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プレートテクトニクス

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プレート境界きょうかいから転送てんそう
地球ちきゅう科学かがく解決かいけつ問題もんだい
なぜ、太陽系たいようけい天体てんたい地球ちきゅうにのみプレートテクトニクスがみられるのか?プレート運動うんどうはどのようにしてはじまったのか?
現在げんざい主要しゅようなプレート15過去かこのプレートもふくめた詳細しょうさいプレート参照さんしょうこと
日本にっぽん列島れっとう周辺しゅうへんのプレートのしき

プレートテクトニクスえい: plate tectonics)は、1960年代ねんだい後半こうはん以降いこう発展はってんした地球ちきゅう科学かがく学説がくせつ地球ちきゅう表面ひょうめんが、みぎしめしたようななんまいかのかた岩盤がんばん(「プレート」とぶ)で構成こうせいされており、このプレートがたがいにうごくことで大陸たいりく移動いどうなどがこされると説明せつめいされる。従来じゅうらい大陸たいりく移動いどうせつマントルたい流説るせつ海洋かいようそこ拡大かくだいせつなど基礎きそとして、「プレート」という概念がいねんもちいることでさらに体系たいけいした理論りろんで、地球ちきゅう科学かがくにおいて一大いちだい転換てんかんをもたらした[1]プレート理論りろんともばれる。

プレートとは[編集へんしゅう]

地球ちきゅう内部ないぶ構造こうぞう うす地殻ちかくした上部じょうぶマントル下部かぶマントルがあり、中心ちゅうしんしろっぽい部分ぶぶんかく。プレートは地殻ちかく上部じょうぶマントルのさい上部じょうぶ一体いったいとなったいわばん
地球ちきゅう内部ないぶ構造こうぞう

地球ちきゅうは、半径はんけいやく6,400キロメートルであるが、その内部ないぶ構造こうぞう物質ぶっしつてき分類ぶんるいすると、そとからじゅん下記かきのようになる[2]

  1. ふかやく5 - 40キロメートルまで : 地殻ちかく
  2. ふかやく670キロメートルまで : 上部じょうぶマントル - さい上層じょうそうてい速度そくどそう(アセノスフェア、いわりゅうけん)、遷移せんいそう
  3. ふかやく2,900キロメートルまで : 下部かぶマントル - メソスフェア(かた岩石がんせきそう
  4. ふかやく5,100キロメートルまで : そとかく外部がいぶコア)
  5. 中心ちゅうしん : うちかく内部ないぶコア)

地殻ちかくマントル岩石がんせき構成こうせいされており、かく金属きんぞくしつである。マントルを構成こうせいする岩石がんせきは、地震じしんたいしては固体こたいとして振舞ふるまうが、なが時間じかん単位たんいれば流動りゅうどうせいゆうする。その流動りゅうどうせいは、ふかさによっていちじるしく変化へんかし、上部じょうぶマントルのさい上部じょうぶふかやく100キロメートルまで)はかたくてほとんどながれず、やく100 - 400キロメートルまでのあいだ比較的ひかくてき流動りゅうどうせいがある。地殻ちかく上部じょうぶマントル上端じょうたんかた部分ぶぶんわせてリソスフェア岩石がんせきけん)とび、そのした流動りゅうどうせいのある部分ぶぶんアセノスフェアいわりゅうけん)とんで分類ぶんるいする。このあつやく100キロメートルのかたいリソスフェアが地表ちひょうおおっているわけであるが、リソスフェアはいくつかの「プレート」という巨大きょだいいたかれている[2]

地球ちきゅう表面ひょうめんが2種類しゅるいのプレートぐんからなっていることは、地球ちきゅう表面ひょうめん高度こうど深度しんど分布ぶんぷ割合わりあいにもあらわれている。地球ちきゅう表面ひょうめんは、大陸たいりく大陸棚たいりくだなからなる高度こうど1,500メートル - 深度しんど500メートルの部分ぶぶんと、深度しんど2,000 - 6,000メートルの海洋かいようそこばれる部分ぶぶんおおく、その中間ちゅうかんである深度しんど500 - 2,000メートルの海底かいてい割合わりあいすくなくなっている。

