将棋しょうぎかい

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将棋しょうぎかいしょうぎかい棋界きかいきかいは、将棋しょうぎをめぐって、プロの棋士きしやアマチュア選手せんしゅ将棋しょうぎファン(あい棋家)、業界ぎょうかい関係かんけいしゃなどで構成こうせいする社会しゃかい領域りょういき日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいがその総本山そうほんざんである。

プロ将棋しょうぎかい[編集へんしゅう]

プロ棋士きし[編集へんしゅう]

将棋しょうぎのプロは、つぎの2つに大別たいべつされる。

1. 棋士きし日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいよんだんからきゅうだん
原則げんそくとして新進しんしん棋士きし奨励しょうれいかい通称つうしょう:奨励しょうれいかい)で所定しょてい成績せいせきおさめてよんだん昇段しょうだんしたもの。ただし、2006ねんよりアマチュア・女流じょりゅう棋士きしとしてプロ公式こうしきせん所定しょてい成績せいせきおさめたうえで、編入へんにゅう試験しけん合格ごうかくすることでよんだん編入へんにゅうみとめられるようになった[ちゅう 1]
棋士きしのうち、現役げんえき棋士きしは160めいほどである。[ちゅう 2]
2. 女流じょりゅう棋士きし女流じょりゅう2きゅうから女流じょりゅうななだん
現役げんえきは、60から70めい程度ていどである。

また、女流じょりゅう棋士きしは、つぎの3つにかれている。

a. 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい所属しょぞく女流じょりゅう棋士きし
b. 日本にっぽん女子じょしプロ将棋しょうぎ協会きょうかい(LPSA)所属しょぞく女流じょりゅう棋士きし
c. フリーの女流じょりゅう棋士きし(2023ねん現在げんざい、フリーの女流じょりゅう棋士きし中井なかい広恵ひろえのみ)

過去かこに、北尾きたおまどかが2009ねん6がつ15にちにLPSAを退会たいかいして「フリーの女流じょりゅう棋士きし」、いで「日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい客員きゃくいん女流じょりゅう棋士きし」となり、2011ねん4がつ1にち日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい所属しょぞく女流じょりゅう棋士きし復帰ふっきしたれいがある。「日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい客員きゃくいん女流じょりゅう棋士きし」の該当がいとうしゃ北尾きたおのみ。北尾きたおまどか#棋歴参照さんしょう

女性じょせい新進しんしん棋士きし奨励しょうれいかい入会にゅうかいして棋士きし目指めざれいもあるが、今日きょうまでよんだん昇段しょうだんいたったものはなく、女性じょせいの「棋士きし」は誕生たんじょうしていない[ちゅう 3]。よって、女流じょりゅう棋士きしとの区別くべつをわかりやすくする意味いみで、棋士きしのことを「男性だんせい棋士きし」とぶことがある。

棋戦きせん[編集へんしゅう]

プロが出場しゅつじょうする将棋しょうぎ大会たいかいそうじて棋戦きせんばれる。将棋しょうぎのプロ棋戦きせんには、タイトルせんと、タイトルせん以外いがい一般いっぱん棋戦きせん(「優勝ゆうしょう棋戦きせん」などともばれる)[ちゅう 4]があり、いずれも1ねん周期しゅうきおこなわれる[ちゅう 5]。タイトルせん優勝ゆうしょうすると1年間ねんかんにわたりその称号しょうごう(タイトル)を名乗なのることができ、翌年よくねんおこなわれるおなじタイトルせんでは決勝けっしょうせんまでシードされる(これを挑戦ちょうせん手合てあいせいぶ)。タイトルを保持ほじすることはたん名誉めいよであるだけでなく、様々さまざま特権とっけんてき待遇たいぐう付随ふずいする[ちゅう 6]。また長期ちょうきてきれば、棋士きしとしての実績じっせきはタイトルをなんかい獲得かくとくしたかによって評価ひょうかされることがおおいため、タイトル獲得かくとくすう将棋しょうぎかいにおけるステータスに直結ちょっけつする。したがっておおくの棋士きしはタイトルの獲得かくとく目標もくひょうえて日々ひび対局たいきょくをこなしている。

現在げんざいタイトルせん竜王りゅうおうせん名人めいじんせんあきらおうせん王位おういせん王座おうざせん棋王きおうせん王将おうしょうせん棋聖きせいせんの8つがおこなわれている。名人めいじんせん予選よせんには順位じゅんいせんという名前なまえがついており、この順位じゅんいせんのぞく7つのタイトルせんには棋士きし全員ぜんいん参加さんかする(順位じゅんいせんにもほとんどの棋士きし参加さんかする)。なかには棋士きし以外いがいでも出場しゅつじょうできるものがあり、竜王りゅうおうせんあきらおうせん棋王きおうせんには女流じょりゅう棋士きしとアマチュアの両方りょうほう王位おういせん王座おうざせん棋聖きせいせんには女流じょりゅう棋士きし出場しゅつじょうわくがある。竜王りゅうおうせんには奨励しょうれい会員かいいん出場しゅつじょうわくもある。

一般いっぱん棋戦きせんなかにはぜん棋士きし参加さんかするもの(朝日あさひはい将棋しょうぎオープン銀河ぎんがせんNHKはいの3棋戦きせん)もあるが、出場しゅつじょう条件じょうけんかぎられたものがある。将棋しょうぎ日本にっぽんシリーズのプロ公式こうしきせん選抜せんばつされたトップ棋士きしのみでおこなわれる棋戦きせんであり、新人しんじんおうせんYAMADAチャレンジはい加古川かこがわあおりゅうせんの3棋戦きせん若手わかて棋士きしもしくはていだん棋士きしのみでおこなわれる棋戦きせんである。これら一般いっぱん棋戦きせんはタイトルせんとはことなり、前年ぜんねん優勝ゆうしょうしゃであっても当年とうねん出場しゅつじょう保障ほしょうされず[ちゅう 7]出場しゅつじょうできたとしてもトーナメントせんふたたがる必要ひつようがある[ちゅう 8]一般いっぱん棋戦きせんにもタイトルせん同様どうように、アマチュアの出場しゅつじょうわく女流じょりゅう棋士きし出場しゅつじょうわく奨励しょうれい会員かいいん出場しゅつじょうわくもうけられているものがある。

