミリスチンさん 0.58
16:0(パルミチンさん 1.585
18:0(ステアリンさん 0.191
一価いっか飽和ほうわ脂肪酸しぼうさん 7.19
16:1(パルミトレインさん 1.255
18:1(オレインさん 2.772
20:1 3
あたい飽和ほうわ脂肪酸しぼうさん 0.947
18:2(リノールさん 0.196
18:3(αあるふぁ-リノレンさん 0.432
20:4(同定どうてい 0.095
20:5 n-3(エイコサペンタエンさん(EPA)) 0.084
22:5 n-3(ドコサペンタエンさん(DPA)) 0.074
22:6 n-3(ドコサヘキサエンさん(DHA)) 0.063

ウナギうなぎ[2]いずみうみぎょうなぎ)とは、ウナギ (Anguillidae) ウナギぞく (Anguilla) にぞくする魚類ぎょるい総称そうしょうである。世界中せかいじゅう熱帯ねったいから温帯おんたいにかけて分布ぶんぷする。ニホンウナギオオウナギヨーロッパウナギアメリカウナギなど世界せかいで19種類しゅるい(うち食用しょくようとなるのは4種類しゅるい)が確認かくにんされている[3]

フウセンウナギデンキウナギタウナギなど、外見がいけん細長ほそなが体型たいけいをしていてウナギにている魚類ぎょるいには、分類ぶんるいがくうえではべつのグループでもウナギのたねがある。また、ヤツメウナギヌタウナギ硬骨魚こうこつぎょるいですらなく、原始げんしてきあご魚類ぎょるいえんこうるい)に分類ぶんるいされる[4]

種類しゅるい地域ちいきによっては食用しょくようにされる。日本にっぽんではおもニホンウナギ蒲焼かばやきうなぎどんぶりなどの調理ちょうり方法ほうほう考案こうあんされて、ふるくからしょく文化ぶんかふかかかわりをさかなである。漁業ぎょぎょう養殖ようしょくども日本にっぽんではひろおこなわれてきたが、近年きんねん国外こくがいからの輸入ゆにゅうえている。

ほん項目こうもくではおもに、ウナギの文化ぶんかてき側面そくめんについて解説かいせつする。生物せいぶつがくてき側面そくめんについてはウナギ参照さんしょうのこと。

特徴とくちょう[編集へんしゅう]

およぎはさほど得意とくいではなく、遊泳ゆうえい速度そくどおそい。さかなことなり、ヘビのようにからだよこにくねらせて波打なみうたせることで推進すいしんりょくる。このような遊泳ゆうえい方法ほうほう蛇行だこうがたばれ、ウツボハモアナゴなどウナギと体型たいけいさかなられる。

一般いっぱんてき淡水魚たんすいぎょとしてられているが、うみ産卵さんらん孵化ふかおこない、淡水たんすいにさかのぼってくる「くだかわ回遊かいゆう(こうかかいゆう)」という生活せいかつ形態けいたいをとる。嗅覚きゅうかく非常ひじょうすぐれておりイヌ匹敵ひってきする[5]

うろこはあるが、真皮しんぴなかまった状態じょうたいであり、からだひょう粘膜ねんまくおおわれている。

ウナギの生活せいかつ
アメリカウナギ Anguilla rostrataわかさかな

名称めいしょう[編集へんしゅう]

ぞくめい Anguillaラテン語らてんごでウナギの

日本にっぽんでは奈良なら時代じだいの『万葉集まんようしゅう』に「たけ奈伎(むなぎ)」としてえるのが初出しょしゅつで、これがウナギの古称こしょうである。京都大学きょうとだいがくがデジタル公開こうかいしている万葉集まんようしゅう尼崎あまがさきほん)では、万葉仮名まんようがなとなりにかなきがされており、「たけ奈伎」の箇所かしょに「むなぎ」のかなきがてられている。院政いんせいころになって「ウナギ」という語形ごけい登場とうじょうし、その定着ていちゃくした。

近畿きんき地方ちほう方言ほうげんでは「まむし」とぶ。

薬缶やかん」とだいする江戸えど小咄こばなしでは、「むのに難儀なんぎしたから難儀なんぎ、うなんぎ、うなぎ」といった地口じぐちかたられている。また落語らくごのマクラには、ウナギをべる習慣しゅうかんがなかったころ小料理こりょうりのおかみがウナギ料理りょうりしたところ案外あんがい美味びみだったので「お内儀ないぎもうひとつくれ、おないぎ、おなぎ、うなぎ」というものがある。

漁業ぎょぎょうにおけるウナギ[編集へんしゅう]

漁法ぎょほう[編集へんしゅう]

ウナギは延縄はえなわり、せんりょう[ちゅう 1]ごう後述こうじゅつうなぎとう)などで漁獲ぎょかくされている。このうちウナギ延縄はえなわりょう河川かせん湖沼こしょうおこなわれるそこ延縄はえなわりょうである[6]

また、あな竿ざおさきミミズドジョウタニシ地域ちいきによってはアユ)などのえさけ、石垣いしがきしがらみなどにんでげるものである[6]

このほかウナギにまとしぼった伝統でんとう漁法ぎょほう各地かくちにある。

うなぎ
うなぎきという独特どくとく漁具ぎょぐもちいる漁法ぎょほうかぎ引漁ぎょう一種いっしゅ)で、泥中でいちゅうのウナギをけて船上せんじょうげる作業さぎょうかえ漁法ぎょほうである[6]。うなぎきはかぎ(カギ)とからなり、かぎひらてつなど、たけなどでつくられている[6]
うなぎづか
うなぎづかりょうのほか、うなぎせきりょうやうなぎ石倉いしくらりょうなどともばれる[7]川底かわぞこいしげて(石倉いしくらなどという)、そのなかかくれたウナギを捕獲ほかくする漁法ぎょほうである[7][8]川底かわぞこ隙間すきまつくるため、最初さいしょ川底かわぞこをある程度ていど[7]おおきめのいし最初さいしょ[8]といった方法ほうほうがとられる。ほとんどの場合ばあいんだいしあみかこってウナギを捕獲ほかくするが、紀南きなん地方ちほうではあみもちいずウナギやっとこ(はさみ)という漁具ぎょぐもちいられている[8]
なお、いしわりにたばもちいる漁法ぎょほうがある。楢葉ならはけ(ナラッパヅケ)りょうナラえだたば川底かわぞこしずめておき、数日すうじつおいてから、げてはいっていたウナギをあみですくう漁法ぎょほうである[6]
うなぎとう
せん漁業ぎょぎょうつつじょう漁具ぎょぐもちいるもので、ウナギの場合ばあいには、竹筒たけづつもちいたウナギどう(ウナギド)りょう、ウナギとげどうりょう竹筒たけづつ(タガッポ)りょうなどがある[6]多摩川たまがわではウナギドウのつつには入口いりくち内部ないぶにカエシがいたものがもちいられたが、福井ふくいけん三方湖みかたこではウナギがはいりにくくなるとして竹筒たけづつにカエシがかないものがもちいられた[9]