プレートはおおきくるとじゅうすうまいけることができ、それぞれ固有こゆう方向ほうこうとしすうセンチメートルのはやさでうごかされることになる。大型おおがたのプレートとしては、ユーラシア大陸たいりく主要しゅよう西日本にしにほんなどをふくユーラシアプレートきたアメリカ大陸あめりかたいりくやグリーンランド、東日本ひがしにっぽんなどのきたアメリカプレート太平洋たいへいようそこだい部分ぶぶんめる太平洋たいへいようプレート、インドとオーストラリア大陸たいりくせたインド・オーストラリアプレート、アフリカ大陸たいりく中心ちゅうしんとするアフリカプレートみなみアメリカ大陸あめりかたいりくせたみなみアメリカプレート南極大陸なんきょくたいりく周辺しゅうへん海域かいいきふく南極なんきょくプレートがある。このほか、アラビア半島はんとうアラビアプレートやアメリカ・カリフォルニアおきにあるファンデフカプレート中米ちゅうべい太平洋たいへいようがわ存在そんざいするココスプレートカリブ海かりぶかいカリブプレート、ペルーおきナスカプレート、フィリピンうみ中心ちゅうしん伊豆諸島いずしょとう小笠原諸島おがさわらしょとう伊豆半島いずはんとう付近ふきんまでびるフィリピンうみプレート南米なんべい大陸たいりく南極なんきょくかいあいだのスコシアうみひろがるスコシアプレートなどのような小規模しょうきぼなプレートもいくつか存在そんざいする。

プレートは大陸たいりく部分ぶぶん海洋かいよう部分ぶぶん双方そうほうっていることがおおいが、大陸たいりく部分ぶぶん海洋かいよう部分ぶぶんがそれぞれだい部分ぶぶんめているプレートも存在そんざいする[3]ことなるプレートの海洋かいよう部分ぶぶん大陸たいりく部分ぶぶん衝突しょうとつした場合ばあいおも花崗岩かこうがんからなる比重ひじゅうかる大陸たいりく部分ぶぶんがり、おも玄武岩げんぶがんからなる比重ひじゅうおも海洋かいよう部分ぶぶんしずむこととなる[4]。プレートの起源きげんふるく、すくなくとも38おくねんまえには現在げんざいのようなプレートテクトニクスが存在そんざいしていたとかんがえられている[5]。プレートテクトニクスの進展しんてんともな各地かくち造山つくりやまたい成立せいりつし、これによって成立せいりつしたしょうかたまり衝突しょうとつして徐々じょじょ拡大かくだいしていき、やがて大陸たいりく規模きぼ陸地りくち各地かくち出現しゅつげんした[6]

プレートは海嶺かいれいまれ、ゆっくりとベルトコンベアのようにうごいて海溝かいこうしずむ。大陸たいりくはプレートのうごきにともな離合りごう集散しゅうさんかえしており、しばしば地球ちきゅうじょうのすべての大陸たいりく統合とうごうされたちょう大陸たいりく出現しゅつげんした。ツゾー・ウィルソンは、この大陸たいりく離合りごう集散しゅうさんがおよそ3おくねんごとにひとつのサイクルをなしていることを提唱ていしょうし、これはウィルソンサイクルばれるようになった[7]

プレートがうご原因げんいんには、プレートがみずからのおもみで海溝かいこうしずせつと、したのマントルのうごきにわせてプレートもうごいていくというせつの、2つのせつ存在そんざいする。従来じゅうらい前者ぜんしゃせつ有力ゆうりょくせつであった[8]が、2014ねん日本にっぽん海洋かいよう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう調査ちょうさによって、北海道ほっかいどう南東なんとうおきでマントルのうごきにともなって地殻ちかくうごいた痕跡こんせき発見はっけんされ、後者こうしゃせつにも有力ゆうりょく根拠こんきょしょうじた[9]

プレートはあらたにまれることがあるほか、ふるいプレートは海溝かいこうしたしずんで消滅しょうめつすることがある。いちれいとして、かつて北西ほくせい太平洋たいへいよう存在そんざいしたイザナギプレートは、やく2500まんねんまえ消滅しょうめつしている[9]。プレート内部ないぶとくにマントルの部分ぶぶんをそのまま観察かんさつすることは不可能ふかのうであるが、かつての海洋かいようプレートの残骸ざんがいであるオフィオライト世界せかい各地かくち存在そんざいしており、ここから観察かんさつをすることが可能かのうである。なかでもオマーン北部ほくぶハジャル山地さんちには世界せかい最大さいだいのオフィオライトそうひろがっており、さかんに調査ちょうさおこなわれている[10]