女性じょせいのみ参加さんかできる棋戦きせん女流じょりゅう棋戦きせんばれ、7つの女流じょりゅうタイトルせんせいうららせんマイナビ女子じょしオープン女流じょりゅう王座おうざせん女流じょりゅう名人めいじんせん女流じょりゅう王位おういせん女流じょりゅう王将おうしょうせん倉敷くらしき藤花ふじはなせん)と1つの女流じょりゅう一般いっぱん棋戦きせんYAMADA女流じょりゅうチャレンジはい)がある。女流じょりゅうタイトルを獲得かくとくすることは、それ自体じたい女流じょりゅう棋士きしにとってのおおきな目標もくひょうであるとともに、前述ぜんじゅつした8だいタイトルせん女流じょりゅう棋士きしわくから出場しゅつじょうするじょう非常ひじょう有利ゆうり実績じっせきとなる[ちゅう 9]女流じょりゅう棋戦きせんなかには、女流じょりゅう棋士きし以外いがい女性じょせい参加さんかできるものがあり、実際じっさい女性じょせい奨励しょうれい会員かいいん女流じょりゅうタイトルを獲得かくとくした事例じれい複数ふくすうある[ちゅう 10]。アマチュアの出場しゅつじょうわくもうけられている女流じょりゅう棋戦きせんもあり、女流じょりゅう王座おうざせんのようにもうめばだれでも参加さんかできるものもある。

竜王りゅうおうせん名人めいじんせん順位じゅんいせん[編集へんしゅう]

8つのタイトルせんなかでも、竜王りゅうおうせん名人めいじんせんとく重要じゅうようされる。竜王りゅうおうせん賞金しょうきんがく将棋しょうぎ棋戦きせんとしてはさい高額こうがくであり、タイトル序列じょれつは1である。一方いっぽう名人めいじんせんはタイトル序列じょれつこそ2であるが、タイトルせんとしてもっとなが歴史れきしほこり、またタイトルせんまれるまえからの「名人めいじん」の歴史れきし非常ひじょうながい。これらの事情じじょうから、竜王りゅうおう名人めいじんかずあるタイトルのなかでも棋士きしたちがとくあこがれるタイトルであって、竜王りゅうおうせん名人めいじんせんりょうタイトルせん将棋しょうぎかい内外ないがいからあつ注目ちゅうもくそそがれる一大いちだいイベントでもある。

竜王りゅうおうせん名人めいじんせんとく意識いしきされる理由りゆうはもうひとつある。それは、かく棋士きし直近ちょっきん成績せいせきをもとにぜん棋士きし序列じょれつ階層かいそうし、現在げんざい実力じつりょく端的たんてきしめ指標しひょうつくっていることである。竜王りゅうおうせんすべての現役げんえき棋士きしを7つの階層かいそう(1くみ〜6くみおよび竜王りゅうおう)にけ、竜王りゅうおう頂点ちょうてんとする階層かいそう構造こうぞう形成けいせいしている。名人めいじんせん予選よせんである「順位じゅんいせん」もまた、現役げんえき棋士きしおおきく7つの階層かいそう[ちゅう 11]け、さらにこのうちAきゅうからCきゅう2くみまでの5かいそうについてリーグせんおこないちにん一人ひとり順位じゅんいしていく。昇段しょうだんすることはあってもくだだんすることはない「段位だんい」の制度せいどとはことなり、竜王りゅうおうせん順位じゅんいせんのクラスは毎年まいとしえがおこなわれる[ちゅう 12]ため、かく棋士きし実力じつりょく変化へんか成長せいちょう衰退すいたい)が反映はんえいされやすくなっている。したがってかく棋士きし在籍ざいせきクラスは、それ自体じたい将棋しょうぎかいにおけるステータスであり、日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい公式こうしきウェブサイトの棋士きしプロフィールページ上部じょうぶ記載きさいされる[ちゅう 13]ほか、一部いちぶ棋戦きせんのシード条件じょうけんとしても利用りようされている[ちゅう 14]

さらに順位じゅんいせんにおける成績せいせきは、棋士きし生命せいめい存否そんぴにもかかわる。成績せいせき不振ふしんのためにフリークラスに一定いってい年数ねんすう在籍ざいせきした棋士きしは、規定きていによる引退いんたい余儀無よぎなくされる。また、60さい以上いじょう高齢こうれい棋士きしがCきゅう2くみから陥落かんらくしたさいにも、規定きていによる引退いんたい決定けっていする。ぎゃくに、順位じゅんいせんでCきゅう2くみ以上いじょう在籍ざいせきつづけるかぎりは、(竜王りゅうおうせんをはじめとする)棋戦きせんでの成績せいせきまったるわなくても棋士きし引退いんたいにまでまれることはない。

竜王りゅうおうせん予選よせんは、竜王りゅうおう在位ざいいしゃのぞぜん棋士きしが1くみから6くみのいずれかにけられ、どのくみからでも竜王りゅうおう挑戦ちょうせんできるチャンスがある[ちゅう 15]ため、新人しんじん棋士きしから高齢こうれい棋士きしまでだれもが挑戦ちょうせんのチャンスをつ。10月にプロりしたばかりのしんよんだん棋士きしでも、翌年よくねん竜王りゅうおう奪取だっしゅすればデビューからわずか14〜15ヶ月かげつ竜王りゅうおうとなる可能かのうせいがある(竜王りゅうおうドリームばれる)[ちゅう 16]一方いっぽう名人めいじんせん挑戦ちょうせんしゃとなることができるのは定員ていいんが10しかないAきゅうにおいて1となったもののみである。あたらしくプロになった棋士きしはCきゅう2くみ(もしくはフリークラス)に在籍ざいせきすることになっており、しかも昇級しょうきゅう制度せいどはないため、名人めいじんへの挑戦ちょうせんけんるまでには、プロ最低さいていでも5ねんかかる(これは8つのタイトルせんなかぐんいてながい)。

