小宮 豊隆
1884 | |
1966 | |
| |
ドイツ |
経歴
[1905
家族
[父 ・小宮 弥三郎 (1894年 没 ) -農事 修学 場 農学 科 出身 [5]。旧制 中学 教師 [1]。豊隆 は11歳 で父 を亡 くし、母 と祖母 に育 てられる。従兄 ・丹 村 泰介 -母 の姉 の子 [6]。小笠原 藩 使番 ・犬塚 弥太郎 の三男 で丹 村 国彦 の養子 。医学 博士 [7]。熊本 の第 五 高等 学校 在学 中 に夏目 漱石 に俳句 を学 ぶ。京都 帝国 大学 卒 。従兄 ・犬塚 武夫 -母 の姉 の子 。犬塚 弥太郎 の長男 [8]。不動 貯金 銀行 取締役 支配人 。東京 高 商 卒業 後 大蔵省 に入 り、明治 35年 にケンブリッジ大学 留学 中 、ロンドンの下宿 で漱石 と同宿 したのが縁 で一生 の親交 を結 び、漱石 の投資 アドバイザーを務 めた[9][10]。豊隆 は東大 入学 時 に武夫 の紹介 で漱石 に会 い、保証人 になってもらった[10]。長男 ・小宮 書 之 助 -農学 者 三男 ・小宮 曠三 -独 文学 者 四 女 ・脇 昭子 (1927年生 ) -脇 圭 平 の妻 。日本女子大学 卒 。
夏目 漱石 との関 わり
[文芸 ・演劇 に関 して
[また
ロシアのイワン・ツルゲーネフやスウェーデンのヨハン・アウグスト・ストリンドベリの
邦楽 科 廃止 論争
[これに
著書
[- 『
烙印 』春陽 堂 , 1913 - 『
演劇 評論 』日月 社 , 1914 - 『
伝統 藝術 研究 』岩波書店 , 1923 - 『
落葉 集 』春陽 堂 1923 - 『
批評 集 』岩波書店 , 1923 - 『
芭蕉 の研究 』岩波書店 , 1933、復刊 1982、角川 文庫 , 1956 - 『
巴里 滞在 記 』岩波書店 , 1934、復刊 1987 - 『
神楽 研究 資料 』旅 と伝説 , 1934 - 『
能 と歌舞伎 』岩波書店 , 1935 - 『
漱石 襍記』小山 書店 , 1935、角川 文庫 , 1955 - 『
演劇 論叢 』聖 文 閣 , 1937 - 『
夏目 漱石 』岩波書店 , 1938 -本書 に関 しては「参考 文献 」を参照 各 上中 下 で、同 ・新書判 , 1953、新版 1975ほか/岩波 文庫 , 1986-87、新版 1999ほか
- 『
啄木鳥 随筆 集 』中央公論社 , 1941 - 『
漱石 ・寅彦 ・三重吉 』岩波書店 , 1942、復刊 1983、角川 文庫 , 1952 - 『
漱石 の藝術 』岩波書店 , 1942、復刊 1994ほか - 『漱石 全集 』解説 を集成 - 『
人 と作品 』小山 書店 , 1943 - 『
芭蕉 と紀行 文 』生活 社 , 1945 - 『
断層 』白日 書院 , 1946 - 『
悲劇 と喜劇 』福村 書店 , 1947 - 『芭焦・
世阿弥 ・秘伝 ・勘 』白日 書院 , 1947 - 『
巴里 の旅 モスコウ藝術 座 観劇 記 』好学 社 , 1949 - 『
知 られざる漱石 』弘文 堂 , 1951 - 『
歌舞伎 』未來社 , 1952 - 『
人 のこと自分 のこと』角川書店 , 1955 - 『
茶 と利休 』角川書店 , 1956、角川 新書 , 1964 - 『
身辺 歳時記 』角川書店 , 1957 - 『
芭蕉 句 抄 』岩波 新書 , 1961、復刊 1989 - 『
中村 吉右衛門 』岩波書店 , 1962、復刊 1982、岩波 現代 文庫 , 2000 - 『
藝 のこと・藝術 のこと』角川書店 , 1964 - 『ベルリン
日記 』角川書店 , 1966 - 『イタリー
日記 』角川書店 , 1979 - 『
蓬 里 雨 句集 』小宮 恒子 1984私家版 - 『
漱石 先生 と私 たち』中公 文庫 2023.11
編 ・校訂
[芭蕉 俳諧 論集 共編 岩波 文庫 、1939年 、復刊 1993年 寺田 寅彦 随筆 集 岩波 文庫 全 5巻 、1948年 、のち改版 +ワイド版 文 暁 「花屋 日記 芭蕉 臨終 記 」岩波 文庫 、1952年 、復刊 2017年 明治 文化 史 第 9巻 音楽 演芸 編 、洋々 社 、1954年 、原 書房 、1980年 。開国 百 年 記念 文化 事業 会 編 明治 文化 史 第 10巻 趣味 娯楽 編 、洋々 社 、1955年 、同上 校本 芭蕉 全集 角川書店 全 10巻 ・別巻 1、1967-1970年 。監修
翻訳
[罪 ズウダアマン博文 館 , 1914- アウグステイン
論 ルドルフ・オイケン日月 社 , 1915 下女 の子 ストリントベルク岩波書店 , 1924父 ストリントベルク岩波 文庫 ,1927幽霊 曲 ストリントベルク岩波 文庫 , 1927稲妻 ストリントベルク岩波 文庫 , 1927- アナトール シュニッツラー
岩波 文庫 , 1928 - ヴィルヘルム・マイステルの
徒弟 時代 ゲーテ岩波 文庫 全 3巻 , 1953
