日本にっぽんとマーシャル諸島しょとうの関係かんけい

日本にっぽんとマーシャル諸島しょとうの関係かんけい

日本にっぽん	マーシャル諸島しょとう

日本にっぽんとマーシャル諸島しょとうの関係かんけい（にほんとマーシャルしょとうのかんけい、英語えいご: Japan–Marshall Islands relations） では、日本にっぽんとマーシャル諸島しょとうの関係かんけいについて概説がいせつする。

両国りょうこくの比較ひかく

	マーシャル諸島しょとう	日本にっぽん	両国りょうこくの差さ
人口じんこう	5万まん8791人にん（2019年ねん）	1億おく2626万まん人にん（2019年ねん）	日本にっぽんはマーシャル諸島しょとうの約やく2147.6倍ばい
国土こくど面積めんせき	180 km2	37万まん7972 km2	日本にっぽんはマーシャル諸島しょとうの約やく2099.8倍ばい
人口じんこう密度みつど	325 人にん/km2（2018年ねん）	347 人にん/km2（2018年ねん）	日本にっぽんはマーシャル諸島しょとうの約やく1.1倍ばい
首都しゅと	マジュロ	東京とうきょう都と
最大さいだい都市とし	マジュロ	東京とうきょう都区とく部ぶ
政体せいたい	大統領だいとうりょう制せい	（民主みんしゅ制せい）議院ぎいん内ない閣かく制せい
公用こうよう語ご	英語えいご マーシャル語ご	日本語にほんご（事実じじつ上じょう）
通貨つうか	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくドル	日本円にほんえん
国教こっきょう	なし	なし
人間にんげん開発かいはつ指数しすう	0.708	0.919
民主みんしゅ主義しゅぎ指数しすう	データなし	7.99
GDP（名目めいもく）	2億おく2127万まん8000米あめりかドル（2019年ねん）	5兆ちょう819億おく6954万まん米あめりかドル（2019年ねん）	日本にっぽんはマーシャル諸島しょとうの約やく23883.7倍ばい
一人ひとり当あたりGDP	3788.2米あめりかドル（2019年ねん）	40246.9米あめりかドル（2019年ねん）	日本にっぽんはマーシャル諸島しょとうの約やく10.6倍ばい
経済けいざい成長せいちょう率りつ	3.6%（2019年ねん）	0.7%（2019年ねん）
軍事ぐんじ費ひ	データなし	476億おく902万まん米あめりかドル（2019年ねん）

歴史れきし

南洋なんよう庁ちょうヤルート支庁しちょう（ジャルート環礁かんしょう）

日本にっぽん統治とうち時代じだいに行おこなわれた祭まつり（ジャルート環礁かんしょう）

1918年ねんの台風たいふうに襲おそわれて甚大じんだいな被害ひがいを受うけたマジュロ環礁かんしょうを支援しえんした大正天皇たいしょうてんのうの皇すめらぎ恩おんを讃たたえる聖恩せいおん紀き念ねん碑ひ

アメリカ軍ぐんの徹底的てっていてきな事前じぜん砲撃ほうげきを受うけ木々きぎが消きえたクェゼリン環礁かんしょう

エニウェトク環礁かんしょうに上陸じょうりくするアメリカ軍ぐん

被爆ひばくする事こととなった第だい五ご福竜丸ふくりゅうまる

ブラボー実験じっけんで生しょうじた爆発ばくはつの映像えいぞう。この実験じっけんにより第だい五ご福竜丸ふくりゅうまるは被曝ひばくした。

マーシャル諸島しょとう史し

紀元前きげんぜん2千せん年ねんごろ、東南とうなんアジアから太平洋たいへいように広ひろがった人々ひとびとがミクロネシア人じんとしてマーシャル諸島しょとうに定着ていちゃく。

1526年ねん、スペイン人じん探検たんけん家かアルバロ・デ・サーベドラがマーシャル諸島しょとうに属ぞくするボカック環礁かんしょうに上陸じょうりく。領有りょうゆうを宣言せんげんするも支配しはいには至いたらず。

1885年ねん、ドイツ帝国ていこくの保護ほご領りょうとなる。

1914年ねん、第だい一いち次じ世界せかい大戦たいせん勃発ぼっぱつ。大日本帝国だいにっぽんていこくはドイツ帝国ていこくからマーシャル諸島しょとうを含ふくむ南洋なんよう諸島しょとうを奪取だっしゅ。戦後せんごには国際こくさい連盟れんめいから委任いにん統治とうちを認みとめられる。

1945年ねん、第だい二に次じ世界せかい大戦たいせんでの日本にっぽんの敗戦はいせんにより、アメリカの占領せんりょうと委任いにん統治とうち（太平洋たいへいよう諸島しょとう信託しんたく統治とうち領りょう）が始はじまる。