遊漁ゆうぎょとしてのりにおいてはミミズカニひとしえさにしたかた一般いっぱんてき。ウナギは嗅覚きゅうかくすぐれるため、一般いっぱんてき集魚しゅうぎょざいとう不自然ふしぜんにおいのするものはべない。よくれる時間じかんたい一般いっぱん日没にちぼつから2あいだ前後ぜんこうだが、場所ばしょによっては日没にちぼつからまでれる。えさりでの方法ほうほうとしては、ブッコミり(こいなどのブッコミ仕掛しかけの変形へんけい一本いっぽんはり基本きほん)、り(ウナギがとおりそうな場所ばしょはりいといたたけくいしてしばらくく)、あなり(昼間ひるまウナギがいそうなあなしょうさかなとうけるための先端せんたんにまっすぐなはりけたたけぼうと、はりいとち、直接ちょくせつれてる)とうがあり、とくりとあなりはウナギ以外いがいにはられないかたである。

また、河川かせんではなく、汽水域すいいき外海がいかい生息せいそくするウナギはあおうなぎとばれ、かわぎょ特有とくゆうくさみもなく非常ひじょう珍重ちんちょうされる。とく岡山おかやまけん児島湾こじまわんあおうなぎは有名ゆうめいである。

陸揚りくあ漁港ぎょこう[編集へんしゅう]

2002年度ねんど

  1. 宇佐うさ漁港ぎょこう高知こうちけん土佐とさ
  2. 須佐すさ漁港ぎょこう山口やまぐちけんはぎ
  3. 川越かわごえ漁港ぎょこう三重みえけん川越かわごえまち
  4. 広浦ひろうら漁港ぎょこう茨城いばらきけん東茨城ひがしいばらきぐん茨城いばらきまち
  5. 長井ながい漁港ぎょこう神奈川かながわけん

養殖ようしょく[編集へんしゅう]

ウナギの養殖ようしょくはまず、天然てんねんシラスウナギることからはじまる。黒潮くろしおって日本にっぽん沿岸えんがんにたどりいたウナギの子供こども、シラスウナギを大量たいりょう漁獲ぎょかくしてこれをそだてるのである。養殖ようしょく方法ほうほうは、日本にっぽんではビニールハウスを利用りようした養殖ようしょく主流しゅりゅうである。 台湾たいわん中国ちゅうごく南部なんぶ広東かんとんしょうではいけっただけの露地ろじ養殖ようしょく。ハウス養殖ようしょくは、ボイラーをいて水温すいおんやく30℃にたもっており、成長せいちょうはやめることができる。ただし、養殖ようしょく過程かていえさ由来ゆらいとしたサルモネラ菌さるもねらきん汚染おせん発生はっせいしている[10]現在げんざい商業しょうぎょうされているすべての「養殖ようしょくウナギ」は天然てんねん稚魚ちぎょそだてたものであり、天然てんねん資源しげん枯渇こかつすると養殖ようしょく不可能ふかのうとなる。天然てんねん稚魚ちぎょ必要ひつようとしない受精卵じゅせいらんからの養殖ようしょくについては、#完全かんぜん養殖ようしょくこう参照さんしょうのこと。ウナギはめすほうゆうよりも商品しょうひん価値かちたかいので,めすおお養殖ようしょくできると有利ゆうりである。養殖ようしょく飼料しりょうゆうめすえる技術ぎじゅつ開発かいはつされた[11]

日本にっぽんのウナギ養殖ようしょく養鰻ようまん)は、1879ねん明治めいじ12ねん)に東京とうきょう深川ふかがわで、殖産しょくさんである服部はっとり倉治くらじろうによってはじめてこころみられた。その、1891ねん明治めいじ24ねん)に現在げんざい静岡しずおかけん湖西こせいで、原田はらだせんみぎ衛門えもんが7ヘクタールのいけつくり、日本にっぽんはじめて人工じんこうでの養鰻ようまんこころみたほか、服部はっとり倉治くらじろうも1897ねん明治めいじ30ねん)に現在げんざい浜松はままつ中央ちゅうおうにて養鰻ようまんはじめている。これがのち日本にっぽん養鰻ようまん中心ちゅうしんとなる浜名湖はまなこ養殖ようしょくウナギのルーツとなる[12]温暖おんだん気候きこう地下水ちかすいなどウナギの生育せいいくてきした環境かんきょうくわえ、浜名湖はまなこ天竜川てんりゅうがわ河口かこうでシラスウナギがおおれたことが、この養鰻ようまんぎょうさかんになった理由りゆうとされている。その浜名湖はまなこ周辺しゅうへん中心ちゅうしんとした静岡しずおかけんとおしゅう地方ちほうのほか、愛知あいちけん三河みかわ地方ちほう岐阜ぎふけん三重みえけんちゅうぜい地方ちほう鹿児島かごしまけん宮崎みやざきけんなどがおも生産せいさんとなり、だい東亜とうあ戦争せんそうによって一時いちじ衰退すいたいするも、戦後せんごおおむ復興ふっこうする。2000ねん以降いこう2013ねんまでのあいだ都道府県とどうふけんべつ養殖ようしょくウナギ収穫しゅうかくりょう順位じゅんいえながらも、鹿児島かごしまけん愛知あいちけん宮崎みやざきけんの3けんつねにトップ3に位置いちしており、そのしたも、静岡しずおかけん高知こうちけん徳島とくしまけんなどが比較的ひかくてき安定あんていした収穫しゅうかくりょう維持いじしている。しかし日本にっぽん全体ぜんたいれば、2011ねんまではほぼ毎年まいとしやく2まんトン前後ぜんこう養殖ようしょくされていたものが、2012ねん以降いこう減少げんしょうてんじ、2013ねんではやく1まん4000トンにまで減少げんしょうしている[13]

2013ねんのデータでは、養殖ようしょく生産せいさんりょう全体ぜんたい生産せいさんりょうの95%をめているとされている[14]。 また、養殖ようしょくウナギと天然てんねんウナギの見分みわかたとして一般いっぱんてき胴回どうまわりがふとはらいろ黄色きいろがかっているのが天然てんねんウナギだとされるが、実際じっさい天然てんねんウナギは生息せいそく環境かんきょうえさによっていろ模様もよう体型たいけい様々さまざま変化へんかするため、識別しきべつすることは容易よういではない。

