1937年度ねんどの将棋しょうぎ界かい

1937年度ねんどの将棋しょうぎ界かい（1937ねんどのしょうぎかい）では、1937年ねん（昭和しょうわ12年ねん）4月がつから1938年ねん（昭和しょうわ13年ねん）3月がつの将棋しょうぎ界かいに関かんする出来事できごとについて記述きじゅつする。

できごと

1937年ねん11月

• 第だい1期き名人めいじん戦せんの名人めいじん決定けってい特別とくべつリーグ戦せん最終さいしゅう局きょく、木村きむら義雄よしお八はち段だんが花田はなた長太郎ちょうたろう八はち段だんの対局たいきょくが行おこなわれた。木村きむらが敗やぶれると六ろく番ばん勝負しょうぶによる決勝けっしょう対局たいきょくが開催かいさいされる予定よていであった。対局たいきょく結果けっかは千日手せんにちてとなった。

1937年ねん12月

• 5・6日にち - 第だい1期き名人めいじん戦せんの名人めいじん決定けってい特別とくべつリーグ戦せん最終さいしゅう局きょくの指さし直なおし局きょくが行おこなわれ、木村きむら義雄よしお八はち段だんと花田はなた長太郎ちょうたろう八はち段だんに勝利しょうり。制度せいどに基もとづき、木村きむら義雄よしお八はち段だんが名人めいじんを獲得かくとく。

1938年ねん2月がつ

• 11日にち - 名人めいじん就任しゅうにん式しきが将棋しょうぎ大成たいせい会かいで行おこなわれた。関根せきね金次郎きんじろう名人めいじんが退位たいいを宣言せんげんし、木村きむら義雄よしお新しん名人めいじんに「名人めいじん推薦すいせん書しょ」が贈おくられた。

記録きろく

タイトル戦せん

棋戦きせん	勝者しょうしゃ	開催かいさい時期じき	番ばん勝負しょうぶ			備考びこう	注ちゅう
			在位ざいい者しゃ	勝敗しょうはい	挑戦ちょうせん者しゃ
名人めいじん戦せん	第だい1期き名人めいじん 木村きむら義雄よしお	1935-1937年ねん	六ろく番ばん勝負しょうぶ開催かいさいされず			初はつ名人めいじん

昇段しょうだん・引退いんたい

昇段しょうだん	棋士きし	昇段しょうだん日び	注ちゅう
四よん段だん	荒巻あらまき三さん之これ	1937年ねん
	加藤かとう恵三けいぞう	1937年ねん
	永沢ながさわ勝雄かつお	1937年ねん
五ご段だん	松下まつした力つとむ	1937年ねん
八はち段だん	斎藤さいとう銀次ぎんじ郎ろう	1937年ねん

参考さんこう文献ぶんけん

• 山本やまもと武雄たけお『将棋しょうぎ百ひゃく年ねん』時事通信社じじつうしんしゃ、1966年ねん。 
• 加藤かとう治郎じろう、原田はらだ泰夫やすお、田辺たなべ忠幸ただゆき『［証言しょうげん］将棋しょうぎ昭和しょうわ史し』毎日まいにちコミュニケーションズ、1999年ねん9月がつ。ISBN 4-8399-0255-0。 
• 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい『将棋しょうぎ年鑑ねんかん 昭和しょうわ43年版ねんばん』1968年ねん。