1978年ねん、太平洋たいへいよう諸島しょとう信託しんたく統治とうち領りょうの中なかのミクロネシア連邦れんぽうから離脱りだつする。

1979年ねんに憲法けんぽうを制定せいていし自治じち国家こっかとなる。1986年ねん、アメリカとの自由じゆう連合れんごう盟約めいやく国くにとして完全かんぜん独立どくりつ。

日本にっぽん統治とうち

1885年ねんのドイツ帝国ていこくの占領せんりょうよりドイツ領りょうニューギニアの一部いちぶを構成こうせいしていたが、第だい一いち次じ世界せかい大戦たいせんでは日本にっぽんが日にち英えい同盟どうめいに基もとづいて連合れんごう国こく側がわで参戦さんせん。赤道あかみち以北いほくの南洋なんよう諸島しょとうを占領せんりょうしたまま終戦しゅうせんをむかえて、1922年ねんのヴェルサイユ条約じょうやくによって日本にっぽんはドイツ帝国ていこくの植民しょくみん地ちをほぼそのまま委任いにん統治とうち領りょうとして受うけ継ついだ。なお、この南洋なんよう諸島しょとうにはマーシャル諸島しょとうの他ほかに現在げんざいのミクロネシア連邦れんぽうやパラオも含ふくまれていた。

日本にっぽんは南洋なんよう諸島しょとうを獲得かくとく後ご、パラオのコロールに南洋なんよう庁ちょうを設置せっちし、国策こくさく会社かいしゃの南洋なんよう興きょう発はつ株式会社かぶしきがいしゃや南洋なんよう拓殖たくしょく株式会社かぶしきがいしゃを設立せつりつして島々しまじまの開拓かいたく、産業さんぎょうの扶植ふしょくを行おこなった。マーシャル諸島しょとうには現在げんざいの首都しゅとマジュロの近ちかくであるジャルート環礁かんしょうに南洋なんよう庁ちょうヤルート支庁しちょうが置おかれて、本国ほんごくから遠とおかったためドイツの植民しょくみん地下ちかでは蔑ないがしろにされていた近代きんだい的てきな電気でんきや水道すいどう、学校がっこうや病院びょういんなどのインフラストラクチャーの充実じゅうじつがマジュロでは進すすむなど、マーシャル諸島しょとう開発かいはつの中心ちゅうしんとなった。

1918年ねんの台風たいふうでマジュロ環礁かんしょうが甚大じんだいな被害ひがいを受うけた際さいには、現地げんちの惨状さんじょうを知しった大正天皇たいしょうてんのうが自身じしんのご聖ひじり慮おもんばかで内帑ないど（ポケットマネー）から現金げんきん5000円えん（当時とうじの大卒だいそつ初任しょにん給きゅうの約やく100倍ばいで、平成へいせい時代じだいの2000～2500万まん円えんに相当そうとう）を供出きょうしゅつした上うえで被災ひさい地ちに支援しえん物資ぶっしを送おくるよう取とり計はからった。その後ご、大正天皇たいしょうてんのうの慈悲じひ深ふかさを現地げんち島民とうみんに周知しゅうちするため、格調かくちょう高たかい文語ぶんご調しらべの日本語にほんごで皇すめらぎ恩おんを讃たたえる聖恩せいおん紀き念ねん碑ひがマジュロに建たてられた。

1920年代ねんだいから1930年代ねんだい初期しょきには、マーシャル諸島しょとう原産げんさんのコプラ（ヤシ油ゆの原料げんりょう）の集積しゅうせき地ちとなり、買かい付つけを行おこなう日本にっぽんの商人しょうにんらでにぎわった。交通こうつう面めんでも、横浜よこはま港こうやパラオのコロールからジャルート環礁かんしょうまで、日本郵船にっぽんゆうせんのサイパン丸まるやパラオ丸まるによる定期ていき航路こうろが就航しゅうこうしていたほか、1941年ねん1月がつより大だい日本航空にほんこうくうが横浜よこはま港こうからサイパンやパラオを経由けいゆしてジャルート環礁かんしょうまでの定期ていき旅客りょかく便びんを川西かわにし式しき四よん発はつ飛行ひこう艇ていにより就航しゅうこうさせた。先年せんねんに建たてられた聖恩せいおん紀き念ねん碑ひは、文語ぶんご調ちょうの日本語にほんごを解ほぐさない多おおくの現地げんち島民とうみんから見みると、大正天皇たいしょうてんのうの慈悲じひ深ふかさよりも、むしろ石碑せきひが建たてられた時期じきから日本人にっぽんじんがたくさん進出しんしゅつしたことによって一いち度どは荒廃こうはいした島しまが急速きゅうそくに復興ふっこうして活況かっきょうを呈ていするようになった象徴しょうちょうとして受うけ止とめられるようになった。