出所しゅっしょ不透明ふとうめいさが指摘してきされる香港ほんこんさんのニホンウナギの稚魚ちぎょ「シラスウナギ」を日本にっぽんが2018ねん12月と19ねん1がつけいやく6トン輸入ゆにゅうし、おな期間きかん日本にっぽん養殖ようしょくれられた稚魚ちぎょやく8わりめていることがあきらかになった。香港ほんこんにはシラスウナギりょう実態じったいがほとんどなく、輸出ゆしゅつきんじる台湾たいわんなどから不法ふほうされた可能かのうせいたかいと指摘してきされている[15]

完全かんぜん養殖ようしょく[編集へんしゅう]

ウナギの人工じんこう孵化ふかは1973ねん北海道大学ほっかいどうだいがくにおいてはじめて成功せいこうし、2002ねんには三重みえけん水産すいさん総合そうごう研究けんきゅうセンター養殖ようしょく研究所けんきゅうじょげんぞう養殖ようしょく研究所けんきゅうじょ」)がぎょ幼生ようせいをシラスウナギに変態へんたいさせることに世界せかいはじめて成功せいこうした[16]。しかし人工じんこう孵化ふか孵化ふか直後ちょくご養殖ようしょく技術ぎじゅつはいまだ莫大ばくだい費用ひようかり、成功せいこうりつひくいため研究けんきゅうちゅうで、養殖ようしょく種苗しゅびょうとなるシラスウナギを海岸かいがん捕獲ほかくし、成魚せいぎょになるまで養殖ようしょくする方法ほうほうしか商業しょうぎょうてきには実現じつげんしていない。自然しぜんかいにおける個体こたいすう減少げんしょう稚魚ちぎょ減少げんしょうにも直接ちょくせつつながっており、養殖ようしょく産業さんぎょう自身じしん打撃だげきけつつある。

そうしたなかで2010ねん水産すいさん総合そうごう研究けんきゅうセンター人工じんこう孵化ふかしたウナギをおやウナギに成長せいちょうさせ、さらにつぎ世代せだい稚魚ちぎょ誕生たんじょうさせるという完全かんぜん養殖ようしょく世界せかいはじめて成功せいこうしたと発表はっぴょう[17]。25まんあまりのたまごまれ、このうち75%が孵化ふかしたとほうじており、さきべた稚魚ちぎょ漁獲ぎょかくだか減少げんしょうもあって、期待きたいあつめている。だが、孵化ふか直後ちょくご稚魚ちぎょえさ原料げんりょうサメたまご必要ひつようで、毎日まいにちすいえなければならず、人工じんこう環境かんきょうではほとんどオスしかまれないため産卵さんらんのためにホルモンによるメス必要ひつようなど、おおくの課題かだいのこされている[18]

2012ねんには、マリンスノーえさとなることがめられた[19]。また、鶏卵けいらんやヤマメの精巣せいそうえさになることが判明はんめいし、幼生ようせいやく9わりそだつまでになった。しかし、2013ねん現状げんじょうではシラスウナギ1ひきにかかるコストは飼料しりょうだい設備せつび投資とうし人件じんけん光熱こうねつなど1000えん以下いかでは無理むりだといわれている[20]水産庁すいさんちょうは、完全かんぜん養殖ようしょく商業しょうぎょう目標もくひょうねんを2020ねんとしている[21]

2019ねんには、人工じんこうそだてたシラスウナギを民間みんかん養殖ようしょく業者ぎょうしゃ委託いたくし、成魚せいぎょにするサイクルにはじめて成功せいこうした[22]。これにより安定あんていしたウナギの生産せいさんにつながると期待きたいされている。

資源しげんりょう[編集へんしゅう]

資源しげんりょう減少げんしょう[編集へんしゅう]

ニホンウナギ ない水面すいめん漁業ぎょぎょう養殖ようしょくぎょうぎょ種別しゅべつ生産せいさんりょう累年るいねん統計とうけい(種苗しゅびょうりょう)(1957ねん-2012ねん

ウナギ資源しげんは、1970年代ねんだいから減少げんしょうつづけており[23]消費しょうひの99%以上いじょうめる、養殖ようしょくウナギにもちいられるシラスウナギの日本にっぽん採取さいしゅされた漁獲ぎょかくりょうは、ピークには200トンをえていたが、2013ねんには5.2トンにまでんだ[24][25][26]

2013ねん2がつには、ニホンウナギ環境省かんきょうしょうレッドリスト[27]、2014ねん6がつには、IUCNレッドリスト絶滅ぜつめつ危惧きぐしゅとして選定せんていされた[28]

絶滅ぜつめつ危惧きぐしゅ[編集へんしゅう]

また、ヨーロッパウナギについては、1990年代ねんだい稚魚ちぎょ中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく養殖ようしょくし、日本にっぽん輸出ゆしゅつする販路はんろ定着ていちゃくし、輸出ゆしゅつ本格ほんかくすると、資源しげん激減げきげんした[29]。2008ねんにIUCNレッドリストで絶滅ぜつめつ危惧きぐしゅ指定していされており[30][31][28]後述こうじゅつするように2007ねん6がつワシントン条約じょうやくだい14かい締約ていやくこく会議かいぎにおいて、流通りゅうつう規制きせい対象たいしょうとなることが決定けってい。2009ねん3がつから、その効力こうりょく発生はっせいすることとなった[32]

ウナギの生態せいたいには、解明かいめい部分ぶぶんがあるためさだかではないものの、減少げんしょう理由りゆう

  • シラスウナギの密漁みつりょう、および成魚せいぎょ乱獲らんかく
  • 河口かこうせきやダムの建設けんせつ護岸ごがんのコンクリートなど、河川かせん環境かんきょう変化へんか
  • エルニーニョ現象げんしょうといった海洋かいよう環境かんきょう変化へんか

などがげられ[23][24][25]、とりわけ乱獲らんかくについては、かつて世界せかいのウナギの7わり消費しょうひしていた、日本にっぽん流通りゅうつう業界ぎょうかい消費しょうひしゃ責任せきにん指摘してきされている[24][33][34]

なお2007ねん以降いこうは、中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく最大さいだい消費しょうひこくとなっており、2013ねんには、世界せかいにおける日本にっぽんのウナギ消費しょうひりょうは1わりきょうにまでみ、中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく消費しょうひりょうやく7わりとなっている[14]