獲得かくとく賞金しょうきん対局たいきょくりょう[編集へんしゅう]

棋士きし収入しゅうにゅう主軸しゅじくは、棋戦きせん参加さんかして対局たいきょくすることにより支払しはらわれる対局たいきょくりょうと、棋戦きせん優勝ゆうしょうないしじゅん優勝ゆうしょうすることにより支払しはらわれる賞金しょうきん[ちゅう 17]である。このほかにも日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい役職やくしょくたいする報酬ほうしゅう、タイトルせんなどの立会たちあいたいする手当てあてなどがあり、個人こじんによってはこれらのほか将棋しょうぎ関連かんれんイベント(大盤おおばん解説かいせつかいとう)やテレビ番組ばんぐみ・インターネット番組ばんぐみへの出演しゅつえん[ちゅう 18]指導しどう対局たいきょく将棋しょうぎ道場どうじょう将棋しょうぎ教室きょうしつ経営けいえい、棋書やエッセイとう執筆しっぴつ活動かつどう将棋しょうぎ関連かんれん漫画まんが映画えいがとう監修かんしゅうなどによる収入しゅうにゅうをあげるものもいるが、棋士きしはそもそも自由じゆうぎょうであり、みずか確定かくてい申告しんこくおこなっているため、対局たいきょくひもづかない収入しゅうにゅう連盟れんめい関知かんちしていない。

獲得かくとく賞金しょうきん対局たいきょくりょう合計ごうけいがくによる棋士きしのランキングは、毎年まいとし獲得かくとく賞金しょうきん対局たいきょくりょうベスト10」(2001ねんから2011ねんぶんはベスト20)として、翌年よくねん2がつごろ日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいから発表はっぴょうされる。4月から3がつの「年度ねんど区切くぎり」ではなく、1がつから12がつまでの(暦年れきねん)集計しゅうけいである。なお集計しゅうけいのタイミングは「実際じっさい賞金しょうきん支払しはらわれる時期じき」を基準きじゅんとするため、竜王りゅうおうせん(のタイトルせん)のように「対局たいきょく年末ねんまつ賞金しょうきん支払しはらいは年明としあけ」となる場合ばあい、ランキングでは翌年よくねん集計しゅうけい反映はんえいされる[ちゅう 19]

タイトルホルダー、棋戦きせん優勝ゆうしょうしゃくわえて順位じゅんいせんAきゅう棋士きし上位じょういとなる傾向けいこうつよい。また竜王りゅうおうせん賞金しょうきんがくたかく、竜王りゅうおう保持ほじしゃはもちろんのこと、タイトルせん敗者はいしゃ賞金しょうきんが1,650まんえん[1]高額こうがくであることから上位じょういになりやすい。

このランキングは、翌年よくねんのいくつかの棋戦きせんへの出場しゅつじょうけん関係かんけいする。「将棋しょうぎ日本にっぽんシリーズ」では2006ねん出場しゅつじょうわく規定きてい変更へんこうされ、獲得かくとく賞金しょうきん対局たいきょくりょうランキングでの順位じゅんい出場しゅつじょうけん反映はんえいされるようになった(従来じゅうらいは、順位じゅんいせん順位じゅんい)。また、2007ねんから2012ねんまでおこなわれた「大和証券だいわしょうけんはいネット将棋しょうぎ最強さいきょうせん」の出場しゅつじょうけんも、このランキングに関係かんけいしていた。

以前いぜんは、対局たいきょくりょうとはべつ順位じゅんいせんのクラスによってまる基本給きほんきゅうもあった。基本給きほんきゅう名人めいじんもっとたかく、Aきゅう、Bきゅう1くみ、Bきゅう2くみ、Cきゅう1くみ、Cきゅう2くみがるごとに、1つ上位じょういの7わり前後ぜんこう基本給きほんきゅうとなっていた[ちゅう 20]。また、棋士きし厚生こうせい年金ねんきん加入かにゅうしていた。

2011ねん3がつ4にち日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい公益社こうえきしゃだん法人ほうじんされると、基本給きほんきゅう原則げんそく廃止はいしされ、対局たいきょくりょう賞金しょうきん、そして将棋しょうぎ普及ふきゅう活動かつどうへの報酬ほうしゅうまわされた。また、なつふゆ特別とくべつ手当てあて賞与しょうよ)も廃止はいしされ、厚生こうせい年金ねんきん脱退だったいした。基本給きほんきゅう賞与しょうよ厚生こうせい年金ねんきん保険ほけんりょう負担ふたんは、公益社こうえきしゃだん法人ほうじんにおいて禁止きんし事項じこうとされる「特別とくべつ利益りえき供与きょうよ」に該当がいとうするためである[2]。しかし、おおくの棋戦きせんトーナメント方式ほうしきなのにたいし、リーグせん方式ほうしき対局たいきょくすう保証ほしょうされている順位じゅんいせん対局たいきょくりょうは、いまなお基本給きほんきゅうとしての性質せいしつわせている。また、かく棋戦きせんごとに参稼さんか報償ほうしょうきん設定せっていされており、現在げんざい基本給きほんきゅうわるものとして支給しきゅうされている[3][4]

