まわ

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まわしから転送てんそう
廻しを締めて相撲をとる力士。豊ノ島大樹と安美錦竜児。
まわしをめて相撲すもうをとる力士りきしひだりゆたかしま大樹だいきみぎ安美やすみにしきりゅう

まわ[1][2][3]/まわ[1][2][3](まわし、歴史れきしてき仮名遣かなづかい:まはし)とは、競技きょうぎ神事しんじとしておこなわれる相撲すもうもちいられる被服ひふく一種いっしゅふんどし一種いっしゅであることから、相撲すもうふんどしともいう。/締込しめこ(しめこみ)[4]ともいう。

きぬつくられ、力士りきし腰部ようぶおおい、重心じゅうしんとなるこしはらかためてまもり、さらにちからすためにもちいられる[5]稽古けいこまわしや幕下まくした以下いか力士りきし、アマチュア競技きょうぎしゃめるまわしは雲斎うんさい木綿もめんまたは帆布ほぬのばれるかた木綿こわたぬの出来できている。これは転倒てんとう怪我けが防止ぼうし身体しんたい保護ほご取組とりくみでのわざけることを目的もくてきとしている。[6][7][8][9]

かた[編集へんしゅう]

まわしは相撲すもうにとってはかせない用具ようぐであるので調製ちょうせい念入ねんいりに、丁寧ていねいあつかいを必要ひつようとされる。さい心身しんしんども緊張きんちょうさせ、邪念じゃねんけがれしんり、清明せいめい明朗めいろう心境しんきょうもっまなければならないとされる[5]

そうさいには通常つうじょう補助ほじょしゃ必要ひつようとし、以下いか手順てじゅんそうする(アマチュアよう木綿もめんまわしの場合ばあい)。

  • ながさは6m(青年せいねん男子だんしよう程度ていどはば45cm程度ていど帆布ほぬの消防しょうぼうのホース生地きじなどにもちいられる)をよんりにして、前部ぜんぶぜんふくろ)はりでぜんはしさえて陰部いんぶおおい、はちりにして股間こかんまたぎ、そのこしまわ部分ぶぶんよこふんどし)からふたたよんりにしてひだりまわりに身体しんたいに3〜4かいけて、最後さいご後端こうたんはちりにしてたてふんどし(たてみつ)にけてむすぶ。基本きほん前垂まえだしきろくしゃくふんどしかたているが前垂まえだれはたたんでよこふんどしはさみ、わずかにのぞかせるだけである。補助ほじょしゃは、こうたてふんどししたわりの先端せんたんとおしてうえげる。そうしゃこしとしげる。ここをおろかにすると競技きょうぎちゅうまわしがけてしまう原因げんいんとなる。ただしからだ負担ふたんかるほどげる必要ひつようはない。ときはそのぎゃくとなる。

ながさは自分じぶんのウエストのやく7〜10ばいながさとされ[* 1]、4.5m〜9m程度ていど個人こじん体型たいけいによってことなる。おも白色はくしょくおおいが、一部いちぶでは黒色こくしょく水色みずいろとうがアマチュア相撲すもう競技きょうぎしゃあいだもちいられている[* 2]大相撲おおずもうけるまわしのいろかんしては後述こうじゅつする。

そうにはしたなにけないことが原則げんそくであるが、力士りきし場合ばあい化粧廻けしょうまわめるさいにはしたろくしゃくふんどしめているといわれる[10]

まわしは確実かくじつまなければならない。「ゆるふん」は故意こい相手あいて不利ふりおとしいれようとする狡猾こうかつなる手段しゅだんとして、相撲すもうどうはんするもっとも戒むべき行為こういであるとされている[5]

あつか[編集へんしゅう]

新品しんぴんまわしはのりいていて、非常ひじょうかたく、稽古けいことおして発汗はっかんするあせむことで身体しんたい馴染なじむようになる。まわしにあせどろよごれがかく競技きょうぎしゃちがうことでまわしの使用しようしゃ特徴とくちょうてくる。このため、相撲すもう道場どうじょうなどでけられたかく競技きょうぎしゃまわしのなかから容易ようい自分じぶんまわしを見分みわけることができるとわれている。