2010ねん以降いこう、シラスウナギの不漁ふりょう深刻しんこくし、シラスウナギの価格かかくが1キログラムたり300まんえんまで上昇じょうしょうした。こうした状況じょうきょうけて、水産庁すいさんちょう2012ねん6がつ、ウナギ緊急きんきゅう対策たいさく実施じっし発表はっぴょう[35]同年どうねん9がつより日本にっぽん中国ちゅうごく台湾たいわんさんしゃあいだでニホンウナギの国際こくさい資源しげん管理かんりをめぐって非公式ひこうしき協議きょうぎすすめている[36]

一方いっぽう2012ねん7がつに、ニホンウナギが絶滅ぜつめつのおそれのある野生やせい動植物どうしょくぶつたね国際こくさい取引とりひきかんする条約じょうやく(ワシントン条約じょうやく)の取引とりひき規制きせい対象たいしょうとして検討けんとうされたさいには、農林のうりん水産すいさん大臣だいじん郡司ぐんじあきらは「規制きせいされるほど枯渇こかつしていない」と主張しゅちょうした[37]

資源しげん管理かんりうごきとは対照たいしょうてきに、日本にっぽんのシラスウナギは、1960年代ねんだいから密漁みつりょうつづいており、全体ぜんたいの5わり以上いじょうが「違法いほう漁獲ぎょかくもしくはやみ市場いちばつうじた取引とりひきである」と指摘してきされている[38]

また2012ねん7がつには、静岡しずおかけん浜松はままつ商社しょうしゃによって、アフリカさんウナギ(Anguilla mossambica)がはつ輸入ゆにゅうされることがほうじられた[39]太平洋たいへいよう海岸かいがん周辺しゅうへんインド洋いんどよう海岸かいがん周辺しゅうへん生息せいそくするビカーラしゅAnguilla bicolor)もニホンウナギの代替だいたいとして、日本経済新聞にほんけいざいしんぶん紹介しょうかいされたが[40]、その翌年よくねんの2014ねんに、IUCNレッドリストにおいてじゅん絶滅ぜつめつ危惧きぐしゅ指定していされた[28]

ビカーラしゅ水産すいさん資源しげんとしての元々もともとりょうすくなく、生態せいたい把握はあくもなされておらず、現地げんち資源しげん管理かんり体制たいせいととのっていない状態じょうたいで、日本にっぽん商業しょうぎょう利用りよう検討けんとうしたことがおも理由りゆうである。アメリカウナギも、ニホンウナギの代替だいたいとして、養鰻ようまん業者ぎょうしゃ商業しょうぎょう利用りよう開始かいししたことで、絶滅ぜつめつ危惧きぐしゅ指定していされた[41]

三重大学みえだいがく勝川かちがわ俊雄としおは、こうしたながれにたいして「べるだけべて、資源しげん枯渇こかつしたら、べつ地域ちいきから輸入ゆにゅうすればよいというのは無責任むせきにんだ」と批判ひはんしている[29][42][43]グリーンピースは、2018ねんに「ウナギ加工かこうひん調達ちょうたつは、サプライチェーン不透明ふとうめいきわまりなく、トレーサビリティ重大じゅうだい欠陥けっかんがある」と警鐘けいしょうらしている[44][45]

2017ねん3がつ31にちには、生物せいぶつしゅ資源しげんとしてのニホンウナギの保全ほぜんむため、日本にっぽん台湾たいわん韓国かんこく中国ちゅうごく研究けんきゅうしゃやく100にん参加さんかする「ひがしアジアうなぎ学会がっかい」の設立せつりつ総会そうかいひらかれた[46]

輸出ゆしゅつ規制きせい[編集へんしゅう]

2007ねん欧州おうしゅう連合れんごうヨーロッパウナギ絶滅ぜつめつ危惧きぐして、シラスウナギの輸出ゆしゅつ規制きせいする方針ほうしん発表はっぴょうし、ワシントン条約じょうやく締約ていやくこく会議かいぎでEUあん可決かけつ、ヨーロッパウナギの取引とりひき規制きせい実施じっしされ、ヨーロッパからの輸出ゆしゅつ規制きせいはじまった。また、中華民国ちゅうかみんこく日本にっぽんへの過大かだい輸出ゆしゅつたいして、現地げんち養殖ようしょく業者ぎょうしゃ輸出ゆしゅつ規制きせい要望ようぼうしている。日本にっぽんがわ日本にっぽん採取さいしゅしたシラスウナギでっている業者ぎょうしゃと、輸入ゆにゅうぶつたよ業者ぎょうしゃ利害りがい対立たいりつがあり、一致いっちした意見いけん表明ひょうめいができない状況じょうきょうになっている。そのため、全般ぜんぱんてきにウナギの価格かかく高騰こうとう持続じぞくしている。

また輸出ゆしゅつ規制きせいはじまったにもかかわらず、ヨーロッパウナギの稚魚ちぎょ調達ちょうたつつづいており、ウナギ蒲焼かばやきDNA鑑定かんていから、相変あいかわらず違法いほう輸出入ゆしゅつにゅう指摘してきされている[38]各所かくしょから公表こうひょうされている生産せいさんりょう輸出ゆしゅつりょう数値すうちらしわせると、データに相違そういがあることが確認かくにんされており、全容ぜんよう把握はあく困難こんなんとなっている[38]

食品しょくひんロス問題もんだい[編集へんしゅう]

グリーンピース・ジャパン調査ちょうさでは、2018ねん平成へいせい30ねん)6がつ4にちに、日本にっぽん大手おおて小売こうり事業じぎょうしゃ18しゃが、廃棄はいきしたニホンウナギはやく2.7トンと推計すいけいされ、ニホンウナギがのこりなどを理由りゆう大量たいりょう廃棄はいきされ、無駄むだ食品しょくひんロスとなっていると発表はっぴょうした[44]

だい用品ようひん[編集へんしゅう]

ウナギの保護ほご価格かかく上昇じょうしょうへの対応たいおうとして、日本にっぽんではウナギの蒲焼かばやきしょくかんあじかおりがだい用品ようひん開発かいはつ利用りようこころみられている。一正蒲鉾いちまさかまぼこはウナギ以外いがいさかなすりもの製品せいひん発売はつばい[47]パンガシウスナマズにく蒲焼かばやきとして販売はんばいされている[48]

2019ねんイオンは、グループ各社かくしゃで、これまでのぶたばらにく蒲焼かばやきにくわえ、サケのはら蒲焼かばやきとハラスの蒲焼かばやきの販売はんばい開始かいしした[49]

食材しょくざいとしてのウナギ[編集へんしゅう]

ウナギの蒲焼かばやき
魚市場うおいちばられているウナギ

日本にっぽん[編集へんしゅう]

