Monthly Archives: June 2012

政府せいふが東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしま第だい１原子力げんしりょく発電はつでん所しょの事故じこで避難ひなんした福島ふくしま県けんの住民じゅうみんに重おもい現実げんじつを突つきつけた。10年ねん後ごの2022年ねんになっても約やく１万まん5000人にんの住民じゅうみんが帰還きかんできない恐おそれがあるとのデータを示しめしたのだ。 　データを公表こうひょうしたのは、６月がつ９日にちに福島ふくしま市しで開ひらかれた国くにと県けん、双葉ふたば地方ちほう町村ちょうそんなどによる協議きょうぎ会かい。原発げんぱつ周辺しゅうへんの11市町村しちょうそんを対象たいしょうに今後こんご、放射線ほうしゃせん量りょうがどこまで下さがるかを試算しさんした。東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい前まえに避難ひなん区域くいきに住すんでいたのは８万まん5988人にん。このうち、12年ねん３月がつ時点じてんで避難ひなん区域くいきの目安めやすとなる追加ついか被曝ひばく（ひばく）線量せんりょうが年間ねんかん20ミリシーベルト超ちょうの地域ちいきになるのは全体ぜんたいの64％に当あたる約やく５万まん5000人にん。 これが５年ねん後ごの17年ねんになっても32％の約やく２万まん7500人にん、10年ねん後ごの2022年ねんでも18％の約やく１万まん5000人にんが対象たいしょうになるという。これらは原発げんぱつ事故じこで放出ほうしゅつした放射ほうしゃ性せいセシウムの半減はんげん期き（原子げんし数すうが半分はんぶんになる期間きかん）が最長さいちょうで約やく30年ねんであることや、広島ひろしま・長崎ながさきの原爆げんばく投下とうか後ごに拡散かくさんした放射ほうしゃ性せい物質ぶっしつが雨あめや風かぜで減少げんしょうした割合わりあいなどを手掛てがかりに試算しさんした。ただ、試算しさんでは除染じょせんの効果こうかを考慮こうりょしていないため、除染じょせんがうまく進すすめば帰還きかんできる住民じゅうみんが増ふえる可能かのう性せいはある。 続つづきは　原発げんぱつ周辺しゅうへん住民じゅうみん、「仮かりの町まち」移住いじゅうへ直面ちょくめんする現実げんじつ

関西電力かんさいでんりょく大飯原発おおいいげんぱつ３号ごう炉ろ（福井ふくい県けんおおい町まち）が７月がつ１日にち夜よるにも起動きどうすると報道ほうどうされるなか、野田のだ佳彦よしひこ首相しゅしょうの無責任むせきにんぶりがあらためて浮うかび上あがった。６月ろくがつ２９日にち夕方ゆうがたからの首相しゅしょう官邸かんてい前ぜん抗議こうぎ行動こうどうの参加さんか者しゃをはじめ、全国ぜんこく各地かくち・世界せかいからさらなる怒いかりの声こえが上あがりそうだ。 　大飯原発おおいいげんぱつ３、４号ごう炉ろの運転うんてん再開さいかいについて、野田のだ佳彦よしひこ首相しゅしょうは「最終さいしゅう的てきには総理そうり大臣だいじんである私わたしの責任せきにんで判断はんだんを行おこないたいと思おもいます」と５月がつ３０日にちの記者きしゃ会見かいけんで述のべた。インターネット上じょうなどでは即時そくじに「福島ふくしまをみてるのか！事故じこの責任せきにんを取とれるわけがない」「どうやって責任せきにんを取とるんだよ」などの批判ひはんが出でた。 　この「責任せきにんの範囲はんいと内容ないよう」について、きっちりと問といただしたのが、福島ふくしまみずほ参議院さんぎいん議員ぎいん（社民しゃみん）だ。６月ろくがつ２１日にちに提出ていしゅつした質問しつもん主意しゅい書しょで次つぎのように質問しつもんしている。 〈「私わたしの責任せきにんで再さい稼働かどうを判断はんだんした」原発げんぱつが事故じこを起おこした場合ばあい、「事故じこを起おこした責任せきにんを野田のだ首相しゅしょうが負おう」と理解りかいしてよいか。その場合ばあい、東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしま原発げんぱつ事故じこで明あきらかなように、国家こっか社会しゃかいに与あたえる被害ひがいは莫大ばくだいになることも想定そうていすべきだが、首相しゅしょうとしてどのように責任せきにんを取とるのかをその賠償ばいしょう方法ほうほうを含ふくめ、具体ぐたい的てきに説明せつめいされたい〉 　この質問しつもんに対たいし、政府せいふは６月がつ２９日にち、「政治せいじ的てき判断はんだんを必要ひつようとする国政こくせい上じょうの重要じゅうような問題もんだいであり、内閣ないかくの首長しゅちょうである野田のだ内閣ないかく総理そうり大臣だいじんがこれに関与かんよし責任せきにんを持もって判断はんだんを行おこなうという趣旨しゅしで述のべた」との答弁とうべんを閣議かくぎ決定けっていしたのだ。その一方いっぽうで、事故じこ発生はっせい時じの賠償ばいしょうについては「原子力げんしりょく事業じぎょう者しゃがその損害そんがいを賠償ばいしょうする責ぜめを負おう」などと従来じゅうらいの枠組わくぐみの説明せつめいにとどまっている。 　つまり、「首相しゅしょうの任務にんむとして再さい稼働かどうを決きめた」が、「自分じぶんのした事ことの結果けっか、事故じこが起おきてもその被害ひがいについて責ぜめを負おう気きはない」ということだ。しかも野田のだ首相しゅしょうの”二枚舌にまいじた”はここにとどまらない。 続つづきは　野田のだ首相しゅしょう、原発げんぱつ事故じこの責任せきにんを取とらないと閣議かくぎ決定けってい