なお、南洋なんよう諸島しょとうと日本にっぽん本国ほんごくには時差じさがあり、マーシャル諸島しょとうでは日本にっぽん標準時ひょうじゅんじ+2時間じかん（UTC+11）である「南洋なんよう群島ぐんとう東部とうぶ標準時ひょうじゅんじ（ヤルート・ポナペ地区ちく）」が採用さいようされた。

太平洋戦争たいへいようせんそう

第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん（太平洋戦争たいへいようせんそう）ではマーシャル諸島しょとうも日米にちべいの激戦げきせん地ちと化かし、多おおくの死者ししゃを出だした。一連いちれんの戦たたかいの嚆矢こうしとなったのは1942年ねん（昭和しょうわ17年ねん）2月がつの太平洋たいへいようにおけるアメリカ軍ぐんの初はつの積極せっきょく的てきな軍事ぐんじ行動こうどうであった「マーシャル・ギルバート諸島しょとう機動きどう空襲くうしゅう」、および1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）12月のアメリカ海軍かいぐん機動きどう部隊ぶたいがマーシャル諸島しょとうの日本にっぽん軍ぐん基地きちを攻撃こうげきして航空こうくう隊たいがそれに応戦おうせんした「マーシャル諸島しょとう沖おき航空こうくう戦せん」である。これら戦たたかいはアメリカ側がわの奇襲きしゅうであり、日本にっぽんはアメリカ軍ぐんの上陸じょうりくを防ふせげたものの航空機こうくうきや艦船かんせんに損害そんがいを負おい、その後ごのアメリカ軍ぐんの攻勢こうせいでは上陸じょうりくを許ゆるしている。

翌年よくねん2月がつ1日にちにはアメリカ軍ぐんがマジュロを無血むけつ占領せんりょう。1944年ねん（昭和しょうわ19年ねん）2月がつ5日にちには現在げんざいマーシャル諸島しょとうが領有りょうゆうするクェゼリン環礁かんしょうで「クェゼリンの戦たたかい」が発生はっせいし、これは最初さいしょの陸上りくじょうの激戦げきせんとなって1週間しゅうかんの戦闘せんとうの末すえ同島どうとうの守備しゅび隊たいは玉砕ぎょくさいした。またその後ご同年どうねん2月がつ22日にちにもエニウェトク環礁かんしょうで「エニウェトクの戦たたかい」と呼よばれる激戦げきせんが展開てんかいされ、この敗北はいぼくにより日本にっぽん軍ぐんは南洋なんよう諸島しょとうにおける航空こうくう兵力へいりょくの重要じゅうよう拠点きょてんを一掃いっそうされた。これら戦闘せんとうはギルバート諸島しょとう（現げん・キリバス。キリバスはギルバートの転訛てんか）における戦闘せんとうも含ふくめて「ギルバート・マーシャル諸島しょとうの戦たたかい」と呼よばれる。

1944年ねんのアメリカによる占領せんりょう後ごは、日本にっぽんはマーシャル諸島しょとうを奪還だっかんできないまま敗戦はいせん。1947年ねんには国際こくさい連合れんごうがアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの信託しんたく統治とうち領りょう（太平洋たいへいよう諸島しょとう信託しんたく統治とうち領りょう）として承認しょうにんし、名実めいじつともに日本にっぽん統治とうちは幕まくを下おろした。

第だい五ご福竜丸ふくりゅうまる

マーシャル諸島しょとうを委任いにん統治とうちという形かたちで領有りょうゆうしたアメリカは、1953年ねんにネバダ核かく実験じっけん場じょうで実施じっしされていた核かく実験じっけん「アップショット・ノットホール作戦さくせん」の後継こうけい実験じっけんである「キャッスル作戦さくせん」をビキニ環礁かんしょう及およびエニウェトク環礁かんしょうで実施じっししていた。キャッスル作戦さくせんは計けい六ろく回かいの核かく実験じっけんにより構成こうせいされており、第だい一いち回かい目めの核かく実験じっけん「ブラボー実験じっけん」は1954年ねん3月がつ1日にちにビキニ環礁かんしょうで実施じっしされた。