みは材質ざいしつ問題もんだいから、洗濯せんたくかさねると生地きじがへたってまわしの身体しんたい保護ほご機能きのううしなってしまうため、またけんかつぎ(げんかつぎ)意味いみからも、まわしは基本きほんてき洗濯せんたくをしない。ただし、木綿もめんせいのものは新品しんぴんだとかたくず防止ぼうしのため洗濯せんたくのり糊付のりづけされている場合ばあいがあるので、これをとすためにあらうことがある。一度いちどあらってのりとすかまたはなに処理しょりせずに使つかはじめるかにかんしては、かく競技きょうぎしゃこのみの問題もんだいでもある。大相撲おおずもう場合ばあいは、りたたみ以降いこう工程こうてい容易よういにする目的もくてきで、新品しんぴんまわしを柔軟じゅうなんざいれたで(通常つうじょう1 - 3あいだ程度ていど煮込にこむこともおこなわれており、煮込にこんだあとは灰汁あくあらながしてからてん日干ひぼしする[11]。その自分じぶん師匠ししょうくなったときだけは例外れいがいてきまわしを洗濯せんたくすることがみとめられている。

洗濯せんたくしない理由りゆうは、とく安価あんか木綿もめんまわしの場合ばあい使用しようえないほどのよごれの場合ばあいには廃棄はいきして新調しんちょうしてしまうからという側面そくめんもある。洗濯せんたく実施じっししている相撲すもう教室きょうしつなどもある。

洗濯せんたくしないからとって湿しめったまま放置ほうちしてわけではなく、使用しようどろとしてたらない場所ばしょ[12]ぜんふくろたてふんどしになったところの内側うちがわ陰部いんぶたっていたところ)を消毒しょうどくようアルコールきよしぬぐえすることもある。

アマチュア相撲すもうでは原則げんそくとしてまわしのしたにはなにもつけず、素肌すはだめる。しかしまわしの衛生えいせい対策たいさく日干ひぼしをする程度ていどだけで、原則げんそく洗濯せんたくおこなわないことから、衛生えいせいじょう理由りゆう相撲すもうようサポーターやろくしゃくふんどし、または水着みずぎもちいて、そのうえからまわしをめる競技きょうぎしゃもいる。また、近年きんねんでは相撲すもう海外かいがい女性じょせいしん相撲すもう)のあいだでも普及ふきゅうするようになったことから、競技きょうぎしゃ一部いちぶには臀部でんぶ露出ろしゅつきらい、スパッツショートパンツレオタードうえからまわしをめるれいている。

わんぱく相撲すもうまでは全国ぜんこくで5まんにんえる参加さんかしゃがありながら、中学生ちゅうがくせい以上いじょうになると競技きょうぎしゃ人口じんこう激減げきげんしていることから、アマチュア相撲すもう統括とうかつする、財団ざいだん法人ほうじん日本にっぽん相撲すもう連盟れんめい中学生ちゅうがくせい以上いじょう競技きょうぎ人口じんこうやす措置そちとして、競技きょうぎ規則きそく改正かいせいし、「児童じどうおよ生徒せいとまわしのしたこんまた黒色こくしょくのアンダーパンツを着用ちゃくようすることを原則げんそくとする」と2007ねん競技きょうぎ規則きそく改正かいせいした。ただし、「国技こくぎかんでの競技きょうぎはこのかぎりではない」として、小中学生しょうちゅうがくせい相撲すもう競技きょうぎではアンダーパンツの着用ちゃくよう義務付ぎむづけた。また、後述こうじゅつする相撲すもうパンツ・簡易かんいまわしといったものを利用りようすること容認ようにんされている[13]

大相撲おおずもうではまわしのしたにはなにもつけず、素肌すはだめているが、負傷ふしょう箇所かしょ保護ほごするための包帯ほうたいやテーピングとうけることまでは制限せいげんされていない。じゅうりょう以上いじょう関取せきとり稽古けいこようしろまわし(どろまわし、木綿こわた)と取組とりくみよう繻子しゅすまわし(み・まわし、きぬ)の2種類しゅるい使つかける。幕下まくした以下いか力士りきしまわしと稽古けいこまわしの区別くべつはなく、本場所ほんばしょでも稽古けいこまわしを使用しようする。また年寄としより親方おやかた)が稽古けいこ指導しどうおこな場合ばあいにもしろまわしを着用ちゃくようする。