プレートテクトニクスは地球ちきゅう内部ないぶ温度おんど低下ていかによっていずれ確実かくじつ終了しゅうりょうするとされているものの、その時期じきについてはさまざまなせつ存在そんざいする[11]

プレートのうご[編集へんしゅう]

プレートの境界きょうかい (Illustration by Jose F. Vigil. USGS)

プレートは、そのしたにあるアセノスフェアのうごきにって、おのおの固有こゆう運動うんどうおこなっている。アセノスフェアをふくむマントルは、定常ていじょうてき対流たいりゅうしており、一定いってい場所ばしょ上昇じょうしょう移動いどう沈降ちんこうしている。プレートは、そのうごきにって移動いどうしているが、プレート境界きょうかいでは、造山つくりやま運動うんどう火山かざん断層だんそう地震じしんひとし種々しゅじゅ地殻ちかく変動へんどう発生はっせいしている。プレートテクトニクスは、これらの現象げんしょう明確めいかく説明せつめいあたえた[12]

大局たいきょくてきなプレートの運動うんどうは、すべて簡単かんたん球面きゅうめんうえ幾何きかがくによってあらわされる。また、局地きょくちてきなプレート運動うんどう平面へいめんうえ幾何きかがくでも十分じゅうぶん説明せつめいしうる。3つのプレートが集合しゅうごうするてん三重みえ会合かいごうてん)は、それらを形成けいせいするプレート境界きょうかい種類しゅるい発散はっさんがた収束しゅうそくがた・トランスフォームがた)によって16種類しゅるい分類ぶんるいされるが、いずれも初等しょとう幾何きかがくで、その安定あんていせい移動いどう速度そくど方向ほうこう完全かんぜん記述きじゅつすることができる。

一般いっぱんに、プレートの運動うんどうは、隣接りんせつする2プレートあいだでの相対そうたい運動うんどうでしかあらわされない。しかし、隣接りんせつするプレートの相対そうたい運動うんどう次々つぎつぎもとめることで、地球ちきゅうじょう任意にんいの2プレートあいだ相対そうたい運動うんどう記述きじゅつすることができる。近年きんねんでは、じゅんほし観測かんそく応用おうようしたちょうちょう基線きせん電波でんぱ干渉かんしょうほう (VLBI) とばれる方法ほうほうや、グローバル・ポジショニング・システム (GPS) などの「ぜん地球ちきゅう衛星えいせい測位そくい航法こうほうシステム、(GNSS:Global Navigation Satellite System)」によって、プレートの絶対ぜったい運動うんどう直接ちょくせつ観測かんそくすることが可能かのうとなった[13]

プレートの境界きょうかい[編集へんしゅう]

発散はっさんがた境界きょうかいひろがる境界きょうかい[編集へんしゅう]

マントルの上昇じょうしょう相当そうとうし、うえ冒頭ぼうとうでは太平洋たいへいよう東部とうぶ大西おおにしひろし中央ちゅうおう南北なんぼくはし境界きょうかいせん相当そうとうする。この境界きょうかいは、毎年まいとしすうcmずつ東西とうざい拡大かくだいしている。ひらいたには、地下ちかから玄武岩げんぶがんしつマグマが供給きょうきゅうされ、あたらしく地殻ちかくつくられている。この部分ぶぶんは、海洋かいようそこからかなりがっており、海嶺かいれいばれている[14]海嶺かいれい拡大かくだい速度そくどはそれぞれことなり、拡大かくだい速度そくどおそ海嶺かいれい中心ちゅうしんふか渓谷けいこくをなしている[15]。また、海嶺かいれい付近ふきんにはチムニーとばれるねつすい噴出ふんしゅつこう多数たすうつかっている[16]

発散はっさんがた境界きょうかいはほとんどが深海しんかいそこ存在そんざいするが、まれに陸上りくじょうにも存在そんざいするものもある。アイスランド大西洋たいせいよう中央ちゅうおう海嶺かいれい海面かいめんじょう姿すがたあらわした部分ぶぶんであり、活発かっぱつ火山かざん活動かつどうきている[17]。また、アフリカ東部とうぶにあるだい地溝ちこうたい中軸ちゅうじくふか渓谷けいこく周辺しゅうへん高山こうざんれつからなっており、大西洋たいせいよう中央ちゅうおう海嶺かいれい地形ちけい類似るいじしていて[18]ホット・プルームによってアフリカプレートがかれつつある部分ぶぶんかんがえられている[19]