このブラボー実験じっけんではマーシャル諸島しょとう沖おきで操業そうぎょうしていた日本にっぽんの漁船ぎょせん「第だい五ご福竜丸ふくりゅうまる」の乗組のりくみ員いん23名めいも「死しの灰はい」と呼よばれる放射ほうしゃ性せい降下こうか物ぶつに汚染おせんされ、日本にっぽん・焼津やいづへの帰国きこく後ごに火傷かしょう、頭痛ずつう、嘔吐おうと、眼めの痛いたみ、歯茎はぐきからの出血しゅっけつ、脱毛だつもうなど急性きゅうせい放射線ほうしゃせん症候群しょうこうぐんを訴うったえた。なお、第だい五ご福竜丸ふくりゅうまるはアメリカが設定せっていした危険きけん区域くいきの外側そとがわで操業そうぎょうしており、本来ほんらい被曝ひばくする事ことはありえなかったが、爆発ばくはつの威力いりょくがアメリカ軍ぐんが想定そうていしていた5メガトンを大おおきく上回うわまわる15メガトンに達たっしていたため、被曝ひばくした。これは広島ひろしま・長崎ながさきへの原爆げんばく投下とうかに次つぐ「日本にっぽんを巻まき込こんだ第だい三さんの原子力げんしりょく災害さいがい」となり、日本にっぽんは原子げんし爆ばく弾だんと水素すいそ爆ばく弾だんの両方りょうほうの兵器へいきによる原子力げんしりょく災害さいがい（被爆ひばくと被曝ひばく）を経験けいけんした国くにとなった。そして、第だい五ご福竜丸ふくりゅうまるの被爆ひばく、特とくに久保山くぼやま愛吉あいきち無線むせん長ちょう（当時とうじ40歳さい）が「原水爆げんすいばくによる犠牲ぎせい者しゃは、私わたしで最後さいごにして欲ほしい」と遺言ゆいごんして死しんだ出来事できごと（1954年ねん9月がつ23日にち）は、日本にっぽんだけでなく世界せかいで反核はんかく運動うんどうが始はじまる動機どうきになった。またこの出来事できごとは、特撮とくさつ作品さくひん「ゴジラ」制作せいさくにも大おおきな影響えいきょうを与あたえている。

しかしアメリカ側がわは、仮かりに放射ほうしゃ性せい降下こうか物ぶつが降ふり注そそいだとしてもマグロなど水揚みずあげされる水産物すいさんぶつが汚染おせんされる事ことはなく、大量たいりょうの海水かいすいですぐに希釈きしゃくされると主張しゅちょう。しかし広島ひろしま・長崎ながさきへの原爆げんばく投下とうかや第だい五ご福竜丸ふくりゅうまる事件じけんがあった事ことから日本にっぽんはそれを信しんじずに独自どくじに海うみの放射能ほうしゃのう汚染おせんの実態じったいを解明かいめいしようという一大いちだいプロジェクトが水産庁すいさんちょう主導しゅどうで始動しどうして、海洋かいよう・水産すいさん・大気たいき・環境かんきょう・放射ほうしゃ能のうなどの専門せんもん家かを乗のせた俊しゅん鶻丸をビキニ環礁かんしょうに向むかわせた。現地げんち住民じゅうみんの協力きょうりょくも得えた結果けっか、放射能ほうしゃのうは海水かいすいではすぐに薄うすまらない事ことが証明しょうめいされ、また世界せかいで初はじめて放射能ほうしゃのう汚染おせん物質ぶっしつが食物しょくもつ連鎖れんさを通つうじてマグロやカツオの体内たいないに蓄積ちくせきされていくと判明はんめいした。この結果けっかは日本にっぽんにおける反核はんかく運動うんどうを助長じょちょうし、長ながらく放射能ほうしゃのうと水爆すいばく実験じっけんの関係かんけい性せいを否定ひていしてきたアメリカ原子力げんしりょく規制きせい委員いいん会かいにもその関連かんれん性せいを認みとめさせた。この時ときプロジェクトの中心ちゅうしん的てき存在そんざいであった三宅みやけ泰雄やすおは、それ以降いこうもマーシャル諸島しょとうにたびたび調査ちょうさに赴おもむいて放射能ほうしゃのうの危険きけん性せいを訴うったえ続つづけて高たかい評価ひょうかを得えている。

なお、現在げんざいではビキニ環礁かんしょうは水爆すいばくの恐おそろしさを伝つたえる負まけの遺産いさんとして世界せかい遺産いさんに登録とうろくされており、広島ひろしま市しの原爆げんばくドームもまた原爆げんばくの恐おそろしさを伝つたえる負まけの遺産いさんとして世界せかい遺産いさんに登録とうろくされているなど、共通きょうつう項こうが存在そんざいする。その事ことから、マーシャル諸島しょとうと広島ひろしま市しは核かくなき世界せかいを訴うったえる立場たちばを共ともにしており、広島ひろしまではビキニ環礁かんしょうを題材だいざいにした講演こうえん会かいが開ひらかれるなど交流こうりゅうも存在そんざいする。

東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい

2011年ねん3月がつ11日にちに東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいが発生はっせい。マーシャル諸島しょとうの大統領だいとうりょうチューレラン・ゼドケアは深ふかい哀悼あいとうを示しめすとともに支援しえんを表明ひょうめいした。また、政府せいふ観光かんこう局きょくやELEFAなどのNPO団体だんたいが中心ちゅうしんとなり、復興ふっこう支援しえんのためのチャリティーイベントが開催かいさいされ、日ひの丸まるをアレンジしたイヤリングや髪かみ飾かざりといった手て工芸こうげい品ひんが販売はんばいされた。