ウナギはこうタンパクこうビタミンAビタミンB1ビタミンB2ビタミンDビタミンEDHAEPAミネラルてつ亜鉛あえんカルシウムどう)が豊富ほうふ消化しょうかく、日本にっぽんでは縄文じょうもん時代じだい遺跡いせきからも食用しょくようとしたウナギのほね出土しゅつどしている[3]日本にっぽん料理りょうり食材しょくざいとしても重要じゅうようで、うなぎばれるウナギ料理りょうり専門せんもんてんおおい。かわ生息せいそくみずにおいやエサのにおいがのこっているため、天然てんねん養殖ようしょくわずきれいなみずに1-2にちれてどろきとくさきをしてから調理ちょうりをする。なつバテをふせぐためにウナギをべる習慣しゅうかんは、日本にっぽんでは大変たいへんふるく、『万葉集まんようしゅう』にまでその痕跡こんせきをさかのぼることができる。大伴家持おおとものやかもちんだ紹介しょうかいする(括弧かっこない国歌こっか大観たいかん番号ばんごう)。「むなぎ」はウナギの古形こけい

やせじん(やせひと)をあざけるうたしゅ

いし麻呂まろわれ(あれ)ものもうなつやせによしといふものそむなぎしょく(め)せ(3853)

やせやせすもけらばざいらむをはたやはたむなぎをるとかわながれるな(3854)

当時とうじ蒲焼かばやき文字通もじどおり、がまのようにぶつりにしたウナギをくししていたもので、値段ねだんそばわらなかった[50]

江戸えど濃口こいくち醤油じょうゆ開発かいはつされると、ウナギをタレ味付あじつけしてべるようになった。現在げんざいのようにひらいてタレにつけてくようになったのは、上方かみがた江戸えどともとおるころ(1716-1736ねん)とおもわれる[50]蕎麦そばほど徹底てっていした美学びがくはないものの、「うなぎでせかすのは野暮やぼ」(注文ちゅうもんがあってからひとつひとついてくために時間じかんかる)、「蒲焼かばやきてくるまでは新香しんこうさけむ」(しろきなどをってあいだつなぐのは邪道じゃどう。したがってうなぎ新香しんこうつかうものとされた)など、江戸えどにとっては一家言いっかげんあるものでもある。出前でまえおこなわれており、そのめにくいようにとどんぶりぶたをするようになり、またそのうなぎ重箱じゅうばこ」から重箱じゅうばこ使用しようすることはじまった。

日本にっぽんでは土用どよううしなつバテ予防よぼうべられる。疲労ひろうかんして研究けんきゅうをしている[51][52][53]大阪市立大学おおさかいちりつだいがく梶本かじもと修身しゅうしんは、栄養えいようたかいものをしょくすることが日常にちじょうになった現代げんだいにおいては、エネルギーやビタミンとう栄養えいよう不足ふそく原因げんいんなつバテになることはかんがえにくく、なつバテ防止ぼうしのためにウナギをべるという行為こういいちせきとうじた[51][54]

ウナギの血液けつえきイクシオトキシンふくみヒト[55]およびその哺乳類ほにゅうるいたいして有毒ゆうどくである[56][57][58][59]。ただし、このどくは100 kDaのタンパク質たんぱくしつであり、60℃で5ふん以上いじょう加熱かねつすれば変性へんせいして毒性どくせいうしなうため、加熱かねつ調理ちょうりしたぶんには危険きけんはない[60]

ウナギの血清けっせい由来ゆらいする毒素どくそは、アナフィラキシー発見はっけんによりノーベルしょう受賞じゅしょうしたシャルル・ロベール・リシェ使用しようされた(ウナギ血清けっせいいぬ注射ちゅうしゃ効果こうか観察かんさつした)。

うなぎ梅干うめぼしわせわるい」とわれることがある。これはしょくきん代表だいひょうてきれいとしてげられることがおおいが、貝原かいばら益軒えきけんの『養生ようじょうくん』には記載きさいはない。医科いかがくてき根拠こんきょはないとされる。

海外かいがい[編集へんしゅう]

中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくはウナギを日本にっぽんのほかマレーシアフィリピンタイなど合計ごうけい50カ国かこく以上いじょう輸出ゆしゅつしている。中国ちゅうごく国内こくない消費しょうひりょうび、年間ねんかん1まんトンにたっしている。訪日ほうにち旅行りょこうでウナギ料理りょうりれた中国人ちゅうごくじんえたことなどが背景はいけいとみられる。蒲焼かばやきのほかウナギピザなどが飲食いんしょくてん提供ていきょうされており、専門せんもんてんもある[61]

アジアのほか、ヨーロッパでもイギリスオランダイタリアなどにウナギしょく文化ぶんかがあり、内陸ないりくでも淡水たんすいウナギを使つかった料理りょうり存在そんざいする。 古代こだいギリシャの医師いしヒポクラテスは「ウナギのぎなどによる肥満ひまん人間にんげんからだ最大さいだいてき」と著述ちょじゅつしている。古代こだいローマでもウナギは高価こうか料理りょうりであったらしい。一方いっぽうユダヤきょうイスラム教いすらむきょうでは「うろこさかなべてはいけない」という戒律かいりつから、うろこ目立めだたないうなぎべることは禁忌きんきとされている[62]

ウナギを使つかった料理りょうり[編集へんしゅう]

ウナギを素材そざいとする料理りょうりおおく、その地方ちほう独自どくじしょく文化ぶんかによって様々さまざま料理りょうり発達はったつしている。きらいなどの個人こじんはあるが、一般いっぱんてきには日常にちじょうてきなご馳走ちそうであり、高級こうきゅう料理りょうりとしてあつかわれる。