収束しゅうそくがた境界きょうかい(せばまる境界きょうかい[編集へんしゅう]

しずがた海洋かいよう大陸たいりく
しずがた海洋かいよう海洋かいよう
衝突しょうとつがた

収束しゅうそくがた境界きょうかいではプレートどうしが衝突しょうとつ圧縮あっしゅくされるが、衝突しょうとつするプレートの特性とくせいによってきる現象げんしょうことなる。ただしどちらの境界きょうかいにおいても造山つくりやま運動うんどうき、造山つくりやまたい形成けいせいしている[20]

しずかた
大陸たいりくプレートと海洋かいようプレート、または海洋かいようプレートどうしが衝突しょうとつした場合ばあい比重ひじゅうおおきいプレートが比重ひじゅうちいさいプレートのしたしずみ、ふか海溝かいこう形成けいせいする。大陸たいりくプレートは海洋かいようプレートより比重ひじゅうかるいため、この2しゃ衝突しょうとつした場合ばあい海洋かいようプレートが大陸たいりくプレートのしたしずむこととなる。このしずみによってきずりまれた上部じょうぶプレートが反発はんぱつすることで地震じしん発生はっせいする。こうしたプレートの境界きょうかいきる地震じしんプレートあいだ地震じしんばれるが、このほかにプレートのしたしずんだプレート(スラブ)できるスラブない地震じしん存在そんざいする[21]。また地下ちかふかしずんだプレートから分離ぶんりされたみずが、周辺しゅうへん岩石がんせき融点ゆうてんげるため、大陸たいりくプレートの深部しんぶにおいてマグマ発生はっせいし、おおくの火山かざん生成せいせいする[22]。マグマの発生はっせい地点ちてん海洋かいようプレートが大陸たいりくプレートにしず地点ちてんではなく、そこからさらに大陸たいりくプレートがわはいった地点ちてんであるため、しずみのきている海溝かいこうから一定いってい距離きょりけて、海溝かいこう平行へいこうする火山かざんれつ形成けいせいされることとなる。この火山かざんれつより海溝かいこうがわには火山かざん存在そんざいしないため、これを火山かざんフロント(火山かざん前線ぜんせん)と[23]。この火山かざん活動かつどう大陸たいりく同士どうし衝突しょうとつによる褶曲しゅうきょくによって、大陸たいりくプレートがわにはりくばれるだい山脈さんみゃく形成けいせいされることがある。りく後背こうはい陥没かんぼつしてうみぼん形成けいせいされることもおおく、この場合ばあいりく大陸たいりくからはなされてしまとなる[24]。また、海洋かいようプレートと海洋かいようプレートが衝突しょうとつする場合ばあいは、ふるいプレートのほうつめたくおもいためにあたらしいプレートのしたもぐむ。このとき、海洋かいようプレートどうしの衝突しょうとつによってもしま形成けいせいされる場合ばあいがある[25]。このしま海溝かいこうはセットとして存在そんざいしており、しま海溝かいこうけいばれる[26]
海嶺かいれいつくられて以来いらいなが時間じかんをかけてうみそこ移動いどうしてきたプレートには、チャート石灰岩せっかいがん砂岩さがんどろがんといったおおくの堆積たいせきぶつっているため、プレートがしずさいりくがわのプレートにそれらが現象げんしょうこることがある。これを付加ふかい、そうしてできたものを付加ふかたいぶ。日本にっぽん列島れっとうもこのようにしてできた部分ぶぶんおお[27]一方いっぽう付加ふかたいがほぼ存在そんざいせず、ぎゃく上部じょうぶプレートの一部いちぶ侵食しんしょくけずりながらしずむタイプの境界きょうかいおおく、しずがた境界きょうかいの57%はこのタイプである。境界きょうかい付加ふかがたになるか侵食しんしょくがたになるかはしずみの速度そくど依存いぞんし、速度そくどおそいほど堆積たいせきぶつしずめず付加ふかたいとなりやすい[28]しずんだ海洋かいようプレートの残骸ざんがいはスラブとばれ、つめたくおもいためにマントルないでさらにしずんでいき、そとかくとマントルの境界きょうかいにまでたっするものもある[29]