また、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいを発端ほったんとして福島ふくしま県けん双葉ふたば郡ぐん大熊おおくま町まちでは福島ふくしま第だい一いち原子力げんしりょく発電はつでん所しょ事故じこが発生はっせい。チェルノブイリ原発げんぱつ事故じこと並ならぶ世界せかい最悪さいあくの原子力げんしりょく事故じことなり周辺しゅうへんが立たち入いり禁止きんし区域くいきに指定していされるなど、ここでも核かく実験じっけんにより人ひとが住すめなくなったビキニ環礁かんしょうとの共通きょうつう項こうを持もつ事こととなった。その事ことから福島ふくしま県けんは原子力げんしりょくの恐おそろしさを風化ふうかさせない為ため、原水爆げんすいばく実験じっけん地ちであるマーシャル諸島しょとうに現地げんち調査ちょうさ団だんを派遣はけんしている。

なお、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいによる瓦礫がれきはマーシャル諸島しょとうでも発見はっけんされており、津波つなみの被害ひがいの大おおきさを象徴しょうちょうする出来事できごとであった。

外交がいこう史し

1986年ねんにマーシャル諸島しょとうがアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくから完全かんぜんな独立どくりつを果はたすと日本にっぽんはほぼ同時どうじにそれを承認しょうにん。1988年ねん12月には両国りょうこく間あいだに外交がいこう関係かんけいが樹立じゅりつされた。1991年ねん12月には駐ちゅう日にちマーシャル諸島しょとう共和きょうわ国こく大使館たいしかんが東京とうきょうに開設かいせつ。一方いっぽうの日本にっぽんは1997年ねん1月がつに在ざいフィジー日本国にっぽんこく大使館たいしかんが兼けん轄する形かたちで在ざいマーシャル日本にっぽん国こく兼勤けんきん駐ちゅう在官ざいかん事務所じむしょが開設かいせつしたが、2008年ねんには兼けん轄先が在ざいミクロネシア日本国にっぽんこく大使館たいしかんへと移動いどうしている。2015年ねん1月がつには在ざいマーシャル日本国にっぽんこく兼勤けんきん駐在ちゅうざい事務所じむしょの大使館たいしかん格上かくあげが実施じっしされてマジュロに「在ざいマーシャル日本国にっぽんこく大使館たいしかん」が開設かいせつ。同年どうねん8月がつに駐ちゅうマーシャル初代しょだい特命とくめい全権ぜんけん大使たいし・光岡みつおか英行ひでゆきが着任ちゃくにんした。

2018年ねんには日本にっぽんとマーシャル諸島しょとうの外交がいこう関係かんけい樹立じゅりつ30周年しゅうねんを迎むかえた。

外交がいこう関係かんけい

日本にっぽんはアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくと並ならぶマーシャル諸島しょとうの旧きゅう宗主そうしゅ国こくである。その事ことからマーシャル諸島しょとうとは日本にっぽんとの関係かんけいも重視じゅうし、日本にっぽんは経済けいざい支援しえんや文化ぶんか交流こうりゅうを活発かっぱつに実施じっししており、外交がいこう的てき関係かんけいも良好りょうこうである。なお、マーシャル諸島しょとうは日本にっぽんの常任じょうにん理事りじ国こく参入さんにゅうを支持しじしており、捕鯨ほげい問題もんだいについてもIWC加盟かめい国こくでありながら日本にっぽんの立場たちばを尊重そんちょうする国くにでもある。

マーシャル諸島しょとう訪問ほうもん

マジュロ平和へいわ公園こうえんにある東ひがし太平洋たいへいよう戦没せんぼつ者しゃの碑いしぶみ。日本にっぽんの方角ほうがくを向むいている。（2019年ねん9月がつ撮影さつえい）

2018年ねんの外交がいこう関係かんけい樹立じゅりつ30周年しゅうねんでは太平洋たいへいよう島嶼とうしょ国こく地域ちいき担当たんとう大使たいしを務つとめる高田たかだ稔みのる久ひさがマーシャル諸島しょとうを訪問ほうもん。次つぎの30年ねんに向むけてより一層いっそうの関係かんけいの発展はってんを目指めざす抱負ほうふを述のべたほか、「マジュロ環礁かんしょうウォジャ地区ちく保健ほけん支援しえんセンター」、「マジュロ環礁かんしょう廃棄はいき物ぶつ公社こうしゃ」、及および水産すいさん研究けんきゅう・教育きょういく機構きこう練習れんしゅう船せん「耕こう洋よう丸まる」を視察しさつし、「東ひがし太平洋たいへいよう戦没せんぼつ者しゃの碑いしぶみ」に献花けんかを行おこなった。2020年ねんの1月がつにも高田たかだ稔みのる久ひさはマーシャル諸島しょとうを訪問ほうもんして、新しんマーシャル諸島しょとう大統領だいとうりょうであるデービッド・カブの就任しゅうにん式しきに出席しゅっせきしているほか、日本にっぽん漁船ぎょせんの安定あんてい操業そうぎょうや未ひつじだマーシャル諸島しょとうで発見はっけんされる戦時せんじ中なかの遺骨いこつの回収かいしゅう作業さぎょうへの引ひき続つづきの協力きょうりょくを要請ようせいした。

