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榊原家本源氏物語 - Wikipedia コンテンツにスキップ

榊原さかきばらほん源氏物語げんじものがたり

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榊原さかきばらほん源氏物語げんじものがたり(さかきばらけほんげんじものがたり)とは、源氏物語げんじものがたり写本しゃほんのひとつ。

概要がいよう

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越後えちごこく高田たかだはん藩主はんしゅであった榊原さかきばら伝来でんらいしたため「榊原さかきばらほん」とばれる。現在げんざい17じょうのみつてそんしておりきりつぼのみ室町むろまち時代ときよ三条西さんじょうにし実隆さねたかふで、そのまき鎌倉かまくら時代ときよ中期ちゅうきから末期まっきふでられ、二条にじょう為氏ためうじふでつたえられる[1]現在げんざい国文学研究資料館こくぶんがくけんきゅうしりょうかん所蔵しょぞうとなっている。

影印本えいいんぼん

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国文学研究資料館こくぶんがくけんきゅうしりょうかん へん池田いけだ和臣かずおみ解説かいせつ源氏物語げんじものがたりさかき原本げんぽん』 (国文学研究資料館こくぶんがくけんきゅうしりょうかん影印えいいん叢書そうしょ)つとむまこと出版しゅっぱん、2013ねん1がつ ISBN 978-4-5852-9047-6

校本こうほんへの採用さいよう

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校異こうい源氏物語げんじものがたりおよ源氏物語げんじものがたり大成たいせい校異こういへんには「榊原さかきばらほん でん二条にじょう為氏ためうじひつ 榊原さかきばら子爵ししゃく家蔵かぞう」として「さかき」の写本しゃほん記号きごうあお表紙ひょうしほん系統けいとう本文ほんぶん写本しゃほんのひとつとして現存げんそんする17じょうのうちきりつぼのぞいた夕顔ゆうがお若紫わかむらさき紅葉こうようあおいけん蓬生よもぎう関屋せきや絵合えあわせ若菜わかな柏木かしわぎ横笛よこぶえにおいみや東屋あずまや浮舟うきふねゆめ浮橋うきはし校異こうい採用さいようされている。

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 大津おおつ有一ゆういちしょほん解題かいだい 榊原さかきばら家蔵かぞう源氏物語げんじものがたり」『源氏物語げんじものがたり事典じてん 下巻げかん東京とうきょうどう出版しゅっぱん、1960ねん、p. 134。

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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出典しゅってん

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  1. ^ 池田いけだ亀鑑きかん現存げんそん重要じゅうようしょほん解説かいせつ 榊原さかきばら家蔵かぞう源氏物語げんじものがたり」『源氏物語げんじものがたり大成たいせい研究けんきゅうへん中央公論社ちゅうおうこうろんしゃ、p. 262。