獲得かくとく賞金しょうきん対局たいきょくりょうベスト10/20
  • 単位たんいは、まんえん*金色きんいろ歴代れきだい最高さいこう金額きんがく
  • 竜王りゅうおうせんは12月に終了しゅうりょうするが就位しゅういしき翌年よくねんのため獲得かくとく賞金しょうきん反映はんえい翌年よくねんとなる。
  • 2001ねんから2011ねんぶんはベスト20として発表はっぴょうされていた。
  • ベスト10以内いないはいったものは、その前年ぜんねん順位じゅんい獲得かくとくがくわせて発表はっぴょうされる。
  • 上記じょうき2てん事情じじょうのため、ほんひょうでは前年ぜんねんに20圏内けんないはいっていた場合ばあい反映はんえいしている。
  • いろきは、当年とうねん1がつ - 12月のタイトル獲得かくとく奪取だっしゅまたは防衛ぼうえい)をあらわす。タイトル2つ以上いじょう獲得かくとくいろ、1つ獲得かくとくうすいろ
とし 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 女流じょりゅう1 備考びこう 出典しゅってん
2023 藤井ふじいさとし
*18634
渡辺わたなべあきら
4562
永瀬ながせ
3509
広瀬ひろせ
3066
羽生はぶ
2604
豊島としま
2223
菅井すがい
1959
佐々ささまさる
1881
稲葉いなば
1781
伊藤いとうたくみ
1728
丸山まるやま 糸谷いとたに 西山にしやま 藤井ふじいはちかん
(歴代れきだい最高さいこう金額きんがく)
[5]
[6]
2022 藤井ふじいさとし
12205
渡辺わたなべあきら
7063
豊島としま
5071
永瀬ながせ
4668
斎藤さいとうまこと
2362
広瀬ひろせ
2166
菅井すがい
1970
佐藤さとうたかし
1819
山崎やまざき
1770
稲葉いなば
1580
羽生はぶ 糸谷いとたに 高見たかみ 福間ふくま [7]
[8]
2021 渡辺わたなべあきら
8194
豊島としま
8145
藤井ふじいさとし
6996
永瀬ながせ
4821
羽生はぶ
3236
斎藤さいとうまこと
2567
木村きむらはじめ
2245
糸谷いとたに
1876
稲葉いなば
1703
菅井すがい
1674
山崎やまざき
1498
佐藤さとうたかし
1479
広瀬ひろせ
1392
西山にしやま [9]
2020 豊島としま
10645
渡辺わたなべあきら
8043
永瀬ながせ
4621
藤井ふじいさとし
4554
広瀬ひろせ
3241
羽生はぶ
2491
久保くぼ
2421
木村きむらはじめ
2338
丸山まるやま
1926
千田せんだ
1692
糸谷いとたに
1502
菅井すがい
1445
稲葉いなば
1395
斎藤さいとうまこと
1338
  福間ふくま [10]
2019 豊島としま
7157
広瀬ひろせ
6984
渡辺わたなべあきら
6514
永瀬ながせ
4678
羽生はぶ
3999
佐藤さとうたかし
3687
木村きむらはじめ
3209
久保くぼ
2178
藤井ふじいさとし
2108
斎藤さいとうまこと
1868
  福間ふくま 豊島としま竜王りゅうおう名人めいじん [11]
2018 羽生はぶ
7552
佐藤さとうたかし
5999
渡辺わたなべあきら
5119
豊島としま
4722
広瀬ひろせ
2802
高見たかみ
2636
久保くぼ
2598
斎藤さいとうまこと
2393
菅井すがい
2193
深浦ふかうら
2189
藤井ふじいさとし
2031
永瀬ながせ
1382
  福間ふくま [12]
2017 渡辺わたなべあきら
7534
佐藤さとうたかし
7255
羽生はぶ
5070
久保くぼ
3019
丸山まるやま
2908
稲葉いなば
2801
菅井すがい
2363
中村なかむらふとし
2144
松尾まつお
1985
佐藤さとうやすし
1967
豊島としま
1795
斎藤さいとうまこと
1699
広瀬ひろせ
1499
深浦ふかうら
1359
  福間ふくま [13]
2016 羽生はぶ
9150
渡辺わたなべあきら
7390
佐藤さとうたかし
5722
糸谷いとたに
3543
山崎やまざき
3206
郷田ごうだ
3185
豊島としま
2492
丸山まるやま
2210
三浦みうら
1997
深浦ふかうら
1849
久保くぼ
1665
佐藤さとうやすし
1602
稲葉いなば
1423
  加藤かとうもも [14]
2015 羽生はぶ
11900
糸谷いとたに
5531
渡辺わたなべあきら
4577
森内もりうち
3450
行方ゆくえ
2689
佐藤さとうたかし
2616
郷田ごうだ
2467
豊島としま
2459
深浦ふかうら
2373
広瀬ひろせ
2042
三浦みうら
1989
山崎やまざき
1346
  福間ふくま [15]
2014 羽生はぶ
11499
森内もりうち
8374
渡辺わたなべあきら
6684
郷田ごうだ
2340
豊島としま
2160
行方ゆくえ
2090
三浦みうら
2089
深浦ふかうら
1720
佐藤さとうやすし
1643
木村きむらはじめ
1634
糸谷いとたに
1563
広瀬ひろせ
1356
  福間ふくま [16]
2013 渡辺わたなべあきら
10255
羽生はぶ
7281
森内もりうち
5503
郷田ごうだ
3453
丸山まるやま
2912
佐藤さとうやすし
2720
行方ゆくえ
1821
谷川たにがわ
1818
久保くぼ
1788
三浦みうら
1633
豊島としま
1179
深浦ふかうら
1149
木村きむらはじめ
1037
  福間ふくま 森内もりうち竜王りゅうおう名人めいじん [17]
2012 羽生はぶ
9175
渡辺わたなべあきら
7197
森内もりうち
5317
丸山まるやま
3409
久保くぼ
3233
郷田ごうだ
2597
佐藤さとうやすし
2505
深浦ふかうら
2100
藤井ふじいたけし
1705
山崎やまざき
1643
三浦みうら
1413
  福間ふくま [18]
2011 羽生はぶ
9886
渡辺わたなべあきら
8365
久保くぼ
4659
森内もりうち
3371
丸山まるやま
2643
深浦ふかうら
2145
木村きむらはじめ
2052
広瀬ひろせ
2005
佐藤さとうやすし
1920
郷田ごうだ
1679
三浦みうら
1650
橋本はしもとたかし
1498
山崎やまざき
1405
屋敷やしき
1333
豊島としま
1286
谷川たにがわ
1220
佐藤さとうたかし
1148
藤井ふじいたけし
1107
高橋たかはし
1088
糸谷いとたに
1035 
福間ふくま [19]
2010 羽生はぶ
11576
渡辺わたなべあきら
6240
久保くぼ
4829
森内もりうち
3270
深浦ふかうら
3173
佐藤さとうやすし
3018
三浦みうら
2850
藤井ふじいたけし
2410
丸山まるやま
2372
広瀬ひろせ
2136
谷川たにがわ
1925
郷田ごうだ
1602
山崎やまざき
1426
木村きむらはじめ
1342
松尾まつお
1235
阿久津あくつ
1230
高橋たかはし
1229
鈴木すずきまさる
1122
屋敷やしき
1075
井上いのうえけい
1035 
甲斐かい
1063
[20]
2009 羽生はぶ
11278
渡辺わたなべあきら
5605
深浦ふかうら
4864
久保くぼ
3341
木村きむらはじめ
2942
森内もりうち
2728
佐藤さとうやすし
2688
郷田ごうだ
2632
阿久津あくつ
2570
山崎やまざき
2271
谷川たにがわ
2187
丸山まるやま
1755
三浦みうら
1598
藤井ふじいたけし
1438
井上いのうえけい
1337
高橋たかはし