大相撲おおずもうでは稽古けいこまわしのいろ厳密げんみつ区別くべつされており、年寄としよりならびにじゅうりょう以上いじょう力士りきしだけが白色はくしょくで、幕下まくした以下いか力士りきし黒色こくしょくまわしとめられている。上下じょうげ関係かんけいきびしい番付ばんづけ社会しゃかい相撲すもうかいで、力士りきしはじめてしろ稽古けいこまわしをめたことで自分じぶん番付ばんづけのぼりしたことをかんじるとわれている。なお、普通ふつう稽古けいこまわしをめた力士りきしざってみで稽古けいこをする力士りきし映像えいぞう存在そんざいするがこれはしんじゅうりょう決定けっていした力士りきしみを新調しんちょうした力士りきしみにれる目的もくてきおこなっているものである。しろまわしについては、部屋へやきの行司ぎょうじなどが相撲すもう文字もじもちいて名前なまえれる[11]

関取せきとりまわしは日本にっぽん相撲すもう協会きょうかいによる規定きていではこん紫色むらさきいろ系統けいとうのものを使用しようすることとさだめられているが、カラーテレビ普及ふきゅうともいろとりどりのまわしがみだれることとなり、実際じっさいしろでなければ黙認もくにんされており、事実じじつじょう自由じゆうとなっている。昭和しょうわ32ねん11月場所ばしょ玉乃たまのうみ太三郎たさぶろうめた金色きんいろまわしが「カラーまわし」のはじまりとされる。昭和しょうわ33ねん9月場所ばしょ協会きょうかい規定きていにより関取せきとり資格しかくしゃまわしのいろくろこん統一とういつすることにしたが、その輪島わじま高見山たかみやまなど個性こせいてき色調しきちょうまわしで人気にんきはくした関取せきとりすくなくない。

きた富士ふじ現役げんえき時代じだいには、からだになじむまでなんねんもかかるというかんがえから、まわしは1人ひとりにつき1ほんだけしかたないのが普通ふつうであり、いたんだらそのたびにミシンで修繕しゅうぜんした[14]

前垂まえだれがり[編集へんしゅう]

まわし(形状けいじょういまでいう『化粧廻けしょうまわし』)をめて土俵どひょう江戸えど時代じだい力士りきし浮世絵うきよえ歌川うたがわ国芳くによし相撲すもうろくッケほうがんすけむつがみね いわのすけ)』。まわ姿すがた[* 3]三保さんぼうせき部屋へや力士りきしで、江戸えど後期こうき大坂おおさか相撲すもう大関おおぜき
現代げんだい化粧廻けしょうまわし (cf. ) は前垂まえだれ[* 4]ぜんふんどし[* 5]したとおってはらかくすほどうえまでからだおおうが、江戸えど時代じだい前垂まえだれはらおおってないことも、こういった相撲すもうかられる。
左は関取(琴奨菊和弘)、右は幕下以下の力士である。いずれも蹲踞の姿勢をとっているが、関取は布海苔(ふのり)で固めた下がりを用い、幕下以下は柔らかいままの下がりを用いるため、明らかな違いが見て取れる。前者の下がりは太腿と胴に挟まれて斜め上に跳ね上がり、後者の下がりは太腿の曲面に沿って垂れ下がる。 左は関取(琴奨菊和弘)、右は幕下以下の力士である。いずれも蹲踞の姿勢をとっているが、関取は布海苔(ふのり)で固めた下がりを用い、幕下以下は柔らかいままの下がりを用いるため、明らかな違いが見て取れる。前者の下がりは太腿と胴に挟まれて斜め上に跳ね上がり、後者の下がりは太腿の曲面に沿って垂れ下がる。
関取せきとりきんすすむきく和弘かずひろ)、みぎ幕下まくした以下いか力士りきしである。いずれも蹲踞そんきょ姿勢しせいをとっているが、関取せきとり布海苔ふのりふのり)でかためたがりをもちい、幕下まくした以下いかやわらかいままのがりをもちいるため、あきらかなちがいがれる。前者ぜんしゃがりは太腿ふとももどうはさまれてななじょうがり、後者こうしゃがりは太腿ふともも曲面きょくめん沿ってがる。

江戸えど時代じだい土地とち相撲すもう名目めいもくじょう勧進かんじん相撲すもう)においては、幕内まくうち力士りきし取組とりくみには、かたちはややちがうもののいまでいうところの「化粧廻けしょうまわ」(※後述こうじゅつ)が使つかわれていた。これは、相撲すもう相撲すもう浮世絵うきよえ)などにもえがかれて今日きょうつたわっている(■みぎ画像がぞう参照さんしょう)。