また、少すこし遡さかのぼって2016年ねん1月がつには日本にっぽん・マーシャル諸島しょとう共和きょうわ国こく友好ゆうこう議員ぎいん連盟れんめい会長かいちょうを務つとめる衆議院しゅうぎいん議員ぎいんの田中たなか和徳かずのりが特派とくは大使たいしとしてヒルダ・ハイネの大統領だいとうりょう就任しゅうにん式しきに出席しゅっせきし、内閣ないかく総理そうり大臣だいじん補佐ほさ官かんである薗その浦うら健太郎けんたろうは2019年ねん1月がつにマーシャル諸島しょとうを訪問ほうもんして日本にっぽんの推進すいしんする「自由じゆうで開ひらかれたインド太平洋たいへいよう」構想こうそうへの支持しじを獲得かくとく。2019年ねん8月がつには現職げんしょくの外務がいむ大臣だいじんとして初はじめて河野こうの太郎たろうがマーシャル諸島しょとう訪問ほうもんを実施じっしして（南太平洋みなみたいへいよう諸国しょこくを訪おとずれる外務がいむ大臣だいじんは32年ねんぶり）、日本にっぽん・マーシャル外相がいしょう会談かいだん や大統領だいとうりょう表敬ひょうけい を行おこなうなど、マーシャル諸島しょとうとの関係かんけい強化きょうかを目指めざしている。その背景はいけいには、太平洋たいへいよう島嶼とうしょ国こくへの中国ちゅうごくの影響えいきょう力りょく浸透しんとうがある。

訪日ほうにち

日にち・マーシャル首脳しゅのう会談かいだん（2019年ねん10月がつ23日にち）

一方いっぽうでマーシャル諸島しょとう側がわは歴代れきだいの大統領だいとうりょうが日本にっぽん訪問ほうもんを実施じっしし、日本にっぽんとの友好ゆうこうをアピールしている。1990年ねん・1995年ねん4月がつ・1996年ねん10月がつには初代しょだいマーシャル諸島しょとう大統領だいとうりょうで日系にっけい人じんのアマタ・カブアが訪日ほうにち。

1997年ねん10月がつには第だい2代だい大統領だいとうりょうイマタ・カブアが訪日ほうにちして第だい1回かい太平洋たいへいよう・島しまサミットに出席しゅっせき。

第だい3代だい大統領だいとうりょうのケーサイ・ノートは2000年ねん4月がつ・2000年ねん6月がつ・2003年ねん5月がつ・2003年ねん6月がつ・2005年ねん1月がつ・2005年ねん7月がつ・2006年ねん5月がつの計けい7回かいの訪日ほうにちを実施じっしし、天皇てんのう皇后こうごうなど要人ようじんとの面談めんだんや小泉こいずみ純一郎じゅんいちろうとの首脳しゅのう会談かいだんだけでなく、日本にっぽんの大学生だいがくせいとも交流こうりゅうを行おこなった。

2006年ねん5月がつ・2008年ねん4月がつ・2009年ねん5月がつにはリトクワ・トメインが訪日ほうにちして麻生あそう太郎たろう・福田ふくだ康夫やすおなど当時とうじの総理そうり大臣だいじんと首脳しゅのう会談かいだんを実施じっしし、マーシャル諸島しょとうは気候きこう変動へんどうによる海面かいめん上昇じょうしょうで大おおきな被害ひがいを受うける国くにである事ことから、それについての支援しえんと気候きこう変動へんどう問題もんだいでの協力きょうりょくを求もとめた。日本にっぽんはマーシャル諸島しょとうに対たいし、化石かせき燃料ねんりょうに代かわるクリーンエネルギー・太陽光たいようこう発電はつでんシステムの設置せっちへの支援しえんを申もうし出でている。

