本谷ほんや有希子ゆきこ

本谷ほんや 有希子ゆきこ （もとや ゆきこ）
誕生たんじょう	(1979-07-14) 1979年ねん7月がつ14日にち（45歳さい） 日本にっぽん・石川いしかわ県けん白山はくさん市し（旧きゅう松任まっとう市し）
職業しょくぎょう	劇げき作家さっか・小説しょうせつ家か
言語げんご	日本語にほんご
国籍こくせき	日本にっぽん
最終さいしゅう学歴がくれき	石川いしかわ県立けんりつ金沢かなざわ錦にしき丘おか高等こうとう学校がっこう
活動かつどう期間きかん	2000年ねん -
ジャンル	戯曲ぎきょく・小説しょうせつ
代表だいひょう作さく	『幸しあわせ最高さいこうありがとうマジで!』（2008年ねん・戯曲ぎきょく） 『異類いるい婚姻こんいん譚たん』（2016年ねん・小説しょうせつ）
主おもな受賞じゅしょう歴れき	鶴屋つるや南北なんぼく戯曲ぎきょく賞しょう（2007年ねん） 岸田きしだ國士くにお戯曲ぎきょく賞しょう（2009年ねん） 野間のま文芸ぶんげい新人しんじん賞しょう（2011年ねん） 大江おおえ健三郎けんざぶろう賞しょう（2013年ねん） 三島みしま由紀夫ゆきお賞しょう（2014年ねん） 芥川あくたがわ龍之介りゅうのすけ賞しょう（2016年ねん）
配偶はいぐう者しゃ	御徒町おかちまち凧だこ
子供こども	1女じょ1男なん
ウィキポータル 文学ぶんがく

本谷ほんや 有希子ゆきこ（もとや ゆきこ、1979年ねん（昭和しょうわ54年ねん）7月がつ14日にち - ）は、日本にっぽんの劇げき作家さっか、小説しょうせつ家か、演出えんしゅつ家か、女優じょゆう、声優せいゆう。石川いしかわ県けん白山はくさん市し出身しゅっしん。「劇団げきだん、本谷ほんや有希子ゆきこ」主宰しゅさい。夫おっとは詩人しじん・作詞さくし家かの御徒町おかちまち凧だこ。

本ほん項こうでは、本谷ほんやが自みずから主宰しゅさいする劇団げきだん「劇団げきだん、本谷ほんや有希子ゆきこ」についても触ふれる。

経歴けいれき

1979年ねん、石川いしかわ県けん松任まっとう市し（当時とうじ）に生うまれる。松任まっとう市立しりつ松任まっとう中学校ちゅうがっこう 在学ざいがく時代じだいはソフトテニス部ぶに所属しょぞくし部長ぶちょうを務つとめる。石川いしかわ県立けんりつ金沢かなざわ錦にしき丘おか高等こうとう学校がっこう時代じだいに演劇えんげき部ぶに所属しょぞく。上京じょうきょう後ご、ENBUゼミナール演劇えんげき科かに入学にゅうがくし、松尾まつおスズキのクラスに在籍ざいせきする。在学ざいがく中ちゅうから主おもに舞台ぶたいにおいて女優じょゆう活動かつどうを開始かいし。

1998年ねん、テレビアニメ『彼氏かれし彼女かのじょの事情じじょう』で声優せいゆうデビュー。ENBUゼミを見学けんがくに来きていた監督かんとくの庵あん野の秀明ひであきが、庵あん野のを見みて騒さわぐ生徒せいとたちの中なかで一人ひとり我わが関かんせずの態度たいどを取とっていた本谷ほんやを気きに入いったためのオファーであった。このときの役やくは、「文化ぶんか祭さいで上演じょうえんする劇げきの台本だいほんを書かく」少女しょうじょの役やくであった。

2000年ねん9月、「劇団げきだん、本谷ほんや有希子ゆきこ」を創立そうりつ。劇げき作家さっか・演出えんしゅつ家かとしての活動かつどうを開始かいしする。

2002年ねん、『群像ぐんぞう増刊ぞうかんエクスタス』に「江利子えりこと絶対ぜったい」を発表はっぴょうし小説しょうせつ家かデビュー。サイトで連載れんさいしていた小説しょうせつを読よんだ編集へんしゅう者しゃが声こえをかけたことがきっかけとなった。