当時とうじ幕内まくうち力士りきしまわし(いまでいう化粧廻けしょうまわし)には、観客かんきゃくせる目的もくてきまえらす部分ぶぶんである「前垂まえだれ/前垂まえだ(まえだれ)[* 4]が、かせない部分ぶぶんとしてあったわけであるが、相撲すもうるにあたってうごきのさまたげになることはあきらかで、江戸えど時代じだいなか[15]になってはらわれ、前垂まえだれしの状態じょうたいまわし、すなわち現代げんだい普通ふつうに「まわ」あるいは「締込しめこ/(しめこみ)」とばれているものにわった(※当時とうじいま化粧廻けしょうまわし』とんでいるものに特別とくべつ名称めいしょうかったので、かたちわろうとも名称めいしょう変化へんかしたわけではない)。

前垂まえだれはらわれたれさい前垂まえだれさい下部かぶいている装飾そうしょくようそう(ふさ)であった「がり(さがり)」だけは、そうかず大幅おおはばらしたうえでのこされた。このようなあたらしいかたちがりがまれたことで、土地とち相撲すもうながれを大相撲おおずもう力士りきしには、これ以降いこう蹲踞そんきょするさいがりを左右さゆうけて太腿ふとももどうくという独特どくとく動作どうさくわわった(■みぎれつ画像がぞうあり)。ただ、前垂まえだれおなじくがりもまわしに固定こていされていたことから、意図いとせずこれにゆびけて負傷ふしょうする力士りきしおおく、その対策たいさくとして、がりはふんどしぬの本体ほんたいとははなされた部品ぶひんあらためられ、んだぜんふんどしまえみつ[* 5]はさんで固定こていするだけでちからかれば簡単かんたんちるものにえられた。ぜんふんどしはさんで固定こていする必要ひつようから、はさめるだけのめんそなえたみじかよこたいと、そのしたれるひもからなる構造こうぞうわったがりは、もともとそうであった名残なごりで、変革へんかくも、なわ暖簾のれんなわのれん)のようなやわらかいただのそうであったが、関取せきとりもちいるがりにかぎっては布海苔ふのりふのり)でがためられたやや硬質こうしつなものにわった(※変更へんこうされた時期じき不明ふめい)(■みぎれつ画像がぞうあり)。布海苔ふのりかためたがりはそれほどかたいわけではないので、取組とりくみちゅうれることもおおい。そのときは、らしたのち、まっすぐに成形せいけいなおしてしておけば、ふたた布海苔ふのりいてもともどる。現在げんざいがりについて、本数ほんすう力士りきし体格たいかくわせてえられているものの、17ほん前後ぜんこう原則げんそくであり、偶数ぐうすうれるかずであることから「土俵どひょうる」につながるため、けんかついで奇数きすうになるようにつくられている[16]2019ねん5がつ場所ばしょのさなかの報道ほうどうによると、このころ関取せきとりがりの本数ほんすうはほとんどの場合ばあい13ほんである[17]幕下まくした以下いか力士りきし取組とりくみさいにはがりをつけて土俵どひょうがるが、こちらは布海苔ふのりかためられていない旧来きゅうらいやわらかなタイプが使つかわれている(■みぎれつ画像がぞうあり)。幕下まくした以下いか場合ばあいがりのいろ原則げんそくとして自由じゆうである[18][19]。なお、ぜん相撲すもう力士りきしがりをつけずに取組とりくみおこなう。

現代げんだいがりは取組とりくみちゅうはげしいうごきのなかはずれることがおおい。先述せんじゅつのとおり、はさめんぜんふんどしはさんでいるだけであるため、相手あいて力士りきしぜんふんどしられてけられればはさちからうしなわれて簡単かんたんはずれるし、力士りきし本人ほんにん相手あいて力士りきしからくわえられる様々さまざま方向ほうこうせいちからのためにまわしが全体ぜんたいてきゆるむことでもはずれる。意図いとせずゆびけるなどしても容易たやすちるようになっている。取組とりくみちゅうちかけているがりを行司ぎょうじいて、邪魔じゃまにならないよう土俵どひょうそとげることもおおい。取組とりくみ終了しゅうりょうはずれたがりは力士りきし本人ほんにんってうごくことになるので、ぜんふんどしはさまれる部分ぶぶん形状けいじょうなどはこのときによくにすることができる。物言ものいいてなおまった場合ばあいでも、はずれたがりをなおすことはなく、がりの状態じょうたいなおす。

