Tag Archives: 風評ふうひょう

麻生あそう太郎たろう財務ざいむ相しょうと吉野よしの正芳まさよし復興ふっこう相しょうは１８日にち、２０１８年度ねんど予算よさん案あんの閣僚かくりょう折衝せっしょうで、東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしま第だい１原発げんぱつ事故じこに伴ともなう風評ふうひょう被害ひがい対策たいさくとして、新聞しんぶんやテレビ、インターネットを活用かつようした情報じょうほう発信はっしんの強化きょうかに３億おく３３２０万まん円えんを計上けいじょうすることで合意ごういした。差別さべつや偏見へんけんの原因げんいんとなっている放射能ほうしゃのうを正ただしく理解りかいしてもらう「リスクコミュニケーション」を推進すいしんする。 吉野よしの復興ふっこう相しょうは折衝せっしょう後ご、記者きしゃ団だんに「科学かがく的てき根拠こんきょに基もとづかない風評ふうひょうの払拭ふっしょく（ふっしょく）、いわれのない偏見へんけんや差別さべつの解消かいしょうが必要ひつよう」と強調きょうちょう。関係かんけい府ふ省しょうと連携れんけいし、食品しょくひんの安全あんぜん性せいや復興ふっこう状じょう況きょうをめぐる情報じょうほう発信はっしんにも努つとめる方針ほうしんを示しめした。 全文ぜんぶんは　情報じょうほう発信はっしん強化きょうかに３億おく円えん＝原発げんぱつ事故じこの風評ふうひょう対策たいさく－財務ざいむ、復興ふっこう両りょう相そう

原発げんぱつ事故じこの影響えいきょうや集団しゅうだん的てき自衛じえい権けんなど国内こくないでも、多おおくの問題もんだいを抱かかえる日本にっぽん。作家さっかの室井佑月むろいゆづき氏しは「今いまの大人おとなたちのやるべきこと」ができていないと憤慨ふんがいする。 ＊　　＊　　＊ 　テレビを観みていて仰おおせ（の）け反はん（ぞ）ってしまったよ。あたしが観みたのはテレ朝てれあさのニュース。ニュースではこういっていた。 「原発げんぱつ事故じこによる風評ふうひょう被害ひがいの払拭ふっしょくに向むけ、政府せいふは、修学旅行しゅうがくりょこう先さきとして福島ふくしまのモデルコースを設定せっていし、全国ぜんこくの学校がっこうに提案ていあんすることなどの強化きょうか策さくをまとめました」 　起おきたまま夢ゆめを見みてしまったかと思おもった。だが、違ちがった。その後ご、6月24日にち付づけの毎日新聞まいにちしんぶんの朝刊ちょうかんに、「復興ふっこう庁ちょう　風評ふうひょう対策たいさくで強化きょうか指針ししん 『美味おいしんぼ』問題もんだい受うけ」というおなじ内容ないようの記事きじが載のっていたもん。 続つづきは　室井佑月むろいゆづき「なぜ子こどもをわざわざ福島ふくしまへ連つれていかなきゃいけないの？」

東京電力とうきょうでんりょくの原発げんぱつ事故じこの損害そんがい賠償ばいしょう問題もんだいで、東電とうでんは２１日にち、企業きぎょうや農家のうかに対たいする賠償ばいしょう基準きじゅんを発表はっぴょうした。観光かんこう業ぎょうの風評ふうひょう被害ひがいでは、原発げんぱつ事故じこだけでなく地震じしんや津波つなみによる影響えいきょうも２割わりあるとして、賠償ばいしょう額がくを減額げんがく。農業のうぎょうの風評ふうひょう被害ひがいの算定さんていにも異論いろんが出でる可能かのう性せいがあり、賠償ばいしょう交渉こうしょうが難航なんこうする恐おそれがある。東電とうでんは１０月がつ中ちゅうの支払しはらい開始かいしをめざす。 　観光かんこう業ぎょうの風評ふうひょう被害ひがいは、福島ふくしま（避難ひなん区域くいき外がいの地域ちいき）、茨城いばらき、栃木とちぎ、群馬ぐんまの４県けんに事業じぎょう所しょがある業者ぎょうしゃと、それ以外いがいを分わけた。この判断はんだんは、政府せいふの原子力げんしりょく損害そんがい賠償ばいしょう紛争ふんそう審査しんさ会かいの判定はんてい指針ししんに基もとづくものだ。 　４県けん以外いがいの観光かんこう業者ぎょうしゃは、事故じこのあった３月がつ１１日にち時点じてんで予約よやくのあった外国がいこく人じん観光かんこう客きゃくのキャンセルが、賠償ばいしょうの対象たいしょう。解約かいやく時期じきは５月がつ末まつまでに限定げんていした。