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日本にっぽん原電げんでん本店ほんてんに検査けんさに入はいる原子力げんしりょく規制きせい委員いいん会かいの職員しょくいんら=2020年ねん12月14日にち午前ごぜん、東京とうきょう都と台東たいとう区く 　日本原子力発電にほんげんしりょくはつでんが敦賀つるが原発げんぱつ2号機ごうき（福井ふくい県けん）の審査しんさ資料しりょうを書かき換かえていた問題もんだいで、原子力げんしりょく規制きせい委員いいん会かいは14日にち、原電げんでん本店ほんてん（東京とうきょう都と台東たいとう区く）の立たち入いり検査けんさを始はじめた。書かき換かえの経緯けいいや背景はいけいについて、社内しゃない文書ぶんしょの確認かくにんや関係かんけい者しゃのき取きとりを進すすめる。 […] 書かき換かえられたのは、原子げんし炉ろ建屋たきのや直下ちょっかの断層だんそうが活かつ断層だんそうかどうかの判断はんだんに関かかわる地層ちそうの観察かんさつ記録きろく。審査しんさを中断ちゅうだんして全容ぜんよう解明かいめいを求もとめていた規制きせい委いは10月がつに審査しんさの再開さいかいを決きめたが、書かき換かえの背景はいけいについては社内しゃない調査ちょうさになお不ふ明確めいかくな点てんが多おおいとして、審査しんさとは別べつの検査けんさチームで引ひき続つづき調しらべている。 全文ぜんぶん

　日本にっぽん原電げんでんの濱田はまだ康男やすお社長しゃちょうは１９日にち、年頭ねんとうのあいさつのため福井ふくい市しの福井新聞社ふくいしんぶんしゃを訪おとずれ、吉田よしだ真しん士し社長しゃちょうらと懇談こんだんした。国内こくないの商業しょうぎょう用よう原発げんぱつで初はつの廃はい炉ろ作業さぎょうを進すすめている東海とうかい原発げんぱつ（茨城いばらき県けん）で培つちかった技術ぎじゅつや経験けいけんに関かんして「他社たしゃから具体ぐたい的てきな話はなしがあれば役やくに立たてる」と述のべ、廃はい炉ろ作業さぎょうの支援しえん要請ようせいがあれば協力きょうりょくしていく考かんがえを示しめした。 　原発げんぱつの運転うんてん期間きかんが法律ほうりつで原則げんそく４０年ねんと定さだめられ、福井ふくい県内けんないでも古ふるい原発げんぱつの廃はい炉ろ時代じだいが迫せまっている。東海とうかい原発げんぱつは２００１年ねんから廃止はいし措置そちに入はいっており、濱田はまだ社長しゃちょうは「廃はい炉ろ作業さぎょうの経験けいけんや技術ぎじゅつは、他社たしゃに比くらべて一いち歩ほ先さきに蓄積ちくせきしており、役立やくだてる点てんはいろいろあると思おもう」と述のべた。 　運転うんてん開始かいしから４４年ねんを過すぎた敦賀つるが原発げんぱつ１号機ごうきを廃はい炉ろにするかどうかの判断はんだん時期じきについては「社内しゃないでいろんな検討けんとうや作業さぎょうを行おこなっており、いつごろ結論けつろんが出だせるか、というところまで至いたっていない。もう少すこし時間じかんが掛かかる」とした。 　原子力げんしりょく規制きせい委員いいん会かいの有識者ゆうしきしゃ調査ちょうさ団だんが敦賀つるが２号機ごうき直下ちょっかの破砕はさい帯たいを「活かつ断層だんそう」と再さい認定にんていした評価ひょうか書しょ案あんに関かんしては、昨年さくねん１２月がつのピアレビュー（査読さどく）会合かいごうで原電げんでんの主張しゅちょうを妥当だとうとする専門せんもん家かの意見いけんがあったことを踏ふまえ「調査ちょうさ団だんがわれわれの提出ていしゅつしているデータをきちっと読よみ込こんで審議しんぎしてもらえれば、活かつ断層だんそうではないと理解りかいいただける」と強調きょうちょう。議論ぎろんの継続けいぞくや評価ひょうか書しょ案あんの見直みなおしを引ひき続つづき求もとめていくとした。 　原発げんぱつの新しん増設ぞうせつや建たて替かえ（リプレース）に関かんする政府せいふの方針ほうしんが見みえない中なか「廃はい炉ろの原発げんぱつが出でてくれば当然とうぜん新あたらしい炉ろが必要ひつようだという議論ぎろんになると思おもっている」と語かたり、敦賀つるが３、４号機ごうきの増設ぞうせつ計画けいかくを維持いじしていく考かんがえを示しめした。 もっと読よむ。

