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河内かわうちほん源氏物語げんじものがたり校異こうい集成しゅうせい

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河内かわうちほん源氏物語げんじものがたり校異こうい集成しゅうせい』(かわちぼんげんじものがたりこういしゅうせい)は、『源氏物語げんじものがたり大成たいせい校異こういへん』をおぎなかたち加藤かとう洋介ようすけによって作成さくせいされ、2001ねん平成へいせい13ねん)に出版しゅっぱんされた、河内かわうちほんとされる写本しゃほん中心ちゅうしんとして『源氏物語げんじものがたり』の校異こういしめした校本こうほんである。

成立せいりつまでの経緯けいい

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池田いけだ亀鑑きかんによって1942ねん出版しゅっぱんされて以後いごもっともよく使つかわれている源氏物語げんじものがたり校本こうほんである『校異こうい源氏物語げんじものがたりおよびそれをいだ『源氏物語げんじものがたり大成たいせい校異こういへん』においては、大島本おおじまほんなどのあお表紙ひょうしほん系統けいとう写本しゃほん底本ていほんとしており、「簡明かんめいむねとする」との方針ほうしんした漢字かんじ仮名かめい使つかけや仮名遣かなづか音便おんびんちがいなどは省略しょうりゃくされることがおおく、またたい校本こうほんとしてのかわ内本うちもとおよべつほん)の採用さいようかぎられたものになっており、さらにそのなかでも河内かわうちほん校異こうい表示ひょうじは「元来がんらい河内かわうちほんあお表紙ひょうしほんとははなはだしく相違そういするものである」ために「あお表紙ひょうしほんおな基準きじゅん校異こうい採用さいようするとそのかずはおびただしいかず」になるため「本書ほんしょのような形式けいしきではそのすべてを掲載けいさいするのは不可能ふかのうである」から「河内かわうちほんとしての性格せいかくあきらかにするもの」とうかぎらたものになっている。源氏物語げんじものがたり大成たいせいは、源氏物語げんじものがたりとしては西洋せいよう古典こてんがく本文ほんぶん研究けんきゅう成果せいか本格ほんかくてきれたはじめての学術がくじゅつてき校本こうほんであり、これが完成かんせいした当初とうしょは、「これで源氏物語げんじものがたり本文ほんぶん研究けんきゅうはほぼ完成かんせいした。これからはこの研究けんきゅう結果けっかもとにして(作品さくひんろんなどの)つぎ段階だんかい研究けんきゅうすすめばよい。」とうとして源氏物語げんじものがたり本文ほんぶん研究けんきゅうはもはや必要ひつようであるかのような論調ろんちょうすら存在そんざいしたが、源氏物語げんじものがたり本文ほんぶん研究けんきゅう進展しんてんし、それぞれの研究けんきゅうがより精緻せいちになるにしたがって、源氏物語げんじものがたり大成たいせいのこのようなてん不十分ふじゅうぶんであるとして問題もんだいされるようになってきた[1][2]本書ほんしょは、河内かわうちほん源氏物語げんじものがたりかんするぜん校異こうい集成しゅうせいと、それによって河内かわうちほん源氏物語げんじものがたり成立せいりつ過程かてい解明かいめい目途もくとさぐることを目的もくてきとして、上記じょうき批判ひはんこたえるかたちで「源氏物語げんじものがたり大成たいせい校異こういへん」の底本ていほん正確せいかく翻刻ほんこくなおすとともに、底本ていほんたいする河内かわうちほんしょほん校異こういを「源氏物語げんじものがたり大成たいせい」であお表紙ひょうしほんたいしてとられているのとどう程度ていど基準きじゅんでまとめ、さらには源氏物語げんじものがたり大成たいせい採用さいようされていない河内かわうちほんけい写本しゃほん校異こうい採録さいろくしたものである。底本ていほん本文ほんぶんそのものは収録しゅうろくしていないため校異こうい源氏物語げんじものがたりまたは源氏物語げんじものがたり大成たいせい校異こういへん併用へいようする必要ひつようはあるものの、冒頭ぼうとうの「きりつぼまきから最終巻さいしゅうかんの「ゆめ浮橋うきはし」までこの1さつ河内かわうちほんけい写本しゃほん源氏物語げんじものがたり異同いどうすべてがわかるようになっている。本書ほんしょによる校異こうい増補ぞうほきりつぼまきからまぼろしまきまででやく16,000項目こうもくにおいみやまきからゆめ浮橋うきはしまきまででやく8,300項目こうもくおよんでおり、校異こういていきりつぼまきからまぼろしまきまででやく3,600箇所かしょにおいみやまきからゆめ浮橋うきはしまきまででやく2,000箇所かしょおよんでいる。