2005年ねん4月がつから2006年ねん3月がつまでの1年間ねんかん、ラジオ番組ばんぐみ『本谷ほんや有希子ゆきこのオールナイトニッポン』のパーソナリティを務つとめた。同年どうねん、小説しょうせつ『腑抜ふぬけけども、悲かなしみの愛あいを見みせろ』が第だい18回かい三島みしま由紀夫ゆきお賞しょう候補こうほとなる。

2006年ねん、小説しょうせつ『生いきてるだけで、愛あい。』で第だい135回かい芥川あくたがわ龍之介りゅうのすけ賞しょう候補こうほとなる。

2007年ねん、『遭難そうなん、』で第だい10回かい鶴屋つるや南北なんぼく戯曲ぎきょく賞しょうを史上しじょう最年少さいねんしょうで受賞じゅしょう。小説しょうせつ『生いきてるだけで、愛あい。』が第だい20回かい三島みしま由紀夫ゆきお賞しょう候補こうほとなる。同年どうねん、『腑抜ふぬけけども、悲かなしみの愛あいを見みせろ』が佐藤さとう江梨子えりこ主演しゅえんで映画えいが化かされた。2008年ねん、小説しょうせつ『遭難そうなん、』で第だい21回かい三島みしま由紀夫ゆきお賞しょう候補こうほとなる。

2009年ねん、「幸しあわせ最高さいこうありがとうマジで!」で第だい53回かい岸田きしだ國士くにお戯曲ぎきょく賞しょう（白水しろみず社しゃ主催しゅさい）を受賞じゅしょう。同年どうねん、「あの子この考かんがえることは変へん」で第だい141回かい芥川賞あくたがわしょう候補こうほとなる。同年どうねん10月がつには雑誌ざっし『VOGUE』が日本にっぽんを代表だいひょうする女性じょせい10人にんを選えらぶ『ヴォーグ ニッポン ウィメン・オブ・ザ・イヤー2009』を受賞じゅしょう。

2011年ねん、小説しょうせつ『ぬるい毒どく』で第だい24回かい三島みしま由紀夫ゆきお賞しょう候補こうほ、第だい145回かい芥川賞あくたがわしょう候補こうほ、第だい33回かい野間のま文芸ぶんげい新人しんじん賞しょう受賞じゅしょう。2013年ねん、小説しょうせつ『嵐あらしのピクニック』で第だい7回かい大江おおえ健三郎けんざぶろう賞しょう受賞じゅしょう。同年どうねん5月がつ7日にち、シンガーソングライターで映画えいが監督かんとくの御徒町おかちまち凧だこと結婚けっこん。

2014年ねん、小説しょうせつ『自分じぶんを好すきになる方法ほうほう』で第だい27回かい三島みしま由紀夫ゆきお賞しょう受賞じゅしょう。

2015年ねん10月、第だい1子し女児じょじを出産しゅっさん。

2016年ねん、小説しょうせつ『異類いるい婚姻こんいん譚たん』で第だい154回かい芥川あくたがわ龍之介りゅうのすけ賞しょう受賞じゅしょう。笙野しょうの頼子よりこ、鹿島田かしまだ真希まきに続つづいて3人にん目めの純文学じゅんぶんがく新人しんじん賞しょう三さん冠かん作家さっかとなる。