　原発げんぱつ停止ていしで経営けいえいが悪化あっかした日本原子力発電にほんげんしりょくはつでん（東京とうきょう）は、敦賀つるが原発げんぱつのある福井ふくい県けん敦賀つるが市しに対たいし、２００９年度ねんどから続つづけてきた寄付きふを１５年度ねんど以降いこう中断ちゅうだんすると通告つうこくした。市しへの取材しゅざいで分わかった。市しは同社どうしゃの寄付きふ金きんで市道しどう建設けんせつを進すすめてきたが、市費しひで穴埋あなうめすることもかなわず、市道しどうは当初とうしょ計画けいかくの３分ぶんの１程度ていどしか完成かんせいしないまま宙ちゅうに浮うくことになる。原発げんぱつマネーを活用かつようしてきた街まちが岐路きろに立たっている。 […] 県道けんどうは曲まがりくねっており、原発げんぱつ関連かんれん車両しゃりょうも通とおるため、特とくに朝晩あさばんに渋滞じゅうたいしやすい。勾配こうばいも急きゅうで、冬季とうきは凍結とうけつすることもある。バイパスやトンネルは半島はんとう先端せんたん部ぶ付近ふきんで暮くらす人々ひとびとの長年ながねんの悲願ひがんだ。そこに敦賀つるが原発げんぱつ３、４号機ごうきの増設ぞうせつ計画けいかくが持もち上あがり、曲折きょくせつの末すえ、市しは０２年ねんに同意どういした。 　一方いっぽうで、市し道路どうろ河川かせん課かによるとこの頃ころ、市しが日本にっぽん原電げんでんに依頼いらいし、全額ぜんがく同社どうしゃ負担ふたんによる西浦にしうら１、２号線ごうせんの整備せいびに両者りょうしゃが合意ごうい。地元じもと県議けんぎは「３、４号機ごうき受うけ入いれの見返みかえりだった」と明あかす。 　同どう課かによると、全額ぜんがく負担ふたんの合意ごうい文書ぶんしょは作つくらなかった。担当たんとう者しゃは「お互たがいの信頼しんらい関係かんけいで、年としごとに工事こうじ費ひを協議きょうぎする決きまりだった」と言いう。総そう事業じぎょう費ひは６０億おく円えん規模きぼを見込みこんでいた。 　ところが、１１年ねん３月がつの東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしま第だい一いち原発げんぱつ事故じこが状況じょうきょうを変かえた。所有しょゆうする原発げんぱつ全ぜん３基きが止とまった日本にっぽん原電げんでんは発電はつでんできなくなり、経営けいえいが悪化あっか。市しに寄付きふを続つづけることに批判ひはんも出でた。 もっと読よむ。

日本にっぽん原子力げんしりょく研究けんきゅう開発かいはつ機構きこうは１５日にち、原子げんし炉ろ廃止はいし措置そち研究けんきゅう開発かいはつセンター（ふげん）＝福井ふくい県けん敦賀つるが市し＝の排気はいき筒とうで８日にちに放射ほうしゃ性せい物質ぶっしつトリチウム濃度のうどの値ねが一時いちじ通常つうじょう値ちの倍ばい程度ていどまで上昇じょうしょうしたと発表はっぴょうした。警報けいほうが鳴なる値ねは下回したまわり、環境かんきょうへの影響えいきょうはないという。 ８日にち午前ごぜん１０時じ４０分ふんごろ、原子げんし炉ろ補助ほじょ建屋たきのやの実験じっけん室しつでトリチウムを含ふくむ重水じゅうすいの処理しょり中ちゅう、職員しょくいんが数値すうちの上昇じょうしょうに気きづいた。重水じゅうすいの蒸気じょうきを冷ひやす装置そうちが止とまっていたため、蒸気じょうきが排気はいき筒とうから放出ほうしゅつされた。 数値すうちは午前ごぜん１０時じ２０分ふんごろから上あがっており、冷却れいきゃく装置そうちを作動さどうさせたところ、同どう１１時じ２０分ふんごろ通常つうじょう値ちに戻もどった。最さい高値たかねは、警報けいほう設定せってい値ちの１０分ぶんの１。作業さぎょう員いんが冷却れいきゃく装置そうちのスイッチを入いれ忘わすれたミスが原因げんいんで、被ひばくはないという。 続つづきは人為じんいミスで放射ほうしゃ性せい物質ぶっしつの値ね上昇じょうしょう　敦賀つるがのふげん、環境かんきょうへ影響えいきょうなし