日本にっぽん近海きんかいきたきたアメリカプレート、ひがし太平洋たいへいようプレート、みなみのフィリピンうみプレート、西にしのユーラシアプレートの4つのプレートの境界きょうかい近接きんせつしており、プレートのしず運動うんどうはげしい地域ちいきひとつである[30]東北とうほく日本にっぽんひがし海中かいちゅうでは、やく1おくねんまえ太平洋たいへいよう東部とうぶまれた太平洋たいへいようプレート比重ひじゅうおおきい海洋かいようプレート)が、東北とうほく日本にっぽんせたきたアメリカプレート比重ひじゅうちいさい大陸たいりくプレート)に衝突しょうとつしている。おも太平洋たいへいようプレートは、かるきたアメリカプレートにぶつかって、日本にっぽん海溝かいこうなな40 - 50°の角度かくどしずんでいる。地下ちかふかしずんだ太平洋たいへいようプレートから分離ぶんりされたみず周辺しゅうへん岩石がんせき融点ゆうてんげてマグマ発生はっせいし、きたアメリカプレートがわおおくの火山かざん生成せいせいする[22]火山かざんから噴出ふんしゅつした溶岩ようがんはやがて陸地りくち形成けいせいし、2,000まんねんまえから1,500まんねんまえにかけて火山かざんれつ後方こうほう形成けいせいされたうみぼんである日本海にほんかいによってアジア大陸たいりくからはなされ、しま形成けいせいした[31]太平洋たいへいようプレートに衝突しょうとつされされたきたアメリカプレートは、圧縮あっしゅく応力おうりょくけてひびれ、たくさんの断層だんそう発生はっせいし、北上ほくじょう山地さんちなどがまれた。同様どうように、日本にっぽん南海なんかいじょうにある南海なんかいトラフではフィリピンうみプレートがユーラシアプレートのしたしずんでおり、伊豆いず小笠原おがさわら海溝かいこうにおいては太平洋たいへいようプレートがフィリピンうみプレートのしたしずんでいる[25]。これによって、フィリピンうみプレートがわには伊豆いず小笠原おがさわら・マリアナとうばれるだい規模きぼ火山かざんとう形成けいせいされている[32]海溝かいこうでは、日本にっぽん海溝かいこうだいいち鹿島かしま海山うみやましずんでいる様子ようすなども観察かんさつされている[33]
衝突しょうとつがた
大陸たいりくプレートどうしが衝突しょうとつする場合ばあいはどちらも比重ひじゅうかるいためにしずみが発生はっせいせず、境界きょうかい隆起りゅうきつづけるためにだい山脈さんみゃく形成けいせいされる[34]現在げんざいもっとも活発かっぱつだい規模きぼ大陸たいりく衝突しょうとつきているのはヒマラヤである。元来がんらい南極大陸なんきょくたいりく一緒いっしょだったインドプレート分離ぶんり北上ほくじょうして、やく4,500まんねんまえユーラシアプレート衝突しょうとつし、そのままゆっくり北上ほくじょうつづけている。大陸たいりくプレート同士どうし衝突しょうとつのため、日本にっぽん近海きんかいのような一方いっぽうてきしずみは生起せいきせず、インドプレートがユーラシアプレートのした部分ぶぶんてきにもぐりこみながらげている。その結果けっかりょう大陸たいりくあいだ堆積たいせきぶつなどが付加ふかたいとなってがり、8,000メートルきゅう高山たかやまならヒマラヤ山脈ひまらやさんみゃくや、広大こうだいチベット高原こうげん発達はったつした[35]
規模きぼちいさいながらも、衝突しょうとつ運動うんどう現在げんざいでも進行しんこうしている地域ちいきとしては、ニュージーランド南島なんとう)や台湾たいわんげられる。これらは、世界せかいもっとはや成長せいちょうしている山地さんちであり、台湾たいわん隆起りゅうき速度そくどは、海岸かいがんせんでも年間ねんかん5ミリメートルをえる。
日本にっぽんにおいては、日高ひだか山脈さんみゃく丹沢山地たんざわさんち衝突しょうとつがた造山つくりやまたいである[36]とくに、丹沢山地たんざわさんち伊豆半島いずはんとう衝突しょうとつによってできたものであり、この衝突しょうとつ過程かてい現在げんざい進行しんこうちゅうである[37]。ただし、日高ひだか山脈さんみゃく活動かつどうえている。
過去かこだい規模きぼ大陸たいりく衝突しょうとつあとおおつかっている。有名ゆうめいなものは、ヨーロッパアルプスアパラチア山脈さんみゃくウラル山脈さんみゃくなど。大陸たいりく衝突しょうとつ過程かていには、未知みち部分ぶぶん非常ひじょうおおのこっている。その理由りゆうは、しずがた境界きょうかいでは、深部しんぶ発生はっせいする地震じしん位置いちから地下ちかのプレート形状けいじょう推定すいていできるのにたいして、大陸たいりく衝突しょうとつたいでは、深部しんぶ地震じしん発生はっせいしないからである。