1257
森下もりした
1250
鈴木すずきまさる
1206
行方ゆくえ
1156
松尾まつお
1061 
矢内やない [21]
2008 羽生はぶ
10711
渡辺わたなべあきら
6252
佐藤さとうやすし
6082
森内もりうち
3782
深浦ふかうら
3497
木村きむらはじめ
2958
丸山まるやま
2544
久保くぼ
2402
行方ゆくえ
2068
郷田ごうだ
1994
鈴木すずきまさる
1840
森下もりした
1799
谷川たにがわ
1657
三浦みうら
1502
山崎やまざき
1439
しま
1392
阿久津あくつ
1382
藤井ふじいたけし
1376
阿部あべたかし
1257
高橋たかはし
1202 
矢内やない [22]
2007 羽生はぶ
8132
渡辺わたなべあきら
8032
佐藤さとうやすし
7927
森内もりうち
6721
深浦ふかうら
3392
郷田ごうだ
2994
久保くぼ
2680
木村きむらはじめ
2384
谷川たにがわ
2350
丸山まるやま
1953
森下もりした
1885
阿久津あくつ
1700
鈴木すずきまさる
1585
藤井ふじいたけし
1522
三浦みうら
1433
阿部あべたかし
1332
しま
1248
中原なかはら
1235
高橋たかはし
1122
行方ゆくえ
1098 
清水しみず [23]
2006 羽生はぶ
9376
佐藤さとうやすし
7576
森内もりうち
6536
渡辺わたなべあきら
5654
谷川たにがわ
3205
丸山まるやま
3116
藤井ふじいたけし
2506
鈴木すずきまさる
2277
郷田ごうだ
2159
森下もりした
1989
木村きむらはじめ
1925
深浦ふかうら
1864
三浦みうら
1587
久保くぼ
1485
しま
1301
阿部あべたかし
1295
井上いのうえけい
1233
高橋たかはし
1226
中原なかはら
1170
先崎まっさき
1152 
清水しみず [24]
2005 羽生はぶ
10391
森内もりうち
7117
渡辺わたなべあきら
6194
佐藤さとうやすし
5040
谷川たにがわ
2844
三浦みうら
2637
山崎やまざき
2299
木村きむらはじめ
2286
藤井ふじいたけし
1981
深浦ふかうら
1954
郷田ごうだ
1934
丸山まるやま
1898
森下もりした
1622
久保くぼ
1595
鈴木すずきまさる
1479
阿部あべたかし
1372
先崎まっさき
1356
中村なかむらおさむ
1334
しま
1327
中原なかはら
1220
清水しみず
2004 羽生はぶ
11272
森内もりうち
10833
谷川たにがわ
4673
佐藤さとうやすし
4051
丸山まるやま
2785
渡辺わたなべあきら
2442
久保くぼ
2407
深浦ふかうら
2384
森下もりした
1785
三浦みうら
1772
先崎まっさき
1728
鈴木すずきまさる
1553
藤井ふじいたけし
1512
中原なかはら
1468
郷田ごうだ
1456
高橋たかはし
1422
山崎やまざき
1327
屋敷やしき
1294
しま
1220
神谷かみや
1213 
清水しみず 森内もりうち竜王りゅうおう名人めいじん
2003 羽生はぶ
12910
佐藤さとうやすし
5709
森内もりうち
5269
谷川たにがわ
4291
丸山まるやま
3745
深浦ふかうら
3330
三浦みうら
2105
阿部あべたかし
2049
中原なかはら
1850
久保くぼ
1818
青野あおの
1750
しま
1696
郷田ごうだ
1655
藤井ふじいたけし
1572
森下もりした
1550
堀口ほりぐちはじめ
1488
渡辺わたなべあきら
1472
木村きむらはじめ
1459
中村なかむらおさむ
1395
鈴木すずきまさる
1389
羽生はぶ竜王りゅうおう名人めいじん
2002 羽生はぶ
11048
佐藤さとうやすし
5788
森内もりうち
4872
丸山まるやま
4405
谷川たにがわ
4231
藤井ふじいたけし
3417
郷田ごうだ
2851
堀口ほりぐちはじめ
2631
阿部あべたかし
2563
森下もりした
2371
中原なかはら
1773
木村きむらはじめ
1666
杉本すぎもとあきら
1575
青野あおの
1536
しま
1516
みなみ
1480
高橋たかはし
1450
三浦みうら
1390
中田なかたひろし
1365
田中たなかとら
1337
2001 羽生はぶ
11519
藤井ふじいたけし
5823
丸山まるやま
5727
谷川たにがわ
4846
森内もりうち
3992
郷田ごうだ
3274
佐藤さとうやすし
2567
久保くぼ
2440
中原なかはら
1881
森下もりした
1818
木村きむらはじめ
1730
高橋たかはし
1705
中村なかむらおさむ
1673
井上いのうえけい
1471
加藤かとうはじめ
1427
屋敷やしき
1419
みなみ
1399
田中たなかとら
1386
青野あおの
1385
深浦ふかうら
1367
2000 羽生はぶ
10595
谷川たにがわ
6739
藤井ふじいたけし
6503
佐藤さとうやすし
4744
丸山まるやま
4137
森内もりうち
2729
中原なかはら
2427
鈴木すずきまさる
2160
郷田ごうだ
2086
森下もりした
1882
青野あおの
1695
加藤かとうはじめ
1652
田中たなかとら
1609
みなみ
1565
高橋たかはし
1423
井上いのうえけい
1356
1999 羽生はぶ
7872
谷川たにがわ
6769
佐藤さとうやすし
6355
藤井ふじいたけし
6146
丸山まるやま
5228
郷田ごうだ
3801
森内もりうち
3138
中原なかはら
2377
森下もりした
2144
しま
2071
1998 羽生はぶ
11466
谷川たにがわ
9539
佐藤さとうやすし
5737
郷田ごうだ
4078
屋敷やしき
2937
藤井ふじいたけし
2705
中原なかはら
2408
森内もりうち
2352
みなみ
2186
丸山まるやま
2059
1997 谷川たにがわ
11762
羽生はぶ
10182
屋敷やしき
3555
中原なかはら
3156
森下もりした
3148
佐藤さとうやすし
2651
森内もりうち
2594
しま
2307
真田さなだ
1997
高橋たかはし
1924
郷田ごうだ
1488
谷川たにがわ竜王りゅうおう名人めいじん
1996 羽生はぶ
16145
谷川たにがわ
5069
森内もりうち
3398
高橋たかはし
3111
佐藤さとうやすし
3104
屋敷やしき
2789
米長よねなが
2502
中原なかはら
2487
しま
2482
三浦みうら
2178
羽生はぶろくかん
ななかんかん
1995 羽生はぶ
16597
谷川たにがわ
5402
中原なかはら
4309
森下もりした
3410
佐藤さとうやすし
3372
米長よねなが
2591
有吉ありよし
2068
郷田ごうだ
1980
高橋たかはし
1966
もり
1905
羽生はぶ竜王りゅうおう名人めいじん
(歴代れきだい2金額きんがく)
1994 羽生はぶ
11297
佐藤さとうやすし
5513
米長よねなが
4732
谷川たにがわ
4359
中原なかはら
3058
みなみ
2512
阿部あべたかし
2478
高橋たかはし
2231
郷田ごうだ
1972
加藤かとうはじめ
1958
1993 羽生はぶ
10063
谷川たにがわ
5650
米長よねなが
4876
中原なかはら
4739
森内もりうち
2297
佐藤さとうやすし
2191
みなみ
2168
深浦ふかうら
2109
郷田ごうだ
1970
塚田つかだやすし
1925
羽生はぶはつの1