2021年ねん3月、第だい2子し男児だんじを出産しゅっさん。

人物じんぶつ

卒業そつぎょう公演こうえんの際さい、「在学ざいがく中ちゅうに何なにもやっていない」という焦あせりから台本だいほん執筆しっぴつを買かって出でたところ、松尾まつおスズキに「役者やくしゃよりも台本だいほんを書かいた方ほうがいいかもね」と言いわれ、これが執筆しっぴつ活動かつどうを開始かいしするきっかけとなった。劇団げきだん旗揚はたあげ後ごの一時期いちじきはメディアに“松尾まつおチルドレン”として一いち括くくりにされることを嫌きらい、松尾まつおと接点せってんを持もたないようにしていたという。2006年ねんに『生いきてるだけで、愛あい。』が芥川賞あくたがわしょう候補こうほになった際さいにも松尾まつおとの作風さくふうの類似るいじが指摘してきされた。現在げんざいでは松尾まつおがスーパーバイザーを務つとめる季刊きかん誌し『hon-nin』に小説しょうせつを寄稿きこうするなど、接点せってんを回復かいふくしている。このことについて本谷ほんやは「ようやく違ちがうぞ、と余裕よゆうが出でてきた」と述のべている。

小説しょうせつの書かき方かたについて本谷ほんやは、書かきあげている最中さいちゅうは完全かんぜんに登場とうじょう人物じんぶつになりきってしまうと言いっている。本谷ほんやの友人ゆうじんいわく、「執筆しっぴつ中ちゅうに会あうと作品さくひんごとに別べつ人格じんかくになっている」ほどである。また、感情かんじょう移入いにゅうするのは主人公しゅじんこうだけではなく登場とうじょう人物じんぶつ全般ぜんぱんで一人称いちにんしょうより三人称さんにんしょうが得意とくいだという。

声優せいゆうの能登のと麻美子まみことは同郷どうきょうの友人ゆうじんで、地元じもと時代じだいは同おなじ劇団げきだんに所属しょぞくしていた事ことがある。のちに『QuickJapan』vol.59で対談たいだんを行おこなっている。

アイドルが好すきであり、本谷ほんやがMCを務つとめた『本谷ほんや有希子ゆきこのオールナイトニッポン』では、好すきなハロープロジェクトのグループに関かんする好意こういを語かたったり、AKB48メンバーを呼よんだコーナーを進行しんこうしたりしていた。

また、中高生ちゅうこうせい時代じだいにはいわゆるおたく趣味しゅみに傾倒けいとうしていた。これまでで好すきな漫画まんがには『お父とうさんは心配しんぱい症しょう』、『幽かそけ☆遊ゆう☆白書はくしょ』、『HUNTER×HUNTER』、『銭ぜにゲバ』、『アシュラ』を挙あげている。その中なかで、『幽かそけ☆遊ゆう☆白書はくしょ』の登場とうじょう人物じんぶつ・蔵ぞう馬ばのファンで、作品さくひん中ちゅうの蔵ぞう馬ば登場とうじょうシーンの切きり抜ぬきなどを収集しゅうしゅうし、蔵ぞう馬ばの小説しょうせつも書かいていたほどだった。

2014年ねん頃ごろまでは小説しょうせつをPCで執筆しっぴつしていた。しかし大変たいへん時間じかんがかかるうえ、妊娠にんしんした際さい「目めを酷使こくししてのPC作業さぎょうをすると、お腹なかの子こは神経質しんけいしつになる」という話はなしを聞きき、手書てがきで執筆しっぴつするようになった。その結果けっか行いき詰づまったときなどは、イメージ絵えや2重じゅう丸まるなどの書かき込こみをして飛とばしておき、時間じかんをおいて客観きゃっかん的てきに見返みかえすことで、原稿げんこうを早はやく仕上しあげることができるようになった。本人ほんにんにとっても、手書てがきの方ほうが向むいているという事ことを実感じっかんできたという。

作品さくひん

舞台ぶたい（作品さくひん）

劇団げきだん、本谷ほんや有希子ゆきこ公演こうえん

#劇団げきだん、本谷ほんや有希子ゆきこ参照さんしょう

テレビドラマ（作品さくひん）

• 劇団げきだん演技えんぎ者しゃ。「石川いしかわ県けん伍ご参さん市し」（2005年ねん6月がつ29日にち - 7月がつ20日はつか、フジテレビ） - 原作げんさく・脚本きゃくほん