その後ご、2009年ねんに第だい5代だい大統領だいとうりょうとなったチューレラン・ゼドケアはマーシャル諸島しょとうの大統領だいとうりょうで初はじめて訪日ほうにちを実施じっししなかった。しかし2011年ねんの東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいでは「深ふかい悲かなしみと、深甚しんじんなる弔意ちょういを表あらわしたい」と哀悼あいとうの意いを述のべ、支援しえんを表明ひょうめいした。続つづく第だい6代だい大統領だいとうりょうクリストファー・ロヤックは2012年ねん5月がつ・2014年ねん2月がつ・2015年ねん5月がつに訪日ほうにちを実施じっしして、安倍晋三あべしんぞうとの首脳しゅのう会談かいだんなどを通とおして日本にっぽんとの関係かんけい強化きょうかを図はかっている。

第だい7代だい大統領だいとうりょうキャステン・ネムラは在職ざいしょく僅わずか数日すうじつの短命たんめいな政権せいけんで終おわったため訪日ほうにちできず。続つづく第だい8代だい大統領だいとうりょうであり女性じょせい初はつのマーシャル諸島しょとう大統領だいとうりょうであるヒルダ・ハイネは2018年ねん5月がつと2019年ねん10月がつに訪日ほうにちを実施じっし、安倍晋三あべしんぞうや外務がいむ大臣だいじんの茂木もき敏さとし充たかしと会談かいだんを行おこなって、「自由じゆうで開ひらかれたインド太平洋たいへいよう」構想こうそうの実現じつげんに向むけ協力きょうりょく関係かんけいを確認かくにんしている。

経済けいざい交流こうりゅう

日本にっぽんの2019年ねん対たいマーシャル諸島しょとう貿易ぼうえきは輸入ゆにゅうが9.48億おく円えんに留とまるのに対たいし、輸出ゆしゅつが1457.57億おく円えんと日本にっぽんの大幅おおはばな黒字くろじである。輸入ゆにゅう品ひんの殆ほとんどはマグロやカツオといった大型おおがた魚介ぎょかい類るいであり、日本にっぽんの食生活しょくせいかつには欠かかせないものとなっている。輸出ゆしゅつ品ひんは自動車じどうしゃや機械きかい類るい、食料しょくりょう品ひんなどで、またマーシャル諸島しょとうは気候きこう変動へんどう対策たいさくとしてクリーンエネルギーを推おし進すすめていることからソーラーパネルの供給きょうきゅうも僅わずかながら行おこなわれている。

マーシャル諸島しょとうへの開発かいはつ援助えんじょの独立どくりつ以来いらい30年ねん以上いじょう続つづけられており、2017年ねんまでの累計るいけい額がくは200億おく円えんに上のぼり、日本にっぽんはマーシャル諸島しょとうにとってアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくやオーストラリアと並ならぶ主要しゅよう援助えんじょ国こくである。近年きんねんの援助えんじょ内容ないようとしては、船舶せんぱくの供与きょうよ、マジュロ病院びょういん屋根やね上じょうへの太陽光たいようこうパネル設置せっち、水産すいさん市場いちば建設けんせつ及および集魚しゅうぎょ船せんの供与きょうよ、重機じゅうき（ダンプトラック、コンパクター、エクスカベーター、セーフティローダートラック等とう）、水質すいしつ検査けんさ機材きざいの供与きょうよ、廃はい金属きんぞく圧縮あっしゅく機き及およびペットボトル圧縮あっしゅく機きの廃棄はいき物ぶつ公社こうしゃへの設置せっちなどが挙あげられる。また国際こくさい協力きょうりょく機構きこうは生物せいぶつ多様たよう性せいの維持いじのため、サンゴ礁さんごしょうのモニタリング手法しゅほうなどをマーシャル諸島しょとうに提供ていきょう、協力きょうりょくしている。

また、2009年ねん5月がつ22～23日にちに北海道ほっかいどう占冠しむかっぷ村むらで行おこなわれた第だい5回かい日本にっぽん・太平洋たいへいよう諸島しょとうフォーラム（PIF）首脳しゅのう会議かいぎ（太平洋たいへいよう・島しまサミット）で採択さいたくされた「北海道ほっかいどうアイランダーズ宣言せんげん」には、太平洋たいへいよう環境かんきょう共同きょうどう体たいと呼よばれる に対抗たいこうする多国たこく間あいだの枠組わくぐみを模索もさくすることが盛もり込こまれている。日本にっぽんとマーシャル諸島しょとうはともにその中心ちゅうしん国こくである。

文化ぶんか交流こうりゅう

マーシャル諸島しょとうにも焼やき魚ざかなに醤油じょうゆをかけて食たべる習慣しゅうかんがある

2019年ねん時点じてんで在留ざいりゅう邦人ほうじん49名めい、在日ざいにちマーシャル諸島しょとう人じん18名めいとなっているが、マーシャル諸島しょとうの人口じんこうが5万まん人にんである事ことを鑑かんがみると人ひとの往来おうらいは多おおい。また、戦前せんぜんおよび戦時せんじ中ちゅうは日本にっぽんが統治とうちしていた時代じだいがあるため、日系にっけいマーシャル諸島しょとう人じんも多おおい。大統領だいとうりょうを務つとめたアマタ・カブアやケーサイ・ノートも日系にっけい人じんである。その事ことから現代げんだいでも日本語にほんごから借用しゃくようした単語たんごがいくつかマーシャル語ごで使用しようされており（例れい：カレー、醤油じょうゆ、刺身さしみ、ジャンケンなど）、高齢こうれい者しゃを中心ちゅうしんに日本語にほんご話者わしゃも僅わずかながら存在そんざいする。戦時せんじ中ちゅうから現在げんざいに至いたるまで、日本語にほんご教育きょういくも盛さかんである。