取組とりくみまえがりがはずれると反則はんそくけになる」という俗説ぞくせつがあるが、そのような事実じじつい。取組とりくみちゅうはげしいうごきのなかはずれることがおおいとはえ、がりが取組とりくみまえ意図いとせずはずれることは基本きほんてきい。実際じっさい取組とりくめまえがりがはずれた事例じれいはほとんどい。

元々もともと江戸えど時代じだい大相撲おおずもうにおいて化粧廻けしょうまわしの前垂まえだれ取組とりくみちゅうまわしがずれたさい局部きょくぶえないようにするための役割やくわりっており、その名残なごりであるさがりも建前たてまえじょう緊急きんきゅう局部きょくぶかくすために存在そんざいするといわれる[20]

呼出よびだし懸賞けんしょうきん熨斗袋のしぶくろにさがりをすことがあるが、これは所作しょさではなく懸賞けんしょうきんとさないように呼出よびだし配慮はいりょしておこなうものである[21]

きわめてまれだがさがりががってまげかると行司ぎょうじから「さがりった」がかり、勝負しょうぶまってまげからさがりがはずされる[22]

まわしをめぐる戦術せんじゅつ勝負しょうぶ規定きてい[編集へんしゅう]

まわしは、相撲すもう取組とりくみちゅうにおいて、力士りきしにぎりこんでちからすために使つかわれる。しゅとして相手あいて力士りきしのそれをつかんでせつつ、む。あるいはまわしを片手かたてつかんでげる。

まわしは基本きほんてきかためるが、わざとゆるめにめたり、柔軟じゅうなん体質たいしつのためにすぐゆるんだりして、まわしをった相手あいてちから十分じゅうぶんさせない戦術せんじゅつ使つかものもいる(れい照國てるくにだい麒麟きりんわか嶋津しまづあさひ富士ふじ武双山むそうやま、など)。「ゆるふんどし」のをもって「ゆるふん」とばれ、ときに非難ひなん対象たいしょうとなる。「ゆるふん」の対義語たいぎごとして顕著けんちょかたむ「かたふん」という概念がいねんもあり、2代目だいめ若乃花わかのはな千代ちよ富士ふじ貴闘力たかとうりききんすすむきくなどがその代表だいひょうである。おおくの場合ばあい小兵こひょうまわしをりやすくするための努力どりょくとしておこなう。

相手あいてぜんふくろつかんでいたり、よこからゆびむことはきんしゅとされている。こうたてふんどし場合ばあいは、行司ぎょうじ審判しんぱん)が注意ちゅういしてしゅえさせられる。

大相撲おおずもう規則きそく勝負しょうぶ規定きていでは、まわしがゆるむことでぜんふくろまえぶくろ股間こかん前面ぜんめんおお部分ぶぶん)におさまっているべき局部きょくぶ性器せいき)が露出ろしゅつした場合ばあい反則はんそくけになる[23]。これを「不浄ふじょう」という。ただし、ぜんふくろ形作かたちづくっていた部分ぶぶんけてしまった場合ばあいぬのはしたるこの部分ぶぶんは1ほんおび状態じょうたいもどってがるが、このぬのそのもののがりが土俵どひょうたっしても、それ自体じたい反則はんそくにはたらない[23]。2017ねん平成へいせい29ねん)3がつ26にちには、春場所はるばしょ千秋楽せんしゅうらくにおけるさんだん取組とりくみで、西山にしやま尾上おがみ部屋へや)のぜんふくろゆるんでそのような状況じょうきょうになった。このとき審判しんぱんいん判断はんだん反則はんそくけにされてしまったが、後日ごじつ誤審ごしん判明はんめいし、どう取組とりくみ審判しんぱんいん5めいしょせき審判しんぱんちょうより厳重げんじゅう注意ちゅうい処分しょぶんけた[23]

化粧廻けしょうまわ[編集へんしゅう]