うなぎどんぶり
鰻重うなじゅう
蒲焼かばやき
日本にっぽんもっと一般いっぱんてき料理りょうりほうひらいてほねったくしち、甘辛あまからいタレをけてく。関東かんとうでは背開せびらきにしてあたまとし、素焼すやきしたのちしをれ、そのタレをまぶしてほんきとするが、関西かんさいではあたまはんすけ)をけたままのはらびらきで、さずにじっくりきにする。九州きゅうしゅうでは背開せびらきでさずにふかめにくものが主流しゅりゅう
白焼しらやき
タレをけずにいたもの。関東かんとうではしたきののちいちし、そのもう一度いちどげる。ワサビ、大根だいこんおろしまたはショウガ醤油じょうゆなどをけてべる。
静岡しずおか
ちゃふう味付あじつけに使つかった、ウナギのかた
ぼくめし・ぼく
うなぎしろきとささがきにしたゴボウを醤油じょうゆ砂糖さとうなどで甘辛あまから浜松はままつ郷土きょうど料理りょうり。ごはんにかけるとぼくめし、そのままでべる場合ばあいはぼくとなる。たまごれて柳川やながわふうにする場合ばあいもある。
うなぎどんぶり鰻重うなじゅう
どんぶり御飯ごはんうえ蒲焼かばやきせたもの。もちいる食器しょっき重箱じゅうばこ場合ばあい鰻重うなじゅうけられる。べるまえ山椒さんしょうこなりかけるのが一般いっぱんてきである。
ウナギのきも
肝吸きもす
中心ちゅうしんとした内臓ないぞう部分ぶぶんものにする。うなぎどんぶり鰻重うなじゅうともきょうされることがおおい。
串焼くしや
きも - すうひきぶんなどをくししてタレにく。
レバー - 肝臓かんぞう串焼くしやきや煮付につけできょうされる。
ひれまき - びれの部分ぶぶんくしいていたもの。
かぶとき - すうひきぶんのウナギの頭部とうぶくししてタレにく。
くりからき - ウナギをさばさい端切はぎれを串刺くしざしにしたもの。不動明王ふどうみょうおう倶利伽羅くりからけんたとえてそうばれる。
はんじょ豆腐とうふ
蒲焼かばやきにしたウナギのあたまはんすけ)と豆腐とうふたもの。関西かんさい地方ちほう特有とくゆう料理りょうり関西かんさい地方ちほうではウナギをあたまけたままいたのちとすので、あたまだけまとめて安価あんか販売はんばいされている。関東かんとう地方ちほうではあたまとしたウナギをしてからくので、あたま流通りゅうつうしていない。ウナギの蒲焼かばやきあたまはコラーゲンも豊富ほうふでウナギの風味ふうみ濃厚のうこう出汁だしれる。
はんじょ
ウナギのあたま佃煮つくだにかたほねやわらかく加工かこう調理ちょうりしてある。
うなぎめし
関西かんさいふうげた蒲焼かばやきとタレで味付あじつけしたおこわたけかわつつんでしたもの。
うざく
ちいさくったウナギの蒲焼かばやきキュウリミョウガなどを使つかったもの
うざく
うなぎき。ウナギの白焼しらやきまたは蒲焼かばやきしんにしていた卵焼たまごやのこと。たまご出汁だしれ、うなぎしんとしてげる。小口切こぐちきりにしてくちえるようにうつわり、などをえてきょうする。「うたまご」とも。ただし、まれに「ウナギのゴボウき」(京都きょうと料理りょうり八幡やはたまき)をうきとぶこともある。
八幡やはたまき
ゴボウをじくとしてウナギなどを螺旋らせんじょうきつけたうえで、たもの、または、いたもの。ただし、ウナギが使つかわれないこともある。
せいろ
関西かんさいふうげた蒲焼かばやきを、タレをまぶしたごはんうえせてげる福岡ふくおかけん柳川やないご名物めいぶつ料理りょうり
刺身さしみあら
しっかりときしたウナギを薄切うすぎりにして醤油じょうゆポン酢ぽんずべる。かわ湯引ゆびきして細切こまぎりにする。
しゃぶしゃぶちりなべ
ほねりしたせいうなぎもちいる。
うなぎ茶漬ちゃづ
蒲焼かばやきあるいはしろきにしたうなぎ薬味やくみとともに茶漬ちゃづけとする。
ひつまぶし
ウナギの蒲焼かばやきを5ミリから8ミリはば細切こまぎりにし、ひつったごはんうえせてきょうされる。茶碗ちゃわんけ、薬味やくみくわえたりおちゃ出汁だしをかけて茶漬ちゃづけにしたりしてしょくされる。名古屋なごや中心ちゅうしんとした中京ちゅうきょう地方ちほう郷土きょうど料理りょうりで、名古屋なごやめしばれるもののひと[63]
ウナギのにぎ
ウナギの蒲焼かばやきたねとするにぎ寿司ずし
うなり寿司ずし
稲荷いなり寿司ずしをひっくりかえし、ウナギの蒲焼かばやきをったものがせてある。名前なまえ由来ゆらいは「うなぎ」と「いなり」の合成ごうせい
うなぎボーン
ウナギのほねもとげにした料理りょうりスナック菓子すなっくがし
うなぎパイ
「ウナギパウダー」りの菓子かしパイが有名ゆうめいである。ほかにも「うなぎんぼ」などのウナギ成分せいぶん使つかった菓子かしがある。
うなぎパイ(eel pie、イギリス南部なんぶ郷土きょうど料理りょうり
イギリス伝統でんとう料理りょうり。パイ生地きじにぶつりにしたウナギをれてげたもの。これにマッシュポテトえ、リカーとばれる緑色みどりいろのソースをまわしたいちさらであるパイ・アンド・マッシュが、フィッシュ・アンド・チップスならロンドン庶民しょみんあじとしてしたしまれてきたが、テムズがわさんウナギが希少きしょうし、より安価あんか牛肉ぎゅうにくもちいたミート・パイ代用だいようされるようになっている。
ウナギのゼリー
イギリス、おもにロンドン・イーストエンドの郷土きょうど料理りょうり現地げんちではjellied eels表記ひょうきされる。ぶつりにしたヨーロッパウナギをスープストック煮込にこみ、やしがためた料理りょうり伝統でんとうてきにはウナギのかわのゼラチンしつかためるが、工業こうぎょうてき生産せいさんされたゼラチンが流通りゅうつうするようになった19世紀せいきごろからはゼラチンをくわえるのが主流しゅりゅうとなっている。チリビネガーけてべるのが一般いっぱんてきである。
フライ
ウナギをころもげにし、胡椒こしょうのソースなどをけてべる。日本にっぽんではあまりられないが、ヨーロッパなどできょうされる。
こごり
ヨーロッパウナギやアメリカウナギなどのほかのウナギもイタリアスペインフランスなど南欧なんおう中心ちゅうしんに、おもこごり料理りょうりとして各地かくち食用しょくようにされている。イタリアのものはイギリスのゼリーせにているが、チリビネガーではなくバルサミコ使用しようする。
シラスウナギ料理りょうり
スペインではウナギの稚魚ちぎょであるシラスウナギをしょくする習慣しゅうかんがある。代表だいひょうてきなものとして、シラスウナギをそのままオリーブオイル煮立にたてた「アヒージョ」とばれるオイルがある。スペインでもシラスウナギは希少きしょう高価こうか存在そんざいであり、すりつくったウナギの稚魚ちぎょもどきが販売はんばいされている。
燻製くんせい
ドイツではウナギの燻製くんせいはポピュラーな食材しょくざいである。そのままいてべるほか煮込にこ料理りょうりにも使用しようする。
煮込にこみ(スープ)、なべ料理りょうり
フランスのワイン使用しようして煮込にこウナギのマトロットドイツアールズッペ中華ちゅうか料理りょうり韓国かんこく料理りょうり
マリネ
エスカベッシュ
でる・く・げるかのいずれかの方法ほうほう調理ちょうりしたウナギを、別途べっと用意よういしたじるわせてべる。
ラテンけい地域ちいきではエスカベッシュという名前なまえで、よくてくる料理りょうり