これらの作業さぎょうは、「河内かわうちほん源氏物語げんじものがたりしょほん調査ちょうさ校異こうい作成さくせいおよびそのデータベースについての研究けんきゅう」・「河内かわうちほん源氏物語げんじものがたり本文ほんぶん成立せいりつかんする基礎きそてき研究けんきゅう」・「河内かわうちほん源氏物語げんじものがたり本文ほんぶん成立せいりつかんする基礎きそてき研究けんきゅう」などのかたち平成へいせい4年度ねんど以降いこう文部省もんぶしょう文部もんぶ科学かがくしょう)の科学かがく研究けんきゅう補助ほじょきんけておこなわれたものであり、その成果せいか1993ねん平成へいせい5ねん)から1997ねん平成へいせい9ねん)にかけて「文部省もんぶしょう科学かがく研究けんきゅう補助ほじょきん研究けんきゅう成果せいか報告ほうこくしょおよびその付録ふろくとしてまとめられ、以下いかのようなかたち私家しかばんとして出版しゅっぱんされた。通常つうじょうこのような報告ほうこくしょはA4ばん作成さくせいされるが、これら一連いちれん報告ほうこくしょは『源氏物語げんじものがたり大成たいせい』と併用へいようされることを意図いとしており、そのはんがたわせるためB5ばんになっている。これらは市販しはんはされなかったものの、国立こくりつ国会こっかい図書館としょかんをはじめとするいくつかの図書館としょかん収蔵しゅうぞうされて公開こうかいされている。

  • 源氏物語げんじものがたり大成たいせい 校異こういへん 河内かわうちほん校異こうい補遺ほい 稿こう(いち)』(きりつぼまきからあおいまきまで、1993ねん平成へいせい5ねん))
  • 源氏物語げんじものがたり大成たいせい 校異こういへん 河内かわうちほん校異こうい補遺ほい 稿こう()』(けんまきから朝顔あさがおまきまで、1994ねん平成へいせい6ねん))
  • 源氏物語げんじものがたり大成たいせい 校異こういへん 河内かわうちほん校異こうい補遺ほい 稿こう(さん)』(少女しょうじょまきから若菜わかな下巻げかんまで、1995ねん平成へいせい7ねん))
  • 源氏物語げんじものがたり大成たいせい 校異こういへん 河内かわうちほん校異こうい補遺ほい 稿こう(よん)』(柏木かしわぎまきから早蕨さわらびまきまで、1996ねん平成へいせい8ねん))
  • 源氏物語げんじものがたり大成たいせい 校異こういへん 河内かわうちほん校異こうい補遺ほい 稿こう()』(宿木やどりぎまきからゆめ浮橋うきはしまきまで、1997ねん平成へいせい9ねん))

これらのかくしょ作業さぎょう進展しんてんともなって表記ひょうき方法ほうほう改良かいりょうくわえられたり、直接ちょくせつ調査ちょうさすることのできた写本しゃほん途中とちゅうからえたりしているため、ゆめ浮橋うきはしまきまでの作業さぎょう一旦いったん完成かんせいしたのち全体ぜんたい統一とういつしたかたちなおし、いちさつ仕上しあ2001ねん平成へいせい13ねん)になって市販しはんされることになったものが本書ほんしょ河内かわうちほん源氏物語げんじものがたり校異こうい集成しゅうせい』である。

加藤かとう洋介ようすけは、定家さだいえほんあお表紙ひょうしほんおよべつほんについても本書ほんしょ同様どうよう作業さぎょう継続けいぞくしてっており、その成果せいか定家さだいえほん源氏物語げんじものがたり校異こうい集成しゅうせい稿こう[3]およべつほん源氏物語げんじものがたり校異こうい集成しゅうせい稿こう[4]としてネットじょう公開こうかいされている。

校異こうい採用さいようされた写本しゃほん

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本書ほんしょで「河内かわうちほん」として校異こうい採用さいようされている写本しゃほん写本しゃほん記号きごう写本しゃほん名称めいしょう所蔵しょぞうしゃとう以下いかとおりである。

以下いか部分ぶぶんてきにのみ採用さいようされている写本しゃほんであり、これらには元々もともと部分ぶぶんてきにのみ残存ざんそんしている写本しゃほんあお表紙ひょうしほんべつほんふくわせほんであるために本文ほんぶん河内かわうちほんであるまきのみ採用さいようしている写本しゃほんとがある。

まきごとの校合きょうごう採用さいようされた写本しゃほん

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源氏物語げんじものがたり大成たいせいにおいて河内かわうちほんとして採用さいようされた写本しゃほんについては松風まつかぜまき保坂ほさかほんのような河内かわうちほんであることについて疑問ぎもんされている[10]ものについても注記ちゅうきくわえたうえでそのまま採用さいようされている[11]