化粧廻しを締めて土俵入りを行う、大相撲の関取達
化粧廻けしょうまわしをめて土俵入どひょういおこなう、大相撲おおずもう関取せきとりいたる / 2005ねん初場所はつばしょにおける幕内まくうち土俵入どひょういり。
弓取式
弓取ゆみとりしき
関取・豊真将紀行の化粧廻し
関取せきとりゆたかしょう紀行きこう化粧廻けしょうまわし / ふで文字もじ毛筆もうひつ文字もじ)をもとにして白地しろじくろで「きずな ゆたかしょう」と刺繍ししゅうされている。
現代げんだい化粧廻けしょうまわしはまわし(締込しめこみ)の先端せんたん1メートルほどを前垂まえだれ[* 4]としてらす[15]。この画像がぞうられるように、前垂まえだれぜんふんどし[* 5]はさんで固定こていし、前垂まえだれ上部じょうぶはらおおっている。江戸えど時代じだいのもの (cf. ) とは構造こうぞうてきおおきくことなる。

化粧廻けしょうまわ(けしょうまわし)は、大相撲おおずもうにおける儀式ぎしきようまわしであり、土俵入どひょういおこな関取せきとりと、弓取ゆみとりしきおこな力士りきしめる[15]現在げんざいのものは、博多織はかたおりもしくはつづつづれおり)による[15]ながやく7メートルはばやく67センチメートルの1まいおびじょうぬの[15]、その先端せんたん1メートルほどをまえらす部分ぶぶんとし、のこりはよんじゅうってこしさんじゅう[15]前垂まえだれ/前垂まえだ(まえだれ)[* 4]部分ぶぶんには金糸きんし銀糸ぎんしいろいとはなやかな図案ずあん刺繍ししゅうし、下部かぶ金色きんいろ朱色しゅいろ緋色ひいろ紫色むらさきいろなどのそうふさ)をらす[15]

横綱よこづな場合ばあいは、本人ほんにんぶんのほかに太刀持たちもやく露払つゆはらやく力士りきしぶんふくめたぞろい(いわゆるさんてんセット)である。協賛きょうさん企業きぎょう出身しゅっしんこうなどのスポンサー後援こうえんかいタニマチ)から贈呈ぞうていされることがおおい。

しん弟子でしぜん相撲すもうえ、しんじょ披露ひろうされるさいにも化粧廻けしょうまわしをけて土俵どひょうのぼるが、そのさいには部屋へや兄弟子あにでし親方おやかたからりて着用ちゃくようしている。

なお、前垂まえだれのみで構成こうせいされ、エプロンじょう仕立したてられたものがまつりよう子供こどもようつくられる。歌舞伎かぶき一部いちぶ歌舞伎かぶき舞踊ぶようでも使つかわれ、これを伊達だてがりという。

現在げんざいでは関取せきとりになればすぐに新品しんぴん化粧廻けしょうまわしが後援こうえんしゃからおくられるが、1960年代ねんだいころ関取せきとり定着ていちゃくするまで兄弟子あにでしのおさがりを使用しようすることがあった。きた富士ふじ場合ばあい兄弟子あにでし佐田さだやま化粧廻けしょうまわしをしばらく流用りゅうようし、もと名前なまえいてあるところの刺繍ししゅうがして自分じぶん名前なまえにして使用しようしていた[24]

化粧廻けしょうまわしの馬簾ばれんいろむらさき使つかえるのは、横綱よこづな大関おおぜきもと大関おおぜき、および、横綱よこづな土俵入どひょうい太刀持たちもち・露払つゆはらいをつとめるものかぎられる。むらさき以外いがい馬簾ばれんいろについてはとく制限せいげんはない。

江戸えど時代じだい中期ちゅうきごろまでは、力士りきし化粧廻けしょうまわしをけたまま取組とりくみおこなっていた。

化粧廻けしょうまわしの意匠いしょう[編集へんしゅう]

