手抜てぬ除染じょせんなつから苦情くじょう殺到さっとう 環境省かんきょうしょう対応たいおうおざなり via 朝日新聞あさひしんぶん

東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしまだいいち原発げんぱつ周辺しゅうへんで「手抜てぬ除染じょせん」が横行おうこうしている問題もんだいで、住民じゅうみんから環境省かんきょうしょう除染じょせん作業さぎょうへの苦情くじょう殺到さっとうしていたことがかった。ところが、環境省かんきょうしょう じょう内容ないよう件数けんすう記録きろく分析ぶんせきして業者ぎょうしゃ指導しどう活用かつようすることをしていなかったという。住民じゅうみんからの苦情くじょう場当ばあたりてき対応たいおうかさねたことが、手抜てぬ除染じょせん見逃みのがいち いんになった可能かのうせいがある。

除染じょせん事業じぎょう現地げんち本部ほんぶである環境省かんきょうしょう福島ふくしま環境かんきょう再生さいせい事務所じむしょによると、建物たてもの道路どうろから20メートル以内いない本格ほんかく除染じょせんはじめた昨夏さくなつ以降いこう住民じゅうみんから「くさがきちんと られていない」「洗浄せんじょう使つかったみずれている」といった苦情くじょう多数たすうせられるようになった。これらは環境省かんきょうしょうさだめた作業さぎょうルールに違反いはんする可能かのうせいがあ るが、担当たんとうしゃ一人ひとりは「ひっきりなしに電話でんわがかかってきて、いちいち記録きろくをとっていられなかった」とける。

どう事務所じむしょ朝日新聞あさひしんぶん取材しゅざいに「苦情くじょうがあるたびに契約けいやくもとづいてきちんとやるよう作業さぎょう現場げんば注意ちゅういしてきた」と説明せつめい一方いっぽう具体ぐたいてき内容ないよう業者ぎょうしゃめい件数けんすうなど は記録きろくせず、苦情くじょうおお業者ぎょうしゃきびしく指導しどうするなど効果こうかてき対応たいおうをしていなかったことをあきらかにした。個別こべつ苦情くじょうにどう対応たいおうしたのかは検証けんしょうできないという。

除染じょせん事業じぎょう全般ぜんぱんをチェックする環境省かんきょうしょう本体ほんたい情報じょうほうはあがらず、「苦情くじょう多数たすうていたことさえ把握はあくしていなかった」(幹部かんぶ)。どう事務所じむしょは「税金ぜいきん使つかっている立場たちばとして、住民じゅうみん国民こくみん十分じゅうぶん説明せつめいができていない」とみとめている。

つづきは 手抜てぬ除染じょせんなつから苦情くじょう殺到さっとう 環境省かんきょうしょう対応たいおうおざなり (無料むりょう登録とうろく必要ひつようです)

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