まきじょ まきめい 源氏物語げんじものがたり大成たいせい収録しゅうろくされている写本しゃほん 源氏物語げんじものがたり大成たいせい収録しゅうろくされていない写本しゃほん
1 きりつぼ 高松宮たかまつのみやほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん ためほん いわ国吉くによし川本かわもと 兼良かねらほん
2 帚木 なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 岩国いわくに吉川よしかわほん 学習院大学がくしゅういんだいがくほん
3 空蝉うつせみ なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 岩国いわくに吉川よしかわほん
4 夕顔ゆうがお なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと いわ国吉くによし川本かわもと 兼良かねらほん
5 若紫わかむらさき なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 岩国いわくに吉川よしかわほん
6 末摘花すえつむはな なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 岩国いわくに吉川よしかわほん 中山本なかやまもと
7 紅葉こうよう なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん だい島本しまもと 兼良かねらほん 岩国いわくに吉川よしかわほん
8 はなえん 高松宮たかまつのみやほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 岩国いわくに吉川よしかわほん ためほん 玉里たまさと文庫本ぶんこぼん 兼良かねらほん
9 あおい なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 大島本おおじまほん 源氏げんじちゅう いわ国吉くによし川本かわもと 兼良かねらほん
10 けん なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん いわ国吉くによし川本かわもと 兼良かねらほん
11 はなさと なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと いわ国吉くによし川本かわもと 兼良かねらほん
12 須磨すま なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん いわ国吉くによし川本かわもと 兼良かねらほん
13 明石あかし なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 御物ぎょもつほん 岩国いわくに吉川よしかわほん 彦根城ひこねじょうためほん
14 澪標みおつくし なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 大島本おおじまほん 御物ぎょもつほん いわ国吉くによし川本かわもと 兼良かねらほん
15 蓬生よもぎう なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 曼殊まんしゅ院本いんぽん 天理てんりためもと 兼良かねらほん
16 関屋せきや なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつもと 曼殊まんしゅ院本いんぽん 兼良かねらほん
17 絵合えあわせ なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん だい島本しまもと 兼良かねらほん 岩国いわくに吉川よしかわほん 中山本なかやまもと
18 松風まつかぜ なな毫源 大島本おおじまほん 御物ぎょもつほん 保坂ほさかほん こくふゆほん ため相本あいもと えつ部局ぶきょくほん 玉里たまさと文庫本ぶんこぼん 兼良かねらほん
19 うすくも なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん だい島本しまもと 曼殊まんしゅ院本いんぽん 兼良かねらほん
20 朝顔あさがお 高松宮たかまつのみやほん しゅうほん 大島本おおじまほん いわ国吉くによし川本かわもと 兼良かねらほん
21 少女しょうじょ なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつほん 東洋大学とうようだいがくほん 吉田本よしたほん
22 玉鬘たまかずら なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつほん 東洋大学とうようだいがくほん 吉田本よしたほん 河野こうのほん
23 初音はつね 高松宮たかまつのみやほん しゅうほん 御物ぎょもつほん 飯島いいじまほん 岩国いわくに吉川よしかわほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと
24 胡蝶こちょう なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつほん 岩国いわくに吉川よしかわほん
25 ぼたる なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 保坂ほさかほん 岩国いわくに吉川よしかわほん
26 常夏とこなつ 高松宮たかまつのみやほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつほん ためほん 岩国いわくに吉川よしかわほん
27 篝火かがりび なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 岩国いわくに吉川よしかわほん
28 野分のわけ なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 岩国いわくに吉川よしかわほん
29 行幸ぎょうこう なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 岩国いわくに吉川よしかわほん 中山本なかやまもと
30 藤袴ふじばかま 高松宮たかまつのみやほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 岩国いわくに吉川よしかわほん
31 真木まきはしら なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと いわ国吉くによし川本かわもと 兼良かねらほん
32 梅枝ばいし なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 岩国いわくに吉川よしかわほん 甘露かんろてらおや長本ながもと
33 ふじうら なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 岩国いわくに吉川よしかわほん ためほん
34 若菜わかなじょう 高松宮たかまつのみやほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 岩国いわくに吉川よしかわほん よし田本たもと 兼良かねらほん
35 若菜わかな なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつほん こくふゆほん 岩国いわくに吉川よしかわほん よし田本たもと 兼良かねらほん
36 柏木かしわぎ 高松宮たかまつのみやほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 為氏ためうじほん 岩国いわくに吉川よしかわほん
37 横笛よこぶえ なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつほん 岩国いわくに吉川よしかわほん
38 鈴虫すずむし 高松宮たかまつのみやほん しゅうほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつほん ためほん 俊成しゅんぜいほん 岩国いわくに吉川よしかわほん
39 ゆうきり なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 加持かじ井宮いのみやきゅう蔵本ぞうほん ためほん
40 御法みのり なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつほん ためほん 岩国いわくに吉川よしかわほん
41 まぼろし なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと ためほん 岩国いわくに吉川よしかわほん
42 においみや 高松宮たかまつのみやほん しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつほん いわ国吉くによし川本かわもと 兼良かねらほん
43 紅梅こうばい なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと ためほん いわ国吉くによし川本かわもと 兼良かねらほん
44 たけかわ なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつほん 岩国いわくに吉川よしかわほん よもぎひだり文庫ぶんこ 兼良かねらほん
45 はしひめ なな毫源 しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつほん ためほん 岩国いわくに吉川よしかわほん よし田本たもと 兼良かねらほん
46 椎本しいのもと なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつほん こくふゆほん いわ国吉くによし川本かわもと 兼良かねらほん しゅうほん
47 総角あげまき なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと こくふゆほん 岩国いわくに吉川よしかわほん 前田まえだほん 吉田本よしたほん
48 早蕨さわらび なな毫源 高松たかまつ宮家みやけほん しゅうほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと ためほん 岩国いわくに吉川よしかわほん よし田本たもと 兼良かねらほん
49 宿木やどりぎ なな毫源 しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつほん 岩国いわくに吉川よしかわほん 吉田本よしたほん
50 東屋あずまや なな毫源 しゅうほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと つたえ慈寛ほん 岩国いわくに吉川よしかわほん よし田本たもと 兼良かねらほん
51 浮舟うきふね なな毫源 しゅうほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつほん でん慈寛ほん ためほん いわ国吉くによし川本かわもと 兼良かねらほん
52 蜻蛉とんぼ なな毫源 しゅうほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつほん でん慈寛ほん 吉田本よしたほん
53 なな毫源 しゅうほん 平瀬ひらせほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつほん でん慈寛ほん 岩国いわくに吉川よしかわほん よし田本たもと 兼良かねらほん
54 ゆめ浮橋うきはし なな毫源 しゅうほん 大島本おおじまほん 鳳来ほうらい寺本てらもと 御物ぎょもつほん でん慈寛ほん 岩国いわくに吉川よしかわほん 吉田本よしたほん