トランスフォームがた境界きょうかい(ずれる境界きょうかい[編集へんしゅう]

すれちが境界きょうかい同士どうしあいだでは、明瞭めいりょうよこずれ断層だんそうトランスフォーム断層だんそう)が形成けいせいされる。アメリカ西部せいぶサンアンドレアス断層だんそうや、トルコきたアナトリア断層だんそうなどが有名ゆうめいで、非常ひじょう活発かっぱつ活動かつどうしている。サンアンドレアス断層だんそうだい陸上りくじょうにあるが、一連いちれん海嶺かいれいれつ大西洋たいせいよう中央ちゅうおう海嶺かいれいひがし太平洋たいへいよう海嶺かいれいなど)のあいだで、個々ここ海嶺かいれい海嶺かいれいをつなぐものが多数たすうめる[38]理論りろんじょうは、2プレートあいだ相対そうたい運動うんどうじくとお大円だいえん直交ちょっこうし、海嶺かいれいとも直交ちょっこうする[39]。また、トランスフォームがた境界きょうかいにおいても巨大きょだい地震じしん発生はっせいしやすい[39]

プレートテクトニクスにいた概念がいねん発達はったつ[編集へんしゅう]

ゴンドワナ大陸たいりく生物せいぶつ化石かせき分布ぶんぷ関係かんけい Cynognathusだいだい)とLystrosaurusちゃ)はさんじょう分布ぶんぷした陸棲りくせいたんゆみるいCynognathus体長たいちょう3mにたっした。Mesosaurusあお)は淡水たんすいせい爬虫類はちゅうるいGlossopterisみどり)はシダるいであり、南半球みなみはんきゅうすべてで化石かせきつかっていることから、南半球みなみはんきゅう大陸たいりくいちつづきであったことを示唆しさする。以上いじょうたがいに補強ほきょうしあう証拠しょうこから現在げんざい大陸たいりくちゅうのように結合けつごうしてゴンドワナ大陸たいりく形成けいせいしていたという仮定かていには妥当だとうせいがある。
中央ちゅうおう海嶺かいれい周囲しゅうい磁化じかされた岩石がんせき分布ぶんぷ 溶岩ようがんキュリーてん下回したまわると同時どうじ磁化じかされ、磁区じく方向ほうこうがそろう(ねつ残留ざんりゅう磁気じき)。一方いっぽう地球ちきゅう磁場じばなん逆転ぎゃくてんしたことは、火山かざん研究けんきゅうからまれた地磁気ちじきがくにより実証じっしょうされている。中央ちゅうおう海嶺かいれい周辺しゅうへん岩石がんせき調しらべると、海嶺かいれい並行へいこうして磁化じか方向ほうこう現在げんざいおな部分ぶぶん着色ちゃくしょく)、ぎゃく部分ぶぶんしろ)が左右さゆうおなじパターンをなしてならんでいる。以上いじょう証拠しょうこから、海洋かいようそこ中央ちゅうおう海嶺かいれい中心ちゅうしん拡大かくだいしたことが推論すいろんできる。

1912ねんに、ドイツアルフレート・ヴェーゲナー提唱ていしょうした大陸たいりく移動いどうせつは、かつて地球ちきゅうじょうにはパンゲア大陸たいりくばれるひとつのちょう大陸たいりくのみが存在そんざいし、これが中生代ちゅうせいだいすえより分離ぶんり移動いどうし、現在げんざいのような大陸たいりく分布ぶんぷになったとするものである。その証拠しょうことして、大西洋たいせいようをはさんだきたアメリカ大陸あめりかたいりくみなみアメリカ大陸あめりかたいりくヨーロッパアフリカ大陸たいりく海岸かいがんせん相似そうじであるうえりょうきし発掘はっくつされた生物せいぶつ化石かせき一致いっちすることなどから、もとひとつの大陸たいりくであったとする仮説かせつであった[40]。それまで生物せいぶつがく通説つうせつは、古生代こせいだいまでアフリカ大陸たいりくみなみアメリカ大陸あめりかたいりくとのあいだにはせま陸地りくち存在そんざいするとした陸橋りっきょうせつであったが、これをヴェーゲナーはアイソスタシー理論りろんによって否定ひていした[41]