化粧廻けしょうまわしの意匠いしょうデザイン)にかんして、すくなくとも戦後せんごだい世界せかい大戦たいせんこう)においては自由じゆうたかい。

サブカルチャーなどのキャラクター採用さいようしたものも、意外いがいおおられる。 ふるくは、のちに漫画まんが転向てんこうしたじゅうりょう田代たしろいわ手塚てづか治虫おさむ漫画まんが鉄腕てつわんアトム』の主人公しゅじんこう・アトムの化粧廻けしょうまわしをめていた[25]げん武満たけみつじゅうりょう昇進しょうしんたした1973ねん初場所はつばしょから赤塚あかつか不二夫ふじお漫画まんが天才てんさいバカボン』の「バカボンのパパ」の化粧廻けしょうまわしをめて話題わだいをさらった[25]関脇せきわけ鷲羽山わしゅうざん佳和よしかずは、漫画まんがはらたいら贈呈ぞうていした「モンローちゃん」の化粧廻けしょうまわしをめていた[25]つねやま日出男ひでおは、1978ねん夏場所なつばしょ十両じゅうりょう昇進しょうしんちばてつや相撲すもう漫画まんがのたり松太郎まつたろう』の主人公しゅじんこうあらこまとその相棒あいぼう駒田こまだちゅうをあしらった化粧廻けしょうまわしをめていた[25]前頭まえがしら戦闘せんとうりゅうは、秋本あきもとおさむ漫画まんがこちら葛飾かつしか亀有かめあり公園前こうえんまえ派出所はしゅつじょ』の主人公しゅじんこう両津りょうつかんきちをあしらった化粧廻けしょうまわしをめていた[25]関脇せきわけ土佐とさうみ敏生としおは、とも高知こうちけん出身しゅっしんということで横山よこやま隆一りゅういち漫画まんがフクちゃん』の主人公しゅじんこう・フクちゃんをあしらったものをめていた[25]千代ちよ大龍おおたつは、ゆでたまご漫画まんがキン肉マンきんにくまん』の主人公しゅじんこうキン肉マンきんにくまんキン肉きんにくスグル)が闘志とうしほのおをたぎらせた姿すがたをあしらったものを使用しよう[25]。これは、しゅちかあか黄色おうしょく地色じいろでも闘志とうし表現ひょうげんしたとりわけ目立めだ化粧廻けしょうまわしで、作中さくちゅう台詞せりふ火事場かじばのクソちから」の言葉ことばりであった[25]いきおいは、西原にしはら理恵子りえこ漫画まんが毎日まいにちかあさん』の「かあさん」をあしらったものを医師いし高須たかすかつわたるから「高須たかすクリニック」名義めいぎ贈呈ぞうていされてめていた[25]千代ちよすめらぎは、与論島よろんとう別荘べっそうがあるえん北見きたみけんいち漫画まんがりバカ日誌にっし』の主人公しゅじんこう・ハマちゃんの化粧廻けしょうまわしをめていた[25]2017ねん平成へいせい29ねん)には、漫画まんがアニメのキャラクターが史上しじょうはじめて横綱よこづな化粧廻けしょうまわしにもちいられた[25]まれぜいさと横綱よこづな昇進しょうしんたしたときはなしであり、横綱よこづな土俵入どひょういおこなう3めいたいして『北斗ほくとこぶし』の主要しゅよう登場とうじょう人物じんぶつをあしらった化粧廻けしょうまわしがおくられた[26][27](※2017ねん5がつ6にち横綱よこづな昇進しょうしん披露宴ひろうえんにてはつ公開こうかい[26])。横綱よこづなまれぜいさとには、ざまつうじるところがあるということで主人公しゅじんこうではなく孤高ここう強敵きょうてきであるラオウが、太刀持たちも髙安には主人公しゅじんこうケンシロウが、露払つゆはらまつおおとりさんにはトキてられた[27][26]。これらは『北斗ほくとこぶし』を製作せいさくする株式会社かぶしきがいしゃコアミックス漫画まんが製作せいさくスタッフがイメージスケッチまでふくめて原画げんががけた[27]まれぜいさと後援こうえんかい会員かいいんでもあるコアミックスの堀江ほりえ信彦のぶひこ社長しゃちょうがなかなかないまれぜいさとに「横綱よこづなになったら」と約束やくそくしたもので、「北斗ほくとこぶしの、ラオウがいい」と希望きぼうしたのはまれぜいさと本人ほんにんであった[27]後退こうたいすることのない孤高ここう強者きょうしゃであったラオウは、「いいわけをするな」「勝負しょうぶ孤独こどくであれ」という先代せんだい師匠ししょうおしえにもつうじるおりであったからという[27]。また、まれぜいさと贈呈ぞうていされたものとして『ハローキティ』のキティ・ホワイト化粧廻けしょうまわしを使用しようしていたこともある。企業きぎょうマスコットとしては、熊本くまもとけん出身しゅっしん佐田さたうみが2014ねん5がつ場所ばしょから「くまモン」の化粧廻けしょうまわしをめていた[28]萌黄もえぎいろ地色じいろ正面しょうめんがおのくまモンが最大限さいだいげんおおきさであしらわれていた。おな時期じき2016ねん7がつ場所ばしょ以降いこう)には、奈良ならけん出身しゅっしんとくかつりゅうが、四股しこむ「せんとくん」をあしらった化粧廻けしょうまわしをめていた[29][30]