食しょく文化ぶんかも日本にっぽんの影響えいきょうを大おおきく受うけている。本来ほんらいマーシャル諸島しょとうの食しょく文化ぶんかはイモ、魚さかな、ココナッツを軸じくとするものだが、日本にっぽん統治とうちの時代じだいを経へて現在げんざいでは米べいが一般いっぱん的てきに普及ふきゅう、刺身さしみなども食たべられている。

また日本にっぽん政府せいふは小学生しょうがくせいから中学ちゅうがく二に年生ねんせいまでを対象たいしょうにミクロネシア諸島しょとう自然しぜん体験たいけん交流こうりゅう事業じぎょうを実施じっしし、マーシャル諸島しょとうにも20名めいほどが交流こうりゅうに赴おもむいている。

現地げんちの日本にっぽん文化ぶんか発信はっしんは在ざいマーシャル諸島しょとう共和きょうわ国こく日本国にっぽんこく大使館たいしかんが担になう。同どう大使館たいしかんは、日本語にほんごのスピーチコンテストや現地げんちの小中学生しょうちゅうがくせいを対象たいしょうに日本にっぽんのアニメ映画えいが鑑賞かんしょう会かいを開催かいさい。

外交がいこう使節しせつ

駐ちゅう日にちマーシャル諸島しょとう大使たいし

代だい	氏名しめい	在任ざいにん期間きかん	備考びこう
1	オスカー・デブルム	1990年ねん - 1992年ねん	特命とくめい全権ぜんけん大使たいし 信任しんにん状じょう捧呈ほうていは7月がつ13日にち 初代しょだい本邦ほんぽう駐在ちゅうざい(東京とうきょう常駐じょうちゅう開始かいしは1991年ねん12月がつ)
2	キンジャ・アンドゥリケ	1992年ねん - 1993年ねん	特命とくめい全権ぜんけん大使たいし 信任しんにん状じょう捧呈ほうていは4月がつ13日にち
3	マック・ティー・カミナガ	1994年ねん - 1997年ねん	特命とくめい全権ぜんけん大使たいし 信任しんにん状じょう捧呈ほうていは9月12日にち
4	アマタライン・エリザベス・カブア	1997年ねん - 2003年ねん	特命とくめい全権ぜんけん大使たいし 信任しんにん状じょう捧呈ほうていは11月19日にち
5	フィリップ・ケミラン・カブア	2005年ねん - 2008年ねん	特命とくめい全権ぜんけん大使たいし 信任しんにん状じょう捧呈ほうていは8月がつ25日にち
6	ジーベ・ビー・カブア	2008年ねん - 2011年ねん	特命とくめい全権ぜんけん大使たいし 信任しんにん状じょう捧呈ほうていは8月がつ18日にち
-	ジャッケオ・レラン	2011年ねん	臨時りんじ代理だいり大使たいし
-	アネット・ノート	2011年ねん - 2012年ねん	臨時りんじ代理だいり大使たいし
7	トム・ディー・キチナー	2012年ねん - 2021年ねん	特命とくめい全権ぜんけん大使たいし 信任しんにん状じょう捧呈ほうていは12月21日にち
8	アレクサンダー・カーター・ビング	2022年ねん -	特命とくめい全権ぜんけん大使たいし 信任しんにん状じょう捧呈ほうていは4月がつ26日にち

参考さんこう文献ぶんけん

• マーシャル諸島しょとう共和きょうわ国こく（Republic of the Marshall Islands）基礎きそデータ 外務省がいむしょう

関連かんれん項目こうもく

• 日本にっぽんの国際こくさい関係かんけい
• 駐ちゅう日にちマーシャル諸島しょとう共和きょうわ国こく大使館たいしかん
• 在ざいマーシャル日本国にっぽんこく大使館たいしかん
• 日系にっけいマーシャル諸島しょとう人じん
• 南洋なんよう庁ちょう
• 南洋なんよう諸島しょとう

外部がいぶリンク

• 在ざいマーシャル日本国にっぽんこく大使館たいしかん、同どう （英語えいご）
• 駐ちゅう日にちマーシャル諸島しょとう大使館たいしかん (@rmiembassytokyo) - Twitter