生物せいぶつ地質ちしつ氷河ひょうが分布ぶんぷなどさまざまな証拠しょうこのあった大陸たいりく移動いどうせつであるが、当時とうじひとには、大陸たいりくうごくこと自体じたいかんがえられないことであり、さらにヴェーゲナーの大陸たいりく移動いどうせつでは、大陸たいりく移動いどうする原動力げんどうりょく地球ちきゅう自転じてんによる遠心えんしんりょく潮汐ちょうせきりょくもとめ、その結果けっか赤道あかみち方向ほうこう西方せいほううごくものとしていたが[42]、この説明せつめいには無理むりがあったためはげしい攻撃こうげきけ、ヴェーゲナーが生存せいぞんしているあいだ注目ちゅうもくされるせつではなかった[43]

一方いっぽうアレクサンダー・デュ・トワアーサー・ホームズのように大陸たいりく移動いどうせつ支持しじする学者がくしゃ少数しょうすうながら存在そんざいし、なかでも1944ねんにアーサー・ホームズが発表はっぴょうしたマントルたい流説るせつは、大陸たいりく移動いどう原動力げんどうりょく地球ちきゅう内部ないぶねつ対流たいりゅうもとめることを可能かのうとした[44]1950年代ねんだいはいると地磁気ちじきがく分野ぶんやでの研究けんきゅう進展しんてんし、かく大陸たいりく岩石がんせきのこ地磁気ちじき比較ひかくすることで磁北移動いどう軌跡きせきみちびされたが、その軌跡きせき大陸たいりくごとにことなっていた。しかし大陸たいりく移動いどうするとかんがえることで合理ごうりてき説明せつめい可能かのうとなり、ここに大陸たいりく移動いどうせつ復活ふっかつした[45]

どう時期じき海洋かいようそこ研究けんきゅうすすなかで、1961ねんから1962ねんにかけてハリー・ハモンド・ヘスロバート・ディーツ海洋かいようそこ拡大かくだいせつとなえ、海洋かいよう地殻ちかく海嶺かいれいされ海溝かいこう消滅しょうめつするととなえた[46]海嶺かいれい周辺しゅうへん地磁気ちじき調査ちょうさによってすうまんねんごと発生はっせいする地磁気ちじき逆転ぎゃくてん現象げんしょうが、海嶺かいれい左右さゆうまった対称たいしょう記録きろくされていることはられていたが、1963ねんフレデリック・ヴァイン英語えいごばんドラモンド・マシューズ英語えいごばんによってテープレコーダーモデルとして理論りろんされ[47]海嶺かいれい中心ちゅうしんとして地殻ちかくあたらしく生産せいさんされている証拠しょうことされた[48]。さらに1965ねんには、ツゾー・ウィルソンによってトランスフォーム断層だんそう概念がいねん提唱ていしょうされた[49]

こうして前提ぜんていとなる理論りろんそろったところで、地震じしん発生はっせいがほぼ海嶺かいれい海溝かいこう、トランスフォーム断層だんそうかぎられていることが発見はっけんされ、さらに地震じしんのほぼきない安定あんていした部分ぶぶんくように地震じしん発生はっせい地域ちいき存在そんざいすることがあきらかとなった。この安定あんてい岩盤がんばんはプレートとばれ、これがそれぞれ移動いどうしていることが発見はっけんされたことで、ツゾー・ウィルソンやダン・マッケンジーウィリアム・ジェイソン・モーガングザヴィエ・ル・ピションといった複数ふくすう学者がくしゃによって1968ねんにプレートテクトニクス理論りろん完成かんせいした[50][51]