脚注
[- ^ a b
小宮 豊隆 みやこ町 歴史 民俗 博物館 、平成 22年 1月 1日 - ^
倉田 保雄 『夏目 漱石 とジャパノロジー伝説 』、近代 文芸 社 、2007、p94 - ^ 「
小宮 豊隆 年譜 」『逢里雨 句集 』 - ^
岩波書店 編集 部 編 『近代 日本 総合 年表 第 四 版 』岩波書店 、2001年 11月26日 、351頁 。ISBN 4-00-022512-X。 - ^
安藤 広太 郎 小 論 :人間 形成 の軌跡 を辿 る山本 悠 三 東京家政大学 教員 養成 教育 推進 室 年報 巻 2 2016-03-01 - ^ 『
現代 随想 全集 〈第 28巻 〉小宮 豊隆 ,岸田 日出刀 ,柳 宗悦 集 』創 元 社 (1955年 )p120 - ^
官報 . 1924年 01月 16日 、p190 - ^
犬塚 武夫 『人事 興信録 』第 4版 [大正 4(1915)年 1月 ] - ^ 『
漱石 の株式 帖 ―彼 の家計 とその時代 』片桐 甚佐著 。「自分 史 研究 会 」代表 マエダヨシヒロblog 2014.6.2付 「わが祖父 は夏目 漱石 の投資 顧問 だった」 - ^ a b
教師 夏目 金之助 の研究 (10) :小宮 豊隆 との師弟 関係 森下 恭 光 明星大学 教育 学 研究 紀要 ,(21),13-22 (2006-03-20) - ^
川副 国 基 『近代 日本 文学 論 』p.245。他方 、平岡 敏夫 は、『夏目 漱石 』(岩波 文庫 下巻 pp.327 - 8)の解説 で次 のように指摘 する。「この漱石 伝 は漱石 没 後 二 十 余 年 にして小宮 豊隆 が吐露 した自己 批判 ・自責 の書 でもあって、右 のような大患 以後 の漱石 を、当時 とは逆 に高 く評価 しようと試 みたのが本書 ということになる。「漱石 は死 を生 の中 に織 り込 み、生 を死 の中 に織 り込 み、こうして相互 に反撥 し矛盾 する二 つのものを、一 つのものに連結 させたいと希 (こいねが)った。「則 天 去 私 」は、その事 を可能 にする唯一 の道 であった」(七 〇 「『硝子 戸 の中 』」)という漱石 像 がそこに描 き出 されてくるが、唐木 順三 も含 めての戦前 のこの則 天 去 私的 漱石 像 の反 措定 を目 ざしたのが、江藤 淳 『夏目 漱石 』(昭 三 一 )をはじめとする戦後 の漱石 研究 であった。「この病 中 で経験 した天宝 (ブリス)によって、漱石 の思想 が一大 転換 を来 すという小宮 豊隆 氏 などの解釈 は、当 り前 の人間並 に自分 に訪 れた仮死 状態 に驚喜 し、病気 に一種 の幸福 を感 じている作家 の姿 を、門下生 特有 の感傷 で歪 めたものにすぎない」 といった江藤 氏 の批判 とともに、実 は若 き日 の小宮 豊隆 ら門下生 自体 が大患 後 の漱石 を 「老 」 「翁 」 などと批判 していた事実 を記憶 しておくのも、サークルをくり返 しがちな研究 史 の上 でたいせつなことだろう。」 - ^ 『
朝日新聞 』1953年 2月 10日 (東京 本社 発行 )朝刊 、7頁 。 - ^
福岡 正太 「小泉 文夫 の日本 伝統 音楽 研究 :民族 音楽 学 研究 の出発 点 として」『国立 民族 学 博物館 研究 報告 』第 28巻 第 2号 、国立 民族 学 博物館 、2003年 、257-295頁 、doi:10.15021/00004024、ISSN 0385180X、NAID 110004413230。
参考 文献
[夏目 鏡子 『漱石 の思 い出 』(文春 文庫 、新版 1994年 )ISBN 4167208024末永 航 「彫刻 にラヴ――小宮 豊隆 」『イタリア、旅 する心 ー大正 教養 世代 のみた都市 と文化 』青 弓 社 、2005年 、ISBN 978-4-7872-7196-9平岡 敏夫 「解説 」『夏目 漱石 』(岩波 文庫 上中 下 、1986-87、のち新版 )廣木 寧 『天下 なんぞ狂 える―夏目 漱石 の『こころ』をめぐって』(上 )(慧文 社 )2016年 ISBN 978-4-86330-170-2廣木 寧 『天下 なんぞ狂 える―夏目 漱石 の『こころ』をめぐって』(下 )(慧文 社 )2016年 ISBN 978-4-86330-171-9
外部 リンク
[小宮 豊隆 :作家 別 作品 リスト -青空 文庫 東北大学 付属 図書館 夏目 漱石 ライブラリ生出 森 八幡 神社 附属 神楽 神楽 研究 資料 山下 浩 ホームページ:初 校 ゲラを通 してみた小宮 豊隆 の『夏目 漱石 』等 - みやこ
町 歴史 民俗 博物館 「小宮 豊隆 資料 」 - みやこ
町 歴史 民俗 博物館 /WEB博物館 「みやこ町 遺産 」(夏目 漱石 ・寺田 寅彦 からの書簡 など)
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