簡易かんいまわし・相撲すもうようサポーターとう[編集へんしゅう]

学校がっこう相撲すもう履修りしゅうしている場合ばあいやアマチュアの選手せんしゅ場合ばあいにおいては、スパッツやショートパンツのうえからめたり、相撲すもうパンツとばれる腰部ようぶよこまわしとおなふとさのベルトがかれたショートパンツで代用だいようすることもある。

小学生しょうがくせい以下いかよう簡易かんいまわしとばれる、ショートパンツのうえからそうする専用せんようのものもある。最近さいきん相撲すもうようサポーターという商品しょうひん販売はんばいされている。

なお、ショートパンツのうえからまわしや簡易かんいまわしをそうする場合ばあいには、格闘技かくとうぎであること考慮こうりょして、なるべくからだ密着みっちゃくしたものを使つかうことがのぞましい。同様どうようにボタンやフックのような金具かなぐるいいていないほうが受傷じゅしょうつらいとえる。

スパッツやショートパンツのうえからめる場合ばあい相撲すもうパンツ、簡易かんいまわし、サポーターを使用しようするメリットは、

  1. あせなどをってくれるため、清潔せいけつたもちやすい。
  2. デリケートな部分ぶぶんであるため、直接ちょくせつめると予期よきせぬダメージを可能かのうせいがあり、これを低減ていげんできる。
  3. 臀部でんぶ露出ろしゅつすることに抵抗ていこうのあるひとであっても相撲すもうたのしむことが出来できる(小学生しょうがくせい女子じょし場合ばあい体操たいそう簡易かんいまわしというわせが、しん相撲すもう競技きょうぎいてはレオタードまわしのわせが一般いっぱんてき)。
  4. まわしのしたいちまいあるため、まんいちけてしまっても局部きょくぶ露出ろしゅつのリスクが低減ていげんできる。ただし、局部きょくぶえなかったからといって「不浄ふじょう」の反則はんそく回避かいひされるわけではない。
  5. 相撲すもうパンツ、簡易かんいまわしにかぎったことだが、きわめて安価あんかであるため、金銭きんせんてき負担ふたんすくない。ただし、まわしそのものも高級こうきゅうひんのぞけばのスポーツのユニフォームくらべてとく高価こうかということもない。

関連かんれんすることわざ成句せいく[編集へんしゅう]

そのほか、前出ぜんしゅつの「ゆるふん」なる語句ごくは、政府せいふなどが外交がいこう問題もんだいなどで弱腰よわごし態度たいどっているさい新聞しんぶん雑誌ざっし記事きじでは、そのことたいする批判ひはんてき文脈ぶんみゃく登場とうじょうすることがある。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 一部いちぶ通販つうはんサイトでの表記ひょうきると少年しょうねんよう自身じしんのウェストサイズの4ばい+100cm、成年せいねんよう自身じしんのウェストサイズの4ばい+160cmが一応いちおう目安めやすとの表記ひょうきあり。
  2. ^ 1990年代ねんだいより、日本にっぽん大学だいがく相撲すもう黒色こくしょく2000年代ねんだいより、埼玉さいたまさかえ高校こうこうはスクールカラーの橙色だいだいいろ報徳ほうとく学園がくえん高校こうこうおなじくモスグリーンのまわしを大会たいかい出場しゅつじょう使用しよう
  3. ^ おな題名だいめい着衣ちゃくい帯刀たいとうもある。
  4. ^ a b c d 化粧廻けしょうまわしの「前垂まえだれ/前垂まえだれ(まえだれ)」とは、せる目的もくてきまえらす部分ぶぶん
  5. ^ a b c ぜんふんどし(まえみつ)とは、ふんどし(みつ、ふんどし)をめたときからだよこいた部分ぶぶん前面ぜんめん相撲すもうもちいるふんどしは「まわし」であるため、「ぜんまわし(まえまわし)」ともいう。おな前面ぜんめんでもたていた部分ぶぶんは、局部きょくぶおおふくろのようなかたちになることから「ぜんふくろ(まえぶくろ)」という。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

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参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

書籍しょせき、ムック
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雑誌ざっしとう
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関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]