将棋しょうぎ先手せんて有利ゆうり[編集へんしゅう]

じょ中盤ちゅうばんすこしの勝負しょうぶ直結ちょっけつすることのおおいプロの将棋しょうぎにおいては、先手せんて有利ゆうり後手ごて不利ふりなものであるとされてきた[ちゅう 21]実際じっさい日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい公式こうしきせん統計とうけいはじめた1967年度ねんど以降いこう、41ねん連続れんぞく先手せんてばん後手ごてばんしていた。象徴しょうちょうてきなのは、羽生はぶ善治よしはるはつタイトル(竜王りゅうおう)を獲得かくとくした1989年度ねんどに、先手せんてばんでの勝率しょうりつが9わりえたことである(29しょう2はいで0.935)。また、「あい矢倉やぐらほろながらも先手せんて有利ゆうり」という見解けんかい大勢おおぜいはじめた2000ねんごろから、谷川たにがわ浩司こうじ後手ごてばんのときにあまり矢倉やぐらさなくなった。

ところが、2008年度ねんどはじめて後手ごてばん先手せんてばんし、それまでのプロ棋界きかい常識じょうしきおおった[25]。これは、勝率しょうりつひくかった後手ごてばんにおける普通ふつう飛車ひしゃったことや、4△3さんかく戦法せんぽう流行りゅうこうゴキゲンちゅう飛車ひしゃよこり△8戦法せんぽう好調こうちょう、および後手ごてばんいちそんかくわりだい流行りゅうこう、などふくあいてき要因よういんがあったとされる。

しかし、翌年よくねん以降いこうふたた先手せんてばんしがつづいている。これらの統計とうけいぜんプロ棋士きし対象たいしょうとしたものであり、上位じょうい棋士きしどうしの対局たいきょく時間じかんなが対局たいきょくだけにかぎれば、技術ぎじゅつ時間じかんめん先手せんてかしやすいため、さらに先手せんて勝率しょうりつ上昇じょうしょうする。なお、2020年代ねんだいコンピュータ将棋しょうぎは、棋力きりょくがプロ棋士きしはるかに上回うわまわっており、先手せんて勝率しょうりつが70%以上いじょうたっした大会たいかいれいがあるなど、先手せんて勝率しょうりつたかすぎることが問題もんだいになりつつある[26]