（抜粋ばっすい） 福井大ふくいだいの山本やまもと富士夫ふじお名誉めいよ教授きょうじゅは基調きちょう講演こうえんで、原発げんぱつの安全あんぜん神話しんわと、官僚かんりょうの天下あまくだりに代表だいひょうされる原げん 子こ力りょくムラは生いき続つづけており、大飯おおめし３、４号機ごうきの運転うんてんを止とめるべきだとした。福島大ふくしまだいの伊藤いとう宏之ひろゆき特とく任にん教授きょうじゅも「再さい稼働かどうをなぜ急いそぐのか」と述のべ、国民こくみん生活せいかつや経済けいざいへの 影響えいきょうとする理由りゆうに懐疑かいぎ的てきな見方みかたを示しめした。 元もと日本にっぽん原子力げんしりょく研究所けんきゅうじょ研究けんきゅう員いんで核かく・エネルギー問題もんだいセンターの舘野たての淳あつし事務じむ局長きょくちょうは「軽水炉けいすいろは熱ねつの制御せいぎょが難むずかしい。過酷かこく事故じこが起おきると対応たいおうには時間じかんがかかるため、明あきらかに欠陥けっかん商品しょうひんだ」と指摘してき。規制きせい体制たいせいも信頼しんらいできないとして、軽水炉けいすいろの利用りようを中止ちゅうしすべきだとした。 日本にっぽん大だい歯学部しがくぶの野口のぐち邦和くにかず氏しは、福島ふくしま県内けんないで放射ほうしゃ性せい汚泥おでい物ぶつなどの仮かり置おき場ばや中間ちゅうかん貯蔵ちょぞう施設しせつが決きまらないまま、除染じょせんしている状況じょうきょうを紹介しょうかい。国くにや福島ふくしま県けんは、各かく自治体じちたいの除染じょせん活動かつどうの成功せいこう、失敗しっぱい例れいを「共有きょうゆう化かして効率こうりつよく進すすめるべきだ」と強調きょうちょうした。 最終さいしゅう日びの２６日にちは県内けんない外がいの研究けんきゅう者しゃらが原発げんぱつと雇用こよう、再生さいせい可能かのうエネルギーの普及ふきゅう、原発げんぱつに依存いぞんしない地域ちいきづくりなどについて講演こうえんする。 全文ぜんぶんは原発げんぱつ依存いぞんせぬ社会しゃかいへ、全国ぜんこくシンポ　敦賀つるが、福島ふくしまの教訓きょうくんどう生いかす

全国ぜんこく原子力げんしりょく発電はつでん所しょ所在しょざい市町村しちょうそん協議きょうぎ会かい（全ぜん原はら協きょう）の会長かいちょうで、原発げんぱつ３基きを抱かかえている福井ふくい県けん敦賀つるが市しの河瀬かわせ一治いちじ市長しちょう（６０）が昨年さくねん暮くれ、地元じもと特産とくさんの越前えちぜんガニの詰つめ合あわせ（各かく１万まん円えん）を公費こうひで購入こうにゅうし、細野ほその豪つよし志原しわら発はつ担当たんとう相しょうら国会こっかい議員ぎいん１１人にんに贈おくったと市しの会計かいけい文書ぶんしょで報告ほうこくしていることがわかった。 ■市長しちょう交際こうさい費ひで計けい１１万まん円えん分ぶん 　河瀬かわせ市長しちょうは、東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしま第だい一いち原発げんぱつの事故じこ後ごに停止ていし状態じょうたいが続つづいている原発げんぱつの早期そうき稼働かどうなどを政府せいふに繰くり返かえし求もとめている。市長しちょうは取材しゅざいに「担当たんとう大臣だいじんや関係かんけいの皆みなさんと連携れんけいをとることは非常ひじょうに大事だいじなこと。規制きせいを緩ゆるめてほしいということでは全まったくない」と話はなしている。 続つづきは　原発げんぱつ相しょうらに公費こうひで越前えちぜんガニ　敦賀つるが市長しちょう、国会こっかい議員ぎいん１１人にんに