出演しゅつえん

舞台ぶたい（出演しゅつえん）

• 1989（2003年ねん2月がつ6日にち - 16日にち、青山あおやま円形えんけい劇場げきじょう） - 榊原さかきばらミキ 役やく

テレビドラマ（出演しゅつえん）

• 演技えんぎ者しゃ。「TRASHMASTAURANT」（2003年ねん11月18日にち - 12月9日にち、フジテレビ） - 北方ほっぽう 役やく
• ディビジョン1「1242kHzきろへるつ こちらニッポン放送にっぽんほうそう」（2005年ねん6月がつ22日にち - 7月がつ20日はつか、フジテレビ）

テレビアニメ

• 彼氏かれし彼女かのじょの事情じじょう（1998年ねん10月がつ2日にち - 1999年ねん3月がつ26日にち、テレビ東京てれびとうきょう） - 沢田さわだ亜弥あや（レギュラーキャラクターの女子高じょしこう生せいの小説しょうせつ家か）

テレビ番組ばんぐみ

• つながるテレビ@ヒューマン（2006年ねん1月がつ14日にち - 2008年ねん、NHK総合そうごう、月つき1サポーター）
• 週刊しゅうかんブックレビュー（NHK衛星えいせい第だい2、レギュラーではなかったが、小説しょうせつ出版しゅっぱんのたびに出演しゅつえん）
• トップランナー（2007年ねん5月がつ12日にちNHK総合そうごう）
• めざましテレビ（2007年ねん7月がつ2日にち、フジテレビ、「広人ひろと苑えんII」に出演しゅつえん）
• news zero（2008年ねん10月がつ22日にち、日本にほんテレビ）
• ボクらの時代じだい（2011年ねん7月がつ17日にち、フジテレビ）
• ゴロウ・デラックス（2012年ねん2月がつ10日とおか / 2016年ねん2月がつ26日にち、TBS）
• 旅たびのチカラ「ショーの嵐あらしに飛とび込こめ!〜本谷ほんや有希子ゆきこ ラスベガス〜」（2012年ねん9月がつ20日はつか、NHK BSプレミアム）
• セブンルール（2017年ねん4月がつ - 2023年ねん3月がつ28日にち、関西かんさいテレビ・フジテレビ）

OVA

• フリクリ（OVA、ED実写じっしゃモデル）

ラジオ番組ばんぐみ

• 本谷ほんや有希子ゆきこのオールナイトニッポン（2005年ねん4月がつ1日にち - 2006年ねん3月がつ31日にち、ニッポン放送にっぽんほうそう、毎週まいしゅう金曜日きんようび担当たんとう）
• ザ・トップ5＜シーズン4＞（2014年ねん10月がつ2日にち - 2015年ねん3月がつ19日にち、TBSラジオ） - 木曜日もくようびコメンテーター

受賞じゅしょう歴れき

• 2007年ねん - 第だい10回かい鶴屋つるや南北なんぼく戯曲ぎきょく賞しょう（『遭難そうなん、』）
• 2009年ねん - 第だい53回かい岸田きしだ國士くにお戯曲ぎきょく賞しょう（『幸しあわせ最高さいこうありがとうマジで!』）
• 2011年ねん - 第だい33回かい野間のま文芸ぶんげい新人しんじん賞しょう（『ぬるい毒どく』）
• 2013年ねん - 第だい7回かい大江おおえ健三郎けんざぶろう賞しょう（『嵐あらしのピクニック』）
• 2014年ねん - 第だい27回かい三島みしま由紀夫ゆきお賞しょう（『自分じぶんを好すきになる方法ほうほう』）
• 2016年ねん - 第だい154回かい芥川あくたがわ龍之介りゅうのすけ賞しょう（『異類いるい婚姻こんいん譚たん』）

作品さくひんリスト

戯曲ぎきょく

• 「乱暴らんぼうと待機たいき」（2005年ねん冬ふゆ号ごう、『せりふの時代じだい』小学館しょうがくかん）
• 『遭難そうなん、』（2007年ねん、講談社こうだんしゃ、ISBN 9784062140744）
• 「ファイナルファンタジックスーパーノーフラット」（2007年ねん秋あき号ごう、『せりふの時代じだい』小学館しょうがくかん）
• 『偏へん路ろ』（2008年ねん、新潮社しんちょうしゃ、ISBN 9784103017738）
• 『幸しあわせ最高さいこうありがとうマジで!』（2009年ねん、講談社こうだんしゃ）
• 『来き来らい来らい来らい来らい』（2010年ねん、白水しろみず社しゃ）