年度ねんど 対局たいきょくすう 先手せんて 後手ごて
かちすう 勝率しょうりつ かちすう 勝率しょうりつ
2003 2337 1215 0.534 1061 0.466
2004 2335 1266 0.554 1019 0.446
2005 2344 1216 0.530 1077 0.470
2006 2325 1192 0.521 1095 0.479
2007 2381 1237 0.531 1091 0.469
2008 2387 1162 0.497 1175 0.503
2009 2422 1223 0.516 1149 0.484
2010 2404 1269 0.540 1081 0.460
2011 2446 1287 0.541 1093 0.459
2012 2553 1303 0.528 1164 0.472
2013 2443 1269 0.534 1106 0.466

アマチュア将棋しょうぎかい[編集へんしゅう]

将棋しょうぎのアマチュア棋戦きせん」を参照さんしょう

コンピュータ将棋しょうぎ[編集へんしゅう]

コンピュータ将棋しょうぎちから年々ねんねんたかまり、プロ棋士きしもコンピュータ将棋しょうぎ研究けんきゅうもちいるようになった。2015ねんごろには現役げんえきトッププロですら一部いちぶ対策たいさく場合ばあいがあるのをのぞけば惨敗ざんぱいきっするレベルにいたり、2017ねんにはponanzaだい2でんおうせんにおいて当時とうじ名人めいじんであった佐藤さとうたかしに2連勝れんしょうした。

将棋しょうぎかいの」をかんした言葉ことば[編集へんしゅう]

将棋しょうぎかい一番いちばんなが[編集へんしゅう]

毎年まいとし3がつ初旬しょじゅんごろの、Aきゅう順位じゅんいせん最終さいしゅうきょく(5きょく同日どうじつ開催かいさいされる)がおこなわれるを、ぞくに「将棋しょうぎかい一番いちばんなが」とぶ。

いち年度ねんど厳密げんみつには6月開幕かいまくなので、やく9ヶ月かげつきょう)かけておこなわれたAきゅう順位じゅんいせんリーグの最終さいしゅうであり、名人めいじん挑戦ちょうせんしゃと2めいくだきゅうしゃ確定かくていする可能かのうせいたかい(すで挑戦ちょうせんしゃくだきゅうしゃまっていることもある)ことや、大山おおやま康晴やすはる中原なかはらまことなど現役げんえき晩年ばんねん名人めいじん経験けいけんしゃ陥落かんらくがかかっている場合ばあいは「けたら引退いんたいか」という状況じょうきょうになることもあるため、プロ棋士きしをはじめとする将棋しょうぎかいからの注目ちゅうもくたかくなる。

なお、クラスない順位じゅんいから昇級しょうきゅうくだきゅうとはことなり、名人めいじん挑戦ちょうせんしゃだけは純粋じゅんすい勝敗しょうはいすうのみでめられるため、この最終さいしゅう一斉いっせい対局たいきょく決着けっちゃくがつかず、プレーオフにまれる場合ばあいがある。とくに2018ねんだい76順位じゅんいせん史上しじょう最多さいたの6しゃによるプレーオフとなったため、実際じっさい決着けっちゃくは3週間しゅうかんとなって、「将棋しょうぎかい一番いちばんなが」ならぬ「将棋しょうぎかい一番いちばんながつき」となった。

当日とうじつNHK BSプレミアム(2011ねんまではNHK衛星えいせいだい2テレビジョン<BS2>)で中継ちゅうけいおこなわれていたが、2013ねんスカパー!囲碁いご将棋しょうぎチャンネルBSスカパー!スカチャン移譲いじょうして、ぜん対局たいきょく完全かんぜんノーカット実況じっきょう実施じっしされた。同年どうねんから2019ねんにかけて(2015ねんのぞく)はニコニコ生放送なまほうそう2017ねんからはABEMA将棋しょうぎチャンネル、さらに主催しゅさいしゃ朝日新聞あさひしんぶん毎日新聞まいにちしんぶんがそれぞれYouTubeチャンネルにおいて、ぜん対局たいきょく完全かんぜんせい中継ちゅうけい実施じっししている。

最終さいしゅうきょく通常つうじょう対局たいきょく同様どうよう東京とうきょう千駄ヶ谷せんだがや将棋しょうぎ会館かいかんおこなわれていたが、2014ねん平成へいせい26ねん)のだい72はじめて東京とうきょうはなれ、静岡しずおかあおい浮月ろう対局たいきょく実施じっしされた。その2024ねんれい6ねん)のだい82まで継続けいぞくしておこなわれ、Aきゅう順位じゅんいせん最終さいしゅうきょくは浮月ろうでの開催かいさい定着ていちゃくしている。