原子力げんしりょく推進すいしん団体だんたいの県けん原子力げんしりょく平和へいわ利用りよう協議きょうぎ会かいによるエネルギーフォーラムが１２日にち、敦賀つるが市し東洋とうよう町まちのプラザ萬象ばんしょうであり、学識がくしき者しゃが講演こうえんで今後こんごも原発げんぱつが必要ひつようと訴うったえた。「脱だつ原発げんぱつ？これでいいのか日本にっぽんのエネルギー」を共通きょうつうのテーマに大阪大おおさかだい大学院だいがくいんの山口やまぐち彰あきら教授きょうじゅと、経団連けいだんれん２１世紀せいき政策せいさく研究所けんきゅうじょの沢さわ昭裕あきひろ研究けんきゅう主幹しゅかんが講演こうえん。約やく４００人にんが聴きいた。山口やまぐち教授きょうじゅは、諸しょ外国がいこくと比くらべて日本にっぽんのエネルギー源げんは石炭せきたんや原発げんぱつなど多様たよう化かが図はかれていることを指摘してき。「原子力げんしりょくは効率こうりつが良よく、ベストミックスを簡単かんたんに捨すててはいけない」と訴うったえた。 続つづきは　原発げんぱつの有効ゆうこう性せい説とく　敦賀つるがで推進すいしん団体だんたいがフォーラム  

日本原子力発電にほんげんしりょくはつでんの敦賀つるが原発げんぱつ（福井ふくい県けん敦賀つるが市し）で事故じこがあれば、琵琶湖びわこが放射ほうしゃ性せい物質ぶっしつで汚染おせんされ、周辺しゅうへんに住すむ人々ひとびとの生命せいめいが脅おびやかされるとして、滋賀しが県けんの住民じゅうみんら約やく４０人にんが定期ていき検査けんさで運転うんてん停止ていし中ちゅうの１、２号機ごうきの再さい稼働かどう差さし止とめを求もとめ、８日にち大津おおつ地裁ちさいに仮処分かりしょぶんを申もうし立たてた。申立もうしたて書しょは、敦賀つるが原発げんぱつの敷地しきち内ないに断層だんそうがあり「地殻ちかく変動へんどうで深刻しんこくな事故じこが生しょうじる恐おそれがある」と主張しゅちょう。（１）１号機ごうきが運転うんてん開始かいしから４０年ねん以上いじょう経過けいかし老朽ろうきゅう化かしている（２）津波つなみ対策たいさくが不十分ふじゅうぶん－などと危険きけん性せいを訴うったえている。 続つづきは敦賀つるが原発げんぱつに差さし止とめ請求せいきゅう　滋賀しが住民じゅうみん「敷地しきち内ないに断層だんそう」

　定期ていき検査けんさ中ちゅうの日本原子力発電にほんげんしりょくはつでん敦賀つるが原発げんぱつ１、２号機ごうき（福井ふくい県けん敦賀つるが市し）について、同どう県けんに隣接りんせつする滋賀しが県内けんないの住民じゅうみんらが月内げつないにも、再さい稼働かどうの差さし止とめを求もとめる仮処分かりしょぶんを大津おおつ地裁ちさいに申請しんせいすることが２３日にち、分わかった。 　滋賀しが県けんや京都きょうと府ふなどの住民じゅうみんらは８月がつ、福井ふくい県内けんないにある関西電力かんさいでんりょくの原発げんぱつ７基きの再さい稼働かどう差さし止とめを求もとめ、仮処分かりしょぶんを申もうし立たてている 続つづきは　敦賀つるが原発げんぱつも差さし止とめ請求せいきゅう＝「活かつ断層だんそう危険きけん」住民じゅうみんら仮処分かりしょぶん申請しんせいへ－滋賀しが