プレートテクトニクスの概念がいねん西側にしがわ諸国しょこくではすみやかに普及ふきゅうし、1970ねんまでにはおおむれられ地学ちがくパラダイムシフトこした。一方いっぽう東側ひがしがわ諸国しょこくは、理論りろん構築こうちくおおきくかかわったのが北米ほくべい西欧せいおうといった西側にしがわであったため、この理論りろん帝国ていこく主義しゅぎてき思想しそうとしてめ、完全かんぜんれられるのはソ連それん崩壊ほうかいする90年代ねんだいまでようした。日本にっぽんでは、1973ねんから高校こうこう地学ちがく教科書きょうかしょでプレートテクトニクスが導入どうにゅうされた[注釈ちゅうしゃく 1]ことや、同年どうねんのベストセラーである小松こまつ左京さきょうの『日本にっぽん沈没ちんぼつ』でプレートテクトニクスがもちいられていることもあり、一般いっぱん社会しゃかい普及ふきゅうした[52]日本にっぽん地質ちしつ学界がっかいではマルクス主義まるくすしゅぎ思想しそうつよかったことや、ソ連それんこうはす造山つくりやまろん傾倒けいとうしていたことなどもかさなり、センメルヴェイス反射はんしゃじょう反応はんのうこし、学会がっかいれられるまでには一般いっぱん社会しゃかい普及ふきゅうしてから10ねん以上いじょうようした[53]

その[編集へんしゅう]

岩石がんせき主体しゅたいとする地球ちきゅうがた惑星わくせい一部いちぶ衛星えいせいには内部ないぶ高熱こうねつとなっているものが存在そんざいし、火山かざん存在そんざいするものもあるが、プレートテクトニクスの存在そんざい確認かくにんされておらず、現在げんざい判明はんめいしているなかでは地球ちきゅうがプレートテクトニクスの存在そんざいする唯一ゆいいつ天体てんたいとなっている[54]たとえば火星かせいにはかつて火山かざん活動かつどう存在そんざいしたものの、プレート移動いどうきなかったため火山かざんホットスポットうえから移動いどうせず、噴出ふんしゅつした溶岩ようがんおな場所ばしょ堆積たいせきつづけた[55]。このため火星かせいオリンポスさん標高ひょうこう27kmにもたっする太陽系たいようけい最大さいだい火山かざんとなっているほか、ほかにもアルシアさん標高ひょうこう19km)やアスクレウスさん標高ひょうこう18km)、パボニスさん標高ひょうこう14km)といった巨大きょだい火山かざん点在てんざいする[56]金星かなぼしにもプレートテクトニクスによって発生はっせいする地形ちけいじょう特徴とくちょうられず、プレートテクトニクスは存在そんざいしないとかんがえられている[57]金星きんぼしは92気圧きあつ大気たいきにより地形ちけいはげしく風化ふうかするが、それでも標高ひょうこう11kmのマクスウェルさん存在そんざいする。

なお、2014ねんには木星もくせい衛星えいせいであるエウロパにおいて、画像がぞう精査せいさによりこおり地殻ちかくしずたいおもわれる地形ちけい発見はっけんされ、プレートテクトニクスが存在そんざいする可能かのうせいがあるとの論文ろんぶん発表はっぴょうされている。この場合ばあい、エウロパの地殻ちかく構成こうせいするこおり地球ちきゅうにおける岩石がんせき同様どうよううごきをしめし、内部ないぶのより高温こうおんこおりうえった地表ちひょうこおり地殻ちかくしずみをこすと推測すいそくされている[58]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ こうはす造山つくりやまろんとの併用へいようこうはすせつ教科書きょうかしょからくなるのは90年代ねんだい以降いこうになる。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

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  3. ^ 基礎きそ地球ちきゅう科学かがく だい2はん」p34 西村にしむら祐二郞ゆうじろう編著へんちょ 朝倉書店あさくらしょてん 2010ねん11月30にちだい2はんだい1さつ
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参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

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  • アルフレート・ヴェーゲナー ちょ都城みやこのじょう秋穂あきほむらさきふじ文子ふみこ やく大陸たいりく海洋かいよう起源きげんした岩波書店いわなみしょてん岩波いわなみ文庫ぶんこ〉、1981ねんISBN 4003390725 
  • アーサー・ホームズ しる上田うえだまことほか やく一般いっぱん地質ちしつがく I 原書げんしょだい3はん東京大学とうきょうだいがく出版しゅっぱんかい、1983ねんISBN 4130620819 
  • アーサー・ホームズ ちょ上田うえだまこと也ほか やく一般いっぱん地質ちしつがく II 原書げんしょだい3はん東京大学とうきょうだいがく出版しゅっぱんかい、1984ねんISBN 4130620827 
  • アーサー・ホームズ ちょ上田うえだまこと也ほか やく一般いっぱん地質ちしつがく III 原書げんしょだい3はん東京大学とうきょうだいがく出版しゅっぱんかい、1984ねんISBN 4130620835 

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]