小説しょうせつ

• 『江利子えりこと絶対ぜったい　本谷ほんや有希子ゆきこ文学ぶんがく大だい全集ぜんしゅう』（2003年ねん、講談社こうだんしゃ）（2007年ねん、講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ）
  • 江こう利子としこと絶対ぜったい（『群像ぐんぞう』2003年ねん5月がつ号ごう）
  • 生垣いけがきの女おんな（同上どうじょう）
  • 暗くら狩かり（同上どうじょう）
• 『腑抜ふぬけけども、悲かなしみの愛あいを見みせろ』（2005年ねん、講談社こうだんしゃ）（2007年ねん、講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ）
  • 初出しょしゅつ：『群像ぐんぞう』2004年ねん12月がつ号ごう
• 『ぜつぼう』（2006年ねん、講談社こうだんしゃ）
  • 初出しょしゅつ：『群像ぐんぞう』2005年ねん11月がつ号ごう
• 『生いきてるだけで、愛あい。』（2006年ねん、新潮社しんちょうしゃ）（2009年ねん、新潮しんちょう文庫ぶんこ）
  • 生いきてるだけで、愛あい。（『新潮しんちょう』2006年ねん6月がつ号ごう）
  • あの明あけ方がたの（書かき下おろし）
• 『乱暴らんぼうと待機たいき』（小説しょうせつ版ばん）（2008年ねん、メディアファクトリー）
• 『ほんたにちゃん』（2008年ねん、太田出版おおたしゅっぱん）
• 『グ、ア、ム』（2008年ねん、新潮社しんちょうしゃ）（2011年ねん、新潮しんちょう文庫ぶんこ）
  • 初出しょしゅつ：『新潮しんちょう』2008年ねん1月がつ号ごう
• 『あの子この考かんがえることは変へん』（2009年ねん、講談社こうだんしゃ）（2013年ねん、講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ）
  • 初出しょしゅつ：『群像ぐんぞう』2009年ねん6月がつ号ごう
• 『ぬるい毒どく』（2011年ねん、新潮社しんちょうしゃ）（2014年ねん、新潮しんちょう文庫ぶんこ）
• 『嵐あらしのピクニック』（2012年ねん、講談社こうだんしゃ）（2015年ねん、講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ）
  • アウトサイド
  • 私わたしは名前なまえで呼よんでる
  • パプリカ次郎じろう
  • 人間にんげん袋ふくろとじ
  • 哀かなしみのウェイトトレーニー
  • マゴッチギャオの夜よる、いつも通とおり
  • 亡霊ぼうれい病びょう
  • タイフーン
  • Q&A
  • 彼女かのじょたち
  • How to burden the girl
  • ダウンズ&アップス
  • いかにして私わたしがピクニックシートを見みるたび、くすりとしてしまうようになったか
• 『自分じぶんを好すきになる方法ほうほう』（2013年ねん、講談社こうだんしゃ）（2016年ねん、講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ）
  • 初出しょしゅつ：『群像ぐんぞう』2013年ねん5月がつ号ごう
• 『異類いるい婚姻こんいん譚たん』（2016年ねん、講談社こうだんしゃ）
  • 異類いるい婚姻こんいん譚たん
    • 初出しょしゅつ：『群像ぐんぞう』2015年ねん11月がつ号ごう
  • 〈犬いぬたち〉
    • 〈この町まちから〉（「GRANTA JAPAN with 早稲田わせだ文学ぶんがく01」掲載けいさい）を大幅おおはばに改稿かいこう・改題かいだい
  • トモ子ともこのバウムクーヘン
    • 初出しょしゅつ：『新潮しんちょう』2014年ねん1月がつ号ごう
  • 藁わらの夫おっと
    • 初出しょしゅつ：『群像ぐんぞう』2014年ねん2月がつ号ごう
• 『静しずかに、ねぇ、静しずかに』（2018年ねん、講談社こうだんしゃ）
  • 本当ほんとうの旅たび
  • 奥おくさん、犬いぬは大丈夫だいじょうぶだよね？
  • でぶのハッピーバースデー
• 『あなたにオススメの』（2021年ねん、講談社こうだんしゃ）
  • 推子のデフォルト
  • マイイベント