輸入ゆにゅうウナギの安全あんぜんせい[編集へんしゅう]

2003ねん7がつ中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくさんウナギから、合成ごうせい抗菌こうきんざいエンロフロキサシンが、10月に中華民国ちゅうかみんこく台湾たいわんさんウナギから、合成ごうせい抗菌こうきんざいスルファジミジンがそれぞれ検出けんしゅつされ、残留ざんりゅう農薬のうやくかんする調査ちょうさ厳重げんじゅうされはじめる[64][65]。2005ねんにはらでぃっしゅぼーや台湾たいわんさん国産こくさんいつわって販売はんばいし、しかもその蒲焼かばやきから合成ごうせい抗菌こうきんざいエンロフロキサシンが検出けんしゅつされた[66]

2007ねん6がつ29にちアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくFDAは、中国ちゅうごくさんのウナギ、エビ、ナマズの1/4に発癌はつがんせい物質ぶっしつ検出けんしゅつされたとして、輸入ゆにゅう方法ほうほう変更へんこうした。いままでは検査けんさなく輸入ゆにゅう可能かのうであったが、第三者だいさんしゃ機関きかん証明しょうめいしょ添付てんぷ義務付ぎむづけた[67]中国ちゅうごく政府せいふ自国じこく検査けんさ証明しょうめいしょ通関つうかん可能かのうとするよう交渉こうしょうちゅうである。検出けんしゅつされた物質ぶっしつのうちニトロフラン[よう出典しゅってん]マラカイトグリーン動物どうぶつ実験じっけんはつガンせい確認かくにんされ、中国ちゅうごくでも魚介ぎょかいるいへの使用しよう禁止きんしされている物質ぶっしつであった[67]。マラカイトグリーンは以前いぜん中国ちゅうごくさんのウナギから日本にっぽんでも検出けんしゅつされたことがある。ウナギの日本にっぽん国内こくない消費しょうひりょうおよそ10まんトンのうちおよそ6まんトンは中国ちゅうごくさんであり[67]、これをきっかけに日本にっぽん国内こくないでのウナギのきは激減げきげんした。この検出けんしゅつ事件じけんかんして日本にっぽんうなぎ輸入ゆにゅう組合くみあい森山もりやま喬司たかし理事りじちょうは、アメリカに輸入ゆにゅうされたウナギから上記じょうき物質ぶっしつ検出けんしゅつされたものの、「日本にっぽん輸入ゆにゅうされている中国ちゅうごくさんウナギは中国ちゅうごく政府せいふによる検査けんさかく工場こうじょう自主じしゅ検査けんさ日本にっぽんでの命令めいれい検査けんさをパスしており安全あんぜんだ」「ウナギがあぶないと連日れんじつ報道ほうどうされて消費しょうひしゃ不安ふあんあふられ、ウナギのきは激減げきげんしている。いかに努力どりょくして安全あんぜんなものにしているか実態じったい理解りかいしてほしい」とコメントしている[68]中国ちゅうごくさん食品しょくひん安全あんぜんせい参照さんしょうのこと)。

中国ちゅうごくがわ検査けんさ実情じつじょうとして、中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく国家こっか品質ひんしつ監督かんとく検査けんさ検疫けんえき総局そうきょくは2007ねん7がつ11にち中国ちゅうごく食品しょくひん会社かいしゃ41しゃ安全あんぜん管理かんり問題もんだいがあったとして、輸出ゆしゅつめとした[69]。このうち11しゃは、日本にっぽんけに水産すいさん食品しょくひん輸出ゆしゅつ、そのうち5しゃはウナギのかばきであった[69]。これらの工場こうじょう日本にっぽん通関つうかん違反いはん事例じれいこしており、すで日本にっぽんへの輸入ゆにゅうめられている。また15しゃ中国ちゅうごくがわ検疫けんえき手続てつづきをまぬかれていたことが判明はんめいしている[69]。また森山もりやま喬司たかし理事りじちょう所属しょぞくする佳成よしなり食品しょくひん株式会社かぶしきがいしゃは、2007ねん7がつ細菌さいきん多数たすうにつき食品しょくひん衛生えいせいほう違反いはんでウナギ廃棄はいきめいじられている[70]。そんなこともあり、2007ねん土用どよううしかくコンビニスーパーマーケット前年ぜんねんくら値段ねだんたかくなったものの、国産こくさんウナギ使用しようのうなじゅうとうをアピールしていた。

コープさっぽろは2007ねん土用どよううし翌日よくじつになって、2007ねん7がつ31にち日本水産にっぽんすいさん子会社こがいしゃ委託いたくしていた中国ちゅうごくさんうなぎから、発癌はつがんせいのある抗菌こうきんざい検出けんしゅつしたと発表はっぴょう回収かいしゅう開始かいしした[71]。このウナギはwebじょうでは「抗生こうせい物質ぶっしつなどの薬品やくひんをほとんど使用しようしていません」と宣伝せんでんされ、店頭てんとうでは「コープ札幌さっぽろあつかっているウナギは報道ほうどうとうげられているウナギとはべつ商品しょうひんなので安全あんぜんです」と広告こうこくされていた。

食品しょくひん偽装ぎそう問題もんだい産地さんちさかなしゅ[編集へんしゅう]

日本にっぽん国内こくないにおいて国内産こくないさんウナギとしょうして販売はんばいされているウナギのなかにも、実際じっさいには外国がいこくさん表示ひょうじすべきものがあり(産地さんち偽装ぎそう)、台湾たいわんから輸入ゆにゅうしたウナギに「愛知あいち三河そうご 一色いっしきさんウナギ」ブランドをして流通りゅうつうさせていたという事例じれいがあった[72][73]。これをけ2008ねん6がつ18にち農水省のうすいしょうはそのようなウナギがJASほう違反いはんしているとして業界ぎょうかい団体だんたいとう適正てきせい表示ひょうじ依頼いらいする文書ぶんしょ発出はっしゅつした[74]

また、グリーンピース・ジャパンが2017ねんあき実施じっししたDNA検査けんさによるとニホンウナギとして販売はんばいされていたウナギが別種べっしゅのアメリカウナギだったれいもあったという(ただし問題もんだいとされた小売こうり事業じぎょうしゃ一部いちぶ独自どくじ外部がいぶ調査ちょうさ機関きかん依頼いらいした結果けっかではニホンウナギだったとしている)[44]