2014ねん[27]2018ねん[28]2019ねん[29]には「名人めいじんせんだい0きょく」という別称べっしょうかんせられたが、2020ねん[30]にははずされた。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ げん制度せいど編入へんにゅう該当がいとうしゃ今泉いまいずみ健司けんじ折田おりたしょうわれげん制度せいど以前いぜんにもプロ編入へんにゅう試験しけん合格ごうかくしゃとしてはな村元むらもとつかさ瀬川せかわ晶司しょうじがいる。現行げんこう編入へんにゅう試験しけんは、瀬川せかわいちけんをきっかけに制定せいていされた。同時どうじに、奨励しょうれいかい初段しょだんさんだん編入へんにゅう試験しけんもうけられた。
  2. ^ このほか引退いんたい棋士きしが60めいほど存命ぞんめいちゅうである。引退いんたいしたのちも、日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい退会たいかいしないかぎりは棋士きしとしての身分みぶん保持ほじつづけることができ、解説かいせつ指導しどう立会たちあいじん審判しんぱん)などの仕事しごとつづけるものおおい。ただし、引退いんたいはプロ棋戦きせん出場しゅつじょうすることもアマチュア大会たいかい出場しゅつじょうすることもできない。
  3. ^ 新進しんしん棋士きし奨励しょうれいかいにおける女性じょせいだんきゅうとしては里見さとみ香奈かな西山にしやまともけいなか七海ななみさんだん最高さいこう
  4. ^ 囲碁いごかいでは、将棋しょうぎかい一般いっぱん棋戦きせん相当そうとうする棋戦きせんでの優勝ゆうしょうも「タイトル」とぶ。それゆえ、将棋しょうぎかいのタイトルせん相当そうとうする棋戦きせんを「ななだいタイトルせん」とぶ(棋聖きせいせん (囲碁いご)名人めいじんせん (囲碁いご)本因坊ほんいんぼうせんじゅうだんせん (囲碁いご)王座おうざせん (囲碁いご)天元てんげんせん碁聖ごせいせん)。
  5. ^ ただし、棋聖きせいせん将棋しょうぎ選手権せんしゅけんは、過去かこ1ねんに2おこなわれていた。
  6. ^ 具体ぐたいてきには、棋戦きせんでのシードけん付与ふよ解説かいせつイベントでの出演しゅつえんりょう指導しどう対局たいきょく料金りょうきん増額ぞうがくなどである。
  7. ^ 年齢ねんれい段位だんいなどが出場しゅつじょう条件じょうけんたさなくなった場合ばあい出場しゅつじょうできない。また、奨励しょうれい会員かいいんやアマチュアの場合ばあい、たとえ前年ぜんねん優勝ゆうしょうしゃであっても当年とうねん出場しゅつじょう保障ほしょうされているわけではない。
  8. ^ かつては挑戦ちょうせん手合てあいせい一般いっぱん棋戦きせん存在そんざいしたが、現在げんざい存在そんざいしない。
  9. ^ 棋王きおうせん王位おういせんのように、特定とくてい女流じょりゅうタイトルせんでの実績じっせき要件ようけんとする棋戦きせんもある。
  10. ^ ただし、女流じょりゅう棋士きしではない女性じょせい奨励しょうれい会員かいいんが「女流じょりゅう棋士きしわくから出場しゅつじょうすることをみとめるかかは棋戦きせんによる。竜王りゅうおうせんあきらおうせんみとめているが、王位おういせんみとめていない。
  11. ^ 名人めいじん定員ていいん1めい)、Aきゅう原則げんそく定員ていいん10めい)、Bきゅう1くみどう定員ていいん13めい)、Bきゅう2くみ、Cきゅう1くみ、Cきゅう2くみ、フリークラスのけい7階層かいそう
  12. ^ どちらの棋戦きせん昇降しょうこうきゅう原則げんそくとして1つずつであるが、竜王りゅうおうせんかぎってはななばん勝負しょうぶ敗者はいしゃが(たとえ3くみ以下いかからの挑戦ちょうせんしゃであっても)次期じきの1くみはいるため、竜王りゅうおう挑戦ちょうせんめれば昇級しょうきゅう可能かのうである。
  13. ^ かく棋士きし現在げんざい在籍ざいせきクラスや保有ほゆうタイトルは上部じょうぶ表示ひょうじされる一方いっぽうかく棋士きし過去かこ獲得かくとくしたタイトルとう履歴りれき下部かぶ掲載けいさいされる。(れい
  14. ^ 棋王きおうせん銀河ぎんがせんなど。
  15. ^ ただし上位じょういくみほど挑戦ちょうせんけんやすいシステムになっている。
  16. ^ 制度せいどじょうはアマチュアや奨励しょうれい会員かいいんにも竜王りゅうおう獲得かくとく可能かのうせいがあるため、プロデビューまえ竜王りゅうおうとなることも不可能ふかのうではない。
  17. ^ 竜王りゅうおうせんのように、予選よせんトーナメントの優勝ゆうしょうじゅん優勝ゆうしょうしゃにも賞金しょうきん支払しはらわれる棋戦きせんがある。
  18. ^ テレビ出演しゅつえんおおもの芸能げいのう事務所じむしょ所属しょぞくしているため、出演しゅつえん依頼いらい将棋しょうぎ連盟れんめいかいさずおこなわれる。
  19. ^ 2019ねん現在げんざい棋士きし参加さんかする公式こうしき棋戦きせんのうち12がつ決勝けっしょうおこなわれるのは竜王りゅうおうせんのみであるが、一般いっぱん棋戦きせん時代じだいあきらおうせんだい1だい2)は12月に決勝けっしょうさんばん勝負しょうぶおこなっていた。
  20. ^ 棋士きしには日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい職員しょくいんとして給料きゅうりょう支払しはらわれたが、女流じょりゅう棋士きし場合ばあい給料きゅうりょうはなかった。また、順位じゅんいせんからはずれたフリークラスの棋士きし給料きゅうりょうはなかった。
  21. ^ たとえば、「将棋しょうぎ世界せかい」2006ねん9がつごう片上かたがみ大輔だいすけが「将棋しょうぎ先手せんて有利ゆうりなゲーム」とべている。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ 竜王りゅうおうランキングせん決勝けっしょうトーナメントについて|竜王りゅうおうせん棋戦きせん日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい”. 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい. 2020ねん7がつ21にち閲覧えつらん
  2. ^ 公益社こうえきしゃだん法人ほうじんおよ公益こうえき財団ざいだん法人ほうじん認定にんていとうかんする法律ほうりつ平成へいせいじゅうはちねん法律ほうりつだいよんじゅうきゅうごう”. e-Gov法令ほうれい検索けんさく. 総務そうむしょう行政ぎょうせい管理かんりきょく (2014ねん6がつ13にち). 2019ねん12月27にち閲覧えつらん。 “2016ねん4がつ1にち施行しこうぶん
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  10. ^ 2020ねん獲得かくとく賞金しょうきん対局たいきょくりょうベスト10|将棋しょうぎニュース|日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい”. 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい (2021ねん2がつ5にち). 2021ねん2がつ5にち閲覧えつらん
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