単行本たんこうぼん未み収録しゅうろく作品さくひん

• 「被害ひがい者しゃの国くに」（『新潮しんちょう』2005年ねん4月がつ号ごう）

随筆ずいひつ・コラム等とう

単行本たんこうぼん

• 『イママン 本谷ほんや有希子ゆきこマンガ家かインタビュウ&対談たいだん集しゅう』（2007年ねん、駒こま草くさ出版しゅっぱん、ISBN 9784903186511）
• 『かみにえともじ』（2012年ねん8月がつ10日とおか、講談社こうだんしゃ）
  • 『モーニング』（講談社こうだんしゃ）にて連載れんさいされた「かみにえともじ」をまとめた書籍しょせき。
  • 文ぶん・本谷ほんや有希子ゆきこ、絵え・榎本えのもと俊二しゅんじという組くみ合あわせで構成こうせいされた、基本きほん1つの話はなしが2P分ぶんで構成こうせいされたエッセイ作品さくひんである。
• 『本谷ほんや有希子ゆきこのこの映画えいがすき、あの映画えいがきらい』（2012年ねん8月がつ13日にち、日経にっけいBP）
  • 『日経にっけいエンタテインメント!』にて連載れんさい中ちゅう（2009年ねん2月がつ〜）の「本谷ほんや国際こくさい映画えいが祭さい」をまとめた書籍しょせき。

雑誌ざっし

• 『ユリイカ』、『群像ぐんぞう』、『新潮しんちょう』等とうにエッセイを寄稿きこう。
• 『週刊しゅうかんプレイボーイ』、『ダ・ヴィンチ』、『EYESCREAM』、『MOVE!』等とうにコラムを連載れんさい。

劇団げきだん、本谷ほんや有希子ゆきこ

劇団げきだん、本谷ほんや有希子ゆきこ（げきだん もとやゆきこ）は、日本にっぽんの劇団げきだん。主宰しゅさいは本谷ほんや有希子ゆきこ。『劇団げきだん』という名前なまえは付ついているものの、特定とくていの所属しょぞく俳優はいゆうを一切いっさい持もたず、公演こうえんによって出演しゅつえん者しゃが変動へんどうするため、活動かつどう形態けいたいとしてはプロデュースユニットに近ちかい。基本きほん的てきに、脚本きゃくほん・演出えんしゅつは本谷ほんや有希子ゆきこが手てがける。

略歴りゃくれき

• 2000年ねん - 活動かつどう開始かいし。第だい1回かい公演こうえん『腑抜ふぬけけども、悲かなしみの愛あいを見みせろ』を行おこなう。
• 2002年ねん - 第だい15回かいパルテノン多摩ぱるてのんたま小しょう劇場げきじょうフェスティバル参加さんか。
• 2006年ねん - 『劇団げきだん、本谷ほんや有希子ゆきこ（アウェー）』として初はじめての番外ばんがい公演こうえん。
• 2007年ねん - 前年ぜんねんに公演こうえんした 第だい11回かい公演こうえん 『遭難そうなん、』で主宰しゅさいの本谷ほんや有希子ゆきこは、第だい10回かい鶴屋つるや南北なんぼく戯曲ぎきょく賞しょうを最年少さいねんしょうで受賞じゅしょう。

劇団げきだん名めいの由来ゆらい

過去かこに出演しゅつえんした番組ばんぐみで、主宰しゅさいの本谷ほんやは「劇団げきだんの名前なまえを付つけるとき、自分じぶんのセンスを信しんじられなかった。今いま、よいと思おもってもセンスが変かわってダサい事ことになるのは嫌いやだなと。そこで、親おやからもらった名前なまえをつけました。普遍ふへんという意味いみで。センスが問とわれて、「そういう名前なまえをつけるんだぁ、君きみは。」とか思おもわれるのがすごい勝負しょうぶだと思おもった」と述のべている。