UStreamで大飯おおいにおける再さい稼働かどう抗議こうぎ行動こうどうの中継ちゅうけいが行おこなわれています。 IWJ_OITA1 – IWJ_OITA http://ustre.am/zAlt

アノニマスが、大飯原発おおいいげんぱつ再さい稼働かどう反対はんたいデモ中継ちゅうけいの拡散かくさんに協力きょうりょくしていますので紹介しょうかい。影響えいきょう力りょくが大おおきいので、管理人かんりにん確認かくにんしたところ、拡散かくさん後ごに視聴しちょう者しゃが増加ぞうかしています。 続つづきは　アノニマスが大飯原発おおいいげんぱつ再さい稼働かどう反対はんたいデモ中継ちゅうけいの拡散かくさんに協力きょうりょく

「再さい稼働かどう反対はんたい」の熱気ねっきが首相しゅしょう官邸かんていをつつみました。大飯原発おおいいげんぱつ３号機ごうきの起動きどうが来月らいげつ１日にちに予定よていされるなか、２９日にちにおこなわれた「原発げんぱつ再さい稼働かどう決定けっていを撤回てっかいせよ」官邸かんてい前ぜん抗議こうぎ行動こうどう。関東かんとうだけでなく北海道ほっかいどう、岩手いわて、福島ふくしま、福井ふくい、長野ながの、愛知あいち、佐賀さが、長崎ながさきなどからも自主じしゅ的てきに人ひとが集あつまり、主催しゅさい者しゃは約やく２０万まん人にんが参加さんかしたと発表はっぴょうしました。大阪おおさか、京都きょうと、名古屋なごやなどでも連帯れんたいした行動こうどうが取とり組くまれました。 この抗議こうぎ行動こうどうは、首都しゅと圏けん反はん原発げんぱつ連合れんごうの有志ゆうしがよびかけたもの。行動こうどうが始はじまる２時じ間近まぢかく前まえから人ひとびとが列れつをつくりました。開始かいし後ごも家族かぞく連づれや背広せびろ姿すがたの人ひとなど、続々ぞくぞくと参加さんか者しゃが増ふえ、ついには６車線しゃせんある官邸かんてい前まえの道路どうろは全面ぜんめん通行止つうこうどめとなり、人ひとで埋うまりました。見みつめる先さきは一ひとつ、首相しゅしょう官邸かんていです。 　「料理りょうり教室きょうしつの仲間なかま４人にんで来きた」「会社かいしゃの後輩こうはいたちを連つれて参加さんかした」「前回ぜんかいは夫おっとひとりの参加さんかだったが、きょうは親子おやこ３人にんです」など、人ひとから人ひとへのつながりが広ひろがり、「再さい稼働かどうを撤回てっかいするまで何なん度どでも来きます」という人ひとも。子こども連づれの参加さんか者しゃのためのファミリースペースが設置せっちされました。 続つづきは　再さい稼働かどうノーだ 官邸かんてい前ぜん 空前くうぜん