書誌しょし情報じょうほう

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  • 加藤かとう洋介ようすけへん河内かわうちほん源氏物語げんじものがたり校異こうい集成しゅうせい風間かざま書房しょぼう2001ねん平成へいせい13ねん)2がつ15にち ISBN 4-7599-1260-6

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 阿部あべ秋生あきお現時点げんじてんにおける本文ほんぶんせいじょう問題もんだい」「国文学こくぶんがく解釈かいしゃく鑑賞かんしょう別冊べっさつ 源氏物語げんじものがたりをどうむか」収録しゅうろく至文しぶんどう1986ねん昭和しょうわ61ねん)4がつ5にち
  2. ^ 松尾まつおさとし新版しんぱん校異こうい源氏げんじ夢物語ゆめものがたり」「天理てんり図書館としょかん善本ぜんぽん叢書そうしょ月報げっぽうだい38ごう天理てんり図書館としょかん1978ねん昭和しょうわ53ねん)1がつ。のち『松尾まつおさとし遺稿いこうしゅう 1 中古ちゅうこ「ふびんなり」の語意ごい笠間かさま書院しょいん2001ねん平成へいせい13ねん)3がつ、pp. 242-246。 ISBN 4-305-70204-5
  3. ^ 関西大学かんさいだいがく文学部ぶんがくぶ 加藤かとう洋介ようすけ研究けんきゅうしつ 定家さだいえほんあお表紙ひょうしほん)”. www2.kansai-u.ac.jp. 2022ねん8がつ5にち閲覧えつらん
  4. ^ 関西大学かんさいだいがく文学部ぶんがくぶ 加藤かとう洋介ようすけ研究けんきゅうしつ べつほん”. www2.kansai-u.ac.jp. 2022ねん8がつ5にち閲覧えつらん
  5. ^ 水原みずはらしょうとされるもの。
  6. ^ 源氏物語げんじものがたり大成たいせいでは「富田とみたせん助蔵すけぞう」とされている
  7. ^ 源氏物語げんじものがたり大成たいせいでは「大島おおしま雅太郎まさたろうぞうあお谿書)」とされている
  8. ^ 源氏物語げんじものがたり大成たいせいでは「大島おおしま雅太郎まさたろうぞうあお谿書)」とされている
  9. ^ 源氏物語げんじものがたり大成たいせいでは「宮崎みやざき半兵衛はんべえくら」とされている
  10. ^ 池田いけだ利夫としお源氏物語げんじものがたり文献ぶんけんがくてき研究けんきゅう序説じょせつ笠間かさま書院しょいん笠間かさま叢書そうしょ222、1988ねん昭和しょうわ53ねん)12がつ
  11. ^ 凡例はんれいじゅうよん」『河内かわうちほん源氏物語げんじものがたり校異こうい集成しゅうせい』p. ⅴ.

外部がいぶリンク

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