公演こうえん

• 第だい1回かい公演こうえん 『腑抜ふぬけけども、悲かなしみの愛あいを見みせろ』 プロト・シアター（2000年ねん9月がつ2日にち-3日にち）
• 第だい2回かい公演こうえん 『死しぬ気きね』 ジェルスホール（2001年ねん4月がつ6日にち-8日にち）
• 第だい3回かい公演こうえん 『ファイナルファンタジー』 THEATER BRATS（2001年ねん10月がつ5日にち-9日にち）
• 第だい4回かい公演こうえん 『反感はんかんの嵐あらし』 武蔵野むさしの芸能げいのう劇場げきじょう（2002年ねん4月がつ19日にち-22日にち）、パルテノン多摩ぱるてのんたま（4月がつ24日にち、多摩たまバージョンでの公演こうえん）
• 第だい5回かい公演こうえん 『フィクショニア』 中野なかのウエストエンドスタジオ（2002年ねん9月がつ20日はつか-23日にち）
• 第だい6回かい公演こうえん 『家族かぞく解散かいさん』 新宿しんじゅくタイニイアリス（2003年ねん5月がつ9日にち-13日にち）
  • 原作げんさく：糸井いとい重しげる里さと
• 第だい7回かい公演こうえん 『石川いしかわ県けん伍ご参さん市し』 しもきた空間くうかんリバティ（2003年ねん10月がつ9日にち-13日にち）
• 第だい8回かい公演こうえん 『腑抜ふぬけけども、悲かなしみの愛あいを見みせろ』 青山あおやま円形えんけい劇場げきじょう（2004年ねん11月がつ10日とおか-14日にち）
  • 第だい1回かい公演こうえん 『腑抜ふぬけけども、悲かなしみの愛あいを見みせろ』の再演さいえん。
• 第だい9回かい公演こうえん 『乱暴らんぼうと待機たいき』 新宿しんじゅくシアターモリエール（2005年ねん4月がつ8日にち-17日にち）
• 第だい10回かい公演こうえん 『無理矢理むりやり』 吉祥寺きちじょうじシアター（2005年ねん12月3日にち-12日にち）
• 番外ばんがい公演こうえん 『密室みっしつ彼女かのじょ』 下北沢しもきたざわザ・スズナリ（2006年ねん5月がつ3日にち-9日にち）
  • 原案げんあん：乙おつ一いち
  • 『劇団げきだん、本谷ほんや有希子ゆきこ（アウェー）』名義めいぎ。
• 第だい11回かい公演こうえん 『遭難そうなん、』 青山あおやま円形えんけい劇場げきじょう（2006年ねん10月がつ12日にち-19日にち）
  • 本ほん公演こうえんで主宰しゅさい・作さく演出えんしゅつを担当たんとうする本谷ほんや有希子ゆきこは、第だい10回かい鶴屋つるや南北なんぼく戯曲ぎきょく賞しょうを最年少さいねんしょうで受賞じゅしょうした。
  • また、本ほん公演こうえんの戯曲ぎきょくは第だい21回かい三島みしま由紀夫ゆきお賞しょう（2008年ねん）候補こうほとなった。
• 第だい12回かい公演こうえん『ファイナルファンタジックスーパーノーフラット』 吉祥寺きちじょうじシアター（2007年ねん6月がつ4日にち-24日にち）
  • 第だい3回かい公演こうえん『ファイナルファンタジー』のリメイク。
• 第だい13回かい公演こうえん『偏へん路ろ』 紀伊國屋きのくにやホール（2007年ねん12月14日にち-12月23日にち）
• パルコ・プロデュース公演こうえん『幸しあわせ最高さいこうありがとうマジで！』 PARCO劇場げきじょう（2008年ねん10月がつ21日にち-11月9日にち）、倉敷くらしき市し芸文げいぶん館かんホール（2008年ねん11月19日にち）、シアター・ドラマシティ（2008年ねん11月21日にち-22日にち）
  • 本ほん公演こうえんで主宰しゅさい・作さく演出えんしゅつを担当たんとうする本谷ほんや有希子ゆきこは、第だい53回かい岸田きしだ國士くにお戯曲ぎきょく賞しょうを受賞じゅしょうした。
• 第だい14回かい公演こうえん『来き来らい来らい来らい来らい』 本多劇場ほんだげきじょう（2009年ねん7月がつ31日にち-8月がつ16日にち）他た、地方ちほう公演こうえん有ゆう
• 第だい15回かい公演こうえん『甘あまえ』 青山あおやま円形えんけい劇場げきじょう(2010年ねん5月がつ10日とおか-6月6日にち)
• パルコ・プロデュース『クレイジーハニー』 PARCO劇場げきじょう（2011年ねん8月がつ5日にち-8月がつ28日にち）、北國きたぐに新聞しんぶん赤羽あかはねホール（2011年ねん9月がつ3日にち-4日にち）、ももちパレス 福岡ふくおか県立けんりつももち文化ぶんかセンター 大だいホール（2011年ねん9月がつ6日にち-7日にち）
• 第だい16回かい公演こうえん『遭難そうなん、』 東京とうきょう芸術げいじゅつ劇場げきじょう（2012年ねん10月がつ2日にち-23日にち）、まつもと市民しみん芸術げいじゅつ館かん（2012年ねん10月がつ27日にち）、ABCホール（2012年ねん11月2日にち）、北九州きたきゅうしゅう芸術げいじゅつ劇場げきじょう 中ちゅう劇場げきじょう（2012年ねん11月6日にち）
  • 第だい11回かい公演こうえん 『遭難そうなん、』の再演さいえん。
• 夏なつの日ひの本谷ほんや有希子ゆきこ『本当ほんとうの旅たび』 VACANT（2019年ねん8月がつ8日にち-8月がつ18日にち）
• 梅雨つゆの走はしりの本谷ほんや有希子ゆきこ『マイ・イベント』SAiSTUDIOコモネA（2022年ねん6月がつ9日にち-6月28日にち）※全ぜん公演こうえん中止ちゅうし
• 本谷ほんや有希子ゆきこの「マイ・イベント」（2022年ねん6月がつ17日にち-19日にち）