文化ぶんかなかのウナギ[編集へんしゅう]

しょく文化ぶんか[編集へんしゅう]

  • 徳川とくがわ家康いえやす時代じだい江戸えどでは、江戸えどわん干拓かんたく事業じぎょうともなおおくのウナギがれたため、ウナギのことを「江戸前えどまえ」とび、ウナギの蒲焼かばやきおおいに流行りゅうこうした。「江戸前えどまえだい蒲焼かばやき番付ばんづけ」というほん発売はつばいされるほどであった[75]

信仰しんこう伝承でんしょう文学ぶんがく[編集へんしゅう]

  • うなぎ食物しょくもつ禁忌きんき - うなぎを虚空蔵菩薩こくうぞうぼさつ使つかいとして、またはうなぎに災害さいがいからすくわれたのでべることを忌避きひするという伝承でんしょう地域ちいきがある[78]
  • 三島みしま神社じんじゃもうなぎをかみ使眷属けんぞくとすることから、べるのを禁忌きんきとした[79]伊豆いずけい三嶋みしま大社たいしゃ)だけではなく、伊予いよけいだい山祇やまずみ神社じんじゃ)の大三島おおみしまでも同様どうよう伝承でんしょうられた[80][81]明治めいじ以降いこう伊豆いず三島みしま大三島おおみしまども禁忌きんきとすることはくなったが、京都きょうと三嶋みしま神社じんじゃよう現在げんざいでも祈願きがんちゅうきんしょくするならわしがのこるところもある[82]ほかにも、三島みしまだい山祇やまずみけい信仰しんこうでは、各地かくちうなぎかんする伝承でんしょうのこる。京都きょうとだい山祇やまずみ神社じんじゃ弁天べんてん井戸いどみみしろうなぎがおり、それが水面すいめんあらわれるとあめるという[83]山口やまぐちさば地区ちくにある三島みしま神社じんじゃでは、だいうなぎべた村人むらびと疫病えきびょう流行はやり、それからはべないという[84]
  • うなぎ」という苗字みょうじゆうするひと日本にっぽんに20めい程度ていど存在そんざいする。かたは、うなぎ/むなぎ/まん、など。直系ちょっけいものについて、ウナギにかんするしょくのタブー存在そんざいする場合ばあいがある。ぎんシャリ (おわらいコンビ)#メンバー
  • ある古池ふるいけ(またはかわ)のほとりで、村人むらびとたちがいけどくながしてさかな相談そうだんをしていたところ、見慣みなれぬ黒衣くろごろうそうあらわれ、どくながいけ魚族ぎょぞくこそぎにする漁法ぎょほうであるからってはならぬと村人むらびとたちをさとした。村人むらびとたちは恐縮きょうしゅくしてそう団子だんご振舞ふるまったが、その翌日よくじつやはりどくながしをすることに一決いっけつした。れたいけさかななかいけおもらしきだいうなぎがおり、はらくと、昨日きのうろうそうべさせた団子だんごはいっていたという[ちゅう 2]類似るいじ伝承でんしょうに、ウナギがイワナわる岩魚いわな坊主ぼうずというものもある。
  • 食用しょくようとしておおころされていることやへび外見がいけんから、そのたたりを題材だいざいとした怪談かいだんもある。岡本おかもと綺堂きどううなぎのろわれたおとこ[85]田中たなか貢太郎こうたろううなぎかい」など。
  • うなぎ幼魚ようぎょたまごつからず繁殖はんしょく過程かていなぞであったことから、古来こらい山芋やまいもへんじてうなぎになるのだという俗説ぞくせつがあった。そのため、つまらぬもの立派りっぱになることをす「山芋やまいもうなぎになる」という表現ひょうげんがあった[86]
  • 中世ちゅうせいヨーロッパでは、ウナギは高級こうきゅう食材しょくざいであった。ローマ教皇きょうこうマルティヌス4せいは、しろワイン(ヴェルナッチャ)におぼれさせたボルセーナさんウナギのあぶきを過食かしょくしていのちとしたとの伝説でんせつがあり、これにもとづいてダンテ・アリギエリは『かみきょく』において、煉獄れんごく大食たいしょくつみつぐなうマルティヌス4せい姿すがた描写びょうしゃしている[87][88]

慣用かんよう[編集へんしゅう]

  • うなぎの寝床ねどこ - 間口まぐちはば)がせま奥行おくゆきがながい、つまり、ウナギのように細長ほそなが間取まどのこと。
  • うなぎのぼり
  • 山芋やまいもへんじてうなぎす - おおきな変化へんかこること。

ウナギを主題しゅだいとした作品さくひん[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ こめつつつぼによるりょう
  2. ^ 柳田やなぎだ國男くにお記録きろくによる。TBSけいアニメ「まんが日本にっぽんむかしばなし」1991ねん8がつ10日とおか放送ほうそうの「うなぎさわ」はこの伝承でんしょう翻案ほんあんしたものである

出典しゅってん[編集へんしゅう]

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参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 日本にっぽんおさかな雑学ざつがく研究けんきゅうかいあたまがよくなるおさかな雑学ざつがくだい事典じてん幻冬舎げんとうしゃ幻冬舎げんとうしゃ文庫ぶんこ〉、2002ねん11月。ISBN 4344402944 

関連かんれん文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 青山あおやまじゅん『アフリカにょろりたび講談社こうだんしゃ、2007ねん2がつ ISBN 978-4-06-213868-0
  • 井田いだ徹治てつじ『ウナギ 地球ちきゅう環境かんきょうかたさかな岩波書店いわなみしょてん岩波いわなみ新書しんしょ〉1090、2007ねん8がつ ISBN 978-4-00-431090-7
  • ひがしアジアうなぎ資源しげん協議きょうぎかい日本にっぽん支部しぶへん『うなどん未来みらい -ウナギの持続じぞくてき利用りよう可能かのうか -』青土おうづちしゃ、2013ねん11月。ISBN 978-4-7917-6737-3 
  • 鈴木すずき智彦ともひこ『サカナとヤクザ 暴力団ぼうりょくだん巨大きょだい資金しきんげん密漁みつりょうビジネス」をう』小学館しょうがくかん、2018ねん10がつ11にちISBN 9784093801041 
  • 海部かいふ健三けんぞう結局けっきょく,ウナギはべていいのか問題もんだい岩波書店いわなみしょてん岩波いわなみ科学かがくライブラリー286〉、2019ねん7がつ18にちISBN 9784000296861 

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]