過去かこの主おもな出演しゅつえん俳優はいゆう

特とくに吉本よしもと菜穂子なほこは、第だい7回かい公演こうえん以降いこうの全すべての公演こうえんに出演しゅつえんしている。

• 加藤かとう啓あきら（劇団げきだん拙者せっしゃムニエル）
• 菅原すがわら永二えいじ（猫ねこのホテル）
• 高田たかだ聖子せいこ（劇団げきだん☆新しん感かん線せん）
• 伊達だて暁あきら（阿佐ヶ谷あさがやスパイダース）
• 種田たねた茜あかね
• 富岡とみおか晃一郎こういちろう（阿佐ヶ谷あさがやスパイダース）
• 鳥海とりうみ愛子あいこ
• 初音はつね映うつ莉子りこ（A-team）
• 弁べん田でん勤つとむ
• 馬渕まぶち英里何えりか（ホリプロ）
• 横よこ畠はたけ愛希あいき子こ
• 吉本よしもと菜穂子なほこ
• つぐみ
• 高橋たかはし一生かずお

外部がいぶリンク

• “劇団げきだん、本谷ほんや有希子ゆきこWEBSITE”. 20119-06-11時じ点てんのオリジナルよりアーカイブ。2019年ねん10月がつ15日にち閲覧えつらん。 劇団げきだん、本谷ほんや有希子ゆきこ 公式こうしきホームページ
• 劇団げきだん、本谷ほんや有希子ゆきこ (@gekidan_motoya) - X（旧きゅうTwitter）
• 作家さっかの読書どくしょ道どう（インタビュー）
• フレーズクレーズ（劇げき作家さっか／小説しょうせつ家か・本谷ほんや有希子ゆきこさんインタビュー）